JP6764283B2 - 弁体、弁体の製造方法、及び管継手 - Google Patents

弁体、弁体の製造方法、及び管継手 Download PDF

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Description

本発明は、雄型の雄継手と雌型の雌継手とを備え、内部に流路の構成された管継手に用いられる弁体、その弁体の製造方法、及びその弁体を用いた管継手に関する。
従来から、水や油等の流体を高圧下で移送するホース間の管継手として、弁体を用いた迅速継手が知られている(一例として、特許文献1参照)。
この迅速継手は、雄型の雄継手と雌型の雌継手とで構成されており、雄継手と雌継手にはそれぞれ流路が形成されている。雄継手と雌継手の流路には、それぞれ弁体が設けられており、それぞれの弁体の先端を対向させるように配置している。各弁体は、スプリングにより軸方向に移動可能となっており、流路を閉塞及び開放することができる。各弁体の外周面には、雄継手又は雌継手の内周面に接触してシールするシールリングが設けられている。
雄継手を雌継手に挿入すると、それぞれの弁体が突き合わされ、弁体がそれぞれスプリングの力に抗して軸方向に押し込まれる。これにより、雄継手と雌継手の流路が開放され、流路を流体が通過することになる。
一方、雄継手と雌継手とを分離すると、弁体はスプリングにより継手内面の弁座に押圧され、シールリングが弁体と継手内面の弁座との間の隙間をシールし、雄継手、及び雌継手からの流体の流出が阻止されるようになっている。
ところで、この迅速継手の弁体は、弁頭部と弁杆部とによって形成され、弁頭部の後部に突設した雄ねじを弁杆部の前部に設けた雌ねじに螺着し、弁頭部と弁杆部との間にシールリングを挟持し、螺結合の際、締め付け加減を調整して、シールリングの挟着力を強めたり、弱めたりし、流路に形成されている弁座に対するシールリングの当接具合を最良の状態に調節するようになっている。
実開平03−105797号公報
しかしながら、螺結合の際にシールリングが回転方向に擦られて捩れ易く、シールリングに波打ちが生じたり、シールリングの出代(シールリングが弁頭部から突出する寸法)が不安定になり、シールリングの真円度に影響が出る場合がある。真円度が確保されないシールリングが弁座に当接した場合、シール性が低下する虞が有る。
また、螺結合の際に、弁座に対するシールリングの当接具合を最良の状態にするために、締め付け加減を調整することは困難であり、また、螺結合の場合、ねじが緩む虞があり、ねじが緩むと弁座に対するシールリングの当接具合が悪化し、シール性が低下する虞が有る。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、真円度を確保し、高いシール性を得ることのできる弁体、その弁体の組み立て方法、及び管継手を提供することを目的とする。
請求項1に記載の弁体は、流体の通過経路の軸線に対して傾斜する弁座に沿うように形成された第1傾斜外周面を備え、先端に向けて先細り形状とされた弁先端側部材と、前記第1傾斜外周面の延長線上に続く第2傾斜外周面を備え、前記弁先端側部材の先端側とは反対側に配置される弁後端側部材と、前記弁座に当接させるシール部材と、前記第1傾斜外周面と前記第2傾斜外周面との間に位置し、一方の溝側面が前記弁先端側部材で形成され、他方の溝側面が前記弁後端側部材で形成された、前記シール部材を嵌めるための溝と、前記弁先端側部材、及び前記弁後端側部材の何れか一方に設けられ、先端に向けて径が小となるテーパー軸とされている軸突起と、前記弁先端側部材、及び前記弁後端側部材の何れか他方に設けられ前記軸突起が嵌合して前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とを接合する軸孔と、を備えている。
請求項1に記載の弁体において、シール部材が嵌る溝は、一方の溝側面が弁先端側部材で形成され、他方の溝側面が弁後端側部材で形成されており、軸突起を軸孔に嵌合して弁先端側部材と弁後端側部材とを接合することで、シール部材は一方の溝側面と他方の溝側面との間に挟まれた格好で溝内に嵌る。このため、シール部材には、一方の溝側面と他方の溝側面とで挟まれる力は作用しても、周方向に沿った方向の力は作用しないので、シール部材は、捩れたり、波打つ、出代が不安定になることが抑えられる。これにより、真円度が確保される。
