JP4705338B2 - 乗降処理システム、方法及び制御プログラム、コントローラ並びにバス車両 - Google Patents

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本発明は、降車処理を受けていないカードでも次回乗車時にその場で容易かつ公平に処理できる乗降処理の技術に関する。
近年、情報及び通信技術の発達に伴い、定期券利用区間、プリペイド額、ユーザ識別情報等の情報を携帯するためのカード類として、従来の磁気カードに代り、情報容量やセキュリティに優れるICカードが普及しつつある。カード類に情報を読み書きする装置をリーダ/ライタと呼ぶが、ICカードの中でも特に、外部との情報のやり取りを電波で行う非接触ICカードは、繰返し使用の耐久性にも優れ、汚れや変形等によるリーダ/ライタの機構トラブルも招かず、不特定多数が利用する鉄道の自動改札での導入例も知られている。
この種のカード類の導入により、駅員が定期券を経験と勘を頼りに人の目でチェックしたり、客が事前に降車駅までの運賃額を調べて切符を購入したり乗越し精算等の煩雑さや事務負担が解消するだけでなく、不正使用を検出してゲートを閉じる等の技術により(例えば、特許文献1参照)キセル等の不正防止にも効果的である。例えば、ICカードを用いた乗車券では、入場時には乗車した旨の乗車情報をカードに書き込み(乗車処理)、降車時には、乗車情報の存在を確認のうえ、今度は降車した旨の降車情報をカードに書き込む(降車処理)ことで降車済状態にするなど、各種処理を行っている。これにより、例えば、区間の連続しない2枚の定期券等の一方で入場のみ、他方で出場のみをするキセル行為のような不正行為を確実容易に防止可能となる。
特開平7−93610
ところで、上記のような従来技術では、前回の降車(すなわち退場、出札、出場)の情報がなく未降車のカードで乗車しようとした場合、そのことを検出して警報を発することまでは可能であったが、しかし、それが何らかの正当な事情による場合でも、その場では出場処理等の対応ができない不便があった。このような場合に出場処理を施すには、鉄道では係員のいる窓口へカードを持参させ専用装置で処理するが、ワンマンバスでは営業所へ持参させる運用になって煩雑なうえ、その場ではカードが使えず不便といった問題があった。
また、運転手がその場で前回乗降の路線系統を聞いて精算や出場処理を行う運用や機能も考えられるが、路線系統や日時により料金や料金体系が異なる場合もあり、それを記憶に頼ったりその場で資料を調べて対処することは精度や効率に欠け、また、利用者の自己申告頼りでは公平性等の疑問も考えられる。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、降車処理を受けていないカードでも次回乗車時にその場で容易かつ公平に処理できる乗降処理の技術を提供することである。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラにおいて、コンピュータが、前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどす制御手段を実現することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明を、請求項1のコントローラにリーダ/ライタ手段を含めた乗降システム全体として捉えたもので、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段と、請求項1記載のコントローラと、を備えたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1,2の発明をバス車両全体として捉えたもので、請求項1のコントローラもしくは請求項2に記載の乗降処理システムを備えたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1,2の発明を方法という見方から捉えたもので、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラ、又は、前記各リーダ/ライタ手段及び前記コントローラを備えた乗降処理システムを用いた乗降処理方法において、前記コントローラのコンピュータが、前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどす制御処理を実行することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1,2,3,4の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラ、又は、前記各リーダ/ライタ手段及び前記コントローラを備えた乗降処理システムの制御プログラムにおいて、前記コントローラのコンピュータを制御することにより、前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどすことを特徴とする。
本発明では、カードに降車情報が無い場合、それを知らせたり乗車処理を中止するだけでなく、所定操作によりワンマンバスでも容易かつ公平に前回乗車分の精算と降車情報の書込みが可能となるのでカード利用の利便性が大幅に向上する。
それだけでなく、その路線バスが運行する可能性のある複数の系統について、精算や降車処理ができる系統情報を予め記憶しておくことにより、持ち込まれたプリペイド等のカードが最後に他の系統で乗車処理されたものであっても、該当する系統情報を直ちに利用して精算や降車処理が可能となるので処理が迅速化される。
これらの態様では、精算等に必要な系統情報を外部のサーバから無線通信でダウンロードすることにより、系統情報を事前に格納する作業や記憶手段が不要となり、最新の系統情報により、正確な精算及び降車処理が可能となる。
