JP6954538B2 - 車両通過情報処理システムおよび車両通過情報処理方法 - Google Patents

車両通過情報処理システムおよび車両通過情報処理方法 Download PDF

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本発明は、車両通過情報処理システムおよび車両通過情報処理方法に関する。
路側に設置したETCアンテナを用いて所定の地点を通過する車両に搭載された車載器の固有情報を無線通信により取得し、当該地点を通過する車両の数を計測したり、所定のエリアに流入する車両に課金したりする技術が提案されている。
特開2018−105804号公報
上記のような技術においては、ETCアンテナから照射される電波が、計測や課金の対象となる車線の範囲に限定して届くように、出力するビームをコントロールしたり、設置状態を調整したりすることが検討されている。しかし、このような方法によって電波の照射範囲を正確に制御することは難しい。さらに、ETCアンテナから照射された電波は、地面や車両によって反射されて、設置者の意図しないエリアに届いてしまうこともある。したがって、ETCアンテナから照射される電波が届く範囲を対象の車線に完全に限定することは、困難である。
このような技術条件および環境条件の下では、ETCアンテナを用いて、所定の走行方向に向かう対象車線を走行する車両のみを対象として、正確に計測や課金を行うことは難しい。例えば、反対車線を走行する車両に電波が届かないように電波照射エリアを狭く設定すると、対象車線の車両に電波が届かずに対象となる車両を認識できないという問題がある。逆に、対象車線における車両の認識率を上げようとして電波照射エリアを広く設定すると、誤って反対車線を走行する車両を認識してしまう可能性が高まるという問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、対象の車線を通過する車両を正確に認識するための車両通過情報処理システムを提供することである。
上記目的は、下記の手段によって達成される。
車両通過情報処理システムは、互いに走行方向の異なる第1の車線および第2の車線を有する車路において用いられ、第1の取得部、第2の取得部、蓄積部、判断部および出力部を有する。第1の取得部は、所定の範囲内に進入した車載器から無線通信を介して固有情報を取得可能であり、少なくとも第1の車線を走行する車両に設置された車載器から固有情報を取得する。第2の取得部は、所定の範囲内に進入した車載器から無線通信を介して固有情報を取得可能であり、少なくとも第2の車線を走行する車両に設置された車載器から固有情報を取得する。蓄積部は、第1の取得部および第2の取得部において取得された固有情報を、当該固有情報が取得された時刻に関連付けて車両通過情報として記憶部に順次蓄積する。判断部は、記憶部に蓄積された車両通過情報を確認して、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されているか否かを判断する。出力部は、判断部によって、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されていると判断された場合、固有情報に関連付けられた時刻が早い車両通過情報を出力する。第2の取得部が固有情報を取得可能な範囲は、第1の取得部が固有情報を取得可能な範囲よりも、第1の車線の走行方向の下流側に配置される。
本発明の車両通過情報処理システムによれば、互いに走行方向の異なる第1および第2の車線において、第1および第2の取得部によって車両の車載器から取得された固有情報が、取得された時刻と関連付けられて車両通過情報として記憶部に順次蓄積される。第2の取得部が固有情報を取得可能な範囲は、第1の取得部が固有情報を取得可能な範囲よりも、第1の車線の走行方向の下流側に配置される。車両通過情報処理システムは、記憶部に蓄積された車両通過情報を確認し、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されている場合、当該固有情報に関連付けられた時刻が早い車両通過情報を出力する。これにより、第1または第2の取得部によって本来取得すべき正しい車両通過情報を出力することができるため、対象の車線を通過する車両を正確に認識することができる。その結果として、対象の車線を通過する車両の数を正確に計測したり、対象の車線を通過する車両に対して正確に課金を行ったりすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両通過情報処理システムの概略構成を示す図である。 路側機の概略構成を示すブロック図である。 情報端末の概略構成を示すブロック図である。 サーバーの概略構成を示すブロック図である。 サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。 サーバーにおいて記憶される車両通過情報の一例を示す図である。 サーバーにおいて記憶される会員データベース情報の一例を示す図である。 ETC車載器の概略構成を示すブロック図である。 決済システムの概略構成を示すブロック図である。 サーバーによって実行される車両通過情報処理の手順を示すフローチャートである。 所定の期間内に同一の固有情報が複数取得された場合に、取得された時刻が早い情報が出力される様子を例示する図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
