JP2023026882A - 駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラム - Google Patents

駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドライバなどにかかる手間を小さくすることができる駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】実施形態の駐車場決済管理装置は、特定部と、対象判定部と、許可判定部と、許可情報生成部と、を持つ。特定部は、駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波に基づいて前記電波発信部を特定する。対象判定部は、前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する。許可判定部は、前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する。許可情報生成部は、前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラムに関する。
ショッピングモールなどで商品の購入代金により、駐車料金が無料となったり、割引されたりするサービス(以下、駐車料金サービス)を受けるためには、例えば、駐車券が利用されることがあった。この場合、車両の管理者、例えばドライバは、駐車場に入庫する際に駐車券を受け取る。続いて、商品の購入時などに駐車券に商品の購入履歴が書き込まれる。そして、出庫時にドライバがゲートに設けられた投入口に駐車券を挿入し、購入履歴を確認して商品の購入代金を確認していた。
このような駐車料金サービスを受けるためには、ドライバが出庫時に駐車券を投入口に手作業で投入する必要がある。このため、駐車券を紛失する恐れがあるとともに、出庫に時間がかかったり、細かな運転操作を要求されたりするなど、手間のかかる作業が求められることがある。
特開2021-36471号公報
本発明が解決しようとする課題は、ドライバなどにかかる手間を小さくすることができる駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態の駐車場決済管理装置は、特定部と、対象判定部と、許可判定部と、許可情報生成部と、を持つ。特定部は、駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する。対象判定部は、前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する。許可判定部は、前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する。許可情報生成部は、前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する。
第1の実施形態に係る駐車場決済管理システム1の一例を示す図。 駐車場を付設する商業施設SPを模式的に示す図。 駐車場PAを平面視した模式図。 第1の実施形態に係る出入口ゲート装置10のハードウェア構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る駐車場決済管理装置30のハードウェア構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係るゲート制御装置16の機能的な構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る端末20の機能的な構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る駐車場決済管理装置30の機能的な構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る出入口ゲート装置10を使用して駐車料金の決済が実行される場面の一例を示す図。 第1の実施形態に係る出入口ゲート装置10を使用して駐車料金の決済が実行される場面の一例を示す図。 第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図。 第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図。 第1の実施形態に係る車両Mが移動する経路の一例を示す図。 第1の実施形態に係る端末20に対して本来のポイント付与と異なる別ポイントが付与された後、出入口ゲート装置10により送信される信号の電波強度が減少していないと判定された場合に駐車場決済管理システム1が実行する処理の一例を説明するための図。 第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図。 駐車場決済管理システムにおける処理の一例を示すシーケンス図。 出庫許可判定の処理の一例を示すフローチャート。
以下、実施形態の駐車場決済管理装置、駐車場決済管理システム、駐車場決済管理方法、及びプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る駐車場決済管理システムの1全体的な構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る駐車場決済管理システム1の一例を示す図である。図1に示すように、駐車場決済管理システム1は、出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-k(k:1以上の整数)と、端末20と、駐車場決済管理装置30と、を備える。以下の説明において、出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-kを区別しないで説明する際には、枝番を省略して出入口ゲート装置10とする。
出入口ゲート装置10と駐車場決済管理装置30とは、ネットワークNAにより互いに通信可能な態様で接続されている。端末20と駐車場決済管理装置30とは、ネットワークNBにより互いに通信可能な態様で接続されている。ネットワークNA及びネットワークNBは、例えば、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、無線LANなどであり、一定水準以上の情報セキュリティが施されていることが好ましい。
端末20には、駐車場の利用料金(以下、駐車料金)の決済に利用する駐車料金決済アプリがインストールされている。駐車料金決済アプリには、端末20の所有者である顧客の属性情報(生年月日、住所、性別等)が登録されている。駐車料金決済アプリを使用する際には、例えば、端末20の位置情報やBluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、Wifi、UWB(Ultra Wide Band)、ミリ波を用いたデータ通信を利用可能とされる。顧客は、例えば車両Mをドライバである。顧客は、車両の管理者の一例である。顧客は、車両Mの同乗者などでもよい。
図2は、駐車場を付設する商業施設SPを模式的に示す図である。図3は、駐車場PAを平面視した模式図である。商業施設SPには、駐車場PAが付設されている。駐車場PAは、例えば、商業施設SPと同じ事業者により経営されている。出入口ゲート装置10は、例えば、商業施設SPに付設された駐車場PAの出入り口に設けられる。出入口ゲート装置10は、遮断機の態様のゲート11を備える。商業施設SPは、対象施設の一例である。
出入口ゲート装置10は、車両Mの出庫が許可されていない(不許可である)ときには、ゲート11を下降させて車両Mが駐車場PAから出庫できない状態とする。出入口ゲート装置10は、車両Mの出庫が許可されているときには、ゲート11を上昇させて車両Mが駐車場PAから出庫できない状態とする。ゲート11は、車両の走行を阻止する走行阻止装置の一例である。
駐車場PAには、車両Mが通過可能な複数の出入口80が設けられている。それぞれの出入口80には、出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-k(k:1以上の整数)が設けられる。出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-kのそれぞれは、自身に固有の識別コードを示すゲート識別データ及び自身で利用可能な決済方法を示す決済方法データである特定決済方法データを他の機器に伝達する信号を送信し続ける。この信号は、例えば、電波、音波であり、Bluetooth(登録商標)、NFC、Wifi、UWBなどを通じて送信される。出入口80は、通過可能領域の一例である。
出入口ゲート装置10は、端末20との間で駐車料金の決済を行うとともに、車両Mの駐車場PAに対する入出庫を許可したり不許可としたりする。出入口ゲート装置10は、例えば、駐車場が満車状態でないときには、駐車場PAへの車両Mの入庫を許可する。出入口ゲート装置10は、駐車料金の決済が完了したときに、駐車場PAからの車両Mの出庫を許可する。
ここでいう決済は、駐車料金を支払うために駐車場決済管理システム1により実行される処理である。決済は、ポイント支払いを含む処理であってもよい。ここでいうポイントは、例えば、電子決済、クレジットカード等のポイント、駐車場独自のポイント、駐車場を利用することにより付与されるポイントが含まれる。ポイントは、例えば、駐車場の利用時間や利用料金に応じて付与される。
駐車場PAの経営者は、例えば、商業施設SP内に設けられた提携店舗における一定時間内の支払金額に応じて駐車料金を減額したり免除したりする駐車料金サービスを行う。商業施設SPにおける合計支払金額は、例えば、商業施設SP内における第1提携店舗SA1、第2提携店舗SA2、第3提携店舗SA3のそれぞれにおける支払金額の合計である。駐車料金が免除される場合には、決済がそのまま完了する。
