JP4515782B2 - 型盤及びそれを用いた型締装置,射出成形機 - Google Patents

型盤及びそれを用いた型締装置,射出成形機 Download PDF

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Description

本発明は、金型を取り付けるための型盤及びそれを用いた型締装置,射出成形機に関する。
図8に従来の射出成形機に用いられる型締装置を示す。同図において、型締装置101は、ベースフレーム102上に固設されると共に固定金型103が取り付けられた固定ダイプレート(型盤)105と、移動シリンダ113の作動によってレール107上を図中左右方向に移動すると共に可動金型109が取り付けられた可動ダイプレート(型盤)111と、固定ダイプレート105と可動ダイプレート111とを連結する複数のタイバー115とを備えている。固定ダイプレート105には、各タイバー115と同軸に型締め用の油圧シリンダ117が設けられており、各タイバーの一端は当該油圧シリンダ117のラム119に接続されている。
この型締装置101の作用を説明する。まず、型開閉用の油圧シリンダ113の作動により可動ダイプレート111を図中の二点鎖線の位置まで移動させて可動金型109を固定金型103に当接させる。次いで、各タイバー115の雄ねじ部(リング部)121と可動ダイプレート111に設けられた半割りナット123を係合させて、可動ダイプレート111をタイバー115に固定する。そして、油圧シリンダ117内の作動油の圧力を高めて、固定金型103と可動金型109とを締め付ける。このようにして型締めを行った後に、射出ユニット125から金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形品を成形する。
ここで、上述した従来の型締装置には次のような問題があった。すなわち、図9に示すように、油圧シリンダ117に高圧の作動油を送って固定金型103と可動金型109とを締め付けると各タイバー115に大きな引張荷重Tがかかり、また固定ダイプレート105と可動ダイプレート111とは力Fによって破線で示すように湾曲する。このため、固定金型103と可動金型109との接触面に微少隙間sが生じ、樹脂漏れが起こり、成形品に成形バリが形成される可能性があった。特に大型の型締装置においては、金型のキャビティ容積が大きくなるので、この傾向が顕著に現れる。
ダイプレートの厚みを増やすことにより上述のダイプレートの湾曲を抑えることは可能であるが、ダイプレートの重量が大きくなり、製造上の問題が起こり、かつ製作コストも嵩むこととなる。さらにまた、輸送上の問題も惹起する。
この問題を解決するため、後掲の特許文献1の型締装置では、各タイバーの端部を離間させて相互に固定する第1の要素と、各タイバーの端部とステーショナリープラテンの中央部とをステーショナリープラテンの平面と角度を成して連絡する第2の要素を備えた支持機構を介してステーショナリープラテンをタイバーに取り付け、支持機構の第2の要素の先端が、ステーショナリープラテンの中央部、即ち、装着金型の取り付け面の投影面内でステーショナリープラテンを支えるようにして、取り付け面積の小さな金型を使用した場合でもステーショナリープラテンの撓みの発生を防止するというものである。しかし、この特許文献1の支持構造は複雑であり、製作コストが嵩む可能性がある。
後掲の特許文献2の型締装置では、油圧シリンダによる締結力を金型取付部材に伝達する締結力伝達部を、該締結力伝達部の伝達面の外周が金型取付部材の受力面の外周よりも内側に位置するように形成している。締結力伝達部を金型取付部材に前述の通り形成したことで、上記締結力は、金型取付部材の外縁部分には伝えられず、金型取付部材の中心軸側に伝えられ、その結果、金型取付部材の歪み、特に金型取付部材の中心側の歪を低減でき、可動金型と固定金型とを確実に締結できる。しかし、特許文献2には、ダイプレート(型盤)については開示がない。
ここで、後掲の特許文献3の型締装置には、ボス部,周囲の枠部,ボス部と枠部を連結する放射状のリブ及び金型取付壁とからなる固定金型支持本体部を有する軽量型の固定プラテンが開示されており、これを前記特許文献2に開示される型締装置の固定ダイプレート(プラテン)として用いることが考えられる。しかし、この場合、タイバーにより締め付けられると、固定プラテンは湾曲し、そのときに連結リブに作用する力は引っ張り方向の応力となる。引っ張り方向の応力に対応する材料の許容応力は、圧縮方向に対する許容応力に比べて小さい。従って、連結リブの厚さを薄くすることはできず、最適な軽量化にはならない。
