JP6725797B2 - 型盤、型締装置、射出成形機 - Google Patents

型盤、型締装置、射出成形機 Download PDF

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Description

本発明は、金型が取り付けられる型盤、型締装置及び射出成形機に関する。
射出成形機やダイカスト機の型締装置は、固定型盤と可動型盤とが対向配置され、可動型盤がアクチュエータ、例えば油圧シリンダによって固定型盤に対して接近・離間するように進退移動される。そして、固定型盤に固定金型が取り付けられ、可動型盤に可動金型が取り付けられ、これら固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティに、樹脂や金属が射出されることで、所定形状の成形品が得られる。
ここで、射出成形機やダイカスト機においては、金型の寸法に応じた大型の固定型盤、可動型盤を備えている。大型の成形品を形成する場合、自ずと型盤も大型化する。なお、固定型盤と可動型盤を区別する必要がある場合を除き、両者を型盤と総称する。
型盤を大型化するには、特に型盤の金型取付面側の変形を防ぐため、型盤を補強する必要がある。型盤を補強する例としては、例えば特許文献1に開示される、型盤の金型取付面の背面側にリブを設ける構造や、例えば特許文献2に開示される、型盤を箱型とし、その内部にリブを設ける構造が知られている。
特許文献2に開示される型盤は、金型プレートと背面プレートの間に設けられ、その外周に沿って、互いに隣接する連結部の間に設けられた外周補強リブと、を備え、外周補強リブに非対称な開口部が形成されることにより、十分な強度を有しつつ、軽量化を図っている。
特許第3648178号公報 特開2009−66774号公報
特許文献2に開示される型盤のさらなる軽量化を図るには、金型プレートや背面プレートまたは各部リブなどの型盤各部の肉厚を薄くすればよい。ところがそうすると、金型プレートや背面プレートまたは各部リブの剛性が低下し型盤の必要剛性が低下するとともに、金型プレートと背面プレートの間の筒状リブ、対角補強リブ、外周補強リブから離れた領域も、金型からの接触荷重により部分的に凹状に変形するおそれがある。
そこで本発明は、型盤の剛性を維持したまま、型盤の肉厚を薄くして軽量化できる型盤を提供することを目的とする。また本発明は、そのような型盤を備える型締装置及び射出成形機を提供することを目的とする。
金型プレートと背面プレートの間であって、隣接する対角補強リブの間にも補強リブを追加する手法を検討した。この補強リブを、以下、縦横補強リブと称する。ところが縦横補強リブを設けると、金型プレートの変形が縦横補強リブを介して背面プレートが押されて、縦横補強リブの近傍で背面プレートに変形が生ずる。この変形を回避するためには、剛性を上げるべく背面プレートの肉厚を厚くすればよいが、これでは軽量化に反してしまう。
そこで本発明は、金型が取り付けられる金型プレートと、金型プレートと対向して設けられる背面プレートと、金型プレートおよび背面プレートの四隅において、タイバーに連結される連結部と、金型プレートと背面プレートの間に設けられ、金型プレートおよび背面プレートの中央部に位置する筒状リブと、金型プレートと背面プレートの間に設けられ、筒状リブと連結部を繋ぐ対角補強リブと、金型プレートと背面プレートの間に設けられ、筒状リブから隣接する連結部の間に向かって延びる縦横補強リブと、を備える型盤において、縦横補強リブは、背面プレートと繋がる寸法L2が金型プレートと繋がる寸法L1の1/2以下であるか、または、金型プレートと筒状リブとは繋がるが、背面プレートとは繋がらない、ことを特徴とする。
本発明の型盤において、縦横補強リブは、対角補強リブよりも肉厚が薄くてもよい。
本発明の型盤において、縦横補強リブは、金型プレートの側から背面プレートの側に向けて肉厚が一定であってもよいし、又は、金型プレートの側から背面プレートの側に向けて肉厚を薄くしてもよい。
本発明の型盤において、縦横補強リブは、筒状リブから離れる向きに肉厚が一定であってもよいし、又は、筒状リブから離れるのにつれて肉厚を薄くしもよい。
本発明の型盤において、縦横補強リブは、型盤の第一方向に沿って設けられていてもよいし、又は、型盤の第一方向及び第一方向に直交する第二方向に沿って設けられてもよい。
