JP2018083688A - クレーンおよびクレーンの製造方法 - Google Patents

クレーンおよびクレーンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するクレーンおよびクレーンの製造方法を提供する。【解決手段】ロープRの繰り出しおよび巻き取りを行なう複数のドラムDと、水平方向に延在する水平桁3、4と、この水平桁3、4の延在方向である横行方向xに沿って横行するトロリ5と、このトロリ5に配置されて横行方向xを横断する走行方向yを回転軸方向とする複数のトロリ用シーブStと、このトロリ用シーブStに掛け回されるロープRによりトロリ5の下方に懸吊される吊具6とを備えるクレーン1であり、横行方向xと平行であり平面視におけるトロリ5の中心部Pをとおる軸線Lに沿って直列状態で複数のトロリ用シーブStをトロリ5に配置する。【選択図】図3

Description

本発明は水平桁に沿って横行するトロリを備えるクレーンおよびクレーンの製造方法に関するものであり、詳しくはトロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するクレーンおよびクレーンの製造方法に関するものである。
石炭や鉄鉱石等のバラ荷をバラ積み船から荷役する際に使用されるクレーンの一種であるアンローダが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。
文献1は、四つのドラムからそれぞれ繰り出された四本のロープをグラブバケット(以下、バケットということもある)に連結して、四つのドラムを相互に関連させた状態で回転させることにより、バケットの上下移動、トロリの横行およびバケットの開閉を行なうアンローダを提案する。
文献1に記載のアンローダの四つのドラムは、陸側に繰り出されてバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装された陸側支持ドラムと、海側に繰り出されてバケットの支持部に連結される海側支持ロープを巻装された海側支持ドラムと、陸側に繰り出されてバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装された陸側開閉ドラムと、海側に繰り出されてバケットの開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装された海側開閉ドラムとから成る。陸側支持ドラムと海側開閉ドラムとが海陸方向に向かい合う状態で対向配置され、陸側開閉ドラムと海側支持ドラムとが海陸方向に向かい合う状態で対向配置されている。
陸側および海側の支持ロープよりも開閉ロープの張力が小さくなり弛むと、構造上バケットが意図せず開く可能性があるため、開閉ロープの張力の方が常に大きくなるように制御することが考えられる。この場合トロリから各ドラムに向けて張設されるロープの張力が均一にならないので、トロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生してしまう。上下方向を中心軸としてトロリが回転すると、トロリの下方に懸吊されるバケットに意図しない揺れが発生する可能性がある。荷役作業を行なう上でバケットが意図せず揺れることは望ましくない。
国際公開第98/06657号
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的はトロリに上下方向を中心軸とする回転モーメントが発生することを抑制するクレーンおよびクレーンの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のクレーンは、ロープの繰り出しおよび巻き取りを行なう複数のドラムと、水平方向に延在する水平桁と、この水平桁の延在方向である横行方向に沿って横行するトロリと、このトロリに配置されて前記横行方向を横断する走行方向を回転軸方向とする複数のトロリ用シーブと、このトロリ用シーブに掛け回される前記ロープにより前記トロリの下方に懸吊される吊具とを備えるクレーンにおいて、複数の前記トロ
リ用シーブが、前記横行方向と平行であり平面視における前記トロリの中心部をとおる軸線上に直列状態で配置される構成であることを特徴とする。
本発明のクレーンの製造方法は、ロープの繰り出しおよび巻き取りを行なう複数のドラムと、水平方向に延在する水平桁と、この水平桁の延在方向である横行方向に沿って横行するトロリと、このトロリに配置されて前記横行方向を横断する走行方向を回転軸方向とする複数のトロリ用シーブと、このトロリ用シーブに掛け回される前記ロープにより前記トロリの下方に懸吊される吊具とを備えるクレーンの製造方法において、前記横行方向と平行であり平面視における前記トロリの中心部をとおる軸線上に直列状態で複数の前記トロリ用シーブを前記トロリに配置することを特徴とする。
本発明によれば、トロリ用シーブに掛け回されるそれぞれのロープの張力は、平面視においてトロリの中心部をとおり横行方向に作用する。ロープの張力により上下方向を中心とする回転モーメントがトロリに発生することを抑制するには有利である。