また、請求項1に記載の弁体では、軸突起が、先端に向けて径が小となるテーパー軸とされているため、先端に向けて径が小となっていない場合に比較して、軸突起を軸孔に挿入し易い構造となっている。また、軸突起が、先端に向けて径が小となるテーパー軸とされているため、軸突起を軸孔に押し込んで嵌合することにより楔効果が生じ、弁先端側部材と弁後端側部材との接合強度を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の弁体において、前記溝は、溝長手方向直角断面で見て、前記溝の幅方向中央部を通り、かつ前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面に直角な法線を境にして、左右対称形状に形成されている。
請求項2に記載の弁体では、シール部材を嵌める溝を溝長手方向直角断面で見て、溝は、溝の幅方向中央部を通り、かつ第1傾斜外周面、及び第2傾斜外周面に直角な法線を境にして、左右対称形状に形成されている。このため、シール部材を弁座に当接させた際に、シール部材は、溝底で弁体に対して直角な方向に押圧され、溝幅方向中心を通る該法線に対して左右対称形状に圧縮変形して弁座に当接する。これにより、弁体は、シー部材が左右非対称形状に圧縮変形して弁座に当接した場合に比較して、より高いシール性を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の弁体において、前記軸突起を軸線に沿った断面で見て、前記軸突起の外周面は、軸線に対する角度が2〜10°の範囲内で一定角度で傾斜している。
軸突起の外周面の軸線に対する角度を2〜10°の範囲内で一定角度で傾斜させることで、最適な楔効果を得ることができる。なお、角度が2°未満では、楔効果が得られ難くなり、角度が10°を越えると、軸突起が軸孔から外れ易くなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の弁体において、前記軸孔は、孔底に向けて径が小となるテーパー孔とされている。
軸孔を孔底に向けて径が小となるテーパー孔とすることで、テーパー軸である軸突起の外周面と軸孔の内周面とを全体的に接触させることができ、軸孔の内周と軸突起の外周面との接触面積を大きくして、接合強度を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の弁体において、前記軸突起の外周面の表面粗さは、前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗い。
請求項5に記載の弁体では、軸突起の外周面の表面粗さを、第1傾斜外周面、及び第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗くしたので、軸孔の内周面との摩擦が大きくなり、弁先端側部材と弁後端側部材との接合強度を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の弁体において、前記軸孔の内周面の表面粗さは、前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗い。
請求項6に記載の弁体では、軸孔の内周面の表面粗さを、第1傾斜外周面、及び第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗くしたので、軸突起の外周面との摩擦が大きくなり、弁先端側部材と弁後端側部材との接合強度を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体の組み立て方法であって、前記弁先端側部材と前記弁後端側部材との間に前記シール部材を配置する第1工程と、前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とを互いに接近させて前記軸突起を前記軸孔に押し込んで嵌合すると共に、前記シール部材を前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とで挟んで前記溝の内部に配置する第2工程と、を有する。
請求項7に記載の弁体の組み立て方法では、第1工程で、弁先端側部材と弁後端側部材との間にシール部材を配置する。
第2工程では、弁先端側部材と弁後端側部材とを互いに接近させて軸突起を軸孔に圧入すると共に、シール部材を弁先端側部材と弁後端側部材とで挟んで溝の内部に配置する。
これにより、弁先端側部材と弁後端側部材とシール部材とで、弁体を簡単に組み立てることができる。