本発明の型盤において、金型プレートと背面プレートの間に設けられ、金型プレートおよび背面プレートの外周部に沿って、互いに隣接する連結部の間に設けられた外周補強リブと、を備える場合には、外周補強リブに、金型プレートと背面プレートとの中心線に対して非対称な開口部が形成されている、ことが好ましい。
この開口部は、背面プレートよりも金型プレートの剛性が高くなるように形成されている、ことが好ましい。
本発明の型盤において、筒状リブよりも径方向の外側における筒状リブの外周から金型プレートの外周までの径方向に沿った寸法をLとすると、寸法Lと寸法L1、L2とは以下を満足することが好ましい。
L/2≦L1≦L
0≦L2≦L/2
本発明は、金型が取り付けられる一対の型盤と、金型を開閉するため、一対の型盤の少なくとも一方を他方に対して進退移動させる型盤駆動部と、を備える型締装置を提供するが、一対の型盤の一方又は双方について、以上で説明した型盤を用いることができる。
また、本発明は、金型が取り付けられる一対の型盤と、金型を開閉するため、一対の型盤の少なくとも一方を他方に対して進退移動させる型盤駆動部と、金型のキャビティに成形材料を射出する射出シリンダと、を備える射出成形機を提供するが、一対の型盤の一方又は双方について、以上で説明した型盤を用いることができる。
本発明に係る型盤は、金型プレートと筒状リブを繋ぐ縦横補強リブを備えているので、金型プレートを薄くしたとしても剛性を確保できる。
一方で、縦横補強リブは背面プレートと接続されていないか、接続されていても接続長さが短いので、背面プレートに縦横補強リブからの変位・変形が伝わらないか、伝わったとしても背面プレートの変位・変形を小さくできる。したがって、本発明に係る型盤によれば、軽量化しても背面プレートを厚くして剛性を上げる必要がない。
また、金型プレートから縦横補強リブに伝わる荷重は、縦横補強リブが外周に接続される筒状リブへ伝わるが、筒状という形状はそもそもアーチ形状(円弧形状)により外周側からの荷重が周方向の力に変換されるため、外周側からの荷重に対する剛性が高い。したがって、縦横補強リブを設けても筒状リブの肉厚を厚くする必要はない。
さらにまた、縦横補強リブを設けるとその分だけ型盤の質量が増えるが、本発明に係る型盤は、型盤の中で大きな質量を占める金型プレートを薄くできるため、金型プレートの剛性を確保しながら、型盤の全体としての軽量化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る射出成形機の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る型盤を金型プレート側から見た斜視図である。 図2の型盤を背面プレート側から見た斜視図である。 図2の型盤の一部断面図である。 図2の型盤に設けられたリブを示す斜視断面図である。 図2の型盤を示し、(a)は型盤の側断面図、(b)は型盤を背面プレート側から見たときの半断面図、(c)は型盤の側面図である。 可動型盤の例を示す斜視断面図である。 図2の型盤の縦横補強リブの平面形態を示す図である。 図2の型盤の縦横補強リブの肉厚を説明する図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて、射出成形機を例に本実施形態に係る型盤を詳細に説明する。はじめに、本実施形態に係る型盤が用いられる射出成形機1の型締装置について説明した後に、型盤について説明する。
[型締装置]
射出成形機1の型締装置は、図1に示すように、基台18に固定型盤2が取り付けられ、固定型盤2に固定金型4が取り付けられている。固定金型4に対向する可動金型5は、基台18に敷設されたガイドレール19に案内され、図示を省略するリニアベアリングを介して固定型盤2に対向して移動する可動型盤3に取り付けられている。可動型盤3を進退移動させることで金型の開閉は油圧シリンダ22による油圧駆動力が用いられる。
なお、本実施例では、可動型盤3を進退移動させるアクチュエータとして油圧駆動の油圧シリンダ22にて例示したが、油圧シリンダではなくサーボモータなどの電動モータ駆動のボールねじなどを使用しても支障はない。また可動型盤3の支持構造をガイドレール19とリニアベアリングを使用する例を示すが、ガイドレール19とリニアベアリングの代わりに、シューと摺動盤を使用しても支障はない。
