JP6705674B2 - カード管理システム及びカード管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、交通機関の車両等における乗降を支援するためのカード管理システム及びカード管理方法に関する。
路線バスや路面電車等の交通機関において、運賃支払いにICカードを利用することが多い。運賃が乗車距離に関係なく均一料金の場合は、乗車口に併設したICカード機にICカードをタッチしてもらい、運賃を回収する。乗車区間によって運賃が異なる場合には、乗車時にICカード機で、乗車した停留所をICカードのメモリに記憶させ、降車時にICカード機で運賃を精算ことが一般的である。
ところで、このようなICカード機は、乗車専用機あるいは降車専用機とされるため、乗車口、降車口が予め決められてしまう。そこで、混雑時の利用者の処理を迅速に対応するための技術も検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、カード処理装置において、利用者の乗降動作の流れに対応して、縦長な筐体の下部に乗車カード挿入口を設け、上部に降車カード挿入口を設ける。そして、カード挿入口のいずれかからカードが挿入されたことを検知し、乗車処理か降車処理かを自動的に判断する。
また、乗客の乗車と降車を判別して検知するための技術も検討されている(例えば、特許文献2参照。)。この技術において、乗客輸送用車両の乗降口の内側近傍に、乗降用通路を挟んでそれぞれ互いに対向する発光部と受光部とからなるセンサを、乗降口に近い側と遠い側に設ける。そして、二つのセンサによる非検知状態と検知状態の組み合わせの遷移順序によって乗客の乗車又は降車を検出する。
特開2001−67499号公報 特開2011−242901号公報
乗車口や降車口が予め定められている車両では、乗車人数と降車人数の割合に偏りがある場合、一方の乗降口に人が集中し、旅客の円滑な流動を実現することが困難になる可能性がある。
上述の特許文献1に記載されたカード処理装置においては、乗車挿入口や降車挿入口を設ける必要がある。このため、装置構成が複雑になる。また、2つの挿入口があるため、旅客が利用時に混乱する可能性がある。また、特許文献2に記載された技術においては、乗降口に光電センサを設ける必要がある。この場合、満員時等を考慮して、光電センサを設置する必要があり、場所的な制約が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、交通機関の車両等における効率的な乗降を支援するためのカード管理システム及びカード管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するカード管理システムは、移動体に設けられた複数のカードインターフェース部に接続される制御部を備える。そして、前記制御部が、移動体の停車場所に関する停車場所情報を取得し、前記停車場所に基づいて、前記移動体の各カードインターフェース部について、乗車対応処理又は降車対応処理のいずれかの役割を決定し、旅客のカードと通信を行なったカードインターフェースから、前記役割に応じた対応処理を実行する。これにより、状況に応じて、カードインターフェースの役割を変更し、円滑な旅客流動を実現できる。
本発明によれば、交通機関の車両等における効率的な乗降を支援することができる。
本実施形態のシステム概略図。 本実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図2に従って説明する。本実施形態では、ICカードを携帯した利用者が、交通機関の車両(例えば、路線バスや路面電車等の移動体)に乗降する場合に用いるカード管理システム及びカード管理方法として説明する。
図1に示すように、本実施形態では、交通機関を利用する場合に使用するICカード10を用いる。このICカード10には、メモリ、接続部が設けられている。ICカード10は、後述するカードタッチ部15を介して取得した指示情報に基づいて、メモリからの各種情報の読み出しや、メモリへの書き込みを行なう。
メモリには、カード識別子、乗降車情報、残高に関するデータが記録される。
カード識別子データ領域には、各ICカード10を特定するための識別子(カード識別情報)に関するデータが記録される。
乗降車情報データ領域には、このICカード10を用いて、乗降車した停留所や日付に関するデータが記録される。
残高データ領域には、前払いにより利用することができる金額(電子バリュー)に関するデータが記録される。
接続部は、後述するカードタッチ部15と通信を行なうために用いられる。
交通機関の車両には、制御機20、カードタッチ部15、運賃表示器30が設置されている。
カードタッチ部15は、近距離無線通信を利用して、旅客のICカード10を読み取るカードリーダ・ライタ端末(カードインターフェース部)である。そして、乗車時にはICカード10のカード識別子を読み取り、降車時には、ICカード10の残高により運賃の精算を行なう。本実施形態では、車両に複数の乗降口が設けられており、各乗降口にカードタッチ部15が設置されている場合を想定する。そして、各カードタッチ部15は、それぞれを特定するための端末識別子を保持している。
