JP2003025378A - 射出成形機の固定金型支持装置 - Google Patents
射出成形機の固定金型支持装置Info
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- B29C45/1744—Mould support platens
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
て、該延長部分をボルトによってフレームに固定するよ
うにして、フレームに支柱等の部材を追加することな
く、固定プラテンが傾いてしまうことを防止することが
できるとともに、固定プラテンの取付取り外し作業を容
易に行うことができるようにする。 【解決手段】固定金型が取り付けられる金型取付面及び
該金型取付面の反対側の背面13を備える固定金型支持
本体部23と、該固定金型支持本体部23の下端の両側
にそれぞれ形成された成形機フレームに取り付けるため
の取付部15とを有し、該取付部15は、前記金型取付
面と背面13との間に対応する本体部15b、前記背面
13よりも突出する延長部15a、及び、該延長部15
aに形成されたボルト孔を備え、該ボルト孔に挿入され
た取付ボルトによって前記成形機フレームに取り付けら
れる。
Description
型支持装置に関するものである。
ンダ内においてスクリュを前進させ、加熱され、溶融さ
せられた樹脂を高圧で射出して金型装置のキャビティ空
間に充填(てん)し、該キャビティ空間内において樹脂
を冷却し、固化させることによって成形品を成形するよ
うにしている。
取り付けられた固定プラテン、可動金型が取り付けられ
た可動プラテン、及び、該可動プラテンを進退させるた
めのトグル機構を備え、該トグル機構を作動させ、前記
可動プラテンを進退させることによって、金型装置の型
閉じ、型締め及び型開きを行うことができるようになっ
ている。
に、射出装置が前進させられ、加熱シリンダのノズル
が、前記固定プラテンに形成されたノズル通過孔を通っ
て、固定金型の背面に配設されたスプルーブッシュに押
し付けられ、密着させられる。続いて、溶融させられた
樹脂が高圧で前記ノズルから射出され、スプルーブッシ
ュ及びスプルーを通って、固定金型と可動金型の合わせ
面に形成されたキャビティ空間内に充填されるようにな
っている。
来の射出成形機においては、加熱シリンダのノズルが固
定金型の背面に配設されたスプルーブッシュに押し付け
られる時に、固定プラテンが固定金型側に傾斜してしま
うことがある。
とスプルーブッシュとの境界面から漏れ出ることがない
ようにするために、前記ノズルは強い力で固定金型の背
面に配設されたスプルーブッシュに押し付けられるよう
になっている。そして、前記固定金型が固定プラテンに
取り付けられているので、前記固定プラテンが前記ノズ
ルの力を受けることとなる。この場合、前記固定プラテ
ンは、通常、その下端部がボルトによってフレームに固
定されているが、ボルトによって固定される部分のスパ
ンが短いので、強い力で押されると傾斜してしまう。
は図2のA矢視図、図4は図2のB矢視図である。
ムに固定された固定プラテンであり、図示されない固定
金型が取り付けられる金型取付面102及びその反対側
の射出装置側面103を備え、概略、矩(く)形の厚板
状の形状を有する。また、前記固定プラテン101に
は、加熱シリンダのノズルが通るノズル通過孔107、
及び、タイバーが挿入される複数、例えば、4つのタイ
バー挿入孔108が形成される。そして、前記固定プラ
テン101は下端の取付面104が前記フレームの上面
に載置され、ボルト孔105に挿入された図示されない
ボルトによって、前記フレームに固定されるようになっ
ている。
2における右方から、金型取付面102に取り付けられ
た図示されない固定金型に配設されたスプルーブッシュ
を図における左方へ押すようになっている。そのため、
前記固定プラテン101は、左方に押す力を図2におけ
る上下の中間の付近に受けることになり、前記押す力の
作用点と支点である取付面104との距離が長いので、
該取付面104に作用する回転モーメントは大きなもの
となる。
考えると、図2における左端を支点として、前記取付面
104を反時計回り方向に回転させようとする回転モー
メントが作用することが分かる。一方、前記取付面10
4の図2における左右方向の長さは短く、前記左端から
ボルト孔105(右側の孔)までのスパンも短いので、
該ボルト孔105に挿入されて固定プラテン101をフ
レームに固定しているボルトには大きな力がかかり、前
記取付面104の一部がわずかに浮き上がり、前記固定
プラテン101が傾斜してしまう。