後掲の特許文献4の型締装置では、金型取付壁を、アーチないしC形状の又はV形状の中間支持構造体或いは円錐状又は球形状の中間支持構造体で支持して、固定金型と可動金型を締め付けたときに金型据付面上で発生する力を前記中間支持構造体により外方(タイバー側)に分散させて、金型据付面が不均一に撓むことがないようにしている。しかし、特許文献1の型締装置に用いられるダイプレート(型盤)構造は、特有の形状を有するため、製造が難しく、製作コストが嵩む可能性がある。
特開平8−258103号公報 特開2001−1381号公報 特開2003−25378号公報 特許第2858647号公報
従って、本発明は、上述した背景技術が抱える問題を解決するものであり、型盤の高剛性化を図り、型締時の固定金型と可動金型との接触面の口開きを抑え、同時に、型盤の軽量化をも図ることを目的とし、併せて、係る高剛性軽量化型盤を用いた型締装置及び射出成形機を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1の本発明に係る型盤は、
壁部と、
該壁部に立設された突出部と、
該突出部の先端に形成された金型固定部と、
該金型固定部に設けられた金型固定部材と、
前記突出部の外周面から放射状に設けられ、かつ前記壁部と連結される複数のリブと、
前記壁部の周辺に設けられた複数のタイバー取付部とを備え、
前記リブには、前記タイバー取付部に結合されるタイバーにより型締め力がかけられたときに圧縮方向の力が作用するようにしたことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の本発明に係る型盤は、第1の発明の型盤において、前記突出部は、前記タイバー取付部の端面よりも突出し、前記リブは、前記突出部に、前記タイバー取付部の端面よりも前記金型固定部材側で接合されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の本発明に係る型盤は、第1又は第2の発明の型盤において、前記タイバー取付部が形成された枠部を前記突出部の周囲に有し、該枠部は、前記壁部と複数のリブに連結していることを特徴とする。
上記課題を解決する第4の本発明に係る型盤は、第1又は第2の発明の型盤において、前記タイバー取付部が筒状であることを特徴とする。
上記課題を解決する第5の本発明に係る型盤は、第1乃至3の発明に係る型盤において、前記複数のリブの断面はI形状をなすことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の本発明に係る型盤は、第1又は2のいずれかの発明に係る型盤おいて、前記壁部の周縁は四辺からなり、各々の辺は円弧状に切り欠かれていることを特徴とする。
上記課題を解決する第7の本発明に係る型盤は、第1又は2のいずれかの発明に係る型盤において、前記複数のリブの断面はI形状をなすことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の本発明に係る型盤は、第1乃至7のいずれかの発明に係る型盤において、前記複数のリブは、前記突出部の外周より放射状に延びかつ傾斜していることを特徴とする。
上記課題を解決する第9の本発明に係る型締装置は、
可動金型を取り付けるプラテンと固定金型を取り付けるプラテンのいずれか一方又は双方に本発明の1乃至8のいずれかの型盤を用いたことを特徴とする。
上記課題を解決する第10の本発明に係る射出成形機は、
射出装置と型締装置を備えてなり、型締装置として第9の本発明の型締装置を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、壁部と、該壁部に立設された突出部と、該突出部の先端の金型固定部と、前記突出部と前記壁部とを連結する複数のリブとを備えた型盤としたので、射出の際に可動プラテンと固定プラテンを締結する型締力は、金型固定部から突出部を介して壁部に伝わり、壁部は金型固定側に凹に撓む結果、リブには圧縮方向への応力が作用するため、従来の引っ張り方向よりも許容応力が高く、高剛性となり、型締時の固定金型と可動金型との接触面の口開きを抑えることができる。しかも、軽量化を図ることもできる。
