JP6574155B2 - 開度変更装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置に関する。
従来、ベース部材と、前記ベース部材に対して軸部を中心に旋回可能であって、前記軸部の径方向へ移動可能に取り付けられたレバーとを有し、前記レバーの旋回に応じてルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置は公知である。
従来の開度変更装置90を図12に示す。図12に示すように、開度変更装置90は、ベース部材91と、レバー92と、ベース部材91とレバー92との間に位置し、レバー92を周方向Rへ旋回可能な態様でベース部材91に取り付ける軸部93とを有している。この開度変更装置90は、レバー92を軸部93の径内方向へ付勢するコイルスプリング(付勢部材)94を有し、このコイルスプリング94をレバー92の先端側と軸部93側との間に配置していた。
しかしながら、上述した開度変更装置90では、羽板の開度を変更するためにレバー92を軸部93の周方向Rへ旋回させると、レバー92の旋回によってコイルスプリング94も周方向Rへ移動するとともに、コイルスプリング94がレバー92とベース部材91との間に位置しているため、コイルスプリング94がレバー92とベース部材91との間に挟まれて破損するおそれがあった。
本発明が課題とするところは、付勢部材が破損することを防止することができる開度変更装置を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明が対象とするのは、ベース部材と、前記ベース部材に対して軸部を中心に旋回可能であって、前記軸部の径方向へ移動可能に取り付けられたレバーとを有し、前記レバーの旋回に応じてルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置である。
この発明の特徴は、前記レバーを前記軸部の径内方向へ付勢する付勢部材と、前記付勢部材と前記レバーとの間に位置するピンと、前記ベース部材の一部を覆うカバーと、前記付勢部材を覆う被覆部とを有し、前記被覆部は、前記ベース部材の一部に形成してあり、前記ベース部材、前記レバー、前記付勢部材、前記ピン、及び前記カバーのみから構成されることである。
本発明に係る開度変更装置によれば、レバーを軸部の径内方向へ付勢する付勢部材を有し、付勢部材を覆う被覆部を有するため、付勢部材が破損することを防止することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
ルーバの正面図。 ルーバの背面図。 図1に示す状態におけるルーバの側面図。 羽板が全開状態にあるルーバの側面図。 開度変更装置の正面図。 開度変更装置の背面図。 開度変更装置の平面図。 ベース部材の正面図。 被覆部の斜視図。 レバーの側面図。 カバーを取り外した開度変更装置において、ベース部材及びレバーの正面図。 従来の開度変更装置の正面図。
添付の図面を参照し、この発明に係るルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
図1は、この発明に係る開度変更装置10を有するルーバ1の正面図(室外側から視た図)であり、図2は、ルーバ1の背面図(室内側から視た図)であり、図3は、羽板3が全閉状態にあって、柱部材2aの側板の一部を破断した状態におけるルーバ1の側面図であり、図4は、羽板3が全開状態にあって、柱部材2aの側板の一部を破断した状態にあるルーバ1の側面図である。図1〜図4における双頭矢印X,Y,Zは、開度変更装置10及びルーバ1における互いに交差(直交)する横方向Xと、縦方向Yと、厚さ方向Zとを示している。
図1及び図2を参照すると、ルーバ1は、例えば、家屋等の建築物の窓開口部に設置するものであって、枠2と、複数の羽板3とを有している。枠2は、縦方向Yへ延びる一対の柱部材2aと、横方向Xへ延びる一対の梁部材2bとを有している。複数の羽板3は、例えば、縦方向Yへ等間隔に配置してある。各羽板3は、矩形状の羽板本体3aと、羽板本体3aの中央に位置して横方向Xへ延びる軸部3bとを有している。
図3及び図4を参照すると、ルーバ1は、さらに、各羽板本体3aの軸部3bに対する周方向への旋回を連動させるリンク4と、各羽板3とリンク4とを連結し、各羽板3の軸部3bの一方の端部と、リンク4との間に位置する連結部材5とを有している。
