JP3427690B2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング状の成形品
を射出成形するための射出成形用金型に関する。 【０００２】 【従来の技術】例えば、中心貫通孔を有するリング状成
形品を射出成形するための一般的な射出成形用金型で
は、ランナーは横方向に延びてキャビティの周面に通じ
る形態のものが主流を占めていた。このような金型で
は、成形品にゲート跡やウェルドラインが発生したり、
キャビティ内での樹脂回りが不確実である等の不具合が
ある。したがって、このような不具合を解消するため
に、近年、ランナーがキャビティの軸心部へ通じる形態
の射出成形用金型が増えつつある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記形態の
従来の射出成形用金型は、ゲートをカットするための型
内ゲートカット機構を備えているが、この型内ゲートカ
ット機構は型開閉機構とは別途の油圧機構等により構成
されているので、その配管等により射出成形用金型の構
造が複雑化するばかりか、金型コストも嵩むという問題
点がある。 【０００４】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、ゲートカット機構、ひいて
は金型構造を簡略化するとともに、コストの安い射出成
形用金型を提供することを目的としている。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ほぼ中心部に貫通孔を有するリング状の成
形品を射出成形するための射出成形用金型において、キ
ャビティの軸心部へ通じるランナーを有する固定側型板
と、該固定側型板との間に前記キャビティを形成する可
動側型板と、該可動側型板の背面に配置され該可動側型
板に対して開放可能に設けられた可動側受け板と、該可
動側受け板に設けられ前記可動側型板を貫通して前記キ
ャビティに臨むゲートカットロッドとを有し、前記可動
側型板および可動側受け板間が開放状態で型締めされた
低圧型締め状態から高圧にて型締めする際に、前記ゲー
トカットロッドが前記キャビティの中心部を貫通して前
記ランナー内に挿入されることにより、前記成形品に前
記貫通孔を形成するとともにゲートカットが行われるこ
とを特徴とするものである。 【０００６】本発明の作用としては、高圧型締め動作時
に、型締め機構と連動してゲートカットロッドが軸方向
に移動し、成形品のほぼ中心部に貫通孔を形成するとと
もに、成形品とゲートとを切り離す。これにより、成形
品にゲート跡等の不具合が発生しないとともに、ゲート
カット機構も簡略化される。 【０００７】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の射出成形用
金型の一実施形態の縦断面図、図２は図１に示した射出
成形用金型のキャビティ部の拡大図である。 【０００８】先ず、射出成形用金型の概略構造として
は、符号１は固定側型板、符号３は可動側型板で、固定
側型板１および可動側型板３は、互いに図示上下方向に
移動して開閉するものであり、型締時に固定側型板１と
可動側型板３と後述する歯形成部材５とにより、製品形
状のキャビティ１１を内部に形成するものである。固定
側型板１および可動側型板３の間には、可動側型板３に
固定されたリング状のベアリング押え部材２が配置され
ている。このベアリング押え部材２によってベアリング
４および歯形成部材５が可動側型板３に支持されてい
る。なお、リング状の歯形成部材５はベアリング４に回
転自在に支持されている。この歯形成部材５の内周部に
は、図２に示すように、成形品１４の外周部に歯１４ｂ
（本例では、はすば歯）を形成するための歯５ａが形成
されている。 【０００９】前記可動側型板３の背面（図示下面）には
可動側受け板６が配置され、さらに、可動側受け板６の
背面（図示下面）にはスペーサブロック７を介して可動
側取付け板８が取付けられている。可動側型板３および
可動側受け板６間は開閉可能になっており、後述する射
出時には付勢部材（本例ではスプリング）１８によって
可動側型板３および可動側受け板６間は開放される。可
動側受け板６と可動側取付け板８との間には、これらに
対して相対的に図示上下動する突き出し板９が設けら
れ、この突き出し板９には複数の突き出しピン１０が突
設されている。これら突き出しピン１０は、可動側受け
板６および可動側型板３を摺動自在に貫通して先端がキ