請求項8に記載の弁体付き管継手は、一方の配管に接続される雄継手と、他方の配管に接続され前記雄継手が挿入される凹状挿入部を有する雌継手とを備え、前記雄継手の外周面には凹部が形成され、前記雌継手には、前記凹部に係合することで前記雄継手と前記雌継手とを連結状態とする球体、及び前記雌継手の径方向外側に設けられて前記凹部に係合した前記球体を前記雌継手の径方向外側から支持する前記雌継手の軸方向に沿って移動可能とされたカラーが設けられ、前記雄継手の内部には、前記雄継手の弁座に接触することで前記雄継手の流路を閉塞し、前記雄継手の前記弁座から離間することで前記雄継手の前記流路を開放する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体が移動可能に設けられ、前記雌継手の内部には、前記雌継手の弁座に接触することで前記雌継手の流路を閉塞し、前記雌継手の前記弁座から離間することで、前記雌継手の前記流路を開放する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体が移動可能に設けられている。
請求項8に記載の弁体付き管継手では、雄継手を雌継手の凹状挿入部に挿入し、雌継手に設けられた球体を凹部に係合してスリーブで球体を支持することで、一方の配管と他方の配管とを接続することができる。
雄継手においては、雄継手の弁座に請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体を接触させることで雄継手の流路を閉塞し、弁座から弁体を離間することで雄継手の流路を開放することができる。また、雄継手においては、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体を弁座に接触させるので、高いシール性を確保することができる。
一方、雌継手においては、雌継手の弁座に請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体を接触させることで雌継手の流路を閉塞し、弁座から弁体を離間することで雌継手の流路を開放することができる。また、雌継手においては、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体を弁座に接触させるので、高いシール性を確保することができる。
本発明の弁体によれば、真円度を確保し、高いシール性を得ることができる、という優れた効果を有する。
本発明の弁体の組み立て方法によれば、真円度を確保し、高いシール性を得ることができる弁体を簡単に組み立てることができる、という優れた効果を有する。
また、本発明の管継手によれば、雄継手、及び雌継手において、弁体の真円度を確保し、高いシール性を得ることができる、という優れた効果を有する。
雄継手と雌継手が分離されている状態を示す本発明の実施形態に係る管継手を示す断面図である。 雄継手と雌継手を連結、または、分離のために、スリーブを図1矢印A方向に移動されている状態を示す本発明の実施形態に係る管継手を示す断面図である。 雄継手と雌継手が連結されている状態を示す本発明の実施形態に係る管継手を示す断面図である。 (A)は弁体を示す断面図であり、(B)は弁先端側部材、及び弁後端側部材を示す断面図である。 (A)は弁体の頭部の一部を示す断面図であり、(B)は自由状態のOリングを示す断面図である。 (A)は組み立て前の弁体と治具を示す断面図であり、(B)は組み立て後の弁体と治具を示す断面図である。 弁座に当接したOリングの状態を示す弁体の断面図である。 他の実施形態に係る弁体を示す断面図である。 他の実施形態に係る弁体を示す断面図である。 他の実施形態に係る弁体を示す断面図である。 他の実施形態に係る治具と組み立て前の弁体を示す断面図である。 他の実施形態に係る弁体を示す断面図である。 (A)は他の実施形態に係る弁体の頭部の一部を示す断面図であり、(B)は他の実施形態に係る自由状態のシー部材を示す断面図である。
以下、本発明の管継手の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3は、本発明の一実施形態である管継手10を示す半裁断面図である。この管継手10は、いわゆる迅速継手(カップラー)であり、雄型金具である雄継手12と、雌型金具である雌継手32とを備えている。図示を省略するが、雄継手12は一方の配管に接続され、雌継手32は他方の配管に接続されている。雌継手32の外周面には、雌継手32と雄継手12とを連結するためのスリーブ60が設けられている。雄継手12と雌継手32には、それぞれ先端を対向させた弁体14、34 が装備されている。
(雄継手)
雄継手12は略筒状とされた雄継手本体13を備えている。また、雄継手本体13の内部には係止部材16が嵌め込まれ、この係止部材16にスプリング18を介して弁体14が移動可能に弾着されている。雄継手12は、弁体14側が、後述する雌継手32の凹状挿入部50に挿入される。係止部材16は、雄継手本体13の溝に嵌め込まれた止めリング20に係止されることで、雄継手本体13内で固定されている。係止部材16には、スプリング18の内側面を支持する規制部16Aが設けられている。また、雄継手本体13の先端には、内周面が徐々に縮径されて弁座22が形成されている。弁座22は軸線Lに対して一定角度で傾斜している。