端末20は、車両M内、または車両Mに乗車する顧客が携帯しているバッグ、顧客が身に着けている衣服のポケット等に収納されているスマートフォン、タブレット等の携帯端末である。駐車場決済管理装置30は、例えば、サーバである。以下の説明では、駐車場決済管理装置30が出入口ゲート装置10及び端末20から独立している場合を例に挙げて説明するが、駐車場決済管理装置30は、出入口ゲート装置10に含まれていてもよいし、端末20に含まれていてもよい。
次に、第1の実施形態の駐車場決済管理システム1における各装置のハードウェア構成について説明する。まず、出入口ゲート装置10のハードウェア構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る出入口ゲート装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
出入口ゲート装置10は、例えば、ゲート11と、筐体12と、ゲート駆動機構13と、電波発信装置14と、出入口決済装置15と、ゲート制御装置16を備える。ゲート制御装置16は、例えば、プロセッサ41と、主記憶装置42と、通信インターフェース43と、補助記憶装置44と、入出力装置45と、センサ46と、バス47とを備える。
ゲート11は、例えば、筐体12に設けられ、駐車場PAの内側と外側を仕切る位置に配置される。ゲート11は、筐体12に設けられた回転軸を中心として、水平軸回りに揺動することにより、開閉する。筐体12は、駐車場PAの出入口80の脇に立設されている。
ゲート駆動機構13は、筐体12に設けられ、ゲート11の一端側が接続されている。ゲート駆動機構13は、ゲート制御装置16の制御に応じて水平軸回りに揺動するアームを備える。ゲート駆動機構13は、アームを揺動することによりゲート11を上下動させる。
電波発信装置14は、出入口80に電波を発信する電波発信部14Aを備える。電波発信装置14は、筐体12よりも駐車場PAの内側位置に配置される。このため、出入口80から出庫する車両Mは、電波発信装置14の側方を通過した後にゲート11に到達する。電波発信装置14は、ゲート制御装置16の制御に応じて、車両Mの通路側を含む出入口ゲート装置10の周囲に、自身の識別データを含む電波を送信する。
出入口決済装置15は、例えば、筐体12に設けられ、顧客が駐車料金を決済するために利用される。駐車料金の決済は、例えば、現金、ICカード、QRコード(登録商標)などの二次元コードを介して実行される。出入口決済装置15は、例えば、現金投入口、釣り銭払い出し口、カード挿入口などを備えており、出入口ゲート装置10と端末20との通信を利用した決済が実行できなかった場合に利用される。出入口決済装置15は、顧客による駐車料金の決済が完了した場合に、駐車場決済管理装置30に送信する。
ゲート制御装置16のプロセッサ41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、ゲート制御プログラムを読み出して実行し、出入口ゲート装置10が有する各機能を実現させる。プロセッサ41は、ゲート制御プログラム以外のプログラムを読み出して実行し、出入口ゲート装置10が有する各機能を実現させる上で必要な機能を実現させてもよい。主記憶装置42は、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、プロセッサ41により読み出されて実行される端末制御プログラムその他プログラムを予め記憶している。
通信インターフェース43は、ネットワークNA、その他ネットワークを介して端末20及び駐車場決済管理装置30等と通信を実行するためのインターフェース回路である。補助記憶装置44は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ROM(Read Only Memory)である。
入出力装置45は、例えば、タッチパネルディスプレイである。センサ46は、例えば、周囲の車両M、人、車両のナンバープレートなどを検出するセンサを含み、出入口ゲート装置10から駐車場PAに入庫する車両Mを検出する。センサ46は、車両Mが出入口ゲート装置10を通過して駐車場PAに入庫するときに、車両Mに取り付けられたナンバープレートのナンバーを検出する。
バス47はプロセッサ41、主記憶装置42、通信インターフェース43、補助記憶装置44、入出力装置45及びセンサ46を互いにデータの送受信が可能なように接続している。補助記憶装置44は、ゲート識別データなどの出入口ゲート装置10に関するデータを記憶している。
次に、第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成について説明する。図5は、第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末20は、例えば、プロセッサ21と、主記憶装置22と、通信インターフェース23と、補助記憶装置24と、入出力装置25と、センサ26と、バス27とを備える。
プロセッサ21は、例えば、CPUであり、端末制御プログラムを読み出して実行し、端末20が有する各機能を実現させる。また、プロセッサ21は、端末制御プログラム以外のプログラムを読み出して実行し、端末20が有する各機能を実現させる上で必要な機能を実現させてもよい。主記憶装置22は、例えば、RAMであり、プロセッサ21により読み出されて実行される端末制御プログラムその他プログラムを予め記憶している。
通信インターフェース23は、ネットワークNBその他ネットワークを介して出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-k、駐車場決済管理装置30等と通信を実行するためのインターフェース回路である。補助記憶装置24は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ、ROMである。
入出力装置25は、例えば、タッチパネルディスプレイである。センサ26は、例えば、角速度センサ及び加速度センサの少なくとも一方を含む。バス27は、プロセッサ21、主記憶装置22、通信インターフェース23、補助記憶装置24、入出力装置25及びセンサ26を互いにデータの送受信が可能なように接続している。補助記憶装置24は、自身に割り当てられた固有の識別コードを示す端末識別データや複数の商業施設における駐車場及び駐車場に設置された出入口等の配置を示す位置データを記憶している。
次に、第1の実施形態に係る駐車場決済管理装置30のハードウェア構成について説明する。図6は、第1の実施形態に係る駐車場決済管理装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。駐車場決済管理装置30は、プロセッサ31と、主記憶装置32と、通信インターフェース33と、補助記憶装置34と、入出力装置35と、バス37とを備える。
プロセッサ31は、例えば、CPUであり、駐車場決済管理プログラムを読み出して実行し、駐車場決済管理装置30が有する各機能を実現させる。また、プロセッサ31は、駐車場決済管理プログラム以外のプログラムを読み出して実行し、駐車場決済管理装置30が有する各機能を実現させる上で必要な機能を実現させてもよい。主記憶装置32は、例えば、RAMであり、プロセッサ31により読み出されて実行される駐車場決済管理プログラムその他プログラムを予め記憶している。
通信インターフェース33は、ネットワークNA、ネットワークNBその他ネットワークを介して出入口ゲート装置10-1、…、出入口ゲート装置10-k、端末20等と通信を実行するためのインターフェース回路である。補助記憶装置34は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ、ROMである。
入出力装置35は、例えば、タッチパネルディスプレイである。バス37は、プロセッサ31、主記憶装置32、通信インターフェース33、補助記憶装置34及び入出力装置35を互いにデータの送受信が可能なように接続している。入出力装置は、入力装置と出力装置とが独立して構成されていてもよい。
次に、駐車場決済管理システム1における機能的な構成について説明する。図7は、第1の実施形態に係るゲート制御装置16の機能的な構成の一例を示す図である。ゲート制御装置16は、例えば、信号送信部101と、データ提供部102と、決済実行部103と、ゲート制御部104と、を備える。
信号送信部101は、出入口ゲート装置10-1、…、出入口ゲート装置10-kのそれぞれに割り当てられ、補助記憶装置44に記憶されているゲート識別データを含む信号を電波発信装置14に発信し続けさせる。信号送信部101は、電波発信装置14に発信し続けさせる信号に特定決済方法データを含める。
データ提供部102は、例えば、センサ46により送信された車両Mに取り付けられたナンバープレートのナンバーに基づいて車両Mを識別する車両識別データを生成する。データ提供部102は、例えば、車両Mが駐車場に入庫した時刻を計測して入庫時刻データを生成する。データ提供部102は、生成した車両識別データ及び入庫時刻データを駐車場決済管理装置30に提供する。
決済実行部103は、駐車料金の支払いが発生する場合に、駐車場決済管理装置30の要求に応じて、端末20との間で通信を行って、車両Mの駐車料金を決済する。ゲート制御部104は、駐車料金の決済が完了した場合に、車両Mの出庫を許可し、ゲート駆動機構13にゲート11を開放させることにより、車両Mを解放させる。ゲート制御装置16は、車両Mが出庫した後に、ゲート11を下降させることにより、出入口80から車両Mが出庫できない状態とする。