複数のタイバー15が、固定型盤2に内蔵する複数の型締油圧シリンダ2A内で摺動するラム16に直結して設けられている。各タイバー15の先端部は、可動型盤3の表裏を貫通している。タイバー15の先端部にはねじ溝15Aが形成されており、このねじ溝15Aに可動型盤3の反金型側に配置された半割ナット17が係合することで、タイバー15の引張方向を固定拘束している。油圧切換弁29は、図示しない射出成形制御装置の指令により、型開閉の油圧シリンダ22、型締油圧シリンダ2Aの駆動等の油圧を切換える役割を有している。
なお、本実施形態では、タイバー15の先端部と半割ナット17との噛み合い部分をねじ溝15Aとしているが、ねじ溝15Aの溝形状は、三角ねじ、台形ねじなどの螺旋溝や、ノコ歯状などの平行溝など、半割ナット17とタイバー15とを、軸方向に締結できる溝形状であれば支障はない。また本実施形態では、型締油圧シリンダを内蔵する固定型盤と半割ナットを配置された可動型盤の例を示したが、トグル式型締装置のような型締油圧シリンダを内蔵しない固定型盤と半割ナットを備えていない可動型盤を本発明に適用しても支障ない。
固定金型4の樹脂入り口に当接しているノズルを備えた射出シリンダ6には、射出シリンダ6と一体のフレーム6Aが設けられている。このフレーム6Aに射出シリンダ6の中心線の両側に対称に、一対の射出駆動サーボモータ12、12が取り付けられ、この射出駆動サーボモータ12、12の出力軸にボールねじ軸8、8が直結されている。射出スクリュ7は、移動フレーム27内で、射出スクリュ回転駆動モータ13によって回転駆動され、射出シリンダ6内の樹脂の送り出しと可塑化を行う。
移動フレーム27には、一対のボールねじナット9、9が対称に取り付けられ、このボールねじナット9、9にボールねじ軸8、8が螺合している。一対の射出駆動サーボモータ12、12が同期回転駆動されることにより、射出スクリュ7は射出シリンダ6の中を軸方向に前後進して樹脂の射出動作を行う。
射出成形機1は、射出駆動サーボモータ12、12で射出スクリュ7を前後進させながら、射出スクリュ回転駆動モータ13で射出スクリュ7を回転させることで樹脂を可塑化して溶融する。
射出成形機1は、固定金型4と可動金型5が型締されることによって形成された金型キャビティの中に溶融樹脂を射出する。成形品が冷却固化した後は、可動金型5は固定金型4との型締結合を解き、移動用の油圧シリンダ22の作動により固定金型4から離れて成形品を取出すようになっている。
なお、本実施形態では、射出装置および可塑化装置のアクチュエータとして電動モータ駆動のボールねじの例を示したが、射出装置のアクチュエータは、油圧駆動の油圧シリンダを使用しても支障ない。
[型盤]
次に、本実施形態に係る固定型盤2及び可動型盤3の構造などを説明する。ここで、固定型盤2と可動型盤3との区別を行う必要がある場合を除き、固定型盤2、可動型盤3を型盤30と総称することがある。なお、以下においては、固定型盤2をまず例に挙げて型盤30の構造を説明する。なお、型盤30は所定の金属材料を鋳造または板金溶接して一体に成形される、箱型の型盤である。
図2および図3に示すように、型盤30は、固定金型4が取り付けられる金型取付面30Aが、所定の厚さを有した金型プレート31の表面に形成されている。金型プレート31から所定寸法だけ離れた位置に、金型プレート31とほぼ平行に背面プレート32が配置されており、この背面プレート32が、型盤30において金型取付面30Aと対向する背面30Bを形成している。
図2及び図3に示すように、金型プレート31、背面プレート32の四隅には、タイバー15あるいは型締め油圧シリンダ23が、挿入あるいは固定される円筒状の連結部33が設けられている。このうち、下側に位置する2つの連結部33の底面33Aは、基台18上に載せるための平面を有している。
図2〜図6に示すように、金型プレート31と背面プレート32との間であって、それぞれの平面の中央部に筒状リブ34が設けられている。固定型盤2として用いられる型盤30は、この筒状リブ34の内側に図1に示した射出シリンダ6の先端部が挿入され、金型プレート31の中央部に形成されたノズル孔35から樹脂を射出できるようになっている。
金型プレート31と背面プレート32の間には、外周補強リブ36が設けられている。外周補強リブ36は、金型プレート31と背面プレート32の外周部に沿って、互いに隣接する連結部33、33を繋ぐように設けられている。
