JP6826387B2 - アンローダ - Google Patents

アンローダ Download PDF

Info

Publication number
JP6826387B2
JP6826387B2 JP2016144319A JP2016144319A JP6826387B2 JP 6826387 B2 JP6826387 B2 JP 6826387B2 JP 2016144319 A JP2016144319 A JP 2016144319A JP 2016144319 A JP2016144319 A JP 2016144319A JP 6826387 B2 JP6826387 B2 JP 6826387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
land
sea
closing
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016144319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018012594A (ja
Inventor
徹 長野
徹 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui E&S Machinery Co Ltd filed Critical Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Priority to JP2016144319A priority Critical patent/JP6826387B2/ja
Publication of JP2018012594A publication Critical patent/JP2018012594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6826387B2 publication Critical patent/JP6826387B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はロープを巻装された四つのドラムを備えるアンローダに関するものであり、詳しくはトロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するアンローダに関するものである。
石炭や鉄鉱石等のバラ荷をバラ積み船から荷役する際に使用されるアンローダが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。
文献1は、四つのドラムからそれぞれ繰り出された四本のロープをグラブバケット(以下、バケットということもある)に連結して、四つのドラムを相互に関連させた状態で回転させることにより、バケットの上下移動、トロリの横行およびバケットの開閉を行なうアンローダを提案する。
文献1に記載のアンローダの四つのドラムは、陸側に繰り出されてバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装された陸側支持ドラムと、海側に繰り出されてバケットの支持部に連結される海側支持ロープを巻装された海側支持ドラムと、陸側に繰り出されてバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装された陸側開閉ドラムと、海側に繰り出されてバケットの開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装された海側開閉ドラムとから成る。陸側支持ドラムと海側開閉ドラムとが海陸方向に向かい合う状態で対向配置され、陸側開閉ドラムと海側支持ドラムとが海陸方向に向かい合う状態で対向配置されている。
陸側および海側の支持ロープよりも開閉ロープの張力が小さくなり弛むと、構造上バケットが意図せず開く可能性があるため、開閉ロープの張力の方が常に大きくなるように制御することが考えられる。この場合トロリから各ドラムに向けて張設されるロープの張力が均一にならないので、トロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生してしまう。上下方向を中心軸としてトロリが回転すると、トロリの下方に懸吊されるバケットに意図しない揺れが発生する可能性がある。荷役作業を行なう上でバケットが意図せず揺れることは望ましくない。
国際公開第98/06657号
