JP6868249B2 - 防振遮音床構造 - Google Patents

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Description

本発明は、防振遮音床構造及び防振ゴム部材に関し、特に、建築物における上階と下階との間の床部に設けられる防振遮音床構造、及び該防振遮音床構造に用いる防振ゴム部材に関する。
例えば2階以上の複数階のフロアを有する木造建築物等の建築物では、屋上階を含む上階のフロアで生じる床衝撃音が下階のフロアに伝達されるのを軽減して、騒音等による弊害を回避できるようにするための種々の工夫がなされている。床衝撃音には、例えば子供が飛び跳ねたり走り回ったりした際や、重量物等が落下した際のドスンといった衝撃音である重量床衝撃音と、小物が落下したり、椅子や家具等を移動して設置し直したりした際のコツコツといった衝撃音である軽量床衝撃音とがあり、これらの衝撃音を軽減できるようにした、遮音床構造が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の遮音床構造では、例えば床下地板の上に合成ゴム等からなる緩衝材を敷設すると共に、緩衝材の上に質量15kg/m2以上の床下地材を敷設し、これらの床下地板、緩衝材及び床下地材を相互に接着固定したり、ネジ等を用いて貫通固定したりして形成した遮音床構造によって、遮音性能の向上が図られている。
一方、近年、例えば二世帯住宅用の木造住宅建築物等の建築物の床構造として、JIS A 1418−2:2000による重量床衝撃音遮断性能、JIS A 1418−1:2000による軽量床衝撃音遮断性能、及びJIS A 1417による室間音圧レベル差性能(遮音性能)について所定の性能を満たす、遮音性能の高い仕様の床構造を備える建築物が望まれており、またこのような遮音性能の高い仕様の床構造を、主として市販の材料を組み合わせて、簡易に且つコンパクトに形成できるようにした遮音床構造も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−141039号公報 特許第5258628号公報
特許文献2の遮音床構造では、遮音性能の高い仕様の床構造を簡易に且つコンパクトに形成することが可能であるが、例えば木造建築物においても、賃貸向けの建築物が構築されるようになってきたことから、高規格分譲マンション等と同様に、特に重量床衝撃音遮断性能について、LH−55やLH−50といった、さらに高い遮音性能を満たすようにすることが検討されており、重量床衝撃音遮断性能をより一層向上させることを可能にする、新たな技術の開発が望まれている。
本発明は、木造住宅建築物等の建築物において、特に重量床衝撃音遮断性能をさらに向上させて、屋上階を含む上階のフロアで生じる床衝撃音が下階のフロアに伝達されるのを、効果的に軽減することのできる防振遮音床構造、及び該防振遮音床構造に用いる防振ゴム部材を提供することを目的とする。
本発明は、建築物における上階と下階との間の床部に設けられる防振遮音床構造であって、床支持部材によって支持されて敷設された床下地材と、該床下地材の上に重ねて敷設された重量床パネル材とを含んで構成されており、該重量床パネル材は、正方形状又は矩形状の平面形状を有する単位床パネル部材を、前記床下地材の上に縦横に並べて敷設すると共に、縦横に隣接する各4枚の前記単位床パネル部材を、角部が集まる各々の角部集合部において、防振ゴム部材を介して互いに連結することによって形成されており、前記防振ゴム部材は、前記床下地材の上に載置される板状の基板部と、該基板部の四隅から立設して設けられた、荷重支持面を備える4体の筒状凸部又は柱状凸部とを含んで形成されており、前記単位床パネル部材の4箇所の角部の下面には、前記防振ゴム部材の前記筒状凸部又は柱状凸部が挿入装着される、前記筒状凸部又は柱状凸部の前記荷重支持面と当接する当接載置面を有する装着凹部が形成されており、且つ前記防振ゴム部材の前記基板部から立設する前記筒状凸部又は柱状凸部の高さが、前記単位床パネル部材の下面から前記装着凹部の前記当接載置面までの高さよりも大きくなっていることで、前記単位床パネル部材が前記防振ゴム部材を介して連結された状態で、前記防振ゴム部材の基板部と前記単位床パネル部材の下面との間には間隔が保持されている防振遮音床構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の防振遮音床構造は、前記重量床パネル材の単位面積当たりの重量が50〜100kgf/m2となっており、前記単位床パネル部材は、重さが10〜20kgfとなっていることが好ましい。
