JP5359179B2 - 光受信機及び光受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光受信機及び光受信方法に関する。
近年、インターネットの普及により、幹線系光通信システムの大容量化が必要とされており、1波長あたり、40Gbit/s又は100Gbit/sを超える信号を伝送可能な光送受信機の研究開発が行われている。
しかしながら、1波長あたりの伝送容量(ビットレート)を大きくすると、光信号対雑音比(OSNR)の低下が大きくなり、伝送路の波長分散、偏波モード分散、非線形効果等による波形歪みのため、信号品質の劣化が大きくなる。
このため、40Gbit/sを超える光通信システムでは、光信号対雑音比(OSNR)耐力及び伝送路の波形歪み耐力があるデジタルコヒーレント受信方式が注目されている(例えば、非特許文献1を参照)。
従来の受信方式では、光強度のON/OFFを2値信号に割り当てて直接検波する。これに対して、デジタルコヒーレント受信方式では、光強度と位相情報をコヒーレント受信システムにより抽出し、抽出された光強度と位相情報をアナログ/デジタル変換器(ADC)により量子化することで、デジタル信号処理回路にて復調を行う。
デジタルコヒーレント受信方式は、コヒーレント受信方式によるOSNR耐力の改善と、デジタル信号処理回路による強力な波形歪み補償が可能なため、40Gbit以上の光送受信機でも高い性能を得ることができる。
また、デジタルコヒーレント受信方式は、1シンボルで多ビットの情報を送信可能な変調方式とも組み合わせることができる。このような変調方式としては、多値変調方式や、直交する偏波に異なる情報を多重する偏波多重方式、1波長グリッド内に高密度多重された複数の周波数(キャリア)に異なる情報を多重するマルチキャリア多重方式等が知られている。マルチキャリア多重方式の典型例としては、Frequency Division Multiplexing(FDM、周波数多重)及びOrthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM、直交周波数分割多重)が挙げられる。
図24は、直交する2つの偏波に異なる情報を多重する偏波多重方式(DP)と多値変調方式の一つである1シンボル時間で4値の情報を送信する4値位相変調方式(QPSK)を併用したDP−QPSK方式のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。
光送信機は、送信信号生成部11、信号光源(LD)12、ドライバアンプ13〜16、位相変調器17〜20、及び偏波合波器(PBC)21を備え、伝送路22を介して光信号を光受信機に送信する。このうち、LD12、ドライバアンプ13〜16、位相変調器17〜20、及びPBC21は、電気/光変換回路37を構成する。
送信信号生成部11は、送信信号をドライバアンプ13〜16に出力し、ドライバアンプ13〜16は、送信信号を増幅して位相変調器17〜20にそれぞれ出力する。LD12は、信号光を位相変調器17〜20に出力する。位相変調器17〜20は、信号光を送信信号で変調してPBC21に出力する。位相変調器17及び18から出力される光と、
位相変調器19及び20から出力される光は、互いに直交する偏波を有する。PBC21は、位相変調器17〜20から出力される光信号を合波して伝送路22に出力する。
一方、光受信機は、偏波分波器(PBS)23、24、局発光源(LD)25、光ハイブリッド26、27、光検出器(PD)28〜31、ADC32〜35、及びデジタル信号処理回路36を備え、伝送路22から光信号を受信する。このうち、PBS23、24、LD25、光ハイブリッド26、27、PD28〜31は、デジタルコヒーレント光/電気変換回路38を構成する。
PBS23は、伝送路22から受信した光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分波し、光ハイブリッド26及び27にそれぞれ出力する。PBS24は、LD25から出力される局発光を互いに直交する2つの偏波成分に分波し、光ハイブリッド26及び27にそれぞれ出力する。
光ハイブリッド26は、光信号と局発光を混合し、互いに直交する2つの位相成分をPD28及び29にそれぞれ出力する。同様に、光ハイブリッド27は、光信号と局発光を混合し、互いに直交する2つの位相成分をPD30及び31にそれぞれ出力する。
PD28及び29での光電変換により、光信号を電気信号に変換してADC32及び33にそれぞれ出力する。同様に、PD30及び31は、光信号を電気信号に変換してADC34及び35にそれぞれ出力する。ADC32及び33から出力されるデジタル信号は、光ハイブリッド26に入力された光信号の強度情報及び位相情報を有し、ADC34及び35から出力されるデジタル信号は、光ハイブリッド27に入力された光信号の強度情報及び位相情報を有する。
デジタル信号処理回路36は、ADC32〜35から出力されるデジタル信号を用いて、受信信号の復調及び波形歪み補償を行う。このように、2つの偏波状態を受信する方式を偏波ダイバシティ受信と呼び、DP−QPSK方式によれば、偏波ダイバシティを使用して光信号の送受信を行うことができる。
図25は、偏波ダイバシティを使用しないデジタルコヒーレント光受信機の構成例を示している。この光受信機は、偏波コントローラ41、光ハイブリッド42、LD43、PD44、45、ADC46、47、及びデジタル信号処理回路48を備える。このうち、偏波コントローラ41、光ハイブリッド42、LD43、及びPD44、45は、デジタルコヒーレント光/電気変換回路49を構成する。
偏波コントローラ41は、受信する光信号の偏波を変更して、LD43から出力される局発光の偏波に合わせる。光ハイブリッド42、LD43、PD44、45、及びADC46、47の動作は、図24の光ハイブリッド26、PD28、29、ADC32、33の動作と同様である。デジタル信号処理回路48は、ADC46及び47から出力されるデジタル信号を用いて、受信信号の復調及び波形歪み補償を行う。偏波多重を用いない構成の場合は、図25の構成で受信することも可能である。
また、図25の構成は図26の構成で代用することもできる。図26は、局発光源を使用しないセルフコヒーレント光受信機の構成例を示している。この光受信機は、光カプラ51、遅延干渉計52、53、PD54〜56、ADC57〜59、及びデジタル信号処理回路60を備える。このうち、光カプラ51、遅延干渉計52、53、及びPD54〜56は、デジタルコヒーレント光/電気変換回路61を構成する。
光カプラ51は、受信する光信号を3つに分波して、遅延干渉計52、53及びPD5
6にそれぞれ出力する。遅延干渉計52及び53は、入力された光信号を1シンボル前の光信号と干渉させて位相成分を抽出し、PD54及び55にそれぞれ出力する。遅延干渉計52及び53からは、互いに直交する2つの位相成分が出力される。
PD54〜56は、光信号を電気信号に変換してADC57〜59にそれぞれ出力する。デジタル信号処理回路60は、ADC57〜59から出力されるデジタル信号を用いて、受信した光信号を再構成し、復調及び波形歪み補償を行う。
変調方式としては、上述したQPSKだけでなく、他の変調方式もデジタルコヒーレント光受信機で実現することができる。他の変調方式には、Non Return to Zero(NRZ、非零復帰変調)、Return to Zero(RZ、零復帰変調)、Mary-Phase Shift Keying(M−PSK、M値位相変調)、Mary-Quadrature Amplitude Modulation(M−QAM、M値直交振幅変調)、OFDM、FDM、及びそれらと偏波多重を組み合わせた変調方式が含まれる。
Dany-Sebastien Ly-Gagnon et al., "Coherent Detection of Optical Quadrature Phase-Shift Keying Signals With Carrier Phase Estimation", Journal of Lightwave Technology, vol. 24, No. 1, 2006, pp. 12-21