図8は、第1の実施形態に係る端末20の機能的な構成の一例を示す図である。端末20は、例えば、信号受信部201と、位置データ取得部202と、出入口判定部203と、決済情報決定部204と、データ提供部205と、意思確認部206と、決済実行部207と、紐付け要求部208と、データ取得部209と、を備える。
端末20の信号受信部201は、出入口ゲート装置10により送信されるゲート識別データ及び特定決済方法データを含む信号等を受信する。信号受信部201は、出入口ゲート装置10により送信される信号を受信することにより、出入口ゲート装置10のゲート識別データ及び特定決済方法データを取得する。信号受信部201は、測位システムからの測位信号を受信してもよい。測位システムとしては、例えば、GPS(Global Positioning System)に代表されるGNSS(Global Navigation Satellite System)などが挙げられる。
位置データ取得部202は、出入口ゲート装置10の位置を示す第1位置データ、…及び出入口ゲート装置10-kの位置を示す第1位置データの少なくとも1つを取得する。例えば、位置データ取得部202は、補助記憶装置24に記憶されている第1位置データの少なくとも1つを取得する。
位置データ取得部202は、第1位置データが測位システムからの測位信号と合わせて使用されるデータであってもよい。この場合において、第1位置データが信号受信部201により取得されない場合には、測位信号を取得する必要は無い。したがって、端末20は、信号受信部201が測位システムからの測位信号を受信しない場合、位置データ取得部202を備えていなくてもよい。
出入口判定部203は、出入口ゲート装置10により送信され、信号受信部201により受信された信号の電波強度を計測する。出入口判定部203は、計測した車両Mが出庫する出入口80を判定し、判定した出入口80に設置された出入口ゲート装置10を示すゲート識別データを生成する。車両Mが出庫する出入口80を出入口判定部203が判定する手順は複数あり、それぞれの手順について、後に説明する。
決済情報決定部204は、顧客が車料金の決済に使用する決済方法を決定し、当該決済方法を示す決済方法データを生成する。ここでいう決済方法は、例えば、スマートフォン又はタブレットを利用する電子決済であり、前払い方式でもよいし、後払い方式でもよい。ただし、ここでいう決済方法は、クレジットカード決済、現金決済であってもよい。具体的には、決済情報決定部204は、出入口ゲート装置10-1、…及び出入口ゲート装置10-k各々が送信する信号で表される特定決済方法データにより示される決済方法の中から割引率、ポイント還元率等の要素を考慮し、顧客に出来る限り有利な決済方法を決定することが好ましい。
また、駐車料金の決済は、DSRC(狭域通信:Dedicated Short Range Communications)を利用したETC(Electronic Toll Collection System)と同様の技術を利用した決済であってもよい。この場合、出入口80には、路側アンテナを設置するとともに、車両Mには車載器が搭載される。車載器には、ICカードが挿入され、路側アンテナと車載器との間で双方向通信を行うことにより、決済が行われる。
決済情報決定部204は、顧客が商業施設SPにおいて買い物などをした際の支払金額などに基づいて、顧客に紐づく金銭的価値に関する権限情報を生成する。権限情報には、例えば、商業施設SP内に設けられた提携店舗における支払金額に応じた駐車料金サービスの内容に基づいて、駐車場から出庫する出庫権限や駐車料金の割引を受ける割引権限を有するか否かの情報が含まれる。
顧客は、例えば、商業施設SPにおける顧客の合計支払金額が、駐車料金を免除する金額(以下、免除金額)以上となることにより出庫権限を獲得する。出庫権限は、その他の理由により顧客が有していてもよい。例えば、顧客が商業施設における、駐車場PAを利用可能となる会員である場合や、定期的、例えば月ぎめで駐車場PAを利用可能となる契約を商業施設SPと交わしている場合などでもよい。
決済情報決定部204は、例えば、商業施設SPにおける顧客の支払金額が免除金額以上となること等により顧客が出庫権限を獲得した場合には、顧客が出庫権限を有することを示す権限情報を生成する。決済情報決定部204は、生成した権限情報を駐車場決済管理装置30に送信する。
データ提供部205は、補助記憶装置24に記憶された端末識別データを駐車場決済管理装置30に送信することにより提供する。データ提供部205は、出入口ゲート装置10により送信されたゲート識別データ及び特定決済方法データを駐車場決済管理装置30に送信することにより提供する。
意思確認部206は、駐車場決済管理装置30の要求に応じて駐車料金を支払い、駐車場を出庫する意思があることを顧客に確認する処理を実行する。例えば、意思確認部206は、端末20に搭載されているスピーカから「ゲートから出庫します。駐車料金は600円です。~Payの決済でよいですか?」という音声を出力させる。意思確認部206は、端末20に搭載されているマイクに「はい」という音声が入力された場合、顧客が駐車料金を支払い、駐車場PAから出庫する意思があることを確認する。意思確認部206は、顧客が駐車場PAから出庫する意思があることを確認した場合に、意思確認情報を駐車場決済管理装置30に送信する。
意思確認部206による顧客が駐車場を出庫する意思の確認は、音声を利用することにより実施されるが、その他の方法により実施されてもよい。意思の確認は、例えば、端末20の入出力装置25(タッチパネルディスプレイ)に表示された出庫ボタンを顧客が押下操作することにより実施されてもよいし、指紋認証により実施されてもよい。この場合、端末20には、指紋センサが設けられる。あるいは、音声以外の生体認証、例えば、顔やアイリス、静脈等を利用した認証によってもよい。この場合、端末20には、認証に利用する生体センサが設けられる。
決済実行部207は、駐車場決済管理装置30の要求に応じて、出入口ゲート装置10との間で通信を行って、車両Mの駐車料金の決済を実行する。決済実行部207は、駐車料金の決済が完了した後、例えば、端末20に搭載されているスピーカから「決済が完了しました。」という音声を出力させる。決済実行部207は、駐車料金の決済が完了した後に、電子レシートを発行してもよい。決済実行部207は、出入口ゲート装置10により送信された決済完了情報を受信した場合にも、駐車料金の決済が完了した後の処理を実行する。
図9は、第1の実施形態に係る駐車場決済管理装置30の機能的な構成の一例を示す図である。駐車場決済管理装置30は、例えば、データ取得部301と、特定部302と、距離検出部303と、対象判定部304と、紐付け部305と、許可判定部306と、決済実行部307と、報知情報生成部308と、意思確認部309と、許可情報生成部310とを備える。
データ取得部301は、出入口ゲート装置10及び端末20により送信される各種のデータを受信して取得する。出入口ゲート装置10により送信されるデータには、例えば、決済内容データが含まれる。決済内容データは、駐車料金の決済の内容を示すデータである。
端末20により送信されるデータには、例えば、端末識別データと、ゲート識別データと、決済方法データと、電波強度データとが含まれる。端末識別データは、顧客が所有する端末20を示すデータである。ゲート識別データは、車両Mが出庫する出入口80に設置された出入口ゲート装置10を示すデータである。決済方法データは、決済に使用する方法を示すデータである、電波強度データは、信号受信部201により受信された信号の電波強度を示すデータである。
特定部302は、端末20により送信されたゲート識別データに基づいて、車両Mが出庫しようとする出入口80(以下、出庫対象出入口80)を特定する。距離検出部303は、端末20により送信される電波強度データに基づいて、出庫対象出入口80に設けられた出入口ゲート装置10(以下、出庫対象出入口ゲート装置10)と端末20との距離を検出する。
対象判定部304は、例えば、距離検出部303により検出される出庫対象出入口80と端末20との距離の時系列情報の変化に基づいて、顧客が決済対象者であるか否かを判定する。対象判定部304は、端末20により送信される電波強度データに基づいて顧客が決済対象者であるか否かを判定してもよい。
紐付け部305は、端末識別データにより示される端末20と、ゲート識別データにより示される出入口ゲート装置10-1と、決済方法データにより示される決済方法と、決済内容データにより示される決済とを紐付ける。
許可判定部306は、決済情報決定部204により送信される権限情報に基づいて、顧客が駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する。許可判定部306は、顧客が出庫権限を有していないと判定した場合には、決済実行部307に決済を実行させる。
決済実行部307は、データ取得部301により取得された端末識別データ、ゲート識別データ、決済方法データ、電波強度データ等に基づいて、決済内容データを生成する。決済実行部307は、生成した決済内容データを出庫対象出入口ゲート装置10が備える決済実行部103及び端末20が備える決済実行部207に送信して駐車料金の決済を実行させる。出庫対象出入口ゲート装置10が備える決済実行部103と端末20が備える決済実行部207の間の決済が完了したら、端末20は、決済完了情報を駐車場決済管理装置30に送信する。
端末20による決済完了情報が送信される前に、決済実行部307は、駐車料金の決済の処理を出入口決済装置15に実行させる。駐車場決済管理装置30は、出入口決済装置15により決済完了情報が送信された場合に、送信された決済完了情報を受信する。端末20または出入口決済装置15により送信される決済管理情報を受信した場合に、車両Mが出庫権限を有すると判定する。
