JP6758118B2 - 自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップ - Google Patents

自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップ Download PDF

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本発明は、自動車用開閉扉に備えられて乗降時の手摺りとして使用される自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップに関する。
従来、高齢者や身障者等の乗降者が自動車の後部座席へ乗降するに際し、乗降補助具として使用される手摺りが自動車用開閉扉(以下、単にドアとも称する。)の内側面に固定設置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008―259709号公報
しかしながら、上記の様にドアの内側面に単純に固定されただけの構成から成る手摺りでは、乗降者の体重等が作用することでドアが簡単に動いてしまい安定して支えられず、この様にドアが不用意に動くことにより、乗降者は安定を失い転倒するなどの危険を招来している。
そこで、本発明では、手摺りをドアの開度に応じて追従回動させると共に、ドアをその開度で制止させられる様にした自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップを提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本発明の自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップは、自動車の開閉扉の内側面に沿って横手に長い手摺りの基端を開閉扉がヒンジ連結されたセンターピラーに枢着すると共に、開閉扉の内側面適所に手摺りの先端側を摺動自在に挿通支持するスリーブを取付け、該スリーブには手摺りの摺動を抑止するストッパー手段を設けたことを特徴とする。
又、ストッパー手段は、スリーブに直交状に螺入して手摺りの側面に先端が着離可能と成す様に進退自在に設けた螺子と、該螺子の基端に固定したレバーから成ることを特徴とする。
要するに本発明は、自動車の開閉扉の内側面に沿って横手に長い手摺りの基端を開閉扉がヒンジ連結されたセンターピラーに枢着すると共に、開閉扉の内側面適所に手摺りの先端側を摺動自在に挿通支持するスリーブを取付けたので、開閉扉を開放すると、その内側面に取付けたスリーブに先端側が挿通支持される手摺りが開閉扉の開度に応じ追従し、常に開閉扉の内側面に沿って横手に手摺りを配置させることができる。
ストッパー手段は、スリーブに直交状に螺入して手摺りの側面に先端が着離可能と成す様に進退自在に設けた螺子と、該螺子の基端に固定したレバーから成るので、該レバーを単に揺動操作するのみでスリーブ内の手摺りの側面適所を圧接及び圧接解除でき、これにより開閉扉を所望する適宜な開度で簡単に制止及び制止解除(開閉動作)させることができる等その実用的効果甚だ大である。
本発明のドアグリップを備えた自動車用開閉扉の開放時における概略斜視図である。 本発明のドアグリップとアシストグリップを備えた自動車用開閉扉の開放時における概略平面図である。 図2のX矢視図である。 図3のY矢視図である。 本発明のドアグリップとアシストグリップを備えた自動車用開閉扉の閉鎖時における概略平面図である。 図5のX矢視図である。 図6のY矢視図である。 図2のAーA断面図である。 図8のZ矢視図である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップ(以下、ドアグリップ1と称する。)は、図示しない自動車のセンターピラーSにヒンジ(図示せず)連結された自動車用開閉扉(以下、開閉扉Dと称する。)の内側面D1に沿って横手に長い手摺り2の基端2aを開閉扉Dのヒンジ側であるセンターピラーSに水平揺動可能に枢着すると共に、開閉扉Dの内側面D1適所に手摺り2の先端2b側を摺動自在に挿通支持するスリーブ3を水平方向に揺動可能に取付けて成る。
尚、図2中の符号Pは開閉扉Dの回転中心である。
手摺り2は、所定長さのパイプを平面視で略へ字状に屈曲形成し、その屈曲部2cの内角側を開閉扉Dの内側面D1側に対向させると共に、センターピラーS内側面の所定高さ位置に取付けた水平板状のブラケット4に基端2aを枢軸2dを以て枢着して成り、該枢軸2dを中心に手摺り2は同一水平面上を揺動可能と成している。
尚、手摺り2の長さは、開閉扉Dの全開状態でその先端がスリーブ3の後端より所定長さ突出する程度に長く形成されている。