図1〜図3を参照すると、ルーバ1が全閉状態では、縦方向Yにおいて隣接する2枚の羽板3であって、上方に配置された羽板本体3aの下端部と、下方に配置された羽板本体3aの上端部とが隣接する。この状態では、図3の下方に示すように、羽板本体3aにおける表面の中央部において、羽板本体3aの表面における接線L3と、水平線L4とが成す角θ1は、90度である。また、最も下方に位置する羽根本体3aの上方に位置する羽根本体3aの表面における接線(不図示)と、水平線L4とが成す角(不図示)も90度である。
図4を参照すると、ルーバ1が全開状態では、縦方向Yにおいて隣接する2枚の羽板3であって、上方に配置された羽板本体3aの下端部と、下方に配置された羽板本体3aの上端部とが離隔する。この状態では、図4の下方に示すように、羽板本体3aにおける表面の中央部において、羽板本体3aの表面における接線L3と、水平線L4とが一致する。また、最も下方に位置する羽根本体3aの表面における接線L3と、この羽根本体3aの上方に位置する羽根本体3aの表面における不図示の接線とは平行である。
図3〜図7を参照すると、開度変更装置10は、羽板3の開度を変更するためのものであって、ベース部材20と、レバー軸部62(軸部)を中心に旋回可能であって、レバー軸部62の径方向Dへ移動可能にベース部材20に対して取り付けられたレバー60と、コイルスプリング30(付勢部材)と、ピン70と、カバー80とを有している。レバー60とレバー軸部62とは一体に構成してあり、開度変更装置10は、ベース部材20、レバー60、コイルスプリング30、ピン70、及びカバー80のみから構成されている。
ベース部材20は、図8に示すように、板状の扇型に形成してあって、柱部材2aの背面側から露出する円弧部21と、柱部材2aの内部に位置し、円弧部21に対向する中心部22と、円弧部21と中心部22との間に位置する一対の両側部23とを有し、レバー60に対向する対向面24と、その反対側の非対向面25とを有している。
中心部22には、レバー60の基端側に位置するレバー軸部62を取り付けるための係合穴26を形成してある。係合穴26は、中心部22側に位置する小径穴部26aと、円弧部21側に位置する大径穴部26bとを有し、小径穴部26aと大径穴部26bとがレバー軸部62の径方向Dへ連続している。
ベース部材20の非対向面25側には、コイルスプリング30(付勢部材)を収容するための被覆部27を配置してある。被覆部27は、コイルスプリング30の周面を被覆するものであって、図9に示すように、互いに対向する一対の側壁部27a,27bと、ベース部材20と対向する対向部27cとで構成され、収容したコイルスプリング30が、横方向X及び縦方向Yへ移動することを規制している。被覆部27の対向部27cには、レバー軸部62の径方向D(コイルスプリング30の長さ方向M)へ延びるスリット27dを形成してあり、コイルスプリング30の一方の端部を被覆部27に入れ、スリット27dから被覆部27の内部に入れた工具の先端でコイルスプリング30の他方の端部を押圧し、被覆部27にコイルスプリング30を収容する。コイルスプリング30が被覆部27に収容された状態では、ベース部材20の横方向Xの長さ寸法を2等分して、縦方向Yへ延びる縦中心線P−P上に一致するようにコイルスプリング30が固定される。
ベース部材20の円弧部21の外周面には、羽板本体3aの開度がどれくらいであるかを示す表示部29を配置してある。表示部29は、20段階に等分され、20等分された表示部29の一目盛分、レバー60の把持部63を移動させると、羽板本体3aが水平線L4に対して3.5度旋回し、羽板本体3aの開度が変更される。また、図6において一点鎖線で示すように、レバー60の移動領域(全開状態の羽板本体3aと、全閉状態の羽板本体3aとの間)におけるレバー60の旋回角度θ2は、70度である。
ベース部材20の円弧部21の両側のそれぞれには、ベース部材20を柱部材2aに取り付けるための取付部21aを形成してある。取付部21aは、貫通孔21bを有している。
また、ベース部材20の両側部23の円弧部21側には、カバー80を取り付けるための係合穴23aを一対形成してある(図8参照)。係合穴23aは、横方向Xへ延びるように形成してある。
図10を参照すると、レバー60は、長手方向Lを有し、長手方向Lへ延びる板状のレバー本体61と、レバー本体61の一方の端部(基端部)に位置してレバー60の旋回の中心となるレバー軸部(軸部)62と、レバー本体61の他方の端部(先端部)に位置する把持部63とを有している。レバー60は、レバー軸部62と把持部63との間に、長手方向Lへ延びる貫通孔64と、第2係合部65と、ストッパ66とを有している。