報知情報生成部308は、出庫権限の有無を顧客に報知する報知情報を生成する。報知情報生成部308は、生成した報知情報を端末20に送信する。意思確認部309は、顧客が駐車料金を支払って駐車場から出庫する意思があることを確認する処理を端末20に実行させる。
例えば、意思確認部309は、端末20を搭載した車両Mが出入口ゲート装置10に近づくと、駐車料金の決済を行う前に、顧客が駐車料金を支払って駐車場から出庫するがあることを確認する処理を端末20に実行させる。意思確認部309は、端末20により意思確認情報が送信された場合に、顧客が駐車場PAから出庫する意思があることを確認する。
許可情報生成部310は、顧客が出庫権限を有すると許可判定部306により判定された場合に、車両Mの出庫許可情報を生成する。許可情報生成部310は、生成した出庫許可情報を出庫対象出入口ゲート装置10に送信する。出庫許可情報を受信した出庫対象出入口ゲート装置10は、ゲート11を上昇させて車両Mの出庫を許可する。
次に、車両Mが商業施設SPの駐車場PAに入庫し、商業施設SPで買い物などをした後、駐車場PAから出庫するまでの概要について説明する。図10及び図11は、第1の実施形態に係る出入口ゲート装置10を使用して駐車料金の決済が実行される場面の一例を示す図である。図10及び図11に示す使用例においては、端末20はスマートフォンである。駐車場決済管理装置30は、図10及び図11に図示されないサーバである。
(入庫時の処理の概要)
車両Mが駐車場に入庫する際には、出入口ゲート装置10は、センサ46により車両Mの入庫を検出するとともに、車両Mに取り付けられたナンバープレートのナンバーを検出する。出入口ゲート装置10は、端末20が搭載された車両Mに取り付けられたナンバープレートのナンバー等に基づいて、車両Mを識別する車両識別データを生成するとともに、車両Mの入庫時刻を取得する。出入口ゲート装置10は、生成した車両識別データ及び取得した入庫時刻に基づく入庫時刻データを駐車場決済管理装置30に送信する。顧客は、車両Mを駐車場に駐車させた後に、車両Mから降車して徒歩などで商業施設SPに入店する。
なお、第1の実施形態では、出入口ゲート装置10が車両の入庫を検出して車両識別データ及び入庫時刻データを生成する。これに代えてまたは加えて、端末20において、出入口ゲート装置10により送信されるゲート識別データを受信し、入庫時刻データを生成して、駐車場決済管理装置30に送信してもよい。
(商業施設利用中の処理の概要)
商業施設SPに入店した顧客は、窯業施設SP内で買い物などをする。端末20は、顧客が買い物などをするにあたり、図2に示す第1提携店舗SA1、第2提携店舗SA2、第3提携店舗SA3などの提携店舗において商品を購入するごとに、支払金額を加算する。端末20は、加算した金額を合計金額として補助記憶装置24に記憶させる。端末20は、支払金額をその都度駐車場決済管理装置30に送信して提供してもよい。この場合、駐車場決済管理装置30は、送信された支払金額を加算した合計金額を補助記憶装置34に記憶させる。
(出庫時の処理)
次に、出庫時の処理について、ステップを分けて説明する。
(出入口ゲート決定ステップ)
買い物を終えた顧客が、車両Mに乗り込み、出入口80に向かい、例えば、図10に示すように、出庫対象出入口ゲート装置10-1に近づいたとする。この場合、端末20は、出庫対象出入口ゲート装置10-1により送信された信号を受信し、出庫対象出入口ゲート装置10-1を判定する。続いて、端末20は、受信した信号に基づいて判定した出庫対象出入口ゲート装置10-1との距離が近付いていることを検出する。
端末20は、距離が近付いている出庫対象出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を、車両Mが出庫する出入口として決定する。他の出入口ゲート装置10-2が近くに配置されている場合であっても、出庫対象出入口ゲート装置10-1及び出入口ゲート装置10-2から受信した信号の電波強度等に基づいて、出庫対象出入口80に設置された出庫対象出入口ゲート装置10を決定する。出庫対象出入口ゲート装置10が、決済に使用する出入口ゲート装置10となる。
(決済方法選択ステップ)
端末20は、決定された出庫対象出入口ゲート装置10-1から固有の識別コードを示すゲート識別データや出庫対象出入口ゲート装置10-1で特定決済方法データ等を取得する。端末20は、特定決済方法データにより示される決済方法の中から、ポイント、ETCと同様の技術を利用する場合の車載器の有無等の要素を考慮して、顧客にとって最適な決済方法を決定する。端末20は、取得したゲート識別データ及び決定された決済方法等を駐車場決済管理装置30に提供する。駐車料金の支払いが免除される場合には、端末20は、決済方法選択ステップを省略する。
(決済内容生成ステップ)
駐車場決済管理装置30は、出庫対象出入口ゲート装置10により送信される車両識別データ及び入庫時刻に基づいて、車両ごとの駐車料金を算出する。例えば、入庫時刻と現在時刻から駐車時間を算出し、単位時間当たりの駐車料金と駐車時間を掛けて駐車料金を算出する。駐車場決済管理装置30は、顧客が商業施設SP内の提携店舗に支払った金額を合計した合計金額に基づいて、駐車料金サービスの内容を決定する。駐車料金サービスは、商品の購入に応じて減額または免除された駐車料金を含む。駐車場決済管理装置30は、駐車料金サービスに基づいて、駐車料金の決済の内容を示す決済内容データを生成する。
(紐付けステップ)
駐車場決済管理装置30の紐付け部305は、端末20及び出庫対象出入口ゲート装置10により提供されたデータに基づいて、端末20と出庫対象出入口ゲート装置10-1とを紐付ける。紐付け部305は、決済内容データにより示される決済と使用される決済方法とを紐付ける。紐付け部305は、決済内容データが駐車料金を免除する内容のデータである場合に、決済と決済方法とを紐付ける処理を省略する。
(意思確認ステップ)
駐車場決済管理装置30の意思確認部309は、駐車場を出庫する意思があることの出庫意思の確認を端末20に対して実施させる。例えば、図11に示すように、端末20は、端末20に搭載されているスピーカから「出庫します。駐車料金は600円です。○○Pay払いで宜しいですか?」という音声を出力させる。
そして、端末20は、端末20に搭載されているマイクに「はい」という音声が入力された場合、顧客が駐車料金を決済して出庫する意思があると判定する。駐車料金サービスにより駐車料金が無料になる場合には、端末20は、スピーカから「駐車場から出庫します。駐車料金は無料です。」との音声を出力させ、同様の処理を実行する。
意思確認ステップでは、音声による意思確認の他、決済ボタンの押下による意思確認や指紋認証による意思確認を行ってもよい。決済ボタンの押下による意思確認の場合には、例えば、端末20がスピーカから音声を出力させる態様に代えて、入出力装置25(タッチパネルディスプレイ)に表示された出庫ボタンを表示し、顧客による出庫ボタンの操作をもって意思確認としてもよい。
指紋認証による意思確認の場合には、例えば、端末20がスピーカから出力させる音声を「センサに指先を合わせてください」とし、端末20に設けられた指紋センサに顧客の指先を合わせさせるようにしてもよい。生体認証による意思確認の場合には、例えば、顧客に生体センサによる生体の認証を行わせるための操作を促す音声を端末20が出力し、端末20に設けられた生体センサによる認証を行わせてもよい。
その他、意思確認は、出庫対象出入口ゲート装置10-1及び端末20の間の通信等によらず、例えば、出庫対象出入口ゲート装置10-1の近傍に待機する店員に口頭で示す態様としてもよい。この場合、例えば、店員が出庫対象出入口ゲート装置10-1に対して、顧客の意思確認が完了した旨を入力等できるようにしてもよい。
(出庫ステップ)
駐車場決済管理装置30は、顧客の出庫意思を確認した場合に、決済が実行されていなければ、出庫対象出入口ゲート装置10-1及び端末20に決済を実行させる。これに応じて、出庫対象出入口ゲート装置10-1及び端末20は、駐車料金の決済を実行する。駐車料金の決済として、出庫対象出入口ゲート装置10-1及び端末20間の通信による決済と、出入口決済装置15による決済のいずれかが実行される。
駐車料金の決済が完了した後、出庫対象出入口ゲート装置10-1は、ゲート11を開放して車両Mが駐車場PAから出庫可能となるようする。このとき、図11に示すように、端末20は、端末20に搭載されているスピーカから「決済が完了しました。出庫してください。」という音声を出力させる。端末20は、商品の決済が完了した後に、電子レシートを発行してもよい。
駐車場決済管理装置30は、車両Mの出庫にあたり、端末20が複数の出入口ゲート装置10が送信した信号を受信した場合には、その中の1つを出庫対象出入口ゲート装置10と判定する。駐車場決済管理装置30は、例えば、複数の出入口ゲート装置10により送信された信号の電波強度を比較し、電波強度が最も強い出入口ゲート装置10を出庫対象出入口ゲート装置10と判定する。あるいは、駐車場決済管理装置30は、複数の出入口ゲート装置10により送信された信号の電波強度等に基づいて、車両Mと複数の出入口ゲート装置10とのそれぞれの距離を算出し、算出した距離が最も短い出入口ゲート装置10を出庫対象出入口ゲート装置10と判定する。
また、出庫対象出入口ゲート装置10が送信した信号を複数台の端末20が受信した場合には、駐車場決済管理装置30は、受信した信号の電波強度が最も大きい端末20を、出庫対象出入口80から出庫する車両Mに搭載された端末20と判定する。出庫対象出入口80から出庫する車両Mに搭載された端末20は、決済の対象となる端末20である。駐車場決済管理装置30は、あるいは、出庫対象出入口ゲート装置10に最も近い端末20を、出庫対象出入口80から出庫する車両Mに搭載された(決済の対象となる)端末20と判定する。
