JP6865856B2 - 光通信装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

光通信装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光通信装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、光通信システムでは、高速なデータ通信及び大容量のデータ通信サービスが求められている。光通信システムでは、40Gbps、100Gbps、200Gbps、400Gbpsへと伝送速度が高速化している。複数の伝送速度に対応できる光トランシーバが期待されている。伝送速度又は変調方式を動作モードと表現する場合がある。
光通信システムでは、複数の動作モードを有する光トランシーバに対して外部から動作モードを制御することで、動作モードを変更できる。例えば、光通信システムでは、光トランシーバに外部装置を接続する。光トランシーバは、外部装置の制御によって、動作モードが変更される。また、外部装置が、2つの光トランシーバの動作モードを同じにすることができる。例えば、光通信システムでは、2つの光トランシーバのそれぞれに外部装置を接続する。2つの光トランシーバのそれぞれは、外部装置の制御によって、同じ動作モードに設定される。2つの光トランシーバは、同じ動作モードが設定されることで、正常にデータの送受信が可能な状態になる。正常にデータの送受信が可能な状態をコネクション確立状態と表現する。
秘匿性の高い通信が求められる光通信システムでは、外部から動作モードを制御する方法を用いずにシステムを構築する必要がある。このように、光トランシーバに対して外部から動作モードを制御できなくなる場合、2つの光トランシーバに同じ動作モードを設定して、コネクション確立状態にすることは、困難である。
ここで、伝送速度を同期する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。例えば、特許文献1では、2つの光トランシーバが互いに伝送速度を示す試験用信号を送受信する。試験用信号を受信した光トランシーバは、試験用信号が示す伝送速度と初期設定した伝送速度とが異なる場合(すなわち、伝送速度が同期しない場合)、試験用信号の送信元の光トランシーバに、異なる伝送速度を示す試験用信号を送信する。このように、試験用信号を受信する光トランシーバは、伝送速度が同期するまで、試験用信号を送信することを繰り返す。
特開2005−229298号公報
上記技術は、伝送速度などの動作モードの数が増えた場合、伝送速度が同期するまで光トランシーバによる試験用信号の送信が繰り返され、光トランシーバが試験用信号を送信する回数が増えるため、コネクション確立状態になるまで時間が長くなる。
本発明の目的は、光通信装置を短い時間でコネクション確立状態にすることである。
本発明の一態様に係る光通信装置が提供される。第1の光通信装置と通信する光通信装置は、前記第1の光通信装置から送信された光信号を受信し、クロック信号に基づいて前記光信号をデジタル電気信号に変換する変換部と、前記クロック信号を発振する発振器を切り替えるクロック切替部と、前記デジタル電気信号から前記第1の光通信装置の動作モードを検出し、前記クロック信号を発振する発振器から、前記第1の光通信装置の動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替えるように前記クロック切替部に指示する動作モード制御部と、を有する。
本発明によれば、光通信装置を短い時間でコネクション確立状態にすることができる。
実施の形態1の光通信システムを示す図である。 実施の形態1の光トランシーバが有する主なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1の光トランシーバの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の動作モードテーブルを示す図である。 実施の形態1の送信処理を説明する図である。 実施の形態1の受信処理を説明する図である。 実施の形態1のコネクション確立状態前の送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態1のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2の光トランシーバの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2の受信処理を説明する図である。 実施の形態3の送信処理を説明する図である。 実施の形態3の受信処理を説明する図である。 実施の形態3の異なる動作モードテーブルを格納している場合を説明する図である。 実施の形態3のコネクション確立状態前の送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態3のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態3のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の光通信システムを示す図である。光通信システムは、光トランシーバ100と光トランシーバ200とを含む。光トランシーバ100と光トランシーバ200は、伝送路300を介して光信号を送受信する。また、光トランシーバを光通信装置と表現してもよい。
例えば、光トランシーバ100は、第1のWDM(Wavelength Division Multiplexing)光伝送装置に含まれる。光トランシーバ200は、第2のWDM光伝送装置に含まれる。そして、第1のWDM光伝送装置と第2のWDM光伝送装置は、光信号を送受信する。
なお、光トランシーバ100又は光トランシーバ200は、第1の光通信装置とも言う。
次に、光トランシーバ100の主なハードウェア構成について説明する。
図2は、実施の形態1の光トランシーバが有する主なハードウェア構成を示す図である。光トランシーバ100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、光トランシーバ100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、複数の処理を並列に実行するマルチプロセッサであってもよい。光トランシーバ100は、処理回路によって実装されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実装されてもよい。
揮発性記憶装置102は、光トランシーバ100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、光トランシーバ100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、SSD(Solid State Drive)などである。
光トランシーバ200は、光トランシーバ100と同様のハードウェアを有する。
図3は、実施の形態1の光トランシーバの構成を示す機能ブロック図である。光トランシーバ100は、電気インタフェース110、デジタル信号処理部120、送信機能部130、受信機能部140、記憶部150、動作モード制御部160、及び低速信号生成部170を有する。
デジタル信号処理部120、送信機能部130、受信機能部140、動作モード制御部160、及び低速信号生成部170の一部又は全部は、プロセッサ101によって実装してもよい。また、デジタル信号処理部120、送信機能部130、受信機能部140、動作モード制御部160、及び低速信号生成部170の一部又は全部は、例えば、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実装してもよい。当該プログラムは、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に格納される。
