JP5870728B2 - 光パス確立方法及び光ノード装置 - Google Patents

光パス確立方法及び光ノード装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5870728B2
JP5870728B2 JP2012027808A JP2012027808A JP5870728B2 JP 5870728 B2 JP5870728 B2 JP 5870728B2 JP 2012027808 A JP2012027808 A JP 2012027808A JP 2012027808 A JP2012027808 A JP 2012027808A JP 5870728 B2 JP5870728 B2 JP 5870728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
signal
modulation
phase
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012027808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013165407A (ja
Inventor
崇仁 谷村
崇仁 谷村
剛司 星田
剛司 星田
久雄 中島
久雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012027808A priority Critical patent/JP5870728B2/ja
Priority to EP12198514.7A priority patent/EP2627021A3/en
Priority to US13/727,902 priority patent/US8989572B2/en
Publication of JP2013165407A publication Critical patent/JP2013165407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5870728B2 publication Critical patent/JP5870728B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/075Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
    • H04B10/077Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using a supervisory or additional signal
    • H04B10/0775Performance monitoring and measurement of transmission parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0267Optical signaling or routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0272Transmission of OAMP information
    • H04J14/0276Transmission of OAMP information using pilot tones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0256Optical medium access at the optical channel layer
    • H04J14/0258Wavelength identification or labelling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0267Optical signaling or routing
    • H04J14/0271Impairment aware routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0272Transmission of OAMP information
    • H04J14/0275Transmission of OAMP information using an optical service channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/06Polarisation multiplex systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、光ネットワークの光パス確立方法及び光ノード装置に関する。
図1は従来の光ネットワークの一例の構成図である。図1において、データプレーン上のOXC(Optical Cross−Connect)を含む光ノード1a〜1fそれぞれに対応して制御プレーン上には制御ノード(CNT)2a〜2fが設けられている。
ここで、例えば光ノード1aから光ノード1fまでの光パスを確立する場合について説明する。各制御ノードでは、自制御ノードに対応する光ノードと隣接光ノード間を結ぶリンクについて、複数の変調方式それぞれに対するSN劣化、波長分散、PMD(Polarization Mode Dispersion:偏波モード分散)、光ファイバのカー効果等による非線形効果などの詳細物理情報を持っている。光ノード1aに対応する制御ノード2aは制御ノード2b〜2fから光ノード1b〜1fそれぞれのリンクの詳細物理情報を収集する。制御ノード2aは、選択可能な変調方式について、ボーレート、FEC(Forward Error Correction)オーバーヘッド率、OSNR(Optical Signal Noise Ratio)耐力、波長分散耐力、PMD耐力、非線型効果耐力などのパラメータを基に、例えば太い実線で示す光ノード1aと光ノード1fを結ぶ光パス(1a,1b,1c,1e,1f)を予約して確立する。
ところで、送信側において光データ信号を低速のパスIDトーン信号で光強度変調(AM変調)して送信し、受信側でパスIDトーン信号を復調することで、変調方式やボーレート等を決定しパスを確立する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、受信側で検出した誤り率情報に基づき送信側EA変調器のバイアスを制御して光変調信号のチャープを最適点に制御し、受信側から送信側への制御信号の転送は光主信号に制御信号をデジタル多重して行う技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
また、受信側の伝送特性測定部で伝送品質を測定し、この測定結果に基づき各種伝送パラメータである光送信パワー、光波長、分散補償量、プリチャープを最適値に制御する技術が提案されている(例えば特許文献3参照)。
また、受信側でWDM信号の各波長のOSNR,BERを測定した結果を光信号のオーバーヘッド情報に載せて送信側に返送し、光送信信号のαパラメータ、分散補償量、プリエンファシスを最適制御する技術が提案されている(例えば特許文献4参照)。
また、監視制御信号(SV信号)を光主信号に微小強度変調して重畳伝送する技術が提案されている(例えば特許文献5参照)。
米国特許第7580632号明細書 特開2002−164846号公報 特開2005−223944号公報 特開2002−57624号公報 特開平8−298486号公報
従来の光パス確立方法では、複数の変調方式について、ボーレート、FECオーバーヘッド率、OSNR耐力、波長分散耐力、PMD耐力、非線型効果耐力などのパラメータが多いために、高効率データ転送のための最適な光パスを確立するまでの工数が多大であり、最適な光パスを確立するための設計が困難であるという問題があった。
また、光データ信号を低速信号で光強度変調して送信し、受信側で低速信号を復調する従来技術では、光増幅器や誘導ラマン散乱による相互利得変調によって他のチャンネルのパスIDトーン信号が混入する結果、主信号の品質劣化が発生するという問題があった。
開示の光パス確立方法は、主信号の品質の劣化を抑制し、かつ、最適な光パスを確立することを目的とする。
開示の一実施形態による光パス確立方法は、第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光パス確立方法であって、
前記第1の光ノードにおいて、前記第2の光ノードから送出された光信号の変調方式が判明していないときに、第1の周波数帯域又は第1の位相帯域で前記光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスと光信号の変調方式を決定し、