以上のように、本発明では、カードに降車情報が無い場合、それを知らせたり乗車処理を中止するだけでなく、所定操作によりワンマンバスでも容易かつ公平に前回乗車分の精算と降車情報の書込みが可能となるのでカード利用の利便性が大幅に向上する。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に沿って説明する。なお、上に述べた従来の技術と共通の事項は再言しない。
〔1.構成〕
本実施形態は、路線バス車両に設置し、定期券やプリペイド券となるICカードを用いて乗降管理や精算処理を行う乗降処理システムであり、図1の構成図に示すように、乗車口用リーダ/ライタ1及び降車口用リーダ/ライタ2と、運転席に設け各リーダ/ライタ1,2の制御及び情報処理を行うコントローラCとを、シリアル通信や音声等を伝達する信号ケーブルで接続したものである。
このうち、リーダ/ライタ1,2は、路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、ICカードに対し情報を読み書きするリーダ/ライタ手段であり、相互に同様に構成され、それぞれ、音声出力用のスピーカ11、制御用のCPU12、動作状態等の情報出力用のLED表示部13及びブザー14、ICカードとの交信用のアンテナ15を備える。
また、コントローラCは、リーダ/ライタ1,2を制御するユニットで、コントローラCの音声発信部31は、予め決められた合成音声や録音済音声を、リーダ/ライタ1,2のスピーカ11へ発信する部分であり、LCD表示部33は、コントローラCの操作者である運転者へ液晶表示パネルにより情報を表示する部分である。系統情報記憶部36は、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準(例えば一律運賃や区間漸増運賃など)及び各停留所の識別情報(例えば停留所コード)を含む各系統情報を予め格納した記憶手段である。そして、コントローラCでは、組込みプログラムがコンピュータのCPU32を制御することにより、以下に述べるような作用・機能・制御処理を実現・実行する制御手段として、判定処理部34及び精算降車処理部35を実現する。
〔2.作用〕
ここで、本実施形態における処理手順を図2のフローチャートに示す。まず、バスに乗ろうとする乗客が、乗車口用リーダ/ライタ1の構造や表示などに応じた所定の範囲に、持っているICカードをかざすと、乗車口用リーダ/ライタ1はアンテナ15を通しそのカードを認識すなわち検出し(ステップ1)、コントローラCのCPU32にそれを通知する。そして、この通知を受けたコントローラCのCPU32は、乗車口用リーダ/ライタ1のCPU12に指示を送ることにより、そのカードからカード内情報を読み取らせる(ステップ2)。
ここで、カード内情報に含まれるのは、例えば、乗車済の状態では乗車した旨の乗車情報、降車済の状態では降車した旨の降車情報と、さらに、前回乗車又は降車した停留所を停留所コードなどで表す情報である。乗車済みの場合のみ、最後に乗車した停留所を表す乗車位置情報が記録されていてもよい。具体的データ構成は自由で、例えば、乗車済又は降車済を表すフラグを用いてもよいし、また、乗車位置情報として、乗降した停留所を順次複数記録した履歴の最終レコードを利用してもよい。また、所定のデータ領域に、乗った停留所のコードを記録してあればそれが乗車済を表す乗車情報となり、所定の空白データを記録してあればそれが降車済を表す降車情報となっていてもよい。なお、各バス車両が現在停車中の停留所及びその停留所コードは、停留所ポストとの通信やGPS、運転手による操作などにより順次更新する。
そして、コントローラCの判定処理部34は、読み取ったICカード情報に含まれる乗降車フラグ等の状態や値に基づいて、そのカードが降車済か否かを判定し(ステップ3)、「降車済」の場合は、乗車処理として、「乗車済」の値をセットしたフラグ、及びカードへの書込み指示とともに、現在停車中の停留所を示す停留所コードを乗車位置情報として、リーダ/ライタ1のCPU12に渡す(ステップ4)。この場合、リーダ/ライタ1のCPU12は、上記のように渡された情報を、ステップ2で情報を読み出した同じICカードに書込み(ステップ6)そのカードが所定通信圏を去ったことを確認後(ステップ7)、次のカードの待ち受け状態となる(ステップ1)。
一方、判定処理部34が、読み出した情報に前記降車情報がなく、降車済でないと判定すると(ステップ3)、図3に例示するような出力により、コントローラCのLCD表示部33、リーダ/ライタ1のLED表示部13、スピーカ11、ブザー14により警報を発し(ステップ8)乗車情報の書込みを中止する。この場合、コントローラCのLCD表示部33に前回乗車系統と乗車停留所を表示してもよく、精算降車処理部35は、運転者が例えば、コントローラの選択釦より『降車未処理カード精算』のメニューを選択するなど所定の操作を行うと、そのICカードに関し最後に乗車した運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせる。
具体的には、精算降車処理部35は、現在路線バスが運行中の同じ路線系統での乗車情報があり降車情報がない場合、その路線系統の系統情報に基いて運賃精算を含む処理をするとともに、前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合に、その前回乗車した停留所を含む運行系統(精算路線)の系統情報を系統情報記憶部36から読み出して所定の記憶領域に一時的に設定する(ステップ9)。この状態で、降車口用リーダ/ライタ2にカードをかざせば、コントローラCの精算降車処理部35は降車口用リーダ/ライタ2を介して、前回の乗車に係る路線系統に関する運賃精算を行い(ステップ10)、この際に、降車情報の書込みも行う。
この処理が終了すると、精算降車処理部35は、コントローラCの系統情報を現在運行中の系統情報に戻すので、乗車者は必要な精算と降車処理の済んだICカードを乗車口用リーダ/ライタ1にかざせば、判定処理部34が、ステップ1〜4,6,7に説明したように、乗車処理を行う。