先にも述べたとおり、同じ伝送路を用いた場合、1波長あたりのビットレートを大きくすると伝送性能が劣化する。特に、40Gbit/s以上の光信号はビットレート上昇による伝送性能劣化要因が多くなるため、1波長あたりの伝送容量増加と伝送距離とのトレードオフが顕著になる。
もし、要求された経路の伝送距離及び経路の状態に合わせて最適なビットレートを柔軟に選択し、光通信ネットワークを構築することができれば、ネットワーク全体で運用可能な伝送容量を拡大することが期待できる。
しかしながら、従来の技術では、ビットレート毎に伝送特性が大きく異なるため、複数のビットレートに対応した光送受信機は非常に高価になるという問題がある。
例えば、10Gbit/sの光送受信機ではNRZを採用している。これに対して、40Gbit/sの光送受信機は、波長分散やPolarization Mode Dispersion(PMD、偏波モード分散)による波形劣化の影響が大きいため、光受信機に波長分散補償器やPMD補償器といった波形劣化補償用の光デバイスが必要になる。また、変調方式としても、OSNR耐力を改善するために、Differential Phase Sift Keying(DPSK、差動位相変調)やDifferential Quadrature Phase Sift Keying(DQPSK、差動4値位相変調)といった位相変調方式が採用されている。
この場合、10Gbit/sと40Gbit/sの2つのビットレートに対応する光送受信機は高価になることが予想される。
一方、デジタルコヒーレント光受信機は、伝送路の波長分散やPMD等の線形歪みをデジタル信号処理回路で補償することができ、また、デジタル信号処理回路以外はどのような変調方式でも同じ受信機構成を取ることができる。このため、ビットレートに応じて光受信機の構成が大きく変わらないことが予想され、複数のビットレートに対応した光送受信機を実現しやすいと考えられる。
しかしながら、デジタルコヒーレント光受信機で複数のビットレートに対応するためには、下記の要件を満たす必要がある。
(1)複数のビットレートに対応するために、動作周波数の範囲が広いサンプリングクロ
ック源が必要である。
(2)処理速度が大きく異なる場合でも動作するデジタル信号処理回路が必要である。
(3)処理速度が大きく変わった場合、偏波変動やPMD変動等による受信光信号品質の変化に対して、高速追従性が要求される。
本発明の課題は、複数のビットレートに対応可能な光受信機を提供することである。
開示の光受信機は、第1及び第2の変換手段、並列数変更手段、及び信号処理手段を備える。第1の変換手段は、受信した光信号を電気信号に変換して出力し、第2の変換手段は、電気信号を並列データ信号に変換して出力する。並列数変更手段は、光信号のビットレートに応じて並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する。信号処理手段は、その並列データ信号に基づいて受信信号を復調する。
第1の変換手段は、電気信号を第2の変換手段に出力し、第2の変換手段は、並列データ信号を並列数変更手段に出力する。そして、並列数変更手段は、光信号のビットレートに応じた並列数を有する並列データ信号を信号処理手段に出力し、信号処理手段は、その並列データ信号に基づいて受信信号を復調する。
開示の光受信機によれば、ADCのサンプリング周波数を大きく変更することなく、また、並列データ信号のデータレートを可変にすることなく、複数のビットレートに対応することができる。
以下、図面を参照しながら、最良の実施形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。光送信機は、送信信号生成部101及び電気/光変換回路102を備え、伝送路103を介して光信号を光受信機に送信する。
送信信号生成部101は、入力信号から送信信号を生成して電気/光変換回路102に出力し、電気/光変換回路102は、送信信号から光変調信号を生成して伝送路103に出力する。このとき、送信信号生成部101が、要求されるビットレートに応じて送信信号を変更することで、複数のビットレートに対応することができる。電気/光変換回路102としては、例えば、図24の電気/光変換回路37が用いられる。
光受信機は、デジタルコヒーレント光/電気変換回路104、サンプリングクロック源105、K個のADC回路106−1〜106−K、及びデジタル信号処理回路107を備え、伝送路103から光信号を受信する。
デジタルコヒーレント光/電気変換回路104は、受信した光信号の強度情報及び位相情報を含む電気信号を生成して、ADC回路106−1〜106−Kに出力する。サンプリングクロック源105は、受信する光信号のビットレートに関わらず、固定周波数のサンプリングクロック信号を生成して、ADC回路106−1〜106−Kに出力する。
各ADC回路106は、サンプリングクロック信号に同期して入力信号をサンプリングするADCと、ADCから出力されるデジタル信号を並列化するデマルチプレクサを含む。そして、並列化されたデジタル信号をデジタル信号処理回路107に出力する。
このとき、ビットレートに応じて、出力信号が常に同じデータレートになるようにデジ
タル信号の並列数(チャネル数)を切り替える。したがって、ADC回路106の出力信号の並列数は、ビットレートに応じて可変になる。例えば、ビットレートが高いほど並列数は大きくなり、ビットレートが低いほど並列数は小さくなる。ただし、物理的な信号線の数は変化しない。
デジタル信号処理回路107は、ADC回路106−1〜106−Kから出力されるデジタル信号を用いて、受信信号の復調及び波形歪み補償を行い、復調信号を出力する。デジタル信号処理回路107は、ADC回路106の並列数が変化しても、その出力信号のデータレートに対応する処理速度で動作し、異なる並列数でも動作する回路構成を有する。
デジタルコヒーレント光/電気変換回路104としては、例えば、図24、図25、又は図26のデジタルコヒーレント光/電気変換回路38、49、又は61のいずれかが用いられる。
光受信機では、ADC回路106の並列数とビットレートの関係で、サンプリングクロック信号の微調整が必要になる場合もある。また、受信信号に同期したクロック信号を生成する場合は、光受信機にクロックリカバリ回路を設けて、サンプリングクロック源105の周波数の微調制御を行う必要がある。クロック源の動作周波数が非常に狭い場合は、サポートするビットレートに応じて複数のクロック源を用意する必要がある。
図1のような構成を用いることにより、光受信機は、ADC回路106のサンプリング周波数を大きく変更することなく、また、デジタル信号処理回路107の入力データレート及び内部処理速度を可変にすることなく、複数のビットレートに対応することができる。
したがって、動作周波数の範囲が広いサンプリングクロック源は不要であり、異なる処理速度で動作するデジタル信号処理回路も不要である。さらに、処理速度の大きな変化に対して高速追従性を有するデジタル信号処理回路も不要である。
この光受信機は、NRZ、RZ、M−PSK、M−QAM、OFDM、FDM等どのような変調方式にも対応でき、また、それらと偏波多重とを組み合わせた変調方式にも対応できる。
図2は、変調方式としてDP−QPSK方式を用いた場合のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。このデジタルコヒーレント光送受信機は、複数の異なるビットレートで動作するものとする。
光送信機は、送信信号生成部201、LD202、ドライバアンプ203〜206、位相変調器207〜210、及びPBC211を備え、伝送路221を介して光信号を光受信機に送信する。このうち、LD202、ドライバアンプ203〜206、位相変調器207〜210、及びPBC211は、電気/光変換回路を構成する。
