JP6793991B2 - 表面処理装置及び搬送治具 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの表面にメッキ処理等を施す表面処理装置及びワークを搬送する搬送治具に関する。
特許文献1は、ワークの表面にメッキ処理等を施す表面処理装置及びワークを搬送する搬送治具を開示している。この表面処理装置は、搬送治具を介してワークに給電する給電レールと、搬送治具を搬送案内する案内レールとが兼用され、搬送治具の一部が給電/搬送レールと面接触されている。
一方、特許文献2は陰極に設定されるワーク毎に電流制御を可能とする、所謂陰極分割方式の表面処理装置を開示し、特許文献3は陰極分割方式の表面処理装置及び搬送治具の構造を開示している。
特許文献1に開示されている通り、表面処理装置は、ワークを保持した搬送治具を連続搬送する領域と間欠搬送する領域とを含んでいる。間欠搬送は、特許文献1に開示されている通り例えばプッシャーにより搬送治具を後方から押し出す方式などが採用される。一方、連続搬送は、特許文献1に開示されている通り搬送治具に設けた爪と係合される歯付ブロックが固定されたチェーンを連続移動させている。この他、特許文献4に開示されている通り、直線搬送路を複数に分割した区間毎に設けた2本のプッシャーの交互駆動により、搬送治具を後方から押し出して搬送治具を連続搬送させることもできる。
特開2012−046782号公報 特開2009−132999号公報 特開2013−011009号公報 特許第6117891号公報
例えば上述した陰極分割方式等のように、特許文献1のように給電/搬送レールは用いられず、特許文献3に示すように、搬送治具を介してワークに給電する給電レールと、搬送治具を搬送案内する案内レールと、を設けることがある。
この場合、特許文献3に示すように、表面処理装置は平面視において表面処理槽の両側に案内レールを有し、搬送治具は平面視においてワーク保持部の両側にて水平アーム部の両端部が案内レールに支持される。このため、搬送治具の幅寸法が大きく治具が大型化する。表面処理装置の幅寸法もまた大きく装置が大型化する。
また、特許文献3のように、給電機能を有しない案内レールは、その天面が搬送治具に設けられたローラーと転接されて、特許文献1のように面接触に伴い増大していた摩擦力が低減されている。搬送治具は連続搬送または間欠搬送されるが、それらの搬送駆動終了後の停止位置の精度を保つ必要がある。次工程での搬送に支障が生じるからである。
本発明の幾つかの態様は、幅寸法を小さくして小型化を図りながら、搬送治具を安定して搬送させることができる表面処理装置及び搬送治具を提供することを目的とする。
本発明の他の幾つかの態様は、給電機能を有しない案内レールの天面が搬送治具に設けられたローラーと転接するようにして摩擦力を低減しながら、連続搬送または間欠搬送終了後の搬送治具の停止位置精度を確保することができる表面処理装置及び搬送治具を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、
処理液が収容され、上部開口を有する表面処理槽と、
前記表面処理槽の前記上部開口より前記処理液内に垂下されるようにワークを保持するワーク保持部を含み、搬送方向に沿って前記ワークを搬送する搬送治具と、
前記搬送治具と接触して前記ワークに給電する給電部と、
前記搬送治具に駆動力を付与して前記搬送治具を搬送駆動する駆動部と、
前記搬送治具と接触して前記搬送治具を搬送案内する案内部と、
を有し、
平面視において、前記案内部と前記ワーク保持部との距離は、前記駆動部と前記ワーク保持部との距離よりも短く、かつ、前記給電部と前記ワーク保持部との距離よりも短い表面処理装置に関する。
本発明の一態様によれば、ワークを保持する搬送治具を安定して、連続的に又は間欠的に搬送させることができる。ここで、搬送治具では、給電部と接触する被給電部や、駆動部に駆動される被駆動部よりも、ワーク保持部の重量が大きい。大重量であるワーク保持部と案内部との距離が短くなり、ワーク保持部に作用する無駄なモーメントが小さくなるから、搬送治具を安定して搬送させることができる。加えて、ワーク保持部に作用する無駄なモーメントが小さくなるから、駆動部から搬送治具に付与される駆動力を低減することが可能となる。また、特許文献3のように搬送治具の両端部の被案内部を案内するものと比較すると、搬送治具の幅寸法は短くなるので、表面処理装置の幅寸法もまた短くなり、装置の小型化が図られる。