さらに、金型プレート31と背面プレート32の間には、四つの対角補強リブ37が設けられている。それぞれの対角補強リブ37は、金型プレート31と背面プレート32の対角線方向に延びており、四隅の連結部33のそれぞれと筒状リブ34とを繋いでいる。それぞれの対角補強リブ37は、互いに略90°の間隔を隔てて十字状に配列されている。なお、対角補強リブ37は四隅の連結部33を連結する機能を有していればその形状は任意であり、型盤30が横長形状、あるいは縦長形状の矩形である場合は、対角補強リブ37は互いに90°以上あるいは90°以下の間隔を隔てて十字状に配列されても支障ない。
さらにまた、金型プレート31と背面プレート32の間には、二つの縦補強リブ38Aと二つの横補強リブ38Bが設けられている。
それぞれの縦補強リブ38Aは、金型プレート31と背面プレート32の上縁の中点と下縁の中点を結ぶ方向(鉛直方向中心線)に沿って設けられている。また、それぞれの横補強リブ38Bは、金型プレート31と背面プレート32の左縁の中点と右縁の中点を結ぶ方向(水平方向中心線)に沿って設けられている。縦補強リブ38Aは鉛直方向(第一方向)に沿って設けられるとともに横補強リブ38Bは水平方向(第二方向)に沿って設けられ、互いに直交するように十字状に配列されている。なお、縦補強リブ38Aと横補強リブ38Bを区別する必要のない場合には、縦横補強リブ38と総称する。
外周補強リブ36、対角補強リブ37及び縦横補強リブ38は、金型プレート31と背面プレート32の間に亘って設けられている。
外周補強リブ36には、型盤30の例えば鋳造による製造時に、外周補強リブ36、互いに隣接する対角補強リブ37、37及び筒状リブ34によって囲まれた空間100を形成するための中子を保持するための鋳抜き孔である開口部40が形成されている。開口部40は、それぞれの外周補強リブ36において、互いに隣接する連結部33、33の中間位置に形成されている。
図6(c)に示すように、開口部40は、外周補強リブ36の金型プレート31側の剛性が、背面プレート32側の剛性よりも高くなるよう、金型プレート31と背面プレート32との中心線Cに対して非対称となる位置、形状に設定されている。
例えば、開口部40は、中心線Cに対し、背面プレート32側にオフセットした位置Sを中心として、金型プレート31側が半径R2(図示せず)の半円弧状部40Aとされ、背面プレート32側は半径R1(図示せず)の円弧部40Bと、背面プレート32に平行な直線部40Cとされている。ここで、R2>R1とされている。
このような開口部40は、半円弧状部40Aと円弧部40Bの接点、すなわち位置Sに対し、金型プレート31側の高さが背面プレート32側の高さより大きく設定される。
また、半円弧状部40A及び円弧部40Bのそれぞれの、金型プレート31に平行な方向の寸法をL4、L3(図示せず)とすると、L4>L3とされている。
以上説明した形状の開口部40を形成することで、開口部40は、中心線Cに対し金型プレート31側の開口面積が背面プレート32側の開口面積よりも小さいために、外周補強リブ36は、金型プレート31側の剛性が、背面プレート32側の剛性よりも高くなっている。
次に、本実施形態の特徴である縦横補強リブ38について説明する。
縦横補強リブ38は、鋳造により型盤30として他の部分と一体的に形成される。縦横補強リブ38は、図8(a)に示すように、金型プレート31と繋がる第一接続辺39Aと、筒状リブ34と繋がる第二接続辺39Bと、背面プレート32と繋がる第三接続辺39Cと、を備えている。
本実施形態において、第一接続辺39Aは、筒状リブ34よりも径方向Yの外側において、径方向Yに沿って筒状リブ34の外周から金型プレート31の外周まで連続して連結している。第二接続辺39Bは、金型プレート31と背面プレート32の挟まれる筒状リブ34の軸方向Xに沿って、筒状リブ34の全長に亘って連続して連結している。また、第三接続辺39Cは、筒状リブ34よりも径方向Yの外側における背面プレート32の一部だけと繋がっている。
ここで、図8(a)に示すように、筒状リブ34よりも径方向Yの外側における筒状リブ34の外周から金型プレート31の外周までの径方向Yに沿った寸法をLとする。また、第一接続辺39Aが金型プレート31と繋がっている寸法をL1とし、第三接続辺39Cが背面プレート32と繋がっている寸法をL2とすると、縦横補強リブ38のL1、L2は下記の第1条件及び第2条件を満足することが好ましい。なお、図8(a)に示される実線はL1=L,L2=L/2の例を示し、一点鎖線はL1=L,L2=0の例を示している。
<L1,L2の条件>
L/2≦L1≦L 第1条件
0≦L2≦L/2 第2条件
