JP6823029B2 - フロア構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転者によって踏み込み操作されるブレーキペダル及びアクセルペダルの配置付近に設置されたフロア構造に関する。
従来、車両の運転席の前方下部には、運転者によって足踏操作されるブレーキペダル、アクセルペダル等が配置されている。一般に、運転席の床部には、着座中にブレーキペダルを操作する運転者の足を置くためのフットレスト部と、アクセルペダルを操作する足を置くためのヒールストッパ部と、が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、フットレスト部(21)とヒールストッパ部(22)とを、水平パッド(10)によって一体形成された基体(30)を備えた車両用フロアスペーサが記載されている。
特許第6352842号公報
しかし、特許文献1に記載の車両用フロアスペーサは、ヒールストッパ部(22)を支点としてアクセルペダルを動かす際、アクセルペダルに力を伝え過ぎるとアクセルペダルを踏み込み過ぎるおそれがあった。
そこで、本発明は、アクセルペダルといったペダルの踏み込み過ぎを防止することができるフロア構造を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、
運転席に着座した運転者によって踏み込み操作されるブレーキペダル及びアクセルペダルが配置されたフロア構造であって、前記ブレーキペダル、前記アクセルペダル、あるいは、クラッチペダルの下方に位置するヒールストッパ部の車両前方側にペダルストッパ部を設け、前記ヒールストッパ部と前記ペダルストッパ部とが、一体に形成され、フットレスト部と前記ヒールストッパ部とを連結する連結部は、前記フットレスト部及び前記ヒールストッパ部よりも車両前方側に配置されていることを特徴とする。
本発明は、アクセルペダルといったペダルの踏み込み過ぎを防止することができるフロア構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係るフロア構造の一例を示す要部概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロア構造の一例を示す要部概略側面図である。 本発明の実施形態に係るフロア構造の一例を示す要部概略斜視図である。 ヒールストッパ部とアクセルペダルストッパ部とを有する足置部材を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロア構造の変形例を示す図であり、足置部材を示す斜視図である。
以下、図1〜図4を参照して本発明の実施形態に係るフロア構造1の一例を説明する。本発明の実施形態の一例として、ブレーキペダル2とアクセルペダル3とを搭載した右ハンドルのオートマチック車の場合を例に挙げて説明する。
なお、車両の進行方向を「前」、後退方向を「後」、鉛直上方側を「上」、鉛直下方側を「下」、車幅方向を「左」、「右」として適宜説明する。
<フロア構造>
図1に示すように、フロア構造1は、運転席に着座した運転者によって踏み込み操作されるブレーキペダル2及びアクセルペダル3が配置された構造である。ブレーキペダル2及びアクセルペダル3は、車室の前部の運転席の車両前側(足置領域1a)に配置されている。足置領域1aには、フロアパネル10と、フロアパネル10上の前端部に設置された足置部材4と、が配置されている。
なお、足置部材4は、フロアパネル10と、一体でも、別体に形成したものをフロアパネル10に固定する構成であってもよい。以下、足置部材4とフロアパネル10とが、別体に形成されている場合を例に挙げて説明する。
<フロアパネル>
フロアパネル10は、図2に示すように、車室の床面を構成する薄板状の金属製部材である。フロアパネル10は、水平方向に延びるパネル水平部11と、パネル水平部11の前端から鈍角で前斜め上方に延び傾斜するトーボード部12と、を備えている。
トーボード部12の上方には、ダッシュボード13の垂直部が連設されている。
<ブレーキペダル>
ブレーキペダル2は、車両を制動する際に、運転者が足踏操作するペダルである。ブレーキペダル2は、図1に示すように、運転者の足部が載置されるペダルパッド2aと、このペダルパッド2aを溶接してペダルパッド2aから上方に延びるペダルアーム2bと、を備えて構成されている。ブレーキペダル2は、足踏操作した場合に、連結部44に向かうように配置されている。
ペダルパッド2aは、車幅方向(左右方向)に幅広の板状部材であって、運転者が足で踏み込む部位(踏み込みポイント)である。ペダルアーム2bは、ペダルパッド2aの上端側で車幅方向に延びる回動軸2cを中心として回動可能に軸支されている。
<アクセルペダル>