上述した一例では、端末20は、端末20と出庫対象出入口ゲート装置10-1とが近付いていることを検出することで出庫対象出入口80を判定する。そのため、例えば、キャッシュレス決済における端末20と出庫対象出入口ゲート装置10-1とを紐付けるコード読み取り作業などの煩雑な処理が不要となる。顧客は、端末20をカバンやポケットに入れたままの状態や車両Mに乗せたままの状態で決済を行うことができる。
上述した一例では、購入者と店舗側での非動作認証および非接触決済を行うことが可能になり、顧客が車両Mから降車したり、車両Mの窓から手を出したりすることなく駐車料金の決済が可能になる。さらに、本仕組み導入により収集した情報を活用し、例えば、店舗側が販売したい商品情報などのプッシュ型で広告の提示を行い、その結果、顧客による当該商品の購入がなされると広告効果の測定が可能となる。これらの情報は広告戦略、取扱商品計画などのマーケティング活動への応用が可能である。
駐車料金の決済は、出庫対象出入口80における出庫対象出入口ゲート装置10と端末20との間で実行される。出庫対象出入口80は、車両Mに搭載された端末20の出入口判定部203において判定される。以下に、出庫対象出入口80を出入口判定部203が判定する複数の手順のそれぞれについて説明する。
なお、出入口判定部203において実行される出庫対象出入口80の判定は、例えば、駐車場決済管理装置30における特定部302においても実行される。この場合、端末20は、受信した電波強度を駐車場決済管理装置30に送信する。駐車場決済管理装置30では、端末20により送信された電波強度に基づいて、特定部302において電波を発信した電波発信部14Aを備える出入口ゲート装置10を特定し、出庫対象出入口80を判定する。
出庫対象出入口80の判定にあたり、出庫対象出入口ゲート装置10と端末20との距離を利用する場合には、駐車場決済管理装置30は、その距離を距離検出部303において検出する。駐車場決済管理装置30は、特定部302により特定した出庫対象出入口80を特定する情報を端末20に送信する。端末20は、出入口判定部203において判定した出庫対象出入口80と駐車場決済管理装置30により送信された出庫対象出入口80とが異なる場合には、駐車場決済管理装置30により送信された情報に基づく出庫対象出入口80を正しい出庫対象出入口80として扱う。
図12は、第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図である。図12においては、端末20を搭載する車両Mが出入口ゲート装置10-1の横を左から右へ移動する場合を示している。出庫対象出入口ゲート装置10-1は、出庫対象出入口80に設置された出入口ゲート装置である。
出入口判定部203は、出庫対象出入口ゲート装置10-1の電波発信装置14によりBluetooth(登録商標)、NFC、Wifi、UWBなどを通じて送信された信号を信号受信部201により受信する。出入口判定部203は、受信した信号の電波強度を計測し、計測した信号の電波強度が所定の強度を超えている期間を計測する。
出入口判定部203は、計測した信号の電波強度が所定の強度を超えている期間が所定の下限期間を超えており、所定の上限期間未満である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80と判定する。ここでいう下限期間は、例えば、車両Mが出入口ゲート装置10に到達するまでに必要な時間の範囲内であり、比較的短い時間が採用される。また、ここでいう上限期間は、例えば、車両Mが出入口ゲート装置10-1に到達するまでに必要な時間の範囲内であり、比較的長い時間が採用される。下限期間及び上限期間は、例えば、出入口80における車両の込み具合により判断される。
例えば、図12に示した場合において、信号受信部201は、車両Mが出入口ゲート装置10-1に一定距離以上近づいている期間T8の間、閾値TH8を超える電波強度の信号を出入口ゲート装置10-1から受信し続ける。一方、図12に示した場合において、信号受信部201は、車両Mが出入口ゲート装置10-1から一定距離以上離れている期間(期間T8以外の期間)の間、閾値TH8を以下の電波強度の信号を出入口ゲート装置10-1から受信し続ける。出入口判定部203は、期間T8が所定の下限期間を超えており、所定の上限期間未満である場合、出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80と判定する。
あるいは、出入口判定部203は、出入口ゲート装置10-1により送信され、信号受信部201により受信された信号の電波強度を使用して出入口ゲート装置10-1までの距離を判定してもよい。この場合、出入口判定部203は、当該距離が所定の距離を超えている期間が所定の下限を超えており、所定の上限未満である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80と判定する。
例えば、図12のグラフの上側に示した場合において、信号受信部201は、出入口ゲート装置10-1から信号を受信する。この場合、出入口判定部203は、出入口ゲート装置10-1から受信した電波の強度を使用して端末20から出入口ゲート装置10-1までの距離を判定する。出入口判定部203は、当該距離が所定の距離を超えている期間が所定の下限期間を超えており、所定の上限期間未満である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80と判定する。
図13は、第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図である。図13においては、端末20を搭載する車両Mが出入口ゲート装置10-1の前を左から右へ移動する場合を示している。
出入口判定部203は、信号受信部201により受信された信号の電波強度が所定の強度を超えている期間が所定の下限期間以下である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80でないと判定する。ここでいう下限期間は、例えば、車両Mが出入口ゲート装置10-1に到達するまでに必要な時間よりも短い時間が採用される。
例えば、図13に示した場合において、信号受信部201は、車両Mが出入口ゲート装置10-1に一定以上近づいている期間T9の間、閾値TH9を超える電波強度の信号を出入口ゲート装置10-1から受信し続ける。また、図13に示した期間T9は、例えば、駐車場PA内において、車両Mが出入口ゲート装置10-1に向かう道順以外の道順を通過して出入口80に向かわず、いわば出入口ゲート装置10-1を素通りする場合の期間に相当するため、図12に示した期間T8よりも短いことが多い。
一方、図13に示した場合において、信号受信部201は、車両Mが出入口ゲート装置10-1から一定距離以上離れている期間(期間T9以外の期間)の間、閾値TH9以下の電波強度の信号を出入口ゲート装置10-1から受信し続ける。出入口判定部203は、信号受信部201により受信された信号の電波強度が所定の強度を超えている期間T9が所定の下限期間以下である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80でないと判定する。
あるいは、出入口判定部203は、信号受信部201により受信された信号の電波強度を使用して出入口ゲート装置10-1までの距離を推定し、当該距離が所定の距離未満である期間が所定の下限期間以下である出入口ゲート装置10-1が設置された出入口80を出庫対象出入口80でないと判定してもよい。
例えば、図13のグラフの上側に示した場合において、信号受信部201は、出入口ゲート装置10-1から信号を受信する。この場合、出入口判定部203は、出入口ゲート装置10-1から受信した電波の強度を使用して端末20から出入口ゲート装置10-1までの距離を推定する。出入口判定部203は、当該距離が所定の距離未満である期間が所定の下限期間以下である出入口ゲート装置10が設置された出入口80を出庫対象出入口80でないと判定する。
また、出入口判定部203は、角速度センサにより計測された角速度の時間変化を使用して出庫対象出入口80を判定してもよい。例えば、車両Mに搭載されている角速度センサは、車両Mが+90度方向転換した際に正の角速度を検出し、車両Mが移動している際に略ゼロの角速度を検出する。出入口判定部203は、角速度センサが検出した少なくとも+90度方向転換した際の角速度を時間積分し、車両Mが方向転換した角度を算出する。そして、出入口判定部203は、当該角度と、予め補助記憶装置24等に格納されている出入口80等の配置を示す位置データとに基づいて、出庫対象出入口80を判定する。
また、出入口判定部203は、端末20に搭載されている角速度センサにより検出された角速度を利用して出庫対象出入口80を判定してもよい。例えば、車両Mに搭載されている端末20に搭載されている角速度センサは、車両Mが-90度方向転換した際に負の角速度を検出し、車両Mが移動している際に略ゼロの角速度を検出する。出入口判定部203は、角速度センサが検出した少なくとも-90度方向転換した際の角速度を時間積分し、車両Mが方向転換した角度を算出する。そして、出入口判定部203は、当該角度と、予め補助記憶装置24等に格納されている出入口80等の配置を示す位置データとに基づいて、出庫対象出入口80を判定する。