光信号の変調方式を決定したのち前記第1の周波数帯域より狭い第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域で光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスにおける送受信特性の最適化を行う。
本実施形態によれば、主信号の品質の劣化を抑制し、かつ、最適な光パスを確立することができる。
従来の光ネットワークの一例の構成図である。 光ネットワークの一実施形態の構成図である。 光ノードにおける管理用チャネルの多重/分離を説明するための構成図である。 送信部の一実施形態の構成図である。 受信部の一実施形態の構成図である。 デジタル周波数変調部の一実施形態の構成図である。 受信部の一実施形態の詳細構成図である。 第1周波数オフセット推定部の第1実施形態の回路構成図である。 第1周波数オフセット推定部の第2実施形態の回路構成とその説明をするための図である。 第2周波数オフセット推定部の一実施形態の回路構成図である。 光パス確立手順の第1実施形態のフローチャートである。 光パス確立手順の第2実施形態のフローチャートである。 光パス確立手順の一実施形態のタイミングチャートである。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。
<光パス確立方法>
図2は光ネットワークの一実施形態の構成図である。図2において、データプレーン上のOXCを含む光ノード11a〜11fそれぞれに対応して制御プレーン上には制御ノード(CNT)12a〜12fが設けられている。なお、光ノード11a,11fそれぞれは主信号の変調方式について、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying),QAM(Quadrature Amplitude Modulation),OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などの複数の方式が利用可能であり、いずれかの方式を選択する。
ここで、例えば光ノード11aから光ノード11fまでの光パスを確立する場合について説明する。各制御ノードでは、自制御ノードに対応する光ノードと隣接光ノード間を結ぶリンクについて、複数の変調方式それぞれに対するSN劣化、波長分散、PMD、非線形効果などの詳細物理情報を収集している。光ノード11aに対応する制御ノード12aは制御ノード12b〜12fから光ノード11b〜11fそれぞれのリンクについて詳細物理情報を相互に通知する。制御ノード12aは、選択可能な変調方式について、例えば未使用波長とOSNRなどのパラメータを基に、例えば太い実線で示す光ノード11aと光ノード11fを結ぶ光パス(11a,11b,11c,11e,11f)を予約して確立する。
光ノード11a,11fそれぞれは管理制御部(SV_CNT)13a,13bを内蔵しており、管理制御部13a,13bは光ノード11a,11f間で確立されている光パス(11a,11b,11c,11e,11f)を通じて管理用チャネルを接続する。管理制御部13a,13b間では管理用チャネルを用いて、確立されている光パスにおけるOSNR、波長分散、PMD、非線型効果などの管理信号データを相互に交換して、信号強度や、波長分散・PMD・非線型効果などの補償量を調整することで、確立されている光パスを最適化する。
<管理用チャネルの多重/分離>
図3に光ノードにおける管理用チャネルの多重/分離を説明するための構成図を示す。図3において、光パスの始端ノードである光ノード11a内の送信部(Tx)21には主信号データが供給される。これと共に、光ノード11a内の管理制御部(SV_CNT)22で生成された管理信号データが送信部21に供給される。管理制御部22は図2の管理制御部13aに対応する。
送信部21は主信号データを管理信号データで周波数変調し、主信号に管理信号を重畳した信号を用いてレーザ光をIQ変調して出力する。送信部21の出力する光信号は光多重部23で図示しない他の送信部からの光信号と波長多重され、WDM(Wavelength Division Multiplexer)信号として光パスを構成する光伝送路24に送出される。
光パスを構成する光伝送路25を伝送されたWDM信号は光パスの終端ノードである光ノード11fに供給される。光ノード11f内の光分離部26は受信したWDM信号から波長毎に光信号を分離する。ここで分離された光信号は受信部(Rx)27に供給されてコヒーレント受信される。受信部27はコヒーレント受信した信号の周波数復調を行って主信号データと管理信号データを得る。主信号データは後続回路に供給され、管理信号データは管理制御部28に供給される。管理制御部28は図2の管理制御部13fに対応する。
同様にして、光ノード11f内の送信部31には主信号データが供給される。これと共に、光ノード11f内の管理制御部28で生成された管理信号データが送信部31に供給される。送信部31は主信号データを管理信号データで周波数変調し、周波数変調された主信号データを用いてレーザ光をIQ変調して出力する。送信部31の出力する光信号は光多重部33で図示しない他の送信部からの光信号と多重され、WDM信号として光パスを構成する光伝送路34に送出される。
光パスを構成する光伝送路35を伝送されたWDM信号は光パスの光ノード11aに供給される。光ノード11a内の光分離部36は受信したWDM信号から波長毎に光信号を分離する。ここで分離された光信号は受信部37に供給されてコヒーレント受信される。受信部37はコヒーレント受信した信号の周波数復調を行って主信号データと管理信号データを得る。主信号データは後続回路に供給され、管理信号データは管理制御部22に供給される。
光ノード11aの管理制御部22と光ノード11fの管理制御部28は管理信号データを送受信することで、確立されている光パスにおけるOSNR、波長分散、PMD、非線型効果などの管理信号データを相互に交換して、信号強度や、波長分散・PMD・非線型効果などの補償量を調整することで、確立されている光パスを最適化する。
<送信部と受信部の構成>
図4と図5に送信部と受信部の一実施形態の構成図を示す。図4に示す送信部は図3における送信部21,31に対応する。図5に示す受信部は図3における受信部27,37に対応する。
図4において、送信信号処理部41は、例えばDSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field―Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などであり、主信号データと、管理制御部からの管理信号データと、光ノード内の上位装置又は管理制御部からの制御データ及び補償データが供給される。送信信号処理部41は主信号データを直交する偏波成分X,Yにそれぞれ対応する2系統の信号に分離する。そして、2系統の主信号データを制御データで指示されたQPSK,QAM,OFDM等の変調方式に応じて、電界情報にコンスタレーションマッピングする。その後、主信号データをマッピングされた電界情報の電界位相に対し、伝送路による信号品質劣化を補償した後、一定周期の位相回転を付与することで光信号の搬送波周波数の微調整を行う。この際に、管理信号データに応じた位相回転を付与することで、管理信号データによるデジタル周波数変調を行う。なお、管理信号データによる周波数変調は偏波成分X又は偏波成分Yの一方の電界情報に対して行っても良く、偏波成分Xと偏波成分Yの電界情報双方に対して行っても良い。その後、偏波成分Xと偏波成分Yそれぞれの電界情報のI(In−phase)成分とQ(Quadrature−phase)成分それぞれに対して、例えばI/Q信号間の損失バラツキ,スキュー,帯域バラツキ,リニアリティなどの送信系の不完全による信号品質劣化を補償して出力する。
送信信号処理部41の出力する偏波成分Xの電界情報と偏波成分Yの電界情報はDA変換部(DAC)42に供給されてアナログ化されて偏波多重IQ変調部43に供給される。偏波多重IQ変調部43は直交する偏波成分X,Y毎に互いに独立した光変調を行う偏波多重変調部である。この偏波多重IQ変調器43は、偏波成分X,YのI成分及びQ成分に従って、レーザ光源(LD)44の出力光を変調し光信号として伝送路に出力する。