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的はトロリに上下方向を中心とする回転モーメントが発生することを抑制するアンローダを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のアンローダは、ロープの繰り出しおよび巻き取りをそれぞれ行なう四つのドラムと、海陸方向に延設され海側から直線状に配置されるブームおよびガーダと、このブームおよびガーダに沿って横行するトロリと、このトロリ上に配置されて前記ロープを掛け回されるシーブと、このシーブの下方に前記ロープにより懸吊されるグラブバケットとを備え、前記四つのドラムが、前記ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、前記ブームの海側端部に配置される第二シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、前記ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、前記ブームの海側端部に配置される第四シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとから成り、前記陸側支持ロープおよび前記海側支持ロープが前記グラブバケットの支持部に連結され、前記陸側開閉ロープおよび前記海側開閉ロープが前記グラブバケットの開閉部に連結され、前記支持部が前記グラブバケットの外側に配置され、前記開閉部が前記グラブバケットの内側に配置されるアンローダにおいて、海陸方向において、前記海側支持ドラムと前記陸側支持ドラムとが対向配置され、前記海側開閉ドラムと前記陸側開閉ドラムとが対向配置され、前記トロリ上で海陸方向において、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置され、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置される構成を備え、前記グラブバケットを開閉する場合を除いて、前記海側開閉ロープおよび前記陸側開閉ロープの張力を前記海側支持ロープおよび前記陸側支持ロープの張力よりも大きくし、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブと前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブとのそれぞれから下方に向かって延びる四つロープの上端を平面視で一直線に整列させた状態とすることを特徴とする。
また、上記の目的を達成する本発明のアンローダは、ロープの繰り出しおよび巻き取りをそれぞれ行なう四つのドラムと、海陸方向に延設され海側から直線状に配置されるブームおよびガーダと、このブームおよびガーダに沿って横行するトロリと、このトロリ上に配置されて前記ロープを掛け回されるシーブと、このシーブの下方に前記ロープにより懸吊されるグラブバケットとを備え、前記四つのドラムが、前記ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、前記ブームの海側端部に配置される第二シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、前記ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、前記ブームの海側端部に配置される第四シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとから成り、前記陸側支持ロープおよび前記海側支持ロープが前記グラブバケットの支持部に連結され、前記陸側開閉ロープおよび前記海側開閉ロープが前記グラブバケットの開閉部に連結され、前記支持部が前記グラブバケットの外側に配置され、前記開閉部が前記グラブバケットの内側に配置されるアンローダにおいて、海陸方向において、前記海側支持ドラムと前記陸側支持ドラムとが対向配置され、前記海側開閉ドラムと前記陸側開閉ドラムとが対向配置され、前記トロリ上で海陸方向において、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置され、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置される構成を備え、前記グラブバケットを開閉する場合を除いて、前記海側開閉ロープおよび前記陸側開閉ロープの張力を前記海側支持ロープおよび前記陸側支持ロープの張力よりも大きくし、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブと、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブとが、前記トロリが横行する方向に一直線状に配置され、それぞれのシーブを結ぶ直線が平面視における前記トロリの中心部を通る構成であることを特徴とする。
本発明によれば、トロリ上で陸側支持ロープと海側支持ロープとが海陸方向に対向して、陸側開閉ロープと海側開閉ロープとが海陸方向に対向するので、互いの張力をバランスさせ易くなり、トロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するには有利である。
支持ロープに対して開閉ロープの張力が大きくなる状態にアンローダが制御される場合であっても、陸側および海側支持ロープどうしが海陸方向で力をバランスさせ、陸側および海側開閉ロープどうしが海陸方向で力をバランスさせるので、トロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するには有利である。またバケットの開閉動作時に、トロリの海陸方向に発生する力をバランスさせ易くなる。