突出部の周囲に枠部を有し、該枠部を、壁部と複数のリブに連結したものは、該枠部が型盤の剛性に寄与し、一層高剛性の型盤となる。
壁部の周縁に複数の筒状タイバー挿通部を設け該筒状タイバー挿通部同士及び壁部を連結するリブを有するものは、係る連結リブが、型盤の高剛性化に寄与し、一層高剛性の型盤となる。
金型固定部に金型固定部材を設けるようにした型盤では、型盤本体と金型固定部材とを分割することができるため製造や運搬がしやすくなる。
そして、本発明の型盤を可動プラテン又は固定プラテンのいずれか一方又は双方に型締装置、及び、係る型締装置を組み込んだ射出成形機は、成形バリが出にくくなるため高品質な成形品を成形できバリ処理作業を軽減することができる。
以下、本発明に係る型盤を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る型盤の分解斜視図である。図2は本発明の第1実施例に係る型盤の概略図である。図3は本発明の第1実施例に係る型盤の作用を示す概略図である。
図2に示すように、固定金型が取り付けられる固定型盤である固定プラテン2は、射出成形機のベースフレーム4上に設置されるとともに、射出ユニット9側に配置されている。可動金型6が取り付けられる可動型盤である可動プラテン3は、移動シリンダ7の作動によってベースフレーム4上をタイバー8の軸線方向(図2の左右方向)に移動できるように構成されている。また、固定プラテン2と可動プラテン3とはタイバー8で連結されるとともに型盤1を構成している。射出ユニット9は溶融された樹脂を金型キャビティ内に射出するためのノズル部9aを備えている。
ここで、固定プラテン2の構造を図1を参照しながら説明する。固定プラテン2はタイバー8の端部を支持する直方体状のプラテン本体10と、固定金型5が取り付けられる直方体状の金型固定部材11とから構成されている。
プラテン本体10は、金型固定部材11側に位置する前面12と、射出ユニット9側に位置する背面(壁部)13と、プラテン本体10の側壁である本体側壁(枠部)14とを備え、この本体側壁14の下部に位置する面には、プラテン本体10をベースフレーム4に取り付けるための取付部15が形成されている。
プラテン本体10の中央部には、背面13から前面12側に突出した円筒状の突出部16が形成されている。この突出部16の先端部にある固着端面17は金型固定部材を固定するためのものであり、ボルト孔17aが開口されている。なお、この固着端面17に金型固定部材11を介せずに直接固定金型5を固定することもできる。突出部16の中心部に開口する孔は、射出ユニット9のノズル部9a(図2参照)が配置される収容孔18である。固着端面17は本体側壁の前面12よりも金型固定部材11側に突出されている。そして、プラテン本体10の四隅には、タイバー取付部が一体に本体側壁14に形成され、タイバー取付部にタイバー8の端部を支持するタイバー孔19が開口している。タイバー8の端部は、このタイバー孔19を貫通し、背面13側にて図示しない油圧シリンダに接続され、この油圧シリンダの作動により、可動プラテン3を固定プラテン2側へ締め付けて型締力を発揮し、型締めを行う。
また、背面13から前面12側へ延設し、突出部の外周面16aと本体側壁の内面14bとに連結し、固着端面17の近傍から本体側壁の端面12までをリブの端面とする頂面20aを有する放射状の複数の本体放射状リブ20が形成されている。この頂面20aが突出部の外周面16aと接続する位置は、本体側壁の端面(前面)12よりも金型固定部材11側に接続されることが望ましく、固着端面17に接続されることが最良である。
本体放射状リブ20の数はプラテン本体10に要求される強度に応じて自由に設定可能である。また、突出部の外周面16a、本体側壁の内面14b、及び本体放射状リブ20に囲まれた空間を肉抜き部21とする。
一方、金型固定部材11は、矩形をなすとともに、固定金型5を取り付ける金型取付面22と、その反対側のプラテン本体10の固着端面17に接して取り付けられる本体取付面23を備え、その中央部には、金型取付面22と本体取付面23とを貫通して、射出ユニット9のノズル部9aが配置される収容孔24が開口している。