ャビティ１１に臨んで位置するものである。 【００１０】また、可動側受け板６には上下方向に延び
るゲートカットロッド１５が設けられており、このゲー
トカットロッド１５は、可動側型板３と連動して軸方向
に移動し、キャビティ１１の中心部を貫通して、成形品
１４（本例では、はすば歯車）に中心貫通孔１４ａを形
成するとともに、後述するようなゲートカットする機能
を有する。 【００１１】一方、前記固定側型板１の背面（図示上
面）側には、固定側型板１に対して相対的に上下移動す
る固定側取付け板１２が配置されている。固定側取付け
板１２には、射出成形機（不図示）の固定側プラテン
（不図示）が取付けられる。前記固定側取付け板１２に
は、前記射出成形機（不図示）のノズルが接続されるス
プルーブッシュ１６が備えられている。一方、固定側型
板１にはランナーブッシュ１３が備えられており、この
ランナーブッシュ１３内の上下方向に延びるランナー１
３ａにはスプルーブッシュ１６のスプルー１６ａが連通
している。また、ランナー１３ａはキャビティ１１の軸
心部に連通しており、この連通する部分はゲート１７に
なっている。 【００１２】次に、上記射出成形用金型の動作について
説明する。先ず、金型を低圧にて型締めし、この状態で
は、可動側型板３および可動側受け板６間は開放され、
また、可動側型板３の上面やゲートカットロッド１５の
上端面はそれぞれ一点鎖線３ａ，１５ａ（図２参照）の
位置にある。この状態で、図示しない射出成形機から、
溶融樹脂を射出して、スプルー１６ａ、ランナー１３ａ
およびゲート１７を介して、キャビティ１１内に充填す
る。溶融樹脂はキャビティ１１内にその軸心部より充填
されるので、キャビティ１１内での樹脂回りは良好であ
る。なお、溶融樹脂の種類としては、ＡＢＳ、ＰＳ、Ｐ
Ｐ等が挙げられる。 【００１３】この後、金型を高圧にて型締めすると（圧
縮成形）、キャビティ１１内の溶融樹脂１４が圧縮され
てゲート１７側へ逆流し、これと同時に、ゲートカット
ロッド１５の上端部がランナー１３ａ内に挿入し、ゲー
トカットロッド１５により成形品１４とゲート１７とが
切り離される。これにより、キャビティ１１内の樹脂量
が定量になるとともに、成形品１４にゲート跡が付かな
い。 【００１４】冷却後、金型を型開きし、キャビティ１１
内で固化した樹脂である成形品１４を取り出すが、この
とき、突き出しピン１０が成形品１４を突き出して離型
させる。また、ランナーブッシュ１３を取り出す際に
は、固定側型板１および固定側取付け板１２間を開放す
る。 【００１５】本実施形態の射出圧縮成形用金型では、高
圧型締め動作の際に、可動側受け板６とともに軸方向に
移動するゲートカットロッド１５により成形品１４に中
心貫通孔１４ａを形成するともに、ゲートカットロッド
１５によりゲートカットが行われる。したがって、成形
品１４にゲート跡が付かないので、研磨等を行うことな
く、成形品１４をそのまま製品として使用できる。ま
た、従来のような、型開閉機構とは別途の型内ゲートカ
ット機構（油圧機構等）が不要となり、射出成形用金型
の構造が簡略化するばかりか、金型コストも安くなる。
さらに、低圧および高圧の二段階で型締めを行うので、
キャビティ１１内で溶融樹脂の体積収縮が起こっても、
キャビティ１１内の樹脂量が定量になるので、多数の成
形品１４においてその重量および形状が均一になる上
に、薄肉部へも樹脂が完全に行き渡って欠肉がなくな
り、その強度や耐久性に優れた製品（本例では、はすば
歯車）を提供できる。 【００１６】なお、上記実施形態では、成形品としては
すば歯車を例に挙げたが、これに限らず、成形品の形態
としては、ほぼ中心部に貫通孔を有する平歯車や一般的
なリング部品でもよい。 【００１７】 【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、高圧型締め動作の際に、軸方向に移動す
るゲートカットロッドにより、成形品のぼぼ中心部に貫
通孔を形成するともに、成形品からゲートを切り離すゲ
ートカットを行う。したがって、従来のような、型開閉
機構とは別途の型内ゲートカット機構（油圧機構等）が
不要となり、射出成形用金型の構造が簡略化するばかり
か、金型コストも安くなるという効果を奏する。
を射出成形するための射出成形用金型に関する。 【０００２】 【従来の技術】例えば、中心貫通孔を有するリング状成
形品を射出成形するための一般的な射出成形用金型で
は、ランナーは横方向に延びてキャビティの周面に通じ
る形態のものが主流を占めていた。このような金型で
