JP2006107064A - 料金収受システム、車線制御装置、料金収受機 - Google Patents

料金収受システム、車線制御装置、料金収受機 Download PDF

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Abstract

【課題】ICカードによる通行料金支払いが可能な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機において、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両による複数台の車両の通行料金をまとめ払い可能にすること。
【解決手段】車載器との通信が可能な路側アンテナと、料金収受ゲートを通過する車両に搭載された車載器との路側アンテナを介する通信により通行料金収受処理を行う第1の処理部と、まとめ払いの旨を入力するための第1の操作部と、まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部と、まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を入力するための第2の操作部と、入力された車種および台数情報に基づき追加の料金情報を生成する第2の処理部と、生成された追加の料金情報を読み取られたICカードの使用明細情報として出力する出力部とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ICカードによる通行料金支払いが可能な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機に係り、特に、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いするのに好適な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機に関する。
高速道路のETC(electronic toll collection)システムで使用される車線制御装置は、センサにて車両の進入退出を管理し、路側アンテナを使用し車載器と通信を行うことで料金の引き去りをノンストップで実現している。非ETC車の場合は発進制御機を閉めたままとし、車両の通過を制止する。また、非ETC車が現金等、従来の支払いを可能にするため、各車線のブース内に収受員が待機し、通行台数のカウント、領収書の発行、収受金額の集計等を料金収受機の操作により行っている。ETCシステムに関する従来技術には例えば下記特許文献1ないし4に記載のものがある。
ETCシステムにおいて、車線制御装置および料金収受機は、それぞれ上位システムと接続され、オンラインにてデータ送信が可能である。また、この機器同士も互いに接続されておりデータ送受信が可能である。車線制御装置は、車両の進入を検知した時点でアンテナから問い合わせ電波を照射し、車載器から送られてくる利用者情報、車種情報を元に料金を計算し、上位システムへETC利用明細を送信する。上位システムはETC利用明細をもとに利用者の口座から料金を引き去る。また、路側表示器に通行可能の旨を表示して利用者にノンストップで通行できることを通知し発進制御機を開く。
車線制御装置は、車両が進入した時点で車載器からの応答が無い場合は非ETC車と判断する。そのときは路側表示器に通行不可の旨の表示を行い、利用者に停車するよう通知する。料金収受機は、収受員操作による現金支払いや回数券による支払の入力を確定した時点で、車線制御装置に対し発進制御機の開要求を送信する。開要求を受信した車線制御装置は発進制御機を開け、車両の退出を検知した後に、発進制御機を閉める。また、発進制御機の開閉はブースに設置されたボタンを収受員が操作するにより操作可能となっている。
車載器にはICカードが装着されており、ETC引き去り結果の変更や無線処理が正常に行えなかった場合には、ICカードを車載器からはずし、収受員がブース内に設置されたICカードリーダーに挿入し料金収受機を操作することにより、一度確定した利用明細の訂正を行うことが可能となっている。ICカードリーダーは車線制御装置に接続されており、カードが挿入された時点で料金収受機に対しICカード読み取り通知を送信する。料金収受機からは処理選択後にICカード処理結果が通知され、その内容により車線制御装置がカード書込やカード排出を行う。
車線内に滞留中のETC車、非ETC車は、車線制御装置にてキュー管理され、滞留中先頭がETCであれば発進制御機を開け先頭が非ETCになった場合は発進制御機を閉める。
特開2002−230595号公報 特開2002−216183号公報 特開2001−175903号公報 特開2001−22983号公報
通常の料金収受では、利用者から複数台の通行料金分のまとめ払いが要求された場合、非ETC車に関しては、料金の受け取りを1台と行い、料金収受機にて台数分の領収書発行を行うことで、まとめ払いが可能である。しかし、ETCシステムの場合は、1台の車載器とのみ交信するため、引き去り可能な料金はその車両1台分のみである。よって、車載器を搭載している車両と、搭載していない車両が存在する団体利用客の場合、まとめて料金が支払えるのは非ETCの車両分となるので、不便である。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、ICカードによる通行料金支払いが可能な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機において、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いすることが可能な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る料金収受システムは、車載器との通信が可能な路側アンテナと、料金収受ゲートを通過する車両に搭載された車載器との前記路側アンテナを介する通信により通行料金収受処理を行う第1の処理部と、まとめ払いの旨を入力するための第1の操作部と、前記まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部と、前記まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を入力するための第2の操作部と、前記入力された車種および台数情報に基づき追加の料金情報を生成する第2の処理部と、前記生成された追加の料金情報を前記読み取られたICカードの使用明細情報として出力する出力部とを具備することを特徴とする。