金型取付面22に開口する収容孔24の周囲には、金型固定部材11をプラテン本体10に取り付けるためのボルト孔22aが開口され、このボルト孔22aは本体取付面23に形成され、固着端面17と結合する結合面23aに貫通している。即ち、固着端面17のボルト孔17aとボルト孔22aは対向するように開口され、ボルト孔22aからボルト孔17aにボルト等を嵌め込むことにより、金型固定部材11をプラテン本体10に取り付ける。
また、金型取付面22には外周に沿うようにT型溝22bが形成され、このT型溝22bに挿持される固定金具よって固定金型5をクランプして、取り付ける。
なお、可動プラテン3の型盤構造は、固定プラテン2の型盤構造と同様のため説明を省略するが、可動プラテン3側には、射出ユニット9が配置されないため、収容孔18,24を形成しなくても構わない。
即ち、上述のような型盤構造をなすことにより、移動シリンダ7の作動により、可動金型6が固定金型5に当接するまで移動し、図示しない型締め用の油圧シリンダの作用により、可動プラテン3と固定プラテン2とに型締力が作用し、型締めを行う。
型締力が作用された固定プラテン2と可動プラテン3とは、固着端面17から結合面23aを介して型締力を金型固定部材11に伝達させ、これにより、金型固定部材11から固定金型5及び可動金型6にその力が伝達される。
このとき、図3に示すように、固定プラテン2及び可動プラテン3が変形した場合においても、固定プラテン2及び可動プラテン3の中心部に形成される固着端面17は、本体取付面23の中央部に形成される結合面23aだけに結合しているので、固定プラテン2及び可動プラテン3の変形量に影響されることがなく、確実に固定プラテン2及び可動プラテン3から金型固定部材11に型締力が伝達される。従って、金型固定部材11から固定金型5及び可動金型6にも、確実に型締力が伝達され、固定金型5と可動金型6との合わせ面に発生する口開きを制御することができる。
また、本体放射状リブ20が形成されているので、プラテン本体10の剛性が高められ、射出成形時における固定プラテン2及び可動プラテン3の変形を少なくすることができる。つまり、本体放射状リブ20を形成したことにより、プラテン本体10を高剛性に保つことができる。そして、突出部の外周面16aに接続する本体放射状リブ20の頂面20aは、固着端面17の近傍に接続しているので、突出部16の変形も抑えられ、確実に結合面23aに結合できる。
更に、プラテン本体10は、本体放射状リブ20により高剛性となるため肉抜き部21を形成することができるため、その重量を低減することができる。つまり、型盤1の軽量化を図ることができる。
従って、本体側壁の端面(前面)12より高く、金型固定部材11の結合面23aに結合する固着端面17を有するプラテン本体10の突出部16と、突出部の外周面16aと本体側壁14とに連結する本体放射状リブ20を形成させることにより、固定金型5と可動金型6とに、金型固定部材11を介して固着端面17から型締力が確実に伝達され、固定金型5と可動金型6とを確実に締結できる。即ち、固定金型5と可動金型6との合わせ面で発生する口開きを制御し、成形品の成形バリを抑えることができる。また、本体放射状リブ20がプラテン本体10の剛性を高めるとともに、肉抜き部21の形成により、軽量化を図ることができる。即ち、プラテン本体10の高剛性化と軽量化とを図ることができる。
図4は本発明の第2実施例に係る型盤の分解斜視図である。図5は本発明の第2実施例に係る金型固定部材の概略図であり、同図(a)は本体取付面側を示し、同図(b)は金型取付面側を示している。
図4に示すように、固定プラテン25は、プラテン本体26と金型固定部材27とから構成されている。プラテン本体26は、金型固定部材27側に位置する前面28と、射出ユニット9側に位置する背面29とを備えている。
プラテン本体26の中央部には、背面29から前面28側に突出した円筒状の突出部30が形成されている。この突出部30の先端部である固着端面31は金型固定部材27を固定するためのものであり、ボルト孔31aが開口されている。なお、実施例1の場合と同様に、この固着端面31に、金型固定部材27を介さずに直接固定金型5を固定することができる。突出部30の中心部に開口する孔は、射出ユニット9のノズル部9aが配置される収容孔32である。