図5において、受信光信号は偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51に供給される。偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51にはレーザ光源52から局部発振光が供給される。偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51は受信光信号を偏波成分Xと偏波成分Yに分離する。そして、光位相ハイブリッドにより偏波成分Xと局部発振光を互いに同相及び逆相で干渉させた1組の出力光と、直交(+90°)と逆直交(−90°)で干渉させた1組の出力光とを得て、バランス型フォトダイオードで同相及び逆相の干渉光を差動受信して偏波成分Xと局部発振光の同相干渉成分(I)と直交干渉成分(Q)の電気信号を得る。また、同様にして偏波成分Yの同相干渉成分(I)と直交干渉成分(Q)の電気信号を得る。
上記の偏波成分X,YのI,Q成分はADコンバータ(ADC)53に供給されてデジタル化されて受信信号処理部54に供給される。受信信号処理部54は例えばDSPであり、各偏波成分のI,Q成分のデジタル値から管理信号データを周波数復調すると共に、各偏波成分のI,Q成分のデジタル値の波長分散補償処理、適応等化処理、周波数オフセット除去処理、主信号データの判定処理を実行する。これにより、受信信号処理部54は主信号データと管理信号データを出力する。
<デジタル周波数変調>
図6に送信信号処理部41内のデジタル周波数変調部の一実施形態の構成図を示す。このデジタル周波数変調部は偏波成分X(又は偏波成分Y)について示している。
図6において、Δf調整器61は周波数制御量Δfaを発生して積分器62に供給する。なお、Δf調整器61は主信号の同期確立前の初期設定時に周波数制御量Δfaを大きな値に調整し、主信号の同期確立後の運用時に周波数制御量Δfaを小さな値に調整する。なお、周波数制御量Δfaは、送信部のレーザ光源の周波数と受信部のレーザ光源の周波数との差に比して十分に大きな値である。
積分器62は位相回転量Δω(=2πΔfa)を離散時間単位T毎に積分することにより、離散時間nTでΔωnTだけの位相回転量として符号付加回路63に供給する。
符号付加回路63は積分器62の出力する位相回転量ΔωnTに管理信号データに応じた符号を付加する。符号付加回路63は例えば管理信号データが値1のとき位相回転量+ΔωnTを出力し、管理信号データが値0のとき位相回転量−ΔωnTを出力する。符号付加回路63の出力は位相回転回路64を構成する正弦回路65と余弦回路66に供給される。
位相回転回路64において正弦回路65は供給される位相回転量の正弦関数を計算して出力し、余弦回路66は供給される位相回転量の余弦関数を計算して出力する。正弦回路65の出力は乗算器67で主信号のQ成分に乗算されると共に、乗算器68で主信号のI成分に乗算される。余弦回路66の出力は乗算器70で主信号のI成分に乗算されると共に、乗算器71で主信号のQ成分に乗算される。減算器72は乗算器70の出力から乗算器67の出力を減算して出力する。加算器73は乗算器68の出力に乗算器71の出力を加算して出力する。これにより、位相回転量をαとすると、減算器72の出力はIcosα−Qsinαとなり、加算器73の出力はIsinα+Qcosαとなり、主信号のI成分とQ成分は離散時間nTで位相回転量α(=+ΔωnT又は−ΔωnT)だけ回転する。つまり、偏波多重IQ変調器43の出力する光信号は中心周波数をfとし、nTを単位時間とすると、f±Δfaで表される周波数変調信号となる。
<受信部の構成>
図7は図5に示した受信部の一実施形態の詳細構成図を示す。図7ではコヒーレント受信部51以降について、偏波成分X(又は偏波成分Y)について処理する部分だけを示しており、図7中で図5と同一部分には同一符号を付す。
図7において、受信光信号は偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51に供給される。偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51にはレーザ光源52から局部発振光が供給される。偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51は受信光信号を偏波成分Xと偏波成分Yに分離する。そして、光位相ハイブリッドにより偏波成分Xと局部発振光を互いに同相及び逆相で干渉させた1組の出力光と、直交(+90°)と逆直交(−90°)で干渉させた1組の出力光とを得て、バランス型フォトダイオードで同相及び逆相の干渉光を差動受信して偏波成分Xと局部発振光の同相干渉成分(I)と直交干渉成分(Q)の電気信号を得る。
偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51の出力する偏波成分XのI,Q成分はADコンバータ53a,53bにてデジタル化されて受信信号処理部54aに供給されると共に、第1周波数オフセット推定部81に供給される。第1周波数オフセット推定部81は、主信号の同期確立前の初期設定時において送信部と受信部のレーザ光源の周波数誤差に起因する周波数オフセット量を推定し、推定した周波数オフセット量から送信部においてデジタル周波数変調で重畳された管理信号データを復調して管理制御部(SV_CNT)90に供給する。
受信信号処理部54a内の波長分散補償部82は供給されたI,Q成分に対して波長分散を補償する処理を行う。波長分散補償部82の出力するI,Q成分は適応等化部83においてX偏波とY偏波の混合を補償する等の等化処理を行われた後、第2周波数オフセット推定部84及び周波数補償部85に供給される。
第2周波数オフセット推定部84は、主信号の同期確立後の運用時において送信部と受信部のレーザ光源の周波数誤差に起因する周波数オフセット量を推定し、推定した周波数オフセット量から送信部においてデジタル周波数変調で重畳された管理信号データを復調して管理制御部90に供給する。
周波数補償部85は適応等化部83の出力するI,Q成分から、第2周波数オフセット推定部84で推定した周波数オフセットを補償する。位相同期部86は周波数補償部85の出力するI,Q成分を送信部のレーザ光源の位相に同期させる。その後、判定部87は位相同期部86の出力するI,Q成分それぞれの値を各変調方式に応じて判定し、主信号データを復調し出力する。
管理制御部90は図3に示す管理制御部22,28に対応する。管理制御部90は第1周波数オフセット推定部81から例えば主信号の変調方式を指示する管理信号データを得て受信信号処理部54a内の判定部87に通知する。また、管理制御部90は第2周波数オフセット推定部84からOSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを補償する管理信号データを得て受信信号処理部54a内の波長分散補償部82,適応等化部83,周波数補償部85,位相同期部86,判定部87それぞれの制御を行う。
<第1周波数オフセット推定部の第1実施形態>
図8は第1周波数オフセット推定部81の第1実施形態の回路構成図を示す。図8において、ADコンバータ53aの出力するI成分のデジタル値は乗算器112に供給されると共に、遅延素子115で単位時間τだけ遅延されて乗算器113に供給される。また、ADコンバータ53bの出力するQ成分のデジタル値は乗算器113に供給されると共に、遅延素子115で単位時間τだけ遅延されて乗算器112に供給される。乗算器112はI成分と遅延されたQ成分を乗算し、乗算器113はQ成分と遅延されたI成分を乗算する。減算器116は乗算器113の出力から乗算器112の出力を減算して差分を求める。平均演算器117は減算器116の出力する差分の例えばn回の平均値を計算し、周波数オフセットとして出力する。なお、n回は例えば100回程度である。
ここで、偏波ダイバーシチコヒーレント受信部51に供給される受信光信号をs(t)exp(jωt)とする。なお、s(t)は変調ベースバンドデータ信号を示し、ωは搬送波の周波数を示す。また、レーザ光源52からの局部発振光をexp(jωLt)とする。この場合、I,Q成分は、I+jQ=s(t)exp(jδωt)で表される。ただし、δω=ω−ωLであり、符号「<>」は平均を取る操作を表し、「」は複素共役を表す。この場合、第1周波数オフセット推定部81は自己相関演算部であり、平均演算器117が出力する信号は(1)式で表される。
<−I(t)Q(t−τ)+Q(t)I(t−τ)>
=Im[<s(t)exp(jδωt)s(t−τ)exp(−jδωt)exp(−jδωτ)>]
=Im[exp(jδωτ)<s(t)s(t−τ)>]
=sin(δωτ)<s(t)s(t−τ)> …(1)
(1)式において、<s(t)s(t−τ)>の項は自己相関係数であって、正の所定値である。また、δωτは0の近傍(−π/2<δωτ<π/2)である。このため、δωτが正であるときsin(δωτ)<s(t)s(t−τ)>は正となり、δωτが負であるときsin(δωτ)<s(t)s(t−τ)>は負となる。
