JP6758687B1 - コンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】PC工場にて短時間で作業効率よく、しかも長寿命のコンクリート構造物が得られるコンクリート打設ができ、新規の型枠用シートの貼り換え作業を短時間で行うことができる。【解決手段】複数の型枠本体の対向する内側表面(内壁)のそれぞれに型枠用シートの基板が接するように密着する(ステップS2)。型枠本体の内側表面と型枠用シートとは接着しない。複数の型枠本体で囲まれた空間内にコンクリート混合物を充填すると(ステップS3)、コンクリート混合物が型枠用シートを押し潰す方向に圧力をかけるため、型枠本体の内側表面と型枠用シートの基板との間に大なる圧力がかかり、それらの間が接着されていなくても型枠用シートは型枠本体21の内側表面に保持される。その後、硬化したコンクリート混合物であるコンクリート構造物を露出させる(ステップS4)。【選択図】図1

Description

本発明はコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シートに係り、特にPC(プレキャストコンクリート)工場において型枠を用いてコンクリート構造物を製造するコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シートに関する。
コンクリート構造物を製造するコンクリート打設時には、複数の型枠で囲まれた空間内に充填された流動状のコンクリート混合物が硬化するのを待ってから型枠を取り外し、硬化したコンクリート混合物をコンクリート構造物として露出させる。このコンクリート打設時において、硬化前の流動状のコンクリート混合物中の余剰水や空気が外部に排出されないと、製造されたコンクリート構造物の表面にピンホールやアバタ(気泡)が生じる。
そこで、従来のコンクリート打設時には、コンクリート混合物中の余剰水や空気を外部へ排出・通気させるため、型枠のコンクリート側表面に型枠用シートを取り付け、その型枠用シートを通してコンクリート混合物中の余剰水や空気を外部へ排出・通気させることが行われる(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、透水層と通気層と排水層とがこの順で積層されており、通気層が透水層上に或る間隔を空けてスポット状に隆起させたスペーサである構造の型枠用シートを、透水層側をコンクリートに接するように排気層の裏面を型枠に貼付する。これにより、打設されるコンクリート混合物中の余剰水や空気は透水層に取り込まれ、更に通気層及び排水層を通ってシートの外部へ排出するコンクリート打設方法が開示されている。
また、特許文献2には、型枠本体のコンクリート打設側の面に導水性を有する吸水シートと、表面がシリコーン被膜でコーティングされた不透水性シートとを積層するとともに、これらを貫通する微小貫通孔を多数形成した構造とした型枠用シートを用いて、打設されるコンクリート混合物中の余剰水を微小貫通孔を通して吸水シートに吸収させ、更にその吸水シートを通して外部へ排出するコンクリート打設方法が開示されている。
特開2012−255323号公報 特開平3−144066号公報
PC工場において型枠を用いてコンクリート構造物を製造するコンクリート打設時に、型枠として型枠本体に上記の特許文献1又は2に記載の型枠用シートを貼り付け、複数の型枠で囲まれた空間内に流動状のコンクリート混合物を充填し、コンクリート混合物の硬化を待って型枠を取り外すことで、表面にピンホールやアバタ(気泡)の無いコンクリート構造物を製造することができる。
しかるに、上記のコンクリート打設時に用いられるPC工場の型枠本体は鋼鉄製で、厚くて(例えば20mm)極めて重く(例えば数トン)、また大型(例えば柱は1m四方)である。そのため、そのような型枠本体4枚を用いたコンクリート打設時には、まず型枠本体を4枚順次にウィンチあるいはクレーンで持ち上げてその表面に型枠用シートを接着して型枠を構成してから、再びウィンチなどを用いて4枚の型枠をそれらにより囲まれ、かつ、上部が開口した所望の大きさの開口空間を形成するように配置する。このとき、隣接する2枚の型枠の長辺同士を結合するため、長辺部分の上端と下端の計2箇所にボルト及びナットで螺合する(従って、4枚の型枠全体では計8箇所にボルト及びナットで螺合する)。続いて、その開口空間内に流動状のコンクリート混合物を充填する。このため、作業が極めて面倒である。
