JP7190332B2 - 外枠の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば床下点検口等に用いられる外枠の固定構造に関する。
従来、この種の外枠の固定構造としては、例えば図25,図26に示すように、床下点検口101に用いられる外枠102の固定構造が挙げられる。すなわち、外枠102は床103に形成された開口部104に嵌め込まれている。また、外枠102は、上端部に、開口部104の周りの床103の上面に当接する鍔部105を有するとともに、下部に、係合用溝106を有している。
外枠102の下部には、外枠102を床103に固定する固定装置107が設けられている。固定装置107は、係合用溝106に係合して外枠102に支持される取付部材108と、取付部材108に設けられた固定部材109とを有している。
取付部材108には、上下方向に貫通する取付孔110が形成されている。
固定部材109は、細長い丸棒状の線材を屈曲したものであって、取付孔110に挿入される挿入部111を有しており、挿入部111を中心にして開口部104内と床103の下方との間を回動自在である。
鍔部105と床103の下方に回動した固定部材109との間に床103が挟まれることによって、外枠が床103に固定されている。
尚、このような外枠102の固定構造については例えば下記特許文献1に記載されている。
また、上記のような外枠102の固定構造において、固定部材109が取付孔110から下方に脱落するのを防止するために、固定部材109の基端部に抜止部112が形成されている。抜止部112は、固定部材109の基端部を平坦に加工して形成され、固定部材109の直径Fよりも大きな幅Gを有する。
これによると、挿入部111を中心にして、固定部材109を開口部104内から床103の下方へ回動することにより、鍔部105と固定部材109の遊端部113との間に床103が挟まれて、外枠102が床103に固定される。
特開2001-349050
しかしながら上記の従来形式では、図25に示すように、床103の厚さTが一定の範囲を超えて薄かったり或いは分厚い場合、鍔部105と固定部材109の遊端部113とで床103を最適な力で挟むことができず、外枠102を床103に十分に固定できなかったり、或いは固定部材109が過剰に変形して、固定部材109や取付部材108が損傷する虞がある。
このため、床103の厚さTが変わった場合、これに応じて、固定部材109の大きさを変える必要があるが、固定部材109を取付部材108から取り外して固定部材109のみを取り換えることは困難であり、固定装置107一式を取り換える必要がある。従って、床103の厚さTに応じて複数種類の固定装置107を用意しておく必要があり、床103の厚さTの変化に容易に対応することができなかった。
本発明は、床の厚さの変化に容易に対応することが可能な外枠の固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、床の開口部に嵌め込まれる外枠の固定構造であって、
外枠は、上部に、開口部の周りの床の上面に当接する鍔部を有するとともに、下部に、案内溝を有し、
外枠の下部に、外枠を床に固定する固定装置が設けられ、
固定装置は、外枠に支持されるとともに案内溝に案内されて案内溝の長手方向に移動自在な取付部材と、取付部材に設けられた固定部材とを有し、
取付部材に、上下方向に貫通する取付孔が形成され、
固定部材は、取付孔に挿入される挿入部と、取付孔から脱落するのを阻止する抜止部とを有し、且つ、挿入部を中心にして開口部内と床の下方との間を回動自在であり、
鍔部と床の下方に回動した固定部材との間に床が挟まれることによって外枠が床に固定され、
取付部材は、取付部本体と、取付部本体に着脱自在な分割体とを有し、
取付孔の周方向における一部分が取付部本体によって形成され、
取付孔の周方向における残りの部分が分割体によって形成され、
分割体を取付部本体から取り外した場合、取付孔の周方向における一部が開放されるものである。
これによると、固定部材を大きさの異なった別の固定部材に取り換える場合、分割体を取付部本体から取り外して、取付孔の周方向における一部を開放する。この状態で、固定部材の挿入部を取付部本体の取付孔の一部分から離脱させた後、上記別の固定部材の挿入部を取付部本体の取付孔の一部分に嵌め込み、分割体を取付部本体に装着する。
