JP6509772B2 - 成形材料供給装置 - Google Patents

成形材料供給装置

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Description

本発明は、成形装置に対して材料を供給する装置に関するものである。
合成樹脂(繊維強化樹脂を含有するものを含む)を成形する方法の1つとして、プレス成形がある。
プレス成形装置は、例えば、上型及び下型を有し、そのうちの少なくとも一方が可動型であり、開閉可能である。
そして、基材(成形材料)が加熱装置において加熱され、その高温状態の基材が開状態のプレス成形装置の両型の間(下型の上)にセットされ、両型が閉状態にされることによってプレス成形される。
そして、基材は、従来、次のように、プレス成形装置に供給(セット)されている。
加熱装置とプレス装置との間には、両者間に移動可能な把持装置が設けられている。そして、加熱装置で加熱されて高温状態の基材を把持装置が把持し、把持装置が加熱装置からプレス装置に移動し、下型上において把持装置が基材を解放し、基材がプレス装置にセットされる。
ところで、基材がプレス成形装置によって適切にプレス成形されるためには、その基材が所定の温度(高温)である必要がある。このため、前述したように、プレス成形される前に、基材が加熱装置において加熱されるのである。
しかしながら、基材が加熱装置で高温にされた時点から実際にプレス成形装置によってプレス成形される時点までの時間が長いと、その間に基材の温度が低下して、適切にプレス成形され得ないこととなる。すなわち、基材が加熱装置で高温にされた後には、迅速にプレス成形される必要がある。
しかしながら、従来の装置においては、把持装置が1)基材を把持し、2)移動し、3)基材を解放する、という多くの工程があり、全体として時間がかかり、適切にプレス成形される上でネックとなっている。すなわち、各工程が短時間となるように工夫されても、やはり全体として理想よりも時間がかかるのである。
なお、従来技術を示す特許文献として、下記に記載のものがある。
特開平05−004242号公報
本発明は、加熱された成形材料を迅速にプレス成形装置に対して供給することができる成形材料供給装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、加熱された成形材料を下型及び上型を有するプレス成形装置に対して供給する装置であって、加熱装置を伴う一対のレールと、成形材料が載置され前記一対のレールに沿って移動可能な移動載置台とを有し、前記移動載置台は、前記下型の上方に位置する状態で、前記下型に出没可能に設けられた複数のピンが貫通可能なものであるとともに、当該複数のピンが貫通した状態で上流側に移動可能なものである、成形材料供給装置である。
この発明の成形材料供給装置は、次のように使用(制御)され、次のような作用が得られる。
成形材料が移動載置台に載置された状態で、加熱装置によって成形材料が加熱され高温状態とされる。
次に、移動載置台が下流側に移動し、下型の上方に位置する状態で、下型に出没可能に設けられた複数のピンが上昇し、移動載置台を貫通する。こうして、それまで移動載置台に載置されていた成形材料が、複数のピンによって上昇される。
次に、移動載置台が上流側に移動する。その際、複数のピンによって、その移動が阻止されることがない。
次に、複数のピンが下降して下型に没入することによって、成形材料が下型にセットされる。
このように、この発明の成形材料供給装置では、移動載置台が移動するとともにピンが上下動することによって成形材料が下型(プレス成形装置)にセットされ得る。
こうして、この発明の成形材料供給装置では、高温にされた成形材料を迅速にプレス成形装置にセットすることが可能であり、その間に成形材料が冷却されることが最小限のものとされ、成形材料が高温状態のままプレス成形装置に供給されることが可能となり、適切にプレス成形されることが可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の成形材料供給装置であって、前記移動載置台は、前記一対のレールに沿って延びる棒状又は帯板状をなす複数の長尺部材が隙間を隔てて配設されて形成されているものであり、前記複数の長尺部材の間の隙間は、前記複数のピンが貫通可能なものである、成形材料供給装置である。
この発明の成形材料供給装置では、請求項1に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の成形材料供給装置では、移動載置台が一対のレールに沿って延びる棒状又は帯板状をなす複数の長尺部材が隙間を隔てて配設されて形成されているものであり、複数の長尺部材の間の隙間は複数のピンが貫通可能なものであるため、移動載置台が下型の上方に位置する状態で、複数のピンは、上昇することによって、移動載置台を確実に貫通する。
こうして、請求項1に係る発明の作用効果がより具体的に得られるのである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の成形材料供給装置であって、前記移動載置台のうち前記ピンが貫通する部分よりも下流側の部分において、前記複数の長尺部材は相互に連結されていない、成形材料供給装置である。
この発明の成形材料供給装置では、請求項2に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の成形材料供給装置では、移動載置台のうちピンが貫通する部分よりも下流側の部分において複数の長尺部材は相互に連結されていないため、移動載置台が下型の上方に位置し複数のピンが移動載置台(複数の長尺部材の間の隙間)を貫通した状態で、移動載置台が上流側に移動することが可能である。
