JP2007015167A - 横型成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】横型成形装置において、トリミング精度を高め、かつ、設備側のタイバーを廃止することも可能にする。
【解決手段】固定側金型20と可動側金型22とが左右に対向して配置され、固定側金型に対して可動側金型を進退させることにより、両金型20,22の開閉を行う横型成形装置であって、固定側金型20に対する可動側金型22の進退動作を案内するように配置された複数本のガイドポスト22dを備えている。そして、これらのガイドポストは、型開き状態においても固定側金型20と可動側金型22との連結状態を維持するように設定されている。
【選択図】 図1
【解決手段】固定側金型20と可動側金型22とが左右に対向して配置され、固定側金型に対して可動側金型を進退させることにより、両金型20,22の開閉を行う横型成形装置であって、固定側金型20に対する可動側金型22の進退動作を案内するように配置された複数本のガイドポスト22dを備えている。そして、これらのガイドポストは、型開き状態においても固定側金型20と可動側金型22との連結状態を維持するように設定されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、固定側金型と可動側金型とが左右に対向して配置された形式の横型成形装置に関する。
この種の横型成形装置においては、固定側金型および可動側金型が、それぞれに対応する設備側のダイプレートに取り付けられ、これらのダイプレートは複数本(4本)のタイバーによって支持されている。そして、固定側のダイプレートに対して可動側のダイプレートが各タイバーに案内されて進退することにより、両金型の開閉が行われる。また、固定側金型および可動側金型の相対向する面において、その一方には複数本(4本)のガイドポストがあり、他方には型閉じ時に各ガイドポストが個々に嵌り込む複数個のガイド孔がある。ただし、金型の型開き状態での各ガイドポストは、ガイド孔から抜け出るようになっている。
なお、特許文献1には、一般に知られた縦型成形装置の技術が開示されている。この技術では、設備側のダイプレートが4本のタイバーによって支持されている。また、型開き状態では、金型の一方に設けた各ガイドポストが他方のガイド孔から抜け出ている。
特開2000−190332号公報
横型成形装置において、設備側のタイバーを廃止すると、型開き状態での金型がその重量によって傾き、固定側金型と可動側金型とが平行に保たれない場合がある。その結果、例えばシート状ワークの成形装置における成形からトリミングまでの間で、金型に偏荷重が生じ、トリミング精度が低下してバリ発生などを招く。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、横型成形装置において、型開き状態での両金型の平行度を維持しながら例えばシート状ワークの成形からトリミングへの移行を可能とし、トリミング精度を高め、かつ、設備側のタイバーを廃止することも可能にすることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、固定側金型と可動側金型とが左右に対向して配置され、固定側金型に対して可動側金型を進退させることにより、両金型の開閉を行う横型成形装置であって、固定側金型に対する可動側金型の進退動作を案内するように配置された複数本のガイドポストを備えている。そして、これらのガイドポストは、型開き状態においても固定側金型と可動側金型との連結状態を維持するように設定されている。
請求項1に記載の発明は、固定側金型と可動側金型とが左右に対向して配置され、固定側金型に対して可動側金型を進退させることにより、両金型の開閉を行う横型成形装置であって、固定側金型に対する可動側金型の進退動作を案内するように配置された複数本のガイドポストを備えている。そして、これらのガイドポストは、型開き状態においても固定側金型と可動側金型との連結状態を維持するように設定されている。
この構成によれば、横型成形装置の型開き状態においても、ガイドポストによって固定側金型と可動側金型との平行度が保持される。したがって、例えばシート状のワークを成形する場合に、両金型の平行度を維持しながら成形からトリミングまでを行うことができ、トリミングの精度が高められバリ発生などが防止されるとともに、設備側のタイバーを廃止することも可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された横型成形装置であって、複数本のガイドポストは、固定側金型および可動側金型のいずれか一方側に固定され、かつ、他方側に貫通して形成されたガイド孔に対してスライド自在に挿通させている。
これにより、簡単な構造で横型成形装置の金型の平行精度を保つことができる。
これにより、簡単な構造で横型成形装置の金型の平行精度を保つことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、横型成形装置の概要を型開き状態で表した構成図である。図2〜4は、横型成形装置の金型構造のみを表した構成図であって、図2はワークセット工程を示し、図3は成形工程を示し、図4はトリミング工程を示している。
図1は、横型成形装置の概要を型開き状態で表した構成図である。図2〜4は、横型成形装置の金型構造のみを表した構成図であって、図2はワークセット工程を示し、図3は成形工程を示し、図4はトリミング工程を示している。
図1で示すように、横型成形装置の設備側においては、固定側のダイプレート10と可動側のダイプレート12とが対向して配置されている。可動側のダイプレート12は、設備のベース16側に設けられた型締めシリンダ14の作動により、固定側のダイプレート10に対して進退する。これらの両ダイプレート10,12の相対向する面に、シート成形用の一対の金型20,22が個別に組み付けられている。つまり、ダイプレート10に固定側金型20の金型プレート20aがボルトやクランプで締結され、ダイプレート12に可動側金型22の金型プレート22aが同じくボルトやクランプで締結されている。
固定側金型20は、その金型プレート20aの中央部に成形部20bを有し、この成形部20bの周囲四隅においてサポート20cをそれぞれ有する。各サポート20cの軸心部には、ガイド孔20dがそれぞれ形成されている。これらのガイド孔20dは、個々のサポート20cの端面から金型プレート20aの背面側まで貫通し、さらにはダイプレート10も貫通している。
可動側金型22は、その金型プレート22aの中央部に成形部22bおよびトリミング刃22eを有する。この成形部22bと、固定側金型20の成形部20bとは、互いに対応する形状の成形面をもっている。トリミング刃22eは、トリミング工程において可動刃として機能し、そのときに固定側金型20の成形部20b外周のエッジが固定刃として機能する。