これにより、取付部本体の取付孔の一部分と分割体の取付孔の残りの部分とが合体して取付孔が形成され、別の固定部材の挿入部が取付孔に挿入される。このため、取付部材はそのままで、床の厚さの変化に応じて、固定部材を大きさの異なった別の固定部材に容易に交換することができる。これにより、床の厚さの変化に容易に対応することが可能である。
本第2発明における外枠の固定構造は、固定部材の挿入部は、取付部材から垂下されているとともに、鉛直方向に対して所定の傾斜角度で傾斜しているものである。
これによると、挿入部を中心にして固定部材を開口部内から床の下方へ回動した場合、固定部材の遊端部が次第に上昇して床の下面に強く当接するため、床が外枠の鍔部と固定部材の遊端部との間で強く挟まれ、これにより、外枠が床にしっかりと固定される。
本第3発明における外枠の固定構造は、取付部本体は一側面が開放された中空部を有し、
分割体は中空部に差し込まれることによって取付部本体内に装着されるものである。
これによると、分割体を容易に取付部本体に着脱することができる。
本第4発明における外枠の固定構造は、取付部本体は案内溝に挿入される係合片を有し、
案内溝の側壁に係合孔が形成され、
係合片が係合孔に係合することにより、取付部材が外枠の所定箇所に固定されるものである。
これによると、係合片を案内溝に挿入し、取付部材を、案内溝の長手方向へ、係合孔の形成箇所までスライドさせる。その後、係合片を係合孔に係合することにより、取付部材を外枠の所定箇所に容易に固定することができる。
以上のように本発明によると、床の厚さの変化に容易に対応することが可能である。
本発明の第1の実施の形態における床下点検口の外枠の固定構造を示す断面図である。 同、外枠の断面図である。 同、外枠の一部拡大底面図であり、外枠に固定装置を取り付けた様子を示す。 同、外枠の一部切欠き底面図であり、外枠に固定装置を固定したときの係合片の向きを示す。 同、外枠の固定装置の上からの斜視図である。 同、外枠の固定装置の上からの分解斜視図である。 同、外枠の固定装置の上からの一部切欠き斜視図である。 同、外枠の固定装置の上からの一部切欠き分解斜視図である。 同、外枠の固定装置の下からの斜視図である。 同、外枠の固定装置の下からの分解斜視図である。 図5におけるX-X矢視図である。 同、外枠の一部切欠き底面図であり、外枠に沿って固定装置をスライドさせるときの係合片の向きを示す。 同、外枠の固定装置の取付部材の一部切欠き斜視図である。 同、外枠の固定装置の取付部材の底面図である。 同、外枠の固定装置の取付部材の底面図であり、分割体を取付部本体から取り外した様子を示す。 図6におけるX-X矢視図である。 図6におけるY-Y矢視図である。 同、床下点検口の外枠の固定構造を示す断面図であり、挿入部の長さが異なった別の固定部材に交換した様子を示す。 本発明の第2の実施の形態における固定装置の取付部材の一部切欠き斜視図である。 同、固定装置の取付部材の底面図である。 同、固定装置の上からの一部切欠き分解斜視図である。 同、固定装置の下からの分解斜視図である。 図22におけるX-X矢視図である。 図21におけるX-X矢視図である。 従来の床下点検口の外枠の固定構造を示す断面図である。 同、外枠の固定装置の斜視図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1~図4に示すように、1は床下点検口であり、この床下点検口1は、床2に形成された四角形の開口部3と、開口部3に嵌め込まれた外枠4と、開口部3を開閉する蓋5と、外枠4を床2に固定する複数の固定装置6とを有している。
床2は、パーチクルボード9と、パーチクルボード9上に設けられた集積材10とを有している。
外枠4は、4つの辺を備えた四角形の枠であり、開口部3の内周面に沿って立ち上がる立壁部12と、立壁部12の上端から外側に向いて連設されて開口部3の周囲の床2の上面に当接する鍔部13と、立壁部12の下部から内側に向いて連設された受け部14とを有している。蓋5は外枠4内に嵌められて受け部14に受けられている。