複数のトロリ用シーブが、上方に配置される上段シーブと、下方に配置される下段シーブとを備える構成にすることができる。この構成によればトロリ用シーブが三つ以上ある場合であっても、トロリ用シーブに掛け回されるそれぞれのロープを干渉させずに張設し易くなる。
水平桁が横行方向に延在するブームおよびガーダで構成され、吊具がグラブバケットで構成されていて、ドラムが、ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよびトロリ用シーブを経由してグラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、ブームの海側端部に配置される第二シーブおよびトロリ用シーブを経由してグラブバケットの支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよびトロリ用シーブを経由してグラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、ブームの海側端部に配置される第四シーブおよびトロリ用シーブを経由してグラブバケットの開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとからなる構成にすることができる。
この構成によれば四本のロープの張力がそれぞれ異なる大きさであっても、上下方向を中心とする回転モーメントがトロリに発生することを抑制するには有利である。
本発明のクレーンを例示する説明図である。 図1のクレーンのロープの掛け回された状態を例示する説明図である。 図2のクレーンを平面視で例示する説明図である。 図3のトロリを平面視で拡大して例示する説明図である。 図4のトロリを側面視で例示する説明図である。 図5のトロリの変形例を例示する説明図である。 図2のクレーンの変形例を例示する説明図である。 図7のトロリを平面視で拡大して例示する説明図である。 図8のトロリを側面視で例示する説明図である。
以下、本発明のクレーンおよびクレーンの製造方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。尚、図中ではトロリが移動する方向である横行方向を矢印x、クレーンの走行方向を矢印y、上下方向を矢印zで示している。
図1に例示するように本発明のクレーン1は例えばアンローダで構成することができる。クレーン1は、脚構造体2と、この脚構造体2の上部で支持されて横行方向xに延設されるブーム3およびガーダ4(以下、総称する場合は水平桁ということがある)と、このブーム3およびガーダ4に沿って横行方向xに横行するトロリ5と、このトロリ5の下方に配置される吊具6とを備えている。吊具6はグラブバケットで構成されている。ブーム3とガーダ4とは横行方向xに一直線状に海側から順番に配置されている。
脚構造体2には機械室7が配置されていて、この機械室7内にロープRを巻装されたドラムDが配置されている。このドラムDから繰り出されたロープRは、ブーム3の先端およびガーダ4の後端にそれぞれ配置されるシーブSとトロリ5とを経由して吊具6に連結されている。機械室7の配置位置は上記に限らず、ガーダ4上に配置する構成にしてもよい。
トロリ5の近傍高さにはトロリ5から独立して横行方向xに移動可能な運転室8が配置されている。この運転室8内には、クレーンオペレータがクレーン1を操作するためのコントローラが設置されている。
図2および図3に例示するように機械室7には、ロープRをそれぞれ巻装される四つのドラムDが配置されている。四つのドラムDは、陸側支持ドラムD1、海側支持ドラムD2、陸側開閉ドラムD3、海側開閉ドラムD4からなる。図3に例示するように各ドラムD1〜D4はそれぞれ、ドラムDに駆動力を与えるモータMと、このモータMの駆動力をドラムDに伝達する減速機11とを備えている。尚、図中では説明のためトロリ5および機械室7を破線で示している。
陸側支持ドラムD1から繰り出される陸側支持ロープR1は、ガーダ4の陸側端部に配置される第一シーブS1およびトロリ5に配置されるトロリ用シーブSt1を経由して、吊具6の支持部9に連結されている。海側支持ドラムD2から繰り出される海側支持ロープR2は、ブーム3の海側端部に配置される第二シーブS2およびトロリ5に配置されるトロリ用シーブSt2を経由して、吊具6の支持部9に連結されている。
陸側開閉ドラムD3から繰り出される陸側開閉ロープR3は、ガーダ4の陸側端部に配置される第三シーブS3およびトロリ5に配置されるトロリ用シーブSt3を経由して、吊具6の開閉部10に連結されている。海側開閉ドラムD4から繰り出される海側開閉ロープR4は、ブーム3の海側端部に配置される第四シーブS4およびトロリ5に配置されるトロリ用シーブSt4を経由して、吊具6の開閉部10に連結されている。
シーブSの配置位置およびロープRを掛け回す経路は上記に限定されない。シーブSの数を増減させたり、その配置位置を変更してもよい。また図1において吊具6を構成するグラブバケットは横行方向xに開閉する状態に配置されているが、本発明はこの構成に限定されない。グラブバケットは走行方向yに開閉する状態に配置されてもよい。