海側支持ロープと陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回されるトロリ上の一対のシーブが海陸方向に対向配置され、海側開閉ロープと陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回されるトロリ上の一対のシーブが海陸方向に対向配置される構成にすることができる。
陸側支持ロープと海側支持ロープとが海陸方向に一直線となる状態で配置され、陸側開閉ロープと海側開閉ロープとが海陸方向に一直線となる状態で配置されるので、トロリに発生する力をバランスさせ易くなり、トロリが回転することを抑制するにはさらに有利である。
トロリ上に配置されるシーブを密集した状態で配置できるので、海陸方向を直角に横断する方向におけるトロリの幅を小さくすることができる。これにともないブームおよびガ
ーダの幅を小さくできるので、アンローダの小型化および軽量化には有利である。
四つのドラムの回転軸が上下方向に設定されて、これらのドラムが縦置き状態で配置された構成にすることができる。
四つのドラムから対応するシーブに繰り出されるロープは、ロープの繰り出しに伴いドラム上を上下方向に移動するのみで水平方向に移動しない。そのためシーブに対してロープの角度が急になりシーブからロープが外れる不具合を回避するには有利である。
本発明のアンローダを例示する説明図である。 図1のアンローダのロープの掛け回された状態を例示する説明図である。 図2のアンローダを平面視で例示する説明図である。 4つのドラムの位置関係を平面視で例示する説明図である。 トロリ上に配置されるシーブを平面視で例示する説明図である。 図5のトロリの変形例を例示する説明図である。 図2のアンローダの変形例を例示する説明図である。 図5のトロリの変形例を例示する説明図である。 図8のトロリを側面視で例示する説明図である。 図2のアンローダの変形例を例示する説明図である。 図10のアンローダの変形例を例示する説明図である。 図3のシーブのフリートアングルの範囲を例示する説明図である。 図10のシーブのフリートアングルの範囲を例示する説明図である。 図10のドラムのフリートアングルの範囲を例示する説明図である。
以下、本発明のアンローダを図に示した実施形態に基づいて説明する。尚、図中ではアンローダのブームが延設される海陸方向(以下、横行方向ということがある)を矢印x、アンローダの走行方向を矢印y、上下方向を矢印zで示している。
図1に例示するように本発明のアンローダ1は、脚構造体2と、この脚構造体2の上部で支持されて横行方向xに延設されるブーム3およびガーダ4と、このブーム3およびガーダ4に沿って横行方向xに横行するトロリ5と、このトロリ5の下方に配置されるグラブバケット(以下、バケットということがある)6とを備えている。ブーム3とガーダ4とは横行方向xに一直線状に海側から順番に配置されている。
脚構造体2には機械室7が配置されていて、この機械室7内にロープRを巻装されたドラムDが配置されている。このドラムDから繰り出されたロープRは、ブーム3の先端およびガーダ4の後端にそれぞれ配置されるシーブSとトロリ5とを経由してバケット6に連結されている。機械室7の配置位置は上記に限らず、ガーダ4上に配置する構成にしてもよい。
トロリ5の近傍高さにはトロリ5から独立して横行方向に移動可能な運転室8が配置されている。この運転室8内には、クレーンオペレータがアンローダ1を操作するためのコントローラが設置されている。
図2および図3に例示するように機械室7には、ロープRをそれぞれ巻装される四つのドラムDが配置されている。四つのドラムDは、陸側支持ドラムD1、海側支持ドラムD2、陸側開閉ドラムD3、海側開閉ドラムD4からなる。図3に例示するように各ドラムD1〜D4はそれぞれ、ドラムDに駆動力を与えるモータMと、このモータMの駆動力を
ドラムDに伝達する減速機11とを備えている。尚、図中では説明のためトロリ5を破線で示し、機械室7を省略している。
陸側支持ドラムD1から繰り出される陸側支持ロープR1は、ガーダ4の陸側端部に配置される第一シーブS1およびトロリ5に配置されるシーブS11を経由して、バケット6の支持部9に連結されている。海側支持ドラムD2から繰り出される海側支持ロープR2は、ブーム3の海側端部に配置される第二シーブS2およびトロリ5に配置されるシーブS21を経由して、バケット6の支持部9に連結されている。
陸側開閉ドラムD3から繰り出される陸側開閉ロープR3は、ガーダ4の陸側端部に配置される第三シーブS3およびトロリ5に配置されるシーブS31を経由して、バケット6の開閉部10に連結されている。海側開閉ドラムD4から繰り出される海側開閉ロープR4は、ブーム3の海側端部に配置される第四シーブS4およびトロリ5に配置されるシーブS41を経由して、バケット6の開閉部10に連結されている。
シーブSの配置位置およびロープRを掛け回す経路は上記に限定されない。シーブSの数を増減させたり、その配置位置を変更してもよい。また図1においてバケット6は横行方向xに開閉する状態に配置されているが、本発明はこの構成に限定されない。バケット6は走行方向yに開閉する状態に配置されてもよい。
