JP6831035B1 - 個片体製造方法および個片体製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】個片体の相互間隔が不均一になることを防止することができる個片体製造方法および個片体製造装置を提供すること。【解決手段】個片体製造方法は、基材WKが貼付された第1接着シートAS1に張力を付与し、当該基材WKから形成される複数の片状体CPの相互間隔を広げる離間工程と、相互間隔が広げられた複数の片状体CPに第2接着シートAS2を貼付する貼付工程と、複数の片状体CPに貼付された第2接着シートAS2を冷却する冷却工程と、複数の片状体CPの間隙に沿って第2接着シートAS2を切断して個片化し、個片化された第2接着シートAS2が片状体CPに貼付された個片体CP1を形成する切断工程と、個片体CP1から第1接着シートAS1を剥離する剥離工程とを実施する。【選択図】図1

Description

本発明は、個片体製造方法および個片体製造装置に関する。
基材が貼付された第1接着シートに張力を付与して当該基材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げるとともに、複数の片状体の間隙に沿って接着シートを切断して個片化し、個片化された接着シートが片状体に貼付された個片体を形成する個片体製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−63809号公報
特許文献1に記載された加工方法(個片体製造方法)では、複数のチップ3(片状体)に接着シート12(第2接着シート)を介してエキスパンドテープ13(第1接着シート)を貼付し、第1接着シートに張力を付与することで片状体の相互間隔を広げながら第2接着シートを切断して個片体を形成した後、弛んだ第1接着シートを加熱して収縮させる熱収縮工程を実施するため、弛んだ第1接着シートの近傍に位置する個片体の相互間隔も熱収縮工程で収縮してしまい、個片体の相互間隔が不均一になるという不都合がある。
本発明の目的は、個片体の相互間隔が不均一になることを防止することができる個片体製造方法および個片体製造装置を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、第1接着シートの熱収縮工程を実施しないので、個片体の相互間隔が不均一になることを防止することができる。
また、第2接着シートに気体を吹き付けて第2接着シートを切断すれば、個片体が損傷することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図1に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の個片体製造装置EAは、基材WKが貼付された第1接着シートAS1に張力を付与し、当該基材WKから形成される複数の片状体CPの相互間隔を広げる離間手段10と、相互間隔が広げられた複数の片状体CPに第2接着シートAS2を貼付する貼付手段20と、複数の片状体CPに貼付された第2接着シートAS2を冷却する冷却手段30と、複数の片状体CPの間隙に沿って第2接着シートAS2を切断して個片化し、個片化された第2接着シートAS2が片状体CPに貼付された個片体CP1(図1(C)参照)を形成する切断手段40と、個片体CP1から第1接着シートAS1を剥離する剥離手段50とを備えている。
離間手段10は、駆動機器としての直動モータ11の出力軸11Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面12Aを有するテーブル12と、一対の把持部材13Aを有する保持手段であって駆動機器としての複数のチャックシリンダ13とを備えている。
貼付手段20は、複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端アーム21Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット21と、先端アーム21Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持面22Aを有する押圧部材としての保持部材22とを備えている。
冷却手段30は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面31Aを有し、当該支持面31Aに環状の凹部31Bが形成されたテーブル31と、駆動機器としての直動モータ32の出力軸32Aに支持され、凹部33Aが形成された上蓋部材33と、上蓋部材33に配管34Aを介して接続され、一体物UPおよび上蓋部材33により形成される空間SP(図1(B)参照)に冷却空気や冷却ガス等の冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段34とを備えている。
切断手段40は、上蓋部材33内に支持された駆動機器としての第1リニアモータ41と、第1リニアモータ41のスライダ41Aに支持された第2リニアモータ42と、第2リニアモータ42のスライダ42Aに支持され、加圧ポンプやタービン等の図示しない気体供給手段によって生成される空気やガス等の圧縮気体を吹き付ける吹付管やノズル等の気体吹付手段43とを備え、第2接着シートAS2に気体を吹き付けて当該第2接着シートAS2を切断する構成になっている。
剥離手段50は、多関節ロボット21と同等の多関節ロボット51と、その先端アーム51Aに支持された保持部材22と同等の押圧部材としての保持部材52と、多関節ロボット21と同等の多関節ロボット53と、その先端アーム53Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な吸着パッド54とを備えている。