このカードタッチ部15は、ネットワークを介して、制御機20に接続される。
この制御機20は、各カードタッチ部15の役割(「乗車」又は「降車」)を決定し、乗車対応処理又は降車対応処理の制御を行なうコンピュータ装置である。このため、制御機20には、役割設定テーブルを保持させておく。この役割設定テーブルにおいては、停留所に関連付けて、各カードタッチ部の役割が設定されている。例えば、始発駅(始発場所)の場合には、すべてのカードタッチ部15の端末識別子に対して、役割「乗車」が設定されている。また、終点駅(終着場所)の場合には、すべてのカードタッチ部15の端末識別子に対して、役割「降車」が設定されている。始発駅や終点駅でない場合には、予め定められた一部のカードタッチ部15の端末識別子に対して、役割「乗車」が設定され、他のカードタッチ部15の端末識別子に対して、役割「降車」が設定されている。
制御機20は、乗車状況を管理するための制御部21、乗車情報記憶部22を備えている。
制御部21は、図示しないCPU等の制御手段、RAM及びROM等のメモリを備え、後述する処理(位置取得段階、役割決定段階、カード処理段階等の各処理等)を行なう。そして、乗降管理プログラムを実行することにより、制御部21は、位置取得部211、役割決定部212、カード処理部213として機能する。
位置取得部211は、停車場を特定する処理を実行する。
役割決定部212は、各カードタッチ部15の役割(「乗車」又は「降車」)を決定する処理を実行する。
カード処理部213は、旅客のICカード10における情報管理処理を実行する。本実施形態では、ICカード10における情報を乗車情報記憶部22に記録したり、ICカード10により運賃を精算したりする。
この乗車情報記憶部22には、乗車管理レコードが記録される。この乗車管理レコードは、カードタッチ部15においてICカード10を読み取った場合に記録される。乗車管理レコードには、カード識別子、乗車駅、ステータスに関するデータが含まれる。
カード識別子データ領域には、旅客のカード識別子に関するデータが記録される。
乗車駅データ領域には、このICカード10を読み取った乗車駅を特定するためのデータが記録される。
ステータスデータ領域には、このICカード10における運賃の精算状況を特定するためのデータが記録される。
運賃表示器30は、各乗車駅(停車場所)から次の停留所までの運賃を表示する装置である。この運賃表示器30は、運賃テーブルを保持している。この運賃テーブルには、各乗車駅から各降車駅までの運賃に関するデータが記録されている。そして、運賃表示器30は、次の停留所に関する情報を取得し、この停留所情報に基づいて運賃表示を更新する。
次に、図2に従って、上記のように構成されたシステムを用いての乗降対応処理の処理手順を説明する。
まず、制御機20は、停留所情報の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御機20の位置取得部211は、運賃表示器30から、次の停留所情報を取得する。
次に、制御機20は、停留所情報に基づいて、タッチ部の役割決定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、取得した停留所情報に基づいて、役割設定テーブルを用いて、各カードタッチ部15の役割を決定する。そして、役割決定部212は、各カードタッチ部15の端末識別子に関連付けて、決定した役割を仮記憶する。なお、状況に応じて、手動により、各カードタッチ部15の役割設定を変更できるようにしてもよい。この場合には、制御機20において、役割設定を変更するカードタッチ部15を指定し、所望の役割を入力する。この場合、旅客に対して、決定した役割を案内する。この案内は、車内のスピーカによる合成音声の出力や、表示部におけるメッセージ表示を用いることができる。
次に、制御機20は、タッチ部からカード情報の取得処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、カードタッチ部15において、ICカード10を検知した場合、カードタッチ部15は、ICカード10のメモリに記憶されたカード識別子を取得する。そして、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15が読み取ったカード識別子、及びカードタッチ部15が保持している端末識別子に関するデータを取得する。
そして、制御機20は、カード処理を実行する。このカード処理は、ICカード10を検知する度に実行される。
ここでは、制御機20は、乗車又は降車の判定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、ICカード10を読み取ったカードタッチ部15の端末識別子に関連付けて、役割決定部212が仮記憶した「乗車」又は「降車」を特定する。
役割設定に基づいて、乗車と判定した場合(ステップS1−4において「乗車」の場合)、制御機20は、乗車記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15から取得したカード識別子が、乗車情報記憶部22に記録されているかどうかを確認する。
カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されておらず、乗車記録がないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、制御機20は、乗車記録処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15から取得したカード識別子、乗車駅を記録した乗車管理レコードを生成し、乗車情報記憶部22に登録する。
一方、カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されており、既に乗車記録があると判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、制御機20は、アラーム処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15において、アラームメッセージを出力する。このアラームメッセージには、カードの確認を促す内容を含める。
一方、役割設定に基づいて、降車と判定した場合(ステップS1−4において「降車」の場合)、制御機20は、ステップS1−5と同様に、乗車記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−8)。
カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されておらず、乗車記録がないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、制御機20は、前述のように、アラーム処理を実行する(ステップS1−7)。
一方、カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されており、既に乗車記録があると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、制御機20は、運賃以上の残高があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車駅から現在の停留所(降車駅)までの運賃を算出する。次に、カード処理部213は、カードタッチ部15から、ICカード10に記録されている残高を取得する。そして、カード処理部213は、取得した残高と運賃とを比較する。
運賃以上の残高があると判定した場合(ステップS1−9において「YES」の場合)、制御機20は、カード精算処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15を介して、ICカード10に記録された残高から運賃を差し引く。そして、カード処理部213は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車管理レコードを削除する。
一方、残高が運賃未満であり、残高不足と判定した場合(ステップS1−9において「NO」の場合)、制御機20は、不足額についてのガイド出力処理を実行する(ステップS1−11)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、運賃と残高との差額を算出する。そして、カード処理部213は、カードタッチ部15において、差額に関する情報を含めた残高不足メッセージを出力する。
次に、制御機20は、精算状況記録処理を実行する(ステップS1−12)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車管理レコードのステータスデータ領域に残高不足を記録する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、制御機20は、停留所情報の取得処理(ステップS1−1)、停留所情報に基づいて、タッチ部の役割決定処理(ステップS1−2)を実行する。これにより、停留所に応じて、乗車口又は降車口を設定することができる。従って、状況に応じて、円滑な旅客流動を実現することができる。
(2)本実施形態においては、制御機20は、乗車情報記憶部22を備えている。この乗車情報記憶部22には、カード識別子、乗車駅、ステータスに関するデータを含む乗車管理レコードが記録される。そして、乗車記録がないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、制御機20は、乗車記録処理を実行する(ステップS1−6)。これにより、乗車状況を管理することができる。
(3)本実施形態においては、乗車時に、カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されており、既に乗車記録があると判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、制御機20は、アラーム処理を実行する(ステップS1−7)。これにより、二重の乗車記録について注意を促すことができる。