こうして、請求項2に係る発明の作用効果がより具体的に得られるのである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3に係る発明の成形材料供給装置であって、複数の長尺部材は、帯板状をしており、前記レールの長さ方向を自身の長さ方向とし、鉛直方向を自身の幅方向とし、移動載置台の幅方向を自身の厚さ方向としている、成形材料供給装置である。
この発明の成形材料供給装置では、請求項2又は請求項3に係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
移動載置台(複数の長尺部材)の上に成形材料が載置された状態で、各長尺部材は、成形材料に対して、各長尺部材の厚さ方向を幅方向とし各長尺部材の長さ方向を長さ方向とする線状に当接し、その接触面積は小さなものとされる。
このため、高温状態の成形材料が長尺部材によって冷却されることが低減され、その点でも、成形材料が高温状態のままプレス成形装置に供給されることが可能となり、適切にプレス成形されることが可能となる。
請求項5に係る発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに係る発明の成形材料供給装置であって、前記複数の長尺部材の上面は凹凸状をしている、成形材料供給装置である。
この発明の成形材料供給装置では、請求項2〜請求項4のいずれかに係る発明の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
移動載置台(複数の長尺部材)の上に成形材料が載置された状態で、各長尺部材は、成形材料に対して、その凸状の部分において当接し、その接触面積は小さなものとされる。
このため、高温状態の成形材料が長尺部材によって冷却されることが低減され、その点でも、成形材料が高温状態のままプレス成形装置に供給されることが可能となり、適切にプレス成形されることが可能となる。
本発明の一実施例の成形材料供給装置を示す斜視図である。 本発明の一実施例の成形材料供給装置を示す側面図である。 本発明の一実施例の成形材料供給装置のうち移動載置台を取り出して示す斜視図である。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。最初の段階を示す。要部のみを簡略に示す縦断面図(成形材料供給装置の長さ方向の鉛直面で仮想的に切断した図)である(このことは図4B〜図4Iにおいても同様である)。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Aの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Bの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Cの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Dの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Eの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Fの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Gの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図Hの次の段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図4Dの段階を示す。(a)は要部の斜視図であり、(b)は要部の縦断面図(成形材料供給装置の幅方向の鉛直面で仮想的に切断した図)である(これらのことは図5B〜図5Cにおいても同様である)。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図4Eの段階を示す。 本発明の一実施例の成形材料供給装置の作用を示す図である。図4Fの段階を示す。
次に、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この成形材料供給装置10は、加熱装置60を伴っており、加熱装置60において加熱された高温状態の成形材料(基材)M(図2)をプレス成形装置80に対して提供するものである。
この成形材料供給装置10は制御装置(図示省略)を有し、その制御装置によって各種の制御がされる。
この成形材料供給装置10は、支持フレーム12を有し、支持フレーム12上には一対のレール20が固定されている。
一対のレール20に対して、移動載置台50(図3)が設けられている。すなわち、移動載置台50は、次のように、一対のレール20(図1)に沿って往復移動可能に設けられている。
図1及び図2に示すように、各レール20に対して、スライド部材30が各々移動可能に設けられている。各スライド部材30は、各レール20の長さ方向に延びており、各レール20の内側において各レール20に沿って移動可能である。
すなわち、支持フレーム12にはモータ25が設置されており、モータ25の回転に伴って回転軸26が回転する。回転軸26の各端部にはピニオン28が設けられているとともに、各スライド部材30の下縁部にはラック32が形成されており、各ラック32と各ピニオン28とが噛み合っている。