L1/2≧L2 第3条件
第1条件は、第一接続辺39Aが金型プレート31と繋がる最大の寸法がLであることを特定している。
また、第1条件は、第一接続辺39Aが金型プレート31と繋がる最小の寸法がL/2であることを特定している。寸法L1をL/2よりも小さくすると、第一接続辺39Aよりも外周側の金型プレート31の背面に縦横補強リブ38がないため、金型プレート31を薄くした際に第一接続辺39Aよりも外周側において金型プレート31の変形が発生し易くなる。この場合、金型プレート31を薄くしたとしても剛性を確保するという、縦横補強リブ38による本発明の機能・効果が十分に得られないからである。なお、L1=L/2の例が図8(b)に実線として示されている。
寸法L1は、好ましくは3L/4以上であり、最も好ましくはL1=Lである。
次に、第2条件は、第三接続辺39Cが背面プレート32と繋がらない(L2=0)ことを特定している。この場合、固定金型4が取り付けられることによって金型プレート31に荷重が加わったとしても、この荷重による変形が縦横補強リブ38から背面プレート32に伝わるおそれがない。
また、第2条件は、第三接続辺39Cが背面プレート32と繋がったとしても、その最大の寸法がL/2であることを特定している。この場合、金型プレート31に取り付けられた固定金型4を型締めした際に金型プレート31に発生する変形が背面プレート32に伝わる部位を、縦横補強リブ38が筒状リブ34と連結されているために、撓み変形が小さい第二接続辺39B近傍に限定できる。これにより、背面プレート32への変形の影響を小さく抑えることができる。
縦横補強リブ38は、第1条件と第2条件という好ましい条件を満たすのに加えて、L1/2≧L2という第3条件を満たす。この第3条件が示すように、縦横補強リブ38は背面プレート32と接続されていないか、接続されていても接続長さが短いので、背面プレート32に縦横補強リブ38からの変位・変形が伝わらないか、伝わったとしても背面プレートの変位・変形を小さくできる。
金型プレート31に固定金型4が取り付けられ型締めされると、金型プレート31に荷重が加わり、この荷重による金型プレート31の変形は縦横補強リブ38に伝わり、さらに縦横補強リブ38から背面プレート32に伝わって型盤30全体を大きく変形させるおそれがある。しかし、縦横補強リブ38が以上の条件を備えることにより、縦横補強リブ38からの力が背面プレート32に伝わらなくなるか、伝わったとしても小さく抑えることができる。
例えば、寸法L2がL2=Lを満たすように縦横補強リブ38を構成すれば、固定金型4を取り付けて型締めする際に金型プレート31に生ずる荷重の相当程度が背面プレート32に伝わり型盤30全体を大きく変形させてしまう。
以上の説明では、第二接続辺39Bは、金型プレート31と背面プレート32の挟まれる筒状リブ34の軸方向Xに沿って、筒状リブ34の全長に亘って連続して連結している状態、つまり第二接続辺39Bの長さが筒状リブ34の全長と同じである例を示しているが、本実施形態これに限らない。例えば図8(b)に一点鎖線で示すように、第二接続辺39Bの長さが筒状リブ34の全長よりも短くてもよい。この縦横補強リブ38のテーパ形状は、一点鎖線で示すように単一の直線線分または単一の円弧状線分によるテーパでもよいし、二点鎖線で示すように複数の直線線分の組み合わせ又は円弧状線分を組み合わせたテーパ形状でもよい。
次に、縦横補強リブ38は、その厚さは任意であるが、少なくとも対角補強リブ37よりも薄くしてもよい。これは、対角補強リブ37は金型プレート31と背面プレート32の間にあって、金型プレート31と背面プレート32が変形するのを防ぐための主要骨格であり、型盤30の全体剛性および強度を担うのに十分な厚肉寸法を有しているのに対して、縦横補強リブ38は金型プレート31の荷重を筒状リブ34に伝えることで金型プレート31を補強することを目的とするという相違に基づいている。つまり、本実施形態において、図9(a)に示すように、対角補強リブ37の厚さをT2とし、縦横補強リブ38の厚さをT1とすると、以下の第4条件及び第5条件を満たすことができる。ただし本実施形態において、縦横補強リブ38を対角補強リブ37よりも厚くすることを許容するものの、剛性確保に必要な質量を超える質量を抱えることになりかねないので、縦横補強リブ38を対角補強リブ37よりも薄くすることが好ましい。
<T1,T2の条件>
T1<T2 第4条件
T2/4≦T1≦T2/2 第5条件