図3に例示するように機械室7に配置される各ドラムDは、陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2とが横行方向xに互いに向かい合う状態で対向配置され、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4とが横行方向xに互いに向き合う状態で対向配置されている。
ここで対向配置とは、図4に例示するように陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2の平面視における中心どうしを結ぶ直線L1と、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4の中心どうしを結ぶ直線L2とが平面視において四つのドラムD1〜D4で囲まれるエリア内で交差しない状態をいう。これに対して支持ドラムD1、D2を結ぶ直線L1と開閉ドラムD3、D4を結ぶ直線L2とが四つのドラムD1〜D4で囲まれるエリア内で交差する従来のドラム配置は以下、対角配置ということがある。
図4では、横行方向xに延びる直線と直線L1のなす角をθ1で示し、横行方向xに延びる直線と直線L2のなす角をθ2で示している。なす角θ1およびθ2が±45°の範囲内になる状態に各ドラムDを配置する、または±5°の範囲内になる状態に各ドラムDを配置することが望ましい。さらに望ましくはなす角θ1およびθ2が0°となる状態に各ドラムDを配置する。つまり図3に例示するように陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2とを横行方向xに延びる直線上に整列させる状態で配置して、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4とを横行方向xに延びる直線上に整列させる状態で配置する。
図5に例示するようにトロリ5上のシーブS11とシーブS21とは横行方向xに対向配置され、シーブS31とシーブS41とは横行方向xに対向配置されている。シーブS11とシーブS21とは走行方向yにずれた状態で配置され、シーブS31とシーブS41とは走行方向yにずれた状態で配置されている。これによりこれらのシーブSからバケット6に向かって下方に延びるロープRを、破線L3で示すように走行方向yに一直線に整列させた状態にすることができる。
トロリ5に配置される各シーブS11、S21、S31、S41には、各ロープRの張力の大きさに応じて横行方向xの外力Fが発生する。陸側支持ロープR1と海側支持ロープR2とが互いに比較的近い位置でトロリ5に対して逆方向の外力Fを発生させる。また陸側開閉ロープR3と海側開閉ロープR4とが互いに比較的近い位置でトロリ5に対して
逆方向の外力Fを発生させる。
これらの互いに逆方向となる外力Fをそれぞれ相殺させることにより、上下方向zを中心軸とする回転モーメントmがトロリ5に発生することを抑制できる。回転モーメントmの発生にともなうトロリ5の振動を抑制できるので、トロリ5に懸吊されるバケット6が意図せず揺れることを防止するには有利である。
各ロープRが走行方向yに一列に整列した状態、つまり破線L3に沿ってバケット6に連結されるので、バケット6を横行方向xに意図的に揺動させて船舶の船倉内に振り込むには有利となる。クレーンオペレータは船倉内の目的の場所にバケット6を振り込むことができるので、荷役の作業効率を向上することができる。
図6に例示するように、トロリ5上のシーブS11とシーブS21を横行方向xに延びる直線上に整列させる状態で対向配置して、シーブS31とシーブS41を横行方向xに延びる直線上に整列させる状態で対向配置する構成にしてもよい。
例えばバケット6を巻上げまたは巻き下げる場合は、陸側支持ロープR1と海側支持ロープR2とに同じ張力が発生し、陸側開閉ロープR3と海側開閉ロープR4とに同じ張力が発生する。
陸側支持ロープR1と海側支持ロープR2とが一直線となる状態に配置され、陸側開閉ロープR3と海側開閉ロープR4とが一直線となる状態に配置されるので、トロリ5の横行方向xに発生する外力Fをそれぞれ相殺することができる。そのためトロリ5に回転モーメントmが発生することを抑制するにはさらに有利である。
バケット6が意図せず開かないように支持ロープR1、R2に比べて開閉ロープR3、R4側の張力が大きくなるように制御している場合であっても、支持ロープどうしおよび開閉ロープどうしが互いにトロリ5の横行方向xに発生する外力Fを相殺するので、トロリ5に回転モーメントmが発生することを防止できる。
トロリ5上に配置されるシーブSを平面視におけるトロリ5の中心部に密集させた状態で配置できる。この構成によれば外力Fがトロリ5の中心部に近い位置に作用するので、トロリ5に発生する回転モーメントmを相対的に小さくできる。そのためトロリ5の横行やバケット6の開閉など、トロリ5上に配置されるそれぞれのシーブSに異なる大きさの外力Fが発生した場合であっても、トロリ5に発生する回転モーメントmを抑制するには有利である。
またトロリ5上にシーブSを密集させて配置することにより、走行方向yにおけるトロリ5の幅を小さくすることができる。これにともないトロリ5が走行するブーム3およびガーダ4の走行方向yにおける幅も小さくできるので、アンローダ1を小型化および軽量化するには有利である。