あるいは、出入口判定部203は、例えば、複数の出入口80が存在する場合であっても、角速度センサを使用し、複数の出入口80の中から出庫対象出入口80を判定する。この場合、出入口判定部203は、車両Mに搭載されている端末20に搭載されている角速度センサにより検出された角速度の時間変化を時間積分して算出した角度の正負に応じて出庫対象出入口の候補を絞り込む。
また、出入口判定部203は、車両Mが+90度又は-90度方向転換した後に端末20が受信した電波の強度に応じて出庫対象出入口80の候補を絞り込む。例えば、出入口判定部203は、車両Mが+90度又は-90度方向転換した後に比較的強い強度の電波が受信された場合、端末20に近い出入口を出庫対象出入口の候補とする。また、例えば、出入口判定部203は、車両Mが+90度又は-90度方向転換した後に比較的弱い強度の電波が受信された場合、端末20から遠い出入口80を出庫対象出入口80の候補と判定する。
そして、出入口判定部203は、二つの性質を使用して上述した候補を更に絞り込む。一つ目の性質は、車両Mが複数の出入口80のいずれかに向かう際に車両Mが通過することである。二つ目の性質は、車両Mの移動が所定の速度と略同一であり、車両Mが移動している場合に角速度センサにより検出される角速度が略ゼロとなることである。つまり、出入口判定部203は、車両Mが移動した時間又は距離を推定し、当該距離を使用して上述した候補を絞り込み、出庫対象出入口80を判定する。
また、上述した説明では、車両Mが1回で+90度又は-90度方向転換する場合を例に挙げたが、これに限定されない。図14は、第1の実施形態に係る車両Mが移動する経路の一例を示す図である。図14においては、車両Mが点Q1、点Q2、点Q3、点Q4、点Q5の順に直線的に移動する経路の一例を示している。また、車両Mは、点Q2、点Q3及び点Q4において方向転換している。この場合、角速度センサは、例えば、車両Mが点Q2にいる際に時間積分の値が角度αとなる角速度の時間変化を検出し、車両Mが点Q3にいる際に時間積分の値が角度βとなる角速度の時間変化を検出する。図14に示した経路の場合、1回の方向転換で+90度又は-90度方向転換する訳ではないが、出入口判定部203は、+90度又は-90度方向転換する場合と同様の手法で出庫対象出入口80を判定し得る。
また、出入口判定部203は、端末20に搭載されている加速度センサにより検出された角速度を利用して出庫対象出入口80を判定してもよい。車両Mが駐車場PA内における出入口80の近傍を走行する際の車両Mの加速度の特性に基づき、車両Mの加速度の変動幅の大きさなどを利用して、出庫対象出入口80を判定してもよい。
端末20は、車両Mの出庫の際に使用される出入口ゲート装置と、電波強度の時間的な変化との関係を機械学習モデルに学習させて出庫対象出入口の判定に利用してもよい。この場合、端末20は、例えば、学習済の機械学習モデルを使用して出庫対象出入口80の判定を補助してもよい。機械学習モデルの学習は、端末20で行ってもよいし、端末20以外で行ってもよい。例えば、駐車場決済管理装置30に学習部を設け、この学習部により機械学習モデルを生成、更新(強化)してもよい。
また、機械学習モデルの学習には、例えば、電波強度の時系列情報や角速度の時系列情報を用いてよい。端末20が複数の出入口ゲート装置10により送信された信号を受信した場合や、複数の端末20が出入口ゲート装置10により送信された信号を受信した場合に、出入口80に設置された出入口ゲート装置10や出庫する車両Mに搭載された端末20に誤処理が発生することがある。
ここで、出庫対象出入口の判定に誤処理(誤判定)が発生して出庫対象出入口を訂正した場合には、判定に利用した角速度の時系列情報や電波強度の時系列情報を破棄する。このような時系列情報を破棄し、正解時の時系列情報のみを学習することにより、精度の高い機械学習モデルを生成することができる。また、訂正時の時系列情報を誤処理時のデータとして企画学習モデルの学習を行うようにしてもよい。
あるいは、出入口判定部203は、位置データ取得部202により取得され、出入口ゲート装置10の位置を示す第1位置データを使用して出庫対象出入口80を判定してもよい。この場合、出入口判定部203は、信号受信部201により受信された信号を使用して端末20の位置を示す第2位置データを生成し、第1位置データ及び第2位置データを使用して出庫対象出入口80を判定する。例えば、出入口判定部203は、第2位置データにより示される位置に近い位置を示している第2位置データと対応付けられている出入口ゲート装置10が設置された出入口80を出庫対象出入口80と判定してもよい。
また、駐車場決済管理システム1が端末20にポイントを付与するサービスを備える場合において、端末20により本来のポイントと異なる別ポイントが付与された場合、次に説明する処理を実行して端末20に対するポイントの付与をやり直す。ポイントの付与は、例えば、駐車場決済管理装置30に設けられるポイント管理部により実行される。
図15は、第1の実施形態に係る端末20に対して本来のポイント付与と異なる別ポイントが付与された後、出入口ゲート装置10により送信される信号の電波強度が減少していないと判定された場合に駐車場決済管理システム1が実行する処理の一例を説明するための図である。図15においては、第1車両M1が出入口80から出庫した後に、第2車両M2に搭載されている端末20が出入口80から出庫する場合を示している。また、図15に示したグラフは、第2車両M2に搭載されている端末20が受信した電波の強度の時間変化の一例を示している。
図15の左上の図に示すように、第1車両M1に搭載されている端末20にポイントを付与していても、第2車両M2が出入口ゲート装置10-1の近くにいる期間T181では、第2車両M2に搭載されている端末20は、閾値TH18を超える強度の電波を出入口ゲート装置10-1から受信する。この場合において、第1車両M1に搭載されている端末20に付与すべきポイントが、誤って第2車両M2に搭載されている端末20に付与されてしまうことがある。
しかし、図15の右上の図に示すように、第1車両M1に搭載されている端末20が出入口ゲート装置10-1から離れた後も第2車両M2に搭載されている端末20は、期間T182においても図15の左上に示した場合と同等以上の強度の電波を出入口ゲート装置10-1から受信する。したがって、ポイント管理部は、本来のポイントと異なる別ポイントを付与した後、出入口ゲート装置10-1により送信される電波強度が、図15に示したグラフ等で表される電波強度の時間的な変化に基づいて減少しているか否かを判定し得る。ポイント管理部は、電波強度の時間的な変化に基づいて減少していない場合に、誤ってポイントを付与した誤処理が発生したことを検知する。
すなわち、第1車両M1が出入口80から出庫した後も第2車両M2に搭載された端末20の電波強度は弱まらない(=立ち去らない)ことから、直前のポイント付与が誤処理であったことを検知・訂正することが可能である。車両Mは、自身が出入口80を通過する時間帯の間に、電波強度閾値内領域において、出入口ゲート装置10に「近づいてから遠のく」ことになり、端末20における電波強度は「強まってから弱まる」という山形の時系列グラフを描くことになる。この特性をチェックすることでポイント管理部は、誤処理発生を即時に検知することができる。
例えば異常な電波の時系列変化(遷移)を検知できなかった場合、例えば、第1車両M1が出入口80を通過する時間帯に第2車両M2が出入口ゲート装置10に近づいてから遠のく移動をすることがある。この場合でも、一定時間内に同一の顧客から複数回のポイントの付与が生じた場合には異常が発生したと判定して、後追いで誤処理により付与されたポイントを削除し、正しい顧客に対してポイントを付与する割り当て処理の訂正をそれぞれの端末20に求めることができる。
また、複数の出入口ゲート装置10により送信された信号を端末20が受信した場合に出庫対象出入口80を判定する例について説明する。図16は、第1の実施形態に係る出庫対象出入口80を判定する処理の一例を説明するための図である。図16においては、端末20を搭載する車両Mが第1出入口ゲート装置10-1及び第2出入口ゲート装置10-2の前または後ろを左から右へ移動する場合を示している。
特定部302は、端末20により送信された電波強度が所定の強度を超えている期間が所定の下限期間以上である第1出入口ゲート装置10-1及び第2出入口ゲート装置10-2がそれぞれ設置された2つの出入口80を出庫対象出入口80の候補と判定する。続いて、特定部302は、第1出入口ゲート装置10-1により送信された信号の電波強度と、第2出入口ゲート装置10-2により送信された信号の電波強度を比較する。その結果、電波強度が強い出入口ゲート装置10が設けられた出入口80を出庫対象出入口80と判定する。
あるいは、駐車場決済管理装置30において距離検出部303により検出した出入口ゲート装置10と端末20の距離に基づいて、特定部302は、出庫対象出入口80を判定してもよい。この場合、距離検出部303は、受信した電波強度に基づいて、第1出入口ゲート装置10-1と端末20の間の第1距離L1と、第2出入口ゲート装置10-2と端末20の間の第2距離L2を検出する。特定部302は、第1距離L1と第2距離L2を比較して短い方の距離となる出入口ゲート装置10が設けられた出入口80を出庫対象出入口80と判定する。
また、複数の端末20における出入口判定部203により出庫対象出入口80が判定される場合がある。この場合、駐車場決済管理装置30の特定部302は、最も電波強度が強い端末20を出庫対象出入口80から出庫する車両Mに搭載された端末20であると判定してもよい。
次に、駐車場決済管理装置30における処理の手順について説明する。図17は、駐車場決済管理システム1における処理の一例を示すシーケンス図である。駐車場決済管理システム1を利用して駐車場PAの駐車料金の決済を行うための準備処理として、端末20には、顧客による駐車場決済アプリのインストール処理が実行される(ステップS101)。