スリーブ3は、短尺な円筒体からなり、その側面上の前端が開閉扉Dの内側面D1適所に突設した連結具5を介して取付けられ、該連結具5はクレビス継手から成り、該クレビス継手5はこれを構成するクレビス5aを内側面D1に突設すると共に、アイ5bをスリーブ3の側面前端より突設し、クレビス5aとアイ5bとを枢軸となるクレビスピン5cでピン接合し、スリーブ3を水平方向に揺動可能に支持し、スリーブ3とその内部を摺動する手摺り2の先端2b側の各軸線が常に一致する様にして、開閉扉Dの開度に応じ水平揺動する手摺り2がスリーブ3内を支障無く摺動できる様に成している。
又、スリーブ3には手摺り2の摺動を抑止するストッパー手段6を設けている。
このストッパー手段6は、スリーブ3に直交状に螺入して手摺り2の側面2eに先端7aが着離可能と成す様に進退自在に設けた螺子7と、該螺子7の基端に下端を固定した上向きレバー8から構成されている。
尚、螺子7の先端7aが圧接する手摺り2の先端2b側の側面2eは、螺子7の軸線に対し垂直な平坦面状に先端2bから所定長さにわたって切欠している(図8参照)。
又、図中のレバー8は、螺子7の先端7aを手摺り2より離間させた未接触状態、即ち手摺り2の先端2b側がスリーブ3内を摺動可能状態と成した位置にあり、図9の二点鎖線で表した位置にレバー8を左側へ揺動した時に螺子7は螺進し、スリーブ3内の手摺り2の側面2e適所を圧接し、これにより手摺り2の水平揺動が抑止され、同時に開閉扉Dの開閉動も抑止され、かかる開度を以て開閉扉Dは制止する。
又、センターピラーSに隣接する助手席シートMの後方には、手摺り2より若干上方で車幅方向に長いアシストグリップ9を水平配置している。
このアシストグリップ9は、図2、5に示す様に、平面視略コ字状に形成され、その左端は、前方へ直角に水平屈曲され、その前端面がブラケット4において手摺り2の枢軸2dより前方でブラケット4を前後に区画する様に直立した基板10の背面上方に固定され、右端は前方降下状に傾斜延出され、助手席シートMの座部M1の運転席シート(図示せず)側下部に固定されている(図3、4参照)。
上記の様に構成されたドアグリップ1にあっては、開閉扉Dを図5〜7に示す閉鎖状態では、ストッパー手段6におけるレバー8は右側に揺動して直立させ、該レバー8の下端からスリーブ3内に直交突入している螺子7の先端7aを手摺り2の側面2eより離間させ、該側面2eに対する螺子7の圧接が解除されており、手摺り2は揺動可能で開閉扉Dを開放可能と成している。
そして、開閉扉Dを開放すると、その内側面D1に水平方向に揺動可能に取付けたスリーブ3に先端2b側が挿通支持される手摺り2が開閉扉Dの開度に応じ追従し、常に開閉扉Dの内側面D1に沿って横手に手摺り2を配置させられる。
そして、開閉扉Dの所望する適宜な開度(図1〜4は全開)でレバー8を左回りに揺動して傾倒させることにより、螺子7を螺進させ、その先端7aでスリーブ3内の手摺り2の側面2e適所を圧接する。
これにより、スリーブ3内での手摺り2の摺動を抑止し、開閉扉Dをその開度で制止させる。
開閉扉Dの上記開度での制止状態では、手摺り2に体重が作用しても勝手に開閉扉Dが動くことはなく、乗降者は開閉扉Dの内側面D1に沿って横手に延びる手摺り2を自動車の乗降における伝い歩きの安全な支えとして利用できる。
そして、アシストグリップ9は、手摺り2に連続する様に車内の後部座席シート(図示せず)前方で水平配置されているので、後部座席シートへの乗降時の身体移動も容易であり、後部座席シートへの着席後、手摺り2やアシストグリップ9を掴むことにより乗降者は姿勢保持のために身体を安定して支えられる。
又、自動車への乗降後、レバー8を右回りに揺動して直立させ、スリーブ3内に直交突入して手摺り2の側面2e適所を圧接している螺子7の先端7aを螺退させ、その圧接を解除することで手摺り2は揺動可能となり、開閉扉Dは開閉可能となり、該開閉扉Dを閉鎖する。
2 手摺り
2a 基端
2b 先端
2e 側面
3 スリーブ
6 ストッパー手段
7 螺子
7a 先端
8 レバー
D 開閉扉
D1 内側面

Claims (2)

  1. 自動車の開閉扉の内側面に沿って横手に長い手摺りの基端を開閉扉がヒンジ連結されたセンターピラーに枢着すると共に、開閉扉の内側面適所に手摺りの先端側を摺動自在に挿通支持するスリーブを取付け、該スリーブには手摺りの摺動を抑止するストッパー手段を設けたことを特徴とする自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップ。
  2. ストッパー手段は、スリーブに直交状に螺入して手摺りの側面に先端が着離可能と成す様に進退自在に設けた螺子と、該螺子の基端に固定したレバーから成ることを特徴とする請求項1記載の自動車用開閉扉の開度保持機能付きドアグリップ。
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