また、コンクリート打設を行った後、劣化した型枠用シートを新規の型枠用シートに貼り換えるため、型枠を解体するときには、まず型枠同士を結合している計8箇所のボルト及びナットを取り外し、続いてウィンチなどを用いて型枠をコンクリート構造物から取り外し型枠用シートを型枠本体から剥がして新規の型枠用シートに交換する必要がある。従って、型枠解体の都度、ボルト及びナットによる螺合及び取り外し作業が必要で、この作業は極めて面倒である。また、型枠用シートは型枠本体から剥がれにくく、型枠用シートを型枠本体に接着していた接着材の除去及び新規の型枠用シートの貼り換え作業に極めて長時間を要し、しかも接着材は完全には除去できず一部が残ってしまう。更に、従来はPC工場でのコンクリート打設において、鋼鉄製型枠に毎回解体後の表面(セメント)処理剥離剤塗布等の作業が必要で作業時間が長時間かかる。更に、従来はPC工場でのコンクリート打設において、表面に所望のデザインが形成されたコンクリート構造物を打設する方法はなかった。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、PC工場にて短時間で作業効率よく長寿命のコンクリート打設ができ、また新規の型枠用シートの貼り換えを短時間で行うことができ、更に表面に所望のデザインが形成されたコンクリート構造物を簡単に作製できるコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠用シートを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のコンクリート打設方法は、PC工場の複数の型枠本体で囲まれた所望の空間を形成するように複数の型枠本体を配置する第1の工程と、少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シート可撓性のある平板状基板との積層体である型枠用シートの基板の透水性シートと反対側の裏面を、複数の型枠本体それぞれの内側表面に接着することなく密着して配置する第2の工程と、複数の型枠本体の内側表面にそれぞれ配置された型枠用シートで囲まれた空間内に流動状のコンクリート混合物を充填する第3の工程と、流動状のコンクリート混合物の硬化後に型枠本体を脱型する第4の工程とを含み、前記平板状基板は、鉄板、アルミニウム、硬質プラスチックス、ペットシート及び硬質ゴムのいずれかよりなることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明のコンクリート打設方法は、PC工場の複数の型枠本体で囲まれた所望の空間を形成するように複数の型枠本体を配置する第1の工程と、鉄、アルミニウム、硬質プラスチックス、ペットシート及び硬質ゴムのいずれかよりなる凹凸模様形成基板と、少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シートとの積層構造体である型枠用シートの凹凸模様形成基板側を、複数の型枠本体それぞれの内側表面に接着することなく密着して配置する第2の工程と、複数の型枠本体の内側表面にそれぞれ配置された型枠用シートで囲まれた空間内に流動状のコンクリート混合物を充填する第3の工程と、流動状のコンクリート混合物の硬化後に型枠本体を脱型する第4の工程とを含み、
上記凹凸模様形成基板は、表面に所望のデザインの凹凸模様が形成された凹凸模様形成部分と凹凸模様が形成されていない凹凸模様非形成部分とが混在し、上記表面と反対側の裏面全体は凹凸模様が形成されておらず、上記第2の工程では複数の型枠本体それぞれの内側表面に凹凸模様形成基板の裏面を密着して配置し、上記凹凸模様形成基板の凹凸模様を表面に反転転写したコンクリート構造物を打設することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の型枠用シートは、少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シートと、表面に所望のデザインの凹凸模様が形成された凹凸模様形成部分と凹凸模様が形成されていない凹凸模様非形成部分とが混在し、表面と反対側の裏面全体は凹凸模様が形成されていない凹凸模様形成基板との積層構造体であり、上記透水性シートは、第1の層と、第1の層の表面及び裏面の一方の面に接着された平滑化機能及び剥離機能を有するシート状不織布である第2の層と、第1の層の表面及び裏面の他方の面に形成された粘着層とからなる積層構造であり、透水性シートの粘着層により凹凸模様形成基板の凹凸模様非形成部分が接着され、所望の閉空間を構成する複数の型枠本体それぞれの内側表面に凹凸模様形成基板の裏面を接着することなく密着して配置することを特徴する。