(雄継手の弁体)
図4に示すように、弁体14は、軸方向の一方側の弁先端側部材90と、弁先端側部材90と接合された軸方向の他方側の弁後端側部材92と、シール部材の一例としての断面が円形のOリング24との3部品で構成されている。
図4に示すように、弁体14は、一定径とされた軸部94の一端側に、略円錐台形に形成された頭部96が設けられている。頭部96には、弁座22と平行に対向し、弁座22と平行に当接可能とされた弁座当接傾斜面98が形成されており、弁座当接傾斜面98の頭部先端側には、弁座22には当接しない湾曲傾斜面100が形成されている。また、頭部96には、弁座当接傾斜面98の長手方向中間部に、Oリング24を嵌める溝102、言い換えれば、Oリング24を装着する装着部位が形成されている。
図5(A)に示すように、溝102は、断面形状が矩形状とされており、弁座当接傾斜面98に対して直角な、言い換えれば弁座22に対して直角な溝側面102Aa、及び溝側面102Abと、弁座当接傾斜面98に平行な、言い換えれば弁座22に対して平行な溝底面102Bとを有している。本実施形態の溝102は、溝長手方向直角断面で見て、溝幅中心線CLを境にして左右対称形状に形成されている。
なお、溝幅中心線CLは、弁座当接傾斜面98に直角な本発明の法線と一致する。
溝102の深さ寸法Aは、溝装着前の自由状態でのOリング24の直径寸法B(図5(B)参照)に対して小さく設定され、且つOリング24の半径寸法より大きくされており、溝102に装着されたOリング24の一部が、弁座当接傾斜面98から弁座22側に突出している。なお、弁座当接傾斜面98から突出するOリング24の寸法はEである。
本実施形態では、溝102の幅寸法Wが、溝装着前の自由状態でのOリング24の直径寸法B(図5(B)参照)に対して、5〜10%小さく設定されている。これにより、溝102に装着されたOリング24は、溝幅方向に若干圧縮された状態で、溝102内に保持されている。
弁先端側部材90と弁後端側部材92とは、頭部96で軸方向に分割されており、その分割面104は、溝102の弁先端側部材90側の隅部を通り、軸方向に対して90°となっている。なお、弁座当接傾斜面98は、弁先端側部材90側に形成されている部分が第1傾斜外周面98Aとされ、弁後端側部材92側に形成されている部分が第2傾斜外周面98Bとされている。
図4に示すように、弁先端側部材90は、弁後端側部材92側に突出し、頭部96よりも径が小さい軸突起106を備えている。一方、弁後端側部材92は、弁先端側部材90側に、軸突起106が押し込まれて嵌合される軸孔108が形成されている。
本実施形態の軸突起106は、軸線Lに対して直角な断面形状が円形であり、かつ弁後端側部材92に向けて徐々に径が縮小している。軸突起106を軸線Lに沿って断面で見て、軸突起106の外周面は、軸線Lに対する角度が2〜10°の範囲内で一定角度で傾斜させることが好ましい。
一方、本実施形態の軸孔108は、軸線Lに対して直角な断面形状が円形であり、本実施形態では前記軸突起106に対応して孔奥へ向けて徐々に径が縮小している。軸孔108を軸線Lに沿って断面で見て、軸孔108の内周面は、軸線Lに対する角度が2〜10°の範囲内で、軸突起106の外周面の角度と同じ一定角度で傾斜させることができるが、内周面を傾斜させず、軸孔108の内径を深さ方向に一定としてもよい。
軸突起106、及び軸孔108は、軸突起106を軸孔108に、プレス機等で圧力を加えて圧入、言い換えればテーパー嵌合、または締まり嵌めできる寸法に加工されている。本実施形態では、軸突起106の最大径が軸孔108の最大径よりも僅かに大きくなるように軸突起106、及び軸孔108が加工されている。また、軸孔108の深さ寸法Cは、軸突起106の長さ寸法Dよりも長く設定されている。
軸突起106の外周面は、弁座当接傾斜面98よりも粗く加工することが好ましい。軸突起106の外周面の表面粗さ(最大高さRmax)は、25〜50sの範囲内とすることが好ましい。また、軸孔108の内周面は、弁座当接傾斜面98よりも粗く加工することが好ましい。軸孔108の内周面の表面粗さ(最大高さRmax)は、25〜50sの範囲内とすることが好ましい。軸突起106の外周面は、及び軸孔108の内周面は、機械加工で粗く加工してもよく、サンドブラスト、エッチング等により粗くしてもよい。