アクセルペダル3は、運転者が車両を加速させる際に、足踏操作するペダルである。図1に示すように、アクセルペダル3は、ペダルパッド3aと、ペダルパッド3aから上方に延びるペダルアーム3bと、を備えて構成されている。
ペダルパッド3aは、斜め前後方向が長手の板状部材であって、運転者が足で踏み込む部位(踏み込みポイント)である。ペダルアーム3bは、ペダルパッド3aの上端側で車幅方向に延びる回動軸3cを中心として回動可能に軸支されている。
なお、ブレーキペダル2及びアクセルペダル3は、図2に示すように、例えば、吊り下げ式で構成されている。ただし、回動軸2c,3cがフロア側に配置されるオルガンペダル式で構成されてもよい。ブレーキペダル2及びアクセルペダル3は、側面視して、トーボード部12に対して略平行に配置されている。
<足置部材>
足置部材4は、ブレーキペダル2及びアクセルペダル3を操作する足部を載置するための部材である。足置部材4は、樹脂製または金属製の台座状の部材からなる。
図4に示すように、足置部材4は、ヒールストッパ部41と、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)と、フットレスト部43と、連結部44と、段差部45と、アクセルペダルストッパ上側平坦部46と、フットレスト上側平坦部47とを、一体に形成してなる。
<ヒールストッパ部>
図1〜図3に示すように、ヒールストッパ部41は、アクセルペダル3を操作する運転者の足の踵部を置くための載置部位である。ヒールストッパ部41は、足置部材4の右側下端部に形成されている。ヒールストッパ部41は、側面視して、斜面部41aが形成されている上方部41bと、上方部41bの後端から下方向のフロアパネル10に向けて形成された下方部41cと、を有している。
図2に示すように、ヒールストッパ部41は、アクセルペダル3のペダルパッド3aの下方に配置されている。ヒールストッパ部41の後側下端部は、アクセルペダル3のペダルパッド3aの下端部よりも、長さL4だけ後側に配置されている。また、ヒールストッパ部41の後側下端部は、側面視して、フットレスト部43の下端部よりも後側方向に長さL5だけ後側に配置されるように後側方向に長く形成されている。
図4に示すように、ヒールストッパ部41の斜面部41aの面積S2は、アクセルペダルストッパ部42の斜面部42aの面積S1よりも広い。そして、ヒールストッパ部41の斜面部41aの横幅L2,L3は、アクセルペダルストッパ部42の横幅L1よりも幅広に形成されている。
また、ヒールストッパ部41の斜面部41aは、ヒールストッパ部41の上方部41bの面積S21よりも下方部41cの面積S22の方が広くなっている。そして、ヒールストッパ部41は、ヒールストッパ部41の上方部41bの車幅方向の長さL2よりも下方部41cの車幅方向の長さL3の方が広く形成されている。このように、ヒールストッパ部41は、正面視して、上側の横幅(L2)が短く、下側の横幅(L3)が広い略台形のように形成されている。
このため、運転者は、ヒールストッパ部41上に置いた右足を、アクセルペダル3とブレーキペダル2とを足踏操作するために、ヒールストッパ部41上に置きながら踏み換えるときに、踵が安定し、足先がペダルパッド2a,3aに向かって良好に案内されて、アクセルペダル3及びブレーキペダル2の足踏操作性が安定するので、容易に踏み換えることができる。ヒールストッパ部41とアクセルペダルストッパ部42との間には、水平な段差部45が形成されている。
段差部45は、背面視して、アクセルペダル3のペダルパッド3aの前側下方位置に配置されている。段差部45は、平面視して、前側の横幅(L1)が短く、後側の横幅(L2)が広い略台形のように形成されている。
図2に示すように、車両側面から見てヒールストッパ部41に形成された斜面部41aに沿って描く仮想線L1−L1は、アクセルペダルストッパ部42と接するようにヒールストッパ部41の傾面部41aが形成されている。斜面部41aのフロアパネル10のパネル水平部11に対する角度θ2は、例えば、45.8度に形成されている。
<アクセルペダルストッパ部>
アクセルペダルストッパ部42は、運転者がアクセルペダル3を予め設定した踏込量以上に踏み込んだ際に、ペダルパッド3aが当接してアクセルペダル3の回動を抑制する部位である。アクセルペダルストッパ部42は、足置部材4において、ブレーキペダル2またはアクセルペダル3の下方に位置するヒールストッパ部41の車両前方側に設置されている。アクセルペダルストッパ部42は、背面視して、アクセルペダル3のペダルパッド3aの前方下側寄りの位置に配置されている。アクセルペダル3の下端は、ヒールストッパ部41よりも車両前方側に位置している。アクセルペダルストッパ部42は、正面視して、上側の横幅が短く、下側の横幅(L1)が広い略台形のように形成されている。アクセルペダルストッパ部42は、側面視して、フロアパネル10のパネル水平部11に対する角度θ3が、例えば、65.6度に傾斜された斜面部42aによって形成されている。アクセルペダルストッパ部42の斜面部42aの上端には、アクセルペダルストッパ上側平坦部46が形成されている。