路側アンテナと第1の処理部とにより通常のETC処理を行うとともに、構成を付加することでまとめ払いへの対応がなされる。すなわち、まとめ払いの旨を第1の操作部に入力し、さらにまとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を第2の操作部に入力する。また、まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部が設けられる。入力された車種および台数情報により追加の料金情報が生成され、生成された料金情報は、読み取られたICカードの使用明細情報として出力される。よって、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いすることが可能になる。
また、本発明に係る車線制御装置は、車載器との通信が可能な路側アンテナと、料金収受ゲートを通過する車両に搭載された車載器との前記路側アンテナを介する通信により通行料金収受処理を行う第1の処理部と、まとめ払いの旨ならびに該まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を料金収受機から受け取る料金収受機インターフェースと、前記まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部と、前記受け取られた車種および台数情報に基づき追加の料金情報を生成する第2の処理部と、前記生成された追加の料金情報を前記読み取られたICカードの使用明細情報として出力する出力部とを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る料金収受機は、まとめ払いの旨を入力するための第1の操作部と、前記まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を入力するための第2の操作部と、前記入力されたまとめ払いの旨ならびに該まとめ払いの対象となる前記入力された車両の車種および台数情報を車線制御装置に送る車線制御装置インターフェースとを具備することを特徴とする。
これらの車線制御装置、料金収受機は、これら間のインターフェースを設けて接続可能とすることにより、両者で上記の料金収受システムとして機能するように構成したものである。よって、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いすることが可能になる。
本発明によれば、ICカードによる通行料金支払いが可能な料金収受システム、車線制御装置、および料金収受機において、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いすることが可能になる。
本発明の実施態様として、前記料金収受ゲートへの車両進入を検知する車両進入検知部と、前記料金収受ゲートに進入した車両の通過を制止可能な発進制御機と、前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両進入とにより前記まとめ払いの対象車両であるか否かを判断する第3の処理部と、前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両である場合に前記発進制御機を開状態にする信号を生成する第4の処理部とをさらに具備するようにしてもよい。これにより、まとめ払いの台数の車両通過中は、その車両が非ETC車両であっても発進制御機を開けておくことが可能になる。
ここで、前記料金収受ゲートに進入した前記車両に対して通行可/通行不可を表示可能な路側表示器と、前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両である場合に前記路側表示器に通行可の表示をするための信号を生成する第5の処理部とをさらに具備するようにしてもよい。まとめ払いの対象車両への便宜として通行可であることを報知するためである。
また、実施態様として、料金収受ゲートへの車両進入を検知する車両進入検知部と、前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両進入とにより前記まとめ払いの対象車両であるか否かを判断する第3の処理部と、前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両でありかつ当該車両に対して前記処理部により通行料金収受処理がすでになされている場合に該通行料金収受処理を実質的に取り消すための情報を出力する第2の出力部とをさらに具備するようにしてもよい。これにより、まとめ払いの対象車両が通常のETC車でありすでに料金収受処理がなされた場合であっても、可及的にその取り消しを行うことができる。
また、実施態様として、前記料金収受ゲートからの車両退出を検知する車両退出検知部と、前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両退出とにより前記まとめ払いの対象車両が何台未通過であるかを算出する第6の処理部と、前記算出された台数を未通過台数情報として表示する表示部とをさらに具備するようにしてもよい。これにより、収受員の負荷を軽減することができる。