記憶部150は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実装される。
電気インタフェース110は、クライアント信号を送受信する。例えば、電気インタフェース110は、第1のWDM光伝送装置に含まれるクライアント装置との間でクライアント信号を送受信する。
デジタル信号処理部120は、データ信号であるクライアント信号にデジタル信号処理を実行する。送信機能部130は、電気信号を光信号に変換する。受信機能部140は、光信号を電気信号に変換する。
記憶部150は、動作モードに関する情報を記憶する。動作モードについては、後で詳細に説明する。動作モード制御部160は、光トランシーバ100の動作モードを制御する。低速信号生成部170は、動作モードを通知する信号を生成する。
光トランシーバ200は、光トランシーバ100と同様の機能ブロックを有する。
次に、記憶部150が記憶する情報について説明する。
図4は、実施の形態1の動作モードテーブルを示す図である。動作モードテーブル151は、記憶部150に格納される。動作モードテーブル151は、No.(すなわち、項番)、ボーレート、変調方式、及び動作モード通信信号の項目を有する。
No.の項目は、識別子を示す。なお、No.の項目は、No.の数が小さいほど優先順位が高いものとする。ボーレートの項目は、ボーレートを示す。変調方式の項目は、変調方式を示す。動作モード通信信号の項目は、動作モードに対応する識別子を示す。ここで、動作モードとは、ボーレート及び変調方式である。また、動作モードとは、ボーレートと考えてもよい。
また、光トランシーバ200が有する記憶部は、動作モードテーブル151と同じ動作モードテーブルを記憶する。
なお、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、複数の動作モードに対応できる装置である。
ここで、光トランシーバ100が有する記憶部150と光トランシーバ200が有する記憶部は、予め設定された動作モードを記憶する。光トランシーバ100は、光トランシーバ100の電源がONにされて起動したとき(すなわち、光トランシーバ100が起動したとき)、記憶部150に格納されている動作モードを光トランシーバ200に送信する。光トランシーバ200は、光トランシーバ200の電源がONにされて起動したとき(すなわち、光トランシーバ200が起動したとき)、光トランシーバ200が有する記憶部に格納されている動作モードを光トランシーバ100に送信する。すなわち、光トランシーバ100と光トランシーバ200とは、互いに動作モードを送受信する。そして、光トランシーバ100と光トランシーバ200とは、動作モードを同期させる。どのように同期させるかについては、後で詳細に説明する。
次に、光トランシーバが実行する送信処理について説明する。図5では、光トランシーバ200が実行する送信処理について説明するが、光トランシーバ100が実行する送信処理も同様である。
図5は、実施の形態1の送信処理を説明する図である。光トランシーバ200は、デジタル信号処理部220、送信機能部230、記憶部250、動作モード制御部260、及び低速信号生成部270を有する。デジタル信号処理部220、送信機能部230、動作モード制御部260、及び低速信号生成部270の機能は、デジタル信号処理部120、送信機能部130、動作モード制御部160、及び低速信号生成部170の機能と同じである。
送信機能部230は、D(Digital)/A(Analog)変換部231、増幅器232、及び光変調部233を有する。なお、送信機能部130も同様に、D/A変換部、増幅器、及び光変調部を有する。
はじめに、コネクション確立状態になった後に、光トランシーバ200が実行する送信処理を説明する。
デジタル信号処理部220は、クライアント信号A1を受信する。デジタル信号処理部220は、クライアント信号A1にFEC(Forward Error Correction)を付加する。デジタル信号処理部220は、FECが付加されたクライアント信号A2をD/A変換部231に送信する。
D/A変換部231は、デジタル電気信号であるクライアント信号A2をアナログ電気信号A3に変換する。増幅器232は、アナログ電気信号A3を増幅する。増幅器232は、増幅したアナログ電気信号A4を光変調部233に送信する。光変調部233は、アナログ電気信号A4を光信号に変換する。光変調部233は、光トランシーバ100に光信号を送信する。また、光変調部233は、光信号を変調することができる。例えば、光変調部233は、OOK(On Off Keying)を用いて光信号の強度を変調する。光変調部233は、光信号の強度を変調した強度変調光信号を光トランシーバ100に送信してもよい。
次に、コネクション確立状態前の光トランシーバ200が実行する送信処理を説明する。送信機能部230は、記憶部250が格納している動作モードを示す情報を光トランシーバ100に送信する。詳細に説明する。
記憶部250は、予め設定された動作モードB1を記憶する。動作モード制御部260は、光トランシーバ200が起動したとき、記憶部250から動作モードB1を取得する。動作モード制御部260は、動作モードB1を低速信号生成部270に送信する。
低速信号生成部270は、動作モードB1に基づいて、ディザ信号の周波数と同程度のkHzの周波数(例えば、「数kHzの周波数」又は「kHzオーダーの予め決められた周波数」)の動作モード通知信号B2を生成する。低速信号生成部270は、動作モード通知信号B2を光変調部233のDC(Direct Current)バイアスポートに出力する。光変調部233は、動作モード通知信号B2を含んだkHzの周波数の強度変調光信号C1を生成する。強度変調光信号C1は、OOKを用いて変調された光信号である。光変調部233は、強度変調光信号C1を光トランシーバ100に送信する。
データ信号であるクライアント信号に低周波信号を重畳する場合、低周波数信号の変調度は、数%程度に抑える必要がある。実施の形態1では、クライアント信号に低周波信号を重畳しないため、変調度に関する制約はない。
次に、光トランシーバが実行する受信処理について説明する。図6では、光トランシーバ100が実行する受信処理について説明するが、光トランシーバ200が実行する受信処理も同様である。
図6は、実施の形態1の受信処理を説明する図である。受信機能部140は、変換部141、データ蓄積機能部142、クロック切替部143、及び発振器144a,144b,144cを有する。また、光変調部133は、送信機能部130に含まれる。
変換部141は、受信部141a及びA/D変換部141bを含む。発振器144aは、x1[kHz]の周波数のクロック信号を発振する装置である。また、発振器144aは、第1の発振器とも言う。x1[kHz]の周波数は、第1の数値のkHzの周波数とも言う。x1[kHz]の周波数は、kHz単位の周波数と表現してもよい。x1[kHz]の周波数、又は第1の数値のkHzの周波数は、1〜1000[kHz]の範囲内の周波数である。なお、動作モード通知信号B2のkHzの周波数、強度変調光信号C1のkHzの周波数、x1[kHz]の周波数は、同じである。発振器144bは、x2[GHz]の周波数のクロック信号を発振する装置である。発振器144cは、xn(nは3以上の整数)[GHz]の周波数のクロック信号を発振する装置である。周波数x1〜xnは、互いに異なる周波数である。
なお、光トランシーバ200が有する受信機能部も同様に、変換部、データ蓄積機能部、クロック切替部、及び発振器を有する。また、光トランシーバ200が有する変換部は、受信部及びA/D変換部を含む。
はじめに、コネクション確立状態になった後に、光トランシーバ100が実行する受信処理を説明する。