ここで、本発明の一態様では、平面視において、特許文献3の構造のようにワーク保持部の両側に案内部を設けても良いし(両持ち梁構造)、あるいは特許文献1の構造のようにワーク保持部の片側にのみ案内部を設けても良い(片持ち梁構造)。両持ち梁構造とすれば、ワーク保持部に作用する無駄なモーメントは格段に小さくなる。片持ち梁構造としても、ワーク保持部と案内部との距離が短いため、ワーク保持部に作用する無駄なモーメントは小さくなる。この際、平面視において、案内部、駆動部及び給電部をワーク保持部の片側に設けても良いし、あるいは、ワーク保持部の一方の片側に駆動部及び給電部を設け、ワーク保持部の他方の片側に案内部を設けても良い。前者は片持ち梁構造となるが、後者については、平面視でワーク保持部の一方の片側は駆動部及び給電部により支持され、他方の片側を案内部に支持されるので、両持ち梁構造となる。このようにして、搬送治具をより安定して搬送案内することができると共に、ワーク保持部に作用する無駄なモーメントは小さくして、駆動部から搬送治具に付与される駆動力を低減することが可能となる。
(2)本発明の一態様では、
前記搬送治具は、前記ワーク保持部を垂下して支持する水平アーム部を含み、
前記ワーク保持部は、前記ワークの少なくとも上端部をチャックするチャック部を含み、
前記水平アーム部は、
前記案内部に案内される被案内部と、
前記駆動部により駆動される被駆動部と、
前記給電部と接触する被給電部と、
を含むことができる。
このように、ワーク保持部はワークの少なくとも上端部、必要によりワークの上端部及び下端部をチェックするチャック部を含み、被案内部、被駆動部または被給電部よりも重量は重くなるが、上述した案内部の作用により搬送治具は安定して搬送案内される。
(3)本発明の一態様では、前記案内部は、前記表面処理槽の前記上部開口の上方に配置され、前記駆動部及び前記給電部を、前記表面処理槽の前記上部開口の上方から外れた位置に配置することができる。
案内部及び被案内部との接触はローラーの転接とすることができることから、摺動による塵埃はほとんど生じない。よって、案内部を表面処理槽の上部開口の上方に配置し、摺動による塵埃が処理液中に落下しても、表面処理の品質が悪化する程度に処理液が汚染されることはない。これにより、案内部が表面処理槽の上部開口の上方から外れた位置に配置される場合と比較して、案内部とワーク保持部との距離をより短くすることができる。なお、特許文献1のように搬送治具の被給電部と給電/案内レールとがと面接触される場合には、摩擦抵抗を低減する等のために給電/案内レールにグリースが塗られていた。よって、この給電/案内レールから飛散したグリースが表面処理槽内に落下することから、給電/案内レールは表面処理槽の上部開口の上方から外れた位置に配置せざるを得なかった。ローラーが転接される案内部にはグリースは不要である。
(4)本発明の一態様では、前記表面処理槽は、前記上部開口の面積を小さくするカバーを有することができる。カバーを設けることで、ローラーの転接により万一生じた塵埃等はカバーにより処理液中に落下することが防止される。
(5)本発明の他の態様は、
表面処理装置に供給されるワークを保持し、前記ワークを搬送方向に沿って搬送する搬送治具において、
水平アーム部と、前記水平アーム部から垂下されるワーク保持部とを含み、
前記ワーク保持部は、前記ワークの少なくとも上端部をチャックするチャック部を含み、
前記水平アーム部は、
前記表面処理装置に設けられた案内部に案内される被案内部と、
前記表面処理装置に設けられた駆動部により駆動される被駆動部と、
前記表面処理装置に設けられた給電部と接触する被給電部と、
を含み、
平面視において、前記被案内部を前記被駆動部及び前記被給電部よりも前記ワーク保持部に近い位置に配置した搬送治具に関する。
本発明の他の態様に係る搬送治具によれば、本発明の一態様と同様にして安定して搬送治具を搬送案内することができる。
(6)本発明のさらに他の態様は、
処理液が収容され、上部開口を有する表面処理槽と、
前記表面処理槽により処理されるワークを搬送する搬送治具と、
前記表面処理槽内に配置された前記ワークを保持した前記搬送治具に連続搬送力を付与して前記搬送治具を連続搬送駆動する連続駆動部と、