本発明によれば、PC工場にて従来の鋼鉄製型枠に毎回解体後の表面(セメント)処理剥離剤塗布等の作業が大幅に短縮され短時間で作業効率よく、しかも長寿命のコンクリート構造物が得られるコンクリート打設ができる。また、本発明によれば、新規の型枠用シートの貼り換えを短時間で行うことができ、更に表面に所望のデザインが形成されたコンクリート構造物を簡単に作製できる。
本発明に係るコンクリート打設方法の第1の実施形態の概略説明用フローチャートである。 型枠用シートの第1の実施形態の断面図である。 図2中の透水性シートの一例の断面図である。 型枠周辺の要部の一例の構造の垂直断面図である。 本発明に係るコンクリート打設方法の第2の実施形態の概略説明用フローチャートである。 型枠用シートの第2の実施形態の断面図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係るコンクリート打設方法の第1の実施形態の概略説明用フローチャートを示す。同図に示すように、本実施形態では、複数の型枠本体により周囲が取り囲まれ、かつ、上部が開口した所望の大きさの開口空間を構成する(ステップS1)。ここで、型枠本体は従来のPC工場のコンクリート打設に用いる鋼鉄製の大型で重い型枠本体である。この型枠本体はウィンチなどを用いて複数互いに対向させて上部が開口した中空四角柱状の開口空間を形成する。なお、従来と同様に、開口空間を形成する複数の型枠本体のうち隣接する型枠本体はボルト及びナットにより結合されている。ただし、後述するように複数の型枠本体の内側表面は隙間のないように型枠用シートにより結合される。
続いて、上記の複数の型枠本体の内側表面(内壁)に、型枠用シートを密着する(ステップS2)。図2は、上記の型枠用シートの第1の実施形態の断面図を示す。同図において、型枠用シート10は、例えば鉄板、アルミニウム、FRP(繊維強化プラスチック)などの硬質プラスチックス、ペットシート、硬質ゴムなどの薄い(例えば、0.1mm〜3mm程度)可撓性のある平板状基板11の上に、接着材12により透水性シート13が接着された構造である。上記のペットシートはペットボトルに用いるシートである。
透水性シート13は、例えば本出願人が登録実用新案第3222305号として開示したシート(登録商標名「プロコンシート」)が好ましく用いられる。図3は、透水性シート13の一例の断面図を示す。同図に示すように、透水性シート13は、排水性及び適度な保水性のあるシート状不織布である第1の層131と、第1の層131の表面及び裏面の一方の面に接着層132を介して接着されたシート状不織布である第2の層133と、第1の層131の他方の面に形成された粘着層134とからなる積層構造である。
第1の層131は、硬化前のコンクリート混合物中の余剰水や空気を外部へ排出すると共にコンクリート混合物中のセメント微粒子を保持する適度な保水性を有するシート状不織布で構成されており、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等のポリオレフィン系、またはこれらの共重合品、その他ポリエステルを芯材とし、鞘材としてPPやPEなどの芯鞘構造のシート状不織布が用いられる。例えば、芯がPE等の合成樹脂で鞘が親水性のあるエチレン・ビニルアルコール共重合体である芯鞘構造の繊維が用いられる。
第2の層133は、その表面が接するコンクリート混合物が硬化したときにそのコンクリート混合物の表面を毛羽立ちせず平滑面とする平滑化機能と、硬化したコンクリート混合物が透水性シート13に引っ付かずに容易に剥離(脱型)できる剥離機能とを併せ持つシート状不織布で構成されている。この第2の層133の素材も第1の層131の素材と同様に、PPやPE等のポリオレフィン系、またはこれらの共重合品、その他ポリエステルを芯材とし、鞘材としてPPやPEなどの芯鞘構造のシート状不織布が用いられる。ただし、第2の層133は、第1の層131と同様の芯鞘構造の繊維であっても、上記平滑化機能及び剥離機能を満たすために、繊維径がより小さくより低い軟化温度で潰れやすい材質に設定されている。
接着層132は通気性・透水性を阻害しないホットメルト接着層である。また、粘着層134はアクリル系の接着材からなる。粘着層134は図2の接着材12に相当し、図2に示すように基板11の表面に接着されることで、その上の第1の層131、接着層132及び第2の層133からなる透水性シート13の積層部分が基板11の表面に貼付固定された型枠用シート10が構成される。この型枠用シート10を用いることにより、第2の層133の平坦な表面により凹凸が無い平坦面でしかも極めて平滑な仕上げ表面をもち、また長寿命のコンクリート構造物を簡単に打設することができる。