送信信号生成部201は、入力信号から送信信号を生成してドライバアンプ203〜206に出力し、ドライバアンプ203〜206は、送信信号を増幅して位相変調器207〜210にそれぞれ出力する。LD202は、信号光を位相変調器207〜210に出力する。位相変調器207〜210は、信号光を送信信号で変調してPBC211に出力する。位相変調器207及び208から出力される光と、位相変調器209及び210から出力される光は、互いに直交する偏波を有する。PBC211は、位相変調器207〜210から出力される光信号を合波して伝送路221に出力する。
一方、光受信機は、PBS231、232、LD233、光ハイブリッド234、235、PD236〜239、サンプリングクロック源240、ADC回路241〜244、及びデジタル信号処理回路245を備え、伝送路22から光信号を受信する。このうち、PBS231、232、LD233、光ハイブリッド234、235、及びPD236〜239は、デジタルコヒーレント光/電気変換回路を構成する。
PBS231は、伝送路221から受信した光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分波し、光ハイブリッド234及び235にそれぞれ出力する。PBS232は、LD233から出力される局発光を互いに直交する2つの偏波成分に分波し、光ハイブリッド234及び235にそれぞれ出力する。
光ハイブリッド234は、光信号と局発光を混合し、互いに直交する2つの位相成分をPD236及び237にそれぞれ出力する。同様に、光ハイブリッド235は、光信号と局発光を混合し、互いに直交する2つの位相成分をPD238及び239にそれぞれ出力する。
PD236〜239は、光電変換により、光信号を電気信号に変換してADC32及び33にそれぞれ出力する。同様に、PD30及び31は、光信号を電気信号に変換してADC回路241〜244にそれぞれ出力する。サンプリングクロック源240は、サンプリングクロック信号を生成して、ADC回路241〜244に出力する。
ADC回路241〜244は、サンプリングクロック信号に同期して入力信号をサンプリングし、ビットレートに応じた並列数のデジタル信号をデジタル信号処理回路245に出力する。デジタル信号処理回路245は、ADC回路241〜244から出力されるデジタル信号を用いて、受信信号の復調及び波形歪み補償を行い、復調信号を出力する。
ここで、一例として、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合について説明する。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合、送信信号生成部201は、28Gbit/sのビットレートで4チャネルの送信信号を出力する。電気/光変換回路は、4チャネルの送信信号から112Gbit/sの光信号を生成して、伝送路221に出力する。
光受信機のサンプリングクロック源240は、56GHzのクロック信号を生成し、ADC回路241〜244の各々は、56GHzでサンプリングを行い、並列数4のデジタル信号(データ信号)をデジタル信号処理回路245に出力する。この場合、デジタル信号処理回路245に入力されるデータ信号のデータレートは、14GHzとなる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、送信信号生成部201は、10.75Gbit/sのビットレートで4チャネルの送信信号を出力する。電気/光変換回路は、4チャネルの送信信号から43Gbit/sの光信号を生成して、伝送路221に出力する。
光受信機のサンプリングクロック源240は、57.3GHzのクロック信号を生成し、ADC回路241〜244の各々は、57.3GHzでサンプリングを行い、並列数3のデータ信号をデジタル信号処理回路245に出力する。この場合、デジタル信号処理回路245に入力されるデータ信号のデータレートは、14.3GHzとなる。
図3は、図2のADC回路241〜244の構成例を示している。各ADC回路は、A
DC301、デマルチプレクサ302、スイッチ303、306、N個(N≧1)のサンプリングレート変換器304−1〜304−N、スルーポート305、位相比較回路307、309、及びビットレートモニタ308を含む。
各サンプリングレート変換器304−i(i=1〜N)は、アップサンプリング部311−i、平均化フィルタ312−i、及びダウンサンプリング部313−iを含む。デマルチプレクサ302から出力される並列データ信号の並列数はAであり、スイッチ306から出力される並列データ信号の並列数はBである。
ADC301は、サンプリングクロック源240から供給されるクロック信号に同期して入力信号をサンプリングし、デマルチプレクサ302に出力する。デマルチプレクサ302は、ADC301の出力信号を並列数Aの並列データ信号に変換して、スイッチ303及び位相比較回路307に出力する。
スイッチ303は、ビットレートモニタ308からの制御信号に従って、サンプリングレート変換器304−1〜304−N又はスルーポート305のいずれかの経路を選択し、A個のデータ信号を選択した経路に出力する。
各サンプリングレート変換器304は、データ信号のサンプリングレートを変更することで、データ信号の並列数をAからBに変更して、B個のデータ信号をスイッチ306に出力する。変更後の並列数Bは、一般に、それぞれのサンプリングレート変換器304によって異なる値になる。スルーポート305は、データ信号の並列数を変更することなく、そのままスイッチ306に出力する。
スイッチ306は、ビットレートモニタ308からの制御信号に従って、サンプリングレート変換器304−1〜304−N又はスルーポート305のいずれかの経路を選択し、選択した経路から出力されるB個のデータ信号を、デジタル信号処理回路245及び位相比較回路309に出力する。スルーポート305が選択された場合は、B=Aとなる。
位相比較回路307は、デマルチプレクサ302から出力されるデータ信号を用いて、サンプリングレート変換前のサンプリングクロック信号とデータ信号の位相差(サンプリング位相)を検出し、ビットレートモニタ308に出力する。ビットレートモニタ308は、位相比較回路307から出力されるサンプリング位相の単位時間あたりの変化量と、サンプリングクロック源240のサンプリングクロック信号の周波数とから、ビットレートを推定する。そして、推定したビットレートに応じた制御信号をスイッチ303及び306に出力する。
これにより、スイッチ303及び306は、サンプリングレート変換器304−1〜304−N及びスルーポート305の中から、入力信号のビットレートに対応する経路を選択することができる。ビットレートに対応するサンプリングレート変換器304を選択することで、デジタル信号処理回路245の入力端子におけるデータレートが常に一定になるように、データ信号の並列数Bを変更することができる。サンプリングレートの変換が不要の場合は、スルーポート305が選択される。
位相比較回路309は、スイッチ306から出力されるデータ信号を用いて、サンプリングレート変換後のサンプリングクロック信号とデータ信号の位相差(サンプリング位相)を検出し、サンプリングクロック源240に出力する。サンプリングクロック源240は、位相比較回路309から出力されるサンプリング位相に基づいて、クロック周波数の微調整を行う。これにより、並列数変更後(サンプリングレート変換後)の信号とサンプリングクロック信号の位相を同期することができる。
位相比較回路309を設ける代わりに、デジタル信号処理回路245内部で、波形歪補償後に同等の処理を行い、デジタル信号処理回路245からサンプリングクロック信号とデータ信号の位相差をサンプリングクロック源240に出力しても構わない。また、サンプリングクロック源240のサンプリングクロック信号をデータ信号と同期させずに、デジタル信号処理回路245内で同期をとるようにしてもよい。
図4は、図3のサンプリングレート変換器304−iの動作例を示している。この例では、データ信号のサンプリングレートが2/3倍に変更される。
アップサンプリング部311−iは、入力データ信号x(n)を、x(n)の2倍のサンプリングレートでリサンプリングし、次式のようなデータ信号w(m)を生成する。
w(m)=x(m/L) (m=0,±L,±2L,...)
w(m)=0 (m≠0,±L,±2L,...)