また、本発明の防振遮音床構造は、前記床下地材の上面に、シート状浮き床材が面状に重ねて敷設されており、前記重量床パネル材は、前記床下地材との間に前記シート状浮き床材を介在させた状態で敷設されており、前記防振ゴム部材の基板部は、前記シート状浮き床材の上面に載置されることが好ましい。
さらに、本発明の防振遮音床構造は、前記防振ゴム部材が、前記単位床パネル部材の角部が集まる各々の角部集合部において、前記単位床パネル部材の面取りされた角部によって生じた隙間を介して、前記基板部を貫通する固定部材を前記床下地材に向けて打ち込むことによって、前記床下地材に固定されるようになっていることが好ましい。
さらにまた、本発明の防振遮音床構造は、前記単位床パネル部材の4箇所の角部には、これの上面から前記装着凹部に至る角部貫通孔が形成されており、前記装着凹部に前記防振ゴム部材の前記筒状凸部が装着された際に、前記筒状凸部の中空内部が前記角部貫通孔と連通するようになっていることが好ましい。
また、本発明の防振遮音床構造は、前記単位床パネル部材の前記装着凹部及び/又は角部貫通孔の内周面を覆うようにして、保護ソケット部材が埋め込まれていることが好ましい。
そして、本発明は、上記の防振遮音床構造に用いる防振ゴム部材であって、前記床下地材の上に載置される板状の基板部と、該基板部の四隅から立設して設けられた、荷重支持面を備える4体の筒状凸部又は柱状凸部とを含んで形成されている防振ゴム部材を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明の防振ゴム部材は、前記基板部の中央部に、固定部材を貫通させる固定部材打込み孔が形成されていることが好ましい。
さらに、本発明の防振ゴム部材は、前記基板部の四隅から立設して、前記筒状凸部が設けられており、該筒状凸部の中空内部の底面部に、固定部材を貫通させる固定部材打込み孔が各々形成されていることが好ましい。
さらにまた、本発明の防振ゴム部材は、前記基板部が、正方形状の平面形状を有しており、二対の対向する辺部の中間部分を各々横断して、切り離し誘導線が、十字形状に延設して形成されていることが好ましい。
本発明の防振遮音床構造又は防振ゴム部材によれば、木造住宅建築物等の建築物において、特に重量床衝撃音遮断性能をさらに向上させて、屋上階を含む上階のフロアで生じる床衝撃音が下階のフロアに伝達されるのを、効果的に軽減することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る防振遮音床構造の構成を説明する断面図である。 複数の単位床パネル部材を連結して形成された重量床パネル材を説明する、(a)は部分平面図、(b)は(a)のA−Aに沿った断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る防振遮音床構造の要部を説明する、(a)は角部集合部の拡大平面図、(b)は(a)のB−Bに沿った断面図である。 (a)は単位床パネル部材の平面図、(b)は(a)を側面から見た端面図、(c)は(a)のC−Cに沿った断面図、(d)は(c)のD部拡大図である。 (a)は防振ゴム部材の平面図、(b)は(a)のE−Eに沿った断面図である。 (a)は図2(a)のF部拡大平面図、(b)は(a)のG−Gに沿った断面図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る防振遮音床構造10は、建築物として、例えば2階以上の複数階のフロアが設けられた、軸組工法や枠組壁工法による、好ましくは賃貸用の木造住宅建築物において、下階31の天井部でもある、上階30と下階31との間の床部に、好ましくはJIS A 1418−2:2000による重量床衝撃音遮断性能がLH−50、JIS A 1418−1:2000による軽量床衝撃音遮断性能がLL−35、JIS A 1417による室間音圧レベル差性能(遮音性能)がD−50といった性能を満たす、高い遮音性能を発揮できる仕様の床構造として採用されたものである。