また、実施態様として、前記第1の操作部、前記読取部、および前記第2の操作部は、前記料金収受ゲートを通過する車両に向けて設けられている、とすることができる。これによれば、収受員を配置しない料金収受ゲートにおいて利用者によるまとめ払いの操作が可能になる。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムのうち料金収受機の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この料金収受機1は、CPU(central processing unit)11、メモリ12、表示部13、操作部14、中央装置インターフェース部15、車線制御装置インターフェース部16、領収書発行部17、電源部18を有する。
CPU11は、この料金収受機1の動作を統括的に制御するものである。制御される対象は、図1に示すようにメモリ12ないし電源部18であり、これらは例えばバスなどによりCPU11に接続されている。メモリ12は、CPU11が実行するプログラムを保持したり、CPU11の動作に必要な一時的な情報の保持エリアとして機能する。
表示部13は、CPU11の制御の下、この料金収受機1を操作するのに必要な情報の表示を行う。さらに、CPU11の制御の下、まとめ払いの対象車両が何台未通過であるかを表示する。操作部14は、この料金収受機1に対する操作を入力するものである。例えば、現金車、回数券車などのカウントや、個別の料金収受(現金)入力の旨を入力する。さらに上記説明の第1の操作部、第2の操作部として機能する。
中央装置インターフェース部15は、上位の処理を行う中央装置との通信インターフェースであり、必要な情報のやり取りのため用いられる。車線制御装置インターフェース部16は、後述する車線制御装置との通信インターフェースである。操作部14が上記の第1および第2の操作部として機能するとき、その操作の入力情報は、CPU11からこの車線インタフェース部16を介して車線制御装置に送られる。
領収書発行部17は、この料金収受機1により料金収受を行ったときに、CPU11の制御の下、領収書の発行を行うものである。電源部18は、この料金収受機1が動作するための電力を供給する部位である。以上説明の料金収受機1は、料金収受ゲートの側方に設けられた、収受員待機のブース内に備えられる。
図2は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムのうち車線制御装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、この車線制御装置2は、CPU21、メモリ22、路側アンテナ23、進入検知センサ24、退出検知センサ25、ICカード読み取り部26、中央装置インターフェース部27、料金収受機インターフェース部28、発進制御機29、路側表示器30、電源部31を有する。これらのうち、CPU21、メモリ22、ICカード読み取り部26、中央装置インターフェース部27、料金収受機インターフェース部28、電源部31は、例えばひとつの筐体内にまとめられて、上記の料金収受機1と同じブース内に設けられる。残りの路側アンテナ23、進入検知センサ24、退出検知センサ25、発進制御機29、路側表示器30は、それぞれ、料金収受ゲートの所定の位置(ブース外)に取り付けられる。
CPU21は、この車線制御装置2の動作を統括的に制御するものである。制御される対象は、図2に示すようにメモリ22ないし電源部31であり、これらは例えばバスなどによりCPU21に接続されている。また、CPU21は、上記説明の第1ないし第6の処理部としての情報処理を行なうようにも機能する。メモリ22は、CPU21が実行するプログラムを保持したり、CPU21の動作に必要な一時的な情報の保持エリアとして機能する。
ICカード読み取り部26は、ICカードの挿入口を有し、この挿入口にETCに対応するICカード3が挿入されたとき、CPU21の制御の下、その保有する情報を読み取りまた必要に応じて各種の情報をこのICカード3に書き込むものである。中央装置インタフェース部27は、上位の処理を行う中央装置との通信インタフェースである。特に、処理部としてのCPU21により生成されるETCの利用明細情報がこのインターフェース部27を介して上位装置に送られる(=ICカードの使用明細情報を出力する出力部)。
料金収受機インターフェース部28は、上記説明の料金収受機1との通信インタフェースである。特に、入力方向に、料金収受機1の操作部14への入力情報がこのインターフェースを介して送られ、出力方向に、ICカード読み取り部26によりICカードが読み取られた旨およびその読み取り情報がこのインターフェース部28を介して料金収受機1に送られる。さらに、出力方向には、まとめ払いの対象車両があと何台未通過であるかの情報がこのインターフェース部28を介して料金収受機1に送られる。電源部31は、この車線制御部2が動作するための電力を供給する部位である。
路側アンテナ23は、通過する車両に搭載された車載器との通信を行うため、料金収受ゲートの先方かつ上方に設けられる。通信により得られた情報はCPU21で処理される。進入検知センサ23は、料金収受ゲートの先方に取り付けられ、この検知により路側アンテナ23と車載器との通信が開始される。正常な場合には、CPU21などの動作によりすぐさま料金収受処理が完了し、その結果が中央装置インターフェース部27を介して中装置に送られる。