一方、プラテン本体26の四隅には、タイバー8の端部を支持し、背面29から前面28側に突出した円筒状のタイバー取付部33が形成され、この中央部にタイバー挿通孔33aが開口している。ここで、固着端面31はタイバー取付部33の端面33bよりも金型固定部材27側に突出されている。タイバー8の端部は、このタイバー挿通孔33aを貫通し、背面29側にて図示しない型締め用の油圧シリンダに接続され、この油圧シリンダの作動により、図示しない可動プラテンを固定プラテン25側へ締め付けて型締力を発揮し、型締めを行う。また、下部に形成されるタイバー取付部33には、プラテン本体26をベースフレーム4に取り付けるための取付部34が一体形成されるとともに、前面28の各辺には、突出部30側に凹となる円弧状の切欠部35が形成されている。
そして、固着端面31の近傍から切欠部35の中央部までをリブの端面とする頂面36aを有するリブ36(図では4本)が形成されるとともに、固着端面31の近傍からタイバー取付部の端面33bの近傍までをリブの端面とする頂面37aを有するリブ37(図では4本)が形成されている。なお、この頂面36a,37aが突出部30の外周面30aと接続する位置は、タイバー取付部の端面33bよりも金型固定部材27側に形成されることが望ましく、固着端面31に接続されることが最良である。また、頂面37aがタイバー取付部33に接続する位置もタイバー取付部の端面33bに接続されることが最良である。つまり、リブ36とリブ37とは、突出部30を中心に放射状に形成され、外側へ向かうにつれて傾斜しているリブである。
このリブ36とリブ37との数はプラテン本体26に要求される強度により自由に設定可能である。
一方、図5に示すように、金型固定部材27は、略矩形をなすとともに、固定金型5を取り付ける金型取付面38と、プラテン本体26側に取り付けられる本体取付面39と、金型固定部材27の側壁である部材側壁40を備えている。また、金型固定部材27の四隅には、タイバーと干渉しないように金型固定部材27の中心部に凹となるような円弧状の切欠部45が形成されている。なお、金型固定部材27の縦横寸法をタイバーと干渉しない程度に小さくできる場合には、切欠部45を形成しなくてもよい。また、金型固定部材27の形状は矩形状に限らず、他の多角形にしてもよい。
金型固定部材27の中央部には、金型取付面38から本体取付面39側に突出した円筒状の結合部41が形成されている。この結合部41の端面である結合面42はプラテン本体26に固定するためのものであり、ボルト孔42aが開口されている。ボルト孔42aは、金型取付面38から本体取付面39に貫通している。また、結合部41の中心部に開口する孔は、射出ユニット9のノズル部9aが配置される収容孔43である。
つまり、プラテン本体26は突出部30の固着端面31を結合面42に結合することにより、金型固定部材27を取り付けることができる。即ち、固着端面31のボルト孔31aとボルト孔42aは対向するように開口され、ボルト孔42aからボルト孔17aにボルト等を嵌め込むことにより、金型固定部材27をプラテン本体26に取り付けることが可能になる。
また、金型取付面38から本体取付面39側へ延設し、結合部41の外周面41aと部材側壁の内面40aとに連結し、結合面42から部材側壁の端面40bまでをリブの端面とする頂面44aを有する放射状の複数の部材放射状リブ44が形成されている。そして、頂面44aが結合部の外周面41aと接続する位置は、部材側壁の端面40bよりもプラテン本体26側に形成されることが望ましく、結合面42に接続されることが最良である。
部材放射状リブ44は、結合部41の外周面41aと部材側壁の端面40bの中央部とに連結するリブ44b(図では4本)と、結合部41の外周面41aと切欠部45とに連結するリブ44c(図では4本)とから構成されている。そして、このリブ44bとリブ44cとの数は金型固定部材27に要求される強度により自由に設定可能である。また、結合部41の外周面41a,部材側壁40の内面40a,リブ44b及びリブ44cに囲まれた空間を肉抜き部46とする。
そして、金型取付面38においては、複数のT型溝38aが形成され、このT型溝38aに挿持される固定金具よって固定金型5をクランプして、取り付けている。
また、図6に示すように、タイバー取付部33同士及び前面28とを連結させるリブ47を形成させて、このリブ47の端面である頂面47aにリブ36の頂面36aを接続させるようにしてもよい。