以上の個片体製造装置EAの動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置された個片体製造装置EAに対し、当該個片体製造装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。次いで、使用者または、多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、保持面22Aに第2接着シートAS2を、保持面52Aに第3接着シートAS3を当接させると、貼付手段20および剥離手段50がそれぞれ図示しない減圧手段を駆動し、保持面22Aでの第2接着シートAS2の吸着保持、および保持面52Aでの第3接着シートAS3の吸着保持を開始する。その後、使用者または図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、第1接着シートAS1を介して基材WKがフレーム部材としてのリングフレームRFに支持された一体物UPを、支持面12A上の所定の位置に載置すると、離間手段10が図示しない減圧手段を駆動し、支持面12Aでの一体物UPの吸着保持を開始する。次に、離間手段10がチャックシリンダ13および直動モータ11を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、把持部材13Aで一体物UPを把持した後、テーブル12を上昇させて第1接着シートAS1に張力を付与し、基材WKから形成される複数の片状体CPの相互間隔を広げる。
そして、貼付手段20が多関節ロボット21を駆動し、保持部材22を移動させ、図1(A)中二点鎖線で示すように、相互間隔が広げられた複数の片状体CPに第2接着シートAS2を貼付する。次いで、貼付手段20が図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面22Aでの第2接着シートAS2の吸着保持を解除した後、多関節ロボット21を駆動し、保持部材22を初期位置に復帰させる。その後、離間手段10が直動モータ11およびチャックシリンダ13を駆動し、テーブル12および把持部材13Aを初期位置に復帰させた後、離間手段10が図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面12Aでの一体物UPの吸着保持を解除する。次に、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを支持し、図1(A)中二点鎖線で示すように、弛んだ第1接着シートAS1が凹部31Bに受容されるように、当該一体物UPを支持面31A上に載置すると、冷却手段30が図示しない減圧手段を駆動し、支持面31Aでの一体物UPの吸着保持を開始する。
そして、冷却手段30が直動モータ32を駆動し、図1(B)に示すように、上蓋部材33を下降させて当該上蓋部材33の下部でリングフレームRFを押え付け、一体物UPと上蓋部材33とで空間SPを形成した後、冷却媒体供給手段34を駆動し、空間SPに冷却媒体を供給して第2接着シートAS2を冷却する。この際、空間SP内に存在していた冷却前の気体を排出したり、冷却媒体供給手段34で循環して冷気としたりするとよい。次いで、切断手段40が第1、第2リニアモータ41、42および図示しない気体供給手段を駆動し、気体吹付手段43から気体を吹き付けながら、当該気体吹付手段43を複数の片状体CPの間隙に沿って移動させる。これにより、図1(C)に示すように、第2接着シートAS2が切断されて個片化され、個片化された第2接着シートAS2が片状体CPに貼付された個片体CP1が形成される。その後、冷却手段30および切断手段40が冷却媒体供給手段34および図示しない気体供給手段の駆動を停止し、冷却媒体の供給および気体吹付を停止した後、直動モータ32および第1、第2リニアモータ41、42を駆動し、上蓋部材33および気体吹付手段43を初期位置に復帰させる。
次に、剥離手段50が多関節ロボット51を駆動し、保持部材52を移動させ、図1(C)に示すように、リングフレームRFおよび複数の個片体CP1に第3接着シートAS3を貼付する。そして、冷却手段30が図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面31Aでの一体物UPの吸着保持を解除した後、剥離手段50が多関節ロボット51を駆動し、第3接着シートAS3が貼付された一体物UPを所定位置に移動させる。次いで、剥離手段50が多関節ロボット53および図示しない減圧手段を駆動し、図1(D)に示すように、吸着パッド54での第1接着シートAS1の右端部の吸着保持を開始する。その後、剥離手段50が多関節ロボット53を駆動し、吸着パッド54を下降させた後左方へ移動させ、図1(D)中二点鎖線で示すように、リングフレームRFおよび個片体CP1から第1接着シートAS1を剥離し、第3接着シートAS3を介してリングフレームRFと複数の個片体CP1とが一体化された生成物GPを形成する。次に、剥離手段50が多関節ロボット51を駆動し、生成物GPを次工程に搬送した後、保持部材52を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、第1接着シートAS1の熱収縮工程を実施しないので、個片体CP1の相互間隔が不均一になることを防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、離間手段10は、上下方向に張力を付与したり、右方、左方、前方および後方の4方向、右方および左方の2方向、左前方、左後方および右方の3方向または、前後左右方向の成分を含む5方向以上に張力を付与したりして、片状体CPの相互間隔を広げてもよいし、第1接着シートAS1がリングフレームRFに貼付されていない場合、第1接着シートAS1を支持して当該第1接着シートAS1に張力を付与することで、片状体CPの相互間隔を広げてもよいし、テーブル12を移動させずにまたは移動させつつ、チャックシリンダ13を移動させて片状体CPの相互間隔を広げてもよいし、レーザ照射装置や薬液付与装置等の脆弱化手段で物理的または化学的に形成された脆弱層や、カッター刃やレーザカッタ等の切断手段で形成された凹溝や切欠によって、複数の片状体CPに個片化可能な状態とされた基材WKが貼付された第1接着シートAS1に張力を付与することで、基材WKを複数の片状体CPに分割して片状体CPの相互間隔を広げてもよい。