退出検知センサ25は、料金収受ゲートの後方に設けられる。退出検知センサ25による車両退出検知をCPU21が認知することにより、発進制御機29の閉状態への移行信号を発生することができる。発進制御機29は、料金収受ゲートの後方(ただし退出検知センサ25より前)に設けられる。CPU21の制御により、車両の通行を制止する遮断棒を料金収受ゲートに横断させる。路側表示器30は、料金収受ゲートの中ほどに設けられる。CPU11の制御の下、通行可または通行付加の表示を車両の運転者に対して行う。
以上構成の説明を行った、料金収受機1と車線制御装置2とによる料金収受システムの動作について以下に説明する。
図3は、図1に示した料金収受機1(の車線制御装置インターフェース部16)から図2に示した車線制御装置2(の料金収受機インターフェース部28)へ向けて送られる「まとめ払い通知電文」のフォーマット図である。図3に示すように、このまとめ払い通知電文5は、電文種別5a、処理時刻5b、ICカード番号5c、追加台数(普通車)5d、追加台数(大型車)5e、追加台数合計5fの各項目を有する。追加台数の項目にはさらに別のカテゴリの車種(例えば二輪車など)のものを項立ててもよい。
まとめ払い通知電文5は、料金収受機1の操作部14にまとめ払いの旨が入力されかつまとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報が入力されたときに発せられるものである。なおこの発信に先立ちあらかじめ車線制御装置2(の料金収受機インターフェース部28)から料金収受機1(の車線制御装置インターフェース部16)に向けてICカード番号情報を含む「ICカード読取通知」がなされている。この通知は車線制御装置2のICカード読み取り部26にICカード3が挿入されるとCPU21の制御下で行われる。
図4は、図2に示した車線制御装置2(の中央装置インタフェース部27)から中央装置に送られるETC利用明細電文のフォーマット図である。ここで示すETC利用明細電文6はいわゆる均一料金システムの場合を想定したものである。図4に示すように、このETC利用明細電文6は、電文種別6a、削除フラグ6b、契約情報6c、通行履歴情報6d、利用明細情報6e、まとめ払い情報6fの各項目を有する。
ここで、削除フラグ6bは、まとめ払いの対象車両でありながらETC車両のためにETCにより料金収受処理がなされてしまっているときに、この料金収受の取り消しを示すための項目である(さらに後述する)。契約情報6c、通行履歴情報6d、利用明細情報6eは、通常のETC処理の場合にも確定される情報である。まとめ払い情報6fは、操作部14からまとめ払いの旨が入力されかつまとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報が入力され、さらにそれらの情報が車線制御装置2に送られて得られる情報である。まとめ払いではない場合には当然ながらまとめ払い情報6fは空欄となる。
ETC利用明細電文6が発せられるタイミングは、通常のETC処理の場合は路側アンテナ23と車載器との通信が正常に終了したときである。まとめ払いの場合は、利用者がブース横に停車してまとめ払いの旨を申告し、収受員が操作部14に上記所定の入力を行いかつ利用者のICカードをICカード読み取り部26に挿入したときより少なくとも後の時点である(さらに後述する)。
図5は、図2に示した車線制御装置2が生成する車両管理情報のフォーマット図である。この車両管理情報7は、まとめ払いの対象車両であるか否かを区別し、およびそれによって発信制御機29を適切に開閉制御するため用いられる。車両管理情報7は、図5に示すように、滞留台数7aと各滞留車両に関する項目7b、7c、7d、7eとを有する。
滞留台数7aの情報は、進入検知センサ24による料金収受ゲートへの車両進入検知により+1し、退出検知センサ25による車両退出検知により−1することによって得られる。各滞留車両に関する項目7b、7c、7d、7eは、ここでは4つとしているが料金収受ゲートに滞留可能な車両台数分用意する。7bなどの細目(ETC/非ETCなどの項目)は路側アンテナ23により進入した車両の車載器と無線通信することで確定される。項目7bの1台目が退出したときには、各次の項目の情報が項目繰上げで書き換えられる。または、退出の車両に対応する項目を消去し、1台目に相当する項目にポインタを移動するようにしてもよい。この場合、項目7aから7eはリング状の構造として把握される。
図6は、図2に示した車線制御装置2の動作フローを示す主流れ図である。図6に示すように、車線制御装置2は、「車両進入」に対応するステップ63、「車両退出」に対応するステップ64、「ICカード挿入」に対応するステップ65の各モードを有して動作する。
まず、初期状態として発信制御機29を閉状態にする(ステップ61)。そして、車両進入(進入検知センサ24による)、車両退出(退出検知センサ25による)、ICカード挿入(ICカード読み取り部26による)のいずれが発生したかを待機・吟味する(ステップ62)。それぞれの発生に対応してステップ63、64、65のいずれかの処理を行う。その処理後に再びステップ62の待機・吟味に移行し、同様に繰り返す。
図7は、図6中に示したステップ63の詳細を示す流れ図である。まず、車両進入により滞留台数を1台加算する(ステップ71)。次に、まとめ払い中(まとめ払いの対象車両を待っている状態)であるか否かにより処理を分岐する(ステップ72)。まとめ払い中でない場合(すなわち通常のETC処理の料金収受ゲートとして機能している場合)には、ETC車かどうかを車載器との通信を行って(ステップ76)確定し、ETC車であれば(ステップ77のN)通常のETC処理を行う。通常のETC処理は、ETCによる引去り料金の車載器への送信(ステップ78)、発信制御機29の開放(ステップ79)、中央装置へのETC利用明細の送信(ステップ80)、路側表示器30への「通行可」表示(ステップ81)である。これにより通常のETC車両の進入に対しての処理が終了する。