(システムの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る車両通過情報処理システムが適用されるシステムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、システム1は、路側機10a、10b(以下、まとめて路側機10とも称する。)、情報端末20、サーバー30、ETC車載器40、および決済システム50から構成される。路側機10a、10b、情報端末20、サーバー30、および決済システム50はネットワークを介して接続され、各構成は有線または無線の各種通信方式によって通信可能である。ETC車載器40は、DSRC(Dedicated Short Range Communication)等の所定の通信規格によって路側機10と無線通信可能である。
路側機10a、10bは、互いに走行方向の異なる車線A(第1の車線)および車線B(第2の車線)を有する車路において、所定の走行方向に向けて通過する車両の数を計測したり、当該車両に課金したりする基準となるポイントにそれぞれ設置される。路側機10a、10bは、所定の範囲に近接した車両に搭載されたETC車載器40と、DSRC等の通信規格によって無線通信を行う。また、路側機10a、10bは、ネットワークを介してサーバー30等と通信を行う。本実施形態では、路側機10a、10bは、それぞれ第1の取得部、第2の取得部として機能する。
本実施形態では、路側機10aは、車線A側に設置され、少なくとも車線Aを走行する車両に設置された車載器から固有情報を取得する。路側機10aが固有情報を取得可能な範囲100aは、車線Aの走行方向から視て車線Aを含む(覆う)ように設定される。一方、路側機10bは、車線B側に設置され、少なくとも車線Bを走行する車両に設置された車載器から固有情報を取得する。路側機10bが固有情報を取得可能な範囲100bは、車線Bの走行方向から視て車線Bを含む(覆う)ように設定される。
また、本実施形態では、路側機10bが固有情報を取得可能な範囲は、路側機10aが固有情報を取得可能な範囲よりも、車線Aの走行方向の下流側に所定の間隔をあけて配置される。たとえば、路側機10bは、路側機10aが設置される位置よりも車線Aの走行方向の下流側、すなわち車線Bの走行方向の上流側に所定の間隔をあけて設置される。しかし、路側機10a、10bの配置はこれに限定されない。たとえば、路側機10a、10bの配置に関わらず、各ETCアンテナ14の配置や出力するビームを調整することによって、路側機10bが固有情報を取得可能な範囲が、路側機10aが固有情報を取得可能な範囲よりも車線Aの走行方向の下流側に配置されるように調整してもよい。なお、車線Aおよび車線Bは、さらに複数の車線に区分される片側複数車線の車路であってもよい。
情報端末20は、ユーザーが各種サービスの提供を受けるためのユーザー登録を行うための端末である。情報端末20は、例えば、車両の運転者が使用するスマートフォン等の端末や、車両の運転者が利用する施設等に設置されるタブレットPCまたはノートPC等の端末である。情報端末20は、ネットワークを介してサーバー30等と通信を行う。
サーバー30は、路側機10と共に、車両通過情報処理システムとして機能する。サーバー30は、路側機10、情報端末20、決済システム50等との間で各種情報を送受信して、車両通過情報処理を実行する。また、サーバー30は、路側機10と通信可能であり、路側機10から送信される情報を取得する。
ETC車載器40は、車両に取り付けられ、所定の範囲(距離)に近接した路側機10との間で無線通信を行う。ETC車載器40は、挿入されたETCカードから各種情報を取得して路側機10に送信する。
決済システム50は、銀行やクレジットカード会社等の決済機関(金融機関)または、それらの決済機関において決済を行うための各種業務を代行する決済代行業者に設置されるシステムである。
以下、各構成について詳細に説明する。
(路側機10)
図2は、路側機の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、路側機10は、制御部11、記憶部12、通信部13、ETCアンテナ14およびカメラ15を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を備え、プログラムに従い、上述した各構成要素の制御や各種の演算処理を実行する。
記憶部12は、予め各種プログラムや各種データを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、各種プログラムや各種データを記憶するハードディスク等を備える。