なお、コントローラCの精算降車処理部35は、そのバス車両で乗車処理された乗車済のICカードが降車口用リーダ/ライタ2にかざされたときに、降車処理として、例えば、定期券の利用区間をチェックしたり、カードから読み出した乗車位置情報と現在停車中の停留所コードから系統情報に基いて運賃を算出し、カード内から読み出したプリペイド残額より引去り、引去り後のプリペイド残額と、「降車済」の値をセットした乗降者フラグを、カードへの書込み指示ととも降車口用リーダ/ライタ2のCPU12に渡してカードへ書き込ませる等の降車処理を行う。
〔3.効果〕
以上のように本実施形態では、カードに降車情報が無い場合、それを知らせたり乗車処理を中止するだけでなく、所定操作によりワンマンバスでも容易かつ公平に前回乗車分の精算と降車情報の書込みが可能となるのでカード利用の利便性が大幅に向上する。
特に、本実施形態では、その路線バスが運行する可能性のある複数の路線系統について、精算や降車処理ができる系統情報を予め記憶しておくことにより、持ち込まれたプリペイド等のカードが最後に他の路線系統で乗車処理されたものであっても、該当する系統情報を直ちに利用して精算や降車処理が可能となるので処理が迅速化される。
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態には限定されず、以下に例示するような他の実施形態も含む。例えば、センター基地など外部の所定のサーバシステムと無線通信する通信手段を設け、コントローラCは、前回乗車した停留所が現在運行中の路線系統でない場合に、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を通信手段により前記サーバシステムからダウンロードして降車口用リーダ/ライタ2に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込みを含む降車処理を行うようにしてもよい。
このようにすれば、精算等に必要な系統情報を外部のサーバから無線通信でダウンロードすることにより、系統情報を事前に格納する作業や記憶手段が不要となり、最新の系統情報により、正確な精算及び降車処理が可能となる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態における各部の出力状態を示す図。
符号の説明
C…コントローラ
1,2…リーダ/ライタ
11…スピーカ
12,32…CPU
13…LED表示部
14…ブザー
15…アンテナ
31…音声発信部
33…LCD表示部
34…判定処理部
35…精算降車処理部
36…系統情報記憶部

Claims (5)

  1. 複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、
    路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラにおいて、
    コンピュータが、
    前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、
    読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどす
    制御手段を実現することを特徴とするコントローラ。
  2. 路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段と、
    請求項1記載のコントローラと、
    を備えたことを特徴とする乗降処理システム。
  3. 請求項1のコントローラもしくは請求項2に記載の乗降処理システムを備えたことを特徴とするバス車両。
  4. 路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、
    ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラ、又は、前記各リーダ/ライタ手段及び前記コントローラを備えた乗降処理システムを用いた乗降処理方法において、
    前記コントローラのコンピュータが、
    前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、
    読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどす
    制御処理を実行することを特徴とする乗降処理方法。
  5. 路線バスにおける運賃精算を含む乗降管理のために、複数の運行系統について運行系統ごとに、精算及び降車処理を行うための運賃基準及び各停留所の識別情報を含む各系統情報を予め格納した記憶手段を備え、
    ICカードに対し情報を読み書きする乗車口用リーダ/ライタ手段及び降車口用リーダ/ライタ手段の制御及び情報処理を行うコントローラ、又は、前記各リーダ/ライタ手段及び前記コントローラを備えた乗降処理システムの制御プログラムにおいて、
    前記コントローラのコンピュータを制御することにより、
    前記乗車口用リーダ/ライタ手段により、ICカードを検出したときにそのICカードから、乗車した旨の乗車情報であってどの停留所で乗車したかの情報を伴うもの又は降車した旨の降車情報と、を読み出させ、
    読み出した情報に前記降車情報がない場合に、警報を発し乗車情報の書込みを中止すると共に、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統の場合には、所定の確認操作が入力された場合に、そのICカードに関し前回乗車した停留所を含む運行系統に関する精算及び降車情報の書込みを行わせ、
    前回乗車した前記停留所が現在運行中の路線系統でない場合には、その前回乗車した停留所を含む前記系統情報を前記記憶手段から読み出して所定の記憶領域に一時的にセットすることにより、前回の乗車に係る路線系統に関する精算及び降車情報の書込み行わせた後、前記系統情報を現在運行中の系統情報にもどす
    ことを特徴とする制御プログラム。
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