外枠4の下端部には、案内溝16が全周にわたり形成されている。案内溝16は下側が開放されており、案内溝16の開口部17の幅W1が案内溝16の内部の幅W2よりも小さく設定されている。また、案内溝16は幅方向において相対向する内外一対の側壁19,20を有している。案内溝16の長手方向Aの複数の所定箇所における外側壁19には係合孔22が形成されている。
図4~図10に示すように、固定装置6は、案内溝16を利用して、外枠4の下端部に着脱自在に取り付けられている。このような固定装置6は、外枠4に支持されるとともに案内溝16に案内されて案内溝16の長手方向Aに移動自在な取付部材24と、取付部材24に設けられた固定部材25とを有している。
図7,図13,図14に示すように、取付部材24には、上下方向に貫通する取付孔26が形成されている。
固定部材25は、細長い丸棒状の線材であり、取付孔26に挿入される挿入部28と、上向きに折り曲げられた先端部29(遊端部)と、挿入部28の下端と先端部29の下端とを繋ぐ横腕部30と、取付孔26から脱落するのを阻止する抜止部31とを有しており、挿入部28を中心にして開口部3内と床2の下方との間を回動自在である。
尚、図6,図10に示すように、抜止部31は、固定部材25の基端部を平坦に加工して形成され、固定部材25の直径Fよりも大きな幅Gを有する。
図1の実線および図3の実線に示すように、鍔部13と床2の下方に回動した固定部材25との間に床2が挟まれることによって外枠4が床2に固定されている。尚、図11に示すように、固定部材25の挿入部28は、取付部材24から垂下されているとともに、鉛直方向に対して所定の傾斜角度B(例えば約15°)で傾斜している。
取付部材24は、取付部本体34と、取付部本体34に着脱自在な分割体35とを有している。取付部本体34は、基板37と、基板37の下側に一体的に設けられた保持体38と、基板37の上側に一体的に設けられた係合片39とを有している。
保持体38は、前後一対の端壁42と、側壁43と、底壁44と、一側面が開放され且つ他側面が側壁43で閉塞された中空部45とを有している。側壁43には、中空部45内に突出する突部46が設けられている。
図5に示すように、係合片39の長さCは幅Dよりも長く形成されており、図12に示すように、係合片39の長手方向Eを案内溝16の長手方向Aと同方向にすることにより、係合片39は開口部17を通じて案内溝16に挿脱可能となる。また、係合片39を案内溝16内に挿入した状態で、取付部本体34を90°回し、図1,図4に示すように、係合片39の長手方向Eを案内溝16の長手方向Aと直交させることにより、係合片39の先端部39aが案内溝16の係合孔22に係合する。
分割体35は、上板49と、下板50と、上板49と下板50との間に設けられた側板51とを有しており、中空部45に差し込まれることによって取付部本体34内に装着される。
図8,図10,図13~図17に示すように、取付孔26の周方向における一部分55(以下、取付孔26の一部分55と記載する)が取付部本体34によって形成されている。すなわち、取付孔26の一部分55は、U形状の切欠きであり、保持体38の底壁44と突部46とに形成され、上下方向に貫通しているとともに、中空部45と同様に一側面が開放されている。尚、図16に示すように、取付孔26の一部分55の中心を通る中心軸は鉛直方向に対して所定の傾斜角度Bで傾斜している。
また、取付孔26の周方向における残りの部分56(以下、取付孔26の残り部分56と記載する)が分割体35によって形成されている。すなわち、取付孔26の残り部分56は、U形状の切欠きであり、分割体35の上板49と下板50とに形成され、上下方向に貫通しているとともに、取付孔26の一部分55とは反対に、他側面が開放されている。尚、図17に示すように、取付孔26の残り部分56の中心を通る中心軸は鉛直方向に対して所定の傾斜角度Bで傾斜している。
これにより、分割体35を取付部本体34から取り外した場合、取付孔26の周方向における一部が開放される。
以下、上記構成における作用を説明する。
図12に示すように、固定装置6の係合片39の長手方向Eを案内溝16の長手方向Aと同方向にして、係合片39を案内溝16に挿入し、取付部材24を、案内溝16の長手方向Aへ、係合孔22の形成箇所までスライドさせる。その後、図1,図4に示すように、取付部材24を90°回し、係合片39の長手方向Eを案内溝16の長手方向Aと直交させることにより、係合片39の先端部39aが案内溝16の係合孔22に係合する。これにより、固定装置6が外枠4の所定箇所に容易に装着されて固定される。