第4条件は、縦横補強リブ38が対角補強リブ37より肉厚が薄いことを特定している。
また、第5条件は、縦横補強リブ38の肉厚は、対角補強リブ37の肉厚の1/4以上であることが好ましいことを特定している。これは、縦横補強リブ38の肉厚がこれよりも薄くなると、縦横補強リブ38の機能を十分に発揮できなくなるからである。
また、第5条件は、縦横補強リブ38の肉厚は、対角補強リブ37の肉厚の1/2以下であることが好ましいことを特定している。これは、対角補強リブ37の肉厚の1/2を超えても、縦横補強リブ38に要する重量が増えるのに対応するだけの補強の効果が十分に得られなくなるからである。
[効 果]
以下、本実施形態に係る型盤30が奏する効果を説明する。
本実施形態に係る型盤30は、金型プレート31と筒状リブ34を繋ぐ縦横補強リブ38を備えているので、金型プレート31を薄くしたとしても剛性を確保できる。
一方で、縦横補強リブ38は背面プレート32と接続されていないか、接続されていても接続長さが短いので、背面プレート32に縦横補強リブ38を介する金型プレート31の変形が伝わらないか、伝わったとしても金型プレート31の変形の影響を小さくできる。したがって、本実施形態に係る型盤30によれば、背面プレート32を厚くして剛性を上げる必要がないので、質量の増加はない。
また、縦横補強リブ38に伝わる荷重は、縦横補強リブ38と接続される筒状リブ34へ伝わるが、筒状という形状はそもそもアーチ形状(円弧形状)により外周側からの荷重が周方向の力に変換されるため、外周側からの荷重に対する剛性が高い。したがって、縦横補強リブ38を設けても筒状リブ34の肉厚を厚くする必要はない。
縦横補強リブ38を設けるとその分だけ質量が増えることは否めないが、本実施形態によれば筐体構造体である型盤30の主要骨格であり大きな質量を占める金型プレート31を薄くできるため、金型プレート31の剛性を確保しながら、型盤30の軽量化を図ることができる。
また、型盤30の軽量化によって、可動型盤3の慣性力が低減するため、可動型盤3の駆動力を小さくすることができ、型締装置の省エネルギ化に有効である。
また、縦横補強リブ38を金型プレート側から背面プレート側に向けて、斜め形状とすることで、外周補強リブ36と互いに隣接する対角補強リブ37、37及び筒状リブ34によって囲まれ、縦横補強リブ38によって区分された空間100を連通させることができる。これにより、型盤30の鋳造時において、空間100を形成するための中子を一体構造とすることができるため、該当部の中子は分割構造とする必要がなく、縦横補強リブ38の有無における造形の手間は変わらない。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に置き換えたりすることができる。
はじめに、以上の実施形態は固定型盤2を例にして型盤30の説明をしたが、可動型盤3に縦横補強リブ38を適用できる。以下、その一例を示す。
例えば、図7に示すように、可動型盤3は、上述した固定型盤2としての型盤30と同様、可動金型5が取り付けられる金型取付面30Aが、所定の厚さを有した金型プレート31によって形成され、金型プレート31から所定寸法離間した位置に、金型プレート31とほぼ平行に背面プレート32が配置されて、この背面プレート32が金型取付面30Aの背面30Bを形成している。
そして、金型プレート31、背面プレート32の四隅には、連結部33が設けられ、金型プレート31、背面プレート32の中央部には円筒状の筒状リブ34が設けられている。
さらに、金型プレート31と背面プレート32の間には、その外周部に沿って、互いに隣接する連結部33、33を連結するように、外周補強リブ36が設けられるとともに、金型プレート31と背面プレート32の対角線方向に延びる対角補強リブ37が、四隅の連結部33のそれぞれと筒状リブ34との間に設けられている。さらに、金型プレート31と背面プレート32の間には、二つの縦横補強リブ38が設けられている
これら外周補強リブ36、対角補強リブ37は、縦横補強リブ38は、金型プレート31と背面プレート32の間に亘って設けられている。
そして、外周補強リブ36には、互いに隣接する連結部33、33の中間位置に開口部40が形成されている。
通常、可動型盤3は、固定型盤2として用いられる型盤30のように、射出シリンダ6の先端部が挿入されることがないため、可動型盤の中央部に中実の支柱が存在している。この可動型盤3においても縦横補強リブ38を設けることで金型プレート31を薄くすることができる。これにより、可動型盤3の重量を低減することができる。