は、成形品にゲート跡やウェルドラインが発生したり、
キャビティ内での樹脂回りが不確実である等の不具合が
ある。したがって、このような不具合を解消するため
に、近年、ランナーがキャビティの軸心部へ通じる形態
の射出成形用金型が増えつつある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記形態の
従来の射出成形用金型は、ゲートをカットするための型
内ゲートカット機構を備えているが、この型内ゲートカ
ット機構は型開閉機構とは別途の油圧機構等により構成
されているので、その配管等により射出成形用金型の構
造が複雑化するばかりか、金型コストも嵩むという問題
点がある。 【０００４】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、ゲートカット機構、ひいて
は金型構造を簡略化するとともに、コストの安い射出成
形用金型を提供することを目的としている。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ほぼ中心部に貫通孔を有するリング状の成
形品を射出成形するための射出成形用金型において、キ
ャビティの軸心部へ通じるランナーを有する固定側型板
と、該固定側型板との間に前記キャビティを形成する可
動側型板と、該可動側型板の背面に配置され該可動側型
板に対して開放可能に設けられた可動側受け板と、該可
動側受け板に設けられ前記可動側型板を貫通して前記キ
ャビティに臨むゲートカットロッドとを有し、前記可動
側型板および可動側受け板間が開放状態で型締めされた
低圧型締め状態から高圧にて型締めする際に、前記ゲー
トカットロッドが前記キャビティの中心部を貫通して前
記ランナー内に挿入されることにより、前記成形品に前
記貫通孔を形成するとともにゲートカットが行われるこ
とを特徴とするものである。 【０００６】本発明の作用としては、高圧型締め動作時
に、型締め機構と連動してゲートカットロッドが軸方向
に移動し、成形品のほぼ中心部に貫通孔を形成するとと
もに、成形品とゲートとを切り離す。これにより、成形
品にゲート跡等の不具合が発生しないとともに、ゲート
カット機構も簡略化される。 【０００７】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の射出成形用
金型の一実施形態の縦断面図、図２は図１に示した射出
成形用金型のキャビティ部の拡大図である。 【０００８】先ず、射出成形用金型の概略構造として
は、符号１は固定側型板、符号３は可動側型板で、固定
側型板１および可動側型板３は、互いに図示上下方向に
移動して開閉するものであり、型締時に固定側型板１と
可動側型板３と後述する歯形成部材５とにより、製品形
状のキャビティ１１を内部に形成するものである。固定
側型板１および可動側型板３の間には、可動側型板３に
固定されたリング状のベアリング押え部材２が配置され
ている。このベアリング押え部材２によってベアリング
４および歯形成部材５が可動側型板３に支持されてい
る。なお、リング状の歯形成部材５はベアリング４に回
転自在に支持されている。この歯形成部材５の内周部に
は、図２に示すように、成形品１４の外周部に歯１４ｂ
（本例では、はすば歯）を形成するための歯５ａが形成
されている。 【０００９】前記可動側型板３の背面（図示下面）には
可動側受け板６が配置され、さらに、可動側受け板６の
背面（図示下面）にはスペーサブロック７を介して可動
側取付け板８が取付けられている。可動側型板３および
可動側受け板６間は開閉可能になっており、後述する射
出時には付勢部材（本例ではスプリング）１８によって
可動側型板３および可動側受け板６間は開放される。可
動側受け板６と可動側取付け板８との間には、これらに
対して相対的に図示上下動する突き出し板９が設けら
れ、この突き出し板９には複数の突き出しピン１０が突
設されている。これら突き出しピン１０は、可動側受け
板６および可動側型板３を摺動自在に貫通して先端がキ
ャビティ１１に臨んで位置するものである。 【００１０】また、可動側受け板６には上下方向に延び
るゲートカットロッド１５が設けられており、このゲー
トカットロッド１５は、可動側型板３と連動して軸方向
に移動し、キャビティ１１の中心部を貫通して、成形品
１４（本例では、はすば歯車）に中心貫通孔１４ａを形
成するとともに、後述するようなゲートカットする機能
を有する。 【００１１】一方、前記固定側型板１の背面（図示上
面）側には、固定側型板１に対して相対的に上下移動す