x(n)は時刻nにおける入力データ信号を表し、w(m)は時刻mにおけるリサンプリング後のデータ信号を表す。Lはアップサンプリング率を表し、この例ではL=2である。これにより、データ信号のサンプリング周期は、TからT/2に変更される。
平均化フィルタ312−iは、データ信号w(m)を平均化してデータ信号w’(m)を生成する。ダウンサンプリング部313−iは、データ信号w’(m)を、w’(m)の1/3倍のサンプリングレートでリサンプリングし、データ信号y(m)を生成する。この場合、ダウンサンプリング率は1/3である。
こうして、データ信号のサンプリングレートは、入力データ信号x(n)の2/3倍に変更され、サンプリング周期は、Tから1.5Tに変更される。
一般に、アップサンプリング部311−iのアップサンプリング率とダウンサンプリング部313−iのダウンサンプリング率を適切に設定することで、データ信号のサンプリングレートを所望の値に変更することができる。
図5は、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合のADC回路241〜244の構成例を示している。この構成は、図3の構成においてサンプリングレート変換器304の数Nが1の場合に対応する。
各ADC回路は、ADC501、デマルチプレクサ502、スイッチ503、506、サンプリングレート変換器504、スルーポート505、位相比較回路507、509、及びビットレートモニタ508を含む。
サンプリングレート変換器504は、加算器511、516、遅延器512、及び乗算器513〜515を含む。この構成は、図3のアップサンプリング部311−i、平均化フィルタ312−i、及びダウンサンプリング部313−iのフィルタ係数及び回路を、想定されたビットレートに合わせて最適化した回路に対応している。
ADC501は、サンプリングクロック源240から供給されるクロック信号に同期して入力信号をサンプリングし、デマルチプレクサ502に出力する。デマルチプレクサ502は、ADC501の出力信号を並列数4の並列データ信号に変換して、スイッチ503に出力する。
スイッチ503は、ビットレートモニタ508からの制御信号に従って、サンプリングレート変換器504又はスルーポート505のいずれかの経路を選択し、4個のデータ信号を選択した経路に出力する。
サンプリングレート変換器504は、データ信号のサンプリングレートを3/4倍に変更する。このとき、乗算器513は、データ信号522に2を乗算して加算器511に出力し、加算器511は、データ信号521と乗算器513の出力信号を加算して、スイッチ506に出力する。
遅延器512は、データ信号521を1クロック遅延させて加算器511に出力する。乗算器514は、データ信号523に3を乗算してスイッチ506に出力し、乗算器515は、データ信号524に2を乗算して加算器516に出力する。加算器516は、遅延器512の出力信号と乗算器515の出力信号を加算して、スイッチ506に出力する。
こうして、データ信号の並列数が4から3に変更され、3個のデータ信号がスイッチ506に出力される。なお、サンプリングレート変換器504の物理的な出力信号線は4本設けられており、使用されない2番目の信号線からは常に論理“0”が出力される。
スルーポート505は、データ信号の並列数を変更することなく、そのままスイッチ506に出力する。
スイッチ506は、ビットレートモニタ508からの制御信号に従って、サンプリングレート変換器504又はスルーポート505のいずれかの経路を選択し、選択した経路から出力される3個又は4個のデータ信号を、デジタル信号処理回路245に出力する。3個又は4個のデータ信号のうち1つは、位相比較回路507にも出力される。
位相比較回路507は、デマルチプレクサ502から出力されるデータ信号を用いて、サンプリング位相を検出し、ビットレートモニタ508に出力する。ビットレートモニタ508は、位相比較回路507から出力されるサンプリング位相の単位時間あたりの変化量と、サンプリングクロック源240のサンプリングクロック信号の周波数とから、ビットレートを推定する。そして、推定したビットレートに応じた制御信号をスイッチ503及び506に出力する。
位相比較回路509は、スイッチ506から出力されるデータ信号を用いてサンプリング位相を検出し、サンプリングクロック源240に出力する。サンプリングクロック源240は、位相比較回路509から出力されるサンプリング位相に基づいて、クロック周波数の微調整を行う。
ビットレートが112Gbit/sの場合、スイッチ503及び506は、スルーポート505を選択する。この場合、ADC501は、サンプリングクロック源240から供給される56GHzのクロック信号に同期して入力信号をサンプリングし、デマルチプレクサ502は、4チャネルの14GHzのデータ信号をスイッチ503に出力する。したがって、4チャネルの14GHzのデータ信号がデジタル信号処理回路245に出力される。
一方、ビットレートが43Gbit/sの場合は、スイッチ503及び506は、サンプリングレート変換器504を選択する。この場合、サンプリングクロック源240は、クロック周波数を微調整して57.3GHzに変更する。または、位相比較回路509によって自動的に変更される。ADC501は、57.3GHzのクロック信号に同期して入力信号をサンプリングし、デマルチプレクサ502は、4チャネルの14.3GHzのデータ信号をスイッチ503に出力する。サンプリングレート変換器504は、データ信号のチャネル数を4から3に変更して、スイッチ506に出力する。したがって、3チャネルの14.3GHzのデータ信号がデジタル信号処理回路245に出力される。
図5のADC回路では、4:3のサンプリングレート変換器が示されているが、同様にして、他の倍率のサンプリングレート変換器を構成することが可能である。
図3及び図5の構成では、ADC回路内で入力信号のビットレートを自動的にモニタしているが、ADC回路の外部からビットレート情報を与えるようにしてもよい。
例えば、光通信ネットワークの状態を監視するネットワーク制御装置が現在のビットレート情報を保持している場合は、そのビットレート情報を光送信機及び光受信機の双方に通知することができる。この場合、ADC回路241〜244は、通知されたビットレート情報に応じてスイッチを切り替え、サンプリングクロック源240は、通知されたビットレート情報に応じてクロック周波数の微調整を行う。位相比較回路509によって自動的に変更できる場合はサンプリングクロック源240の微調整は不要である。
また、光受信機は、受信した光信号の光スペクトルを測定し、そのスペクトル形状からビットレートを推定することも可能である。図6は、このようなビットレート推定を行う光受信機の構成例を示している。この光受信機は、図1の構成において、光スペクトルアナライザ601及びビットレートモニタ602を追加した構成を有する。
光スペクトルアナライザ601は、伝送路103から受信する光信号の光スペクトルを測定し、スペクトル幅等のスペクトル形状を示す情報をビットレートモニタ602に出力する。ビットレートモニタ602は、スペクトル形状の変化からビットレートを推定し、推定したビットレートに応じた制御信号をADC回路106−1〜106−Kに出力する。各ADC回路は、ビットレートモニタ602から出力される制御信号に従ってスイッチを切り替える。
図7は、量子化によるエイリアシングを抑圧するために、光受信機にアンチエイリアシングフィルタを設けた構成例を示している。この光受信機は、図1の構成において、アンチエイリアシングフィルタ701−1〜701−Kを追加した構成を有する。
デジタルコヒーレント光/電気変換回路104は、受信した光信号の強度情報及び位相情報を含む電気信号を、フィルタ701−1〜701−Kに出力する。フィルタ701−1〜701−Kは、電気信号を濾過してADC回路106−1〜106−Kにそれぞれ出力する。各フィルタ701は、上述したいずれかの方法で取得されるビットレート情報に応じてフィルタ帯域を変化させる。
このような構成によれば、それぞれのビットレートに適したフィルタ帯域を用いてエイリアシングを抑圧することができる。
図8は、実施形態のデジタルコヒーレント光送受信機を用いた光通信システムの構成例を示している。この光通信システムは、ネットワーク制御装置801、光送信機802、中継器803、804、光受信機805、及び伝送路811〜813を備える。
光送信機802から出力された光信号は、伝送路811、中継器803、伝送路812、中継器804、及び伝送路813を経由して、光受信機805に入力される。実際の光通信システムでは、より多くの伝送路及び中継器を経由して光信号が伝送される。
光受信機805は、ビット誤り率、OSNR等により光信号の受信品質をモニタし、モニタした受信品質をネットワーク制御装置801に通知する。伝送区間の中継器の数が多い場合等には、受信した光信号の品質が悪くなる。そこで、ネットワーク制御装置801は、光受信機805から通知された受信品質が所定の品質に満たない場合、光送信機802に対してビットレート変更指示を送信する。
光送信機802は、ビットレート変更指示を受信すると、現在のビットレートをそれより低いビットレートに変更する。これにより、光通信システムのビットレートを柔軟に変更することができ、ネットワーク全体の伝送容量を最適化することが可能になる。
また、光信号の到達性が向上するため、光受信機が受信信号のパフォーマンスモニタ機能を有している場合は、伝送路811〜813の状態を収集することができる。したがって、ネットワーク制御装置801は、より高い精度で伝送路及びネットワークの状態を監視することができる。