続いて、端末20は、顧客による入力処理により、顧客の属性情報を取得する(ステップS103)。続いて、端末20は、顧客の入力処理より、駐車場決済アプリによる決済の選択及び登録を実行する(ステップS105)。こうして、駐車場決済管理システム1を利用して駐車場PAの駐車料金の決済を行うための準備処理が終了する。
続いて、車両Mが駐車場PAに入庫する際の入庫時処理について説明する。入庫時処理では、出入口ゲート装置10は、センサ46により車両Mの入庫を検出する(ステップS111)。このとき、出入口ゲート装置10は、車両Mの入庫時刻を取得して入庫時刻データを生成する。出入口ゲート装置10は、車両Mが駐車場PAに入庫する際には、ゲート11を上昇させ、車両Mが出入口80を通過した後にゲート11を下降させる。
続いて、出入口ゲート装置10は、センサ46により検出された車両Mのナンバープレートのナンバーに基づいて車両識別データを生成する。出入口ゲート装置10は、生成した車両識別データを入庫時刻データとともに駐車場決済管理装置30に送信する(ステップS113)。こうして、駐車場決済管理システム1による車両Mが駐車場PAに入庫する際の入庫時処理が終了する。
続いて、車両Mが駐車場PAから出庫する際の出庫時処理について説明する。出庫時処理にあたり、出入口ゲート装置10は、ゲート識別データ及び特定決済方法データを含む信号を電波発信装置14により発信し続ける(ステップS121)。車両Mの出庫時には、車両Mに搭載された端末20は、出入口ゲート装置10により送信される信号を受信することにより、ゲート識別データ及び特定決済方法データを受信する(ステップS123)。端末20は、複数の出入口ゲート装置10により信号が送信される場合に、これらの複数の出入口ゲート装置10により送信される信号を受信する。
続いて、端末20は、受信した信号の電波強度を検出するとともに、受信した特定決済方法データに基づいて、決済方法データを生成する。さらに、端末20は、商業施設SPにおける支払金額等に基づいて、権限情報を生成する。端末20は、受信したゲート識別データと、生成した決済方法データと、補助記憶装置24に記憶された端末識別データと、検出した電波強度に基づく電波強度データと、生成した権限情報を駐車場決済管理装置30に送信する(ステップS125)。
ゲート識別データ、決済方法データ、端末識別データ、電波強度データ、及び権限情報を受信した駐車場決済管理装置30は、これらのデータ及び情報に基づいて、出庫許可判定を実行する(ステップS127)。出庫許可判定の手順については、後にさらに説明する。
続いて、駐車場決済管理装置30は、出庫許可判定の結果、車両Mの出庫を許可するか否かを判定する(ステップS129)。車両Mの出庫を許可しないと判定した場合、駐車場決済管理装置30は、ステップS127に処理を戻す。車両Mの出庫を許可すると判定した場合、駐車場決済管理装置30は、許可情報を出入口ゲート装置10に送信する(ステップS131)。
許可情報を受信した出入口ゲート装置10は、ゲート制御装置16によりゲート駆動機構13を作動させてゲート11を開放(上昇)させる(ステップS133)。ゲート11が上昇することにより、車両Mが駐車場PAから出庫可能となる。こうして、駐車場決済管理システム1による処理が終了する。
続いて、ステップS129における出庫許可判定の処理について説明する。図18は、出庫許可判定の処理の一例を示すフローチャートである。出庫許可判定の駐車場決済管理装置30は、端末20により送信される電波強度データを取得する(ステップS201)。端末20により複数の出入口ゲート装置10により送信された信号の電波強度の電波強度データが含まれている場合には、それら複数の電波強度データを取得する。
続いて、駐車場決済管理装置30は、特定部302において、電波強度データが示す電波強度が最大であるか否かを判定する(ステップS203)。例えば、端末20により送信される電波強度データが、1つである場合には、その電波強度データが、電波強度が最大である電波強度データであると判定する。
例えば、端末20により送信される電波強度データが、複数ある場合には、その中で最大の電波強度を示す電波強度データを電波強度が最大の電波強度データと判定する。駐車場決済管理装置30は、電波強度データが示す電波強度が最大である電波強度データ出ないと判定した場合には、他の電波強度データについて、ステップS203の処理を繰り返す。
電波強度データが示す電波強度が最大であると判定した場合、駐車場決済管理装置30は、対象判定部304において、電波強度が最大であると判定された電波強度データを生成した信号を送信した出入口ゲート装置10が設置された出入口80を出庫対象出入口80と特定する(ステップS205)。続いて、駐車場決済管理装置30は、距離検出部303において、出庫対象出入口ゲート装置10と顧客が所有する端末20との距離を検出し、検出した距離に基づいて、対象判定部304において、顧客が決済対象者であることを判定する。顧客が決済対象者でないと判定した場合には、駐車場決済管理装置30は、処理を終了する。
続いて、駐車場決済管理装置30は、紐付け部305において、出庫対象出入口における出庫対象出入口ゲート装置10と、端末識別データにより示される端末20とを紐付ける(ステップS207)。このとき、紐付け部305は、決済方法データにより示される決済方法と、決済内容データにより示される決済とをさらに紐付ける。
続いて、駐車場決済管理装置30は、許可判定部306において、端末20により送信される権限情報に基づいて、端末20を所有する顧客が出庫権限を有するか否かを判定する(ステップS209)。このとき、駐車場決済管理装置30は、報知情報生成部308において、出庫権限の有無に関する報知情報を生成し、端末20に送信する。報知情報を受信した端末20は、報知情報を顧客に通知する。
出庫権限を有することを示す報知情報が端末20により通知された顧客は、例えば、そのまま出入口80から出庫できることを認識する。出庫権限がないことを示す報知情報が端末20により通知された顧客は、例えば、出入口決済装置15における決済の準備をする。
駐車場決済管理装置30は、ステップS209において顧客が出庫権限を有していないと判定した場合、決済実行部307により、出庫対象出入口ゲート装置10の決済実行部103と端末20の決済実行部207、及び出入口決済装置15に決済処理を実行させ、駐車料金決済が完了したか否かを判定する(ステップS211)。
決済実行部307は、端末20または出入口決済装置15により送信される決済管理情報を受信しておらず、駐車料金決済が完了していないと判定した場合には、ステップS209に処理を戻す。決済実行部307は、端末20または出入口決済装置15により送信される決済管理情報を受信し、駐車料金決済が完了したと判定した場合、駐車場決済管理装置30は、処理をステップS213に進める。駐車場決済管理装置30は、ステップS209において、端末20を所有する顧客が出庫権限を有すると判定した場合にも、処理をステップS213に進める。
続いて、意思確認部309は、端末20の意思確認部に対して、顧客に出庫の意思があるか否かを確認させる(ステップS213)。端末20は、駐車場決済管理装置30からの指示に応じて、顧客の出庫の意思を確認する。端末20は、顧客の出庫の意思を確認した場合に、意思確認情報を駐車場決済管理装置30に送信する。
続いて、意思確認部309は、端末20により送信される意思確認情報を受信したか否かを判定する(ステップS215)。意思確認部309は、意思確認情報を受信していないと判定した場合、意思確認情報を受信するまでステップS215の処理を繰り返す。意思確認部309が意思確認情報を受信したと判定した場合、許可情報生成部310は、出庫許可情報を生成する(ステップS217)。こうして、駐車場決済管理装置30は、図18に示す処理を終了する。
第1の実施形態の駐車場決済管理システム1は、顧客の商業施設SPにおける支払金額が免除金額以上となること等により顧客が獲得する出庫権限を有する場合に、車両Mの出庫を許可する。このとき、出入口ゲート装置10の電波発信部14Aにより発信した電波強度に基づいて、出庫対象出入口ゲート装置10(出入口80)と端末20(車両M)とを紐付ける。従って、出庫対象出入口ゲート装置10が端末20を特定できるので、車両Mに乗車する顧客が車両Mから降車等することなく、駐車料金の決済を完了することができる。よって、顧客にかかる手間を小さくすることができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に駐車場決済管理システムは、上記第1の実施形態と比較して、音声による認証を行わない点で第1の実施形態と異なる。第2の実施形態の駐車場決済管理システムは、第1の実施形態における端末20の意思確認部206及び駐車場決済管理装置30の意思確認部309が設けられておらず、顧客の意思確認処理を行うことなく、車両Mが出庫対象出入口ゲート装置10から出庫可能となる。
第2の実施形態の駐車場決済管理システムは、上記第1の実施形態の駐車場決済管理システム1と同様の作用効果を奏する。さらに、第2の実施形態の駐車場決済管理システムは、出庫時における顧客の意思確認を行うことなく、出庫対象出入口ゲート装置10からの車両の出庫が可能となる。このため、出庫時における顧客の認証に関する操作を省略できるので、顧客にかかる手間をさらに軽減することができる。