(4)本実施形態においては、カード識別子が乗車情報記憶部22に記録されており、既に乗車記録があると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、制御機20は、運賃以上の残高があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−9)。この場合、乗車情報記憶部22における乗車記録により、運賃を算出するので、的確な運賃を計算することができる。
(5)本実施形態においては、制御機20は、精算状況記録処理を実行する(ステップS1−12)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車管理レコードのステータスデータ領域に残高不足を記録する。これにより、ICカード10をチャージにより支払う場合、乗車管理レコードに記録された不足額を利用することができる。例えば、単独で設けられているカードタッチ部15(第1のカードインターフェース部)が設置された第1の乗車口と、チャージ可能な料金箱に付属したカードタッチ部15(第2のカードインターフェース部)が設置された第2の乗車口が設けられている車両を想定する。第1の乗降口において残高不足が生じた場合、第2の乗降口に移動して、チャージ及び不足分の精算を行なう。この場合にも、第1の乗降口で残高不足が生じたICカード10の情報を乗車管理レコードに記録しておく。そして、第2の乗降口でICカード10を読み取った場合、乗車管理レコードに記録された残高不足情報を呼び出すことにより、効率的に精算を行なうことができる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、交通機関の車両に設置された制御機20を用いる。この制御機20の設置場所は交通機関の車両内に限定されるものではない。例えば、車両からアクセス可能なネットワーク上に設けるようにしてもよい。この場合には、車両に通信部を設け、ネットワークを介して、乗車情報や降車情報を、制御機20に送信する。
・上記実施形態では、交通機関カードを利用しての運賃の精算方法としては、交通機関カードに記録された残高から運賃を引き落とす場合を想定した。運賃の精算方法は、これに限定されるものではない。例えば、クレジットカード等を利用した信用取引による後払いで精算するようにしてもよい。この場合には、ネットワーク上に設けられた制御機20に乗車情報や降車情報を送信する。そして、制御機20に、カード識別子に関連付けて記録された乗車履歴に基づいて、まとめて精算処理を実行する。
・上記実施形態では、制御機20は、停留所情報の取得処理を実行する(ステップS1−1)。ここでは、運賃表示器30から停留所情報を取得する。停留所情報は、運賃表示器30から取得する方法に限定されるものではない。例えば、停留所に設置された停留所端末に停留所情報を記憶させておき、制御機20が、接近した停留所端末と通信を行ない、この停留所端末から停留所情報を取得するようにしてもよい。また、制御機20に位置情報取得部(例えばGPS機能)を設け、現在位置を特定するようにしてもよい。そして、制御機20は、交通機関の運行ルート上で現在位置を特定し、次の停留所を特定する。
また、上記実施形態の運賃表示器30から取得する方法と併用してもよい。この場合には、制御機20は、運賃表示器30、停留所端末、位置情報取得部(GPS機能)の何れかから停留所情報を取得する。そして、制御機20は、取得した停留所情報において、所定のルール(例えば、最新情報)に基づいて、次の停留所を特定する。これにより、複数の装置から停留所情報を取得し、情報を補完することができる。
・上記実施形態では、停留所情報に基づいて、タッチ部の役割決定処理を実行する(ステップS1−2)。ここでは、始発駅、終点駅、手動切替等に基づいて役割を決定する。役割の決定方法はこれに限定されるものではない。例えば、途中駅であっても、乗車又は降車の人数状況に応じて、「乗車」や「降車」を設定するカードタッチ部15の台数割合を変更するようにしてもよい。具体的には、乗車人数が多い停留所においては、役割「乗車」のカードタッチ部15の割合を高くする。一方、降車人数が多い停留所においては、役割「降車」のカードタッチ部15の割合を高くする。
また、乗降車状況に応じて、役割を決定するようにしてもよい。この場合には、役割設定テーブルにおいて、乗車人数に応じて、カードタッチ部15の役割を設定しておく。例えば、乗車人数が「0人」場合には、すべて「乗車」の役割を設定しておく。また、乗車人数を計数し、この乗車人数が定員に達した場合には、すべて「下車」の役割を設定しておいてもよい。
図3を用いて、この場合の役割決定処理を説明する。
まず、制御機20は、乗車人数の特定処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車管理レコードに基づいて、現在の乗車人数を算出する。
次に、制御機20は、乗車人数に応じてタッチ部の役割決定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、役割設定テーブルにおいて、乗車人数に応じた役割を取得し、各カードタッチ部15の端末識別子に対して、役割「乗車」又は「降車」を関連付けて仮記憶する。
これにより、乗降車状況に応じて、カードタッチ部15の役割を変更し、円滑な旅客流動を実現することができる。