アクセルペダルストッパ上側平坦部46は、背面視して、アクセルペダル3のペダルパッド3aの前方に配置されている。アクセルペダルストッパ上側平坦部46は、平面視して、直角三角形を呈している。
<フットレスト部>
図1に示すように、フットレスト部43は、運転席に着座中の運転者が左足を置くための載置部位である。フットレスト部43は、後面に形成された斜面部43aと、斜面部43aの右側に形成されたフットレスト部内側壁43bと、斜面部43aの左側に形成されたフットレスト部外側壁43c(図3参照)と、斜面部43aの上側に形成されたフットレスト上側平坦部47と、を連設してなる。
フットレスト部43は、足置部材4の左側端部に形成されている。フットレスト部43は、背面視して、ブレーキペダル2の左方側に設置されている。フットレスト部43には、下端から上方向に向かって前上がりで傾斜した斜面部43aが形成されている。このため、運転者が運転中に、左足の踵がフットレスト部43の斜面部43aに面接触し、良好に載置されるようになっている。
図2に示すように、フットレスト部43の下端は、ヒールストッパ部41の下端と略同じ高さの位置に配置されている。斜面部43aは、ヒールストッパ部41に形成された斜面部41aと略同じ角度の斜面からなる。フットレスト部43の上端には、フットレスト上側平坦部47が形成されている。フットレスト上側平坦部47は、側面視してアクセルペダルストッパ上側平坦部46よりも高い位置に水平に形成されている。
<連結部>
図4に示すように、連結部44は、フットレスト部43とヒールストッパ部41とを連結する部位である。連結部44は、ヒールストッパ部41の後側下端部から距離L6だけ車両前方側に配置されている。また、連結部44は、フットレスト部43の後側下端部から距離L7だけ車両前方側に配置されている。連結部44は、フットレスト部43の斜面部43aに沿って略平行(斜め)に配置された板状部材によって形成されている。連結部44の後側には、平面視して凹溝状に窪んだ凹部4aが形成されている。その凹部4a内には、ブレーキペダル2のペダルパッド2aが配置されている。換言すると、連結部44は、図1及び図2に示すように、ブレーキペダル2を踏み込む方向に配置されている。
凹部4aは、図2に示すように、ブレーキペダル2を回動可能に配置するための窪みである。凹部4aは、図1または図3に示すように、連結部44と、連結部44の左端部から後方向に延びるフットレスト部内側壁43bと、連結部44の右端部から後方向に延びるヒールストッパ部内側壁41dと、で形成されている。
≪フロア構造の作用≫
次に、図4を主に、図1〜図4を参照して本発明の実施形態に係るフロア構造1の作用を説明する。
車両を走行させる場合、図2に示すように、運転者は、左足をフットレスト部43の斜面部43a上に載置して、右足の踵をヒールストッパ部41上に載置して、アクセルペダル3を踏み込むことによって車両を走行させることができる。そして、運転者が所定以上、アクセルペダル3を踏み込み操作した場合は、アクセルペダル3のペダルパッド3aがアクセルペダルストッパ部42の斜面部42aに当接するため、アクセルペダル3の踏み込み過ぎを抑制することができる。
運転者がブレーキをかける場合は、踵をヒールストッパ部41の斜面部41a上に載置して、ブレーキペダル2を足踏操作することによって、ブレーキ操作を行うことができる。
このように、本発明は、運転席に着座した運転者によって踏み込み操作されるブレーキペダル2及びアクセルペダル3が配置されたフロア構造1であって、ブレーキペダル2、アクセルペダル3、あるいは、クラッチペダル(図示省略)の下方に位置するヒールストッパ部41の車両前方側にアクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)を設け、ヒールストッパ部41とアクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)とが、一体に形成されている。
このように、本発明のフロア構造1は、ブレーキペダル2、アクセルペダル3、あるいは、クラッチペダル(図示省略)の下方に位置するヒールストッパ部41の車両前方側にアクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)が設けられている。このため、アクセルペダル3等のペダルを踏み込み操作し過ぎたとしても、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)に当接することで、各ペダルの踏み込み過ぎを防ぐことができる。