なお、可動プラテンの型盤構造は、固定プラテン25の型盤構造と同様のため説明を省略するが、可動プラテン側には、射出ユニット9が配置されないため、収容孔32,43を形成させなくても構わない。
即ち、上述のような型盤構造をなすことにより、固定プラテン25及び可動プラテンが変形した場合においても、固定プラテン25及び可動プラテンの中心部に形成される固着端面31は、本体取付面39の中央部に形成される結合面42だけに結合しているので、固定プラテン25及び可動プラテンの変形量に影響されることがなく、確実に、固定プラテン25及び可動プラテンから金型固定部材27に型締力が伝達される。従って、金型固定部材27から固定金型5及び可動金型6にも、確実に型締力が伝達され、固定金型5と可動金型6との合わせ面に発生する口開きを制御することができる。
また、リブ36が形成されているので、プラテン本体26の剛性が高められ、射出成形時における固定プラテン25及び可動プラテンの変形を少なくすることができる。即ち、リブ36及びリブ37を形成させることにより、固定プラテン25及び可動プラテンを高剛性に保つことができる。そして、タイバー取付部33同士及び前面28を連結するリブ47を形成させることにより、更に、固定プラテン25及び可動プラテンの剛性を高めることができる。また、突出部30の外周面30aに接続するリブ36の頂面36a及びリブ37の頂面37aは、固着端面31の近傍に接続しているので、突出部30の変形も抑えられ、確実に結合面42と結合できる。そして、本体側壁14を備えていないので、実施例1の型盤1に比べ、固定プラテン25及び可動プラテンの重量の低減ができる。
更に、金型固定部材27においては、その中央部には結合面42が形成されているので、確実に固着端面31からの型締力が伝達される。また、結合部41の外周面41aと部材側壁40の内面40aとが、リブ44b及びリブ44cにより接続されているので、金型固定部材27を高剛性に保つことができる。そして、切欠部45と肉抜き部46とが形成されているため、その重量を低減することもできる。
従って、タイバー取付部の端面33bより高く、金型固定部材27の結合面42に結合する固着端面31を有するプラテン本体26の突出部30と、突出部30の外周面30aと切欠部35とを接続するリブ36と、突出部30の外周面30aとタイバー取付部33とを接続するリブ37とを形成させることにより、固定金型5と可動金型6とに、金型固定部材27を介して固着端面31からの型締力が確実に伝達され、固定金型5と可動金型6とを確実に締結できる。即ち、固定金型5と可動金型6との合わせ面で発生する口開きを制御し、成形品の成形バリを抑えることができる。また、リブ36及リブ37がプラテン本体26の剛性を高めるとともに、本体側壁14を設けることなく、切欠部35を形成させることにより、軽量化を図ることができる。よって、固定プラテン25の高剛性化と軽量化とを図ることができる。
そして、タイバー取付部33同士及び前面28を連結するリブ47を形成させると、更に、プラテン本体26の剛性が高められる。
固着端面31に結合する結合面42を有する結合部41と、結合部41の外周面41aと部材側壁40とを接続する部材放射状リブ44とを形成させることにより、プラテン本体26からの型締力が金型固定部材27に確実に伝達されるので、固定金型5と可動金型6とを確実に締結できる。即ち、固定金型5と可動金型6との合わせ面で発生する口開きを制御し、成形品の成形バリを抑えることができる。また、部材放射状リブ44が金型固定部材27の剛性を高めるとともに、切欠部45と肉抜き部46とを形成させているので、軽量化を図ることができる。よって、金型固定部材27の高剛性化と軽量化とを図ることができる。
また、実施例1に記載される本体放射状リブ20を図7に示すように、I型断面に形成すると、更に、軽量化を図ることができる。同様に、リブ36及びリブ37,部材放射状リブ44,タイバー取付部33同士及び前面28を連結するリブ47の断面をこのようにすると、更に、軽量化を図ることができる。
なお、固定プラテン及び可動プラテンの両方に本発明の型盤構造を適用しているが、どちらか一方に適用しても構わず、更に、実施例1の型盤構造と実施例2の型盤構造とを組み合わせて用いてもよい。
本発明は、高剛性化と軽量化とを図る型盤に適用可能であり、更に、この型盤を型締装置及び射出成形機に用いると有効である。