上記の各実施形態では、車両Mの出庫時に端末20の電源がONとなっていることを前提としているが、車両Mの出庫時に端末20の電源がOFFとなっている場合でも車両Mの出庫が可能となるようにしてもよい。この場合、例えば、駐車場決済管理装置30に記憶された車両Mの出庫時刻や権限情報に基づいて、駐車料金等を算出し、出入口ゲート装置10の出入口決済装置15において決済できるようにしてもよい。また、車両MにETCに用いる車載器が搭載され、ETCと同様の技術が利用可能である場合に、端末20を用いて決済に代えて、ETCと同様の技術を利用した決済を実行してもよい。
上記の実施形態では、車両Mを解放させるにあたりゲート11を上昇させて開放させるが、他の態様により車両Mを解放させてもよい。例えば、車両Mの移動を阻止するロック板を走行阻止装置とし、ロック板を上昇させることにより、車両Mの移動を阻止し、駐車料金の決済が完了することでロック板を下降させて車両Mを解放させてもよい。
また、上記の実施形態では、車両Mは、バッテリを含むパワーユニットやエンジンなどの駆動源を備える4輪車両を想定しているが、車両Mは、二輪車または三輪車などでもよいし、パワーユニットを備えなくてもよい。車両Mが二輪車である場合には、走行阻止装置として、車輪をロックするロック機構などを備えてもよい。この場合には、駐車料金の決済が完了することにより、車両Mの車輪のロックを解放させることにより、車両Mを解放させることができる。
実施形態の駐車場決済管理装置は、駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する特定部と、前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する対象判定部と、前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する許可判定部と、前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する許可情報生成部と、を備えることにより、ドライバなどにかかる手間を小さくすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…駐車場決済管理システム、10…出庫対象出入口ゲート装置、10(10-1,10-2,10-k)…出入口ゲート装置(出庫対象出入口ゲート装置)、11…ゲート、12…筐体、13…ゲート駆動機構、14…電波発信装置、14A…電波発信部、15…出入口決済装置、16…ゲート制御装置、20…端末、30…駐車場決済管理装置、21,31,41…プロセッサ、22,32,42…主記憶装置、23,33,43…通信インターフェース、24,34,44…補助記憶装置、25,35,45…入出力装置、26,46…センサ、27,37,47…バス、80…出入口(出庫対象出入口)、101…信号送信部、102…データ提供部、103…決済実行部、104…ゲート制御部、201…信号受信部、202…位置データ取得部、203…出入口判定部、204…決済情報決定部、205…データ提供部、206…意思確認部、207…決済実行部、208…要求部、209,301…データ取得部、302…特定部、303…距離検出部、304…対象判定部、305…紐付け部、306…許可判定部、307…決済実行部、308…報知情報生成部、309…意思確認部、310…許可情報生成部、M…車両、NA,NB…ネットワーク、PA…駐車場、SA1…第1提携店舗、SA2…第2提携店舗、SA3…第3提携店舗。

Claims (10)

  1. 駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する特定部と、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する対象判定部と、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する許可判定部と、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する許可情報生成部と、を備える、
    駐車場決済管理装置。
  2. 前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出する距離検出部を更に含み、
    前記対象判定部は、前記距離検出部により検出された距離に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する、
    請求項1に記載の駐車場決済管理装置。
  3. 前記権限情報は、対象施設における前記管理者の支払金額に基づく情報である、
    請求項1または2に記載の駐車場決済管理装置。
  4. 前記権限情報は、一定時間内における前記支払金額に基づく情報である、
    請求項3に記載の駐車場決済管理装置。
  5. 前記出庫権限の有無を前記管理者に報知する報知情報を生成する報知情報生成部を更に備える、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の駐車場決済管理装置。
  6. 車両の管理者が所有する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する、駐車場内における前記車両の通過可能領域から発信された電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する特定部と、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部により検出された距離の時系列情報に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する対象判定部と、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する許可判定部と、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する許可情報生成部と、を備える、
    駐車場決済管理装置。
  7. 駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部と、
    前記電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する特定部と、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部により検出された距離の時系列情報に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する対象判定部と、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する許可判定部と、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する許可情報生成部と、
    前記出庫許可情報に基づいて、前記車両の走行を阻止する走行阻止装置を制御して前記走行阻止装置による走行の阻止から前記車両を解放させる制御部と、を備える、
    駐車場決済管理システム。
  8. 駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部と、
    前記電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定する特定部と、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部により検出された距離の時系列情報に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定する対象判定部と、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定する許可判定部と、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると前記許可判定部により判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する許可情報生成部と、を備える、
    駐車場決済管理システム。
  9. 駐車場決済管理装置のコンピュータが、
    駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定し、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出し、
    検出された距離の時系列情報に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定し、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定し、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成する、
    駐車場決済管理方法。
  10. 駐車場決済管理装置のコンピュータに、
    駐車場内における車両の通過可能領域に電波を発信する電波発信部により発信された識別データを含む電波を受信する電波受信部により受信された前記電波に基づいて前記電波発信部を特定させ、
    前記電波受信部により受信された前記電波の強度に基づいて、前記電波受信部と前記電波発信部の距離を検出させ、
    検出された距離の時系列情報に基づいて、前記車両の管理者が決済対象者であるか否かを判定させ、
    前記管理者に紐づく金銭的価値に関する権限情報に基づいて、前記駐車場から出庫する出庫権限を有するか否かを判定させ、
    前記管理者が前記出庫権限を有すると判定された場合に、前記車両の出庫許可情報を生成させる、
    プログラム。
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