ステップ77でETC車ではないと判断された場合(車載器側に何らかのトラブルが発生している場合を含む)には(ステップ77のY)、運転者にブース前での停車を求めるため、路側表示器30に「通行不可」の表示を行う(ステップ82)。これにより人出により料金収受の対応を行う。このとき車線制御装置2の処理としては、例えば、ICカード読み取り部26にICカードを挿入し料金収受処理を行うことが可能である。以上で非ETC車の進入に対しての処理が終了する。
ステップ72でまとめ払い中であるときには、「滞留台数>まとめ払い残台数」であるか否かを判断し(ステップ73)、該当の場合は通常のETC処理を行う。これは当該車両がまとめ払いの対象車両ではない(=すでに対象車両は料金収受ゲートに進入している)と判断されるためである。なお、まとめ払い残台数の算出については後述する。ステップ73で「滞留台数>まとめ払い残台数」ではない場合には、その車両はまとめ払いの対象車両なので、発信制御機29を開き(ステップ74)、路側表示器30には「通行可」の表示を行って(ステップ75)通過を促す。以上によりまとめ払いの対象車両の進入に対する処理が終了する。
ステップ73からステップ75の処理により、まとめ払いの台数通過中は非ETC車両であっても発進制御機29は開けたままにされる。したがって、収受員が発進制御機29を遠隔操作で開ける必要はない。また、閉めるタイミングも後述するように適切に設定されるので、収受員の操作ミスによる発進制御機29への車両衝突を防止することができる。すなわち、まとめ払いをした際、まとめた内の何台目が通過しているのか、通過車両を収受員がカウントして操作する必要はなくなる。
図8は、図6中に示したステップ64の詳細を示す流れ図である。まず、車両退出により滞留台数を1台減算する(ステップ91)。次に、まとめ払い中であるか否かにより処理を分岐する(ステップ92)。まとめ払い中でない場合には、以下の通常の処理となる。
すなわち、この時点で滞留台数=0であれば(ステップ100のY)料金収受ゲートに車両が存在しなくなるので路側表示器30の表示を止め(ステップ101)かつ発信制御機29を閉める(ステップ102)。滞留台数=0でなければ(ステップ101のN)次の車両がETC車であるか否か(これは図7に示した車両進入処理により確定されている)により、ETC車であればそのままの状態を保ち、ETC車でなければ停車を促すため発信制御機29を閉める(ステップ102)。以上により通常の車両(まとめ払いの車両でもその対象車両でもない車両)の退出に対しての処理が終了する。
ステップ92でまとめ払い中であるとき(すなわち、まとめ払いの申告がなされてから、後続するその対象車両の最後の車両が退出するときを含めそれまでの間)には、当該車両の退出によりまとめ払い残台数が1だけ減少するので、その計算を行う(ステップ93)。この計算の結果、まとめ払い残台数が0になっていない場合には(ステップ94のN)そのまままとめ払いの状態が継続する。この場合、料金収受機1にまとめ払い残台数を通知する。これにより料金収受機1では後述するようにまとめ払い残台数が表示部13に表示される。
ステップ94でまとめ払い残台数が0である場合には(ステップ94のY)、当該車両でまとめ払いの該当車両がすべて料金収受ゲートから退出したことになる。そこで、料金収受機1にまとめ払い終了を通知し(ステップ96)、かつ中央装置には「ETC処理明細(まとめ払い)」電文を送信する(ステップ97)。すなわち、この時点でまとめ払いのETC利用明細電文6は車線制御装置2から中央装置に発せられる。
ETC処理明細(まとめ払い)電文が発せられたら、滞留台数を調べ(ステップ98)その後の処理を行う。ステップ98以降の処理は、上記で説明したまとめ払いでない場合のステップ100以降の処理とまったく同じになる。これは図8上で場合分けして追ってみれば分かる。これは、まとめ払いの実質的な処理がステップ97で終了しており残るはそれに続くまとめ払いではない車両に対する対処となるからである。以上によりまとめ払いの車両およびその対象車両の退出に対しての処理が終了する。
図9は、図6中に示したステップ65の詳細を示す流れ図である。まず、ICカード3を読み取る(ステップ111)。これは料金収受ゲートのブース横に停車した車両の運転者から預かったICカードを対象としたICカード読み取り部26による読み取りである。これにより、その内容が読み取られ、かつ料金収受機1に「ICカード読取通知」が送信される(ステップ112)。
これにより、料金収受機1からは、「ICカード引去の訂正」か「まとめ払い通知」(図3)かのいずれかの送信がある(ステップ113、ステップ114)。「ICカード引去の訂正」は、例えば通常のETC車両であるが何らかのトラブルが発生してETC処理が正常終了しなかった場合に、運転者が個別にブース横に車両を停車し収受員が操作部14にその旨を入力したときに料金収受機1から発信される(すなわち、これは通常のETC処理トラブル対応である)。「まとめ払い通知」は同様に運転者がブース横に車両を停車し収受員が操作部14にまとめ払いの旨およびまとめ払いの対象となる車両の車種と台数情報が入力されたときに料金収受機1から発信される。
「ICカード引去りの訂正」の場合には、読み出しを行ったICカードに訂正後情報を書き込み(ステップ123)、さらにその訂正後情報による利用明細を中央装置に送信する(ステップ124)。そしてICカードを読み取り部26から排出する。これにより個別のトラブル時対応処理が終了するので、発信制御機を開状態にし(ステップ126)運転者に料金収受ゲートからの退出を促す。以上により「ICカード引去りの訂正」の場合のICカード処理が終了する。
「まとめ払い通知」の場合は、同時に送られた「追加台数合計」をメモリ22に保存する(ステップ115)。そしてこの数に1(まとめ払いをする車両自身の分)を加えてまとめ払い残台数とし(ステップ116)、ICカードを読み取り部26から排出する(ステップ117)。まとめ払い残台数は、すでに説明した図8におけるステップ93にて減数更新される。