光受信機805は、ネットワーク制御装置801に受信品質を通知する代わりに、光送信機802に受信品質を通知することも可能である。光送信機802は、通知された受信品質が所定の品質に満たない場合、現在のビットレートをそれより低いビットレートに変更する。
光受信機805と光送信機802の間の通信には、中継器間を結ぶ監視制御信号を用いることができる。また、双方向通信のネットワークの場合は、上り方向の信号到達性が確保できなかった段階で下り方向のビットレートを変更し、下り方向の光信号を使って光送信機802に受信品質を通知することができる。
図9は、デジタル信号処理回路107及び245の構成例を示している。図9のデジタル信号処理回路は、波形歪み補償回路821、位相同期回路822、識別回路823、スイッチ824、100G用クライアントインタフェース回路825、及び40G用クライアントインタフェース回路826を備える。
波形歪み補償回路821は、光ファイバの波長分散、偏波モード分散、偏波変動等による波形歪みを補償する。
図10は、波形歪み補償回路821の構成例を示している。波形歪み補償回路821は、例えば、図10のFIRフィルタを用いて実現される。FIRフィルタは、遅延器831〜836、タップ係数乗算器841〜847、及び加算器851を含む。
ビットレートを変更した場合、入力されるデータ信号の並列数が変更されるが、未使用信号線(レーン)の信号を論理“0”とすることにより、タップ数は減るが、並列数が変更されても同じ回路が使用できる。
位相同期回路822は、受信光信号と局発光の光周波数及び光位相の同期を行うための回路であり、送信機から送信された光信号の強度と位相情報を復元する。
図11は、QPSK変調を用いた場合の位相同期回路822の構成例を示している。図11の位相同期回路は、演算器861〜864及び減算器865を含む。
FIRフィルタの場合と同様に、ビットレートを変更した場合、入力されるデータ信号の並列数が変更されるが、未使用信号線の信号を論理“0”とすることにより、並列数が変更されても同じ回路が使用できる。
識別回路823は、位相同期回路822で復元された強度と位相情報を元に、変調方式に基づいて信号を復調する。識別回路823では、信号線毎に独立した識別回路が配置されるため、並列数が変更された場合も回路変更は不要である。
スイッチ824は、ビットレート情報に応じて100G用クライアントインタフェース回路824又は40G用クライアントインタフェース回路826のいずれかを選択し、選択したインタフェース回路に復調された信号を出力する。
インタフェース回路825及び826は、ビットレートに応じて決められたインタフェースに基づいて、復調された信号をクライアント側に送信する。
図12は、図2に示したデジタルコヒーレント光送受信機の別の使用方法を示している。この例では、図2の伝送路221は、中継器901、902及び伝送路911〜913に置き換えられている。
ここで、一例として、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合について説明する。112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合の光送受信機の動作は、図2の場合と同様である。
43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合、光送信機は、偏波多重を使用しないで43Gbit/sの光信号を生成する。この場合、破線921で囲まれた回路部分は使用されない。光送信機は、使用しない偏波チャネルのドライバアンプ205及び206の電源をOFFにし、位相変調器209及び210のバイアスを出力光信号が消光状態になるように設定する。
送信信号生成部201は、21.5Gbit/sのビットレートで2チャネルの送信信号をドライバアンプ203及び204に出力する。位相変調器207及び208は、局発光を送信信号で変調してPBC211に出力し、PBC211は、位相変調器207及び208から出力される光信号を合波して、43Gbit/sの光信号を伝送路911に出力する。この場合の光受信機の動作は、図2の場合と同様である。
このような光送信機の使用方法は、受信信号のOSNRが所要値を満たしていない場合だけでなく、伝送区間のPolarization Dependent Loss (PDL)特性が悪い場合に有効である。また、ネットワークとして光経路に要求されるビットレートが43Gbit/sの場合は、片方の偏波チャネルのみを用いることで、消費電力削減の効果が期待できる。
図13は、別のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。図13の光送信機は、図2の光送信機からPBC211を除いた構成を有し、光受信機は、図2の光受信機からPBS231を除いた構成を有する。
光送信機は、接続部1011を介して予備伝送路1001及び現用伝送路1002に接続され、予備伝送路1001及び現用伝送路1002は、接続部1012を介して光受信機に接続される。
位相変調器207及び208の出力端は、接続部1011の入力端1021に接続され、位相変調器209及び210の出力端は、接続部1011の入力端1022に接続される。接続部1011の出力端1023及び1024は、それぞれ伝送路1001及び伝送路1002に接続される。
一方、接続部1012の入力端1031及び1032は、それぞれ伝送路1001及び伝送路1002に接続される。接続部1012の出力端1033は、光ハイブリッド234に接続され、接続部1012の出力端1034は、光ハイブリッド235に接続される。
ここで、一例として、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合について説明する。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合の接続部1011及び1012の構成は、例えば、図14及び図15のようになる。接続部1011は、PBC11
01を備え、入力端1021及び1022はPBC1101の入力端に接続され、出力端1024はPBC1101の出力端に接続される。接続部1012は、PBS1201を備え、入力端1032はPBS1201の入力端に接続され、出力端1033及び1034はPBS1201の出力端に接続される。
したがって、伝送路1001は使用されず、伝送路1002のみを用いて光信号が伝送される。この場合の光送受信機の動作は、図2の場合と同様である。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合の接続部1011の構成は、例えば、図16のようになる。接続部1011は、光ファイバ1301及び1302を備え、光ファイバ1301は入力端1021及び出力端1023の間に設けられ、光ファイバ1302は入力端1022及び出力端1024の間に設けられる。
この場合、送信信号生成部201は、21.5Gbit/sのビットレートで2チャネルの送信信号をドライバアンプ203及び204に出力し、同じ2チャネルの送信信号をドライバアンプ205及び206に出力する。したがって、偏波多重を使用しない、43Gbit/sの同じ信号で変調された2つの光信号が生成され、伝送路1001及び1002にそれぞれ出力される。
接続部1012の構成は、例えば、図17又は図18のようになる。図17の構成は、現用と予備の切り替えをデジタル信号処理回路245で行う構成であり、図18の構成は、光段でプロテクションを行う構成である。
図17の接続部1012は、偏波コントローラ(PC)1401及び1402を備え、PC1401は入力端1031及び出力端1033の間に設けられ、PC1402は入力端1032及び出力端1034の間に設けられる。
光受信機は、予備及び現用の光信号をそれぞれ偏波ダイバシティを用いない光/電気変換回路で受信する。そこで、局発光と信号光の偏波が同じになるように、PC1401及び1402で信号光の偏波を制御する。例えば、デジタル信号処理回路245により、ADC回路241〜244に入力されるビート信号が最大になるように、PC1401及び1402が制御される。
光ハイブリッド234及び235からADC回路241〜244までの動作は、図2の場合と同様である。デジタル信号処理回路245は、伝送路1001及び1002から受信する2つの受信信号を独立に復調し、通常は、伝送路1002側の復調信号を出力する。ただし、伝送路1002側の信号断を検出した際は、即座に伝送路1001側の復調信号を出力する。これにより、現用受信信号から予備受信信号に切り替えることができる。
図18の接続部1012は、スイッチ(SW)1501及びPBS1502を備え、SW1501は、デジタル信号処理回路245により制御され、入力端1031又は1032のいずれか一方をPBS1502の入力端に接続する。出力端1033及び1034はPBS1502の出力端に接続され、PBS1502は、図2のPBS231と同様に動作する。
デジタル信号処理回路245は、通常は、入力端1032を選択するようにSW1501を制御し、伝送路1002側の信号断を検出すると、入力端1031を選択するようにSW1501を制御する。これにより、現用光信号から予備光信号に切り替えることができる。その他の光受信機の動作は、図2の場合と同様である。
図13〜図18に示した構成は、伝送区間のPDL特性が悪い場合に有効である。また
、ビットレートが43Gbit/sの場合は冗長構成をとることができるので、信号到達性をより高くすることができる。
図13の構成では、想定されるビットレートに応じて事前に接続部1011及び1012を交換する作業が発生するが、この交換を自動的に行うことも可能である。この場合、上述したいずれかの方法で取得されるビットレート情報を用いて構成の切り替えが行われる。図19〜図21は、このようなデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。