・上記実施形態では、制御機20は、乗車記録処理を実行する(ステップS1−6)。この場合、乗車管理レコードを乗車情報記憶部22に登録する。ここで、乗車履歴をICカード10に記録するようにしてもよい。この場合には、制御機20は、降車時に、カードタッチ部15を介して、ICカード10から乗車駅に関する情報を取得する。
・上記実施形態では、制御機20は、精算状況記録処理を実行する(ステップS1−12)。具体的には、制御機20は、乗車情報記憶部22に記録されている乗車管理レコードのステータスデータ領域に残高不足を記録する。ここで、ICカード10の残高すべてを引き落とすようにしてもよい。この場合には、乗車管理レコードに、残高すべてを引き落とした後の不足額を記録しておく。
・上記実施形態では、乗車情報記憶部22には、カード識別子、乗車駅、ステータスに関するデータを含む乗車管理レコードが記録される。ここで、乗車管理レコードに、ICカード10の残高に関するデータを記録するようにしてもよい。そして、この残高に応じて、旅客に対して注意喚起を行なう。
図4を用いて、この場合の注意喚起処理を説明する。
まず、制御機20は、乗車時にカード残高の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15を介して、ICカード10に記録された残高を取得する。
次に、制御機20は、カード識別子に関連付けてカード残高の仮記憶処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22の乗車管理レコードにおいて、カード識別子に関連付けて残高を記録する。
次に、制御機20のカード処理部213は、次の停留所までの運賃の算出処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御機20は、運賃表示器30から、次の停留所までの運賃に関する情報を取得する。
次に、制御機20は、旅客のカード残高と運賃との比較処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22の各乗車管理レコードを用いて、すべての旅客のICカード10の残高を特定する。そして、制御機20は、特定したすべての残高と、次の停留所までの運賃とを比較する。
次に、制御機20は、残高不足があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、少なくとも一つのICカード10の残高が運賃より低い場合には、残高不足があると判定する。
残高不足があると判定した場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、制御機20は、残高不足アナウンス出力処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、車両内のスピーカを介して、「残高不足の場合には、差額料金の準備」を促すメッセージを出力する。
一方、すべてのICカード10において、運賃以上の残高があり、残高不足がないと判定した場合(ステップS3−5において「NO」の場合)、制御機20のカード処理部213は、残高不足アナウンス出力処理(ステップS3−6)をスキップする。
これにより、ICカード10の残高が不足している旅客が乗車している場合に、予め注意を促すことができる。
・上記実施形態では、乗車情報記憶部22には、カード識別子、乗車駅、ステータスに関するデータを含む乗車管理レコードが記録される。ここで、乗車管理レコードに、エラー情報を記録するようにしてもよい。ここでは、ICカード10にデータ書き込みを完了しなかった場合、未了エラーとなる。
図5を用いて、この場合の未了エラー対応処理を説明する。
まず、制御機20は、未了エラーの検知処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、カードタッチ部15において、ICカード10への書込を失敗した場合、カードタッチ部15は、未了エラーを出力する。この場合、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15から、未了エラーを取得する。この場合、カードタッチ部15から、ICカード10の書き込み時にエラーが生じた書込情報を取得しておく。
次に、制御機20は、未了エラーのカード情報の記録処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、未了エラーが発生したICカード10のカード識別子が記録された乗車管理レコードのステータスデータ領域にエラー情報を記録する。ここでは、エラー情報として、ICカード10の書き込み時にエラーが生じた書込情報を記録しておく。
次に、制御機20は、タッチ部からのカード情報取得処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、新たにICカード10を読み取ったカードタッチ部15からカード識別子を取得する。
次に、制御機20は、未了エラーの記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、新たにカードタッチ部15から取得したカード識別子が記録された乗車管理レコードを、乗車情報記憶部22から抽出する。そして、カード処理部213は、乗車管理レコードにエラー情報が記録されているかどうかを確認する。