再び図1に戻って説明する。ステップS2では、複数の型枠本体の内側表面(内壁)のそれぞれに型枠用シート10の基板11の表面が接するように密着する。すなわち、型枠本体の内側表面と型枠用シート10とは接着しない。ただし、型枠用シート10の位置ずれを防止するため型枠用シート10の端部などのごく一部を容易に剥離可能なように型枠本体の内側表面に仮接着止めすることは差支えない。なお、型枠用シート10は軽量であるので、型枠本体の位置はそのまま動かすことなく型枠本体に対して型枠用シート10を容易に密着させることができる。型枠本体及びその内壁表面に密着された型枠用シート10から本実施形態の型枠が構成される。

なお、型枠用シート10は可撓性があるので、複数の型枠本体のすべての内面を1枚の長尺の型枠用シートで密着するようにしてもよい。この場合は、各型枠本体内面のそれぞれを個別の型枠用シートを密着させる場合の生じる結合部分の隙間を生じさせることがなく、しかも接合部分を90度あるいは任意の鋭角に曲げることができる。一方、複数の型枠本体内面のそれぞれに型枠用シートを個別に密着させる場合は、隣接する2枚の型枠用シートの結合部分である長辺の裏側を幅広の接着用テープ(例えば、商品名「ニチバンフィルムクロステープ」)で貼り合せることで結合部分の隙間を生じさせないようにできる。これにより、結合部分の隙間からのセメントノロの侵入を防止できる。
また、それぞれ内側表面(内壁)に型枠用シート10が密着された複数の型枠本体で囲まれて形成された閉空間の底面に、型枠用シートが上面に貼り付けられた型枠本体が配置される。なお、型枠本体の内側表面に剥離材を塗布してもよい。
続いて、それぞれ内側表面(内壁)に型枠用シート10が密着された複数の型枠本体により形成された上部開口空間に、流動状のコンクリート混合物が型枠用シート10に接するように充填される(ステップS3)。なお、充填後に上部開口部を下面に型枠用シートが貼り付けられた型枠で覆い蓋をするようにしてもよい。
図4は、ステップS3における型枠周辺の要部の構造の垂直断面図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4において、鋼鉄製の型枠本体21の内側表面には型枠用シート10の基板11が密着されており、型枠用シート10の透水性シート13が流動状のコンクリート混合物31に接するようになされている。このときコンクリート混合物31は外方向(型枠本体方向)へ力を付勢し、コンクリート混合物31が型枠用シート10を押し潰す方向に圧力をかけるため、型枠本体21の内側表面22と基板11との間に大なる圧力がかかり、それらの間が接着されていなくても型枠用シート10は型枠本体21の内側表面に保持される。
続いて、上記の状態で流動状のコンクリート混合物31が硬化するのを待ってから、型枠本体21を硬化したコンクリートから取り外し(脱型し)、硬化したコンクリート混合物であるコンクリート構造物を露出させる(ステップS4)。このとき型枠本体21の内側表面と型枠用シート10とは接着されていないため、コンクリート構造物の外側表面に型枠用シート10が張り付いた状態で脱型される。また、型枠用シート10の端部などの極一部が型枠本体21の内側表面に仮接着止めされていても、その部分は容易に離脱可能なため、コンクリート構造物の外側表面に型枠用シート10が張り付いた状態で脱型される。
そして、型枠用シート10をコンクリート構造物の外側表面から除去することでコンクリート打設が終了する。型枠用シート10は、表面の第2の層133の剥離機能により、コンクリート構造物の外側表面に引っ付くことなく、極めて簡単に剥離される。
本実施形態によれば、型枠本体の内側表面と型枠用シートの基板裏面との間の殆どの面積部分は接着されておらず、一部のみが簡単に剥離可能なように仮接着止めされているだけであるため、脱型時に型枠本体の内側表面に接着材が残留することがない。また、本実施形態によれば、複数の型枠本体の内側表面同士は型枠用シートにより隙間が無いように結合されている。このため、型枠の数回使用後に新規な型枠用シートに貼り換える作業の際に従来必要であった、脱型後に型枠本体の内側表面から接着材を除去する作業、及び型枠本体表面からセメントノロを除去する作業が不要である。よって、本実施形態によれば、新規な型枠用シートに貼り換える作業が極めて簡単にできるとともに、型枠本体の長寿命化を実現できる。