また、本実施形態の防振遮音床構造10は、このような高い遮音性能を有する床部を、好ましくは各々の材料を作業員の手作業により敷設して、コンパクトに形成できるようにすると共に、特に重量床衝撃音遮断性能を向上させて、屋上階を含む上階30のフロアで生じる床衝撃音が下階31のフロアに伝達されるのを、効果的に軽減できるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態の防振遮音床構造10は、建築物として例えば賃貸用の木造住宅建築物における、屋上階を含む上階30と下階31との間の床部に設けられる床構造であって、床支持部材11a,11bによって支持されて敷設された床下地材12と、床下地材12の上に重ねて敷設された重量床パネル材14とを含んで構成されており、図2(a)、(b)に示すように、重量床パネル材14は、正方形状又は矩形状(本実施形態では、正方形状)の平面形状を有する単位床パネル部材50を、床下地材12の上に縦横に並べて敷設すると共に、縦横に隣接する各4枚の単位床パネル部材50を、角部50aが集まる各々の角部集合部55において、図3(a)、(b)に示すように、防振ゴム部材40を介して互いに連結することによって形成されている。防振ゴム部材40は、図5(a)、(b)にも示すように、床下地材12の上に載置される板状の基板部41と、該基板部41の四隅から立設して設けられた、好ましくは上端面が荷重支持面42aとなっている4体の筒状凸部又は柱状凸部(本実施形態では、筒状凸部)42とを含んで形成されている。単位床パネル部材50の4箇所の角部50aの下面には、図4(c)、(d)にも示すように、防振ゴム部材40の筒状凸部42が挿入装着される、筒状凸部42の荷重支持面42aと当接する当接載置面51a(図4(d)参照)を有する装着凹部51が形成されている。防振ゴム部材40の基板部41から立設する筒状凸部42の高さh1(図3(b)、図5(b)参照)が、単位床パネル部材50の下面から装着凹部51の当接載置面51aまでの高さh2(図3(b)参照)よりも大きくなっていることで、単位床パネル部材50が防振ゴム部材40を介して連結された状態で、防振ゴム部材40の基板部41と単位床パネル部材50の下面との間には、間隔s(図3(b)参照)が保持されるようになっている。
また、本実施形態では、図1、図2(b)及び図3(b)に示すように、好ましくは床下地材12の上面に、シート状浮き床材13が面状に重ねて敷設されており、重量床パネル材14は、床下地材12との間にシート状浮き床材13を介在させた状態で敷設されており、防振ゴム部材40の基板部41は、シート状浮き床材13の上面に載置されるようになっている。
さらに、本実施形態では、単位床パネル部材50の装着凹部51及び後述する角部貫通孔52の内周面を覆うようにして、好ましくはポリエチレン等の合成樹脂を用いた成形品である保護ソケット部材53が埋め込まれている(図3(b)、図4(d)参照)。
本実施形態では、防振遮音床構造10の床下地材12を支持する床支持部材11a,11bは、木造住宅建築物の床部分の骨組みを形成する公知の部材であって、図1に示すように、梁11a、床根太11b等によって構成されている。
床支持部材11a,11bの上面に敷設される床下地材12は、床下地材として市販されている公知の各種の板状部材を用いることができる。本実施形態では、床下地材12は、例えば杉材からなる、厚さが24mmの剛床パネルが用いられている。床下地材12は、通常の施工方法と同様にして、例えばビス、釘、ステープル等の打込み固定部材(図示せず)を用いて、床支持部材11a,11bに固定されている。
本実施形態では、好ましくは床下地材12の上面に、シート状浮き床材13が敷設されており、シート状浮き床材13は、例えばフェルトをシート状に形成して得られた、公知の各種のフェルト製のシート材料を用いることができる。シート状浮き床材13は、好ましくは厚さが1〜10mm(本実施形態では4mm)のフェルトシート材からなり、床下地材12の上面に重ねて面状に敷設される。シート状浮き床材13は、留め付けることなく、敷設しただけの状態で、或いは適宜仮留めした状態で、床下地材12の上面に敷設することができる。シート状浮き床材13は、重量床パネル材14からの荷重を、防振ゴム部材40を介して弾性変形可能に支持して、重量床パネル材14からの振動が床下地材12に伝わるのを抑制する、防振層として機能することができる。
好ましくはシート状浮き床材13を介在させて、床下地材12の上に重ねて敷設された重量床パネル材14は、好ましくは単位面積当たりの重量が50〜100kgf/m2となっている。重量床パネル材14は、図2(a)、(b)に示すように、好ましくは正方形状の平面形状を有する単位床パネル部材50を、床下地材12の上に縦横に並べて敷設すると共に、後述する防振ゴム部材40(図5(a)、(b)参照)を用いて、上下方向に変位可能な状態で、且つ左右方向に位置ずれしない状態で、一体として連結することにより形成されている。単位床パネル部材50は、例えば452×452mmの正方形の平面形状を備えると共に、35mmの厚さを備えており、且つ好ましくは10〜20kgf/枚の重さを有する、例えば成形モルタル板となっている。これによって、単位床パネル部材50は、作業員の手作業によって、容易に持ち運んだり敷設したりすることが可能な大きさ及び重さを備えることになる。