さらに、ヒールストッパ部41とアクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)とは、一体に形成されている。このため、運転者は、足をヒールストッパ部41に置きながらアクセルペダル3を踏み込み操作したとしても、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)にアクセルペダル3が当たった際に、ヒールストッパ部41及び足がずれることが無い。
また、図1に示すように、フットレスト部43とヒールストッパ部41とを連結する連結部44は、フットレスト部43及びヒールストッパ部41よりも車両前方側に配置されていることが好ましい。
このように構成されていることによって、連結部44は、足元の床面に広がらず、フロアスペースを圧迫することが無い。さらに、フロアスペースが狭い車両の場合でも、一体型の足置部材4を設置することが可能となる。
また、前記連結部44は、図1及び図2に示すように、前記ブレーキペダル2を踏み込む方向に配置されていることが好ましい。
このように構成されていることによって、連結部44は、フットレスト部43やヒールストッパ部41よりも車両前方側に配置されていることから、ブレーキペダル2の踏み込み操作を行っても邪魔になることが無い。
また、アクセルペダル3の下端は、図2に示すように、ヒールストッパ部41よりも車両前方側に位置していることが好ましい。
このように構成されていることによって、運転者は、足をヒールストッパ部41に置いて、操作していたペダルとは別のペダルを足踏操作するために足を移動させる際に、アクセルペダル3が足に当たり難くなるので、ヒールストッパ部41を使用後もスムーズに各ペダルを踏み込み操作することができる。
また、図4に示すように、ヒールストッパ部41に形成された斜面部41aの面積S2は、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)に形成された斜面部42aの面積S1よりも広く、ヒールストッパ部41の斜面部41aは、当該ヒールストッパ部41の上方部41bの面積S21よりも下方部41cの面積S22の方が広くなっていることが好ましい。
このように構成されていることによって、足置部材4は、運転者の足をヒールストッパ部41に置くことを容易としつつ、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)自体には足の置場を無くして足を置かせないようにすることができる。これにより、足置部材4は、各ペダルの裏側に運転者の足が引っ掛ることを解消することができる。
また、フットレスト部43の下端は、図2に示すように、ヒールストッパ部41の下端と略同じ高さの位置に配置され、フットレスト部43に形成された斜面部43aは、ヒールストッパ部41に形成された斜面部41aと略同じ角度の斜面であることが好ましい。
このように構成されていることによって、フットレスト部43とヒールストッパ部41とに同時に足を置くことに違和感を無くしつつ、デザイン性を高めることができる。
また、図2に示すように、車両側面から見てヒールストッパ部41に形成された斜面部41aに沿って描く仮想線L1−L1は、アクセルペダルストッパ部42(ペダルストッパ部)と接するようにヒールストッパ部41の傾面部41aが形成されていることが好ましい。
このように構成されていることによって、運転者は、ヒールストッパ部41に足を置きながら各ペダルを対応するペダルストッパ部まで踏み込み操作することが可能となる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図5は、本発明の実施形態に係るフロア構造の変形例を示す図であり、足置部材を示す斜視図である。
前記実施形態では、その一例として右ハンドル車用の足置部材4を例に挙げて説明したが、図5に示すように、足置部材4Aは、左ハンドル車用のものであっても構わない。
つまり、足置部材4Aは、ヒールストッパ部41Aと、アクセルペダルストッパ部42Aと、フットレスト部43Aと、連結部44Aと、段差部45Aと、アクセルペダルストッパ上側平坦部46Aa,46Abと、フットレスト上側平坦部47Aとを、一体に形成して構成されている。
この場合、変形例の足置部材4Aは、前記実施形態の足置部材4に対して、ヒールストッパ部41Aと、アクセルペダルストッパ部42Aと、フットレスト部43Aと、連結部44Aと、段差部45Aと、フットレスト上側平坦部47Aと、を有している点で一致している。そして、実施形態の足置部材4のアクセルペダルストッパ上側平坦部46が、1つであるのに対して、変形例の足置部材4Aは、2つのアクセルペダルストッパ上側平坦部46Aa,46Abを有している点で、実施形態と相違している。