図3に例示するように機械室7に配置される各ドラムDは、陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2とが横行方向xに互いに向かい合う状態で対向配置され、陸側開閉ドラムD3と海側開閉ドラムD4とが横行方向xに互いに向き合う状態で対向配置されている。
図4および図5に例示するように、トロリ5には四つのトロリ用シーブSt1、St2、St3、St4(以下、総称する場合はトロリ用シーブStということがある)が設置されている。図4に例示するように四つのトロリ用シーブStは、一点鎖線で示す回転軸方向が走行方向yと平行となる状態で配置されている。またトロリ用シーブStは、横行方向xと平行であり平面視におけるトロリ5の中心部Pをとおる軸線Lに沿って直列状態に配置されている。なお図4において説明のため軸線Lを二点鎖線で示している。トロリ用シーブStの回転軸方向と軸線Lとは直交する。
中心部Pとは、走行方向yにおけるトロリ5の幅の中間に位置すると共に、横行方向xにおけるトロリ5の長さの中間に位置する部分をいう。直列状態とは、四つのトロリ用シーブStの全てが一本の軸線Lの上に配置されていて、互いに走行方向yにずれていない状態をいう。
この直列状態は、トロリ用シーブStが互いに走行方向yにまったくずれていない状態に限定されない。走行方向yにおけるトロリ用シーブStの厚みの例えば1〜20%程度の範囲内でトロリシーブStどうしが走行方向yにずれている状態も直列状態は含む概念である。
四つのトロリ用シーブStが横行方向xに直列状態で配置されているので、ドラムDからトロリ用シーブStに向かって繰り出された複数のロープRは、トロリ5の近傍で平面視において互いにほぼ重なる状態となる。
図5に例示するように上下方向zにおいては、支持ロープR1、R2を掛け回されるトロリ用シーブSt1、St2が同じ高さに配置され、開閉ロープR3、R4を掛け回されるトロリ用シーブSt3、St4が同じ高さに配置されるとともにトロリ用シーブSt1、St2よりも上方に配置されている。
つまりトロリ用シーブSt1、St2はトロリ5の下方に配置される下段シーブを構成し、トロリ用シーブSt3、St4はトロリ5の上方に配置される上段シーブを構成する。下段シーブを構成する二つのトロリ用シーブSt1、St2の横行方向xにおける間隔は、上段シーブを構成する二つのトロリ用シーブSt3、St4の横行方向xにおける間隔よりも広く設定されている。上下方向zの異なる高さに配置されるトロリ用シーブStは、その一部が上下方向zに重なる状態に配置してもよい。
トロリ5に配置される各トロリ用シーブSt1、St2、St3、St4には、各ロープRの張力の大きさに応じて横行方向xの外力Fが発生する。図4に例示するようにいずれの外力Fもトロリ5の中心部Pをほぼとおる方向に発生するため、上下方向zを回転軸とする回転モーメントmをトロリ5にほとんど生じさせない。
図3に例示するように厳密にはブーム3およびガーダ4の端部に設置されるシーブS1〜S4の走行方向yにおける位置により、ロープRは若干走行方向yに傾くことになる。しかし横行方向xにおいて、トロリ用シーブStからシーブS1〜S4までの距離に比べて、トロリ用シーブStからトロリ5の中心部Pまでの距離は十分に小さいため、このロープRの傾きは回転モーメントmにほとんど影響を及ぼさない。
トロリ5の横行動作やグラブバケットの開閉動作などそれぞれのトロリ用シーブStに異なる大きさの外力Fが作用した場合であっても、トロリ5に回転モーメントmがほとんど発生しない。回転モーメントmの発生に伴うトロリ5の振動を抑制できるので、トロリ5に懸吊される吊具6が意図せず揺れることを防止するには有利である。
またトロリ用シーブStを上段シーブと下段シーブとに分ける構成により、トロリ用シーブStに掛け回されるそれぞれのロープRが互いに接触して干渉することを回避し易くなる。ロープRどうしが接触することにより劣化する不具合を回避するには有利である。
トロリ用シーブStを横行方向xに沿って直列状態で配置するので、走行方向yにおけ
るトロリ5の幅を小さくするには有利である。これにともないトロリ5が走行する水平桁3、4の走行方向yにおける幅も小さくできるので、クレーン1を小型化および軽量化するには有利である。
トロリ用シーブStを上段シーブSt3、St4と下段シーブSt1、St2とに分ける構成は上記に限らない。一つのトロリ用シーブStに対して少なくとも一つの他のトロリ用シーブStが異なる高さに配置されていればよい。例えば全てのトロリ用シーブStが上下方向zにそれぞれ異なる高さに配置される構成にしてもよい。
トロリ用シーブStを上段シーブSt3、St4と下段シーブSt1、St2とに分ける構成は本発明の必須要件ではない。例えば図6に例示するように複数のトロリ用シーブStを上下方向zにおいて同じ高さに配置した場合であっても、シーブS1〜S4がトロリ用シーブStよりも高い位置に設置されている場合には、各ロープRが上下方向に異なる位置となるので、ロープRが互いに干渉することを抑制できる。