本発明の第1実施例に係る型盤の分解斜視図である。 本発明の第1実施例に係る型盤の概略図である。 本発明の第1実施例に係る型盤の作用を示す概略図である。 本発明の第2実施例に係る型盤の分解斜視図である。 (a)本発明の第2実施例に係る金型固定部材の本体取付面側の斜視図である。(b)金型固定部材の金型取付面側の斜視図である。 本発明のその他の実施例に係るプラテン本体の概略図である。 本発明のその他の実施例に係るリブの断面図である。 従来例に係る射出成形機の型締装置の概略図である。 従来例に係る射出成形機の型締装置の作用を示す概略図である。
符号の説明
1 型盤
2 固定プラテン
3 可動プラテン
4 ベースフレーム
5 固定金型
6 可動金型
7 移動シリンダ
8 タイバー
9 射出ユニット
10 プラテン本体
11 金型固定部材
12 前面
13 背面
14 本体側壁
14b 内面
15 取付部
16 突出部
16a 外周面
17 固着端面
17a ボルト孔
18 収容孔
19 タイバー孔
20 本体放射状リブ
20a 頂面
21 肉抜き部
22 金型取付面
22a ボルト孔
22b T型溝
23 本体取付面
23a 結合面
24 収容孔
25 固定プラテン
26 プラテン本体
27 金型固定部材
28 前面
29 背面
30 突出部
30a 外周面
31 固着端面
31a ボルト孔
32 収容孔
33 タイバー取付部
33a タイバー挿通孔
33b 端面
34 取付部
35 切欠部
36 リブ
36a 頂面
37 リブ
37a 頂面
38 金型取付面
38a T字溝
39 本体取付面
40 部材側壁
40a 内面
40b 端面
41 結合部
41a 外周面
42 結合面
42a ボルト孔
43 収容孔
44 部材放射状リブ
44a 頂面
44b リブ
44c リブ
45 切欠部
46 肉抜き部
47 リブ
47a 頂面

Claims (10)

  1. 壁部と、
    該壁部に立設された突出部と、
    該突出部の先端に形成された金型固定部と、
    該金型固定部に設けられた金型固定部材と、
    前記突出部の外周面から放射状に設けられ、前記壁部と連結される複数のリブと、
    前記壁部の周辺に設けられた複数のタイバー取付部とを備え、
    前記リブには、前記タイバー取付部に結合されるタイバーにより型締め力がかけられたときに圧縮方向の力が作用するようにしたことを特徴とする型盤。
  2. 前記突出部は、前記タイバー取付部の端面よりも突出し、前記リブは、前記突出部に、前記タイバー取付部の端面よりも前記金型固定部材側で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の型盤。
  3. 前記タイバー取付部が形成された枠部を前記突出部の周囲に有し、該枠部は、前記壁部と複数のリブに連結していることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の型盤。
  4. 前記タイバー取付部が筒状であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の型盤。
  5. 前記突出部が筒状をなしていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の型盤。
  6. 前記壁部の周縁は四辺からなり、各々の辺は円弧状に切り欠かれていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の型盤。
  7. 前記複数のリブの断面はI形状をなすことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の型盤。
  8. 前記複数のリブは、前記突出部の外周より放射状に延びかつ傾斜していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の型盤。
  9. 可動金型を取り付ける可動プラテンと固定金型を取り付ける固定プラテンのいずれか一方又は双方に請求項1乃至8のいずれか1項に記載の型盤を用いたことを特徴とする型締装置。
  10. 射出装置と型締装置とを備えて構成される射出成形機において、型締装置には、請求項9に記載の型締装置を用いたことを特徴とする射出成形装置。
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