本実施形態では、好ましくは成形モルタル板からなる複数の単位床パネル部材50を縦横に並べて敷設して形成された、重量床パネル材14の上方には、さらに、上張浮き床フェルト材19aと、下張合板19bと、硬質石膏ボード19cと、上張合板19dと、床仕上げ材19eとが、重ね合わされた状態で敷設されている。
上張浮き床フェルト材19aは、シート状浮き床材13と同様に、例えばフェルトをシート状に形成して得られた、公知の各種のフェルト製のシート材料を用いることができる。本実施形態では、上張浮き床フェルト材19aとして、好ましくは厚さ1〜10mm程度(本実施形態では4mm)のフェルトシート材を用いることができる。上張シート状浮き床材19aは、留め付けることなく、敷設しただけの状態で、或いは適宜仮留めした状態で、重量床パネル材14の上面に敷設することができる。
下張合板19bは、例えば構造用合板として市販されている、厚さが5〜24mm程度の公知の各種の合板を用いることができる。本実施形態では、例えば厚さ12mmの針葉樹合板を好ましく用いることができる。
硬質石膏ボード19cは、例えば建築用の石膏ボードとして市販されている厚さが9〜21mm程度の公知の各種の石膏ボードを用いることができる。本実施形態では、例えば厚さ12.5mmの硬質石膏ボードを好ましく用いることができる。
上張合板19dは、下張合板19bと同様に、例えば構造用合板として市販されている、厚さが5〜24mm程度の公知の各種の合板を用いることができる。本実施形態では、例えば厚さ12mmの針葉樹合板を好ましく用いることができる。
床仕上げ材19eは、例えば弾性フローリング、突板フロア等の、床用の仕上げ材として市販されている公知の各種の板状部材を用いることがでる。本実施形態では、例えば厚さが14mmの弾性木質フロアを用いることができる。弾性木質フロアは、好ましくは専用の接着剤を用いて、上張合板19eの上面に取り付けることができる。
本実施形態では、防振遮音床構造10を構成する重量床パネル材14の上方に、上張浮き床フェルト材19a、下張合板19b、硬質石膏ボード19c、上張合板19d、及び床仕上げ材19eが、重ね合わせされた状態で敷設されていることにより、軽量床衝撃音遮断性能をさらに向上させることが可能になると共に、歩行時における適度な床のやわらかさを実現することが可能になる。
また、本実施形態では、図1に示すように、床支持部材11a,11bの下方に、吊り天井20が取り付けられており、この吊り天井20の天井材21の上方に積層されて、制振シート22と、1層以上(本第1実施形態で2層)の繊維系吸音材23とが設けられている。
本実施形態では、吊り天井20は、床下地材12の下方の天井空間に配置された吊木受部材24から下方に延設する、吊木部材25によって支持された鋼製野縁26の下面に、例えば床下地材12との間に430mm程度の間隔をおいて、天井材21を取り付けることによって形成されている。天井材21の上方には、鋼製野縁26の上面側に敷設された制振シート22と、2層の繊維系吸音材23とが積層されている。
天井材21は、天井用の下地材或いは仕上げ材として市販されている公知の各種の板状部材を用いることができる。本実施形態では、例えば厚さが12.5mmの強化石膏ボードを2枚重ねした状態で用いられている。天井材21は、通常の施工方法と同様にして、例えば接着剤や、ビス、ステープル等を用いて鋼製野縁26に固定される。
鋼製野縁26の上面側に敷き込まれる制振シート22は、例えばアスファルト系遮音材として知られる、厚さが2〜12mm程度の公知の各種のアスファルト系制振材を用いることができる。本実施形態では、制振シート22として、例えば密度ρ=2.3〜3.0g/cm3の制振材をシート状に形成して得られた、厚さ4mm程度の遮音マットを好ましく用いることができる。
制振シート22の上面に敷設される1層以上の繊維系吸音材23は、建築用の吸音材として市販されている公知の各種のグラスウール又はロックウールを用いることができる。1層以上の繊維系吸音材23は、合計の厚さが50〜200mmとなるようにすることが好ましい。本実施形態では、2層の繊維系吸音材23として、各々、例えば厚さ100mmのグラスウールを好ましく用いることができる。