つまり、(1)式で表される第1周波数オフセット推定部81の出力から、受信光信号が中心周波数fから正側にオフセットされているか、又は負側にオフセットされているかを知ることができ、受信光信号から管理信号データを周波数復調することができる。
<第1周波数オフセット推定部の第2実施形態>
図9(A)は第1周波数オフセット推定部81の第2実施形態の回路構成図を示す。図9(A)において、ADコンバータ53aの出力するI成分を実部とし、ADコンバータ53bの出力する成分Qを虚部とした複素信号がフーリエ変換部121に供給される。フーリエ変換部121は、供給された信号を高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)し、スペクトラムとして重心算出部122に供給する。
重心算出部122は、フーリエ変換部121からのスペクトラムの重心であるスペクトラム重心を算出する。スペクトラム重心は、スペクトラムにおいて信号が分布している周波数範囲の中央の周波数である。重心算出部122は、(2)式によってスペクトラム重心を算出する。
Figure 0005870728
ここで、iはスペクトラムの周波数を示すインデックス、P(i)はインデックスiが示す周波数におけるスペクトラムのパワー、Nはフーリエ変換部121におけるフーリエ変換のFFTサイズ、Δはfs/(N−1)であり、fsはADコンバータ53a.53bにおけるサンプリング周波数、fbはコヒーレント受信部51が受信する信号光のボーレートである。
図9(B)は、信号のスペクトラムの一例を示す。ここで、横軸は周波数及び周波数に対応するインデックスiを示している。具体的には、インデックスiの−N/2+1〜N/2は、それぞれ周波数−fs/2+Δ〜fs/2に対応している。また、縦軸は周波数成分のパワーPを示している。実線400で示すスペクトラムは、フーリエ変換部121から供給されたスペクトラムである。
破線401で示すスペクトラム重心は重心算出部122によって算出されるスペクトラム重心である。スペクトラム重心401は、周波数オフセットの大きさに応じて中心周波数である0からずれる。
このため、スペクトラムIIに基づいて周波数オフセットを推定することで、受信光信号が中心周波数fから正側にオフセットされているか、又は負側にオフセットされているかを知ることができ、受信光信号から管理信号データを周波数復調することができる。
<第2周波数オフセット推定部の一実施形態>
図10は第2周波数オフセット推定部84の一実施形態の回路構成図を示す。図10において、第2周波数オフセット推定部84は、偏角算出部131と、減算器132と、仮判定部133と、減算器134と、遅延素子135と、減算器136と、ループフィルタ137と、加算器138と、遅延素子139と、初期値設定部510を有している。
第2周波数オフセット推定部84は入力された信号の周波数オフセットを再帰的に推定する。すなわち、周波数オフセットの算出結果であるループフィルタ137の出力をフィードバックしながら周波数オフセットを推定する。
適応等化部83の出力するI成分を実部としQ成分を虚部とした複素信号は偏角算出部131に供給される。偏角算出部131は入力された複素信号が示す位相角を算出する。偏角算出部131は算出した位相角を示す信号を減算器132及び減算器134に供給する。減算器132は偏角算出部131の出力信号から、遅延素子139の出力信号を減算する。減算器132は減算結果を仮判定部133に供給する。
仮判定部133は減算器132の減算結果に基づいて信号を仮判定(識別)する。仮判定部133は仮判定結果を示す信号を減算器134に供給する。減算器134は偏角算出部131の出力信号から仮判定部133の出力信号を減算する。減算器134は減算結果を遅延素子135、減算器136及び加算器138に供給する。
遅延素子135は減算器134から出力された信号を単位時間τつまり1シンボル分だけ遅延させて減算器136に供給する。減算器136は減算器134の出力信号から遅延素子135の出力信号を減算する。減算器136は減算結果を決定器140に供給する。決定器140は1シンボル分の位相角変化の絶対値がπ以下であれば正常とみなしてループフィルタ137に供給する。
ループフィルタ137は決定器140の出力信号を平均化する。ループフィルタ137は例えば無限インパルス応答を有するIIR(Infinite Impulse Response)フィルタである。ループフィルタ137は平均化した信号を推定した周波数オフセット値として出力する。また、ループフィルタ137は平均化した信号を加算器138に供給する。
加算器138は減算器134の出力信号とループフィルタ137の出力信号を加算する。加算器138は加算結果を遅延素子139に供給する。遅延素子139は加算器138の出力信号を単位時間τだけ遅延させる。遅延素子139は遅延させた信号を減算器132に供給する。
ここで、偏角算出部131から出力される時刻t+1の信号は位相角θ(t+1)を示す。位相角θ(t+1)はθd(t+1)+θfo(t+1)+θPN(t+1)によって示すことができる。θd(t+1)は変調成分を示している。θfo(t+1)は周波数オフセットに起因する位相回転量を示している。θPN(t+1)は位相雑音を示している。
また、仮判定部133から出力される信号は変調成分の仮判定結果を示しているため、ほぼθd(t+1)となる。このため、減算器134から出力される信号はθfo(t+1)+θPN(t+1)によって示すことができる。また、遅延素子135から出力される信号はθfo(t)+θPN(t)によって示すことができる。
したがって、減算器136から出力される信号はθfo(t+1)−θfo(t)+θPN(t+1)−θPN(t)によって示すことができる。θPN(t+1)=θPN(t)とみなすと、減算器136から出力される信号はΔfo=θfo(t+1)−θfo(t)によって示すことができる。Δfoはシンボル間の位相回転量の変化量であるため、周波数オフセットを示す。ループフィルタ137は周波数オフセットΔfoを平均化することによって周波数オフセット値を得ることができる。なお、ループフィルタ137は例えば10回程度の周波数オフセットΔfoの平均化を行う。
また、加算器138から出力される信号はθfo(t+1)+θPN(t+1)+Δfoとなり、遅延素子139から出力される信号はθfo(t)+θPN(t)+Δfoとなる。ここで、θfo(t)=θfo(t+1)−Δfoである。また、θPN(t)=θPN(t+1)とみなすことができる。このため、遅延素子139から出力される信号はθfo(t+1)+θPN(t+1)となり、減算器132から出力される信号は変調成分θd(t+1)となる。
このため、ループフィルタ137の出力する周波数オフセット値から、受信光信号が中心周波数fから正側にオフセットされているか、又は負側にオフセットされているかを知ることができ、受信光信号から管理信号データを周波数復調することができる。
<管理用チャネル>
ここで、管理信号データで主信号データを周波数変調して主信号に重畳する管理信号つまり管理用チャネルについて説明する。管理用チャネルは、主信号の同期確立前の初期設定時と、主信号の同期確立後の運用時とで最大周波数偏移や通信速度を異ならせる。初期設定時には最大周波数偏移を光信号の中心周波数f(例えば数THz)±数100MHzと大きく設定し、つまり周波数帯域を広く設定し、また、OSNRが所定値を超えるように通信速度を遅くする。最大周波数偏移を大きくし通信速度を遅くすることで主信号の同期確立前であっても確実な復調が可能であるが、最大周波数偏移を大きくすると主信号に影響を与えるため同期確立後は使用しない。また、通信速度が遅いので伝送量は少なく、変調方式等の限られた情報を伝送する。
これに対し、運用時には最大周波数偏移を、光信号の中心周波数f(例えば数THz)±数10MHzと小さく設定し、つまり周波数帯域を狭く設定し、また、通信速度を速くする。主信号の変調方式が分かっている場合には最大周波数偏移が小さくても復調が可能であり、最大周波数偏移を小さくすることで主信号に与える影響が十分に小さく、通信速度を速くすることで高速通信が可能となり、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを補償する管理信号データなど、多くの情報を伝送する。
<光パス確立手順の第1実施形態>
図11に光パス確立手順の第1実施形態のフローチャートを示す。この処理は例えば光パスの設定を要求された制御ノードと当該制御ノードに対応する光ノードで実行される。