通信部13は、ネットワークを介して、他の端末や装置と通信するためのインターフェースを備える。通信部13は、例えば、サーバー30と各種データ等の送受信を行う。
ETCアンテナ14は、所定の通信規格によってETC車載器40との間で無線通信を行うための構成である。路側機10は、ETCアンテナ14を介して、ETC車載器40から、ETC車載器40を識別するための固有情報であるWCN(Wireless Call Number)に代表される車載器IDを取得する。また、路側機10は、ETCアンテナ14を介して、ETC車載器40から、ETC車載器40に挿入されたETCカードを識別するための固有情報であるETCカード番号を取得する。ETCカード番号は暗号化された状態で取得され、例えば上位のサーバー30に送信される前に復号化されうる。
カメラ15は、車両の画像を取得するための構成であり、たとえば入出場ゲートを通過する車両を撮像して画像を取得する。カメラ15によって取得された画像に基づいて、たとえば車両番号(車両のナンバー)等の情報が取得される。
なお、本実施形態では、路側機10aのETCアンテナ14が第1の取得部として機能し、路側機10bのETCアンテナ14が第2の取得部として機能する。
(情報端末20)
図3は、情報端末の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、情報端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、表示部24および操作受付部25を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。情報端末20の制御部21、記憶部22および通信部23は、路側機10の制御部11、記憶部12および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
表示部24は、LCD(液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ等を備え、各種情報を表示する。操作受付部25は、タッチセンサーや、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等を備え、ユーザーの各種操作を受け付ける。表示部24および操作受付部25は、表示部24としての表示面に、操作受付部25としてのタッチセンサーを重畳することによって、タッチパネルを構成してもよい。
(サーバー30)
図4は、サーバーの概略構成を示すブロック図である。図5は、サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。図6は、サーバーにおいて記憶される情報の一例を示す図である。
図4に示すように、サーバー30は、制御部31、記憶部32および通信部33を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。サーバー30の制御部31、記憶部32および通信部33は、路側機10の制御部11、記憶部12および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
図5に示すように、サーバー30の制御部31は、プログラムを読み込んで処理を実行することによって、蓄積部311、判断部312および出力部313として機能する。
蓄積部311は、路側機10aおよび路側機10bにおいて取得された固有情報を、当該固有情報が取得された時刻に関連付けて車両通過情報として順次記憶部32に蓄積する。
判断部312は、記憶部32に記憶された車両通過情報を確認して、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されているか否かを判断する。
出力部313は、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されていると判断された場合、当該固有情報に関連付けられた時刻が遅い車両通過情報を記憶部32に蓄積された車両通過情報から削除した上で、車両通過情報を出力する。
次に、サーバー30の記憶部32に記憶される情報について説明する。
(車両通過情報)
図6は、サーバーにおいて記憶される車両通過情報の一例を示す図である。
図6に示すように、サーバー30の記憶部32には、路側機10a、10bにおいて取得された情報が相互に関連付けられて車両通過情報として蓄積されている。
本実施形態において、路側機10a、10bは、ETCアンテナ14を介してETC車載器40から固有情報を取得し、当該固有情報を取得した時刻を示す情報と共にサーバー30に送信する。サーバー30は、受信した各情報を関連付けて車両通過情報として蓄積する。
取得時刻は、路側機10a、10bによって固有情報が取得された時刻を示す情報である。取得時刻として、路側機10a、10bによって固有情報が取得された時刻のかわりに、サーバー30が路側機10a、10bから固有情報を受信した時刻が蓄積されてもよい。