前記表面処理槽外に配置された前記ワークを保持した前記搬送治具を前方に押し出す間欠搬送力を付与して前記搬送治具を間欠搬送駆動する間欠駆動部と、
前記搬送治具を搬送案内する案内部と、
を有し、
前記搬送治具は、前記案内部に案内される被案内部を含み、
前記被案内部は、
前記案内部の天面と転接するローラーと、
少なくとも間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の前記搬送治具の停止時に前記ローラーを制動するブレーキ機構と、
を備える表面処理装置に関する。
本発明のさらに他の態様に係る表面処理装置によれば、搬送治具は、少なくとも間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の搬送治具の停止時にブレーキ機構の制動力により停止され、慣性力で前進し続けて所定の停止位置以外の位置に停止されることが防止される。連続搬送駆動が駆動部材(例えば歯付ブロック)と被駆動部材(例えば爪部材)との係合により実現されるときでも、駆動部材と被駆動部材との係合を解除させるために搬送治具を例えばプッシャーで前方に押し出した後に搬送治具は停止される。あるいは、例えば特許文献4のように係合なしで2本のプッシャーの交互駆動により連続搬送駆動する場合にも、プッシャーで前方に押し出した後に搬送治具は停止される。よって、連続搬送駆動終了後でも、間欠搬送駆動修了後と同様に、搬送治具には慣性力が作用する。そこで、少なくとも間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の前記搬送治具の停止時に、ブレーキ機構の制動力により搬送治具が停止される。それにより、慣性力で前進し続けて搬送治具が所定の停止位置以外の位置に停止されることが防止される。
(7)本発明のさらに他の態様では、前記ブレーキ機構は、前記間欠搬送駆動又は前記連続搬送駆動により前記ローラーに作用する慣性力を減ずる制動力により前記ローラーを常時制動することができる。こうすると、搬送治具の連続搬送駆動及び間欠搬送駆動を可能としながら、連続搬送駆動及び間欠搬送駆動終了時にブレーキ機構の制動力により搬送治具を所定の停止位置にて停止させることができる。
(8)本発明のさらに他の態様では、
前記ローラーは、前記搬送治具に固定される軸に転がり軸受を介して回転可能に支持され、
転がり軸受は、前記軸に固定される内輪と、前記ローラーに固定される外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に保持される転動体と、を含み、
前記ブレーキ機構は、前記外輪を弾性的に押圧することができる。
こうして、ブレーキ機構は転がり軸受の外輪を弾性的に押圧することで、ローラーを常時制動することができる。
(9)本発明のさらに他の態様は、
表面処理装置に供給されるワークを保持し、前記ワークを搬送方向に沿って搬送する搬送治具において、
水平アーム部と、前記水平アーム部から垂下されるワーク保持部とを含み、
前記水平アーム部は、
前記表面処理装置に設けられた案内部に案内される被案内部と、
前記表面処理装置に設けられた駆動部により駆動される被駆動部と、
前記表面処理装置に設けられた給電部と接触する被給電部と、
を含み、
前記被案内部は、
前記案内部の天面と転接するローラーと、
前記ローラーを制動するブレーキ機構と、
を備える搬送治具に関する。
本発明のさらに他の態様に係る搬送治具は、ローラーを制動するブレーキ機構を搭載しているので、搬送治具の停止時にブレーキ機構により搬送治具を所定の停止位置にて停止させることができる。しかも、表面処理装置の複数個所に存在する停止位置の全てにブレーキ機構を設置する必要もない。
本発明が適用される連続メッキ装置の概略平面図である。 本発明の実施形態に係る表面処理装置の縦断面図である。 図2の部分拡大図である。 搬送治具の斜視図である。 搬送治具の被給電部を示す図である。 搬送治具のワーク保持部と他の部材との位置関係を示す図である。 搬送治具のワーク保持部と他の部材との位置関係の変形例を示す図である。 搬送治具のワーク保持部と他の部材との位置関係をさらに他の変形例を示す図である。 ローラーのブレーキ機構の一例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.表面処理装置の概要