図7に例示するように陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2とを横行方向xに互いに向かい合う状態で対向配置して、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4とを横行方向xに互いに向き合う状態で対向配置するとともに、陸側支持ドラムD1および海側支持ドラムD2の上方に陸側開閉ドラムD3および海側開閉ドラムD4を配置する構成にすることができる。つまり平面視において、支持ドラムD1、D2と開閉ドラムD3、D4が重なる状態に配置することができる。
各ドラムD1〜D4を上下方向zに重ねて配置するので、機械室7の走行方向yにおけ
る幅を小さくするには有利である。この実施形態では支持ドラムD1、D2を下方、開閉ドラムD3、D4を上方に配置しているが、この構成に限定されない。支持ドラムD1、D2を上方、開閉ドラムD3、D4を下方となる状態に配置してもよい。
図8および図9に例示するように、トロリ5上に配置する各シーブS11、S21、S31、S41を横行方向xに一直線状に配置する構成にすることができる。各シーブを結ぶ直線はトロリ5の平面視における中心部を通る状態に配置されている。
この実施形態では陸側支持ロープR1を掛け回されるシーブS11および海側支持ロープR2を掛け回されるシーブS21を上方に配置し、この下方に陸側開閉ロープR3を掛け回されるシーブS31および海側開閉ロープR4を掛け回されるシーブS41を配置している。上下方向zに異なる高さに配置されるシーブは、その一部が上下方向zに重なる状態に配置してもよい。
この構成によりトロリ5の横行方向xに発生する外力Fが釣り合わない状態であっても、外力Fはトロリ5の平面視における中心部を通る力となるので、トロリ5には回転モーメントmがほぼ発生しない状態となる。トロリ5に回転モーメントmが発生することを抑制できる。また走行方向yにおけるトロリ5の幅をさらに小さくすることができるので、アンローダ1を小型化および軽量化するには有利である。
図10および図11に例示するように四つのドラムDの回転軸を上下方向に設定して、ドラムDを縦置き状態で配置する構成にしてもよい。ここで縦置き状態とは垂直面に対するドラムDの回転軸の傾きが45°以下であることをいう。
図10の実施形態では四つのドラムDは、その回転軸が垂直面に対して0°の角度を有する状態で配置されている。つまり各ドラムDの回転軸が上下方向zと平行となる状態で、ドラムDが配置されている。
図11の実施形態では四つのドラムDは、それぞれロープRを繰り出しているシーブS1〜S4側に回転軸を傾けた状態で配置されている。つまりドラムDの上端側が対応するシーブSに接近する方向に傾いた状態に各ドラムDが配置されている。このとき各ドラムDの回転軸は垂直面に対して0°より大きく45°以下の角度を有する状態で配置することが望ましい。
ドラムDからシーブS1〜S4に繰り出されるロープRは、ロープRの繰り出しに伴いドラムD上では上下方向zに沿って移動するのみで水平方向(走行方向y)に移動しない。そのためこの実施形態では図3に例示する実施形態のドラムDよりも回転軸の軸方向に長いドラムDを採用することができる。
図3におけるシーブSとドラムDの関係を図12に示す。図12に例示するようにドラムDは、ロープRを巻き付けられる円柱形状の巻き付け部12と、ドラムDの回転軸C1の延長方向において巻き付け部12の両側に配置されるフランジ部13とを有している。図12ではドラムDの回転軸C1およびシーブSの回転軸C2を一点鎖線で示し、回転軸C1、C2とそれぞれ直交する中心線Lを二点鎖線で示している。ドラムDの回転軸C1とシーブSの回転軸C2は平行となる状態で、ドラムDおよびシーブSが配置されている。平面視において回転軸C1と中心線Lの交点はドラムDの中心を表し、回転軸C2と中心線Lの交点はシーブSの中心を表す。
巻き付け部12とフランジ部13との境界線上であって回転軸C1と交わる点と、シーブSの中心とを破線で結んでいる。この破線と中心線Lとのなす角をフリートアングルθ
1、θ2という。シーブSからドラムDに至るロープRはこのフリートアングルθ1およびθ2の範囲内で、ドラムDの巻き付け部12およびシーブSに対して回転軸C1、C2の延長方向に傾くことになる。つまりドラムDに繰り出されるロープRが、シーブSに対してこの回転軸C2方向に傾く角度の範囲をシーブSのフリートアングルθという。
このフリートアングルθ1〜θ3がそれぞれ所定の範囲内であれば、ロープRがシーブSから脱落することを防止し、ロープRをドラムDにきれいに巻き付けることができる。フリートアングルθ1〜θ3が適切な範囲を超えて大きくなり過ぎると、シーブSからロープRが外れてしまったり、ロープRがドラムDの所定の位置に巻き付けられず巻装されたロープRどうしの間隔が開いてしまったりする不具合が生じる。このフリートアングルθ1〜θ3の範囲はそれぞれ例えば0°〜4.0°の範囲で決定される。このフリートアングルθ1〜θ3の範囲は上記に限らず、ドラムDやシーブSの形状等に応じて予め設定されている。