レバー軸部62は、それぞれが円柱状の小径軸部62a及び大径軸部62bを有し、横方向X及び縦方向Yにおいて、小径軸部62aの中心と大径軸部62bの中心とが一致し、小径軸部62aがレバー本体61に隣接し、大径軸部62bが小径軸部62aに隣接するようにそれらを配置してある。大径軸部62bの直径は、大径穴部26bの直径より小さいが、小径穴部26aの直径よりも大きいため、大径穴部26bには大径軸部62bの挿抜が可能である一方、小径穴部26aには大径軸部62bの挿抜が不能である。
レバー60をベース部材20に取り付ける際には、被覆部27にコイルスプリング30及びピン70を収容し、大径軸部62bを大径穴部26bに挿入すれば、コイルスプリング30の付勢力によって、レバー60は、レバー軸部62の径内方向へ付勢され、これによって、小径穴部26aの周縁部と小径軸部62aとが当接するようにレバー60が移動され、ベース部材20にレバー60が取り付けられる。ベース部材20にレバー60が取り付けられた状態では、厚さ方向Zにおいて、ベース部材20からレバー60が離れるように移動させると、大径軸部62bの周縁部と小径穴部26aの周縁部とが互いに当接するため、ベース部材20からレバー60を取り外すことができない。ベース部材20からレバー60を取り外すときには、コイルスプリング30の付勢力に抗してレバー60を、レバー軸部62の径外方向へ移動させ、大径軸部62bの中心を、大径穴部26bの中心に一致させた状態で、ベース部材20に対してレバー60を厚さ方向Zへ離隔させる。
レバー60は、縦中心線P−P上に位置する中心Oを中心に旋回し、その旋回角度θ2は、70度である。
ピン70は、コイルスプリング30の他方の端部と、レバー60の大径軸部62bとの間に配置してあり、コイルスプリング30の付勢力によって、大径軸部62bを、円弧部21側から中心部22側(レバー軸部62の径内方向)へ押圧している。
図3〜図5及び図7を参照すると、カバー80は、ベース部材20の円弧部21側において露出する対向面24を覆う第1部分81と、ベース部材20の円弧部21との間において空間部83を形成する第2部分(周縁部)82とを有している。第1部分81は、開度変更装置10を柱部材2aに取り付けたとき、柱部材2aから露出する露出部位81aと、柱部材2aの内部に位置する内方部位81bとを有する。内方部位81bには、横方向Xへ延びる一対の係合突起84を形成してあり、カバー80が、横方向Xにおいて、ベース部材20に対して離隔した状態から近接させ、ベース部材20の係合穴23aに係合突起84をそれぞれ係合させることによって、ベース部材20にカバー80を取り付ける。空間部83は、レバー60を周方向Rへ旋回させるとき、レバー本体61が移動する領域である。また、カバー80は、ベース部材20の係合穴23aに係合する係合ピン(不図示)を有しており、係合穴23aと係合ピンとを係合させることによって、ベース部材20に取り付けてある。
ベース部材20にカバー80が取り付けられた状態では、大径軸部62bを大径穴部26bに入れる位置と、小径軸部62aが小径穴部26aの周縁部に当接する位置との間の離隔距離L1が、ストッパ66とカバー80の周縁部との離隔距離L2よりも大きい。
図11を参照すると、ベース部材20とレバー60との間には、レバー60が妄りに旋回するのを防止するための旋回防止部40を形成してある。旋回防止部40は、互いに係合する第1係合部28と第2係合部65とで構成してあり、第1係合部28をベース部材20に配置する一方、第2係合部65をレバー60に配置してある。第1係合部28及び第2係合部65は、隣接する凹部28a,65aと凸部28b,65bとを複数形成することによってそれぞれ構成してある。
ルーバ1の羽板本体3aの開度を変更するときには、把持部63を指でつまみ、レバー60を径外方向へ移動させ、第1係合部28と第2係合部65との係合を解除させた後、レバー60を周方向Rへ旋回させ、その後、把持部63から指を離せば、コイルスプリング30の付勢力によって、レバー60が径内方向へ移動し、第1係合部28と第2係合部65とが係合し、レバー60の周方向Rへの移動が規制される。
この開度変更装置10によれば、コイルスプリング30を覆う被覆部27を有するため、コイルスプリング30がベース部材20とレバー60との間に挟まれることを防止し、コイルスプリング30が破損することを防止することができる。
加えて、この開度変更装置10は、ベース部材20、コイルスプリング30、ピン70、及びカバー80のみによって構成されるため、部品点数を可及的に少なくし、組立を容易にすることができる。