図1に示すように、弁体14の先端には突部14Aが形成されており、突部14Aが雄継手本体13の先端より突出している。この突部14Aは、雌継手32側の弁体34の突部34Aに突き当てられるように構成されている。また、弁体14の奥側で雄継手本体13の内周側には、流体が通過可能な流路26が形成されている。
また、雄継手本体13の外周には、雌継手32の凹状挿入部50内に挿入されたときに、後述する硬球58を受ける溝状の凹部13Aが形成されている。この凹部13A内に硬球58が納まることによって、雄継手12が凹状挿入部50内で固定される。
(雌継手)
一方、雌継手32は、略筒状とされ、内部に流路80が構成されている。雌継手32には、雄継手12が挿入される凹状挿入部50が形成されている。凹状挿入部50の奥側には、雌継手本体33の内部に係止部材36が嵌め込まれ、この係止部材36にスプリング38を介して弁体34が移動可能に弾着されている。係止部材36は、雌継手本体33の溝に嵌め込まれた止めリング40に係止されることで、雌継手本体33内で固定されている。係止部材36には、スプリング38の内側面を支持する規制部36Aが設けられている。また、凹状挿入部50の挿入口側には、雌継手本体33の内周面が徐々に縮径されて弁座42が形成されている。
弁体34は、弁体14と同様の構成とされており、弁座42と接触する位置にOリング44が設けられている。弁体34は、スプリング38によって弁座42に押圧され、Oリング44が弁座42に接触している。弁体34の先端には突部34Aが形成されており、この突部34Aは、雄継手12側の弁体14の突部14Aに突き当てられるように構成されている。
雌継手32において、凹状挿入部50の内部では、弁座42より先端側が拡径しており、その拡径部に環状の溝46が形成され、この溝46内にOリング48が嵌め込まれている。
スリーブ60は、筒状とされ、雌継手32の雄継手12との連結側に外装されている。スリーブ60の内側では、雌継手本体33の外周面に段部52が形成されており、この段部52に台形断面の孔54が同一周面上に複数形成されている。また、段部52の先端側には周溝56が形成されている。そして、段部52にコイルスプリング62が嵌められ、コイルスプリング62の一端が雌継手本体33に接触している。また、複数の孔54内にそれぞれ固定部材としての硬球58が納められている。雄継手12が凹状挿入部50に挿入されて、硬球58が凹部13Aに収まり、後述するスリーブ60の内周面70に当接された状態になって径方向外側への移動が阻止されることによって、雄継手12が凹状挿入部50内で固定される(図3参照)。
スリーブ60の内周側には、段部52に対向して段部64が形成されており、このスリーブ60を雌継手本体33の外側に嵌め込み、コイルスプリング62の他端が段部64に接触している。これによって、スリーブ60を軸方向(矢印A方向)に移動するときに、段部64によりコイルスプリング62を押圧することとなる。また、雌継手本体33の周溝56と対向するスリーブ60の拡径部74に止めリング68の外周を突出させることで、スリーブ60の抜けが防止されている。
スリーブ60の内周には、硬球58の当たり面となる内周面70が構成されている。内周面70は、段部64の内径よりも小さい内径になるように形成されている。硬球58が内周面70に当たっているときには、硬球58は雌継手本体33の径方向内側へ押されて、雌継手本体33の内周面から内側へ突出している(図1、3参照)。
雄継手12が凹状挿入部50に挿入されて硬球58が凹部13A内に収まっているときに、硬球58が内周面70により押されると、雄継手12と雌継手32の抜け方向の相対移動が阻止され、連結状態が維持される。このときのスリーブ60の位置を固定位置P1とする(図1、3参照)。また、スリーブ60は、筒軸方向(雄継手12の挿入方向)に移動可能とされており、雌継手本体33に対して他の配管側へ移動(矢印A方向)して、硬球58を拡径部74に対応する位置に配置させることができる(図2参照)。
このとき、硬球58は雌継手本体33の内周から突出しないように径方向外側へ移動可能となる。硬球58が雌継手本体33の径方向外側へ移動すると、硬球58が凹部13Aから外れ、雄継手12と雌継手32の抜け方向の相対移動が許容され、互いの離脱が維持される。このときのスリーブ60の位置を離脱位置P2とする(図2参照)。
スリーブ60の外周面には、ユーザーがスリーブ60を指でつかんで移動しやすくするために、細かい凹凸が形成されている。
スリーブ60は、通常時にはコイルスプリング62に付勢されて、図1、図3に示す固定位置P1に配置されている。
スリーブ60は、雄継手12の凹状挿入部50への挿入方向に移動可能とされており、離脱位置P2へ移動可能とされている。
(弁体の組立)
次に、弁体14の組立手順を図6にしたがって説明する。