図3に例示する実施形態では、海側または陸側のシーブSからドラムDに延びるロープRのフリートアングルθ1およびθ2を所定の範囲内に収めるために、ドラムDはその回転軸方向(図3では走行方向y)に比較的短く直径の比較的大きい形状に形成されている。
図10および図11に例示するようにドラムDを縦置き状態に配置する場合には、シーブSの回転軸C2に対して、ドラムDの回転軸C1は中心線Lを中心に回転した位置となる。つまりシーブSの回転軸C2に対して、ドラムDの回転軸C1は平行ではなく且つ交わらないねじれの位置となる。
図10におけるシーブSとドラムDの関係を図13に示す。尚、図13ではドラムDをxy平面に平行な面で切断した断面で示している。ドラムDから繰り出されるロープRは、フリートアングルθ1、θ2が0°となる状態でシーブSに送られる。つまりドラムDから繰り出されるロープRは中心線Lに沿ってシーブSに送られる。ドラムDから繰り出されるロープRの位置は、上下方向zと平行となるドラムDの回転軸C1の延長方向に沿って上下移動する。ドラムDの回転軸C1の軸方向の長さを変化させても、シーブSからドラムDに延びるロープRのフリートアングルθ1、θ2は変化することがない。そのため図12に例示する実施形態のシーブSと同一のフリートアングルθ1、θ2の範囲を有するシーブSを、図13に例示する実施形態で採用した場合、図12のドラムDよりも回転軸C1方向に長いドラムDを採用することができる。
尚、図14に例示するように上下方向zにおいて、ドラムDからシーブSに向かって繰り出されるロープRが、ドラムDの回転軸C1に直交する面に対してなす角度(ドラムDのフリートアングル)θ3も所定の範囲内となる状態にドラムDの回転軸C1方向の長さは決定される。ドラムDのフリートアングルθ3が所定の範囲を超えるとドラムDに巻き取られるロープRの間隔が開いたりする不具合が生じる。
図10および図11に例示するようにドラムDを縦置き状態で配置する構成により、シーブSのフリートアングルθ1、θ2を小さくできるので、シーブSの溝内でロープRが転がったり、ねじれたりすることを抑制するとともに、ロープRの耐疲労性を向上するには有利である。
ドラムDを縦置き状態で配置しない場合は、脚構造体2の陸側端部からガーダ4に配置される陸側シーブS1、S3までの距離をある程度確保しなければ、陸側シーブS1、S3のフリートアングルθ1、θ2を所定の範囲内に納めることが困難であった。脚構造体2の陸側端部からガーダ4の陸側端部までの距離であるバックリーチが比較的短いアンロ
ーダ1の場合は、機械室7を脚構造体2上に配置することができず、ガーダ4上に配置しなければならなかった。しかしドラムDを縦置き状態で配置する場合は、陸側シーブS1、S3のフリートアングルθ1、θ2を小さくできるので、バックリーチが比較的短いアンローダ1であっても脚構造体2上に機械室7を配置することができる。
一対の海側シーブS2、S4を走行方向yに接近させて配置し、一対の陸側シーブS1、S4を走行方向yに接近させて配置しても、シーブSのフリートアングルθ1、θ2を所定の範囲内に収めることができる。これにともないトロリ5上に配置されるシーブS11、S21、S31、S41を走行方向yにおいてトロリ5の中心部に接近させ易くなる。トロリ5上に配置されるシーブSを平面視におけるトロリ5の中心部に集中して配置できるので、ロープRを介してトロリ5に発生する回転モーメントmを小さくするには有利である。
縦置き状態で配置されるドラムDを回転軸の軸方向に長い形状としても、シーブS1〜S4のフリートアングルθ1、θ2の範囲が広くなることがないので、細長い形状のドラムDを採用することが可能となる。ドラムDの直径を小さくできるので、減速比の比較的小さい減速機11を採用することができ、減速機11の製造コストを抑制するには有利である。
図11の実施形態において、ドラムDの中心から対応するシーブSに向かって延びるロープRが、ドラムDの回転軸に対して直角となる状態にドラムDを傾けて配置することが望ましい。ドラムDから繰り出されるロープRの角度(ドラムDのフリートアングルθ3)を最も緩やかにできるからである。ドラムDによりロープRをきれいに巻き取るには有利である。
縦置き状態で配置される各ドラムDを、垂直面に対して同じ傾きとなる状態で配置する構成に限らず、ドラムDごとに傾きを変えて配置してもよい。例えば陸側ドラムD1、D3の方が対応するシーブS1、S3までの距離が短いので、垂直面に対する回転軸の傾きを大きく設定する。これによりドラムDから繰り出されるロープRの角度(ドラムDのフリートアングルθ3)を緩やかにし易くなる。
ドラムDを配置する位置は陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2とが横行方向xに対向配置され、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4とが横行方向xに対向配置されていれば上記に限定されない。例えばドラムDをブーム3およびガーダ4の下方側に配置する構成にしてもよく、ガーダ4の陸側端部の下方に陸側ドラムD1、D3を配置してブーム3の海側端部の下方に海側ドラムD2、D4をそれぞれ配置する構成にしてもよい。
1 アンローダ
2 脚構造体
3 ブーム
4 ガーダ
5 トロリ
6 グラブバケット(バケット)