ステップ117でICカードが排出されたら、図5に示した車両管理情報7を用いてまとめ払い残台数内のETC引去り済み車両を調べる(ステップ118)。引去り済み車両がなければ(ステップ119のN)、発信制御機を開状態として(ステップ121)車両通過状態を継続する。
引去り済み車両がある場合には(ステップ119のY)、その車両について、中央装置へETC利用明細の削除を送信する(ステップ120)。これは、まとめ払いの対象車両であるにもかかわらずすでに個別にETC処理がされてしまった場合に対する手当てである。この場合のETC利用明細は図4に示したETC利用明細電文6で削除フラグ6bが立ったものになる。以下、同様にさらに後続の車両についてもこの手当てが必要であればこれを行う(ステップ120からステップ118)。そして、引去り済み車両に対する手当て処理をすべて終了させて、発信制御機を開状態とし(ステップ121)車両通過状態を継続する。以上により「まとめ払い通知」の場合のICカード処理が終了する。
上記の手当ての必要性について補足する。ETC引き去り処理が確定するタイミングは、ブース先方に設置された進入検知センサ25前を車両が通過し、正常に無線交信を行ったタイミングである。よって、ETC車同士でまとめたい場合、先頭車両がブース横に停車し後続車両のまとめ払いを申告した時点で、すでに後続車両の引き去り処理が完了している場合が考えられる。この場合、先頭車両のICカードをまとめ払い情報を訂正しただけでは、実質的にまとめたことにはなっていないからである。
以上、料金収受機1と車線制御装置2とによる料金収受システムの動作について流れ図を用いて説明をしたが、以下ではさらに、代表的な動作例を処理シーケンス図を用いて説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムの一動作例を示す処理シーケンス図である。この例では、2台で支払いをまとめる場合(もっとも典型的な場合)を示す。図10中の半括弧の番号順にシーケンスが進行し、左欄が利用者に関するシーケンス、中欄が料金収受機1に関するシーケンス、右欄が車線制御装置2に関するシーケンスである。図1、図2に示した構成要素との対応は流れ図でも説明したので適宜省略して説明する。半括弧の番号、各欄、および構成要素との対応については、次述する図11、図12についても同様である。
まず、1)1台目車両(ETC普通車)が進入し、車線制御装置2で、2)ETC(普通車)進入を検知、3)滞留台数を計算(=1台)、4)「ETC利用明細」を編集・送信、がなされる。この「ETC利用明細」はまとめ払い情報6f(図4)が空欄のものである。続けて、5)発信制御機29が開かれる。
運転者は、後続する1台の料金をまとめ払いするため、ブース横に停車し、6)まとめ払いを申告し、ICカードを渡す。ここでは後続する1台は大型車とする。これにより、収受員は、7)まとめ払いボタンを押下し、かつ、8)ICカードを読み取り部26にセットする。これにより、車線制御装置2は、9)ICカードを読み取り、「ICカード読取通知」を編集・送信する。さらに、収受員が、10)車種ごとに台数を入力(普通車1台、大型車1台)する。ここでの普通車1台は追加の台数ではない。
続いて、料金収受機1では、11)表示部13にまとめ払い残台数「2台」が表示される。そして、12)「まとめ払い通知」が編集・送信される。この送信を受けて、車線制御装置2では、13)まとめ払い台数がメモリ22に保存され(普通車1台、大型車1台、計2台)、14)まとめ払い残台数が計算され(=計2台)、15)ICカードが排出される。
続いて、16)2台目車両(非ETC大型車)が進入すると、車線制御装置2では、17)非ETC車進入を検知し、18)滞留台数が更新計算され(=2台)、19)滞留台数≦まとめ払い台数であるため、路側表示=通行可となる。
続いて、20)ICカードを受け取り1台目車両が退出すると、車線制御装置2では、21)車両退出を検知し、22)滞留台数を減数更新し(=1台)、23)まとめ払い残台数を減数更新し(=1台)、24)この更新後のまとめ払い残台数を通知する。これを受けて、料金収受機1は、25)表示部13の残台数を1台に更新する。
続いて、26)2台目車両が退出すると、車線制御装置2では、27)車両退出を検知し、28)滞留台数を減数更新し(=0台)、29)まとめ払い残台数を減数更新し(=1台)、30)まとめ払い終了を通知する。これを受けて、料金収受機1は、31)表示部13の残台数を消去する。車線制御装置2は、さらに、32)「ETC利用明細(まとめ払い)」を中央装置に編集・送信する。そして、33)滞留台数=0なので、路側表示器30を消灯し、発信制御機30を閉める。以上により、この場合の一連動作が終了する。
図11は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムの別の動作例を示す処理シーケンス図である。この例では、2台で支払いをまとめる場合であって、その処理が終了しない間に対象外の3台目の車両が料金収受ゲートに進入した場合が示される。
図示するように、この図の場合、25)までの動作は図10に示したものとまったく同様に進行する。次に、26)3台目車両(非ETC車かつまとめ払い非対象車両)進入があると、車線制御装置2では、27)非ETC車進入を検知し、28)滞留台数を加算更新し(=2台)、29)滞留台数≦まとめ払い台数ではなくかつ非ETC車であるため、路側表示=通行不可となる。