本実施形態の弁体14は、図6に示すような押圧治具110と押圧治具112とを用いて組み立てを行うことができる。
押圧治具110は、円筒形状に形成されており、中心には、弁後端側部材92の軸部94が挿入される孔114が形成されている。
一方、押圧治具112は、円柱形状に形成されており、中心には、テーパー孔116が形成されており、テーパー孔116の底部には、一定径の逃げ孔118が形成されている。テーパー孔116には、弁体14の頭部96の弁座当接傾斜面98が平行に当接するようになっている。言い換えれば、テーパー孔116の傾斜角度は、弁座当接傾斜面98の傾斜角度と同一に設定されている。また、逃げ孔118は、孔底に弁体14の頭部96の先端が当たらないように、深く形成されている。
弁体14の組み立ては、一例として、押圧治具110、及び押圧治具112を用いて以下のようにして行うことができる。
(1) 図6(A)に示すように、プレス機の台120に押圧治具110を載せる。
(2) Oリング24を弁後端側部材92の溝102に嵌める。
(3) 弁後端側部材92の軸孔108に、弁先端側部材90の軸突起106を挿入する。
(4) 押圧治具110の孔114に、弁後端側部材92の軸部94を挿入し、押圧治具110の上に弁後端側部材92を載せる。
(5) 弁先端側部材90の上に押圧治具112を載せる。これにより、頭部96の弁座当接傾斜面98に押圧治具112のテーパー孔116が当接する。
(6) 押圧治具112をプレス機のスライド122で下方に押圧し、弁先端側部材90の軸突起106を弁後端側部材92の軸孔108に押し込み、嵌合する(図6(B)参照)。
これにより、Oリング24は、弁先端側部材90と弁後端側部材92との間に挟持され、溝102の中に装着される。
なお、弁体34も弁体14と同様にして組み立てられる。
ここで、Oリング24が嵌る溝102は、一方の溝側面102Aaが弁先端側部材90で形成され、他方の溝側面102Abが弁後端側部材92で形成されているため、弁先端側部材90と弁後端側部材92とを接合する際、Oリング24は一方の溝側面102Aaと他方の溝側面102Abとで徐々に挟まれて溝102内に嵌る。
Oリング24には、一方の溝側面102Aaと他方の溝側面102Abとで挟まれる力、即ち、圧縮力は作用しても、周方向に沿った方向の力は作用しないので、Oリング24は、組立の際に、捩れたり、外形が波打つ、弁座当接傾斜面98から径方向外側へ突出する出代が不安定になる等の不具合が抑えられる(図5参照)。言い換えれば、Oリング24の真円度の低下が抑えられる。さらに、弁先端側部材90と弁後端側部材92とを接合することで、Oリング24は5〜10%の範囲内で適度に圧縮されるので、Oリング24は過剰に圧縮されることはない。
このため、Oリング24の弁座当接傾斜面98から突出する寸法E(図5参照)を、全周に渡って均一にすることができ、Oリング24の真円度が確保される。これにより、Oリング24を全周に渡って弁座22に対して均一に押圧させることができる。
軸突起106は、先端に向けて径が小となるテーパー軸とされており、軸孔108の開口部の径よりも小径とされているので、軸突起106を軸孔108に押し込む際に、軸突起106の先端を軸孔108に挿入し易い。
軸突起106は、先端に向けて径が小となるテーパー軸とすることで、軸孔108へ押し込み、嵌合させることにより楔効果を生じさせることができ、弁先端側部材90と弁後端側部材92との接合強度を高めることができる。
軸突起の外周面の軸線Lに対する角度を2〜10°の範囲内で一定角度で傾斜させることで、最適な楔効果を得ることができる。なお、角度が2°未満では、楔効果が得られ難くなり、角度が10°を越えると、軸突起が軸孔から外れ易くなる。
軸孔108は、孔底に向けて径が小となるテーパー孔とすることで、軸孔108の内周面と軸突起106の外周面とを全体的に接触させることができ、軸孔108と軸突起106との接触面積を大きくして、接合強度を高めることができる。
軸突起106の外周面の表面粗さを、弁座当接傾斜面98の表面粗さよりも粗くすることで、軸突起106の外周面と軸孔108の内周面との摩擦を大きくでき、弁先端側部材90と弁後端側部材92との接合強度を高めることができる。
軸孔108の内周面の表面粗さを、弁座当接傾斜面98の表面粗さよりも粗くすることで、軸突起106の外周面と軸孔108の内周面との摩擦を大きくでき、弁先端側部材90と弁後端側部材92との接合強度を高めることができる。
弁体14を組み立てる際、弁体14の頭部96の先端が押圧治具112に接触しないので、軸孔108に軸突起106を押し込む際に、頭部96の先端を潰すことがない。
(雄継手と雌継手との連結)
次に、上記管継手10の雄継手と雌継手との連結について説明する。