る固定側取付け板１２が配置されている。固定側取付け
板１２には、射出成形機（不図示）の固定側プラテン
（不図示）が取付けられる。前記固定側取付け板１２に
は、前記射出成形機（不図示）のノズルが接続されるス
プルーブッシュ１６が備えられている。一方、固定側型
板１にはランナーブッシュ１３が備えられており、この
ランナーブッシュ１３内の上下方向に延びるランナー１
３ａにはスプルーブッシュ１６のスプルー１６ａが連通
している。また、ランナー１３ａはキャビティ１１の軸
心部に連通しており、この連通する部分はゲート１７に
なっている。 【００１２】次に、上記射出成形用金型の動作について
説明する。先ず、金型を低圧にて型締めし、この状態で
は、可動側型板３および可動側受け板６間は開放され、
また、可動側型板３の上面やゲートカットロッド１５の
上端面はそれぞれ一点鎖線３ａ，１５ａ（図２参照）の
位置にある。この状態で、図示しない射出成形機から、
溶融樹脂を射出して、スプルー１６ａ、ランナー１３ａ
およびゲート１７を介して、キャビティ１１内に充填す
る。溶融樹脂はキャビティ１１内にその軸心部より充填
されるので、キャビティ１１内での樹脂回りは良好であ
る。なお、溶融樹脂の種類としては、ＡＢＳ、ＰＳ、Ｐ
Ｐ等が挙げられる。 【００１３】この後、金型を高圧にて型締めすると（圧
縮成形）、キャビティ１１内の溶融樹脂１４が圧縮され
てゲート１７側へ逆流し、これと同時に、ゲートカット
ロッド１５の上端部がランナー１３ａ内に挿入し、ゲー
トカットロッド１５により成形品１４とゲート１７とが
切り離される。これにより、キャビティ１１内の樹脂量
が定量になるとともに、成形品１４にゲート跡が付かな
い。 【００１４】冷却後、金型を型開きし、キャビティ１１
内で固化した樹脂である成形品１４を取り出すが、この
とき、突き出しピン１０が成形品１４を突き出して離型
させる。また、ランナーブッシュ１３を取り出す際に
は、固定側型板１および固定側取付け板１２間を開放す
る。 【００１５】本実施形態の射出圧縮成形用金型では、高
圧型締め動作の際に、可動側受け板６とともに軸方向に
移動するゲートカットロッド１５により成形品１４に中
心貫通孔１４ａを形成するともに、ゲートカットロッド
１５によりゲートカットが行われる。したがって、成形
品１４にゲート跡が付かないので、研磨等を行うことな
く、成形品１４をそのまま製品として使用できる。ま
た、従来のような、型開閉機構とは別途の型内ゲートカ
ット機構（油圧機構等）が不要となり、射出成形用金型
の構造が簡略化するばかりか、金型コストも安くなる。
さらに、低圧および高圧の二段階で型締めを行うので、
キャビティ１１内で溶融樹脂の体積収縮が起こっても、
キャビティ１１内の樹脂量が定量になるので、多数の成
形品１４においてその重量および形状が均一になる上
に、薄肉部へも樹脂が完全に行き渡って欠肉がなくな
り、その強度や耐久性に優れた製品（本例では、はすば
歯車）を提供できる。 【００１６】なお、上記実施形態では、成形品としては
すば歯車を例に挙げたが、これに限らず、成形品の形態
としては、ほぼ中心部に貫通孔を有する平歯車や一般的
なリング部品でもよい。 【００１７】 【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、高圧型締め動作の際に、軸方向に移動す
るゲートカットロッドにより、成形品のぼぼ中心部に貫
通孔を形成するともに、成形品からゲートを切り離すゲ
ートカットを行う。したがって、従来のような、型開閉
機構とは別途の型内ゲートカット機構（油圧機構等）が
不要となり、射出成形用金型の構造が簡略化するばかり
か、金型コストも安くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の射出成形用金型の一実施形態の縦断
面図である。 【図２】 図１に示した射出成形用金型のキャビティ部
の拡大図である。 【符号の説明】 １ 固定側型板 ２ ベアリング押え部材 ３ 可動側型板 ４ ベアリング ５ 歯形成部材 ６ 可動側受け板 ７ スペーサブロック ８ 可動側取付け板 ９ 突き出し板 １０ 突き出しピン １１ キャビティ １２ 固定側取付け板 １３ ランナーブッシュ １３ａ ランナー １４ 成形品（溶融樹脂） １５ ゲートカットロッド １６ スプルーブッシュ １６ａ スプルー １７ ゲート １８ 付勢部材
面図である。 【図２】 図１に示した射出成形用金型のキャビティ部