先ず、表面処理装置の全体について、特許文献1の図1を用いて説明する。図1は、表面処理装置例えば連続メッキ処理装置の平面図である。なお、本発明は、必ずしも連続搬送されるワークでなく、間欠搬送されるワークにメッキするものにも適用できる。連続メッキ処理装置10は、回路基板等のワーク20をそれぞれ保持する複数の搬送治具30が、図1の例えば右回りの循環搬送方向Aに沿って循環搬送される循環搬送路100を有する。なお、図1では一部のワーク20や一部の搬送治具30は図示が省略されている。
循環搬送路100には、複数の搬送治具30の各々に保持されたワーク20を表面処理例えばメッキ処理するメッキ槽(広義には表面処理槽)200と、メッキ槽200よりも循環搬送路100の上流に設けられて未処理のワーク20複数の搬送治具30に搬入する搬入部210と、メッキ槽200よりも循環搬送路100の下流に設けられて処理済みのワーク20を複数の搬送治具30から搬出する搬出部220とが設けられている。
循環搬送路100は、互いに平行な第1直線搬送路110及び第2直線搬送路120と、第1直線搬送路110から第2直線搬送路120に複数の搬送治具30の少なくとも一つを水平転回して受け渡す第1転回装置130と、第2直線搬送路120から第1直線搬送路110に複数の搬送治具30の少なくとも一つを水平転回して受け渡す第2転回装置140とを有する。
本実施形態では、メッキ槽200は第2直線搬送路120に沿って設けられ、搬入部210及び搬出部220は第1直線搬送路110に設けられている。循環搬送路100には、メッキ槽200の上流側に配置される前処理槽群230と、メッキ槽200の下流側に配置される後処理槽群240とをさらに設けることができる。
前処理槽群230は、上流側から順に、例えば脱脂槽230A、湯洗槽230B、水洗槽230C、シャワー槽230D及び酸洗槽230Eを配置することで構成される。後処理槽240は、上流側から順に、例えばシャワー槽240A及び水洗槽240Bを配置することで構成される。なお、前処理槽群230及び後処理槽群240の数や種類は適宜変更可能である。
前処理槽群230及び後処理槽群240中のシャワー槽230D,240A以外では、搬送治具30は間欠搬送される。このために、前処理槽群230及び後処理槽群240では、搬送治具30を搬送ガイドする2種類のガイドレールが設けられる。一つは、同一処理槽内で搬送治具30を間欠搬送させるための固定レール232,234,235,242,243である。他の一つは、異なる処理槽間で、仕切り壁を越えて搬送治具30を間欠搬送可能な昇降レール231,233,236,241である。
前処理槽群230及び後処理槽群240のシャワー槽230D,240A以外の第1,第2直線搬送路110,120では、この2種類のガイドレールと、ガイドレールに沿って1または複数の搬送治具30を単位距離だけ移動させるプッシャー(間欠駆動部)とにより、搬送治具30が間欠搬送される。
前処理槽群230及び後処理槽群240中のシャワー槽230D,240Aでは、第1,第2転回装置130,140により、搬送治具30が間欠搬送される。このために、第1転回装置130は一体的に転回駆動される2本の転回レール131,132を有し、第2転回装置140は一体的に転回駆動される2本の転回レール141,142を有する。
メッキ槽200には、メッキ槽200の上方から外れた位置にて、図1の平面図にてメッキ槽200の長手方向と平行に延設される給電/案内レール201が設けられている。ただし、本実施例装置では後述の通り給電レールと案内レールとは異なる。このレール201に支持される複数の搬送治具30は、メッキ槽200内に配置させてワーク20をそれぞれ保持する。また、複数の搬送治具30をレール201に沿って連続搬送させる連続搬送手段400が、レール201に沿って設けられる。なお、連続搬送動作についても、特許文献1と同様にして実施される。
循環搬送路100は、第1直線搬送路110の搬出部220から搬入部210に亘って、治具戻し搬送路150をさらに有する。治具戻し搬送路150は、例えば2本の無端状チェーン151,152を有する。治具戻し搬送路150は、空状態の搬送治具30を搬出部222から搬入部210に戻し搬送する機能と、搬入部210の上流側で空状態の搬送治具30を待機させる機能を有する。