雄継手12と雌継手32とを連結する際には、図1に示すようにスリーブ60をコイルスプリング62の力に抗して矢印A方向に移動させ、図2に示すように、スリーブ60を離脱位置P2に配置する。これにより、硬球58が拡径部74内に退避できるようになり、雄継手12を凹状挿入部50内に挿入することが可能となる。雄継手12を挿入すると、雄継手本体13の先端に複数の硬球58が乗り上げ、雄継手12を奥まで挿入すると、弁体14、34が突き合わされて突部14Aと突部34Aが押圧され、弁体14、34はそれぞれスプリング18,38の力に抗して押し込まれる。
この状態で、図3に示すように、スリーブ60をコイルスプリング62の力により固定位置P1に戻すと、内周面70に押されて硬球58が雄継手本体13の凹部13A内に納まり、雌継手32と雄継手12とが連結される。雄継手12は、雌継手32のOリング48によってシールされる。
この状態では、弁体14のOリング24と弁座22との間、及び弁体34のOリング44と弁座42との間に隙間が形成され、雄継手12と雌継手32の流路26、80が連通する。そして、この流路26、80を圧力下で流体が通過することになる。
(雄継手と雌継手との分離)
一方、雄継手12と雌継手32を分離する際には、スリーブ60を固定位置P1から離脱位置P2へ移動させる。これにより、硬球58が拡径部74内に退避可能となり、硬球58を凹部13Aから離脱させて、雄継手12を凹状挿入部50から引き抜くことができる。その後、スリーブ60は、コイルスプリング62により付勢されて固定位置P1へ戻る。
雄継手12と雌継手32を分離すると、図1に示すように、雄継手12の弁体14がスプリング18で弁座22に押圧され、Oリング24と弁座22との当たり面でシールされる。また、雌継手32の弁体34がスプリング38で弁座42に押圧され、Oリング44と弁座42との当たり面でシールされる。
(継手内の弁体の作用、効果)
雄継手12の弁体14と、雌継手32の弁体34とは、同一構成であるため、以下に、代表して弁体14の作用効果を説明する。
図5に示すように、弁体14においては、Oリング24を装着している溝102の溝底面102Bが、弁座22と平行に設けられており、互いに対向する溝側面102Aa、及び溝側面102Abが弁座22に対して直角とされ、溝102が溝幅中心線CLを境にして左右対称形状とされているので、図7に示すように、弁体14の頭部96の弁座当接傾斜面98が弁座22に当接した際には、Oリング24を、Oリング24の中心Pを通り、弁座22に対して垂直な中心線(即ち、溝幅中心線CL、本発明の法線)に対して左右対称形状に圧縮変形させることができ、Oリング24が溝幅方向の何れか一方に偏って変形した場合に比較して、高いシール性を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
前述した実施形態は、溝102の断面形状が矩形であったが、本発明はこれに限らず、溝102は、図8に示すように、溝底面102BをOリング24の断面形状に沿った円弧形状に形成してもよく、図9に示すように、溝壁全体をOリング24の断面形状に沿った円弧形状に形成することもできる。
また、図10に示すように、溝102の断面形状を台形状に形成することもできる。なお、図9、及び図10に示すように、溝102の開口部の幅を溝奥側よりも狭くすることで、Oリング24を溝102から外れ難くすることができる。
上記実施形態では、円筒形状の押圧治具110と、円柱形状の押圧治具112とを用いて、一個ずつ弁体14を組み立てていたが、図11に示すように、複数の孔114の形成された押圧治具124と、複数のテーパー孔116、及び逃げ孔118の形成された押圧治具126とを用いることで、複数の弁体14を同時に組み立てることもできる。
上記実施形態の弁体14では、弁先端側部材90に軸突起106が形成され、弁後端側部材92に軸突起106が押し込まれる軸孔108が形成されていたが、本発明はこれに限らず、図12に示すように、弁先端側部材90に軸孔128が形成され、弁後端側部材92に軸孔128に押し込まれる軸突起130が形成されていてもよい。
上記実施形態では、シール部材として断面形状が円形とされたOリング44を用いたが、本発明はこれに限らず、Oリング44の代わりに断面形状が矩形等、円形以外の公知のシール部材を用いることが出来る。
図13(A)には、他の実施形態に係る弁体14の頭部96の一部が断面で示されており、溝102には、図13(B)に示す断面形状を有するシール部材132が嵌められる。このシール部材132は、溝102に嵌合する矩形部132Aと、溝102から突出する円弧部132Bとを備えており、溝幅中心線CLを境にして左右対称形状に形成されているものである。