また、従来は大型で重い鋼鉄製の型枠本体をウィンチなどで持ち上げて型枠本体の表面に型枠用シートを接着してから再びウィンチなどで型枠本体を開口空間を構成する位置に設置する必要があったが、本実施形態によれば、既に開口空間を構成する位置に設置された型枠本体の表面に軽量な型枠用シートを配置するだけでよく、鋼鉄製の型枠本体を全面脱型せず少し隙間(例えば30cm程度)を空けて型枠本体をずらせばよいため、作業が短時間で効率良く型枠を配置してコンクリート打設ができる。更に、本実施形態によれば、型枠用シート10の透水性シート13により流動状コンクリート混合物に含まれている余剰水を迅速に排出させるとともにセメント微粒子を適度に保持させることができるため、ピンホールやアバタ(気泡)がなく、しかも平坦な表面を持つコンクリート構造物を製造することができるとともに、コンクリート構造物の長寿命化も実現できる。
次に、本発明の第1の実施形態の変形例について説明する。本変形例は、型枠用シート10の平板状基板11の代わりに、厚さ0.4mm〜0.6mm程度の公知の可撓性のある平板状磁石(例えばニチレイ株式会社製の商品名「マグネット異MGO」)を用いたものである。この平板状磁石の表面及び裏面の一方の面に図2に示した接着材12により透水性シート13が接着されている。コンクリート打設前には、平板状磁石の他方の面が鋼鉄製の型枠本体の内側表面に磁気的に固定保持される。
本変形例の場合も、第1の実施形態と同様に型枠本体の内側表面と型枠用シートとは磁気的に固定保持されているだけで接着材により接着されていないため、脱型時に型枠本体の内側表面に接着材が残留することがなく、よって型枠の数回使用後に新規な型枠用シートに貼り換える作業の際に従来必要であった型枠本体の内側表面から接着材を除去する作業が不要であり、また、複数の型枠本体の内面同士は1枚の型枠用シート又は幅広の接着テープにより貼り合せられた複数枚の型枠用シートにより隙間が無いように結合されているため、脱型後に型枠本体表面からセメントノロを除去する作業が不要である。よって、本実施形態の場合も従来に比べて極めて簡単に新規の型枠用シートへの貼り換えができるとともに、型枠本体の長寿命化及びコンクリート構造物の長寿命化を実現できる。ただし、強力な接着力が必要な場合は、平板状磁石の他方の面に接着のりを塗布してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5(A)、(B)は、本発明に係るコンクリート打設方法の第2の実施形態の概略説明用フローチャートを示す。まず、図5(A)に示すように、本実施形態では、複数の型枠本体により周囲が取り囲まれ、かつ、上部が開口し周囲が取り囲まれた所望の大きさの開口空間を構成する(ステップS11)。このステップS11は、図1のステップS1と同じである。
続いて、複数の型枠本体の内側表面(内壁)のそれぞれに、予め作成しておいた型枠用シートの基板裏面を密着する(ステップS12)。本実施形態は型枠用シートの構成に特徴があり、図5(B)は型枠用シートの作成方法の一例のフローチャートを示す。また、図6は図5(B)で作成された型枠用シートの一例の断面図を示す。すなわち、本実施形態で用いる型枠用シートは、厚さが5mm程度の薄さで、かつ、一定程度の圧力では変形しない高強度の可撓性のある平板状基板(材質は例えば、鉄、アルミニウム、FRP(繊維強化プラスチック)などの硬質プラスチックス、硬質ゴムなど)の表面に、金型を使ってプレスして所望のデザインの凹凸模様を形成する(図5(B)のステップS21)。上記のデザインの凹凸模様としては、例えばタイル調、鏝模様、木目調、石調などがある。
続いて、上記の凹凸模様形成基板の凹凸模様形成側表面に透水性シートを仮接着止めして、図6の断面構造の型枠用シートを作製する(図5(B)のステップS22)。図6は、ステップS21で形成された凹凸模様形成基板41の凹凸模様形成側表面に透水性シート42が接着材43により仮接着止めされた型枠用シート40を示す。透水性シート42は、図3に示した透水性シート13と基本的な構造は同様である。ただし、透水性シート42は、図3の接着層134の代わりに、凹凸模様形成基板の凹凸模様形成側表面のうち凹凸模様が形成されていない四隅などの狭い面積に接着材43が設けられている。また、透水性シート42の厚さは、下地の凹凸模様形成基板41の凹凸模様を圧力によりコンクリートに転写できるよう薄く設定されている。
透水性シート42は、図3に示した第1の層131に相当する層が接着材43により凹凸模様形成基板41の表面に接着されている。なお、透水性シート42は、凹凸模様形成基板41の表面に仮接着止め又は非接着でもよい。