その後、図1の実線および図3の実線で示すように、挿入部28を中心にして固定部材25を開口部17内から床2の下方へ回動することにより、挿入部28の傾斜角度Bに応じて、固定部材25の先端部29が次第に上昇して床2の下面に強く当接するため、床2が外枠4の鍔部13と固定部材25の先端部29との間で強く挟まれ、これにより、外枠4が床2にしっかりと固定される。
また、図1の仮想線および図3の仮想線で示すように、外枠4に固定された固定装置6の挿入部28を中心にして固定部材25を床2の下方から開口部17内へ回動し、図12に示すように、取付部材24を90°回して係合片39の長手方向Eを案内溝16の長手方向Aと同方向にし、係合片39を案内溝16内から下方へ離脱させることにより、固定装置6を外枠4から容易に取り外すことができる。
また、固定部材25を挿入部28の長さが異なった別の固定部材60(図18参照)に取り換える場合、固定装置6を外枠4から取り外した状態で、図6,図8,図10に示すように、分割体35を取付部本体34の中空部45から離脱させることにより、分割体35を容易に取付部本体34から取り外すことができ、取付孔26の周方向における一部が開放される。この状態で、固定部材25の挿入部28を取付部本体34の取付孔26の一部分55から離脱させた後、別の固定部材60(図18参照)の挿入部28を取付部本体34の取付孔26の一部分55に嵌め込み、分割体35を取付部本体34の中空部45に差し込む。これにより、分割体35を取付部本体34に容易に装着することができ、取付部本体34の取付孔26の一部分55と分割体35の取付孔26の残りの部分56とが上下に重なって合体することで取付孔26が形成され、別の固定部材60の挿入部28が取付孔26に挿入される。
このため、図18に示すように、取付部材24はそのままで、床2の厚さTの変化に応じて、固定部材25を挿入部28の長さが異なった別の固定部材60に容易に交換することができる。これにより、床2の厚さTの変化に容易に対応することが可能である。
尚、床2の厚さTが増大した場合、挿入部28が長い固定部材60に交換し、床2の厚さTが薄い場合、挿入部28が短い固定部材25に交換すればよい。
上記第1の実施の形態では、図1,図18に示すように、固定部材25を挿入部28の長さが異なった別の固定部材60に交換する例を挙げたが、挿入部28の長さが異なっている固定部材25,60に限定されるものではなく、先端部29の長さや横腕部30の長さが異なっている固定部材に交換してもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図19~図24に示すように、取付部材24には、上下方向に貫通する2個(複数個)の取付孔26,70が形成されている。
これら第1および第2の取付孔26,70の周方向における一部分55,71(以下、第1および第2の取付孔26,70の一部分55,71と記載する)が取付部本体34によって形成されている。すなわち、第1および第2の取付孔26,70の一部分55,71はそれぞれ、U形状の切欠きであり、保持体38の底壁44と突部46とに形成され、上下方向に貫通しているとともに、中空部45と同様に一側面が開放されている。
尚、第1の取付孔26の一部分55の中心を通る中心軸は第1の実施の形態と同様に鉛直方向に対して所定の傾斜角度Bで傾斜しており、第2の取付孔70の一部分71の中心を通る中心軸は上記所定の傾斜角度Bとは異なった別の傾斜角度Jで傾斜している。
また、第1および第2の取付孔26,70の周方向における残りの部分56,72(以下、第1および第2の取付孔26,70の残り部分56,72と記載する)が分割体35によって形成されている。すなわち、第1および第2の取付孔26,70の残り部分56,72は、U形状の切欠きであり、分割体35の上板49と下板50とに形成され、上下方向に貫通しているとともに、取付孔26,70の一部分55,71とは反対に、他側面が開放されている。
尚、第1の取付孔26の残り部分56の中心を通る中心軸は第1の実施の形態と同様に鉛直方向に対して所定の傾斜角度Bで傾斜しており、第2の取付孔70の残り部分72の中心を通る中心軸は上記所定の傾斜角度Bとは異なった別の傾斜角度Jで傾斜している。