さらに、被覆部27は、コイルスプリング30の長さ方向Mへ延びるスリット27dを有するため、被覆部27にコイルスプリング30を収容するとき、工具の先端をスリット27dに入れることができ、これにより、被覆部27に対するコイルスプリング30の収容を容易にすることができる。
加えて、複数の凹部28a,65aと複数の凸部28b,65bによってそれぞれ構成された第1係合部28及び第2係合部65を有する旋回防止部40を、レバー60とベース部材20との間に形成してあるため、凹部28aと凸部65bとが係合するとともに凹部65aと凸部28bとが係合し、これらの凹部28a,65aと凸部28b,65bとが係合した状態では、第1係合部28と第2係合部65との接触面積を広くでき、これによって、妄りに羽板3の角度が変更されるのを防止することができる。
さらに、開度変更装置10は、厚さ方向Zにおいて、大径穴部26bには大径軸部62bの挿抜が可能である一方、小径穴部26aには大径軸部62bの挿抜が不能であり、レバー60を径内方向へ付勢するコイルスプリング30を有するとともに、大径穴部26bに対して小径穴部26aを、レバー軸部62の径内方向に配置してあるため、コイルスプリング30の付勢力に抗して大径軸部62bを大径穴部26bまで移動させなければ、ベース部材20からレバー60を取り外すことができないため、妄りにベース部材20からレバー60が外れるのを防止することができる。
加えて、大径軸部62bを大径穴部26bに挿入する位置と、小径軸部62aが小径穴部26aの周縁に当接する位置との離隔距離L1が、レバー60のストッパ66とカバー80の第2部分82(周縁部)との離隔距離L2より大きいため、開度変更装置10をルーバ1に取り付けた状態において、ベース部材20からレバー60が外れるのを確実に防止することができる。
また、開度変更装置10は、ベース部材20に対してカバー80が横方向Xへ近接及び離隔可能に形成してあるが、係合穴23aと係合突起84とを係合させてベース部材20にカバー80を当接させた状態において、柱部材2aの開口に、カバー80の内方部位81b及びベース部材20の中心部22側を挿入して開度変更装置10を柱部材2aに固定してあるため、ベース部材20からカバー80が妄りに外れるのを防止することができる。
加えて、ベース部材20は、横方向Xの長さ寸法を二等分して縦方向Yへ延びる縦中心線P−Pを有し、コイルスプリング30は、その長さ方向Mが縦中心線P−P上に一致するようにベース部材20に固定してあり、レバー60は、縦中心線P−P上に位置する中心Oを中心に70度、旋回するため、コイルスプリング30を複数、設ける必要がない。
上述した実施形態には、表示部29の一目盛分、レバー60の把持部63を移動させると、羽板本体3aが水平線L4に対して3.5度旋回する開度変更装置10を説明したが、旋回角度は適宜変更することができる。また、レバー60の移動領域(全開状態の羽板本体3aと、全閉状態の羽板本体3aとの間)におけるレバー60の旋回角度θ2が70度の開度変更装置10を説明したが、この旋回角度θ2も適宜変更することができる。
これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のように整理することができる。
ベース部材と、前記ベース部材に対して軸部を中心に旋回可能であって、前記軸部の径方向へ移動可能に取り付けられたレバーとを有し、前記レバーの旋回に応じてルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置において、前記レバーを前記軸部の径内方向へ付勢する付勢部材と、前記付勢部材と前記レバーとの間に位置するピンと、前記ベース部材の一部を覆うカバーと、前記付勢部材を覆う被覆部とを有し、前記被覆部は、前記ベース部材の一部に形成してあり、前記ベース部材、前記レバー、前記付勢部材、前記ピン、及び前記カバーのみから構成されることを特徴とする。
また、本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
(1)前記付勢部材と前記レバーとの間に位置するピンと、前記ベース部材の一部を覆うカバーとを有し、前記被覆部は、前記ベース部材の一部に形成してあり、前記ベース部材、前記レバー、前記付勢部材、前記ピン、及び前記カバーのみから構成される。
(2)前記付勢部材は、コイルスプリングであり、前記被覆部は、前記コイルスプリングの周面を覆うものであって、前記コイルスプリングの長さ方向へ延びるスリットを有する。
(3)複数の凹部と複数の凸部によってそれぞれ構成された第1係合部及び第2係合部を有する旋回防止部を、前記レバーと前記ベース部材との間に形成してある。