再び図5(A)に戻って説明する。内面に型枠用シート40の凹凸模様形成基板41の裏面(すなわち、凹凸模様が形成されている表面とは反対側の面)が、接着されることなく密着されている型枠本体により囲まれた上部開口空間内に流動状のコンクリート混合物が型枠用シート40の透水性シート42に接するように充填される(ステップS13)。このとき充填されたコンクリート混合物は外方向(型枠本体方向)へ力を付勢し、コンクリート混合物が型枠用シート40を押し潰す方向に圧力をかけるため、型枠本体の内側表面と型枠用シート40との間に大なる圧力がかかり、それらの間が接着されていなくても型枠用シート40は型枠本体の内側表面に保持される。
また、これと同時に、透水性シート42が薄くて柔軟性があるため、凹凸模様形成基板41の表面に形成されている凹凸模様の反転した凹凸模様が透水性シート42を通してコンクリート混合物の表面に転写される。このとき、凹凸模様形成基板41の凹凸模様は、凹凸模様形成基板41が高強度であるので、コンクリート混合物からの圧力により押し潰されることは殆どない。
続いて、上記の状態で流動状のコンクリート混合物が硬化するのを待ってから、型枠本体を硬化したコンクリートから取り外し(脱型し)、硬化したコンクリート混合物であるコンクリート構造物を露出させる(ステップS14)。このとき型枠本体の内側表面と型枠用シート40とは接着されていないため、コンクリート構造物の外側表面に型枠用シート40が張り付いた状態で型枠本体から離脱される。そして、型枠用シート40をコンクリート構造物の外側表面から除去することでコンクリート打設が終了する。
打設されたコンクリート構造物の表面には、凹凸模様形成基板41の表面に形成されている凹凸模様が反転して転写されており、これにより任意の模様のデザイン化された仕上げ表面をもつコンクリート構造物を簡単に打設することができる。なお、型枠用シート40は、透水性シート42の表面の剥離機能により、コンクリート構造物の外側表面に引っ付くことなく、極めて容易に剥離される。なお、透水性シート42の表面に剥離材が塗布されていた場合は、より一層容易に剥離できる。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、型枠本体の内側表面と型枠用シート40の凹凸模様形成基板41の裏面との間は非接着又は簡単に剥離可能なように仮接着止めされているだけであるため、脱型時に型枠本体の内側表面に接着材が残留することがない。また、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、複数の型枠本体の内側表面同士は型枠用シートにより隙間が無いように結合されている。このため、型枠の数回使用後に新規な型枠用シートに貼り換える作業の際に従来必要であった、脱型後に型枠本体の内側表面から接着材を除去する作業、及び型枠本体表面からセメントノロを除去する作業が不要である。
よって、本実施形態によれば、新規な型枠用シートに貼り換える作業が極めて簡単にできるとともに、型枠本体の長寿命化を実現できるという、第1の実施形態と同様の効果を奏する。更に、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、任意の模様のデザイン化された仕上げ表面をもつコンクリート構造物を手軽に打設することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。この実施形態は、型枠用シートの表面の透水性シートの上に任意の色の着色層を形成したものである。この実施形態によれば、着色層の任意の着色材が転写された色に着色された仕上げ表面を持つコンクリート構造物を簡単に打設することができる。上記の着色層には、例えばセメントと珪砂に無機顔料を混ぜ、これにエマルジョン(有機分としては、全固形分中の11%弱)を加えてよく撹拌したものを用いることができる。なお、第2の実施形態の透水性シート42の表面に着色層を形成した場合は、凹凸模様形成基板の表面の凹凸模様が転写されて任意の模様にデザイン化され、かつ、着色層の所望の色に着色された平滑な仕上げ表面をもつコンクリート構造物を簡単に誰でも打設することができる。特にPC工場において任意の色に着色された所望のデザイン化された表面を持つコンクリート構造物を容易に打設する方法は従来なかった。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば透水性シート13は図3の構造において接着層132及び第2の層133を有さず、流動状のコンクリート混合物中の余剰水や空気を外部へ排出すると共にコンクリート混合物中のセメント微粒子を適度に保持する保水性を有するシート状不織布である第1の層131のみで構成してもよい。第1の層131としては、例えばクラレクラフレックス株式会社製の不織布(製品名「フェリベンディSR−0045」)を用いることができる。また、透水性シート13の基板11への取付方法は、接着材12を用いず透水性シート13の先端部分を折り畳んで基板11の端面に接着材などで止めるようにしてもよい。また、透水性シートの表面に凹凸模様を形成し、その凹凸模様形成透水性シートを基板の表面に密着したものも使用してもよい。この場合はコンクリート表面に直接凹凸模様を転写できる。