続いて、30)2台目車両(まとめ払い対象車)が退出すると、車線制御装置2では、31)車両退出を検知し、32)滞留台数を減数更新し(=1台)、33)まとめ払い残台数を減数更新する(=0台)。ここで、34)まとめ払い残=0、かつ、次車両が非ETC車なので、発信制御機29を閉める。そして、35)まとめ払い終了を通知する。この通知を受けて、料金収受機1は、36)表示部の残台数を消去する。車線制御装置2は、さらに、37)「ETC利用明細(まとめ払い)」を中央装置に編集・送信する。以上により、この場合の主たる一連動作は終了する。図示しないが、この後3台目車両の退出に伴う処理がなされる。
図12は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムのさらに別の動作例を示す処理シーケンス図である。この例では、2台の支払いをまとめる場合であって、先頭の車両がまとめ払いを申告する前に後続のまとめ払い対象車両(ETC車)が料金収受ゲートに進入した場合が示される。
この図の場合、まず、5)までは図10に示したものとまったく同じである。次に、6)2台目車両(ETC普通車)進入があると、車線制御装置2では、7)ETC(普通車)進入を検知し、8)滞留台数を加算更新し(=2台)、9)「ETC利用明細」を中央装置に編集・送信する。この利用明細はこの後取り消されるものである。
続いて、利用者が、10)まとめ払いを申告(普通車2台)し、ICカードを渡すと、収受員が、11)まとめ払いボタンを押下し、かつ、12)ICカードを読み取り部26にセットする。これにより、車線制御装置2は、13)ICカードを読み取り、「ICカード読取通知」を編集・送信する。さらに、収受員は、14)車種ごとに台数を入力(普通車2台)する。
続いて、料金収受機1では、15)表示部13にまとめ払い残台数「2台」が表示される。そして、16)「まとめ払い通知」が編集・送信される。この送信を受けて、車線制御装置2では、17)ICカードの車両以降、まとめ払い台数内のETC車の「ETC利用明細・削除」を中央装置に編集・送信する。また、18)まとめ払い台数がメモリ22に保存され(普通車2台、計2台)、19)まとめ払い残台数が計算され(=2台)、20)ICカードが排出される。
続いて、21)ICカードを受け取り1台目車両が退出すると、車線制御装置2では、22)車両退出を検知し、23)滞留台数を減数更新し(=1台)、24)まとめ払い残台数を減数更新し(=1台)、25)この更新後のまとめ払い残台数を通知する。これを受けて、料金収受機1は、26)表示部13の残台数を1台に更新する。
続いて、27)2台目車両が退出すると、車線制御装置2では、28)車両退出を検知し、29)滞留台数を減数更新し(=0台)、30)まとめ払い残台数を減数更新し(=0台)、31)まとめ払い終了を通知する。これを受けて、料金収受機1は、32)表示部13の残台数を消去する。車線制御装置2は、さらに、33)「ETC利用明細(まとめ払い)」を中央装置に編集・送信する。そして、34)滞留台数=0なので、路側表示器30を消灯し、発信制御機30を閉める。以上により、この場合の一連動作が終了する。
以上説明のように、本実施形態では、ETC機能との並存性を確保して、1台の車両が複数台の車両の通行料金をまとめ払いすることが可能になる。まとめる対象車両はETC車、非ETC車、車種を問わずに実施可能である。上記では、車種として普通車、大型車を例示したが、例えば二輪車とすることも可能である。また、現状では、二輪車にはETC車載器を搭載できないことになっており、この意味でまとめ払いの先頭車両となることができないが、図9で説明したETC処理のトラブルに対処する処理(ステップ114からステップ123ないし126)を弾力的に運用すれば、ICカードを携行した二輪車がまとめ払いの先頭車両となり得るようになる。
さらに、本実施形態では、まとめ払い対象車両が通過するまでは発進制御機29を開けたままにできる。また、まとめ払い対象車両については、非ETC車であっても、進入時に路側表示器30に通行可を表示でき、まとめ払い対象車両が通過後に、対象外の非ETC車が続いた場合には、発進制御機29を閉めることが可能である。さらに、申告前にすでに後続のまとめ払い対象のETC車がレーンに侵入し無線で引去られていても、申告後にその車両のETC引去りを可及的に取り消すことができる。また、収受員が発進制御装置29を操作する必要がなく、かつ、まとめ払いのうち、進入してきた車両が何台目か、退出したのが何台目かを、料金収受機1の画面で容易に把握可能であり、その負担が軽減される。
さらに、本実施形態は、現在のETCのインフラ機器がそのまま使用でき、料金収受装置1および車線制御装置2のソフト変更を行うだけで上記説明の機能が実現可能である。車線制御装置2でのしくみは、料金収受機1が自動収受機に置き換えられた場合でも使用可能である。例えば、操作部14および読み取り部26を、料金収受ゲートを通過する車両に向けて設けられるようにすれば、収受員を配置しない料金収受ゲートにおいて利用者によるまとめ払いの操作が可能になる
また、将来的には、車載器でまとめ払いの台数を事前入力し、料金収受ゲート進入時に料金収受機1の代わってまとめ払い通知を車線制御装置2に送信することが可能となれば、先頭車両もあわせて、まとめ払いの全車両がノンストップで通過することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る料金収受システムのうち料金収受機の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る料金収受システムのうち車線制御装置の構成を示すブロック図。 図1に示した料金収受機から図2に示した車線制御装置へ送られる「まとめ払い通知電文」のフォーマット図。 図2に示した車線制御装置から中央装置に送られるETC利用明細電文のフォーマット図。 図2に示した車線制御装置が生成する車両管理情報のフォーマット図。 図2に示した車線制御装置の動作フローを示す主流れ図。 図6中に示したステップ63の詳細を示す流れ図。 図6中に示したステップ64の詳細を示す流れ図。 図6中に示したステップ65の詳細を示す流れ図。 本発明の一実施形態に係る料金収受システムの一動作例を示す処理シーケンス図。 本発明の一実施形態に係る料金収受システムの別の動作例を示す処理シーケンス図。 本発明の一実施形態に係る料金収受システムのさらに別の動作例を示す処理シーケンス図。