受信部141aは、光信号又は強度変調光信号をアナログ電気信号に変換する。A/D変換部141bは、アナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号を保持する。データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号D1をデジタル信号処理部120に送信する。
クロック切替部143は、動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替える。詳細には、クロック切替部143は、動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器を発振器144a,144b,144cの中から選択する。クロック切替部143は、選択した発振器に切り替える。これにより、クロック信号の周波数は、変更される。
デジタル信号処理部120は、デジタル電気信号D1に対してFEC復号を行い、クライアント信号D2を抽出する。デジタル信号処理部120は、電気インタフェース110にクライアント信号D2を送信する。
次に、コネクション確立状態前の光トランシーバ100が実行する受信処理を説明する。
変換部141は、光トランシーバ200から送信された強度変調光信号C1を受信し、クロック信号に基づいて強度変調光信号C1をデジタル電気信号E2に変換する。変換部141の機能を、受信部141aとA/D変換部141bを用いて詳細に説明する。
受信部141aは、周波数がkHzの強度変調光信号C1を光トランシーバ200から受信する。そのため、クロック切替部143は、発振器144aに切り替えて、発振器144aを起動させる。発振器144aは、x1[kHz]のクロック信号をA/D変換部141bに出力する。このように、クロック切替部143は、コネクション確立状態前の場合、常に発振器144aを起動させる。
受信部141aは、動作モード通知信号B2を含む強度変調光信号C1をアナログ電気信号E1に変換する。A/D変換部141bは、アナログ電気信号E1を、動作モード通知信号B2を含むデジタル電気信号E2に変換する。A/D変換部141bは、デジタル電気信号E2をデータ蓄積機能部142に送信する。
データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E2を保持する。データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E2を動作モード制御部160に送信する。
動作モード制御部160は、デジタル電気信号E2から光トランシーバ200の動作モードB1を検出する。詳細には、動作モード制御部160は、動作モードテーブル151を参照し、動作モード通知信号B2に基づいて、動作モードB1を検出する。例えば、動作モード制御部160は、動作モード通知信号B2が“00”を示している場合、ボーレートが“32Gbaud”、変調方式が“QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)”の動作モードB1であることを検出する。動作モードB1を第1の動作モードとする。
動作モード制御部160は、光トランシーバ200の第1の動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替えるようにクロック切替部143に指示する。詳細に説明する。動作モード制御部160は、記憶部150に予め設定された動作モードと第1の動作モードとを比較する。第1の動作モードと比較される動作モードを第2の動作モードとする。
動作モード制御部160は、第1の動作モードと第2の動作モードとが一致する場合、情報F1をクロック切替部143に送信する。情報F1は、ボーレートである。当該ボーレートは、第1の動作モードと第2の動作モードが示すボーレートと同じである。クロック切替部143は、情報F1に基づく周波数のクロック信号を発振する発振器を発振器144a,144b,144cの中から選択する。クロック切替部143は、選択した発振器に切り替える。例えば、クロック切替部143は、発振器144aから発振器144bに切り替える。クロック切替部143に選択された発振器は、クロック信号をA/D変換部141bに出力する。
動作モード制御部160は、第1の動作モードと第2の動作モードとが一致する場合、情報F2をデジタル信号処理部120に送信する。情報F2は、変調方式である。当該変調方式は、第1の動作モードと第2の動作モードが示す変調方式と同じである。デジタル信号処理部120は、情報F2に基づいて、駆動モードを変更する。
動作モード制御部160は、第1の動作モードと第2の動作モードとが一致する場合、情報F2を光変調部133に送信する。光変調部133は、情報F2に基づいて、変調方式を変更する。例えば、光変調部133は、QPSK又はQAM(Quadrature Amplitude Modulation)に変更する。
これにより、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、動作モードが一致するため、コネクション確立状態になる。
第1の動作モードと第2の動作モードとが一致しない場合については、後で詳細に説明する。
ここで、例えば、光トランシーバ100と光トランシーバ200の動作モードが互いに異なる状態で、光トランシーバ100が光信号を受信した場合、次のようなことが発生する。ボーレートが異なる場合は、クロック同期が取れない。変調方式が異なる場合は、デジタル信号処理でエラーが発生する。しかし、実施の形態1では、強度変調光信号C1を送信する側と強度変調光信号C1を受信する側で同じkHzの周波数を用いることで、クロック同期を確保できる。そして、動作モード制御部160は、強度変調光信号C1から動作モード通知信号B2を検出できる。
図7は、実施の形態1のコネクション確立状態前の送信処理を示すフローチャートである。図7では、光トランシーバ200が実行する送信処理について説明するが、光トランシーバ100が実行する送信処理も同様である。図7は、光トランシーバ200が起動したとき、処理が開始する。
(ステップS11)動作モード制御部260は、記憶部250から動作モードB1を取得する。動作モード制御部260は、動作モードB1を低速信号生成部270に送信する。
低速信号生成部270は、動作モード制御部260から動作モードB1を受信する。低速信号生成部270は、動作モードB1に基づいて、kHzの周波数の動作モード通知信号B2を生成する。
(ステップS12)光変調部233は、動作モード通知信号B2を含んだ強度変調光信号C1を生成する。光変調部233は、強度変調光信号C1を光トランシーバ100に送信する。
図8は、実施の形態1のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その1)である。図8,9では、光トランシーバ100が実行する受信処理について説明するが、光トランシーバ200が実行する受信処理も同様である。図8は、受信部141aが強度変調光信号C1を受信したとき、処理が開始する。
(ステップS21)受信部141aは、動作モード通知信号B2を含む強度変調光信号C1をアナログ電気信号E1に変換する。
(ステップS22)A/D変換部141bは、アナログ電気信号E1をデジタル電気信号E2に変換する。
(ステップS23)データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E2を保持する。データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E2を動作モード制御部160に送信する。
(ステップS24)動作モード制御部160は、デジタル電気信号E2から動作モード通知信号B2を検出する。動作モード制御部160は、動作モードテーブル151を参照する。動作モード制御部160は、動作モード通知信号B2に基づいて、第1の動作モードを検出する。