可動型盤3は型開閉時に移動するため、重量を低減すれば慣性力が減少し、可動型盤3の駆動機構に必要とされる力が少なくて済む。したがって、上記のように、可動型盤3の重量を抑えつつ、有効に剛性向上を図るのは非常に有効である。
また、縦横補強リブ38は、縦補強リブ38Aと横補強リブ38Bを備えているが、本発明の型盤は、縦補強リブと横補強リブの両者を必須とするものではない。例えば、型盤が鉛直方向よりも水平方向に長い横長の形態を有している場合には型盤の剛性を考慮して、水平方向(第一方向)に横補強リブを設けるが、鉛直方向(第二方向)には縦補強リブは設けないという選択肢がある。また型盤が略正方形であっても、成形に主に使用する金型が横長の形態を有している場合も同様に、水平方向(第一方向)に横補強リブを設けるが、鉛直方向(第二方向)縦補強リブは設けないという選択肢がある。逆に、型盤または成形に主に使用する金型が、水平方向より鉛直方向に長い縦長の形態を有している場合は、鉛直方向(第二方向)に縦補強リブを設けるが、水平方向(第一方向)には横補強リブ設けないという選択肢がある。
また、以上の実施形態は、縦補強リブ38Aと横補強リブ38Bは配置が異なる以外は、前述した第1条件〜第5条件が同じ、つまり仕様が同じことを前提としているが、本発明はこれに限定されない。例えば、縦補強リブ38Aと横補強リブ38Bとで仕様が異なっていてもよい。
さらに、以上で説明した縦横補強リブ38は、肉厚が一定であることを前提としているが、本発明はこれに限定されず、肉厚を変えることもできる。例えば、金型プレート31の側から背面プレート32の側に向けて肉厚を薄くできるし、筒状リブ34の側から離れるにつれて肉厚を薄くできる。
また、以上説明した開口部40は、同様の効果を得ることができるのであれば、その位置や形状を上記に挙げたものに限定するものではない。
例えば、開口部40の形状は、三角形状、台形状等としても良い。その場合、角部は応力集中を避けるためにR加工とするのが望ましい。また、開口部40を円形、楕円形、長円形等とし、中心線Cに対して背面プレート32側にオフセットして形成するようにしても良い。
また、例えば、背面プレート32を、互いに隣接する連結部33、33の中間位置における厚さ(t1)に対し、連結部33に近い部分の厚さ(t2)が大きくなるように形成することができる。なお、厚さ(t1)の位置及び厚さ(t2)の位置については、図3に示している。
この場合、背面プレート32の厚さを上記のように変化させるには、連結部33、33の中間位置と、連結部33に近い部分とで、段付形状としてもよいし、連結部33、33の中間位置から連結部33に近い部分に向けてその板厚が漸次増大するようにしてもよい。
こうすることで、連結部33から、油圧シリンダ22やタイバー15によって型盤30に作用する外力が連結部33から背面プレート32に流れる際に、連結部33に応力が集中するのを抑制でき、背面プレート32の全体に均等に分散させることができる。
型盤30を鋳造にて製造するに際し、外周補強リブ36、互いに隣接する対角補強リブ37、37、筒状リブ34によって囲まれた空間100を形成するのに必要な中子を保持するため、開口部40の他にも中子保持孔を形成することができる。
また、金型プレート31の裏面側に、背面プレート32には連結されない補強リブを形成するようにしてもよい。この補強リブは、格子状等に形成することができる。格子状の補強リブは、水平方向に延びる複数のリブと鉛直方向に延びる複数のリブを互いに交差させることで構成してもよい。これにより金型プレート31の剛性が向上するため、変形を抑制できる。その結果、金型プレート31の変形による金型合わせ面の口開きを抑制し、成形品のバリの発生を抑制することが可能となる。
また、上記実施形態においては、射出成形機1を対象として本発明の例を説明したが、同様の型締装置は、ダイカスト機にも適用することが可能である。
1 射出成形機
2 固定型盤
2A 型締油圧シリンダ
3 可動型盤
4 固定金型
5 可動金型
6 射出シリンダ
6A フレーム
7 射出スクリュ
8 ボールねじ軸
9 ナット
12 射出駆動サーボモータ
13 射出スクリュ回転駆動モータ
15 タイバー
15A ねじ溝
16 ラム
17 半割ナット
18 基台
19 ガイドレール
22 油圧シリンダ