また、可動側金型22における金型プレート22aには、成形部22bの周囲四隅においてサポート22cがそれぞれ設けられている。各サポート22cには、固定側金型20に向かって延びるガイドポスト22dがそれぞれ設けられている。これらのガイドポスト22dの基端部は可動側金型22の各サポート22cに固定され、先端部は固定側金型20の各ガイド孔20dに対してスライド自在に挿通されている。つまり、図1,2で示す型開き状態においても、各ガイドポスト22dの先端側は、それぞれに対応するガイド孔20dに対し、所定の長さにわたって挿入されている。
つづいて、横型成形装置によるシート成形の概要を説明する。
まず、金型20,22の型開き状態において、固定側金型20における成形部20bの成形面上にシート状のワークWをセットする(図2)。つぎに、図1で示す固定側のダイプレート10に向けて可動側のダイプレート12を接近させるように型締めシリンダ14を作動させることにより、固定側金型20と可動側金型22とは図3で示す型閉じ状態となる。この型閉じ状態では、両金型20,22における成形部20b,22bの成形面間でワークWが所定の形状に成形されている。
まず、金型20,22の型開き状態において、固定側金型20における成形部20bの成形面上にシート状のワークWをセットする(図2)。つぎに、図1で示す固定側のダイプレート10に向けて可動側のダイプレート12を接近させるように型締めシリンダ14を作動させることにより、固定側金型20と可動側金型22とは図3で示す型閉じ状態となる。この型閉じ状態では、両金型20,22における成形部20b,22bの成形面間でワークWが所定の形状に成形されている。
そして、可動側金型22が図3の状態から固定側金型20に向けてさらに進行することにより、可動側金型22のトリミング刃22eが固定側金型20における成形部20bの外側面まで移動し、ワークWの余剰部分をカット(トリミング)する(図4)。なお、図3で示す成形から図4で示すトリミングまでの可動側金型22のストロークは、実際には30mm程度であるが、図面では作動状態を明瞭にするために可動側金型22の動き量を誇張して表している。
両金型20,22の型開き状態から型閉じまでの間においては、各ガイドポスト22dがそれぞれのガイド孔20dに常に挿入されており、固定側金型20に対する可動側金型22の進退動作を案内している。したがって、横型成形装置であっても、固定側金型20と可動側金型22との平行度が常に高精度に保たれる。つまり、ワークWの成形(図3)からトリミング(図4)までの間においても、両金型20,22の平行度が高精度に維持され、金型破損などが回避されてワークWのバリ発生などが防止される。
以上は本発明を実施するための最良の形態を図面に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるものである。
例えば、両金型20,22のガイドポスト22dとガイド孔20dとの位置関係は相対的のものであり、ガイドポスト22dを固定側金型20のサポート20cに固定し、ガイド孔20dを可動側金型22のサポート22c(および金型プレート22aなど)に形成することは、当然可能である。
例えば、両金型20,22のガイドポスト22dとガイド孔20dとの位置関係は相対的のものであり、ガイドポスト22dを固定側金型20のサポート20cに固定し、ガイド孔20dを可動側金型22のサポート22c(および金型プレート22aなど)に形成することは、当然可能である。
20 固定側金型
20d ガイド孔
22 可動側金型
22d ガイドポスト
W ワーク
20d ガイド孔
22 可動側金型
22d ガイドポスト
W ワーク
Claims (2)
- 固定側金型と可動側金型とが左右に対向して配置され、固定側金型に対して可動側金型を進退させることにより、両金型の開閉を行う横型成形装置であって、
固定側金型に対する可動側金型の進退動作を案内するように配置された複数本のガイドポストを備え、これらのガイドポストは、型開き状態においても固定側金型と可動側金型との連結状態を維持するように設定されている横型成形装置。 - 請求項1に記載された横型成形装置であって、
複数本のガイドポストは、固定側金型および可動側金型のいずれか一方側に固定され、かつ、他方側に貫通して形成されたガイド孔に対してスライド自在に挿通させている横型成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005197325A JP2007015167A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 横型成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005197325A JP2007015167A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 横型成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007015167A true JP2007015167A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37752739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005197325A Pending JP2007015167A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 横型成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007015167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011104813A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Honda Motor Co Ltd | 成形装置 |
-
2005
- 2005-07-06 JP JP2005197325A patent/JP2007015167A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011104813A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Honda Motor Co Ltd | 成形装置 |
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