7 機械室
8 運転室
9 支持部
10 開閉部
11 減速機
12 巻き付け部
13 フランジ部
D ドラム
D1 陸側支持ドラム
D2 海側支持ドラム
D3 陸側開閉ドラム
D4 海側開閉ドラム
R ロープ
R1 陸側支持ロープ
R2 海側支持ロープ
R3 陸側開閉ロープ
R4 海側開閉ロープ
S シーブ
S1 第一シーブ
S2 第二シーブ
S3 第三シーブ
S4 第四シーブ
S11、S21、S31、S41 シーブ
m 回転モーメント
θ1、θ2 シーブのフリートアングル
θ3 ドラムのフリートアングル
x 横行方向
y 走行方向
z 上下方向

Claims (4)

  1. ロープの繰り出しおよび巻き取りをそれぞれ行なう四つのドラムと、海陸方向に延設され海側から直線状に配置されるブームおよびガーダと、このブームおよびガーダに沿って横行するトロリと、このトロリ上に配置されて前記ロープを掛け回されるシーブと、このシーブの下方に前記ロープにより懸吊されるグラブバケットとを備え、
    前記四つのドラムが、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第二シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第四シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとから成り、
    前記陸側支持ロープおよび前記海側支持ロープが前記グラブバケットの支持部に連結され、前記陸側開閉ロープおよび前記海側開閉ロープが前記グラブバケットの開閉部に連結され、前記支持部が前記グラブバケットの外側に配置され、前記開閉部が前記グラブバケットの内側に配置されるアンローダにおいて、
    海陸方向において、前記海側支持ドラムと前記陸側支持ドラムとが対向配置され、前記海側開閉ドラムと前記陸側開閉ドラムとが対向配置され、前記トロリ上で海陸方向において、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置され、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置される構成を備え、
    前記グラブバケットを開閉する場合を除いて、前記海側開閉ロープおよび前記陸側開閉ロープの張力を前記海側支持ロープおよび前記陸側支持ロープの張力よりも大きくし
    前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブと前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブとのそれぞれから下方に向かって延びる四つロープの上端を平面視で一直線に整列させた状態とすることを特徴とするアンローダ。
  2. ロープの繰り出しおよび巻き取りをそれぞれ行なう四つのドラムと、海陸方向に延設され海側から直線状に配置されるブームおよびガーダと、このブームおよびガーダに沿って横行するトロリと、このトロリ上に配置されて前記ロープを掛け回されるシーブと、このシーブの下方に前記ロープにより懸吊されるグラブバケットとを備え、
    前記四つのドラムが、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第二シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第四シーブおよび前記トロリ上のシーブを経由して前記開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとから成り、
    前記陸側支持ロープおよび前記海側支持ロープが前記グラブバケットの支持部に連結され、前記陸側開閉ロープおよび前記海側開閉ロープが前記グラブバケットの開閉部に連結され、前記支持部が前記グラブバケットの外側に配置され、前記開閉部が前記グラブバケットの内側に配置されるアンローダにおいて、
    海陸方向において、前記海側支持ドラムと前記陸側支持ドラムとが対向配置され、前記海側開閉ドラムと前記陸側開閉ドラムとが対向配置され、前記トロリ上で海陸方向において、前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置され、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブが対向配置される構成を備え、
    前記グラブバケットを開閉する場合を除いて、前記海側開閉ロープおよび前記陸側開閉ロープの張力を前記海側支持ロープおよび前記陸側支持ロープの張力よりも大きくし
    前記海側支持ロープと前記陸側支持ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブと、前記海側開閉ロープと前記陸側開閉ロープとをそれぞれ掛け回される一対のシーブとが、前記トロリが横行する方向に一直線状に配置され、それぞれのシーブを結ぶ直線が平面視における前記トロリの中心部を通る構成であることを特徴とするアンローダ。
  3. 前記四つのドラムの回転軸が上下方向に設定されて、これらのドラムが縦置き状態で配置された構成である請求項1または2に記載のアンローダ。