の拡大図である。 【符号の説明】 １ 固定側型板 ２ ベアリング押え部材 ３ 可動側型板 ４ ベアリング ５ 歯形成部材 ６ 可動側受け板 ７ スペーサブロック ８ 可動側取付け板 ９ 突き出し板 １０ 突き出しピン １１ キャビティ １２ 固定側取付け板 １３ ランナーブッシュ １３ａ ランナー １４ 成形品（溶融樹脂） １５ ゲートカットロッド １６ スプルーブッシュ １６ａ スプルー １７ ゲート １８ 付勢部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B29C 45/00 - 45/84
B29C 33/00 - 33/76
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ほぼ中心部に貫通孔を有するリング状の
成形品を射出成形するための射出成形用金型において、 キャビティの軸心部へ通じるランナーを有する固定側型
板と、該固定側型板との間に前記キャビティを形成する
可動側型板と、該可動側型板の背面に配置され該可動側
型板に対して開放可能に設けられた可動側受け板と、該
可動側受け板に設けられ前記可動側型板を貫通して前記
キャビティに臨むゲートカットロッドとを有し、 前記可動側型板および可動側受け板間が開放状態で型締
めされた低圧型締め状態から高圧にて型締めする際に、
前記ゲートカットロッドが前記キャビティの中心部を貫
通して前記ランナー内に挿入されることにより、前記成
形品に前記貫通孔を形成するとともにゲートカットが行
われることを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23524497A JP3427690B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23524497A JP3427690B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1170552A JPH1170552A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3427690B2 true JP3427690B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=16983218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23524497A Expired - Fee Related JP3427690B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3427690B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812974B1 (ko) | 2007-07-30 | 2008-03-13 | 박종원 | 코아일체형 보빈제작용 금형 및 보빈제조방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102848534B (zh) * | 2012-09-21 | 2014-07-16 | 东泰精密模具(苏州)有限公司 | 盘状浇口自动切除模具 |
| JP5405682B1 (ja) * | 2013-02-22 | 2014-02-05 | 株式会社ハマダ工商 | 入れ子部材、及び成形金型 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23524497A patent/JP3427690B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812974B1 (ko) | 2007-07-30 | 2008-03-13 | 박종원 | 코아일체형 보빈제작용 금형 및 보빈제조방법 |
| WO2009017303A1 (en) * | 2007-07-30 | 2009-02-05 | Jong-Won Park | The injection mold apparatus and method for making bobbin having core |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1170552A (ja) | 1999-03-16 |
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