2.表面処理槽に付帯する構造
図2は、上部開口200Aを有するメッキ槽200を有する領域での図1の概略断面図である。搬送治具30は、メッキ槽200の上部開口200Aよりメッキ液Q内に垂下されるようにワーク20を保持する。
図2の一部を拡大して示す図3に示すように、連続メッキ処理装置10は、メッキ槽200に隣接して、給電部260、駆動部270及び案内部280を有する。給電部260は、搬送治具30と接触してワーク20に給電する。駆動部270は、搬送治具30に駆動力を付与して搬送治具30をメッキ槽200内で連続搬送駆動する。案内部280は、搬送治具30と接触して搬送治具30を連続搬送案内する。
給電部260は、特許文献2,3に示す陰極分割方式が採用される場合、複数例えば4本の給電レール260A〜260Dを含むことができる。なお、給電部260は、陰極分割方式が採用されない場合には、1本の給電レールで構成することができる。これら給電レール260A〜260Dは、メッキ槽200の長手方向と平行な第1方向A(図1参照)に沿って延設される。
駆動部270は、例えば特許文献1と同様に、回転駆動部材例えばスプロケット271と、スプロケット271により駆動されるチェーン等の無端状駆動部材272と、無端状駆動部材272に固定される歯付ブロック273とを含むことができる。無端状駆動部材272は、メッキ槽200の長手方向と平行な第1方向A(図1参照)に沿って延設される。これに代えて、駆動部270は、特許文献4に示すように、分割領域毎にそれぞれ配置されて交互駆動される2本のプッシャーを含むものでも良いし、その他の連続駆動方式を採用することができる。
案内部280は、少なくとも天面が平坦な例えば断面矩形の案内レールで形成することができる。案内レール280は、メッキ槽200の長手方向と平行な第1方向A(図1参照)に沿って延設される。
3.搬送治具
次に、搬送治具30について、図4も参照して説明する。搬送治具30は、図2〜図4に示すように、水平アーム部300と、この水平アーム部300から垂直アーム部301を介して支持されて垂下されるワーク保持部340とを有する。ワーク保持部340は、ワーク20の上端部をチャックする上部チャック部341を有する。ワーク保持部340は、必要により、ワーク20の下端部をチャックする下部チャック部342をさらに有することができる。なお、図4に示す搬送治具30は、ワーク20のサイズに合わせて、幅及び長さが可変であるが、これに限定されるものではない。
水平アーム部300は、図4に示すように、第1方向(搬送方向)Aと直交(広義には交差)する第2方向Bに沿って延びる。この水平アーム部300には、被給電部310、被駆動部320及び被案内部330が設けられる。
被給電部310は、メッキ装置10に設けられた給電部260から給電される部分である。本実施形態の被給電部310は、複数の給電レール260A〜260Dの一つと接触する。本実施形態では、水平アーム部300に対して第2方向Bにて位置が異なる複数箇所の各一つに被給電部310が取り付けられた複数種類の搬送治具30が用意される。複数種類の搬送治具30の各一つが、複数の給電レール260A〜260Dの各一つと接触する。
本実施形態では、搬送治具30の部品を共通化して、複数の給電レール260A〜260Dの任意の一つと接触する構造を採用した。そのために、搬送治具30は、図4に示すように、被給電部310を支持する支持部311が、水平アーム部300と直交して配置される。水平アーム部300は、第2方向Bで異なる位置に設けられた複数の取付部(例えばねじ孔)を有する。この複数の取付部の一つに、支持部311が取り付けられる。
図4に示すように、支持部311には、給電レール260(給電レール260A〜260D)に接触する少なくとも一つ例えば2つの接触部312が設けられる。図5は、接触部312の支持構造を示している。被給電部310は、支持部311と接触部312とを例えば2本の平行リンク313A,313Bで連結する四節回転連鎖の平行リンク機構313を有する。2本のリンク313A,313Bは、付勢部材であるねじりコイルスプリング314,314により、常時時計廻り方向に移動付勢されている。この結果、接触部312を給電レール260に適度な接触圧にて接触させることができる。