固定プラテン101が傾斜すると、金型装置の型締め及
び型開きを行う際に、くるいが生じて、高精度の成形を
行うことが困難となる。
図2における左右方向の長さを長くし、ボルト孔105
のスパンも長くすることによって、前記固定プラテン1
01が傾いてしまうことを防止しようとするものであ
る。
防止するために、固定プラテンの射出装置側に突出する
リブを形成するとともに、フレームに支柱を設け、該支
柱によって前記リブを支持するようにした射出成形機
は、既に提案されている(特許第3098511号公報
参照)。
固定プラテンの中心部分に位置するため、リブを支持す
るための支柱をフレームに設ける必要がある。また、通
常、射出成形機を製造したり射出成形機のメンテナンス
を行う場合、作業者は射出成形機の側部において作業を
するようになっているが、ボルトが固定プラテンの中心
部分に位置するため、リブと支柱の取付部分におけるボ
ルトの取り外し等の作業を行うことが困難である。
固定プラテンの取付面を射出装置側に延長して、該延長
部分をボルトによってフレームに固定するようにして、
フレームに支柱等の部材を追加することなく、固定プラ
テンが傾いてしまうことを防止することができるととも
に、固定プラテンの取付取り外し作業を容易に行うこと
ができる射出成形機の固定金型支持装置を提供すること
を目的とする。
出成形機の固定金型支持装置においては、固定金型が取
り付けられる金型取付面及び該金型取付面の反対側の背
面を備える固定金型支持本体部と、該固定金型支持本体
部の下端の両側にそれぞれ形成された成形機フレームに
取り付けるための取付部とを有し、該取付部は、前記金
型取付面と背面との間に対応する本体部、前記背面より
も突出する延長部、及び、該延長部に形成されたボルト
孔を備え、該ボルト孔に挿入された取付ボルトによって
前記成形機フレームに取り付けられる。
置においては、さらに、前記取付部は、前記成形機フレ
ームの上面に載置される取付面を備える。
持装置においては、さらに、前記延長部のそれぞれの内
側端に、前記背面に接続されるリブが接続される。
持装置においては、さらに、前記ボルト孔は、前記延長
部において前記リブが接続される部分の近傍であって、
かつ、前記リブの外側に形成される。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
形機の概略を示す側面図である。
出装置、30は該射出装置50と対向して配設された型
締装置、34は前記射出装置50及び型締装置30を支
持する成形機フレーム、70は該成形機フレーム34に
よって支持されるとともに、射出装置50を支持する射
出装置フレーム、63は該射出装置フレーム70の長手
方向に配設されたガイド、39は固定金型36及び可動
金型35から成る金型装置である。
てボールねじ軸65が回転自在に支持され、該ボールね
じ軸65の一端がモータ64に連結される。また、前記
ボールねじ軸65とボールねじナット66とが螺(ら)
合させられ、該ボールねじナット66と射出装置50と
がスプリング67及びブラケット68を介して連結され
る。したがって、前記モータ64を正方向及び逆方向に
駆動すると、モータ64の回転運動は、ボールねじ軸6
5とボールねじナット66との組合せ、すなわち、ボー
ルねじ機構71によって直線運動に変換され、該直線運
動がブラケット68に伝達される。そして、該ブラケッ
ト68が前記ガイド63に沿って図における左右方向に
移動させられ、射出装置50が進退させられる。
における左方)に向けて加熱シリンダ51が固定され、
該加熱シリンダ51の前端(図における左端)にノズル
54が配設される。そして、前記加熱シリンダ51にホ
ッパ53が配設されるとともに、加熱シリンダ51の内
部にはスクリュ52が進退(図における左右方向に移
動)自在に、かつ、回転自在に配設され、該スクリュ5
2の後端(図における右端)が支持部材55によって支
持される。
ータ56が取り付けられ、該第1サーボモータ56を駆
動することによって発生させられた回転がタイミングベ
ルト72を介して前記スクリュ52に伝達されるように
なっている。
クリュ52と平行にボールねじ軸58が回転自在に支持
されるとともに、該ボールねじ軸58と第2サーボモー
タ61とがタイミングベルト62を介して連結される。
そして、前記ボールねじ軸58の前端は、支持部材55
に固定されたボールねじナット59と螺合させられる。
したがって、前記第2サーボモータ61を駆動すると、
該第2サーボモータ61の回転運動は、ボールねじ軸5
8とボールねじナット59との組合せ、すなわち、ボー
ルねじ機構73によって直線運動に変換され、該直線運