(ステップS25)動作モード制御部160は、第1の動作モードと第2の動作モードとが一致するか否かを判定する。すなわち、動作モード制御部160は、第1の動作モードのボーレート及び変調方式と、第2の動作モードのボーレート及び変調方式とが一致するか否かを判定する。
第1の動作モードと第2の動作モードとが一致する場合(ステップS25でYes)、動作モード制御部160は、処理をステップS26に進める。第1の動作モードと第2の動作モードとが一致しない場合(ステップS25でNo)、動作モード制御部160は、処理をステップS31に進める。
(ステップS26)動作モード制御部160は、情報F1をクロック切替部143に送信する。クロック切替部143は、情報F1に基づく周波数のクロック信号を発振する発振器を発振器144a,144b,144cの中から選択する。クロック切替部143は、発振器144aから選択した発振器に切り替える。クロック切替部143に選択された発振器は、クロック信号をA/D変換部141bに出力する。
動作モード制御部160は、情報F2をデジタル信号処理部120に送信する。デジタル信号処理部120は、情報F2に基づいて、駆動モードを変更する。
動作モード制御部160は、光変調部133に情報F2を送信する。光変調部133は、情報F2に基づいて、変調方式を変更する。
(ステップS27)動作モード制御部160は、電気インタフェース110を介してデータ通信が可能なことをクライアント装置に通知する。デジタル信号処理部120は、電気インタフェース110を介してクライアント信号をクライアント装置から受信する。デジタル信号処理部120は、クライアント信号に対してデジタル信号処理を実行する。実行後、送信機能部130は、電気信号を光信号に変換する。送信機能部130は、光信号を光トランシーバ200に送信する。すなわち、送信機能部130は、光信号に変換されたデータ(すなわち、クライアント信号)を光トランシーバ200に送信する。このように、デジタル信号処理部120、送信機能部130の動作により、データ通信が開始される。
図9は、実施の形態1のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS31)動作モード制御部160は、第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致するか否かを判定する。第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致する場合(ステップS31でYes)、動作モード制御部160は、処理をステップS32に進める。第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致しない場合(ステップS31でNo)、動作モード制御部160は、処理をステップS34に進める。
(ステップS32)動作モード制御部160は、第2の動作モードの変調方式の方が第1の動作モードの変調方式よりも優先順位の低い変調方式であるか否かを判定する。例えば、第1の動作モードの変調方式が動作モードテーブル151のNo.9とする。第2の動作モードの変調方式が動作モードテーブル151のNo.10とする。動作モード制御部160は、第2の動作モードの変調方式の方が第1の動作モードの変調方式よりも優先順位の低い変調方式であると判定する。
条件を満たす場合(ステップS32でYes)、動作モード制御部160は、処理をステップS33に進める。条件を満たさない場合(ステップS32でNo)、動作モード制御部160は、処理を終了する。
(ステップS33)動作モード制御部160は、第2の動作モードの変調方式を第1の動作モードの変調方式に変更する。そして、動作モード制御部160は、処理をステップS36に進める。
(ステップS34)動作モード制御部160は、第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも大きいか否かを判定する。第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも大きい場合(ステップS34でYes)、動作モード制御部160は、処理をステップS35に進める。第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも小さい場合(ステップS34でNo)、動作モード制御部160は、処理を終了する。このように、動作モード制御部160は、第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも小さい場合、第2の動作モードのボーレートを第1の動作モードのボーレートに変更しないように制御する。
(ステップS35)動作モード制御部160は、第2の動作モードのボーレートを第1の動作モードのボーレートに変更する。また、動作モード制御部160は、伝送路300の特性により、例えば、高多値度のQAM信号等ではエラーが増加する可能性があるため、ボーレートが小さい方に変更する。
動作モード制御部160は、変更後の動作モードを記憶部150に格納する。また、動作モード制御部160は、変更後の動作モードを動作モード制御部160で保持していてもよい。
(ステップS36)低速信号生成部170は、変更後の動作モードに基づいて、kHzの周波数の動作モード通知信号を生成する。
(ステップS37)光変調部133は、動作モード通知信号を含んだ強度変調光信号を生成する。光変調部133は、強度変調光信号を光トランシーバ200に送信する。
(ステップS38)動作モード制御部160は、電気インタフェース110を介してデータ通信が可能なことをクライアント装置に通知する。デジタル信号処理部120は、電気インタフェース110を介してクライアント信号をクライアント装置から受信する。デジタル信号処理部120は、クライアント信号に対してデジタル信号処理を実行する。実行後、送信機能部130は、電気信号を光信号に変換する。送信機能部130は、光信号を光トランシーバ200に送信する。すなわち、送信機能部130は、光信号に変換されたデータ(すなわち、クライアント信号)を光トランシーバ200に送信する。このように、デジタル信号処理部120、送信機能部130の動作により、データ通信が開始される。
次に、具体例を示して、コネクション確立状態前の送受信処理を簡単に説明する。
光トランシーバ100の記憶部150に記憶されている動作モード(以下、光トランシーバ100の動作モード)のボーレートが、光トランシーバ200の記憶部250に記憶されている動作モード(以下、光トランシーバ200の動作モード)のボーレートよりも大きい場合を説明する。なお、光トランシーバ100の動作モードの変調方式と光トランシーバ200の動作モードの変調方式は、同じものとする。
光トランシーバ100は、光トランシーバ100が起動したときに、動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ200に送信する(ステップS11,12)。光トランシーバ200は、光トランシーバ100から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ200は、動作モードが一致しないと判定する(ステップS25でNo)。光トランシーバ200は、光トランシーバ200の動作モードを変更しない(ステップS34でNo)。