図19の構成では、光送信機にSW1601、1602、PBC1603、及び光カプラ1604が設けられ、光受信機に光カプラ1605、PC1606、1607、SW1608、1609、及びPBS1610が設けられる。PBC1603は、図13のPBC1101に対応し、PC1606及び1607は、図17のPC1401及び1402に対応し、PBS1610は、図15のPBS1201に対応する。
SW1601、1602、1608、及び1609は、ビットレート情報に応じて光信号の入力端又は出力端を切り替える。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1601は、位相変調器207及び208の出力端をPBC1603の入力端に接続し、SW1602は、位相変調器209及び210の出力端をPBC1603の入力端に接続する。また、SW1608は、PBS1610の出力端を光ハイブリッド234の入力端に接続し、SW1609は、PBS1610の出力端を光ハイブリッド235の入力端に接続する。これにより、図14及び図15の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1601は、位相変調器207及び208の出力端を伝送路1001に接続し、SW1602は、位相変調器209及び210の出力端を光カプラ1604の入力端に接続する。また、SW1608は、PC1606の出力端を光ハイブリッド234の入力端に接続し、SW1609は、PC1607の出力端を光ハイブリッド235の入力端に接続する。これにより、図16及び図17の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
図20の構成では、光送信機にSW1701及びPBC1702が設けられ、光受信機にPC1703、1704、SW1705、及びPBS1706が設けられる。PBC1702は、図14のPBC1101に対応し、PC1703及び1704は、図17のPC1401及び1402に対応し、PBS1706は、図15のPBS1201に対応する。
SW1701及び1705は、ビットレート情報に応じて光信号の入力端又は出力端を切り替える。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1701は、位相変調器207及び208の出力端をPBC1702の入力端に接続し、SW1705は、PBS1706の出力端を光ハイブリッド234の入力端に接続する。これにより、図14及び図15の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1701は、位相変調器207及び208の出力端を伝送路1001に接続し、SW1705は、PC1703の出力端を光ハイブリッド234の入力端に接続する。これにより、図16及び図17の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
この構成では、SW1705により現用光信号と予備光信号を切り替えているため、光
受信機は偏波ダイバシティ構成となり、デジタル信号処理回路245は、2つの偏波の情報を用いて受信信号を復調する。
図21の構成では、光送信機にSW1801及びPBC1802が設けられ、光受信機にSW1803及びPBS1804が設けられる。PBC1802は、図14のPBC1101に対応し、PBS1804は、図15のPBS1201又は図18のPBS1502に対応する。
SW1801及び1803は、ビットレート情報に応じて光信号の入力端又は出力端を切り替える。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1801は、位相変調器207及び208の出力端をPBC1802の入力端に接続し、SW1803は、伝送路1002をPBS1804の入力端に接続する。これにより、図14及び図15の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、SW1801は、位相変調器207及び208の出力端を伝送路1001に接続する。これにより、図16及び図18の構成を併用した場合と同様の動作が可能になる。
この構成では、SW1803により現用光信号と予備光信号を切り替えているため、図20の場合と同様に、光受信機は偏波ダイバシティ構成となり、デジタル信号処理回路245は、2つの偏波の情報を用いて受信信号を復調する。
図22は、変調方式としてDP−OFDM方式を用いた場合のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。このデジタルコヒーレント光送受信機は、複数の異なるビットレートで動作するものとする。
光送信機は、送信信号生成部1901、デジタル/アナログ変換器(DAC)1902〜1905、ドライバアンプ1906〜1909、LD1910、位相変調器1911〜1914、及びPBC1915を備え、伝送路1921〜1923及び中継器1931、1932を介して光信号を光受信機に送信する。
光受信機は、PBS1941、1942、LD1943、光ハイブリッド1944、1945、PD1946〜1949、サンプリングクロック源1950、ADC回路1951〜1954、及びデジタル信号処理回路1955を備え、伝送路1923から光信号を受信する。
光送信機のDAC1902〜1905は、送信信号生成部1901から出力される送信信号をアナログ信号に変換して、ドライバアンプ1906〜1909にそれぞれ出力する。他の構成要素の動作は、図2の場合と同様である。
ここで、一例として、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合について説明する。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合、2つのサブキャリアでQPSK符号化されたOFDM変調を用いる。送信信号生成部1901は、入力されたベースバンド信号から、OFDM変調を行うための、x偏波の実部と虚部、y偏波の実部と虚部に対応した、4つのマルチレベル信号を生成する。そして、4つのマルチレベル信号をドライバアンプ1906〜1909にそれぞれ出力する。
位相変調器1911〜1914は、それぞれのマルチレベル信号を用いてLD1910
から出力される光を変調することで、112Gbit/sの光信号を生成する。
光受信機のサンプリングクロック源1950は、56GHzのクロック信号を生成し、ADC回路1951〜1954の各々は、56GHzでサンプリングを行い、並列数4のデータ信号をデジタル信号処理回路1955に出力する。この場合、デジタル信号処理回路1955に入力されるデータ信号のデータレートは、14GHzとなる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、サブキャリアを1つ減らして、1つのサブキャリアでQPSK符号化されたOFDM変調を用いる(1サブキャリアではDP−QPS変調となる)。送信信号生成部1901は、112Gbit/sの場合と同様に、入力されたベースバンド信号から4つのマルチレベル信号を生成して、ドライバアンプ1906〜1909にそれぞれ出力する。
位相変調器1911〜1914は、それぞれのマルチレベル信号を用いてLD1910から出力される光を変調することで、43Gbit/sの光信号を生成する。
光受信機のサンプリングクロック源1950は、57.3GHzのクロック信号を生成し、ADC回路1951〜1954の各々は、57.3GHzでサンプリングを行い、並列数3のデータ信号をデジタル信号処理回路1955に出力する。この場合、デジタル信号処理回路1955に入力されるデータ信号のデータレートは、14.3GHzとなる。
この構成は、受信信号のOSNRが所要値を満たしていない場合だけでなく、中継器1931及び1932に設けられた、経路の挿入及び/又は分岐を行うための光フィルタによる波形劣化が大きい場合に効果があると考えられる。
図23は、変調方式としてDP−多値変調方式を用いた場合のデジタルコヒーレント光送受信機の構成例を示している。このデジタルコヒーレント光送受信機は、複数の異なるビットレートで動作するものとする。
光送信機は、送信信号生成部2001、DAC2002〜2005、ドライバアンプ2006〜2009、LD2010、位相変調器2011〜2014、及びPBC2015を備え、伝送路2021〜2023及び中継器2031、2032を介して光信号を光受信機に送信する。
光受信機は、PBS2041、2042、LD2043、光ハイブリッド2044、2045、PD2046〜2049、サンプリングクロック源2050、ADC回路2051〜2054、及びデジタル信号処理回路2055を備え、伝送路2023から光信号を受信する。このように、光送受信機の構成は、図22の場合と同様である。
ここで、一例として、112Gbit/sと43Gbit/sの2つのビットレートで動作する場合について説明する。
112Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合、16−QAM変調方式を用いる。送信信号生成部2001は、入力されたベースバンド信号から、16−QAM変調を行うための、x偏波の実部と虚部、y偏波の実部と虚部に対応した、4つのマルチレベル信号を生成する。そして、4つのマルチレベル信号をドライバアンプ2006〜2009にそれぞれ出力する。
位相変調器2011〜2014は、それぞれのマルチレベル信号を用いてLD2010から出力される光を変調することで、112Gbit/sの光信号を生成する。