こうして、モータ25の各回転方向への回転に基づいて、各ピニオン28が各方向に回転し、各スライド部材30が各レール20の長さ方向に沿って(各レール20にガイドされつつ)各方向に移動するのである。なお、そのガイド機構は周知のものであり、その具体的構成の図示及び説明は省略する。
各スライド部材30に対して、ロッドレスシリンダ40が各々固定されている。各ロッドレスシリンダ40は、各スライド部材30及び各レール20の長さ方向に延びており、各キャリッジ45が各ロッドレスシリンダ40の長さ方向に沿って各方向に移動する。
図1及び図3に示すように、移動載置台50は移動フレーム52を有し、移動フレーム52は、一対の移動方向材53及び2本の幅方向材54を有している。
移動載置台50は、複数の長尺部材55を有している。複数の長尺部材55は、一対のレール20(移動載置台50の移動方向)に沿って、すなわち、一対のレール20に平行(又はほぼ平行)に延びており、隙間を隔てて設けられている。
図1及び図2に示すように、移動載置台50(各移動方向材53)は、各ロッドレスシリンダ40のキャリッジ45に固定されている。
こうして、各キャリッジ45が各ロッドレスシリンダ40においてその長さ方向に移動することによって、移動載置台50が移動する。また、各スライド部材30が各レール20に対してその長さ方向に移動することによっても、移動載置台50が移動する。
それらの移動は、前述の制御装置(図示省略)によって制御される。
図1及び図3に示すように、2本の幅方向材54のうち、1本の幅方向材54は、移動載置台50のうちの上流側(プレス成形装置80とは反対側)の端部において一対の移動方向材53を連結している。他の1本の幅方向材54は、移動載置台50のうちの上流側の端部の近傍において一対の移動方向材53を連結している。
複数の長尺部材55は、2本の幅方向材54に固定されている。すなわち、複数の長尺部材55のうちの下流側(プレス成形装置80の側)の部分は相互に連結されていない。
こうして、移動載置台50は、櫛状をしている。
各長尺部材55は、帯板状をしており、レール20の長さ方向を自身の長さ方向とし、鉛直方向を自身の幅方向とし、移動載置台50の幅方向を自身の厚さ方向としている。
各長尺部材55の上面は凹凸状をしている。
前述したように、この成形材料供給装置10には加熱装置60が伴っている。加熱装置60自体の構成は公知のものであるため、その詳細な説明及び図示は省略する。
加熱装置60は、この成形材料供給装置10(一対のレール20)のほぼ中流部に設けられている。
このため、移動載置台50は、最も上流側に位置した状態で、加熱装置60よりも上流側に位置している。
図1及び図2に示すように、プレス成形装置80は、成形材料供給装置10の下流側に位置している。
プレス成形装置80は、下型81及び上型82を有している。下型81は固定型であり、上型82は可動型であって、上昇位置(図2において実線で示す)と下降位置(同じく2点鎖線で示す)との間を上下動可能である。
上型82が上昇位置に位置する状態が開状態であり、開状態の際に両型81・82間(下型81の上)に基材M(図2)がセットされる。
上型82が下降位置に位置する状態が閉状態であり、両型81・82間にキャビティが形成される。
下型81には、複数のピン85が出没可能に設けられている。ピン85はシリンダ86(図2)によって上下動可能である。ピン85が没入位置に下降した状態で、ピン85は下型81の内部に没入する(図2,図4A〜図4D,図4G,図4H参照)。ピン85が上昇位置に上昇した状態で、ピン85の上端部は移動載置台50(長尺部材55)よりも高い位置に位置する(図4E及び図5B参照)。
移動載置台50が最も下流側に位置した状態で、移動載置台50(その下流側部分)は、下型81の上に位置する(図4D,図4E参照)。またその際に、各ピン85は、隣接する長尺部材55の間の隙間に対応する(図5B参照)。各部材は、このような位置関係とされている。
次に、この成形材料供給装置10の作用(制御内容)及び効果について、図4A〜図4I,図5A〜図5Cに基づいて説明する。
まず、図4Aに示すように、移動載置台50は最も上流側に位置づけられる。その状態で、移動載置台50に基材Mがセットされる。すなわち、複数の長尺部材55(図1,図3)のうち、下流側の幅方向材54よりも下流側の部分に、基材Mが載置される。
次に、図4A→図4Bに示すように、各ロッドレスシリンダ40の作動に基づいて、移動載置台50が下流側に移動し、基材Mが加熱装置60内に位置づけられる。こうして、基材Mが加熱されて高温状態となる。
次に、図4B→図4Cに示すように、各ロッドレスシリンダ40の作動に基づいて、移動載置台50がさらに下流側に移動し、基材Mが加熱装置60から流出する。
次に、図4C→図4Dに示すように、モータ25(図2)の回転に基づくスライド部材30の作動に基づいて、移動載置台50がさらに下流側に移動し、基材Mが開状態のプレス成形装置80の下型81の上(両型81・82の間)に位置する。
次に、図4D→図4E及び図5A→図5Bに示すように、シリンダ86の作動に基づいて、それまで没入状態にあったピン85が上昇し、ピン85は隣接する長尺部材55の間の隙間を貫通し、基材Mを長尺部材55よりも上方に持ち上げる。
その際、各ピン85は、隣接する長尺部材55の間の隙間に対応しているために、その隙間に貫通することができるのである。
次に、図4E→図4F及び図5B→図5Cに示すように、スライド部材30及びロッドレスシリンダ40の作動に基づいて、移動載置台50が加熱装置60よりも上流側に戻る。
