JP2005275584A - 駐車場管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チケットを受け取らずに無線通信システムを利用して入場する利用者が、入場時刻を確認できる無線通信システム利用の駐車場管理装置を提供することを目的とする
【解決手段】 車両入場時、路側器1が車載器固有のWCN(ワイヤレスコールナンバー)を受信すると、入場ゲート3を開制御して入場を許可すると共に、WCNと入場時刻を駐車管理装置9に記録する。駐車管理装置9は、予めWCNと関連付けて登録されている利用者の携帯端末のメールアドレスに、記録した入場時刻をメール送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、無線通信システムを利用して車両の入出場を管理する機能を備えた駐車場管理装置に関し、特に、無線通信システムによりチケットレスで入場した利用者に入場時刻を通知するようにした駐車場管理装置に関する。
近年、無線通信システムを利用して車両の入出場を管理する駐車場管理装置が提案されている。
この種の従来の駐車場管理装置は、駐車場の出入口に無線通信装置を設置し、入場時に、車両に搭載した車載器から送信されたID情報を駐車場入口の無線通信装置で受信し、前記ID情報に関連付けて入場時刻を記録する。利用者が出場する際には、ID情報の記録されたIDカードを用いて予め事前精算機で駐車料金を精算した後、所定時間内に駐車場出口に向かう。駐車場出口では、車両の車載器から送信されるID情報を無線通信装置で受信し、受信したID情報が精算済みか否かを判定する。受信したID情報について事前精算機による精算済み記録があればゲートを開放して出場を許可する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−297345号公報
しかしながら、従来の無線通信システムを利用して車両の入出場を管理する駐車場管理システムでは、利用者の入場時刻情報は、入場時に管理システム内に記録して管理するだけで、利用者には入場時刻を通知しない。このため、車載器搭載車により無線通信システムを利用してチケットレスで入場した駐車場利用者は、入場後に入場時刻を確認したい場合でも入場時刻を確認できず、不便であった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、無線通信システムを利用するチケットレスの入場者でも入場時刻を確認可能とした駐車場管理装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1の発明では、車両の入出場時に、車両に搭載した車載器から無線通信により送信される前記車載器の固有情報を受信し、車両が入場するときは、前記受信した固有情報に関連付けて入場時刻を記録して車両の入場を管理し、車両が出場するときは、前記記録された入場時刻に基づいて算出された駐車料金の精算情報と前記受信した固有情報とに基づいて車両の出場を管理する入出場管理手段を備える駐車場管理装置において、入場の際に記録した前記入場時刻を、前記記録した固有情報に基づいて利用者に通知可能な入場時刻情報通知手段を備える構成とした。
かかる構成では、入出場管理手段は車載器の固有情報を受信すると入場車両ありと判断して入場を許可すると共に、受信した固有情報と関連付けて車両の入場時刻を記録する。車両が入場すると、入場時刻情報通知手段は、記録された固有情報に基づき入場時刻情報を利用者に通知する。
具体的には、請求項2のように、前記入場時刻情報通知手段は、前記固有情報と共に予め登録された携帯端末のメールアドレスに対して、前記記録した入場時刻情報をメール送信する構成とするとよい。
また、請求項3のように、前記入場時刻情報通知手段は、前記固有情報を登録した登録者に対して予め発行した登録カードが挿入されると前記固有情報を読込み、車両が入場するときに車載器の固有情報と関連付けて記録した入場時刻情報を、読込んだ前記固有情報に基づいて検索して通知する構成としてもよい。
この場合、請求項4のように、登録カード挿入者に入場時刻情報を印字したレシートを発行する構成とするとよい。また、請求項5のように、前記登録カードが視認情報の書換えが可能な表示部を備える構成であるとき、登録カードの前記表示部に、入場時刻情報を書き込む構成としてもよい。
請求項6のように、登録希望者の携帯端末からのアクセスをインターネットを介して受付けて、前記携帯端末から送信される車載器の固有情報を含む登録情報を登録可能な登録手段を備える構成とするとよい。
かかる構成では、入場前や入場後に車載器の固有情報を含む登録情報を登録できる。これにより、利用者は登録情報として所有する携帯端末のメールアドレスを登録すれば、入場時刻情報をメールで受信でき、また、登録者に登録カードを発行するシステムを採用した駐車場であれば、利用者は発行された登録カードを利用して入場時刻を知ることができるようになる。