光トランシーバ200は、光トランシーバ200が起動したときに、動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ100に送信する(ステップS11,12)。光トランシーバ100は、光トランシーバ200から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ100は、動作モードが一致しないと判定する(ステップS25でNo)。光トランシーバ100は、光トランシーバ100の動作モードを光トランシーバ200の動作モードに変更する(ステップS35)。これにより、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、同じ動作モードになる。すなわち、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、コネクション確立状態になる。光トランシーバ100は、変更後の動作モードに基づく動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ200に送信する(ステップS36,37)。光トランシーバ100は、クライアント信号が変換された光信号を光トランシーバ200に送信する(ステップS38)。光トランシーバ200は、光トランシーバ100から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ200は、光トランシーバ100の動作モードと光トランシーバ200の動作モードとが一致すると判定する(ステップS25でYes)。光トランシーバ200は、光トランシーバ200の動作モードに基づいて、光トランシーバ200が有するクロック切替部、デジタル信号処理部、及び光変調部233を制御する(ステップS26)。光トランシーバ200は、クライアント信号が変換された光信号を光トランシーバ100に送信する(ステップS27)。
実施の形態1によれば、光トランシーバ100は、ステップS35で、光トランシーバ100の動作モードを光トランシーバ200の動作モードに変更する。これにより、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、同じ動作モードになる。すなわち、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、同じ動作モードになるまで何度も異なるボーレートを含む動作モードの情報の送受信を行わなくてよい。よって、光トランシーバ100は、短い時間でコネクション確立状態にすることができる。
次に、光トランシーバ100の動作モードのボーレートが、光トランシーバ200の動作モードのボーレートよりも小さい場合を説明する。なお、光トランシーバ100の動作モードの変調方式と光トランシーバ200の動作モードの変調方式は、同じものとする。
光トランシーバ200は、光トランシーバ200が起動したときに、動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ100に送信する(ステップS11,12)。光トランシーバ100は、光トランシーバ200から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ100は、動作モードが一致しないと判定する(ステップS25でNo)。光トランシーバ100は、光トランシーバ100の動作モードを変更しない(ステップS34でNo)。
光トランシーバ100は、光トランシーバ100が起動したときに、動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ200に送信する(ステップS11,12)。
光トランシーバ200は、光トランシーバ100から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ200は、動作モードが一致しないと判定する(ステップS25でNo)。光トランシーバ200は、光トランシーバ200の動作モードを光トランシーバ100の動作モードに変更する(ステップS35)。これにより、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、同じ動作モードになる。すなわち、光トランシーバ100と光トランシーバ200は、コネクション確立状態になる。光トランシーバ200は、変更後の動作モードに基づく動作モード通知信号を含む強度変調光信号を光トランシーバ100に送信する(ステップS36,37)。光トランシーバ200は、クライアント信号が変換された光信号を光トランシーバ100に送信する(ステップS38)。光トランシーバ100は、光トランシーバ200から強度変調光信号を受信する。光トランシーバ100は、光トランシーバ100の動作モードと光トランシーバ200の動作モードとが一致すると判定する(ステップS25でYes)。光トランシーバ100は、光トランシーバ100の動作モードに基づいて、クロック切替部143、デジタル信号処理部120、及び光変調部133を制御する(ステップS26)。光トランシーバ100は、クライアント信号が変換された光信号を光トランシーバ200に送信する(ステップS27)。
光トランシーバ100は、上記のステップS34でNoの場合、光トランシーバ100の動作モードを変更しない。実施の形態1では、光トランシーバ100の動作モードを変更せずに、光トランシーバ200の動作モードのみを変更すれば、光トランシーバ100と光トランシーバ200の動作モードが同じになる。よって、実施の形態1は、短い時間でコネクション確立状態にすることができる。
実施の形態1では、ボーレート及び変調方式を動作モードと定義した。しかし、伝送速度及び変調方式を動作モードと定義してもよいし、伝送速度を動作モードと定義してもよい。伝送速度及び変調方式を動作モードと定義した場合、動作モードテーブル151は、伝送速度、変調方式、及び動作モード通知信号の項目を有する。例えば、ステップS34で、動作モード制御部160は、第2の動作モードの伝送速度の方が第1の動作モードの伝送速度よりも大きいか否かを判定する。ステップS35で、第2の動作モードの伝送速度の方が第1の動作モードの伝送速度よりも大きい場合、動作モード制御部160は、第2の動作モードの伝送速度を第1の動作モードの伝送速度に変更する。また、ステップS26で、動作モード制御部160は、情報F1をクロック切替部143に送信する。情報F1には、伝送速度が含まれる。クロック切替部143は、情報F1に基づく周波数のクロック信号を発振する発振器を発振器144a,144b,144cの中から選択する。クロック切替部143は、発振器144aから選択した発振器に切り替える。クロック切替部143に選択された発振器は、クロック信号をA/D変換部141bに出力する。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、強度変調光信号を受信するため、発振器を発振器144aに切り替える場合を説明した。ところで、A/D変換部141bは、8bitの分解能を有している場合が多い。そのため、A/D変換部141bがアナログ電気信号E1をデジタル電気信号E2に変換したとき、デジタル電気信号E2のデータ量が多くなる。データ量が多いことは、動作モード制御部160の処理時間が長くなる。そこで、実施の形態2では、後述する低速信号受信用のPD(Photodiode)及び低分解能のA/D変換部を用いる方法を説明する。
図10は、実施の形態2の光トランシーバの構成を示す機能ブロック図である。光トランシーバ100aは、カプラ180と低速信号受信部190を有する。光トランシーバ200は、光トランシーバ100aと同様の機能ブロックを有する。図3に示される構成と同じ、又は対応する図10の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。実施の形態2は、図1から図6を参照する。
カプラ180と低速信号受信部190の機能については、後で詳細に説明する。
図11は、実施の形態2の受信処理を説明する図である。受信機能部140aは、発振器144aが存在しない点が受信機能部140と異なる。また、データ蓄積機能部142aは、デジタル電気信号E2を動作モード制御部160に送信しない。図6に示される構成と同じ、又は対応する図11の構成は、図6に示される符号と同じ符号を付している。