図11において、ステップS1で、光ネットワーク内の各制御ノードは自制御ノードに対応する光ノードと隣接する光ノード間を結ぶ一又は複数のリンクについて、未使用波長、QPSKやQAMやOFDM等の複数の変調方式それぞれに対するOSNR、波長分散、PMD、光ファイバのカー効果等による非線形効果などの詳細物理情報を収集している。そして、ステップS2で各制御ノードは収集した各リンクの詳細物理情報を光ネットワーク内の各制御ノードに広告している。上記のステップS1、ステップS2は前置処理として予め実行されている。
光パス設定要求があると処理が開始され、光パス設定要求を受けた制御ノードはステップS3で、光パス設定要求の始点ノードから終点ノードに至る光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を設定する。なお、光パス設定要求を受ける制御ノードは一般的には始点ノードであるが、始点ノードでなくても良い。このステップS3では各リンクの詳細物理情報のうち、例えば未使用波長とOSNR等の少数の情報を用いて光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を設定する。
次に、ステップS4で光パス設定要求を受けた始点ノードの制御ノードは終点ノードの制御ノードに対して設定された光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を用いて光パスを確立し、確立した光パス上に初期設定時の管理用チャネルを設定する。なお、この状態では管理信号を重畳する主信号の搬送波は存在するが、主信号は意味を持つものではない。
また、ステップS5で始点ノードと終点ノードの光ノード間で、設定された初期設定時の管理用チャネルを用いて、設定された変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を送受信する。
次に、ステップS6で初期設定時の管理用チャネルから運用時の管理用チャネルに切り替える。その後、ステップS7で始点ノードと終点ノードの光ノード間で、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを測定し、測定結果を運用時の管理用チャネルを用いて相互に交換し、始点ノードと終点ノードの光ノードにおける波長分散補償量、PMD補償量、非線型補償量を変化させて光パスの最適化を行う。なお、ステップS6,S7では確立した光パスで意味を持つ主信号の送受信を行っても良い。
次に、ステップS8で最適化された光パスのOSNR、波長分散、PMD、非線型効果などについて所望の性能を満足しているかを判定する。所望の性能とは、OSNRが予め設定された閾値以上、かつ、残留波長分散が予め設定された閾値以下、かつ、PMDが予め設定された閾値以下、非線型歪が予め設定された閾値以下である等である。
所望の性能を満足していない場合にはステップS9で変調方式、使用波長、ボーレート、FECオーバーヘッド率を変更してステップS4に進み、ステップS4〜S8を繰り返す。所望の性能を満足している場合にはステップS8からステップS10に進む。
ステップS10では主信号のクロックリカバリ、位相同期、分散補償などを行って主信号を確立し、主信号の送受信を行う。また、定期的に、始点ノードと終点ノードの光ノード間で、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを測定し、測定結果を運用時の管理用チャネルを用いて相互に交換し、始点ノードと終点ノードの光ノードにおける波長分散補償量、PMD補償量、非線型補償量を変化させて光パスの最適化を行う。これにより、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などの動的変化に対応した光パスの最適化が行われる。
<光パス確立手順の第2実施形態>
図12に光パス確立手順の第2実施形態のフローチャートを示す。この処理は例えば光パスの設定を要求された制御ノードと当該制御ノードに対応する光ノードで実行される。
図12において、ステップS21で、光ネットワーク内の各制御ノードは自制御ノードに対応する光ノードと隣接する光ノード間を結ぶ一又は複数のリンクについて、未使用波長、QPSKやQAMやOFDM等の複数の変調方式それぞれに対するOSNR、波長分散、PMD、光ファイバのカー効果等による非線形効果などの詳細物理情報を収集している。そして、ステップS22で各制御ノードは収集した各リンクの詳細物理情報を光ネットワーク内の各制御ノードに広告している。上記のステップS21、ステップS22は前置処理として予め実行されている。
光パス設定要求があると処理が開始され、光パス設定要求を受けた制御ノードはステップS23で、光パス設定要求の始点ノードから終点ノードに至る光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を設定する。このステップS23では各リンクの詳細物理情報のうち、例えば未使用波長とOSNR等の少数の情報を用いて光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を設定する。
次に、ステップS24で光パス設定要求を受けた始点ノードの制御ノードは終点ノードの制御ノードに対して設定された光パスの経路と使用波長、変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を用いて光パスを確立し、確立した光パス上に初期設定時の管理用チャネルを設定する。なお、この状態では管理信号を重畳する主信号の搬送波は存在するが、主信号は意味を持つものではない。
また、ステップS25で始点ノードと終点ノードの光ノード間で、設定された初期設定時の管理用チャネルを用いて、設定された変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を送受信する。
次に、ステップS26で初期設定時の管理用チャネルから運用時の管理用チャネルに切り替える。その後、ステップS27で始点ノードと終点ノードの光ノード間で、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを測定し、測定結果を運用時の管理用チャネルを用いて相互に交換し、始点ノードと終点ノードの光ノードにおける波長分散補償量、PMD補償量、非線型補償量を変化させて光パスの最適化を行う。なお、ステップS26,S27では確立した光パスで意味を持つ主信号の送受信を行っても良い。
次に、ステップS28で最適化された光パスのOSNR、波長分散、PMD、非線型効果などについて所望の性能を満足しているかを判定する。所望の性能とは、OSNRが予め設定された閾値以上、かつ、残留波長分散が予め設定された閾値以下、かつ、PMDが予め設定された閾値以下、非線型歪が予め設定された閾値以下である等である。
所望の性能を満足していない場合にはステップS29で変調方式、使用波長、ボーレート、FECオーバーヘッド率を変更する。そして、ステップS30で始点ノードと終点ノードの光ノード間で、運用時の管理用チャネルを用いて、設定された変調方式、ボーレート、FECオーバーヘッド率を送受信する。その後、ステップS27に進み、ステップS27〜S28を繰り返す。所望の性能を満足している場合にはステップS28からステップS31に進む。
ステップS31では主信号のクロックリカバリ、位相同期、分散補償などを行って主信号を確立し、主信号の送受信を行う。また、定期的に、始点ノードと終点ノードの光ノード間で、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などを測定し、測定結果を運用時の管理用チャネルを用いて相互に交換し、始点ノードと終点ノードの光ノードにおける波長分散補償量、PMD補償量、非線型補償量を変化させて光パスの最適化を行う。これにより、OSNR、波長分散、PMD、非線型効果などの動的変化に対応した光パスの最適化が行われる。
<タイミングチャート>
図13に光パス確立手順の一実施形態のタイミングチャートを示す。まず、期間T1に送信側つまり始点ノードの制御ノードは変調方式を設定する。始点ノードの光ノードは期間T2に初期設定時の管理用チャネル(SV)を確立し、期間T3に光信号の送信を開始する。
受信側つまり終点ノードの光ノードは期間T4に光信号の受信を開始し、期間T5に初期設定時の管理用チャネル(SV)を復調する。そして、終点ノードの光ノードは期間T6に主信号の変調方式を認識する。
終点ノードの光ノードから主信号の変調方式を認識したことの応答を受信した始点ノードの光ノードは期間T6の後の期間T7に運用時の管理用チャネル(SV)を確立する。そして、始点ノードの光ノードは期間T8に主信号を送信すると共に、運用時の管理用チャネル(SV)を送信する。また、終点ノードの光ノードは期間T8に主信号を受信すると共に、運用時の管理用チャネル(SV)を復調する。