10…管継手(弁体付き管継手)、12…雄継手、14…弁体、22…弁座、24…Oリング、26…流路、32…雌継手、34…弁体、42…弁座、44…Oリング、50…凹状挿入部、58…鋼球、80…流路、90…弁先端側部材、92…弁後端側部材、98A…第1傾斜外周面、98B…第2傾斜外周面、102…溝、102Aa…溝側面、102Ab…溝側面、102B…溝底面、106…軸突起、108…軸孔、L…軸線、CL…溝幅中心線(法線)

Claims (8)

  1. 流体の通過経路の軸線に対して傾斜する弁座に沿うように形成された第1傾斜外周面を備え、先端に向けて先細り形状とされた弁先端側部材と、
    前記第1傾斜外周面の延長線上に続く第2傾斜外周面を備え、前記弁先端側部材の先端側とは反対側に配置される弁後端側部材と、
    前記弁座に当接させるシール部材と、
    前記第1傾斜外周面と前記第2傾斜外周面との間に位置し、一方の溝側面が前記弁先端側部材で形成され、他方の溝側面が前記弁後端側部材で形成された、前記シール部材を嵌めるための溝と、
    前記弁先端側部材、及び前記弁後端側部材の何れか一方に設けられ、先端に向けて径が小となるテーパー軸とされている軸突起と、
    前記弁先端側部材、及び前記弁後端側部材の何れか他方に設けられ前記軸突起が嵌合して前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とを接合する軸孔と、を備えている弁体。
  2. 前記溝は、溝長手方向直角断面で見て、前記溝の幅方向中央部を通り、かつ前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面に直角な法線を境にして、左右対称形状に形成されている、請求項1に記載の弁体。
  3. 前記軸突起を軸線に沿った断面で見て、前記軸突起の外周面は、軸線に対する角度が2〜10°の範囲内で一定角度で傾斜している、請求項1または請求項2に記載の弁体。
  4. 前記軸孔は、孔底に向けて径が小となるテーパー孔とされている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の弁体。
  5. 前記軸突起の外周面の表面粗さは、前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗い、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の弁体。
  6. 前記軸孔の内周面の表面粗さは、前記第1傾斜外周面、及び前記第2傾斜外周面の表面粗さよりも粗い、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の弁体。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体の組み立て方法であって、
    前記弁先端側部材と前記弁後端側部材との間に前記シール部材を配置する第1工程と、
    前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とを互いに接近させて前記軸突起を前記軸孔に押し込んで嵌合すると共に、前記シール部材を前記弁先端側部材と前記弁後端側部材とで挟んで前記溝の内部に配置する第2工程と、
    を有する、弁体の組み立て方法。
  8. 一方の配管に接続される雄継手と、他方の配管に接続され前記雄継手が挿入される凹状挿入部を有する雌継手とを備え、
    前記雄継手の外周面には凹部が形成され、
    前記雌継手には、前記凹部に係合することで前記雄継手と前記雌継手とを連結状態とする球体、及び前記雌継手の径方向外側に設けられて前記凹部に係合した前記球体を前記雌継手の径方向外側から支持する前記雌継手の軸方向に沿って移動可能とされたカラーが設けられ、
    前記雄継手の内部には、前記雄継手の弁座に接触することで前記雄継手の流路を閉塞し、前記雄継手の前記弁座から離間することで前記雄継手の前記流路を開放する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体が移動可能に設けられ、
    前記雌継手の内部には、前記雌継手の弁座に接触することで前記雌継手の流路を閉塞し、前記雌継手の前記弁座から離間することで、前記雌継手の前記流路を開放する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の弁体が移動可能に設けられている、弁体付き管継手。
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