被駆動部320は、メッキ装置10に設けられた駆動部270から駆動力が付与されて搬送治具30を連続搬送駆動する。被駆動部320は、図4に示すように、チェーン272に固定された歯付ブロック273(図3)に噛合される複数例えば4個の爪部材321〜324を有している。4つの爪部材321〜324のいずれか一つを歯付ブロック273の歯に噛合させるために、4つの爪部材321〜324の噛合先端位置がA方向にてずらして配置される。こうして、4つの爪部材321〜324のいずれか一つが、チェーン272に固定された歯付ブロック273と係合することで、搬送治具30は連続搬送駆動される。
被案内部330は、図3に示す案内レール280の天面に接触するローラー331を有する。それにより、駆動部270により連続搬送駆動される搬送治具30は、摩擦抵抗を小さくして搬送案内される。被案内部330は、図3及び図4に示す第2方向Bでの搬送治具30の移動を規制するために、案内レール280の例えば両側面に転接する追加のローラー334,335をさらに有することができる。第2方向Bでの搬送治具30の移動規制は、案内レール280とは異なる領域で実施されても良い。なお、ローラー331は、有限長さを有する給電レール間の継ぎ目に生ずる隙間の衝撃を受けにくい適切な直径を有している。また、ローラー331は、例えばメッキ設備特有の酸やアルカリ等の環境に耐えうる材質例えばポリプロピレンなどで形成される。
4.搬送治具のワーク保持部と他の部材との位置関係
図3と、図3に示す領域を上方から見た平面図である図6(A)に、搬送治具30のワーク保持部340と他の部材との位置関係が示されている。図3及び図6に示すように、案内部280とワーク保持部340との距離(中心間距離、以下同様)L1は、駆動部270とワーク保持部340との距離L2よりも短く、かつ、給電部260(図3の例では給電レール260A)とワーク保持部340との距離L3よりも短い。同様に、被案内部330(331)とワーク保持部340との距離L1は、被駆動部320とワーク保持部340との距離L2よりも短く、かつ、被給電部310とワーク保持部340との距離L3よりも短い。
このようなL1<L2かつL1<L3の位置関係によれば、ワーク20を保持する搬送治具30を安定して搬送させることができる。図4から明らかなように、搬送治具30はワーク保持部340の重量が最大となる。最重量部であるワーク保持部340と案内部280との距離が短くなり、ワーク保持部340に作用する無駄なモーメントを小さくからである。よって、搬送治具30をより安定して搬送案内することができると共に、駆動部270から搬送治具30に付与される駆動力を低減することが可能となる。また、特許文献3のように搬送治具30の両端部の被案内部を案内するものと比較すると、搬送治具30の幅寸法は短くなるので、メッキ装置10の幅寸法もまた短くなり、装置の小型化が図られる。
片持ち梁構造とされた図3及び図6の変形例である図7では、特許文献3の構造のようにワーク保持部340の第2方向Bの両側に1組ずつ計2組の案内部280及び被案内部330を設けている。この場合でも、L1<L2かつL1<L3の位置関係が成立している。こうすると、ワーク保持部340はその両側の案内部280及び被案内部330により支持される両持ち梁構造となる。両持ち梁構造とすれば、ワーク保持部340に作用する無駄なモーメントは格段に小さくなる。
さらに他の変形例である図8では、第2方向Bにおいてワーク保持部340の一方の片側に給電部260及び駆動部270を設け、ワーク保持部340の他方の片側に案内部280を設けている。図8では、第2方向Bにおいてワーク保持部340の一方の片側は給電部260及び駆動部270により支持され、他方の片側は案内部280に支持されるので、両持ち梁構造となる。このような両持ち梁構造であっても、ワーク保持部340に作用する無駄なモーメントは格段に小さくなる。
図6〜図8において、ワーク保持部340と、案内部280又は被案内部330との距離L1を短くするには、案内部280及び被案内部330は、図2に示すメッキ槽200の上部開口200Aの上方に配置されても良い。ただし、給電部260及び駆動部270は、図2に示すメッキ槽200の上部開口200Aの上方から外れた配置される。特に駆動部270と被駆動部320との係合により生じ得る塵埃が、メッキ槽200の上部開口200Aを介してメッキ液Q中に落下することを防止する必要があるからである。