固有情報は、路側機10a、10bによって取得された固有情報である。固有情報としては、例えば、WCN等の車載器IDや、ETCカード番号等を用いることができる。例えば、図6に示す固有情報の「A101」としては、図1に示す車両A101に搭載されたETC車載器40の車載器ID、または当該ETC車載器40に挿入されたETCカードのETCカード番号が記憶される。
なお、図6においては、路側機10aによって取得された情報と、路側機10bによって取得された情報とが別々に記憶されるものとして示されているが、これらの情報を一緒に記憶し、各レコードに取得された路側機10を示す情報を付してもよい。
(会員データベース)
図7は、サーバーにおいて記憶される会員データベース情報の一例を示す図である。
図7に示すように、サーバー30の記憶部32には、固有情報、ユーザー情報およびウォレット情報が互いに関連付けられて記憶される。図7に示される情報は、情報端末20や路側機10を介して登録され、各レコードがユーザー登録された各会員の情報を示す会員データベースを構成する。
固有情報は、路側機10が近接する車両から取得可能な情報であって、会員データベースに登録されたユーザーの情報と関連付けされる情報である。固有情報としては、車載器IDおよびETCカード番号の少なくとも一つが記憶される。
ユーザー情報は、会員であるユーザーを識別するための識別情報、連絡先情報、および認証情報等である。識別情報としては、例えば、氏名、住所、生年月日、性別、ニックネーム、免許証番号等が記憶される。連絡先情報としては、例えば、電話番号、メールアドレス、SNSや各種メッセージサービスのID等が記憶される。認証情報は、会員専用のウェブサイト等にアクセスするための情報であり、例えば、ID、パスワード等が記憶される。
ウォレット情報は、登録されたユーザーが各種料金の支払いに使用するウォレットを構成する情報である。ウォレット情報としては、所定のエリアにおいて課金される料金を支払うための利用券に関する情報や、利用券が不足する場合に利用券を購入したり不足額の支払いを行ったりするためのクレジットカード情報および銀行口座情報、ユーザーの属性情報等が記憶される。
利用券の種類としては、ユーザー自身が購入した購入利用券、他者から付与された付与利用券、所定の数を集めることによって購入利用券または付与利用券と同様に使用可能な補助利用券等がある。
購入利用券および付与利用券は、例えば、商業施設や娯楽施設の駐車券または入場券、有料道路等の通行券として使用される。購入利用券および付与利用券には、利用可能な所定のエリアが対応付けて記憶される。購入利用券および付与利用券には、複数のエリアが対応付けられてもよい。購入利用券および付与利用券は、回数券のように、10枚、20枚等の使用可能な枚数が対応付けられて記憶されてもよく、あるいは、プリペイドマネーのように、1000円、3000円等の使用可能な金額や、所定の価値に換算されうる10度、20度等の度数が対応付けられて記憶されてもよい。また、購入利用券および付与利用券は、定期券のように、1か月、3か月、半年等の利用可能な期間が対応付けられて記憶されてもよく、平日、休日、特定の曜日、昼間、夜間等の特定の日付や周期、時間帯が対応付けられて記憶されてもよい。
補助利用券は、例えば多数の商店が出店するショッピングセンターの駐車場における駐車料金の支払い等において好適に使用される。以下、補助利用券が好適に使用されるシーンについて具体的に説明する。例えば、ショッピングセンター等の商業施設においては、当該施設において数千円等の一定の金額以上を利用した場合に無料駐車券や割引券を発行することが一般によく行われている。ユーザーがある店舗で一定金額以上を利用した場合、店舗はユーザーに無料駐車券等を発行し、ユーザーは無料駐車券を使用して駐車場から出場する。その後、店舗はユーザーに発行した駐車券の代金に対応する金額を駐車場の運営者に対して支払う。
しかし、ショッピングセンター等においては、各店舗が店舗ごとのPOSシステムを持ち込んで利用することが多く、各店舗における各ユーザーの利用金額を統合して合算する仕組みがないことが多い。したがって、駐車券が発行されるのは、一つの店舗において一定の金額以上を利用した場合に限られていることが多い。また、例えば複数の店舗における利用金額を手作業で合算して駐車券を発行したとしても、発行した駐車券に対応する金額を各店舗における利用金額に応じて請求する必要があり、店舗やショッピングセンターの運営者の業務負担が大きい。そこで、本実施形態のように、各店舗が利用金額に応じて補助利用券を電子的に発行し、所定の数が集まった場合にユーザーが駐車券として使用できるようにすることで、ユーザーは複数の店舗での利用金額を合算して駐車券を獲得できる。また、各店舗も発行した補助利用券に応じた費用を支払えばよいため、各店舗やショッピングセンターの運営者の業務負担を減らすことができる。
属性情報は、ユーザーの支払い能力や信頼性を判断するために使用される情報である。属性情報としては、例えば、職業情報、年収情報、過去の利用回数および利用金額等の利用実績、これらの情報に応じたユーザーランク情報等が記憶される。
なお、記憶部32に記憶されるものとして説明した上記の情報は、サーバー30からネットワークを介して接続可能な外部ストレージに記憶され、必要に応じてサーバー30からアクセスして取得するように構成されてもよい。