本実施形態によれば、従来のように主信号を管理信号で光強度変調するのではなく、主信号を管理信号で周波数変調しているため、光増幅器や誘導ラマン散乱による相互利得変調を抑制することができ、主信号の品質劣化を低減して光ノード間で管理信号を送受信することができる。これにより、各リンクの詳細物理量であるOSNR、波長分散、PMD、非線形効果などを予め知らなくとも、光ノード間で主信号に重畳した管理信号を交換することで光パスの確立と光パスの最適化を行うことができ、光パスに合わせた最適な光波形を設定できる。また、光パス確立に要する手間を削減できる。
また、初期設定時の管理用チャネルと運用時の管理用チャネルとの2種類のチャネルを切り替えながら使い分けることで、主信号確立前の管理信号交換から運用中の主信号に影響を与えない管理信号交換までを連続して実行することができる。
更に、主信号への管理信号の重畳(周波数変調)と、取り出し(周波数復調)はデジタル信号処理で行われるため、新たな光部品の追加が不要であり、光ノード装置の大型化を抑制することができる。
なお、主信号に周波数変調で管理信号を重畳する場合について説明したが、主信号の変調方式と異なる変調方式であれば主信号に位相変調で管理信号を重畳することも可能である。
(付記1)
第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光パス確立方法であって、
前記第1の光ノードにおいて、前記第2の光ノードから送出された光信号の変調方式が判明していないときに、第1の周波数帯域又は第1の位相帯域で前記光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスと光信号の変調方式を決定し、
前記第1の周波数帯域より狭い第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域で光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスにおける送受信特性の最適化を行う
ことを特徴とする光パス確立方法。
(付記2)
付記1記載の光パス確立方法において、
前記第1の光ノードにおいて、前記第2の光ノードから送出された光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度として前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスと光信号の変調方式を決定し、
前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度として前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスにおける送受信特性の最適化を行う
ことを特徴とする光パス確立方法。
(付記3)
付記2記載の光パス確立方法において、
前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域は、主信号に与える影響が十分に小さい値であることを特徴とする光パス確立方法。
(付記4)
第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光ノード装置であって、
主信号を周波数変調することで前記主信号に管理信号を重畳する周波数変調手段と、
受信した主信号に重畳されている管理信号を周波数復調する周波数復調手段と、
を有することを特徴とする光ノード装置。
(付記5)
付記4記載の光ノード装置において、
前記周波数変調手段は、
受信した送出された光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度とし、
光信号の変調方式を決定したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度とする
ことを特徴とする光ノード装置。
(付記6)
付記5記載の光ノード装置において、
前記周波数復調手段は、
受信した送出された光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度として周波数変調された主信号の周波数復調を行う初期設定時復調手段と、
光信号の変調方式を決定したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度として周波数変調された主信号の周波数復調を行う運用時復調手段と、
を有することを特徴とする光ノード装置。
(付記7)
付記5又は6記載の光ノード装置において、
前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域は、前記主信号に与える影響が十分に小さい値であることを特徴とする光ノード装置。
11a〜11f 光ノード
12a〜12f 制御ノード
13a,13b 管理制御部
21,31 送信部
22,28 管理制御部
23,33 光多重部
24,25,34,35 光伝送路
26,36 光分離部
27,37 受信部
41 送信信号処理部
42 DA変換部
43 偏波多重IQ変調部
44,52 レーザ光源
51 偏波ダイバーシチコヒーレント受信部
53 ADコンバータ
54 受信信号処理部

Claims (5)

  1. 第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光パス確立方法であって、
    前記第1の光ノードにおいて、前記第2の光ノードから送出された光信号の変調方式が判明していないときに、第1の周波数帯域又は第1の位相帯域で前記光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスと光信号の変調方式を決定し、
    光信号の変調方式を決定したのち前記第1の周波数帯域より狭い第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域で光信号を光信号の変調方式とは異なる周波数変調又は位相変調することで前記光信号に重畳された管理信号を用いて前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスにおける送受信特性の最適化を行う
    ことを特徴とする光パス確立方法。
  2. 請求項1記載の光パス確立方法において、
    前記第1の光ノードにおいて、前記第2の光ノードから送出された光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度として前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスと光信号の変調方式を決定し、
    光信号の変調方式を決定したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第2の周波数帯域又は第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度として前記第1の光ノードと前記第2の光ノードの間で情報の送受信を行って前記光パスにおける送受信特性の最適化を行う
    ことを特徴とする光パス確立方法。
  3. 第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光ノード装置であって、
    主信号を周波数変調又は位相変調することで前記主信号に管理信号を重畳する変調手段と、
    受信した主信号に重畳されている管理信号を周波数復調又は位相復調する復調手段と、
    を有し、
    前記変調手段は、
    受信した光信号の詳細調整が未完のときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度とし、
    光信号の詳細調整が完了したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域より狭い第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度とする
    ことを特徴とする光ノード装置。
  4. 第1の光ノードと第2の光ノード間で光パスを確立する光ネットワークの光ノード装置であって、
    主信号を周波数変調又は位相変調することで前記主信号に管理信号を重畳する変調手段と、
    受信した主信号に重畳されている管理信号を周波数復調又は位相復調する復調手段と、
    を有し、
    前記変調手段は、
    受信した光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を第1の通信速度とし、