これにより、分割体35を取付部本体34から取り外した場合、第1および第2の取付孔26,70の周方向における一部が開放される。
以下、上記構成における作用を説明する。
取付部材24の取付部本体34に分割体35を着脱して、固定部材25の挿入部28を第1の取付孔26に挿入することにより、挿入部28を所定の傾斜角度Bに傾斜させた状態で、固定部材25を取付部材24に取り付けることができる。
また、取付部本体34に分割体35を着脱して、固定部材25の挿入部28を第2の取付孔70に挿入することにより、挿入部28を別の傾斜角度Jに傾斜させた状態で、固定部材25を取付部材24に取り付けることができる。
これにより、固定部材25を異なる2種類の傾斜角度B,Jで取付部材24に取り付けることができるため、床2の厚さT等に応じて、最適な角度で固定部材25を取り付けることができる。
上記第2の実施の形態では、図19,図20に示すように、傾斜角度B,Jの異なった2個の取付孔26,70を取付部材24に形成しているが、傾斜角度の異なった3個以上の取付孔を形成してもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、床下点検口1の開口部3に嵌め込まれた外枠4を複数の固定装置6で固定する固定構造を示したが、床下点検口1に限定されるものではなく、例えば床下収納庫等の開口部に嵌め込まれた外枠を複数の固定装置6で固定する固定構造であってもよい。
2 床
3 開口部
4 外枠
6 固定装置
13 鍔部
16 案内溝
19 側壁
22 係合孔
24 取付部材
25 固定部材
26 取付孔,第1の取付孔
28 挿入部
31 抜止部
34 取付部本体
35 分割体
39 係合片
45 中空部
55 取付孔の周方向における一部分
56 取付孔の周方向における残りの部分
60 別の固定部材
70 第2の取付孔
71 取付孔の周方向における一部分
72 取付孔の周方向における残りの部分
A 案内溝の長手方向
B 所定の傾斜角度
J 別の傾斜角度

Claims (4)

  1. 床の開口部に嵌め込まれる外枠の固定構造であって、
    外枠は、上部に、開口部の周りの床の上面に当接する鍔部を有するとともに、下部に、案内溝を有し、
    外枠の下部に、外枠を床に固定する固定装置が設けられ、
    固定装置は、外枠に支持されるとともに案内溝に案内されて案内溝の長手方向に移動自在な取付部材と、取付部材に設けられた固定部材とを有し、
    取付部材に、上下方向に貫通する取付孔が形成され、
    固定部材は、取付孔に挿入される挿入部と、取付孔から脱落するのを阻止する抜止部とを有し、且つ、挿入部を中心にして開口部内と床の下方との間を回動自在であり、
    鍔部と床の下方に回動した固定部材との間に床が挟まれることによって外枠が床に固定され、
    取付部材は、取付部本体と、取付部本体に着脱自在な分割体とを有し、
    取付孔の周方向における一部分が取付部本体によって形成され、
    取付孔の周方向における残りの部分が分割体によって形成され、
    分割体を取付部本体から取り外した場合、取付孔の周方向における一部が開放されることを特徴とする外枠の固定構造。
  2. 固定部材の挿入部は、取付部材から垂下されているとともに、鉛直方向に対して所定の傾斜角度で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の外枠の固定構造。
  3. 取付部本体は一側面が開放された中空部を有し、
    分割体は中空部に差し込まれることによって取付部本体内に装着されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の外枠の固定構造。
  4. 取付部本体は案内溝に挿入される係合片を有し、
    案内溝の側壁に係合孔が形成され、
    係合片が係合孔に係合することにより、取付部材が外枠の所定箇所に固定されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の外枠の固定構造。
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