(ETC車載器40)
図8は、ETC車載器の概略構成を示すブロック図である。
図8に示すように、ETC車載器40は、制御部41、記憶部42、通信部43、カード受付部44および出力部45を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。ETC車載器40の制御部41、記憶部42および通信部43は、路側機10の制御部11、記憶部12および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
カード受付部44は、ETCカードの挿入を受け付ける。カード受付部44は、挿入されたETCカードから、ETCカード番号を含む各種情報を取得する。制御部41は、カード受付部44において取得された情報を、通信部43を介して路側機10に送信する。
出力部45は、光や音声を出力する構成であり、例えばETCカードの読み取り状態を表すインジケーターランプや音声案内を出力するスピーカー等によって構成される。
記憶部42には、無線の基地局としてETC車載器40を識別するための固有情報であるWCN(Wireless Call Number)に代表される車載器IDが記憶されている。したがって、路側機10は、ETC車載器40と無線通信を行う際に、ETC車載器40の車載器IDを取得することができる。
(決済システム50)
図9は、決済システムの概略構成を示すブロック図である。
図9に示すように、決済システム50は、制御部51、記憶部52および通信部53を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。決済システム50の制御部51、記憶部52および通信部53は、路側機10の制御部11、記憶部12および通信部13と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
決済システム50は、例えば、銀行やクレジットカード会社等の決済機関(金融機関)または、それらの決済機関において決済を行うための各種業務を代行する決済代行業者に設置されるシステムである。サーバー30は、決済システム50との間で情報を送受信することによって、クレジットカード決済や銀行口座振込等による、ユーザーのウォレットへの入金(利用券の購入に相当)を行うことができる。また、ユーザーのウォレットの残高が不足している場合に、クレジットカード決済や銀行口座振込等によって、不足分を補って支払いを行うことができる。
なお、システム1は、路側機10、情報端末20、サーバー30、ETC車載器40、および決済システム50以外の構成を含んでもよい。また、路側機10、情報端末20、サーバー30、ETC車載器40、および決済システム50の各々は、上述した構成要素以外の構成要素を含んでもよく、上述した構成要素のうちの一部を含まなくてもよい。また、路側機10、情報端末20、サーバー30、ETC車載器40、および決済システム50の各々は、複数の装置によって構成されてもよく、一体的に構成されてもよい。また、ある構成が実施するものとして説明した機能を、他の構成が代わりに実施するようにしてもよい。
システムにおける処理の概要を説明する。
(処理の概要)
図10は、サーバーによって実行される車両通過情報処理の手順を示すフローチャートである。図11は、所定の期間内に同一の固有情報が複数取得された場合に、取得された時刻が早い情報が出力される様子を例示する図である。図10のフローチャートに示される処理は、サーバー30の記憶部32にプログラムとして記憶されており、制御部31が各部を制御することにより実行される。
図10に示すように、サーバー30は、路側機10a、10bにおいて取得された固有情報と、当該固有情報が取得された時刻とを路側機10a、10bから順次受信し(ステップS101)、受信した固有情報と時刻とを関連付けて車両通過情報として記憶部32に蓄積する(ステップS102)。具体的には、図6に示すような情報が記憶部32に蓄積される。
続いて、サーバー30は、記憶部32に蓄積された車両通過情報を確認し、所定の期間内に同一の固有情報を含む前記車両通過情報が複数取得されているか否かを判断する(ステップS103)。所定の期間は、例えば、車両が路側機10aから路側機10bまでの間を通過するために必要とされる時間に基づいて、例えば数秒〜数分程度の時間が設定される。なお、信号待ちや渋滞が発生していると判断できる場合には、所定の期間を長めに設定してもよい。
所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されていない場合(ステップS103:NO)、サーバー30は、ステップS105の処理に進む。
所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数記憶されている場合(ステップS103:YES)、サーバー30は、図11に示すように、取得された時刻が早い車両通過情報を選択する(ステップS104)。図11の例では、A101を示す固有情報が2つ取得されているため、取得時刻が早い路側機10aによって取得された情報が選択される。同様に、B101を示す固有情報が2つ取得されているため、取得時刻が早い路側機10bによって取得された情報が選択される。