図7〜図9に例示するようにトロリ5に設置されるトロリ用シーブStの数が三つのクレーン1に対しても、本発明を適用することができる。このクレーン1は、陸側支持ドラムD1と海側支持ドラムD2と陸側開閉ドラムD3とを備えていて、海側開閉ドラムD4を備えていない。
陸側開閉ドラムD3から繰り出されるロープR3は、ガーダ4の陸側端部に設置される第三シーブS3と、トロリ用シーブSt3と、グラブバケットの開閉部10とを掛け回された後に、トロリ5に固定されている。この構成により三つのドラムDで図1に例示する実施例と同様の動作を行なうことができる。
この実施形態では支持ロープR1、R2を掛け回されるトロリ用シーブSt1、St2が下段シーブを構成し、開閉ロープR3を掛け回されるトロリ用シーブSt3のみが上段シーブを構成する。
この実施形態においても三つのトロリ用シーブStは、横行方向xに平行でありトロリ5の中心部Pをとおる軸線Lの上に直列状態で配置されているので、トロリ5に回転モーメントmがほとんど発生しない。また図1の実施形態に比べてドラムDの数が少ないのでクレーン1の軽量化したり製造コストを抑制するには有利である。
本発明においてトロリ用シーブStの数は上記に限らず、二つでもよく五つ以上であってもよい。また本発明においてクレーン1はアンローダに限らない。水平方向に延在するブームおよびガーダを備えていて岸壁でコンテナを荷役するコンテナクレーンや、水平方向に延在してトロリが横行する水平桁を備えていてコンテナヤードに蔵置されたコンテナを荷役する門型クレーンで構成することができる。またトロリ5は、ロープRから力を受けて横行する構成に限らず、トロリ5に設置されるモータ等の動力により自走する構成であってもよい。
1 クレーン
2 脚構造体
3 ブーム(水平桁)
4 ガーダ(水平桁)
5 トロリ
6 吊具(グラブバケット)
7 機械室
8 運転室
9 支持部
10 開閉部
11 減速機
D ドラム
D1 陸側支持ドラム
D2 海側支持ドラム
D3 陸側開閉ドラム
D4 海側開閉ドラム
R ロープ
R1 陸側支持ロープ
R2 海側支持ロープ
R3 陸側開閉ロープ
R4 海側開閉ロープ
S シーブ
S1 第一シーブ
S2 第二シーブ
S3 第三シーブ
S4 第四シーブ
St、St1、St2、St3、St4 トロリ用シーブ
P 中心部
L 軸線
F 外力
m 回転モーメント
x 横行方向
y 走行方向
z 上下方向

Claims (4)

  1. ロープの繰り出しおよび巻き取りを行なう複数のドラムと、水平方向に延在する水平桁と、この水平桁の延在方向である横行方向に沿って横行するトロリと、このトロリに配置されて前記横行方向を横断する走行方向を回転軸方向とする複数のトロリ用シーブと、このトロリ用シーブに掛け回される前記ロープにより前記トロリの下方に懸吊される吊具とを備えるクレーンにおいて、
    複数の前記トロリ用シーブが、前記横行方向と平行であり平面視における前記トロリの中心部をとおる軸線上に直列状態で配置される構成であることを特徴とするクレーン。
  2. 複数の前記トロリ用シーブが、上方に配置される上段シーブと、下方に配置される下段シーブとを備える請求項1に記載のクレーン。
  3. 前記水平桁が前記横行方向に延在するブームおよびガーダで構成され、前記吊具がグラブバケットで構成されていて、
    前記ドラムが、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第一シーブおよび前記トロリ用シーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される陸側支持ロープを巻装される陸側支持ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第二シーブおよび前記トロリ用シーブを経由して前記グラブバケットの支持部に連結される海側支持ロープを巻装される海側支持ドラムと、
    前記ガーダの陸側端部に配置される第三シーブおよび前記トロリ用シーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される陸側開閉ロープを巻装される陸側開閉ドラムと、
    前記ブームの海側端部に配置される第四シーブおよび前記トロリ用シーブを経由して前記グラブバケットの開閉部に連結される海側開閉ロープを巻装される海側開閉ドラムとからなる請求項1または請求項2に記載のクレーン。
  4. ロープの繰り出しおよび巻き取りを行なう複数のドラムと、水平方向に延在する水平桁と、この水平桁の延在方向である横行方向に沿って横行するトロリと、このトロリに配置されて前記横行方向を横断する走行方向を回転軸方向とする複数のトロリ用シーブと、このトロリ用シーブに掛け回される前記ロープにより前記トロリの下方に懸吊される吊具とを備えるクレーンの製造方法において、
    前記横行方向と平行であり平面視における前記トロリの中心部をとおる軸線上に直列状態で複数の前記トロリ用シーブを前記トロリに配置することを特徴とするクレーンの製造方法。
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