カプラ180は、強度変調光信号C1を低速信号受信部190に送信する。また、カプラ180は、強度変調光信号C1を受信機能部140aに送信しないように制御してもよい。なお、A/D変換部141bは、第1のA/D変換部とも言う。また、第1のA/D変換部の分解能は、第1の分解能とも言う。
低速信号受信部190は、PD191、発振器192及びA/D変換部193を有する。PD191は、動作モード通知信号を含む強度変調光信号C1を受信する。PD191は、強度変調光信号C1をアナログ電気信号G1に変換する。
発振器192は、x1[kHz]のクロック信号をA/D変換部193に出力する。A/D変換部193は、アナログ電気信号G1をデジタル電気信号G2に変換する。A/D変換部193の分解能は、A/D変換部141bの分解能よりも小さい。例えば、A/D変換部193の分解能は、最低1bitでよい。すなわち、A/D変換部193は、1回の変調・復調で最低1bitの情報を伝送できればよい。A/D変換部193は、デジタル電気信号G2を動作モード制御部160に送信する。なお、デジタル電気信号G2は、動作モード通知信号を含む。
なお、A/D変換部193は、第2のA/D変換部とも言う。また、第2のA/D変換部の分解能は、第2の分解能とも言う。
実施の形態2では、A/D変換部193の分解能は、A/D変換部141bの分解能よりも低い。そのため、デジタル電気信号G2のデータ量は、A/D変換部141bがアナログ電気信号G1をデジタル電気信号に変換するときよりも減る。データ量が減少することは、動作モード制御部160の処理時間を短くできる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、光トランシーバ100と光トランシーバ200が同じ動作モードテーブルを記憶している場合を示した。実施の形態3では、2つの光トランシーバのそれぞれが異なる動作モードテーブルを格納している場合を説明する。実施の形態3は、図1〜3,5,6を参照する。
図12は、実施の形態3の送信処理を説明する図である。光トランシーバ200aは、動作モード制御部260a及び低速信号生成部270aを有する。後述する光トランシーバ100bは、光トランシーバ200aと同様の機能ブロックを有する。図5に示される構成と同じ、又は対応する図12の構成は、図5に示される符号と同じ符号を付している。動作モード制御部260a及び低速信号生成部270aの機能については、後で詳細に説明する。
図13は、実施の形態3の受信処理を説明する図である。光トランシーバ100bは、動作モード制御部160aを有する。光トランシーバ200aは、光トランシーバ100bと同様の機能ブロックを有する。図6に示される構成と同じ、又は対応する図13の構成は、図6に示される符号と同じ符号を付している。動作モード制御部160aの機能については、後で詳細に説明する。
図14は、実施の形態3の異なる動作モードテーブルを格納している場合を説明する図である。
光トランシーバ100bは、動作モードテーブル152を記憶する。動作モードテーブル152は、記憶部150に格納されている。例えば、動作モードテーブル152には、No.m(mは正の整数)に対応するボーレート、変調方式、及び動作モード通知信号が登録されている。
光トランシーバ200aは、動作モードテーブル251を記憶する。動作モードテーブル251は、記憶部250に格納されている。動作モードテーブル152は、動作モードテーブル251よりも新しい版数である。
なお、動作モードテーブルに新たに追加される動作モードは、動作モードテーブルの最下行に登録される。
実施の形態3では、2つの光トランシーバのそれぞれが異なる動作モードテーブルを格納している場合、新しい版数の動作モードテーブルを古い版数の動作モードテーブルに更新する。図14の例では、動作モード制御部160aは、動作モードテーブル152のNo.5以上の動作モードの情報を削除する。動作モードテーブル153は、No.5以上の動作モードの情報が削除された状態を示す。これにより、光トランシーバ100bと光トランシーバ200aが記憶する動作モードテーブルは、同じになる。
図15は、実施の形態3のコネクション確立状態前の送信処理を示すフローチャートである。図15では、光トランシーバ200aが実行する送信処理について説明するが、光トランシーバ100bが実行する送信処理も同様である。図15は、光トランシーバ200aが起動したとき、処理が開始する。また、図12を参照しながら図15の処理を説明する。
(ステップS41)動作モード制御部260aは、記憶部250に格納されている動作モードテーブルの版数と動作モードテーブルに関する情報とを取得する。動作モードテーブルに関する情報とは、動作モードテーブルに動作モードが登録されている数(すなわち、No.の項目に登録されている数)である。
動作モード制御部260aは、記憶部250から動作モードを取得する。動作モード制御部260aは、動作モードテーブルの版数、動作モードテーブルに関する情報、及び動作モードを含む情報B11を低速信号生成部270aに送信する。
(ステップS42)低速信号生成部270aは、動作モード制御部260aから情報B11を受信する。低速信号生成部270aは、動作モードに基づく動作モード通知信号、動作モードテーブルに関する情報、及び動作モードテーブルの版数を含むkHzの周波数の電気信号B12を生成する。
(ステップS43)光変調部233は、電気信号B12を含んだ強度変調光信号C2を生成する。光変調部233は、強度変調光信号C2を光トランシーバ100bに送信する。
このように、光トランシーバ100bと光トランシーバ200aは、互いに、動作モードテーブルの版数、動作モードテーブルに関する情報、及び動作モード通知信号を含んだ強度変調光信号C2を送信する。
図16は、実施の形態3のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その1)である。図16,17では、光トランシーバ100bが実行する受信処理について説明するが、光トランシーバ200aが実行する受信処理も同様である。図16は、受信部141aが強度変調光信号C2を受信したとき、処理が開始する。また、図13を参照しながら図16の処理を説明する。
(ステップS51)受信部141aは、強度変調光信号C2をアナログ電気信号E11に変換する。
(ステップS52)A/D変換部141bは、アナログ電気信号E11をデジタル電気信号E12に変換する。
(ステップS53)データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E12を保持する。データ蓄積機能部142は、デジタル電気信号E12を動作モード制御部160aに送信する。
(ステップS54)動作モード制御部160aは、デジタル電気信号E12から記憶部250に格納されている動作モードテーブルの版数を検出する。
(ステップS55)動作モード制御部160aは、記憶部150に格納されている動作モードテーブルの版数を検出する。動作モード制御部160aは、当該版数の方がステップS54で検出した版数よりも新しいか否かを判定する。条件を満たす場合(ステップS55でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS56に進める。条件を満たさない場合(ステップS55でNo)、動作モード制御部160aは、処理をステップS61に進める。