動が支持部材55に伝達される。
いて説明する。
ータ56を駆動し、タイミングベルト72を介してスク
リュ52を回転させ、該スクリュ52を所定の位置まで
後退(図における右方に移動)させる。このとき、ホッ
パ53から供給された樹脂は、加熱シリンダ51内にお
いて加熱され、溶融させられ、スクリュ52の後退に伴
って該スクリュ52の前方に溜(た)められる。
4を固定金型36に押し付け、第2サーボモータ61を
駆動し、タイミングベルト62を介してボールねじ軸5
8を回転させる。このとき、支持部材55は前記ボール
ねじ軸58の回転に伴って移動させられ、前記スクリュ
52を前進(図における左方に移動)させるので、スク
リュ52の前方に溜められた樹脂はノズル54から射出
され、固定金型36と可動金型35との間に形成された
キャビティ空間38に充填される。
る。
ての固定プラテン11、トグルサポート46、前記固定
プラテン11とトグルサポート46との間に架設された
タイバー33、前記固定プラテン11と対向して配設さ
れ、前記タイバー33に沿って進退自在に配設された可
動プラテン31、及び、該可動プラテン31と前記トグ
ルサポート46との間に配設されたトグル機構40を備
える。ここで、前記固定プラテン11は、下端に取付部
15を備え、該取付部15が取付ボルト21によって、
成形機フレーム34の上面に取り付けられる。そして、
前記固定プラテン11及び可動プラテン31に、互いに
対向させて前記固定金型36及び可動金型35がそれぞ
れ取り付けられる。
ボモータによってクロスヘッド45をトグルサポート4
6と可動プラテン31との間で進退させることによっ
て、該可動プラテン31をタイバー33に沿って進退さ
せ、可動金型35を固定金型36に対して接離させて、
型閉じ、型締め及び型開きを行うようになっている。
クロスヘッド45に対して揺動自在に支持されたトグル
レバー49、前記トグルサポート46に対して揺動自在
に支持されたトグルレバー44、前記可動プラテン31
に対して揺動自在に支持されたトグルアーム43から成
り、前記トグルレバー44、49間、及び、トグルレバ
ー44とトグルアーム43との間がそれぞれリンク結合
される。
ート46に対して回転自在に支持され、前記ボールねじ
軸47と、前記クロスヘッド45に固定されたボールね
じナット48とが螺合させられる。そして、前記ボール
ねじ軸47を回転させるために、前記トグルサポート4
6の側面に図示されない前記サーボモータが取り付けら
れる。
と、サーボモータの回転運動が、ボールねじ軸47とボ
ールねじナット48との組合せ、すなわち、ボールねじ
機構75によって直線運動に変換され、該直線運動がク
ロスヘッド45に伝達され、該クロスヘッド45は図に
おける左右方向に進退させられる。すなわち、前記クロ
スヘッド45を前進 (図における左方に移動)させる
と、トグル機構40が伸展して可動プラテン31が前進
させられ、型閉じ及び型締めが行われ、前記クロスヘッ
ド45を後退 (図における右方に移動)させると、トグ
ル機構40が屈曲して可動プラテン31が後退させら
れ、型開きが行われる。
ェクタ装置76が配設され、該エジェクタ装置76は、
前記可動金型35を貫通して延び、前端 (図における左
端)をキャビティ空間38に臨ませる図示されないエジ
ェクタピン、該エジェクタピンの後方 (図における右
方) に配設された図示されないエジェクタロッド、該エ
ジェクタロッドの後方に配設され、図示されないサーボ
モータによって回転させられるボールねじ軸42、及
び、該ボールねじ軸42と螺合させられるボールねじナ
ット41を有する。
と、該サーボモータの回転運動が、ボールねじ軸42と
ボールねじナット41との組合せ、すなわち、ボールね
じ機構77によって直線運動に変換され、該直線運動が
前記エジェクタロッドに伝達され、該エジェクタロッド
及びエジェクタピンが図における左右方向に進退させら
れる。
装置について詳細に説明する。
型支持装置の第1の斜視図、図6は本発明の実施の形態
における固定金型支持装置の第2の斜視図、図7は本発
明の実施の形態における固定金型支持装置の第3の斜視
図、図8は本発明の実施の形態における固定金型支持装
置の側面図、図9は本発明の実施の形態における図8の
C矢視図であり固定金型支持装置の射出装置側面を示す
図、図10は本発明の実施の形態における図8のD矢視
図であり固定金型支持装置の金型取付面を示す図、図1
1は本発明の実施の形態における図8のE矢視図であり
固定金型支持装置の上面を示す図である。
1は、図に示されるように、固定金型36が取り付けら
れる金型取付面12及びその反対側の背面13を備え、