天井材21の上方に制振シート22が敷設されていることにより、天井内空間の音圧変動を原因として発生する、天井材21の振動エネルギーを効果的に低減することが可能になる。また、天井材21の上方に1層以上の繊維系吸音材23が、合計の厚さが50〜200mmとなるように敷設されていることにより、天井内空間で発生する音圧変動のピークを効果的に低減することが可能になる。特に、厚さ100mmのグラスウールによる繊維系吸音材23が2層敷設されていることにより、63Hzのオクターブバンド帯域(44〜88Hz)における音圧変動のピークを効果的に低減することが可能になる。
そして、本実施形態では、上述のように、重量床パネル材14は、図2(a)、(b)に示すように、正方形状の平面形状を有する単位床パネル部材50を、床下地材12の上に縦横に並べて敷設すると共に、縦横に隣接する各4枚の単位床パネル部材50を、角部50aが集まる各々の角部集合部55において、図3(a)、(b)に示すように、防振ゴム部材40を介して互いに連結することによって形成されている。
本実施形態では、単位床パネル部材50は、図4(a)〜(d)に示すように、四方の角部50aの角が面取りされた、例えば452×452mm程度の正方形の平面形状を備えると共に、35mm程度の厚さを有する、好ましくは成形モルタル板となっている。成形モルタル板による単位床パネル部材50の内部には、補強用の鉄筋54が、適宜配筋されている。単位床パネル部材50には、4箇所の角部50aの下面に、防振ゴム部材40の筒状凸部42が挿入装着される、装着凹部51が形成されている。4箇所の装着凹部51の各々は、円形の中空断面を備える下段側の大径部51bと、円形の中空断面を備える上段側の小径部51cとからなる2段構造を有している。装着凹部51は、後述する角部貫通孔52と共に、単位床パネル部材50に埋め込まれた保護ソケット部材53によって内周面が覆われており、保護ソケット部材53によって覆われた上段側の小径部51cの内径が、防振ゴム部材40の筒状凸部42の外径と、略同様の大きさとなっている(図3(b)参照)。また保護ソケット部材53によって覆われた上段側の小径部51cの円環状の天井面部が、防振ゴム部材40の筒状凸部42の上端面による荷重支持面42aと当接する、当接載置面51aを構成している(図4(d)参照)。
また、本実施形態では、単位床パネル部材50の4箇所の角部50aに、これの上面から装着凹部51に至る、角部貫通孔52が形成されている。角部貫通孔52の内周面もまた、単位床パネル部材50に埋め込まれた保護ソケット部材53によって覆われている。角部貫通孔52は、装着凹部51に防振ゴム部材40の筒状凸部42が挿入装着された際に、筒状凸部42の中空内部と連通するようになっている(図3(b)参照)。これによって、必要に応じて、角部貫通孔52及び筒状凸部42の中空内部を介して、単位床パネル部材50の上方から防振ゴム部材40の基板部41を貫通する固定ビス等の固定部材15を、床下地材12に向けて打ち込むことによって、防振ゴム部材40を、床下地材12に固定できるようになっている(図6(b)参照)。
本実施形態では、防振ゴム部材40は、ゴム材料として、例えば天然ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム等を用いて形成されており(本実施形態では、天然ゴム)、図3(b)及び図5(a)、(b)に示すように、床下地材12の上に載置される板状の基板部41と、基板部41の四隅から立設して設けられた、好ましくは上端面に荷重支持面42aを備える4体の筒状凸部42とを含んで形成されている。防振ゴム部材40を形成するゴム材料は、硬度がA60〜80、550N載荷時におけるばね定数が220N/mm以下となっていることが好ましい。防振ゴム部材40を形成するゴム材料の硬度がA60〜80、550N載荷時におけるばね定数が220N/mm以下となっていることにより、重量床衝撃音の伝達を効果的に低減することが可能になる。
基板部41は、四方の角部の角が弧状に面取りされた、縦横90mm程度の大きさの正方形状の平面形状を備えると共に、例えば2mm程度の厚さを有している。基板部41の中央部には、床下地材12に向けて打ち込まれる固定ビス等の固定部材15を貫通させる、固定部材打込み孔41aが形成されている。
また、本実施形態では、正方形状の平面形状を有する基盤部41の、二対の対向する辺部の中間部分を各々横断して、切り離し誘導線43が、十字形状に延設して形成されている。防振ゴム部材40の基盤部41に、十字形状に延設する切り離し誘導線43が設けられていることにより、当該切り離し誘導線43に沿って切り離すことで、防振ゴム部材40を分割して用いることが可能になる。これによって、例えば図2(a)、(b)のF部に示すような、2枚の単位床パネル部材50の角部50aのみが連結されることになる室内の周縁部や、1枚の単位床パネル部材50の角部50aのみが配置されることになる室内の角部分において、2分割又は4分割した防振ゴム部材40を使用して、単位床パネル部材50を位置決めすることが可能になると共に、当該分割した防振ゴム部材40を、基板部41と単位床パネル部材50の下面との間に、角部集合部55において保持された間隔sと同様の間隔を保持させるための、スペーサとして用いることが可能になる(図6(b)参照)。
さらに、本実施形態では、基板部41の四隅から立設して設けられた4体の筒状凸部42の中空内部の、基板部41による底面部には、床下地材12に向けて打ち込まれる固定ビス等の固定部材15を貫通させる、固定部材打込み孔41bが各々形成されている。筒状凸部42の中空内部の底面部に、固定部材打込み孔41bが形成されていることにより、上述のように単位床パネル部材50の角部50aに、筒状凸部42の中空内部と連通する角部貫通孔52が形成されていることと相俟って、必要に応じて角部貫通孔52及び筒状凸部42の中空内部を介して、単位床パネル部材50の上方から、固定部材打込み孔41bを貫通させて固定ビス等の固定部材15を、床下地材12に向けて打ち込むことによって、防振ゴム部材40を、床下地材12に固定できるようになっている(図6(a)、(b)参照)。
本実施形態の防振遮音床構造10を形成するには、床支持部材11a,11bによって支持されて敷設された床下地材12の上面に、シート状浮き床材13を面状に重ねて敷設した後に、敷設したシート状浮き床材13を介在させた状態で、床下地材12の上に、単位床パネル部材50を縦横に並べて敷設することによって、重量床パネル材14を重ねて設置する。単位床パネル部材50を縦横に並べて敷設する作業は、シート状浮き床材13の上面に基板部41を載置して、複数の防振ゴム部材40を、角部集合部55となる複数の所定の位置に各々配設すると共に、各々の角部集合部55において、配設された防振ゴム部材40の4体の筒状凸部42を、単位床パネル部材50の角部50aの装着凹部51に各々挿入装着することで位置決めしながら、複数の単位床パネル部材50を縦横に並べて敷設してゆくことによって、行うことができる。単位床パネル部材50は、好ましくは10〜20kgf/枚の重さなので、作業員の手作業によって、容易に持ち運んだり敷設したりすることが可能になる。
ここで、敷設される単位床パネル部材50と床下地材12の上面との間に、シート状浮き床材13が介在していることで、シート状浮き床材13の上面に基板部41を載置した防振ゴム部材40を、シート状浮き床材13の上面に沿ってスムーズにスライド移動させることができるので、装着凹部51に筒状凸部42を挿入装着しながら単位床パネル部材50を位置決めする際の、防振ゴム部材40の位置合わせを、容易に行うことが可能になる。
また、室内の周縁部や角部分においては、上述のように、切り離し誘導線43を介して分割した防振ゴム部材40を用いることにより、これらの周縁部や角部分に配置される単位床パネル部材50を、容易に位置決めした状態で並べて敷設することが可能になる。
防振ゴム部材40を介して位置決めして、複数の単位床パネル部材50を所定の位置に縦横に並べて敷設したら、敷設した単位床パネル部材50が位置ずれしないように、防振ゴム部材40を床下地材12に固定することにより、並べて敷設した複数の単位床パネル部材50が一体となった重量床パネル材14を形成する。
本実施形態では、上述のように、単位床パネル部材50は、四方の角部50aの角が面取りされた正方形状の平面形状を備えており、防振ゴム部材40は、基盤部41の中央部に固定部材打込み孔41aが形成されているので、単位床パネル部材50の角部50aが集まる各々の角部集合部55において、図3(a)、(b)に示すように、単位床パネル部材50の面取りされた角部50aの角によって生じた隙間55aを介して、基板部41の固定部材打込み孔41aを貫通させて固定ビス等の固定部材15を床下地材12に向けて打ち込むことによって、防振ゴム部材40を床下地材12に容易に固定することができる。
また、防振ゴム部材40は、単位床パネル部材50の角部貫通孔52及び筒状凸部42の中空内部を介して、単位床パネル部材50の上方から、筒状凸部42の中空内部の底面部に形成された固定部材打込み孔41bを貫通させて、固定部材15を床下地材12に向けて打ち込むことによって、床下地材12に固定することもできる(図6(b)参照)。
防振ゴム部材40を床下地材12に固定して、縦横に並べて敷設された複数の単位床パネル部材50からなる重量床パネル材14を形成したら、上述のように、重量床パネル材14の上方に、さらに、上張浮き床フェルト材19aと、下張合板19bと、硬質石膏ボード19cと、上張合板19dと、床仕上げ材19eとを、重ね合わせた状態で敷設することによって、本実施形態の防振遮音床構造10が形成される。
そして、上述の構成を備える本実施形態の防振遮音床構造10によれば、木造住宅建築物等の建築物において、特に重量床衝撃音遮断性能をさらに向上させて、屋上階を含む上階30のフロアで生じる床衝撃音が下階31のフロアに伝達されるのを、効果的に軽減することが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、防振遮音床構造10は、床下地材12の上に重ねて敷設された重量床パネル材14を含んで構成されており、重量床パネル材14は、単位床パネル部材50を縦横に並べて敷設すると共に、縦横に隣接する各4枚の単位床パネル部材50を、角部集合部55において防振ゴム部材40を介して互いに連結することによって形成されており、防振ゴム部材40の基板部41から立設する筒状凸部42の高さh1が、単位床パネル部材50の下面から装着凹部51の当接載置面51aまでの高さh2よりも大きくなっていることで、単位床パネル部材50が防振ゴム部材40を介して連結された状態で、防振ゴム部材40の基板部41と単位床パネル部材50の下面との間には、間隔sが保持されるようになっている。
これによって、単位床パネル部材50による重量床パネル材14は、防振ゴム部材40の筒状凸部42によって支持された状態になると共に、重量床パネル材14の底面と、床下地材12やシート状浮き床材13との間に間隔が保持されて浮いた状態となるので、相当の重量を備える重量床パネル材14による振動や衝撃を緩和する作用と、重量床パネル材14の下方に間隔が保持されていることによる、振動や衝撃が伝達されるのを防止する作用との相乗効果によって、例えばモルタル板を敷き込むだけの通常の重量負荷対策による遮音性能と比較して、好ましくは2ランク(重量床衝撃音で約10dB)程度の遮音性能の向上を図ることが可能になり、例えば子供が飛び跳ねたり走り回ったりした際や、重量物等が落下した際のドスンといった衝撃音である重量床衝撃音が、上階30のフロアから下階31のフロアに伝達されるのを効果的に軽減して、好ましくはJIS A 1418−2:2000による重量床衝撃音遮断性能がLH−50、JIS A 1418−1:2000による軽量床衝撃音遮断性能がLL−35、JIS A 1417による室間音圧レベル差性能(遮音性能)がD−50といった性能を満たす、遮音性能の高い仕様の床構造を備える建築物を形成することが可能になる。
また、本実施形態によれば、複数の単位床パネル部材50は、装着凹部51に筒状凸部42が各々挿入装着された防振ゴム部材40を、固定部材15を用いて床下地材12に固定することによって、防振ゴム部材40を介して縦横に並べた状態で位置決めされるので、上述の遮音性能を損なうことなく、各々の単位床パネル部材50が横ずれするのを防止することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、床下地材12の上面に、シート状浮き床材13が面状に重ねて敷設されており、重量床パネル材14は、床下地材12との間にシート状浮き床材13を介在させた状態で敷設されており、防振ゴム部材40の基板部41は、シート状浮き床材13の上面に載置されるようになっているので、シート状浮き床材13による、振動や衝撃が伝達されるのを防止する防振層としての作用によって、上述の遮音性能を、一層向上させることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、単位床パネル部材は、成形モルタル板又は成形セメント板からなるものである必要は必ずしも無く、相当の重量を備えるその他の種々の床パネル材であっても良い。単位床パネル部材は、矩形状の平面形状を備えていても良い。防振ゴム部材の基板部の四隅から立設する凸部は、柱状凸部であっても良い。床下地材の上面に、シート状浮き床材を重ねて敷設する必要は必ずしも無い。本発明の防振遮音床構造は、木造住宅建築物等の木造建築物以外の、その他の種々の建築物において、屋上階を含む上階のフロアで生じる床衝撃音が、下階のフロアに伝達されるのを軽減するために採用することができる。
10 防振遮音床構造
11a 床支持部材(梁)
11b 床支持部材(床根太)
12 床下地材
13 シート状浮き床材
14 重量床パネル材
15 固定部材
19a 上張浮き床フェルト材
19b 下張合板
19c 硬質石膏ボード
19d 上張合板