光受信機のサンプリングクロック源2050は、56GHzのクロック信号を生成し、ADC回路2051〜2054の各々は、56GHzでサンプリングを行い、並列数4のデータ信号をデジタル信号処理回路2055に出力する。この場合、デジタル信号処理回
路2055に入力されるデータ信号のデータレートは、14GHzとなる。
一方、43Gbit/sのビットレートで光信号を伝送する場合は、多値変調方式の多値度Mを16から4に変更して、QPSK変調方式を用いる。送信信号生成部2001は、112Gbit/sの場合と同様に、入力されたベースバンド信号から4つのマルチレベル信号を生成して、ドライバアンプ2006〜2009にそれぞれ出力する。
位相変調器2011〜2014は、それぞれのマルチレベル信号を用いてLD2010から出力される光を変調することで、43Gbit/sの光信号を生成する。
光受信機のサンプリングクロック源2050は、57.3GHzのクロック信号を生成し、ADC回路2051〜2054の各々は、57.3GHzでサンプリングを行い、並列数3のデータ信号をデジタル信号処理回路2055に出力する。この場合、デジタル信号処理回路2055に入力されるデータ信号のデータレートは、14.3GHzとなる。
上述した各実施形態においては、QPSK、2サブキャリアOFDM、16QAMについて説明したが、NRZ、RZ、M−PSK、M−QAM、OFDM、FDM等どのような変調方式にも対応でき、また、それらと偏波多重とを組み合わせた変調方式にも対応できる。
また、上述の各実施形態においては、コヒーレント受信方式について説明しているが、直接検波方式の光/電気変換回路と本発明で提案するADC回路を組み合わせることができる。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
以上、図1から図23までを参照しながら説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)受信した光信号を電気信号に変換して出力する第1の変換手段と、
前記電気信号を並列データ信号に変換して出力する第2の変換手段と、
前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と
を備えることを特徴とする光受信機。
(付記2)前記並列数変更手段は、前記変更された並列数を有する並列データ信号を出力する変更手段と、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号の並列数を変更しない非変更手段とを含み、前記光信号のビットレートが第1のビットレートに対応するとき該第2の変換手段から出力される並列データ信号を該変更手段に入力し、前記光信号のビットレートが第2のビットレートに対応するとき該第2の変換手段から出力される並列データ信号を該非変更手段に入力することを特徴とする付記1記載の光受信機。
(付記3)前記並列数変更手段は、複数のビットレートに対応してそれぞれ異なる並列数を有する並列データ信号を出力する複数の変更手段を含み、該複数の変更手段のうち前記光信号のビットレートに対応する変更手段を選択的に使用することを特徴とする付記1記載の光受信機。
(付記4)前記複数の変更手段の各々は、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号のサンプリングレートを変更することで、該並列データ信号の並列数を変更することを特徴とする付記2記載の光受信機。
(付記5)前記複数の変更手段の各々は、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号のサンプリングレートを上げるアップサンプリング手段と、該アップサンプリング手段から出力されるデータ信号を平均化して出力する平均化フィルタ手段と、該平均化フィ
ルタ手段から出力されるデータ信号のサンプリングレートを下げるダウンサンプリング手段とを含むことを特徴とする付記4記載の光受信機。
(付記6)前記光信号のビットレート情報を取得して前記並列数変更手段に出力する取得手段をさらに備えることを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の光受信機。
(付記7)前記取得手段は、ネットワーク制御装置から前記ビットレート情報を取得することを特徴とする付記6記載の光受信機。
(付記8)前記取得手段は、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号又は前記変更された並列数を有する並列データ信号のサンプリング位相の単位時間あたりの変化量と、前記第2の変換手段が用いるサンプリングクロック信号の周波数とから、前記ビットレート情報を取得することを特徴とする付記6記載の光受信機。
(付記9)前記取得手段は、前記光信号の光スペクトルのスペクトル形状から前記ビットレート情報を取得することを特徴とする付記6記載の光受信機。
(付記10)前記第2の変換手段は、前記光信号のビットレートに応じて変化するフィルタ帯域を有し、前記電気信号を濾過するアンチエイリアシングフィルタ手段をさらに備えることを特徴とする付記1乃至9のいずれかに記載の光受信機。
(付記11)受信した光信号から検出された電気信号を並列データ信号に変換して出力する変換手段と、
前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と
を備えることを特徴とする光受信回路。
(付記12)光信号を受信するステップと、
前記光信号を電気信号に変換するステップと、
前記電気信号を並列データ信号に変換するステップと、
前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更するステップとを備えることを特徴とする光受信方法。
(付記13)直交する2つの偏波成分に異なる信号情報を変調し送信する偏波多重光送信機と、請求項1乃至7のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、送信するビットレートを落とし、1偏波のみを用いて通信することを特徴とする光通信システム。
(付記14)ビットレートを落とした場合、片方の偏波チャネルを現用回線、もう片方の偏波チャネルを予備回線とした冗長構成とすることを特徴とする付記13記載の光通信システム。
(付記15)複数のサブキャリアに異なる信号情報を変調し送信するマルチキャリア光送信機と、付記1乃至9のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、送信するキャリア数を減らして通信することを特徴とする光通信システム。
(付記16)1シンボル時間に多値情報を変調し送信する多値光送信機と、付記1乃至9のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、多値度を減らして通信することを特徴とする光通信システム。
(付記17)受信した光信号を電気信号に変換して出力する第1の変換手段と、
前記電気信号を量子化し並列データ信号に変換して出力する第2の変換手段と、
前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と、
前記並列データ信号に基づいて受信信号を復調する信号処理手段と、
復調した信号の品質をモニタするモニタ手段と、
信号品質が所望の値以下であった場合に送信機へ通知する通信手段と
を有する光受信機と、
通知された信号品質に基づいてビットレートを変更するビットレート変更手段を有する光送信機と、
により構成される光通信システム。
(付記18)前記光通信システムは双方向の通信システムであって、
受信信号の品質が所望の値を満足しない場合、対向送信機のビットレートを変更して、送信機へ通知することを特徴とする付記17記載の光通信システム。
第1のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第2のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第1のADC回路の構成図である。 サンプリングレート変換器の動作を示す図である。 第2のADC回路の構成図である。 第3のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 アンチエイリアシングフィルタを有するデジタルコヒーレント光受信機の構成図である。 デジタルコヒーレント光通信システムの構成図である。 デジタル信号処理回路の構成図である。 波形歪み補償回路の構成図である。 位相同期回路の構成図である。 第2のデジタルコヒーレント光送受信機の使用方法を示す図である。 第4のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第1の接続部の構成図である。 第2の接続部の構成図である。 第3の接続部の構成図である。 第4の接続部の構成図である。 第5の接続部の構成図である。 第5のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第6のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第7のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第8のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 第9のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 従来のDP−QPSK方式のデジタルコヒーレント光送受信機の構成図である。 従来の偏波ダイバシティを使用しないデジタルコヒーレント光受信機の構成図である。 従来の局発光源を使用しないデジタルコヒーレント光受信機の構成図である。