未了エラーの記録がないと判定した場合(ステップS4−4において「NO」の場合)、制御機20は、未了エラー処理を終了する。
一方、未了エラーの記録があると判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、制御機20は、カード書込情報の確認処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22から、エラー情報として記録されている書込情報を取得する。
次に、制御機20は、カードに記録があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、カードタッチ部15を介して、エラー情報としての書込情報が、ICカード10に記録されているかどうかを確認する。
カードに記録がないと判定した場合(ステップS4−6において「NO」の場合)、制御機20は、再書込処理を実行する(ステップS4−7)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、エラーとなった書込情報を、ICカード10に記録する。
次に、制御機20は、未了エラー記録の削除処理を実行する(ステップS4−8)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、乗車情報記憶部22に記録されているエラー情報を削除する。なお、カードに記録があると判定した場合(ステップS4−6において「YES」の場合)には、制御機20は、再書込処理(ステップS4−7)をスキップして、未了エラー記録の削除処理を実行する(ステップS4−8)
これにより、乗車情報記憶部22を用いて、ICカード10に書き込むべき情報を的確に管理することができる。
・上記実施形態では、停留所情報に基づいて、タッチ部の役割決定処理を実行する(ステップS1−2)。ここで、ICカード10の読取状況に基づいて、役割設定を変更するようにしてもよい。具体的には、乗降口の扉が開いてからの経過時間に基づいて、一定時間(役割変更基準時間)、カードタッチを検知しない場合に役割設定を切り替える。このため、制御機20は、タイマを用いて、扉の開放(扉開)を検知してからの経過時間を算出する。
図6を用いて、この場合の役割設定処理を説明する。
まず、制御機20は、ステップS1−1と同様に、停留所情報の取得処理を実行する(ステップS5−1)。
次に、制御機20は、ステップS1−2と同様に、停留所情報に基づいて、タッチ部の役割決定処理を実行する(ステップS5−2)。
次に、制御機20は、扉開からの経過時間のリセット処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、扉開からの経過時間を「0」に設定する。
次に、制御機20は、カード情報を取得したかどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御機20は、カードタッチ部15から、乗車情報の取得を待機する。
カード情報を取得したと判定した場合(ステップS5−4において「YES」の場合)、制御機20は、カード処理を実行する(ステップS5−5)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、図1に示すステップS1−4〜S1−12の処理を実行する。
次に、制御機20は、扉開からの経過時間のリセット処理を実行する(ステップS5−6)。具体的には、制御機20は、経過時間を「0」にリセットする。
一方、カード情報を取得していないと判定した場合(ステップS5−4において「NO」の場合)、制御機20は、所定時間を経過したかどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−7)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、タイマにおいて、経過時間を計測する。そして、制御機20は、経過時間と、予め定められた役割変更基準時間とを比較する。
所定時間を経過していないと判定した場合(ステップS5−7において「NO」の場合)、カード情報を取得したかどうかについての判定処理(ステップS5−4)に戻る。
一方、所定時間を経過したと判定した場合(ステップS5−7において「YES」の場合)、制御機20は、タッチ部の役割変更処理を実行する(ステップS5−8)。具体的には、制御機20の役割決定部212は、所定時間を経過したカードタッチ部15の役割を変更する。そして、ステップS1−2と同様に、役割決定部212は、カードタッチ部15の役割を変更したことを示すメッセージを出力する。
次に、制御機20は、カード処理を実行する(ステップS5−9)。具体的には、制御機20のカード処理部213は、ICカード10を読み取った場合には、変更された役割設定に基づいて、カード処理を実行する。
10…ICカード、15…カードタッチ部、20…制御機、21…制御部、211…位置取得部、212…役割決定部、213…カード処理部、22…乗車情報記憶部、30…運賃表示器。