請求項7の発明では、前記入出場管理手段は、車両が入場するときに、前記車載器の固有情報を受信せず駐車場入口の車両検知器が車両を検知したとき入場時刻を記録したチケットを発行して車両の入場を管理し、車両が出場するときに、前記車載器の固有情報を受信せず駐車場出口の車両検知器が車両を検知したとき前記チケットに記録された入場時刻に基づいて算出された駐車料金の精算情報により車両の出場を管理する車載器非搭載車用入出場管理機能を備える構成とするとよい。
かかる構成では、車載器搭載車だけでなく車載器を搭載しない車載器非搭載車も利用できるようになる。
以上説明したように本発明によれば、入場時に駐車券等のチケットを受け取らずに無線通信装置との通信により入場する車載器搭載車の利用者に対して、入場時刻情報を通知する構成としたので、車載器搭載車の利用者も入場時刻を知ることができ、入場時刻を確認したいときに確認できるようになる。また、入場時刻を利用者の携帯端末にメール送信する構成とすれば、駐車中いつでもどこでも入場時刻を知ることができる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に、本発明に係る駐車場管理装置の第1実施形態の概略を示し、図1は駐車場出入口の構成図、図2は全体構成を示すブロック図である。
本実施形態は、無線通信システムを利用してチケットレスで入場する車載器搭載車と車載器を搭載せず通常のチケットを利用して入場する車載器非搭載車が混在して利用できる駐車場の場合の例である。
図1及び図2において、本実施形態の駐車場管理装置は、駐車場の入口側に、路側器1と、駐車券発行機2と、入場ゲート3と、車両検知器4とを備え、駐車場の出口側に、路側器5と、料金精算機6と、出場ゲート7と、車両検知器8とを備える。そして、図2に示すように、各路側器1,5、駐車券発行機2、入場ゲート3、各車両検知器4,8、料金精算機6及び出場ゲート7が、駐車管理装置9に接続されている。
前記路側器1,5は、例えば狭域通信システム(DSRC)用の無線通信装置であり、それぞれアンテナ1a,5aを介して図2に示すように車両に搭載された例えばETC車載器のような路車間通信用車載器10(以下、車載器10とする)と通信し、車載器10から送信される車載器10の固有情報、例えばワイヤレスコールナンバー(以下、WCNとする)を受信して駐車管理装置9に送信する。前記WCNは、車載器毎に異なるため車載器を特定でき、車載器搭載車を特定できる。
駐車券発行機2は、車載器を搭載していない車載器非搭載車に対してチケットとして例えば駐車券を発行するもので、入場時刻を記録し印字した駐車券を発行する。そして、駐車券の抜取り検知信号を駐車管理装置9に送信する。尚、駐車券発行機2は、チケットとして回数券、定期券等を使用できる構成であってもよい。この場合、例えば駐車券発券ボタンを設け、駐車券発券ボタンが操作されたときに駐車券を発行するようにすればよい。
入場ゲート3は、車載器の固有情報を受信したとき、又は、駐車券発行機2から駐車券が抜取られたときに駐車管理装置9からの指令に基づいてゲートバーを開放し、後述するループコイル4bで車両の入場が検知されるとゲートバーを閉じる。
車両検知器4は、例えば入場ゲート3のゲートバーを挟んで駐車場内外に埋設された一対のループコイル4a,4bからなり、車両が駐車場入口を通過したことを検知するもので、各ループコイル4a,4bの検知信号は駐車管理装置10に送信される。車両検知器8は、例えば出場ゲート7のゲートバーを挟んで駐車場内外に埋設された一対のループコイル8a,8bからなり、車両が駐車場出口を通過したことを検知するもので、各ループコイル8a,8bの検知信号が駐車管理装置10に送信される。尚、車両検知器としては、ループコイル方式に限らず、例えば特開2004−21743号公報に記載されたDSRC電波の反射波を利用する方式や、光センサを利用する方式等、どのような車両検知方式でもよい。
料金精算機6は、駐車料金を精算するもので、車載器非搭載車の場合は駐車券が挿入されたときに当該駐車券の入場時刻と現在時刻に基づいて駐車時間を算出して駐車料金を算出し精算処理を行う。また、WCNが未登録の車載器搭載車に対して料金精算を促す案内を行い、入場時に記録された入場時刻と現在時刻から駐車時間を算出して駐車料金を算出し駐車料金の精算処理を行う。精算が完了すると精算完了信号を駐車管理装置9に送信する。
出場ゲート7は、決済方法が登録された車載器搭載車の場合はWCNを受信したときに、決済方法が未登録の車載器搭載車や車載器非搭載車の場合は精算が完了したときに、それぞれ駐車管理装置9からの指令に基づいてゲートバーを開放し、ループコイル8bで車両の出場が検知されるとゲートバーを閉じる。