サーバー30は、ステップS104の処理において選択され記憶部32に蓄積されている車両通過情報を各種用途のために出力する(ステップS105)。出力された車両通過情報は、例えば、対象の車線を通過する車両の数を計測するためのリスト、または対象の車線を通過する車両に課金するサービスにおいて課金の対象となる車両を特定するための固有情報のリスト等として使用することができる。例えば、車両通過情報が課金対象を特定するための固有情報のリストとして使用される場合、サーバー30は、所定の料金算出方法に基づいて算出した料金を、会員データベースにおいて固有情報によって特定されるユーザーのウォレットに請求することができる。
上記の実施形態によれば、以下のような効果が奏される。
サーバー30は、互いに走行方向の異なる車線A、Bにそれぞれ設置された路側機10a、10bにおいて取得された固有情報を、取得された時刻に関連付けて車両通過情報として記憶部32に順次蓄積する。サーバー30は、蓄積された車両通過情報を確認して、所定の期間内に同一の固有情報を含む車両通過情報が複数取得されている場合、当該固有情報に関連付けられた時刻が早い車両通過情報を選択した上で、蓄積された車両通過情報を出力する。ここで、路側機10bが固有情報を取得可能な範囲100bは、路側機10aが固有情報を取得可能な範囲100aよりも、車線Aの走行方向の下流側に配置される。これにより、例えば車線Aを走行している車両に対応する固有情報は、まず車線Aの走行方向の上流側に設置された路側機10aによって取得される。その後、当該車両の固有情報が誤って路側機10bによって取得された場合、路側機10bによって固有情報が取得される時刻は、路側機10aによって固有情報が取得される時刻よりも遅くなる。したがって、サーバー30は、取得された時刻が早い情報を選択することにより、対象の車線を通過する車両を正確に認識することができる。その結果として、対象の車線を通過する車両の数を正確に計測したり、対象の車線を通過する車両に対して正確に課金を行ったりすることが可能となる。
また、路側機10bは、車路において路側機10aが設置される位置よりも車線Aの走行方向の下流側に設置される。これにより、容易かつ確実に、路側機10bが固有情報を取得可能な範囲100bを、路側機10aが固有情報を取得可能な範囲100aよりも車線Aの走行方向の下流側に配置することができる。
また、路側機10aが固有情報を取得可能な範囲100aは、車線Aの走行方向から視て車線Aを含み、路側機10bが固有情報を取得可能な範囲100bは、車線Bの走行方向から視て車線Bを含む。これにより、路側機10aは少なくとも車線Aを走行する車両から確実に固有情報を取得することができ、路側機10bは少なくとも車線Bを走行する車両から確実に固有情報を取得することができる。
また、路側機10としてはETC車載器40と通信可能なETCアンテナ14を含む路側機が用いられる。これにより、専用の設備を開発して設置したり、新たな装置を開発して車両に取り付けたりすることなく、既存の仕組みを効率的に活用して対象の車線を通過する車両を正確に認識することができる。
また、固有情報は、ETC車載器40の識別情報である車載器IDを含む。これにより、車両に設置されたETC車載器40を認識できるため、車両の通過を簡単かつ確実に認識することができる。
また、固有情報は、ETC車載器40に挿入されたETCカードの識別情報であるETCカード番号を含む。これにより、車両に設置されたETC車載器40に挿入されたETCカードを認識できるため、車両の通過を簡単かつ確実に認識することができる。
また、車線Aおよび車線Bの少なくとも一方は、複数の車線に区分されてもよい。これにより、車線の幅の広さや車線の数に関わらず、対象の車線を通過する車両を正確に認識することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲内において、種々の変更や改良等が可能である。
たとえば、上述した実施形態に係るシステム1の処理は、上述したフローチャートのステップ以外のステップを含んでもよく、あるいは、上述したステップのうちの一部を含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて一つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述した実施形態では、路側機10aは車線A側に設置され、路側機10bは車線B側に設置されるものとして説明したが、路側機10a、10bの設置場所はこれに限定されない。たとえば、路側機10aは、車線B側に設置されて車線Aに向けてビームを出力して車線Aを走行する車両から固有情報を取得してもよく、同様に、路側機10bは、車線A側に設置されて車線Bを走行する車両から固有情報を取得してもよい。