符号の説明
11、101、201、1901、2001 送信信号生成部
12、25、43、202、233、1910、1943、2010、2043 LD
13、14、15、16、203、204、205、206、1906、1907、1908、1909、2006、2007、2008、2009 ドライバアンプ
17、18、19、20、207、208、209、210、1911、1912、1913、1914、2011、2012、2013、2014 位相変調器
21、211、1101、1603、1702、1802、1915、2015 PBC
22、103、221、811、812、813、911、912、913、1921、1922、1923 伝送路
23、24、231、232、1201、1502、1610、1706、1804、1941、1942、2041、2042 PBS
26、27、42、234、235、1944、1945 光ハイブリッド
28、29、30、31、44、45、54、55、56、236、237、238、239、1946、1947、1948、1949、2046、2047、2048、2049 PD
32、33、34、35、46、47、57、58、59、301、501 ADC
36、48、60、107、245、1955、2055 デジタル信号処理回路
37、102 電気/光変換回路
38、49、61、104 光/電気変換回路
41、1401、1402、1606、1607、1703、1704 偏波コントローラ
51、1604、1605 光カプラ
52、53 遅延干渉計
105、240、1950、2050 サンプリングクロック源
106−1、106−K、241、242、243、244、1951、1952、1953、1954、2051、2052、2053、2054 ADC回路
302、502 デマルチプレクサ
303、306、503、506、824、1501、1601、1602、1608、1609、1701、1705、1801、1804 スイッチ
307、309、507、509 位相比較回路
308、508、602 ビットレートモニタ
304−1、304−N、504、505 サンプリングレート変換器
311−1、311−i、311−N アップサンプリング部
312−1、312−i、312−N 平均化フィルタ
313−1、313−i、313−N ダウンサンプリング部
511、516、851 加算器
512、831〜836 遅延器
513、514、515 乗算器
601 光スペクトルアナライザ
701−1、701−K アンチエイリアシングフィルタ
801 ネットワーク制御装置
802 光送信機
803、804、901、902、1931、1932 中継器
805 光受信機
821 波形歪み補償回路
822 位相同期回路
823 識別回路
825 100G用クライアントインタフェース回路
826 40G用クライアントインタフェース回路
841〜847 タップ係数乗算器
861〜864 演算器
865 減算器
1001 予備伝送路
1002 現用伝送路
1011、1012 接続部
1021、1022、1031、1032 入力端
1023、1024、1033、1034 出力端
1301、1302 光ファイバ
1902、1903、1904、1905、2002、2003、2004、2005
DAC

Claims (17)

  1. 受信した光信号を電気信号に変換して出力する第1の変換手段と、
    前記電気信号を並列データ信号に変換して出力する第2の変換手段と、
    前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と、
    前記並列データ信号に基づいて受信信号を復調する信号処理手段と
    を備えることを特徴とする光受信機。
  2. 前記並列数変更手段は、前記変更された並列数を有する並列データ信号を出力する変更手段と、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号の並列数を変更しない非変更手段とを含み、前記光信号のビットレートが第1のビットレートに対応するとき該第2の変換手段から出力される並列データ信号を該変更手段に入力し、前記光信号のビットレートが第2のビットレートに対応するとき該第2の変換手段から出力される並列データ信号を該非変更手段に入力することを特徴とする請求項1記載の光受信機。
  3. 前記並列数変更手段は、複数のビットレートに対応してそれぞれ異なる並列数を有する並列データ信号を出力する複数の変更手段を含み、該複数の変更手段のうち前記光信号のビットレートに対応する変更手段を選択的に使用することを特徴とする請求項1記載の光受信機。
  4. 前記複数の変更手段の各々は、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号のサンプリングレートを変更することで、該並列データ信号の並列数を変更することを特徴とする請求項2記載の光受信機。
  5. 前記光信号のビットレート情報を取得して前記並列数変更手段に出力する取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光受信機。
  6. 前記取得手段は、前記光信号を伝送する光通信ネットワークを監視し前記ビットレート情報を保持するネットワーク制御装置から前記ビットレート情報を取得することを特徴とする請求項5記載の光受信機。
  7. 前記取得手段は、前記第2の変換手段から出力される並列データ信号又は前記変更された並列数を有する並列データ信号のサンプリング位相の単位時間あたりの変化量と、前記第2の変換手段が用いるサンプリングクロック信号の周波数とから、前記ビットレート情報を取得することを特徴とする請求項5記載の光受信機。
  8. 前記取得手段は、受信した信号の光スペクトル情報から、前記ビットレート情報を取得することを特徴とする請求項5記載の光受信機。
  9. 前記第2の変換手段は、前記光信号のビットレートに応じて変化するフィルタ帯域を有し、前記電気信号を濾過するアンチエイリアシングフィルタ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信機。
  10. 受信した光信号から検出された電気信号を並列データ信号に変換して出力する変換手段と、
    前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と
    を備えることを特徴とする光受信回路。
  11. 光信号を受信するステップと、
    前記光信号を電気信号に変換するステップと、
    前記電気信号を並列データ信号に変換するステップと、
    前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更するステップとを備えることを特徴とする光受信方法。
  12. 直交する2つの偏波成分に異なる信号情報を変調し送信する偏波多重光送信機と、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、
    受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、送信するビットレートを落とし、1偏波のみを用いて通信することを特徴とする光通信システム。
  13. ビットレートを落とした場合、片方の偏波チャネルを現用回線、もう片方の偏波チャネルを予備回線とした冗長構成とすることを特徴とする請求項12記載の光通信システム。
  14. 複数のサブキャリアに異なる信号情報を変調し送信するマルチキャリア光送信機と、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、
    受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、送信するキャリア数を減らして通信することを特徴とする光通信システム。
  15. 1シンボル時間に多値情報を変調し送信する多値光送信機と、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の光受信機を用いる光通信システムであって、
    受信した信号の特性が所望の特性を満たさない場合、多値度を減らして通信することを特徴とする光通信システム。
  16. 受信した光信号を電気信号に変換して出力する第1の変換手段と、
    前記電気信号を量子化し並列データ信号に変換して出力する第2の変換手段と、
    前記光信号のビットレートに応じて前記並列データ信号の並列数を変更し、変更された並列数を有する並列データ信号を出力する並列数変更手段と、
    前記並列データ信号に基づいて受信信号を復調する信号処理手段と、
    復調した信号の品質をモニタするモニタ手段と、
    信号品質が所望の値以下であった場合に送信機へ通知する通信手段と
    を有する光受信機と、
    通知された信号品質に基づいてビットレートを変更するビットレート変更手段を有する光送信機と、
    により構成される光通信システム。
  17. 前記光通信システムは双方向の通信システムであって、
    受信信号の品質が所望の値を満足しない場合、対向送信機のビットレートを変更して、送信機へ通知することを特徴とする請求項16記載の光通信システム。
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