    光信号の変調方式を決定したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域より狭い第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度とする
    ことを特徴とする光ノード装置。
  5. 請求項4記載の光ノード装置において、
    前記復調手段は、
    受信した光信号の変調方式が判明していないときに、前記周波数変調又は位相変調の帯域を前記第1の周波数帯域又は第1の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度とし、
    光信号の変調方式を決定したのち前記周波数変調又は位相変調の帯域を第1の周波数帯域より狭い前記第2の周波数帯域又は前記第1の位相帯域より狭い第2の位相帯域とし、かつ、前記管理信号の通信速度を前記第1の通信速度と異なる第2の通信速度とする
    ことを特徴とする光ノード装置。
JP2012027808A 2012-02-10 2012-02-10 光パス確立方法及び光ノード装置 Expired - Fee Related JP5870728B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027808A JP5870728B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 光パス確立方法及び光ノード装置
EP12198514.7A EP2627021A3 (en) 2012-02-10 2012-12-20 Optical path establishing method and optical node apparatus
US13/727,902 US8989572B2 (en) 2012-02-10 2012-12-27 Optical path establishing method and optical node apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027808A JP5870728B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 光パス確立方法及び光ノード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013165407A JP2013165407A (ja) 2013-08-22
JP5870728B2 true JP5870728B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=47561175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012027808A Expired - Fee Related JP5870728B2 (ja) 2012-02-10 2012-02-10 光パス確立方法及び光ノード装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8989572B2 (ja)
EP (1) EP2627021A3 (ja)
JP (1) JP5870728B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019022060A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置、及び制御方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9054828B2 (en) * 2011-10-14 2015-06-09 Glimmerglass Networks, Inc. Method and system for managing optical distribution network
WO2014005613A1 (en) * 2012-07-02 2014-01-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for configuring an optical path
JP6032742B2 (ja) * 2013-01-18 2016-11-30 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 通信システム及び通信装置
WO2014156203A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 日本電気株式会社 光通信システム
JP6131831B2 (ja) * 2013-11-06 2017-05-24 富士通株式会社 光受信器および光受信方法
US9331780B1 (en) * 2014-05-11 2016-05-03 Google Inc. Systems and methods for adaptive energy utilization of optical interconnection networks
JP6387835B2 (ja) 2015-01-07 2018-09-12 富士通株式会社 伝送装置および伝送方法
US10020878B2 (en) * 2015-04-17 2018-07-10 Fujitsu Limited Optical signal-to-noise ratio monitor and method for measuring optical signal to-noise ratio
US10211919B2 (en) * 2015-07-09 2019-02-19 Ciena Corporation Mitigation of narrow-band degradations in a broadband communication system
JP6645077B2 (ja) 2015-09-03 2020-02-12 富士通株式会社 光伝送システムおよびビット割当方法
US20170134089A1 (en) * 2015-11-09 2017-05-11 Mohammad Mehdi Mansouri Rad System and method of configuring an optical network
US10230472B2 (en) 2016-06-08 2019-03-12 Subcom, Llc Polarization modulation of supervisory signals for reducing interference with data signals
CN106992835B (zh) * 2017-04-28 2019-04-02 中山大学 模分复用光纤通信系统的构建方法及构建的光纤通信系统
JP6988296B2 (ja) 2017-09-14 2022-01-05 富士通株式会社 伝送装置及び信号監視方法
US10461881B2 (en) * 2017-09-25 2019-10-29 Fujitsu Limited Method and system for assigning modulation format in optical networks
US11233576B2 (en) * 2017-12-12 2022-01-25 Mitsubishi Electric Corporation Optical communication device and control method
CN108226598B (zh) * 2018-01-05 2020-11-10 深圳市道通科技股份有限公司 一种示波器信号译码方法、装置及示波器
JP7180298B2 (ja) * 2018-11-13 2022-11-30 日本電信電話株式会社 光伝送システム及び非使用経路確認方法
US11095374B2 (en) * 2019-05-14 2021-08-17 Infinera Corporation Out-of-band communication channel for sub-carrier-based optical communication systems
US11362754B1 (en) * 2021-03-04 2022-06-14 Cisco Technology, Inc. Adaptive inline modulation tuning for optical interfaces

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4350057B2 (ja) 1994-08-02 2009-10-21 富士通株式会社 光伝送システム、光多重伝送システム及びその周辺技術