  4. 前記陸側支持ドラムおよび前記海側支持ドラムと、前記陸側開閉ドラムおよび前記海側開閉ドラムと、が平面視で重なる状態に配置される請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンローダ。
JP2016144319A 2016-07-22 2016-07-22 アンローダ Active JP6826387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016144319A JP6826387B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 アンローダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016144319A JP6826387B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 アンローダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018012594A JP2018012594A (ja) 2018-01-25
JP6826387B2 true JP6826387B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=61019877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016144319A Active JP6826387B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 アンローダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6826387B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4198371B2 (ja) * 2002-03-19 2008-12-17 日立建機株式会社 ウインチの駆動制御装置
JP5766980B2 (ja) * 2011-03-04 2015-08-19 三井造船株式会社 クレーン及びその制御方法
JP5978525B2 (ja) * 2012-12-12 2016-08-24 住友重機械搬送システム株式会社 グラブバケットの昇降制御装置、これを備えるアンローダ、及びグラブバケットの昇降制御方法
JP5968820B2 (ja) * 2013-03-29 2016-08-10 三井造船株式会社 岸壁クレーン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018012594A (ja) 2018-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6174510B2 (ja) クレーン
JP5766980B2 (ja) クレーン及びその制御方法
JP7372851B2 (ja) クレーンおよびクレーンのロープ張設方法
JP6468447B2 (ja) 起伏部材の引き起こし方法、およびクレーン
JP2017077961A (ja) 橋形クレーン
JP6826387B2 (ja) アンローダ
WO2023032067A1 (ja) クレーンおよびクレーンのロープ張設方法
US6343702B1 (en) Crane apparatus
JP5964550B2 (ja) 起重機
JP6787645B1 (ja) スプレッダ振止装置
JP2003040577A (ja) 橋形クレーン
JP5529444B2 (ja) コンテナクレーンのロープ掛け構造
KR101644523B1 (ko) 타워 크레인
JP2018012593A (ja) 岸壁クレーンおよび岸壁クレーンの製造方法
WO2020166453A1 (ja) クレーン
JP6752682B2 (ja) 起重機船による吊荷の設置方法
JP2010235236A (ja) クレーンのロープ掛け構造
WO2023032068A1 (ja) 吊具
JP7383520B2 (ja) 吊具
JP6996695B2 (ja) トロリおよびトロリによる荷役方法
JP2018083688A (ja) クレーンおよびクレーンの製造方法
JP6550632B2 (ja) 岸壁クレーンおよび岸壁クレーンのロープ掛け方法
JP5555440B2 (ja) 岸壁クレーン
JP6919858B2 (ja) トロリおよびトロリの運搬方法
JP6756077B2 (ja) 岸壁クレーン

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180604

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20190313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6826387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350