(ステップS56)動作モード制御部160aは、記憶部150に格納されている動作モードテーブルをステップS54で検出した版数の動作モードテーブルに更新する。すなわち、動作モード制御部160aは、記憶部150に格納されている動作モードテーブルを古い版数の動作モードテーブルに更新する。詳細には、動作モード制御部160aは、デジタル電気信号E12から動作モードテーブルに関する情報を検出する。動作モード制御部160aは、動作モードテーブルに関する情報から、記憶部250に格納されている動作モードテーブルに動作モードが登録されている数(すなわち、No.の項目に登録されている数)を特定する。動作モード制御部160aは、記憶部250に記憶されている動作モードテーブルに動作モードが登録されている数に基づいて、記憶部150に格納されている動作モードテーブルを更新する。これにより、光トランシーバ100bと光トランシーバ200aの動作モードテーブルは、同じになる。
また、動作モード制御部160aは、記憶部250に格納されている動作モードテーブルに、記憶部150に格納されている動作モードテーブルの動作モードが含まれている場合、記憶部150に格納されている動作モードテーブルの動作モードの設定値を維持して、記憶部150に格納されている動作モードテーブルを更新する。動作モード制御部160aは、記憶部250に格納されている動作モードテーブルに、記憶部150に格納されている動作モードテーブルの動作モードが含まれていない場合、記憶部150に格納されている動作モードテーブルを記憶部250に格納されている動作モードテーブルに更新する。そして、動作モード制御部160aは、更新後の動作モードテーブルの中から新たに動作モードを選択する。
(ステップS57)動作モード制御部160aは、記憶部150に格納されている動作モードテーブルの版数と動作モードテーブルに関する情報とを取得する。
動作モード制御部160aは、記憶部150から動作モードを取得する。動作モード制御部160aは、動作モードテーブルの版数、動作モードテーブルに関する情報、及び動作モードを含む情報を低速信号生成部170に送信する。
(ステップS58)低速信号生成部170は、動作モードに基づく動作モード通知信号、動作モードテーブルに関する情報、及び動作モードテーブルの版数を含むkHzの周波数の電気信号を生成する。
(ステップS59)光変調部133は、電気信号を含んだ強度変調光信号を生成する。光変調部133は、強度変調光信号を光トランシーバ200a送信する。そして、光変調部133は、処理をステップS62に進める。
図17は、実施の形態3のコネクション確立状態前の受信処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS61)動作モード制御部160aは、デジタル電気信号E12から動作モード通知信号を検出する。動作モード制御部160aは、動作モード通知信号に基づく第1の動作モードが記憶部150に格納されている動作モードテーブルから検出可能であるか否かを判定する。検出可能な場合(ステップS61でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS62に進める。検出できない場合(ステップS61でNo)、動作モード制御部160aは、処理を終了する。
(ステップS62)動作モード制御部160aは、第1の動作モードと第2の動作モードとが一致するか否かを判定する。第1の動作モードと第2の動作モードとが一致する場合(ステップS62でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS63に進める。第1の動作モードと第2の動作モードとが一致しない場合(ステップS62でNo)、動作モード制御部160aは、処理をステップS65に進める。
(ステップS63)動作モード制御部160aは、情報F1をクロック切替部143に送信する。クロック切替部143は、情報F1に基づく周波数のクロック信号を発振する発振器を発振器144a,144b,144cの中から選択する。クロック切替部143は、発振器144aから選択した発振器に切り替える。クロック切替部143に選択された発振器は、クロック信号をA/D変換部141bに出力する。
動作モード制御部160aは、情報F2をデジタル信号処理部120に送信する。デジタル信号処理部120は、情報F2に基づいて、駆動モードを変更する。
動作モード制御部160aは、光変調部133に情報F2を送信する。光変調部133は、情報F2に基づいて、変調方式を変更する。
(ステップS64)動作モード制御部160aは、電気インタフェース110を介してデータ通信が可能なことをクライアント装置に通知する。デジタル信号処理部120は、電気インタフェース110を介してクライアント信号をクライアント装置から受信する。デジタル信号処理部120は、クライアント信号に対してデジタル信号処理を実行する。実行後、送信機能部130は、電気信号を光信号に変換する。送信機能部130は、光信号を光トランシーバ200に送信する。すなわち、送信機能部130は、光信号に変換されたデータ(すなわち、クライアント信号)を光トランシーバ200に送信する。このように、デジタル信号処理部120、送信機能部130の動作により、データ通信が開始される。
(ステップS65)動作モード制御部160aは、第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致するか否かを判定する。第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致する場合(ステップS65でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS66に進める。第1の動作モードのボーレートと第2の動作モードのボーレートとが一致しない場合(ステップS65でNo)、動作モード制御部160aは、処理をステップS68に進める。
(ステップS66)動作モード制御部160aは、第2の動作モードの変調方式の方が第1の動作モードの変調方式よりも優先順位の低い変調方式であるか否かを判定する。条件を満たす場合(ステップS66でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS67に進める。条件を満たさない場合(ステップS66でNo)、動作モード制御部160aは、処理を終了する。
(ステップS67)動作モード制御部160aは、第2の動作モードの変調方式を第1の動作モードの変調方式に変更する。そして、動作モード制御部160aは、処理をステップS70に進める。
(ステップS68)動作モード制御部160aは、第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも大きいか否かを判定する。第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも大きい場合(ステップS68でYes)、動作モード制御部160aは、処理をステップS69に進める。第2の動作モードのボーレートの方が第1の動作モードのボーレートよりも小さい場合(ステップS68でNo)、動作モード制御部160aは、処理を終了する。
(ステップS69)動作モード制御部160aは、第2の動作モードのボーレートを第1の動作モードのボーレートに変更する。
動作モード制御部160aは、変更後の動作モードを記憶部150に格納する。また、動作モード制御部160aは、変更後の動作モードを動作モード制御部160aで保持していてもよい。
(ステップS70)低速信号生成部170は、変更後の動作モードに基づいて、kHzの周波数の動作モード通知信号を生成する。
(ステップS71)光変調部133は、動作モード通知信号を含んだ強度変調光信号を生成する。光変調部133は、強度変調光信号を光トランシーバ200aに送信する。
(ステップS72)動作モード制御部160aは、電気インタフェース110を介してデータ通信が可能なことをクライアント装置に通知する。デジタル信号処理部120は、電気インタフェース110を介してクライアント信号をクライアント装置から受信する。デジタル信号処理部120は、クライアント信号に対してデジタル信号処理を実行する。実行後、送信機能部130は、電気信号を光信号に変換する。送信機能部130は、光信号を光トランシーバ200に送信する。すなわち、送信機能部130は、光信号に変換されたデータ(すなわち、クライアント信号)を光トランシーバ200に送信する。このように、デジタル信号処理部120、送信機能部130の動作により、データ通信が開始される。