23 型締め油圧シリンダ
27 移動フレーム
29 油圧切換弁
30 型盤
30A 金型取付面
30B 背面
31 金型プレート
32 背面プレート
33 連結部
33A 底面
34 筒状リブ
35 ノズル孔
36 外周補強リブ
37 対角補強リブ
38 縦横補強リブ
38A 縦補強リブ
38B 横補強リブ
39A 第一接続辺
39B 第二接続辺
39C 第三接続辺
40 開口部
40A 半円弧状部
40B 円弧部
40C 直線部
100 空間

Claims (10)

  1. 金型が取り付けられる金型プレートと、
    前記金型プレートと対向して設けられる背面プレートと、
    前記金型プレートおよび前記背面プレートの四隅において、タイバーに連結される連結部と、
    前記金型プレートと前記背面プレートの間に設けられ、前記金型プレートおよび前記背面プレートの中央部に位置する筒状リブと、
    前記金型プレートと前記背面プレートの間に設けられ、前記筒状リブと前記連結部のそれぞれを繋ぐ対角補強リブと、
    前記金型プレートと前記背面プレートの間に設けられ、前記筒状リブから隣接する前記連結部の間に向かって延びる縦横補強リブと、を備え、
    前記縦横補強リブは、
    前記背面プレートと繋がる寸法L2が前記金型プレートと繋がる寸法L1の1/2以下であるか、または、
    前記金型プレートと前記筒状リブとは繋がるが、前記背面プレートとは繋がらない、
    ことを特徴とする型盤。
  2. 前記縦横補強リブは、
    前記対角補強リブよりも肉厚が薄い、
    請求項1に記載の型盤。
  3. 前記縦横補強リブは、
    前記金型プレートの側から前記背面プレートの側に向けて肉厚が一定であるか、又は、
    前記金型プレートの側から前記背面プレートの側に向けて肉厚が薄くなる、
    請求項2に記載の型盤。
  4. 前記縦横補強リブは、
    前記筒状リブの側から離れる向きに肉厚が一定であるか、または、
    前記筒状リブの側から離れるのにつれて肉厚が薄くなる、
    請求項2に記載の型盤。
  5. 前記縦横補強リブは、
    前記型盤の第一方向に沿って設けられるか、又は、
    前記型盤の第一方向及び前記第一方向に対して直交する方向に沿って設けられる、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の型盤。
  6. 前記金型プレートと前記背面プレートの間に設けられ、前記金型プレートおよび前記背面プレートの外周部に沿って、互いに隣接する前記連結部の間に設けられた外周補強リブ、を備え、
    前記外周補強リブに、前記金型プレートと前記背面プレートとの中心線に対して非対称な開口部が形成されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の型盤。
  7. 前記開口部は、
    前記背面プレートよりも前記金型プレートの剛性が高くなるように形成されている、
    請求項6に記載の型盤。
  8. 前記筒状リブよりも径方向の外側における前記筒状リブの外周から前記金型プレートの外周までの前記径方向に沿った寸法をLとすると、前記寸法Lと前記寸法L1、L2とは以下を満足する、
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の型盤。
    L/2≦L1≦L
    0≦L2≦L/2
  9. 金型が取り付けられる一対の型盤と、
    前記金型を開閉するため、一対の前記型盤の少なくとも一方を他方に対して進退移動させる型盤駆動部と、を備え、
    一対の前記型盤の一方又は双方が請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の型盤であることを特徴とする型締装置。
  10. 金型が取り付けられる一対の型盤と、
    前記金型を開閉するため、一対の前記型盤の少なくとも一方を他方に対して進退移動させる型盤駆動部と、
    前記金型のキャビティに成形材料を射出する射出シリンダと、を備え、
    一対の前記型盤の一方又は双方が請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の型盤であることを特徴とする射出成形機。
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