概略、矩形の厚板状の形状から成る固定金型支持本体部
23を有し、該固定金型支持本体部23は、中心部にボ
ス部20と周囲に枠部24とボス部20と枠部24とを
連結する連結リブ22とから構成されている。該連結リ
ブ22はボス部20から放射状に複数設けられている。
そして、前記固定プラテン11には、加熱シリンダ51
の先端部分及びノズル54が通るノズル通過孔17がボ
ス部20の中心付近に形成される。なお、該ノズル通過
孔17は、背面13と金型取付面12とを連通するもの
で、背面13側が大径で、金型取付面12側が小径のテ
ーパ状に形成される。また、前記固定プラテン11に
は、タイバー33が挿入される複数、例えば、4つのタ
イバー挿入孔18が形成される。
は、図9及び10における右側端及び左側端に取付部1
5がそれぞれ形成される。なお、強度上の観点から、該
取付部15は固定プラテン11の本体部分と一体的に形
成されるものであることが望ましい。そして、該取付部
15の下面である取付面14が成形機フレーム34の上
面に載置される。ここで、該成形機フレーム34は、一
般的に、射出成形機10の長手方向(図5における横方
向)に延在する取付部材を両側に有し、その上に固定プ
ラテン11、トグルサポート46等が取り付けられるよ
うになっている。
は、前記取付部材のそれぞれに対応するようになってい
る。なお、左右の前記取付部15の位置は、前記タイバ
ー挿入孔18の直下にほぼ対応する位置である。
長手方向に関する長さは、固定プラテン11の本体部分
の射出成形機10の長手方向に関する長さ、すなわち、
厚さよりも大きな寸法を有している。そして、前記取付
部15は、前記固定プラテン11の本体部分の厚さ、す
なわち、前記金型取付面12と背面13との間に対応す
る本体部15bと、前記背面13よりも突出した延長部
15aとから成る。図8に示されるように、前記本体部
15bの端部の位置は該金型取付面12の位置とほぼ一
致するが、前記延長部15aの端部は前記背面13より
も突出している。
16が形成され、取付部15を成形機フレーム34の上
面に固定するための取付ボルト21が挿入される。な
お、前記ボルト孔16は、本体部15bにも形成するこ
とが望ましい。さらに、前記ボルト孔16は、延長部1
5aに複数形成することもできる。この場合、前記ボル
ト孔16は、前記タイバー挿入孔18の直下にほぼ対応
する位置に形成することが望ましい。これにより、前記
ボルト孔16の位置が固定プラテン11の左右側端から
離れることがないので、作業者が射出成形機10の側部
に立って、前記取付ボルト21の挿入、締め付け、取り
外し等の作業を容易に行うことができる。
部20)とを接続するリブ19を形成することもでき
る。これにより、前記延長部15aの強度が向上すると
共に、ボス部20に接続されているのでリブ19自体も
強度が向上する。ここで、強度上の観点から、前記リブ
19は、前記延長部15a及び固定プラテン11の本体
部分(ボス部20)と一体的に形成されるものであるこ
とが望ましい。なお、前記リブ19は前記延長部15a
の内側の端部に接続されることが望ましい。この場合、
作業者が射出成形機10の側部に立って、前記取付ボル
ト21の挿入、締め付け、取り外し等の作業を容易に行
う際に、前記リブ19が作業の支障となることがない。
ボルト孔16はリブ19の近傍に設けられることが望ま
しい。このことは、延長部15aのリブ19近傍が曲モ
ーメントに強い部分であり、ここで固定することが強度
上有利である。
14が成形機フレーム34の上面の固定プラテン取付位
置に合致するように載置され、ボルト孔16に挿入され
た取付ボルト21で締め付けることによって、前記成形
機フレーム34に強固に取り付けられる。
ては、射出装置50が図5において左方に移動させら
れ、加熱シリンダ51のノズル54が前記固定プラテン
11に取り付けられた固定金型36のスプルーブッシュ
に押しつけられる。そのため、前記固定金型36のスプ
ルーブッシュが前記加熱シリンダ51のノズル54によ
って図5において左方へ押されるので、前記固定プラテ
ン11は、左方に押す力を図5における上下の中間の付
近に受けることになる。この場合、前記押す力の作用点
と支点である取付部15との距離が長いので、前記取付
部15に作用する回転モーメントは大きなものとなる。
えると、取付面14の図5又は8における左端を支点と
して、取付部15を反時計回り方向に回転させようとす
る回転モーメントが作用することが分かる。しかし、本
実施の形態においては、前記取付面14の左端から離れ
た位置にある延長部15aにボルト孔16が形成されて