(4)縦方向と、横方向と、厚さ方向とを含み、前記レバーは、長手方向へ延びるレバー本体を有し、前記軸部は、前記厚さ方向において、前記レバー本体に隣接する小径軸部と、前記小径軸部に隣接する大径軸部とを有し、前記ベース部材は、大径穴部及び小径穴部から構成される係合穴を有し、前記厚さ方向において、前記大径穴部は前記大径軸部の挿抜が可能である一方、前記小径穴部は前記大径軸部の挿抜が不能であり、前記大径穴部に対して前記小径穴部を、前記軸部の径内方向に配置してある。
(5)前記レバーはストッパを有する一方、前記カバーは前記軸部の径外方向に位置する周縁部を有し、前記大径軸部を前記大径穴部に挿入する位置と、前記小径軸部が前記小径穴部の周縁に当接する位置との離隔距離が、前記レバーの前記ストッパと前記カバーの前記周縁部との離隔距離より大きい。
(6)前記ベース部材は、横方向の長さ寸法を二等分して縦方向へ延びる縦中心線を有し、前記コイルスプリングは、その前記長さ方向が前記縦中心線上に一致するように前記ベース部材に固定してあり、前記レバーは、前記縦中心線上に位置する中心を中心に旋回し、その旋回角度は70度である。
1 ルーバ
3 羽板
10 開度変更装置
20 ベース部材
26 係合穴
26a 大径穴部
26b 小径穴部
27 被覆部
27d スリット
28 第1係合部
28a 凹部
28b 凸部
30 コイルスプリング(付勢部材)
40 旋回防止部
60 レバー
61 レバー本体
62 レバー軸部(軸部)
62a 大径軸部
62b 小径軸部
65 第2係合部
65a 凹部
65b 凸部
66 ストッパ
70 ピン
80 カバー
82 第2部分(周縁部)
D 径方向
O レバーの旋回の中心
P 縦中心線
R 周方向
L 長手方向
L1 大径軸部を大径穴部に入れる位置と、小径軸部が小径穴部の周縁部に当接する位置との間の離隔距離
L2 ストッパとカバーのとの離隔距離
M 長さ方向
X 横方向
Y 縦方向
Z 厚さ方向
θ2 レバーの旋回角度

Claims (6)

  1. ベース部材と、前記ベース部材に対して軸部を中心に旋回可能であって、前記軸部の径方向へ移動可能に取り付けられたレバーとを有し、前記レバーの旋回に応じてルーバの羽板の開度を変更する開度変更装置において、
    前記レバーを前記軸部の径内方向へ付勢する付勢部材と、前記付勢部材と前記レバーとの間に位置するピンと、前記ベース部材の一部を覆うカバーと、前記付勢部材を覆う被覆部とを有し、
    前記被覆部は、前記ベース部材の一部に形成してあり、
    前記ベース部材、前記レバー、前記付勢部材、前記ピン、及び前記カバーのみから構成されることを特徴とする開度変更装置。
  2. 前記付勢部材は、コイルスプリングであり、
    前記被覆部は、前記コイルスプリングの周面を覆うものであって、前記コイルスプリングの長さ方向へ延びるスリットを有する請求項に記載の開度変更装置。
  3. 複数の凹部と複数の凸部によってそれぞれ構成された第1係合部及び第2係合部を有する旋回防止部を、前記レバーと前記ベース部材との間に形成してある請求項1又は2に記載の開度変更装置。
  4. 縦方向と、横方向と、厚さ方向とを含み、
    前記レバーは、長手方向へ延びるレバー本体を有し、
    前記軸部は、前記厚さ方向において、前記レバー本体に隣接する小径軸部と、前記小径軸部に隣接する大径軸部とを有し、
    前記ベース部材は、大径穴部及び小径穴部から構成される係合穴を有し、
    前記厚さ方向において、前記大径穴部は前記大径軸部の挿抜が可能である一方、前記小径穴部は前記大径軸部の挿抜が不能であり、
    前記大径穴部に対して前記小径穴部を、前記軸部の径内方向に配置してある請求項に記載の開度変更装置。
  5. 前記レバーはストッパを有する一方、前記カバーは前記軸部の径外方向に位置する周縁部を有し、
    前記大径軸部を前記大径穴部に挿入する位置と、前記小径軸部が前記小径穴部の周縁に当接する位置との離隔距離が、前記レバーの前記ストッパと前記カバーの前記周縁部との離隔距離より大きい請求項に記載の開度変更装置。
  6. 前記ベース部材は、横方向の長さ寸法を二等分して縦方向へ延びる縦中心線を有し、
    前記コイルスプリングは、その前記長さ方向が前記縦中心線上に一致するように前記ベース部材に固定してあり、
    前記レバーは、前記縦中心線上に位置する中心を中心に旋回し、その旋回角度が70度である請求項に記載の開度変更装置。
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