10、40 型枠用シート
11 基板
12、43 接着材
13、42 透水性シート
21 型枠本体
22 型枠本体の内側表面
31 コンクリート混合物
41 凹凸模様形成基板
131 第1の層
132 接着層
133 第2の層
134 粘着層

Claims (5)

  1. PC工場の複数の型枠本体で囲まれた所望の空間を形成するように前記複数の型枠本体を配置する第1の工程と、
    少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シート可撓性のある平板状基板との積層体である型枠用シートの前記基板の前記透水性シートと反対側の裏面を、前記複数の型枠本体それぞれの内側表面に接着することなく密着して配置する第2の工程と、
    前記複数の型枠本体の内側表面にそれぞれ配置された前記型枠用シートで囲まれた空間内に流動状のコンクリート混合物を充填する第3の工程と、
    前記流動状のコンクリート混合物の硬化後に前記型枠本体を脱型する第4の工程と
    を含み、前記平板状基板は、鉄板、アルミニウム、硬質プラスチックス、ペットシート及び硬質ゴムのいずれかよりなることを特徴とするコンクリート打設方法。
  2. PC工場の複数の型枠本体で囲まれた所望の空間を形成するように前記複数の型枠本体を配置する第1の工程と、
    鉄、アルミニウム、硬質プラスチックス、ペットシート及び硬質ゴムのいずれかよりなる凹凸模様形成基板と、少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シートとの積層構造体である型枠用シートの前記凹凸模様形成基板側を、前記複数の型枠本体それぞれの内側表面に接着することなく密着して配置する第2の工程と、
    前記複数の型枠本体の内側表面にそれぞれ配置された前記型枠用シートで囲まれた空間内に流動状のコンクリート混合物を充填する第3の工程と、
    前記流動状のコンクリート混合物の硬化後に前記型枠本体を脱型する第4の工程と
    を含み、
    前記凹凸模様形成基板は、表面に所望のデザインの凹凸模様が形成された凹凸模様形成部分と前記凹凸模様が形成されていない凹凸模様非形成部分とが混在し、前記表面と反対側の裏面全体は前記凹凸模様が形成されておらず、前記第2の工程では前記複数の型枠本体それぞれの内側表面に前記凹凸模様形成基板の裏面を密着して配置し、前記凹凸模様形成基板の凹凸模様を表面に反転転写したコンクリート構造物を打設することを特徴とするコンクリート打設方法。
  3. 前記第2の工程は、前記複数の型枠本体のうち隣接する型枠本体の結合部分の隙間を前記型枠用シートのシート面で覆うか、又は複数の前記型枠本体のうち隣接する型枠本体が接する各長辺を含む所望幅領域を貼り合せた幅広テープで前記隙間を覆うことを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート打設方法。
  4. 少なくとも排水性及び保水性のあるシート状不織布である第1の層を有する透水性シートと、
    表面に所望のデザインの凹凸模様が形成された凹凸模様形成部分と前記凹凸模様が形成されていない凹凸模様非形成部分とが混在し、前記表面と反対側の裏面全体は前記凹凸模様が形成されていない凹凸模様形成基板との積層構造体であり、
    前記透水性シートは、前記第1の層と、前記第1の層の表面及び裏面の一方の面に接着された平滑化機能及び剥離機能を有するシート状不織布である第2の層と、前記第1の層の表面及び裏面の他方の面に形成された粘着層とからなる積層構造であり、前記透水性シートの前記粘着層により前記凹凸模様形成基板の前記凹凸模様非形成部分が接着され、所望の閉空間を構成する複数の型枠本体それぞれの内側表面に前記凹凸模様形成基板の裏面を接着することなく密着して配置することを特徴する請求項2記載のコンクリート打設方法に用いる型枠用シート。
  5. 前記透水性シートは、前記粘着層により前記凹凸模様形成基板の前記凹凸模様非形成部分が接着され、前記第1の層の前記第2の層非接着側のに任意の色の着色層が被覆されていることを特徴とする請求項4記載の型枠用シート。
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