案内部280及び被案内部330との接触はローラー331の転接であることから、摺動による塵埃は生じない。ただし、本実施形態では、案内部280及び被案内部330が図2に示すメッキ槽200の上部開口200Aの上方に配置される場合、図2の右側に示されている前処理槽230Aの上部に設けられ、上部開口の面積を小さくするカバー202,203を、メッキ槽200の上部に設けることができる(図2ではメッキ槽200の上部のカバー202,203は省略されている)。こうすると、ワーク保持部340と案内部280との距離L1を縮めることを可能としながら、案内部280とローラー331との転接により万一生じた塵埃等は、カバー202,203によりメッキ液Q中に落下することが防止される。
図6〜図8において、距離L2と距離L3との関係はL2<L3となっている。駆動部270又は被駆動部320からワーク保持部340までの距離L2は短いほど駆動効率は高くなるからである。ただし、L2>L3またはL2=L3としても良い。例えば水平アーム部300の下側に駆動部270を設け、水平アーム部300の上側に給電部260を設ければ、複数の給電レール260A〜260Dについて、L2<L3、L2=L3またはL2>L3のいずれの関係が成立しても良い。
5.ローラー331のブレーキ機構
図1にて説明した通り、メッキ装置10は、メッキ槽200内に配置されたワーク20を保持した搬送治具30に連続搬送力を付与して連続搬送駆動する駆動部(連続駆動部)270と、メッキ槽200外に配置されたワーク20を保持した搬送治具30を前方に押し出す間欠搬送力を付与して搬送治具30を間欠搬送駆動する間欠駆動部(プッシャー等)と、を有している。この場合、搬送治具30は、案内部280の天面と転接するローラー331を制動するブレーキ機構を有することが好ましい。
図9は、ローラー331に例えば内蔵されるブレーキ機構350を示している。図9に示すように、ローラー331は、搬送治具30の垂直アーム部301に固定される軸332に転がり軸受333を介して回転可能に支持される。転がり軸受333は、軸332に固定される内輪333Aと、ローラー331に固定される外輪333Bと、内輪333A及び外輪333Bの間に保持される転動体333Cと、を含む。ブレーキ機構350は、弾性部材例えば捩じりコイルスプリング351を有する。捩じりコイルスプリング351は、軸332の廻りで、転がり軸受333側に配置されたカラー334と、垂直アーム部301側に配置されたカラー335との間に配置されて、カラー334を介して外輪333Bを弾性的に押圧する。こうして、ブレーキ機構350は転がり軸受333の外輪333Bを弾性的に押圧することで、ローラー331を常時制動することができる。なお、ブレーキ機構350は、他のローラー334,335に設けも良く、ローラー331,334,335のいずれか一つに設けるものでも良い。
常時制動力を付与するブレーキ機構350は、連続搬送駆動または間欠搬送駆動終了後にローラー331に作用する慣性力を減ずる制動力によりローラー331を制動することができる。こうすると、搬送治具30の連続搬送駆動または間欠搬送駆動を可能としながら、間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の搬送治具30の停止時にブレーキ機構350の制動力により搬送治具30を所定の停止位置にて停止させることができる。
こうして、搬送治具30が間欠搬送駆動終了後も慣性力で前進し続けて所定の停止位置以外の位置に停止されることが防止される。一方、駆動部270による連続搬送駆動が駆動部位(歯付ブロック)273と被駆動部位(爪部材)321〜324との係合により実現されるときでも、駆動部材と被駆動部材との係合を解除させるために搬送治具を例えばプッシャーで前方に押し出した後に搬送治具は停止される。あるいは、例えば特許文献4のように係合なしで2本のプッシャーの交互駆動により連続搬送駆動する場合にも、プッシャーで前方に押し出した後に搬送治具は停止される。よって、連続搬送駆動終了後でも、間欠搬送駆動修了後と同様に、搬送治具30には慣性力が作用する。そこで、少なくとも間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の搬送治具30の停止時に、ブレーキ機構350の制動力により搬送治具30が停止される。それにより、慣性力で前進し続けて搬送治具30が所定の停止位置以外の位置に停止されることが防止される。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また本実施形態及び変形例の全ての組み合わせも、本発明の範囲に含まれる。