JPH08298486A (ja) 1995-04-26 1996-11-12 Nec Corp 光中継器の監視方法およびそのシステム
JP4671478B2 (ja) 2000-08-08 2011-04-20 富士通株式会社 波長多重光通信システムおよび波長多重光通信方法
JP2002164846A (ja) 2000-11-28 2002-06-07 Nec Corp 光伝送システム
US20030025957A1 (en) * 2001-07-24 2003-02-06 Anthony Jayakumar Low cost, all electronic and unobtrusive method of implementing a wavelength supervisory channel for the control and management of individual and multiple wavelengths in an optical communication system
US7580632B1 (en) 2004-04-08 2009-08-25 At&T Intellectual Property Ii, Lp Method and apparatus for managing lightpaths in optically-routed networks
US7542678B2 (en) * 2004-12-30 2009-06-02 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method and apparatus for a supervisory channel in a WDM fiber-optic communication system
JP2006054929A (ja) * 2005-11-04 2006-02-23 Fujitsu Ltd 光波長多重伝送システム及びその装置
US7933518B2 (en) * 2008-02-21 2011-04-26 Finisar Corporation Intelligent optical systems and methods for optical-layer management
JP5091739B2 (ja) * 2008-03-21 2012-12-05 株式会社日立製作所 光信号伝送装置
JP5001926B2 (ja) * 2008-10-16 2012-08-15 日本電信電話株式会社 導通確認方法、導通確認プログラム、通信装置および導通確認システム
JP5278001B2 (ja) * 2009-01-29 2013-09-04 富士通株式会社 光通信システムおよび光受信器
JP5059910B2 (ja) * 2010-05-28 2012-10-31 株式会社日立製作所 光受信器および光伝送装置
JP5712582B2 (ja) * 2010-12-02 2015-05-07 富士通株式会社 光送信器および光送信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019022060A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置、及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8989572B2 (en) 2015-03-24
EP2627021A3 (en) 2016-08-31
JP2013165407A (ja) 2013-08-22
US20130209093A1 (en) 2013-08-15
EP2627021A2 (en) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5870728B2 (ja) 光パス確立方法及び光ノード装置
JP5712582B2 (ja) 光送信器および光送信装置
US9882647B2 (en) Optical transmission apparatus, optical transmission system, and polarization dependent loss monitor
US9467228B2 (en) Optical transmission system and optical transmission method
EP2214332B1 (en) Optical communication system and optical receiver
US8879925B2 (en) Optical transmitter and optical transmission method
US9853739B2 (en) Optical transmitter and method for controlling bias of optical modulator
JP2019004452A (ja) 不均等サブキャリア間隔を用いるマルチキャリアチャネルの到達距離拡張
Buchali et al. Optical OFDM: A promising high‐speed optical transport technology
JP5707981B2 (ja) サンプリングクロック同期装置、ディジタルコヒーレント受信装置およびサンプリングクロック同期方法
US20130195455A1 (en) Method and device for transmission and reception of a polarization multiplexed optical signal
EP3376688B1 (en) Method for monitoring and correction of adjacent channel penalty in coherent optical transmission
WO2014180495A1 (en) Optical channel sounder
JP2017017709A (ja) 二重偏波信号の周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のための方法及びシステム
US20200036446A1 (en) Optical transmission device and optical transmission system
US20170019203A1 (en) Optical receiver and method for updating tap coefficient of digital filter
Rasmussen et al. DSP for short reach optical links
Souto et al. Joint-polarization and joint-subchannel carrier phase estimation for 16-QAM optical systems
WO2012003856A1 (en) Method and device for data processing in an optical communication network
CN113965443B (zh) 发射装置、接收装置、太赫兹无线通信系统及方法
Kumari et al. Distance adaptive hybrid super-channels enabled by sliceable bandwidth variable transponder for spectrally efficient elastic optical networks
Nölle et al. Transmission of 5× 62 Gbit/s DWDM coherent OFDM with a spectral efficiency of 7.2 Bit/s/Hz using joint 64-QAM and 16-QAM modulation
Zhou et al. IQ Skew and Imbalance Estimation for Coherent Point-to-Multi-Point Optical Networks
JP6767310B2 (ja) 光送受信システム
Dong et al. Bandwidth-efficient modulation for hybrid 10G/100G optical communication networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5870728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees