JP5550820B2 - 金型取付ダイ、金型保持部材及び型締装置 - Google Patents

金型取付ダイ、金型保持部材及び型締装置 Download PDF

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    • B29C45/1744Mould support platens

Description

本発明は、金型取付ダイ、金型保持部材及び型締装置に関するものである。
従来、成形機、例えば、射出成形機は、射出装置、金型装置及び型締装置によって構成され、射出成形機において、射出装置の加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた樹脂が射出ノズルから射出され、金型装置のキャビティ空間に充填され、該キャビティ空間内において冷却され、固化させられることによって成形品が得られるようになっている。
そのために、前記金型装置は第1の金型としての固定金型及び第2の金型としての可動金型を備え、型締装置を作動させて前記可動金型を進退させ、前記固定金型に対して接離させることによって、型閉じ、型締め及び型開きを行う。前記型締装置は、固定金型を取り付けるための第1の金型保持部材としての固定プラテン、該固定プラテンと対向させて配設されたトグルサポート、固定プラテンとトグルサポートとの間に架設されたタイバー、該タイバーに沿って進退自在に配設され、前記可動金型を取り付けるための第2の金型保持部材としての可動プラテン、前記トグルサポートと可動プラテンとの間に配設され、可動プラテンを進退させることによって可動金型を進退させるトグル機構等を備える。
ところで、前記固定プラテン及び可動プラテンに固定金型及び可動金型をそれぞれ取り付ける場合、固定プラテン及び可動プラテンに断面が「T」字状の溝、すなわち、T溝を形成し、断面が「T」字状の突起、すなわち、T脚を備えたクランプ装置を使用し、T脚をT溝内に挿入し、クランプ装置を作動させることによって固定金型及び可動金型を固定したり、固定プラテン及び可動プラテンにタップ穴を形成し、固定金型及び可動金型のボルト穴を挿通させた固定用のボルト(以下「固定用ボルト」という。)と前記タップ穴とを螺合させることによって固定金型及び可動金型を固定したりしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−25378号公報
しかしながら、前記従来の射出成形機においては、固定金型及び可動金型の仕様、例えば、クランプ装置、ボルト穴、固定用ボルト等の取付側要素の位置、寸法等が変更されると、固定金型及び可動金型を固定プラテン及び可動プラテンに取り付けるのが困難になり、固定金型及び可動金型の仕様に対応させて固定プラテン及び可動プラテンの仕様、例えば、T溝、タップ穴等の被取付側要素の位置、寸法等を変更する必要がある。その場合、固定プラテン及び可動プラテンを再加工したり、別の固定プラテン及び可動プラテンと交換したりする必要が生じる。したがって、そのための作業が煩わしいだけでなく、固定プラテン及び可動プラテンのコストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来の射出成形機の問題点を解決して、金型の仕様が変更された場合に、金型をプラテンに容易に取り付けることができ、そのための作業を簡素化することができ、プラテンのコストを低くすることができる金型取付ダイ、金型保持部材及び型締装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の金型取付ダイにおいては、金型ダイに対して着脱自在に配設され、金型を取り付けるようになっている。
そして、前記金型を取り付けるための取付面に、仕様の異なる複数の金型の取付側要素に対応させて被取付側要素が形成される。
また、前記金型ダイとの間に配設された調整機構によって、金型の仕様に対応させて金型ダイに対する位置が調整される。
本発明によれば、金型取付ダイにおいては、金型ダイに対して着脱自在に配設され、金型を取り付けるようになっている。
そして、前記金型を取り付けるための取付面に、仕様の異なる複数の金型の取付側要素に対応させて被取付側要素が形成される。
また、前記金型ダイとの間に配設された調整機構によって、金型の仕様に対応させて金型ダイに対する位置が調整される。
この場合、金型の仕様が変更されたときに、所定の被取付側要素を使用することによって金型を容易に取り付けることができ、金型保持部材を再加工したり、別の金型保持部材と交換したりする必要がない。したがって、金型を金型保持部材に取り付けるための作業を簡素化することができるだけでなく、金型保持部材のコストを低くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、成形機としての射出成形機について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における射出成形機の要部を示す図である。
図において、Frは射出成形機を支持するフレーム、11は、該フレームFrに取り付けられた第1の金型保持部材としての、かつ、第1のプラテンとしての固定プラテン、12は、前記フレームFr上に載置され、前記固定プラテン11と対向させて配設された第2の金型保持部材としてのトグルサポート、13は前記固定プラテン11とトグルサポート12との間に架設された連結部材としてのタイバー、14は、前記固定プラテン11とトグルサポート12との間において、固定プラテン11と対向させて、前記タイバー13に沿って進退自在に配設された可動部材としての、かつ、第2のプラテンとしての可動プラテンであり、前記固定プラテン11及び可動プラテン14に、それぞれ互いに対向させて第1の金型としての固定金型15及び第2の金型としての可動金型16が取り付けられる。前記固定金型15及び可動金型16によって金型装置20が構成される。なお、前記固定プラテン11に隣接させて図示されない射出装置が配設される。
前記固定プラテン11は、固定プラテン11の本体である金型ダイとしての固定ダイ27、及び該固定ダイ27に対して着脱自在に配設され、固定金型15を取り付けるための金型取付ダイ28を備え、固定ブロック29によってフレームFrに取り付けられる。そして、前記可動プラテン14は、可動プラテン14の本体である金型ダイとしての可動ダイ57、及び該可動ダイ57に対して着脱自在に配設され、可動金型16を取り付けるための金型取付ダイ58を備える。
また、前記タイバー13は、固定プラテン11、トグルサポート12及び可動プラテン14のコーナ部分、すなわち、固定プラテン11、トグルサポート12及び可動プラテン14の四隅(上端及び下端の左右の端部)に配設される。タイバー13は、該タイバー13の本体部分18、及び固定プラテン11側の端部において、本体部分18よりわずかに径が小さくされた貫通部19を備え、該貫通部19の先端に図示されないねじ部が形成される。そして、該貫通部19を固定プラテン11の前端面側から貫通孔32内に挿入し、本体部分18と貫通部19との段差を前記前端面における貫通孔32の内周縁に当て、固定プラテン11の後端面から突出する前記ねじ部とナット33とを螺合させることによって、タイバー13の一端をトグルサポート12に取り付けることができる。
該トグルサポート12と可動プラテン14との間には、型締力発生装置としてのトグル機構21が配設され、該トグル機構21は、型締め用の駆動部としての図示されない型締用モータを駆動し、クロスヘッド22をトグルサポート12側と可動プラテン14側との間で進退させることによって、伸展及び屈曲させられ、それに伴って、前記可動プラテン14をタイバー13に沿って進退させ、可動金型16を固定金型15に対して接離させることによって、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
そのために、前記トグル機構21は、前記クロスヘッド22に対して揺動自在に支持された第1のリンクとしてのトグルレバー23、前記トグルサポート12に対して揺動自在に支持された第2のリンクとしてのトグルレバー24、及び前記可動プラテン14に対して揺動自在に支持された第3のリンクとしてのトグルアーム25から成り、前記トグルレバー23、24間、及びトグルレバー24とトグルアーム25との間がそれぞれリンク結合される。
また、図示されないボールねじ軸が、前記トグルサポート12に対して回転自在に支持され、前記ボールねじ軸と、前記クロスヘッド22に取り付けられた図示されないボールナットとが螺合させられる。前記ボールねじ軸を回転させるために、前記トグルサポート12の側面に前記型締用モータが取り付けられ、該型締用モータの回転がボールねじ軸に伝達される。
したがって、前記型締用モータを駆動して前記ボールねじ軸を回転させると、ボールねじ軸の回転運動が前記ボールナットの直進運動に変換させられ、前記クロスヘッド22が進退させられる。そして、クロスヘッド22を前進させると、トグル機構21が伸展させられて可動プラテン14及び可動金型16が前進させられ、型閉じ及び型締めが行われる。このとき、前記固定金型15と可動金型16との間に図示されないキャビティ空間が形成され、該キャビティ空間に、前記射出装置によって射出された成形材料としての樹脂が、図示されないスプルー及びゲートを介して充填される。
なお、前記射出装置は、シリンダ部材としての加熱シリンダ、及び該加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設された射出部材としてのスクリューを備え、該スクリューを回転させたり、前進させたりするために、計量用の駆動部としての計量用モータ、射出用の駆動部としての射出用モータ等が配設される。そして、計量工程において、前記計量用モータを駆動してスクリューを回転させると、加熱シリンダ内におけるスクリューより前方に樹脂が溜められ、射出工程において、前記射出用モータを駆動してスクリューを前進させると、溜められた樹脂が加熱シリンダの前端に取り付けられた射出ノズルから射出され、前記キャビティ空間に充填される。そして、キャビティ空間内の樹脂が冷却されて固化されると、成形品が成形される。
続いて、前記クロスヘッド22を後退させると、トグル機構21が屈曲させられて可動プラテン14及び可動金型16が後退させられ、型開きが行われる。このとき、図示されない突出部材としてのエジェクタピンが可動金型16から突き出され、該可動金型16側に付着している成形品が突き落とされる。
なお、前記トグルサポート12には、金型装置20を交換した場合等に、該金型装置20の厚さに対応させてタイバー13の有効長さを変更するために、型厚調整装置31が配設される。
本実施の形態においては、型締用の駆動部として型締用モータが配設されるようになっているが、該型締用モータに代えて、型締シリンダを配設し、該型締シリンダを駆動することによってクロスヘッド22を進退させることもできる。また、本実施の形態においては、可動プラテン14及び可動金型16を進退させるためにトグル機構21が配設されるようになっているが、トグル機構21を使用することなく、前記型締シリンダによって、可動プラテン14及び可動金型16を直接進退させることができる。
なお、前記固定プラテン11、トグルサポート12、タイバー13、可動プラテン14、トグル機構21、ナット33、型締用モータ等によって型締装置が構成される。また、前記ボールねじ軸及びボールナットによって、運動方向変換部としてのボールねじが構成され、前記ボールねじ軸によって第1の変換要素が、ボールナットによって第2の変換要素が構成される。
次に、前記構成の固定プラテン11について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの第1の斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの第2の斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態における固定ダイの第1の斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における固定ダイの第2の斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの断面図、図7は本発明の第1の実施の形態における固定金型の取付手順を示す図である。
なお、固定ダイ27及び固定プラテン11の配設状態を表すために、図1及び3においては固定プラテン11のほかに固定ブロック29が、図4においては固定ダイ27のほかに固定ブロック29が、図5においては固定プラテン27のほかに固定ブロック29及びナット33が、図6においては固定プラテン11のほかに固定ブロック29及びナット33が併せて示される。
図において、11は固定プラテン、27は固定ダイ、28は金型取付ダイ、29は固定ブロックであり、前記固定ダイ27及び金型取付ダイ28は、いずれも矩形の形状を有し、図示されない射出ノズルを進入させて固定金型15に臨ませるために、中央部分にそれぞれ貫通孔35、36が形成される。該貫通孔36の径は貫通孔35の径より小さくされ、該貫通孔35の内周面には、前端部にテーパ35aが形成され、該貫通孔35a及び貫通孔36に近づくほど径が小さくされる。
また、前記固定ダイ27の本体、すなわち、ダイ本体30の第1の面、本実施の形態においては、ダイ本体30における可動プラテン14(図2)と対向する側の面S1が、金型取付ダイ28を取り付けるための取付面にされ、ダイ本体30の四隅(上端及び下端の左右の端部)に、タイバー保持部39が前記貫通孔32を包囲して形成される。前記各タイバー保持部39における前記可動プラテン14と対向する部分には、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して着脱する際に、金型取付ダイ28がタイバー保持部39と干渉するのを防止するために切欠き41が形成される。
そして、前記ダイ本体30の第2の面、本実施の形態においては、ダイ本体30における射出装置と対向する側の面S2の四隅(上端及び下端の左右の端部)において、前記タイバー保持部39がダイ本体30から射出装置側に向けて突出させて、前記貫通孔32を包囲して形成される。前記タイバー保持部39における射出装置側に向けて突出した部分によってリブ49が構成される。そして、前記各タイバー13は、貫通孔32を貫通して延び、タイバー保持部39によって保持される。
前記金型取付ダイ28は、複数の、本実施の形態においては、12個の第1の固定部材としての六角穴付きのボルトbti(i=1、2、…、12)(図6において、各ボルトbtiのうちの二つのボルトbt1、bt7だけが示される。)によって固定ダイ27に取り付けられる。そのために、前記面S1には、円周方向における複数箇所に、固定穴としてのタップ穴hi(i=1、2、…、12)が等ピッチで形成され、金型取付ダイ28における貫通孔36より径方向外方のタップ穴hiと対応する位置に、第1の貫通孔としてのボルト穴ki(i=1、2、…、12)が形成され、前記各ボルトbtiは、各ボルト穴kiを貫通し、タップ穴hiとそれぞれ螺合させられる。なお、ボルトbtiとタップ穴hiとが螺合させられた状態で、金型取付ダイ28における固定金型15を取り付けるための取付面S11から突出しないように、各ボルトbtiのヘッド部はボルト穴ki内に収められる。
また、前記金型取付ダイ28を固定ダイ27に取り付けた状態で、金型取付ダイ28と前記各タイバー13とが干渉することがないように、金型取付ダイ28における四隅(上端及び下端の左右の端部)に、矩形の形状を有する切欠き51が形成される。
ところで、前記固定プラテン11に固定金型15を取り付ける場合、固定金型15の仕様が変更されると、固定金型15の仕様に対応させて固定プラテン11の仕様を変更する必要がある。その場合、固定プラテン11を再加工したり、別の固定プラテン及び可動プラテンと交換したりすると、作業が煩わしいだけでなく、固定プラテン11のコストが高くなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、前記取付面S11に、仕様の異なる複数の固定金型15の取付側要素に対応させて被取付側要素を形成するようにしている。
すなわち、図7に示されるように、金型取付ダイ28に係止溝としてのT溝61を形成し、係止片としてのT脚62を備えたクランプ装置63を使用し、T脚62をT溝61内に挿入し、クランプ装置63を作動させることによって固定プラテン11に固定金型15を固定するようになっている。そのために、固定金型15の周縁の所定の箇所に、段差によって締付部64が外方に向けて突出させて形成され、該締付部64に隣接させてクランプ装置63が配設される。該クランプ装置63は、一端に前記T脚62が形成された本体部65、該本体部65に対して支点66を中心に揺動自在に配設されたクランプ67、該クランプ67を回動させ、クランプ装置63を作動させる締付駆動部としての締付シリンダ70等を備える。該締付シリンダ70はシリンダ68及びピストン69を備え、シリンダ68がクランプ67の一端に固定され、ピストン69は金型取付ダイ28に当接させられる。なお、前記クランプ装置63及び締付部64によって第1の取付側要素が、T溝61によって第1の被取付側要素が構成される。
前記T脚62をT溝61内に挿入した後、前記締付シリンダ70を駆動すると、ピストン69が前進させられ、金型取付ダイ28に押し付けられ、これに伴って、クランプ67が本体部65を中心に回動させられ、クランプ67の他端に配設された押圧部71が前記締付部64を押圧する。このとき、本体部65は、反力で金型取付ダイ28から離れる側に移動させられ、T脚62がT溝61内において金型取付ダイ28を押圧する。その結果、固定金型15が金型取付ダイ28に押し付けられ、固定される。
この場合、前記固定金型15の仕様が変更されるのに伴って、締付部64の位置が変更されると、クランプ装置63を配設する位置を変更する必要がある。そこで、前記取付面S11に、仕様の異なる複数の金型の取付側要素に対応させて被取付側要素が形成される。
すなわち、図1及び3に示されるように、金型取付ダイ28に複数のT溝61(61a、61b)が、金型取付ダイ28の各縁、すなわち、上縁、下縁、左縁(固定プラテン11から可動プラテン14を見たときの左側の縁部)及び右縁(固定プラテン11から可動プラテン14を見たときの右側の縁部)に一端を開口させて、各縁から中央部側に向けて上下方向及び左右方向に延在させて形成される。なお、各縁において、T溝61aは、タイバー保持部39に隣接する位置に、T溝61bは、T溝61aより中央側において、T溝61aと平行に形成される。また、各隣接する縁において、T溝61aは他端を連通させて形成される。
したがって、固定金型15の仕様が変更されるのに伴って、上下方向に延在させられるT溝61a、61bを使用したり、左右方向に延在させられるT溝61a、61bを使用したりすることによって、固定金型15を固定プラテン11に容易に取り付けることができる。
また、固定プラテン11に固定金型15を取り付ける場合、金型取付ダイ28に取付穴としてのタップ穴73を形成し、固定金型15に第2の貫通孔としての図示されないボルト穴を形成し、該ボルト穴を挿通させ、第2の固定部材としての図示されない固定用ボルトを前記タップ穴73と螺合させることによって、固定金型15を金型取付ダイ28に固定するようになっている。なお、前記ボルト穴によって貫通穴が、固定用ボルトによって第2の固定要素が構成される。また、前記ボルト穴及び固定用ボルトによって第2の取付側要素が、タップ穴73によって第2の被取付側要素が構成される。そして、前記タップ穴73の径をdtとし、金型取付ダイ28の厚さをhpとしたとき、該厚さhpは、
1.5dt≦hp≦5.0dt
にされる。このように、厚さhpを設定すると、固定金型15を金型取付ダイ28に安定させて固定することができ、しかも、金型取付ダイ28の耐久性を向上させることができる。
この場合、固定金型15の仕様が変更されるのに伴って、ボルト穴の位置が変更されると、タップ穴73が形成される位置を変更する必要がある。そこで、図1及び3に示されるように、金型取付ダイ28の各縁における切欠き51とT溝61aとの間、T溝61a、61b間、及び各T溝61b間に、T溝61a、61bに沿って複数のタップ穴73が形成される。
したがって、固定金型15の仕様が変更されるのに伴い、所定のタップ穴73を使用することによって、固定金型15を固定プラテン11に容易に取り付けることができる。
また、金型取付ダイ28は、固定ダイ27に対して着脱自在に取り付けられるので、例えば、固定金型15の仕様が変更され、新たな固定金型15にタップ穴73に対応するボルト穴が形成されていない場合でも、現在取り付けられている金型取付ダイ28と、タップ穴73のピッチの異なる金型取付ダイ28とを交換することによって、新たな金型取付ダイ28のタップ穴73と新たな固定金型15のボルト穴とを対応させることができる。このように、固定金型15の仕様が変更されるのに伴い、金型取付ダイ28を交換することによって、固定プラテン11の仕様を変更することができる。
このように、本実施の形態においては、固定金型15の仕様が変更された場合に、所定のT溝61、タップ穴73等を使用したり、金型取付ダイ28を交換したりすることによって、固定金型15の仕様に適合するように固定プラテン11の仕様を変更することができる。
また、固定プラテン11を再加工したり、別の固定プラテンと交換したりする必要がないので、固定プラテン11の仕様を変更する作業を簡素化することができるだけでなく、固定プラテン11のコストを低くすることができる。
なお、本実施の形態においては、固定プラテン11に固定金型15を取り付ける場合、T溝61及びタップ穴73のいずれか一方を使用するようになっているが、T溝61及びタップ穴73のいずれも使用することができる。
ところで、本実施の形態においては、前述されたように、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるようになっている。そのために、各ボルト穴kiの径がボルトbtiの径より所定の値だけ大きくされる。また、固定プラテン11の上縁及び下縁の少なくとも一方、本実施の形態においては、下縁に、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して上下方向に移動させ、固定ダイ27に対する金型取付ダイ28の位置を微調整して位置決めを行うために、位置決め部としての二つの調整機構74が配設される。そして、固定プラテン11の左縁及び右縁の少なくとも一方、本実施の形態においては、左縁及び右縁の両縁に、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して左右方向に移動させ、固定ダイ27に対する金型取付ダイ28の位置を微調整するために、一つの調整機構74が配設される。
各調整機構74は、固定ダイ27と金型取付ダイ28との間に架設される架設部材としてのブラケット75、該ブラケット75の一端に配設され、ブラケット75を固定ダイ27及び金型取付ダイ28のうちの一方、本実施の形態においては、固定ダイ27に取り付けるための固定部材としてのボルト76、及びブラケット75の他端に配設され、固定ダイ27及び金型取付ダイ28のうちの他方、本実施の形態においては、金型取付ダイ28とブラケット75との間の距離を調整する調整要素としてのねじ77を有する。
なお、該ねじ77は、ブラケット75に対して回転自在に配設され、回転に伴ってブラケット75にねじ込まれ、先端が金型取付ダイ28の縁を押すようになっている。
また、固定プラテン11の下縁だけに調整機構74が配設される場合、ねじ77の先端を金型取付ダイ28の縁に当接させるだけでよいが、固定プラテン11の上縁だけ、固定プラテン11の左縁だけ又は右縁だけに調整機構74が配設される場合、ねじ77の先端を金型取付ダイ28の縁に対して回転自在に支持するのが好ましい。
このように、本実施の形態においては、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるので、固定金型15の仕様が変更された場合に、金型取付ダイ28の取付位置にずれ(位置ずれ)が生じても、固定金型15と可動金型16との位置合せを容易に行うことがきる。
ところで、内部に形成されたスプルーが射出装置の射出ノズルと同心上に置かれるように、前記固定金型15を固定プラテン11に取り付ける必要があり、そのために、固定金型15に環状の図示されないロケートリングが、固定プラテン11に貫通孔36がそれぞれ形成され、前記ロケートリングを貫通孔36に嵌入することによって、固定金型15が固定プラテン11に対して位置決めを行って取り付けられるようにしている。この場合、貫通孔36は、ロケートリング取付穴として機能する。また、前記ロケートリングによって第3の取付側要素が、貫通孔36第3のによって被取付側要素が構成される。
この場合、固定金型15の仕様が変更されるのに伴って、ロケートリングの位置が変更されると、貫通孔36が形成される位置を変更する必要があるが、本実施の形態においては、前述されたように、金型取付ダイ28を固定ダイ27に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるので、固定金型15を固定プラテン11に容易に取り付けることができる。
また、固定金型15の仕様が変更された場合に、金型取付ダイ28を交換することによって、ロケートリングの位置と貫通孔36の位置とを対応させることができる。このように、固定金型15の仕様が変更されるのに伴い、金型取付ダイ28を交換することによって、固定プラテン11の仕様を変更することができる。
次に、可動プラテン14について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態における可動プラテンの第1の斜視図、図9は本発明の第1の実施の形態における可動プラテンの第2の斜視図である。
図において、14は可動プラテン、57は可動ダイ、58は金型取付ダイであり、前記可動ダイ57及び金型取付ダイ58はいずれも矩形の形状を有する。
前記可動ダイ57の本体、すなわち、ダイ本体80における固定プラテン11(図1)と対向する側の面S3が、金型取付ダイ58を取り付けるための取付面にされ、ダイ本体80の四隅(上端及び下端の左右の端部)に、タイバー保持部81が貫通孔82を包囲して形成され、前記各タイバー13(図2)は貫通孔82を貫通して延び、タイバー保持部81によって保持される。
また、前記金型取付ダイ58は、複数の、本実施の形態においては、8個の、第1の固定部材としての図示されない六角穴付きのボルトによって可動ダイ57に取り付けられる。そのために、前記面S3には、複数箇所に、図示されない固定穴が形成され、金型取付ダイ58における固定穴と対応する位置に、第1の貫通孔としてのボルト穴mj(j=1、2、…、8)が形成され、前記ボルトが各ボルト穴mjを貫通し、固定穴とそれぞれ螺合させられる。
また、前記金型取付ダイ58を可動ダイ57に取り付けた状態で、金型取付ダイ58と前記各タイバー13とが干渉することがないように、金型取付ダイ58における四隅(上端及び下端の左右の端部)に、矩形の形状を有する切欠き85が形成される。
ところで、前記可動プラテン14に可動金型16を取り付ける場合、可動金型16の仕様が変更されると、可動金型16の仕様に対応させて可動プラテン14の仕様を変更する必要がある。その場合、可動プラテン14を再加工したり、別の可動プラテンと交換したりすると、作業が煩わしいだけでなく、可動プラテン14のコストが高くなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、金型取付ダイ58における可動金型16を取り付けるための取付面S21に、仕様の異なる複数の可動金型16の取付側要素に対応させて被取付側要素を形成するようにしている。
すなわち、図に示されるように、金型取付ダイ58に複数のT溝61a、61bが、金型取付ダイ58の各縁、すなわち、上縁、下縁、左縁(可動プラテン14から固定プラテン11を見たときの左側の縁部)及び右縁(可動プラテン14から固定プラテン11を見たときの右側の縁部)に一端を開口させて、各縁から中央部側に向けて上下方向及び左右方向に延在させて形成される。なお、各縁において、T溝61aは、タイバー保持部81に隣接する位置に、T溝61bは、T溝61aより中央側において、T溝61aと平行に形成される。また、各隣接する縁において、T溝61aは他端を連通させて形成される。なお、前記クランプ装置63(図7)及び締付部64によって第1の取付側要素が、T溝61a、61bによって第1の被取付側要素が構成される。
したがって、可動金型16の仕様が変更されるのに伴って、上下方向に延在させられるT溝61a、61bを使用したり、左右方向に延在させられるT溝61a、61bを使用したりすることによって、可動金型16を可動プラテン14に容易に取り付けることができる。
また、可動プラテン14に可動金型16を取り付ける場合、金型取付ダイ58に取付穴としてのタップ穴88を形成し、可動金型16に第2の貫通孔としての図示されないボルト穴を形成し、該ボルト穴を挿通させ、第2の固定部材としての図示されない固定用ボルトを前記タップ穴88と螺合させることによって、可動金型16を固定するようになっている。なお、前記ボルト穴及び固定用ボルトによって第2の取付側要素が、タップ穴88によって第2の被取付側要素が構成される。
この場合、可動金型16の仕様が変更されるのに伴って、ボルト穴の位置が変更されると、タップ穴88が形成される位置を変更する必要がある。そこで、図に示されるように、金型取付ダイ58の各縁における切欠き85とT溝61aとの間、T溝61a、61b間、及び各T溝61b間に、T溝61a、61bに沿って、複数のタップ穴88が形成される。
したがって、可動金型16の仕様が変更されるのに伴い、所定のタップ穴88を使用することによって、可動金型16を可動プラテン14に容易に取り付けることができる。
また、金型取付ダイ58は、可動ダイ57に対して着脱自在に取り付けられるので、例えば、可動金型16の仕様が変更され、可動金型16にタップ穴88に対応するボルト穴が形成されていない場合でも、金型取付ダイ58と、タップ穴88のピッチの異なる金型取付ダイ58とを交換することによって、タップ穴88とボルト穴とを対応させることがきる。
したがって、可動金型16の仕様が変更されるのに伴い、金型取付ダイ58を交換することによって、可動プラテン14の仕様を変更することができる。
このように、本実施の形態においては、可動金型16の仕様が変更された場合に、所定のT溝61、タップ穴88等を使用したり、金型取付ダイ58を交換したりすることによって、可動金型16の仕様に適合するように可動プラテン14の仕様を変更することができる。
また、可動プラテン14を再加工したり、別の可動プラテンと交換したりする必要がないので、可動プラテン14の仕様を変更する作業を簡素化することができるだけでなく、可動プラテン14のコストを低くすることができる。
また、本実施の形態においては、金型取付ダイ58を可動ダイ57に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるようになっている。そのために、各ボルト穴mjの径がボルトの径より所定の値だけ大きくされる。また、可動プラテン14の上縁及び下縁の少なくとも一方、本実施の形態においては、下縁に、金型取付ダイ58を可動ダイ57に対して上下方向に移動させ、可動ダイ57に対する金型取付ダイ58の位置を微調整するために、二つの調整機構74が配設される。そして、可動プラテン14の左縁及び右縁の少なくとも一方、本実施の形態においては、左縁及び右縁の両縁に、金型取付ダイ58を可動ダイ57に対して左右方向に移動させ、可動ダイ57に対する金型取付ダイ58の位置を微調整するために、一つの調整機構74が配設される。
このように、本実施の形態においては、金型取付ダイ58を可動ダイ57に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるので、可動金型16の仕様が変更された場合に、金型取付ダイ58の取付位置にずれが生じても、固定金型15と可動金型16との位置合せを容易に行うことがきる。
ところで、前述されたように、固定金型15に環状のロケートリングが、固定プラテン11に貫通孔36が形成され、前記ロケートリングを貫通孔36に嵌入することによって、固定金型15が固定プラテン11に対して位置決めを行って取り付けられるようになっているが、ダブルロケート式の金型装置においては、可動金型16にもロケートリングを取り付け、該ロケートリングを可動プラテン14に形成されたロケートリング取付穴に嵌入することによって可動金型16が可動プラテン14に対して位置決めを行って取り付けられるようになっている。
その場合、ロケートリングによって第3の取付側要素が、ロケートリング取付穴によって第3の被取付側要素が構成される。
そして、可動金型16の仕様が変更されるのに伴って、ロケートリングの位置が変更されると、ロケートリング取付穴が形成される位置を変更する必要があるが、本実施の形態においては、前述されたように、金型取付ダイ58を可動ダイ57に対して上下方向及び左右方向に所定の量だけ移動させて位置決めを行うことができるので、可動金型16の仕様が変更されても、可動金型16を可動プラテン14に容易に取り付けることができる。
また、固定金型15の仕様が変更された場合に、金型取付ダイ28を交換することによって、ロケートリングの位置と貫通孔36の位置とを対応させることができる。このように、固定金型15の仕様が変更されるのに伴い、金型取付ダイ28を交換することによって、固定プラテン11の仕様を変更することができる。
なお、本実施の形態においては、固定ダイ27及び可動ダイ57におけるそれぞれに金型取付ダイ28、58を取り付けるための面S1、S3が平坦にされるが、該面S1、S3の中央部分を突出させ、金型取付ダイ28、58をそれぞれ中央部分に取り付けることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明をし、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図10は本発明の第2の実施の形態における固定プラテンの断面図である。
図に示されるように、金型ダイとしての固定ダイ27の本体、すなわち、ダイ本体30の第1の面、本実施の形態においては、ダイ本体30における可動部材としての、かつ、第2のプラテンとしての可動プラテン14(図2)と対向する側の面S31の中央部分に、ダイ本体30から可動プラテン14側に向けて突出させて、凸状部としての環状の取付部38が形成される。
そして、前記面S31からの取付部38の突出高さをH1とし、各タイバー保持部39の突出高さをH2としたとき、前記金型取付ダイ28を固定ダイ27に取り付けた状態で、金型取付ダイ28とタイバー保持部39とが接触しないように、各突出高さH1、H2は、
H1>H2
にされる。
本実施の形態においては、固定ダイ27がわずかに変形しても、金型取付ダイ28が取付部38に固定されているので、金型取付ダイ28とダイ本体30とは取付部38だけを介して連結され、金型取付ダイ28とタイバー保持部39との間に隙間が形成される。したがって、固定ダイ27に発生した応力が金型取付ダイ28に伝達されるのを抑制することができる。
なお、可動プラテン14における金型ダイとしての可動ダイ57にも、取付部38と同様の取付部が形成される。
本実施の形態においては、固定ダイ27及び可動ダイ57側に取付部38が形成されるようになっているが、金型取付ダイ28、58側に凸状部としての環状の取付部を形成したり、固定ダイ27及び可動ダイ57側並びに金型取付ダイ28、58側に環状の取付部を形成したりすることもできる。
このように、前記各実施の形態においては、固定プラテン11が固定ダイ27及び金型取付ダイ28によって、可動プラテン14が可動ダイ57及び金型取付ダイ58によって形成され、また、金型取付ダイ28、58に複数のT溝61、タップ穴73、88等が形成されるので、仕様の異なる複数の固定金型15及び可動金型16のT脚62、ボルト穴等を所定のT溝61、タップ穴73、88等に対応させることによって、固定金型15及び可動金型16をそれぞれ固定プラテン11及び可動プラテン14に取り付けることができる。
また、金型取付ダイ28、58を交換し、固定金型15及び可動金型16のT脚62、ボルト穴等をT溝61、タップ穴73、88等に対応させることによって、固定金型15及び可動金型16をそれぞれ固定プラテン11及び可動プラテン14に取り付けることができる。
そして、前記型閉じ、型締め及び型開きを行うに当たり、固定金型15と可動金型16との間の平行度を調整するために、必要に応じて、固定ダイ27と金型取付ダイ28との間、可動ダイ57と金型取付ダイ58との間等に、平行度調整部材としての図示されないシムを配設することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの第1の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における射出成形機の要部を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの第2の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における固定ダイの第1の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における固定ダイの第2の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における固定プラテンの断面図である。 本発明の第1の実施の形態における固定金型の取付手順を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における可動プラテンの第1の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における可動プラテンの第2の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における固定プラテンの断面図である。
符号の説明
15 固定金型
16 可動金型
27 固定ダイ
S11、S21 取付面

Claims (11)

  1. 金型ダイに対して着脱自在に配設され、金型を取り付けるための金型取付ダイにおいて、
    (a)前記金型を取り付けるための取付面に、仕様の異なる複数の金型の取付側要素に対応させて被取付側要素が形成され
    (b)前記金型ダイとの間に配設された調整機構によって、金型の仕様に対応させて金型ダイに対する位置が調整されることを特徴とする金型取付ダイ。
  2. (a)前記取付側要素は、固定部材を貫通させるために前記金型に形成された貫通孔であり、
    (b)前記被取付側要素は取付穴である請求項1に記載の金型取付ダイ。
  3. (a)前記取付側要素は前記金型に形成されたT脚であり、
    (b)前記被取付側要素はT溝である請求項1に記載の金型取付ダイ。
  4. (a)前記取付側要素は前記金型に形成されたロケートリングであり、
    (b)前記被取付側要素はロケートリング取付穴である請求項1に記載の金型取付ダイ。
  5. 前記取付穴の径の1.5倍以上、かつ、5.0倍以下の範囲の厚さを有する請求項1に記載の金型取付ダイ。
  6. 四隅に、金型取付ダイとタイバーとが干渉するのを防止するための切欠きが形成される請求項1に記載の金型取付ダイ。
  7. (a)金型を取り付けるための取付面に、仕様の異なる複数の金型の取付側要素に対応させて被取付側要素が形成された金型取付ダイと、
    (b)該金型取付ダイを取り付けるための金型ダイと
    (c)前記金型の仕様に対応させて金型ダイに対する金型取付ダイの位置を調整する調整機構とを有することを特徴とする金型保持部材
  8. 記金型取付ダイと金型ダイとの間に、第1、第2の金型間の平行度を調整する平行度調整部材が配設される請求項7に記載の金型保持部材。
  9. 前記金型取付ダイは金型ダイの中央部分に取り付けられる請求項7に記載の金型保持部材。
  10. (a)前記金型ダイ及び金型取付ダイの少なくとも一方に凸状部が形成され、
    (b)前記金型ダイと金型取付ダイとは前記凸状部を介して連結される請求項7に記載の金型保持部材。
  11. 請求項7に記載の金型保持部材が搭載された型締装置。
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