冷却手段30は、上蓋部材33を移動させずにまたは移動させつつ、テーブル31を移動させて上蓋部材33の下部をリングフレームRFに当接させてもよいし、上蓋部材33を備えていなくてもよく、上蓋部材33を備えていない場合、例えば、第2接着シートAS2に冷却媒体を吹き付けて冷却してもよいし、テーブル31の内部にペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却器を設け、当該冷却器で第1接着シートAS1および片状体CPを介して第2接着シートAS2を冷却してもよい。
切断手段40は、第1、第2リニアモータ41、42に代えてまたは併用して、駆動機器としての所謂XYテーブルで気体吹付手段43を左右方向および前後方向に移動させてもよい。
気体吹付手段43で吹き付ける気体は、冷風、大気、単体ガス、混合ガス等であってもよい。
剥離手段50は、枚葉または帯状の剥離用テープを第1接着シートAS1に貼付し、剥離用テープに張力を付与してリングフレームRFおよび個片体CP1から第1接着シートAS1を剥離する構成であってもよく、剥離用テープは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。
個片体製造装置EAは、押圧ローラ等の押圧部材でリングフレームRFおよび基材WKまたは複数の片状体CPに第1接着シートAS1を押圧して貼付する押圧手段が備わっていてもよいし、基材WKを切断して複数の片状体CPに個片化するカッター刃やレーザカッタ等の基材切断手段が備わっていてもよいし、基材WKを研削して当該基材WKの厚みを薄くするグラインダや砥石等の研削手段が備わっていてもよい。
フレーム部材は、リングフレームRF以外に、環状でない(外周が繋がっていない)ものや、円形、楕円形、多角形、その他の形状であってもよい。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、離間工程は、基材が貼付された第1接着シートに張力を付与し、当該基材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる工程であればどのような工程でもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
第1〜第3接着シートAS1〜AS3、基材WKおよび片状体CPの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、第1〜第3接着シートAS1〜AS3、基材WKおよび片状体CPは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、第1〜第3接着シートAS1〜AS3は、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、このような第1〜第3接着シートAS1〜AS3は、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、さらには、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、基材WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、第1〜第3接着シートAS1〜AS3は、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
第2接着シートAS2がダイアタッチフィルムの場合、第2接着シートAS2の冷却温度を雰囲気下で20度以下とすることが好ましく、0度以下がより好ましく、−5度以下がさらに好ましく、−10度以下が特に好ましい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、剥離用テープやブレード材等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA…個片体製造装置
10…離間手段
20…貼付手段
30…冷却手段
40…切断手段
50…剥離手段
AS1…第1接着シート
AS2…第2接着シート
CP…片状体
CP1…個片体
WK…基材

Claims (3)

  1. 基材が貼付された第1接着シートに張力を付与し、当該基材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間工程と、
    相互間隔が広げられた前記複数の片状体に第2接着シートを貼付する貼付工程と、
    前記複数の片状体に貼付された前記第2接着シートを冷却する冷却工程と、
    前記複数の片状体の間隙に沿って前記第2接着シートを切断して個片化し、個片化された前記第2接着シートが前記片状体に貼付された個片体を形成する切断工程と、
    前記個片体から前記第1接着シートを剥離する剥離工程とを実施することを特徴とする個片体製造方法。
  2. 前記切断工程では、前記第2接着シートに気体を吹き付けて当該第2接着シートを切断することを特徴とする請求項1に記載の個片体製造方法。
  3. 基材が貼付された第1接着シートに張力を付与し、当該基材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間手段と、
    相互間隔が広げられた前記複数の片状体に第2接着シートを貼付する貼付手段と、
    前記複数の片状体に貼付された前記第2接着シートを冷却する冷却手段と、
    前記複数の片状体の間隙に沿って前記第2接着シートを切断して個片化し、個片化された前記第2接着シートが前記片状体に貼付された個片体を形成する切断手段と、
    前記個片体から前記第1接着シートを剥離する剥離手段とを備えていることを特徴とする個片体製造装置。
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