その際、複数の長尺部材55は、レール20(移動載置台50(長尺部材55)の移動方向)と平行(又はほぼ平行)に延びるものであるとともに、その下流側部分は結合されていない(櫛状をしている)ため、移動載置台50が各ピン85と干渉することなく、移動載置台50は円滑に上流側に戻ることができるのである。
次に、図4F→図4Gに示すように、シリンダ86の作動に基づいて、ピン85が下降して下型81の内部に没入し、基材Mが下型81の上面にセットされる。
次に、図4G→図4Hに示すように、上型82が下降位置まで下降し、両型81・82は閉状態とされる。
こうして、基材Mはプレスされて所定の形状が付与されるとともに、冷却することによって、所定の形状に成形され、成形品Pが製造される。
次に、図4H→図4Iに示すように、上型82が上昇して両型81・82は開状態とされるとともに、シリンダ86の作動に基づいて、ピン85が上昇し、成形品Pが上昇する(下型81から離隔する)。
そして、その成形品Pが取り出される。
以上のように、この成形材料供給装置10では、移動載置台50が移動することと、ピン85が上下動することによって、基材Mがプレス成形装置80に供給される。
このため、加熱装置60で加熱され高温となった基材Mが、短時間でプレス成形装置80にセットされ、基材Mが高温状態のままプレスされることが可能となるのである。
なお、ピン85の下降(図4F→図4G)と上型82の下降(図4G→図4H)とは、同時に行われてもよく(すなわち、そのように制御されてもよく)、その方が好ましい。
これによって、その分、基材Mが高温とされてからプレス完了までの時間が短縮化され、その点でも、基材Mが高温状態のまま適切にプレスされることが可能となるのである。
また、前述したように、移動載置台50(図1,図3)の長尺部材55は帯板状をなし、レール20の長さ方向を自身の長さ方向とし、移動載置台50の幅方向を自身の厚さ方向としている。このため、各長尺部材55は基材M(図2等)に対して線状に当接する。
さらに、各長尺部材55の上面は凹凸状をしているため、各長尺部材55は基材Mに対して破線状に当接する。
このようにして、基材Mと各長尺部材55との接触面積は極小化されている。このため、高温状態の基材Mが各長尺部材55と接触によって冷却されることが、最小限とされる。
すなわち、基材Mは各長尺部材55とともに加熱装置60において加熱されて高温とされるのであるが、各長尺部材55が金属等の熱伝導性の高い物質で形成されている場合には、基材Mが長尺部材55とともに加熱装置60から流出した後において、各長尺部材55は周囲の空気によって基材Mよりも冷却されやすく、その冷却された各長尺部材55によって基材Mも冷却されることとなる。しかしながら、基材Mと各長尺部材55との接触面積が極小化されているために、その冷却度合いが最小限のものとされるのである。
このことからも、この成形材料供給装置10では、基材Mが高温状態のままプレスされることが可能となるのである。
なお、上記のものはあくまで本発明の数例の実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、下型81が可動型であってもよい。
また、移動載置台50は、面状をベースとするとともに、複数のピン85に対応して、その下流端から上流側に向けてスリットが形成されていてもよい。その場合は、その隣接するスリットの間の部分が長尺部材55に該当する。
さらには、その隣接するスリットの間の部分に対して、同一高さの複数のピンが立設されていてもよい。これによって、移動載置台(ピンの上端部)と基材Mとの接触面積は小さなものに維持される。
10 成形材料供給装置
20 レール
30 スライド部材
40 ロッドレスシリンダ
50 移動載置台
55 長尺部材
60 加熱装置
80 プレス成形装置
81 下型
85 ピン
M 基材(成形材料)

Claims (5)

  1. 加熱された成形材料を下型及び上型を有するプレス成形装置に対して供給する装置であって、
    加熱装置を伴う一対のレールと、
    成形材料が載置され前記一対のレールに沿って移動可能な移動載置台とを有し、
    前記移動載置台は、前記下型の上方に位置する状態で、前記下型に出没可能に設けられた複数のピンが貫通可能なものであるとともに、当該複数のピンが貫通した状態で上流側に移動可能なものである、
    成形材料供給装置。
  2. 請求項1に記載の成形材料供給装置であって、
    前記移動載置台は、前記一対のレールに沿って延びる棒状又は帯板状をなす複数の長尺部材が隙間を隔てて配設されて形成されているものであり、
    前記複数の長尺部材の間の隙間は、前記複数のピンが貫通可能なものである、
    成形材料供給装置。
  3. 請求項2に記載の成形材料供給装置であって、
    前記移動載置台のうち前記ピンが貫通する部分よりも下流側の部分において、前記複数の長尺部材は相互に連結されていない、
    成形材料供給装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の成形材料供給装置であって、
    前記複数の長尺部材は、帯板状をしており、前記レールの長さ方向を自身の長さ方向とし、鉛直方向を自身の幅方向とし、移動載置台の幅方向を自身の厚さ方向としている、
    成形材料供給装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の成形材料供給装置であって、
    前記複数の長尺部材の上面は凹凸状をしている、
    成形材料供給装置。
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