実施の形態3によれば、光トランシーバ100bと光トランシーバ200aは、同じ動作モードテーブルの版数になった後、動作モードを同期させることで、コネクション確立状態になる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
100,100a,100b 光トランシーバ(光通信装置)、 110 電気インタフェース、 120 デジタル信号処理部、 130 送信機能部、 133 光変調部、 140,140a 受信機能部、 141 変換部、 141a 受信部、 141b A/D変換部、 142,142a データ蓄積機能部、 143 クロック切替部、 144a,144b,144c 発振器、 150 記憶部、 160,160a 動作モード制御部、 170 低速信号生成部、 180 カプラ、 190 低速信号受信部、 191 PD、 192 発振器、 193 A/D変換部、 200,200a,200b 光トランシーバ、 220 デジタル信号処理部、 230 送信機能部、 231 D/A変換部、 232 増幅器、 233 光変調部、 250 記憶部、 260,260a 動作モード制御部、 270,270a 低速信号生成部、 300 伝送路

Claims (11)

  1. 第1の光通信装置と通信する光通信装置であって、
    前記第1の光通信装置から送信された光信号を受信し、クロック信号に基づいて前記光信号をデジタル電気信号に変換する変換部と、
    前記クロック信号を発振する発振器を切り替えるクロック切替部と、
    前記デジタル電気信号から前記第1の光通信装置の動作モードを検出し、前記クロック信号を発振する発振器から、前記第1の光通信装置の動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替えるように前記クロック切替部に指示する動作モード制御部と、
    を有する光通信装置。
  2. 予め設定された動作モードを記憶する記憶部をさらに有し、
    前記動作モード制御部は、前記記憶部に格納されている動作モードが示すボーレートが前記第1の光通信装置の動作モードが示すボーレートよりも大きいとき、前記記憶部に格納されている動作モードが示すボーレートを前記第1の光通信装置の動作モードが示すボーレートに変更し、前記クロック信号を発振する発振器から、変更後の動作モードが示すボーレートに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替えるように前記クロック切替部に指示する、
    請求項1に記載の光通信装置。
  3. 前記動作モード制御部は、前記記憶部に格納されている動作モードが示すボーレートが前記第1の光通信装置の動作モードが示すボーレートよりも小さいとき、前記記憶部に格納されている動作モードが示すボーレートを前記第1の光通信装置の動作モードが示すボーレートに変更しないように制御する、
    請求項2に記載の光通信装置。
  4. デジタル信号処理を実行するデジタル信号処理部と、
    前記光信号を変調する光変調部と、
    をさらに有し、
    前記動作モード制御部は、前記記憶部に格納されている動作モードが示す変調方式の優先順位が前記第1の光通信装置の動作モードが示す変調方式の優先順位よりも低いとき、前記記憶部に格納されている動作モードが示す変調方式を前記第1の光通信装置の動作モードが示す変調方式に変更し、変更後の変調方式を前記デジタル信号処理部と前記光変調部に送信し、
    前記デジタル信号処理部は、前記変更後の変調方式に基づいて駆動モードを変更し、
    前記光変調部は、前記変更後の変調方式に基づいて変調方式を変更する、
    請求項2又は3に記載の光通信装置。
  5. 前記記憶部が格納している動作モードを示す情報を前記第1の光通信装置に送信する送信機能部をさらに有する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の光通信装置。
  6. 第1の数値のkHzの周波数を発振する第1の発振器をさらに有し、
    前記クロック切替部は、前記変換部が前記光信号を前記デジタル電気信号に変換させるとき、前記第1の発振器に切り替え、
    前記第1の発振器は、前記第1の数値のkHzの周波数のクロック信号を前記変換部に発振する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の光通信装置。
  7. 前記変換部は、前記光信号が変換されたアナログ電気信号を前記デジタル電気信号に変換することが可能な第1のA/D変換部を有し、
    前記第1のA/D変換部は、第1の分解能を有し、
    前記第1の分解能よりも低い第2の分解能を有する第2のA/D変換部と、
    前記光信号をアナログ電気信号に変換するフォトダイオードと、
    前記変換部よりも先に前記光信号を受信するカプラと、
    をさらに有し、
    前記カプラは、前記光信号を受信したとき、前記光信号を前記フォトダイオードに送信し、
    前記第2のA/D変換部は、前記光信号が変換されたアナログ電気信号を前記フォトダイオードから受信し、受信したアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換し、変換したデジタル電気信号を前記動作モード制御部に送信する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の光通信装置。
  8. 複数の動作モードを示す動作モードテーブルと動作モードテーブルの版数とを記憶する記憶部をさらに有し、
    前記動作モード制御部は、前記デジタル電気信号から前記第1の光通信装置が格納している動作モードテーブルに関する情報と前記第1の光通信装置が格納している動作モードテーブルの版数とを検出し、前記記憶部が格納している動作モードテーブルの版数が前記第1の光通信装置が格納している動作モードテーブルの版数よりも新しい場合、前記第1の光通信装置が格納している動作モードテーブルに関する情報に基づいて、前記記憶部が格納している動作モードテーブルを更新する、
    請求項1に記載の光通信装置。
  9. 前記記憶部が格納している動作モードテーブルの版数と動作モードテーブルに関する情報を前記第1の光通信装置に送信する送信機能部をさらに有する、
    請求項8に記載の光通信装置。
  10. 第1の光通信装置と通信する光通信装置が、
    前記第1の光通信装置から送信された光信号を受信し、
    クロック信号に基づいて前記光信号をデジタル電気信号に変換し、
    前記デジタル電気信号から前記第1の光通信装置の動作モードを検出し、
    前記クロック信号を発振する発振器から、前記第1の光通信装置の動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替える、
    制御方法。
  11. 第1の光通信装置と通信する光通信装置に、
    前記第1の光通信装置から送信された光信号を受信し、
    クロック信号に基づいて前記光信号をデジタル電気信号に変換し、
    前記デジタル電気信号から前記第1の光通信装置の動作モードを検出し、
    前記クロック信号を発振する発振器から、前記第1の光通信装置の動作モードに基づく周波数のクロック信号を発振する発振器に切り替える、
    処理を実行させる制御プログラム。
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