いるので、該ボルト孔16に挿入された取付ボルト21
に大きな力がかかることがない。そのため、前記延長部
15aの取付面14が成形機フレーム34の上面から浮
き上がってしまうことがないので、固定プラテン11が
傾斜することがない。
ト孔16が複数であり、複数の取付ボルト21を締め付
けることによって前記延長部15aを成形機フレーム3
4の上面に取り付けている場合には、1本毎の取付ボル
ト21にかかる力が小さくなるので、より大きな押す力
が固定プラテン11に作用しても、前記延長部15aの
取付面14が成形機フレーム34の上面から浮き上がっ
てしまうことがない。したがって、前記固定プラテン1
1が傾斜することがない。
定プラテン11の下端の両側に形成された取付部15が
背面13側に突出した延長部15aを有し、該延長部1
5aに取付ボルト21が挿入されるボルト孔16が形成
されている。そして、前記取付ボルト21によって、前
記固定プラテン11は成形機フレーム34の上面に固定
される。
くしたり、特別な部材を形成したり配設したりすること
なく、取付部15を延長させるという簡単な構成によっ
て、背面13側から押す力を受けた際の、前記固定プラ
テン11の傾斜を防止することができる。また、前記ボ
ルト孔16の位置が固定プラテン11の左右側端近傍に
あるので、作業者が射出成形機10の側部に立って、前
記取付ボルト21の挿入、締め付け、取り外し等の作業
を容易に行うことができる。
続するリブ19を形成して、前記延長部15a及びリブ
19の強度が向上させることもできる。この場合、前記
リブ19は前記延長部15aの内側の端部に接続される
ので、作業者が射出成形機10の側部に立って、前記取
付ボルト21の挿入、締め付け、取り外し等の作業を容
易に行う際に、前記リブ19が作業の支障となることが
ない。
固定金型支持装置を射出成形機に適用した例について説
明したが、前記固定金型支持装置は、射出成形機だけで
なく、ダイカストマシーン、IC等の半導体封止用のト
ランスファー成形装置等にも適用できるものである。
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形さ
せることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除
するものではない。
れば、射出成形機の固定金型支持装置においては、固定
金型が取り付けられる金型取付面及び該金型取付面の反
対側の背面を備える固定金型支持本体部と、該固定金型
支持本体部の下端の両側にそれぞれ形成された成形機フ
レームに取り付けるための取付部とを有し、該取付部
は、前記金型取付面と背面との間に対応する本体部、前
記背面よりも突出する延長部、及び、該延長部に形成さ
れたボルト孔を備え、該ボルト孔に挿入された取付ボル
トによって前記成形機フレームに取り付けられる。
したり、フレームに支柱等の特別な部材を追加すること
なく、前記固定金型支持装置が傾いてしまうことを防止
することができるとともに、前記固定金型支持装置の取
付取り外し作業を容易に行うことができる。
の第1の斜視図である。
を示す側面図である。
の第2の斜視図である。
の第3の斜視図である。
の側面図である。
あり固定金型支持装置の射出装置側面を示す図である。
であり固定金型支持装置の金型取付面を示す図である。
であり固定金型支持装置の上面を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)固定金型が取り付けられる金型取
付面及び該金型取付面の反対側の背面を備える固定金型
支持本体部と、(b)該固定金型支持本体部の下端の両
側にそれぞれ形成された成形機フレームに取り付けるた
めの取付部とを有し、(c)該取付部は、前記金型取付
面と背面との間に対応する本体部、前記背面よりも突出
する延長部、及び、該延長部に形成されたボルト孔を備
え、(d)該ボルト孔に挿入された取付ボルトによって
前記成形機フレームに取り付けられることを特徴とする
射出成形機の固定金型支持装置。 - 【請求項2】 前記取付部は、前記成形機フレームの上
面に載置される取付面を備える請求項1に記載の射出成
形機の固定金型支持装置。 - 【請求項3】 前記延長部のそれぞれの内側端に、前記
背面に接続されるリブが接続される請求項1又は2に記
載の射出成形機の固定金型支持装置。 - 【請求項4】 前記ボルト孔は、前記延長部において前
記リブが接続される部分の近傍であって、かつ、前記リ
ブの外側に形成される請求項3に記載の射出成形機の固
定金型支持装置。
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