19e 床仕上げ材
20 吊り天井
21 天井材
22 制振シート
23 繊維系吸音材
24 吊木受部材
25 吊木部材
26 鋼製野縁
30 上階
31 下階
40 防振ゴム部材
41 基板部
41a,41b 固定部材打込み孔
42 筒状凸部
42a 荷重支持面
43 切り離し誘導線
50 単位床パネル部材
50a 角部
51 装着凹部
51a 当接載置面
51b 下段側の大径部
51c 上段側の小径部
52 角部貫通孔
53 保護ソケット部材
55 角部集合部
h1 筒状凸部の高さ
h2 単位床パネル部材の下面から装着凹部の当接載置面までの高さ
s 防振ゴム部材の基板部と単位床パネル部材の下面との間の間隔

Claims (10)

  1. 建築物における上階と下階との間の床部に設けられる防振遮音床構造であって、
    床支持部材によって支持されて敷設された床下地材と、該床下地材の上に重ねて敷設された重量床パネル材とを含んで構成されており、
    該重量床パネル材は、正方形状又は矩形状の平面形状を有する単位床パネル部材を、前記床下地材の上に縦横に並べて敷設すると共に、縦横に隣接する各4枚の前記単位床パネル部材を、角部が集まる各々の角部集合部において、防振ゴム部材を介して互いに連結することによって形成されており、
    前記防振ゴム部材は、前記床下地材の上に載置される板状の基板部と、該基板部の四隅から立設して設けられた、荷重支持面を備える4体の筒状凸部又は柱状凸部とを含んで形成されており、
    前記単位床パネル部材の4箇所の角部の下面には、前記防振ゴム部材の前記筒状凸部又は柱状凸部が挿入装着される、前記筒状凸部又は柱状凸部の前記荷重支持面と当接する当接載置面を有する装着凹部が形成されており、
    且つ前記防振ゴム部材の前記基板部から立設する前記筒状凸部又は柱状凸部の高さが、前記単位床パネル部材の下面から前記装着凹部の前記当接載置面までの高さよりも大きくなっていることで、前記単位床パネル部材が前記防振ゴム部材を介して連結された状態で、前記防振ゴム部材の基板部と前記単位床パネル部材の下面との間には間隔が保持されている防振遮音床構造。
  2. 前記重量床パネル材は、単位面積当たりの重量が50〜100kgf/m2となっており、前記単位床パネル部材は、重さが10〜20kgfとなっている請求項1記載の防振遮音床構造。
  3. 前記床下地材の上面に、シート状浮き床材が面状に重ねて敷設されており、前記重量床パネル材は、前記床下地材との間に前記シート状浮き床材を介在させた状態で敷設されており、前記防振ゴム部材の基板部は、前記シート状浮き床材の上面に載置される請求項1又は2記載の防振遮音床構造。
  4. 前記防振ゴム部材は、前記単位床パネル部材の角部が集まる各々の角部集合部において、前記単位床パネル部材の面取りされた角部によって生じた隙間を介して、前記基板部を貫通する固定部材を前記床下地材に向けて打ち込むことによって、前記床下地材に固定されるようになっている請求項1〜3のいずれか1項記載の防振遮音床構造。
  5. 前記単位床パネル部材の4箇所の角部には、これの上面から前記装着凹部に至る角部貫通孔が形成されており、前記装着凹部に前記防振ゴム部材の前記筒状凸部が装着された際に、前記筒状凸部の中空内部が前記角部貫通孔と連通するようになっている請求項1〜4のいずれか1項記載の防振遮音床構造。
  6. 前記単位床パネル部材の前記装着凹部及び/又は角部貫通孔の内周面を覆うようにして、保護ソケット部材が埋め込まれている請求項1〜5のいずれか1項記載の防振遮音床構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の防振遮音床構造に用いる防振ゴム部材であって、前記床下地材の上に載置される板状の基板部と、該基板部の四隅から立設して設けられた、荷重支持面を備える4体の筒状凸部又は柱状凸部とを含んで形成されている防振ゴム部材。
  8. 前記基板部の中央部に、固定部材を貫通させる固定部材打込み孔が形成されている請求項7記載の防振ゴム部材。
  9. 前記基板部の四隅から立設して、前記筒状凸部が設けられており、該筒状凸部の中空内部の底面部に、固定部材を貫通させる固定部材打込み孔が各々形成されている請求項7又は8に記載の防振ゴム部材。
  10. 前記基板部は、正方形状の平面形状を有しており、二対の対向する辺部の中間部分を各々横断して、切り離し誘導線が、十字形状に延設して形成されている請求項7〜9のいずれか1項に記載の防振ゴム部材。
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