例えば、ブレーキ機構350は常時制動力をローラー331等に付与したが、これに限定されない。例えば、間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の搬送治具30の停止時にのみローラー331等に制動力を付与するブレーキ機構であっても良い。そのためには、搬送治具30が停止位置の直前に到達したことを検出し、機械式又は電気式にブレーキ機構を作動させればよい。あるいは、搬送治具30の停止位置にブレーキ機構を設け、停止位置に到達した搬送治具30のローラー331等に制動力を付与しても良い。
10 表面処理装置(連続メッキ処理装置)、20 ワーク、30 搬送治具、200
表面処理槽(メッキ槽)、200A 上部開口、202,203 カバー、260 給電部、260A〜260B 給電レール、270 駆動部(連続駆動部)、271 スプロケット、272 チェーン、273 歯付ブロック、280 案内部(案内レール)、300 水平アーム部、301 垂直アーム部、310 被給電部、320 被駆動部、321〜324 爪部材、330 被案内部、331 ローラー、333 転がり軸受、333C 外輪、350 ブレーキ機構、351 捩じりコイルスプリング、A 第1方向(搬送方向)、B 第2方向、Q 処理液(メッキ液)

Claims (4)

  1. 処理液が収容され、上部開口を有する表面処理槽と、
    前記表面処理槽により処理されるワークを搬送する搬送治具と、
    前記表面処理槽内に配置された前記ワークを保持した前記搬送治具に連続搬送力を付与して前記搬送治具を連続搬送駆動する連続駆動部と、
    前記表面処理槽外に配置された前記ワークを保持した前記搬送治具に間欠搬送力を付与して前記搬送治具を間欠搬送駆動する間欠駆動部と、
    前記搬送治具を搬送案内する案内部と、
    を有し、
    前記搬送治具は、前記案内部に案内される被案内部を含み、
    前記被案内部は、
    前記案内部の天面と転接するローラーと、
    少なくとも間欠搬送駆動後及び連続搬送駆動後の前記搬送治具の停止時に前記ローラーを制動するブレーキ機構と、
    を備えることを特徴とする表面処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記ブレーキ機構は、前記間欠搬送駆動又は前記連続搬送駆動により前記ローラーに作用する慣性力を減ずる制動力により前記ローラーを常時制動することを特徴とする表面処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記ローラーは、前記搬送治具に固定される軸に転がり軸受を介して回転可能に支持され、
    転がり軸受は、前記軸に固定される内輪と、前記ローラーに固定される外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に保持される転動体と、を含み、
    前記ブレーキ機構は、前記外輪を弾性的に押圧することを特徴とする表面処理装置。
  4. 表面処理装置に供給されるワークを保持し、前記ワークを搬送方向に沿って搬送する搬送治具において、
    水平アーム部と、前記水平アーム部から垂下されるワーク保持部とを含み、
    前記水平アーム部は、
    前記表面処理装置に設けられた案内部に案内される被案内部と、
    前記表面処理装置に設けられた駆動部により駆動される被駆動部と、
    前記表面処理装置に設けられた給電部と接触する被給電部と、
    を含み、
    前記被案内部は、
    前記案内部の天面と転接するローラーと、
    前記ローラーを制動するブレーキ機構と、
    を備えることを特徴とする搬送治具。
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