符号の説明
1…料金収受機、2…車線制御装置、3…ICカード、5…まとめ払い通知電文(料金収受機→車線制御装置)、6…ETC利用明細電文(車線制御装置→中央装置)、7…車両管理情報、11…CPU、12…メモリ、13…表示部、14…操作部、15…中央装置インタフェース部、16…車線制御装置インターフェース部、17…領収書発行部、18…電源部、21…CPU、22…メモリ、23…路側アンテナ、24…進入検知センサ、25…退出検知センサ、26…ICカード処理部、27…中央装置インターフェース部、28…料金収受機インタフェース部、29…発進制御部、30…路側表示器、31…電源部。

Claims (8)

  1. 車載器との通信が可能な路側アンテナと、
    料金収受ゲートを通過する車両に搭載された車載器との前記路側アンテナを介する通信により通行料金収受処理を行う第1の処理部と、
    まとめ払いの旨を入力するための第1の操作部と、
    前記まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部と、
    前記まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を入力するための第2の操作部と、
    前記入力された車種および台数情報に基づき追加の料金情報を生成する第2の処理部と、
    前記生成された追加の料金情報を前記読み取られたICカードの使用明細情報として出力する出力部と
    を具備することを特徴とする料金収受システム。
  2. 前記料金収受ゲートへの車両進入を検知する車両進入検知部と、
    前記料金収受ゲートに進入した車両の通過を制止可能な発進制御機と、
    前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両進入とにより前記まとめ払いの対象車両であるか否かを判断する第3の処理部と、
    前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両である場合に前記発進制御機を開状態にする信号を生成する第4の処理部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の料金収受システム。
  3. 前記料金収受ゲートに進入した前記車両に対して通行可/通行不可を表示可能な路側表示器と、
    前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両である場合に前記路側表示器に通行可の表示をするための信号を生成する第5の処理部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の料金収受システム。
  4. 料金収受ゲートへの車両進入を検知する車両進入検知部と、
    前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両進入とにより前記まとめ払いの対象車両であるか否かを判断する第3の処理部と、
    前記判断の結果が前記まとめ払いの対象車両でありかつ当該車両に対して前記処理部により通行料金収受処理がすでになされている場合に該通行料金収受処理を実質的に取り消すための情報を出力する第2の出力部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の料金収受システム。
  5. 前記料金収受ゲートからの車両退出を検知する車両退出検知部と、
    前記入力された車両の台数情報と前記検知された車両退出とにより前記まとめ払いの対象車両が何台未通過であるかを算出する第6の処理部と、
    前記算出された台数を未通過台数情報として表示する表示部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の料金収受システム。
  6. 前記第1の操作部、前記読取部、および前記第2の操作部が、前記料金収受ゲートを通過する車両に向けて設けられていることを特徴とする請求項1記載の料金収受システム。
  7. 車載器との通信が可能な路側アンテナと、
    料金収受ゲートを通過する車両に搭載された車載器との前記路側アンテナを介する通信により通行料金収受処理を行う第1の処理部と、
    まとめ払いの旨ならびに該まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を料金収受機から受け取る料金収受機インターフェースと、
    前記まとめ払いをするためのICカードを読み取る読取部と、
    前記受け取られた車種および台数情報に基づき追加の料金情報を生成する第2の処理部と、
    前記生成された追加の料金情報を前記読み取られたICカードの使用明細情報として出力する出力部と
    を具備することを特徴とする車線制御装置。
  8. まとめ払いの旨を入力するための第1の操作部と、
    前記まとめ払いの対象となる車両の車種および台数情報を入力するための第2の操作部と、
    前記入力されたまとめ払いの旨ならびに該まとめ払いの対象となる前記入力された車両の車種および台数情報を車線制御装置に送る車線制御装置インターフェースと
    を具備することを特徴とする料金収受機。
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