Claims (11)

  1. 移動体に設けられた複数のカードインターフェース部に接続される制御部を備えたカード管理システムであって、
    前記制御部が、
    乗車人数に応じて、カードインターフェース部の役割が設定された役割設定テーブルを備え、
    移動体の停車場所に関する停車場所情報を取得し、
    前記カードインターフェース部において読み取ったカードに応じて、前記移動体における旅客の乗車人数を算出し、
    前記停車場所に基づいて、前記役割設定テーブルを用いて、前記移動体の各カードインターフェース部について、乗車対応処理又は降車対応処理のいずれかの役割を決定し、
    旅客のカードと通信を行なったカードインターフェースから、前記役割に応じた対応処理を実行することを特徴とするカード管理システム。
  2. 前記移動体の始発場所においては、前記移動体に設けられたすべてのカードインターフェース部を乗車対応処理に割り当て、
    前記移動体の終着場所においては、前記移動体に設けられたすべてのカードインターフェース部を降車対応処理に割り当てることを特徴とする請求項1に記載のカード管理システム。
  3. 前記カードインターフェース部において最後にカードを読み取ってから、役割変更基準時間が経過した場合には、前記カードインターフェース部に割り当てられた役割を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のカード管理システム。
  4. 前記制御部は、前記停車場所に応じて運賃を表示する運賃表示機に接続され、
    前記停車場所情報を、前記運賃表示機から取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカード管理システム。
  5. 前記制御部は、位置情報取得部に接続され、
    前記停車場所情報を、前記位置情報取得部から取得した現在位置に基づいて特定するこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のカード管理システム。
  6. 前記乗車対応処理において、乗車した旅客のカードの残高に関する情報を取得し、次の停車場所までの運賃を算出し、
    前記残高が運賃よりも低い場合には、注意喚起処理を実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカード管理システム。
  7. 乗車した旅客のカード識別情報を記録する乗車情報記憶部を更に備え、
    前記乗車対応処理が割り当てられたカードインターフェース部から、乗車した旅客のカード識別情報を取得し、前記カード識別情報を含む乗車情報を前記乗車情報記憶部に記録する処理を実行することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のカード管理システム。
  8. 前記降車対応処理が割り当てられたカードインターフェース部において、旅客のカードから運賃を精算し、前記乗車情報記憶部に記録された前記カード識別情報に関連付けて精算情報を記録する処理を実行することを特徴とする請求項に記載のカード管理システム。
  9. 前記降車対応処理において、第1のカードインターフェース部から、旅客のカードの残高に関する情報を取得し、前記残高が運賃よりも低い場合には、前記乗車情報記憶部に記録された前記カード識別情報に関連付けて残高不足情報を記録し、
    第2のカードインターフェース部から取得したカード識別情報に関連付けられた残高不足情報が前記乗車情報記憶部に記録されている場合、前記残高不足情報に基づいて精算を行なうことを特徴とする請求項又はに記載のカード管理システム。
  10. 前記カードインターフェース部において、旅客のカードへの書込時にエラーを検知した場合、エラー情報を前記カード識別情報に関連付けて前記乗車情報記憶部に記録し、
    前記旅客のカードから、新たに取得したカード識別情報に関連付けられた前記エラー情報が前記乗車情報記憶部に記録されている場合、前記エラー情報に基づいて再書込を行なうことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載のカード管理システム。
  11. 移動体に設けられた複数のカードインターフェース部に接続される制御部を備えたカード管理システムを用いて、前記カードインターフェース部を管理する方法であって、
    前記制御部が、
    乗車人数に応じて、カードインターフェース部の役割が設定された役割設定テーブルを備え、
    移動体の停車場所に関する停車場所情報を取得し、
    前記カードインターフェース部において読み取ったカードに応じて、前記移動体における旅客の乗車人数を算出し、
    前記停車場所に基づいて、前記役割設定テーブルを用いて、前記移動体の各カードインターフェース部について、乗車対応処理又は降車対応処理のいずれかの役割を決定し、
    旅客のカードと通信を行なったカードインターフェースから、前記役割に応じた対応処理を実行することを特徴とするカード管理方法。
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