また、上述の実施形態における車路は、車線Aと車線Bを有する一般の道路のほか、車両の進入路と退出路が同一のゲート内に並設されている駐車場などの車両向け施設における車路であってもよい。
また、上述した実施形態では、車線A(第1の車線)および車線B(第2の車線)は、図1に示すように中央線で明確に区分された車線である例について説明したが、これに限定されない。たとえば、中央線がなく双方向に通行可能な車路においては、当該車路が車線Aおよび車線Bの両方に相当するものとして本発明に係るシステム1を適用することができる。この場合、車路を走行する車両は、走行方向に関わらず路側機10a、10bの両方において固有情報が取得され、取得された時刻が早い情報を選択することによって、通過した車両の走行方向を把握することができる。
また、上述した実施形態に係るシステム1の各装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記のプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記のプログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、システム1の各装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 システム、
10、10a、10b 路側機、
11 制御部、
12 記憶部、
13 通信部、
14 ETCアンテナ、
15 カメラ、
20 情報端末、
21 制御部、
22 記憶部、
23 通信部、
24 表示部、
25 操作受付部、
30 サーバー、
31 制御部、
32 記憶部、
33 通信部、
40 ETC車載器、
41 制御部、
42 記憶部、
43 通信部、
44 カード受付部、
45 出力部、
50 決済システム、
51 制御部、
52 記憶部、
53 通信部。

Claims (7)

  1. 互いに走行方向の異なる第1の車線および第2の車線を有する車路において、所定の範囲内に進入した車載器から無線通信を介して固有情報を取得可能であり、少なくとも前記第1の車線を走行する車両に設置された車載器から前記固有情報を取得する第1の取得部と、
    所定の範囲内に進入した車載器から無線通信を介して固有情報を取得可能であり、少なくとも前記第2の車線を走行する車両に設置された車載器から前記固有情報を取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部および前記第2の取得部において取得された前記固有情報を、当該固有情報が取得された時刻に関連付けて車両通過情報として記憶部に順次蓄積する蓄積部と、
    前記記憶部に蓄積された前記車両通過情報を確認して、所定の期間内に同一の前記固有情報を含む前記車両通過情報が複数取得されているか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって、所定の期間内に同一の前記固有情報を含む前記車両通過情報が複数取得されていると判断された場合、前記固有情報に関連付けられた前記時刻が早い前記車両通過情報を出力する出力部と、を有し、
    前記第2の取得部が前記固有情報を取得可能な範囲は、前記第1の取得部が前記固有情報を取得可能な範囲よりも、前記第1の車線の走行方向の下流側に配置される車両通過情報処理システム。
  2. 前記第1の取得部は、前記第1の車線側に設置され、
    前記第2の取得部は、前記第2の車線側に設置され、前記車路において前記第1の取得部が設置される位置よりも前記第1の車線の走行方向の下流側に設置される請求項1に記載の車両通過情報処理システム。
  3. 前記第1の取得部が前記固有情報を取得可能な範囲は、前記第1の車線の走行方向から視て前記第1の車線を含み、前記第2の取得部が前記固有情報を取得可能な範囲は、前記第2の車線の走行方向から視て前記第2の車線を含む請求項1または2に記載の車両通過情報処理システム。
  4. 前記車載器はETCカードを挿入可能なETC車載器であり、
    前記第1の取得部および前記第2の取得部はそれぞれ、前記ETC車載器と通信可能なETCアンテナを含む路側機である請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両通過情報処理システム。
  5. 前記固有情報は前記車載器の識別情報を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両通過情報処理システム。
  6. 前記固有情報は前記車載器に挿入されたETCカードの識別情報を含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両通過情報処理システム。
  7. 前記第1の車線および前記第2の車線の少なくとも一方は、複数の車線に区分される請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両通過情報処理システム。
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