また、変形例の足置部材4Aは、ヒールストッパ部41A、アクセルペダルストッパ部42A、段差部45A、及び、アクセルペダルストッパ上側平坦部46Aa,46Abの横幅が略同じ長さで形成されている点が、実施形態の足置部材4と相違している。
[その他の変形例]
前記実施形態では、フロア構造1の一例として、車両の運転席の前方下部に、運転者の右側の脚部によって足踏操作されるブレーキペダル2及びアクセルペダル3を配置した場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、フロア構造1は、左側の脚部によって足踏操作される足踏式駐車ブレーキペダルが設置されたものであってもよい。
また、本発明のフロア構造1の足置部材4,4Aは、ブレーキペダル2及びアクセルペダル3の他に、クラッチペダルを備えたマニュアル車であっても適用可能である。その場合は、凹部4aの横幅を適宜に拡げて、ブレーキペダル2の左側にクラッチペダルを隣設させればよい。
また、実施形態では、ペダルストッパ部の一例として、足置部材4にアクセルペダルストッパ部42を形成した場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ペダルストッパ部は、ブレーキペダル2あるいはクラッチペダル(図示省略)といった運転者が操作するペダルの下方に設けられてもよい。その場合、該ペダルストッパ部は、それぞれブレーキペダル2あるいはクラッチペダル(図示省略)といったペダルの踏み込み過ぎを防止することができる。
また、ペダルストッパ部は、アクセルペダルストッパ部42であることが好ましい。
このように構成されていることによって、運転操作で長時間使用し続ける(踏み続ける)可能性の高いアクセルペダル3にペダルストッパ部を設けることで、アクセルペダル3を踏む際の足の踏み込み位置を規定することができ、より運転者の負担を軽減することができる。
1 フロア構造
2 ブレーキペダル
3 アクセルペダル
3a 傾斜面
4,4A 足置部材
41,41A ヒールストッパ部
41a,41Aa,42a,42Aa,43a,43Aa 斜面部
41b 上方部
41c 下方部
42,42A アクセルペダルストッパ部(ペダルストッパ部)
43,43A フットレスト部
44,44A 連結部
L1 仮想線
S1 アクセルペダルストッパ部の斜面部の面積
S2 ヒールストッパ部の斜面部の面積
S21 ヒールストッパ部の上方部の面積
S22 ヒールストッパ部の下方部の面積

Claims (7)

  1. 運転席に着座した運転者によって踏み込み操作されるブレーキペダル及びアクセルペダルが配置されたフロア構造であって、
    前記ブレーキペダル、前記アクセルペダル、あるいは、クラッチペダルの下方に位置するヒールストッパ部の車両前方側にペダルストッパ部を設け、
    前記ヒールストッパ部と前記ペダルストッパ部とが、一体に形成され、
    フットレスト部と前記ヒールストッパ部とを連結する連結部は、前記フットレスト部及び前記ヒールストッパ部よりも車両前方側に配置されている
    ことを特徴とするフロア構造。
  2. 前記ペダルストッパ部は、アクセルペダルストッパ部であることを特徴とする請求項1に記載のフロア構造。
  3. 前記連結部は、前記ブレーキペダルを踏み込む方向に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のフロア構造。
  4. 前記アクセルペダルの下端は、前記ヒールストッパ部の後側下端部よりも車両前方側に位置している
    ことを特徴とする請求項に記載のフロア構造。
  5. 前記ヒールストッパ部に形成された斜面部の面積は、前記ペダルストッパ部に形成された斜面部の面積よりも広く、
    前記ヒールストッパ部の斜面部は、当該ヒールストッパ部の上方部の面積よりも下方部の面積の方が広くなっている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフロア構造。
  6. フットレスト部の下端は、前記ヒールストッパ部の下端と略同じ高さの位置に配置され、
    前記フットレスト部に形成された斜面部は、前記ヒールストッパ部に形成された斜面部と略同じ角度の斜面である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフロア構造。
  7. 車両側面から見て前記ヒールストッパ部に形成された斜面部に沿って描く仮想線は、前記ペダルストッパ部と接するように前記ヒールストッパ部の傾面部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のフロア構造。
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