駐車管理装置9は、駐車場に対する車両の入出場を統括管理するものである。車両入場時は、図3のフローチャートに示すように、路側器1と車両検知器4の出力情報に基づいて車載器非搭載車か車載器搭載車かを判断し、車載器非搭載車と判断したときは駐車券の発行指令を発生して入場ゲート3を開制御し、車載器搭載車と判断したときは受信したWCNと入場時刻を関連付けて記録して入場ゲート3を開放制御する。また、車両出場時は、図4のフローチャートに示すように、路側器5と車両検知器8の出力情報に基づいて車載器非搭載車か車載器搭載車かを判断し、車載器非搭載車と判断したときは駐車券による精算処理により出場ゲート7を開放制御し、車載器搭載車と判断したときはWCN登録車とWCN未登録車に応じた精算処理をして出場ゲート7を開放制御する。また、入場時に受信したWCNが登録済みでその登録情報に携帯端末のメールアドレスが登録されていれば、入場時刻情報をメール送信する。従って、駐車管理装置9は、車載器搭載車の入出場管理手段と入場時刻情報通知手段の機能を備えると共に、車載器非搭載車の入出場管理機能を備える。
次に、本実施形態の駐車場管理装置による車両の入出場処理動作について説明する。
まず、図3のフローチャートを参照しながら車両入場時の処理動作について説明する。
ステップ1(図中S1で示し、以下同様とする)で、車両検知器4のループコイル4aの出力情報に基づいて入場車両を検知したか否かを判定し、判定がYESであればステップ2に進む。
ステップ2で、路側器1からの受信情報に基づいて車両検知器4が車両を検知してから設定時間内に車載器11のWCNを受信したか否かを判定し、受信すれば車載器搭載車と判断してステップ3に進み車載器搭載車用入場処理となる。一方、前記設定時間内に受信しなければ車載器非搭載車と判断して後述のステップ8に進み車載器非搭載車用入場処理となる。
ステップ3では、受信したWCNが登録済みであれば、駐車管理装置9は、登録されているWCNに対応付けて入場時刻を記録し、未登録であれば受信したWCNと入場時刻を対応付けて記録する。
ステップ4では、入場ゲート3を開制御して入場を許可する。
ステップ5では、ループコイル4bの出力情報に基づいて車両が入場したか否かを判定し、判定がYESであればステップ6で、入場ゲート3を閉制御する。
ステップ7で、受信したWCNが登録済みで予め携帯端末(例えば携帯電話等)のメールアドレスが登録されていれば、入場時刻通知のメールを送信して入場時刻を知らせ処理を終了する。
一方、ステップ2でNOと判定しステップ8に進んだ場合は、駐車券発行機2を制御して入場時刻を記録し印字した駐車券を発行する。尚、回数券や定期券が使用可能な場合は、駐車券発券ボタンが操作されたときにステップ8の動作が実行される。
ステップ9では、駐車券発行機2に設けたセンサからの信号に基づいて駐車券が抜取られたか否か判定し、駐車券の抜取りを確認すると、ステップ10で、入場ゲート3を開制御して入場を許可する。
ステップ11では、ループコイル4bの出力情報に基づいて車両が入場したか否かを判定し、判定がYESであればステップ12で、入場ゲート3を閉制御し処理を終了する。
次に、図4のフローチャートを参照しながら車両出場時の処理動作について説明する。
ステップ21,22では、車両検知器8のループコイル8aの出力情報と路側器5の受信情報に基づいて図3のステップ1,2と同様の動作を実行する。ステップ22で、判定がYESであれば車載器搭載車と判断してステップ23に進み車載器搭載車用出場処理を実行する。一方、判定がNOであれば車載器非搭載車と判断してステップ34に進み車載器非搭載車用出場処理を実行する。
車載器搭載車用出場処理では、ステップ23で、受信したWCNの登録記録があるか否か、即ち、少なくともその決済方法が登録されているか否かを判定し、判定がYESであればステップ24に進み、判定がNOであればステップ29に進む。
ステップ24に進んだ場合は、出場ゲート7を開制御して出場を許可し、ステップ25で、ループコイル8bの出力情報に基づいて車両が出場したか否かを判定し、判定がYESになればステップ26で出場ゲート7を閉制御する。
ステップ27で、登録された決済方法、例えばクレジットカード決済であれば登録されたクレジットカード番号に基づいて駐車料金を徴収し、デビットカード決済であれば登録された口座番号に基づいて駐車料金を徴収する。
ステップ28で、携帯端末のメールアドレスが登録されていれば、料金徴収の通知メールを送信し、駐車料金を徴収したことを利用者に知らせて処理を終了する。
受信したWCNの決済方法が登録されておらずステップ29に進んだ場合は、音声等で駐車料金の精算を促す案内を行い、受信したWCNに基づいてWCNと対応付けて入場時に記録した入場時刻を検索し、該当する入場時刻と現在時刻から駐車時間を計算して駐車料金を算出する。
ステップ30で、精算が完了したか否かを判定し、完了すれば判定がYESとなってステップ31に進み、出場ゲート7を開制御して出場を許可する。
ステップ32で、ループコイル8bの出力情報に基づいて車両が出場したか否かを判定し、YESと判定すればステップ33で出場ゲート7を閉制御し処理を終了する。
一方、ステップ22でNOと判定しステップ34に進んだ場合は、音声等で駐車券の挿入を促す案内を行い、駐車券が挿入されたか否かを判定する。判定がYESになれば、ステップ29に進み、駐車券に記録された入場時刻と現在時刻から駐車料金を算出し、その後、前述のステップ30〜33の動作を実行して処理を終了する。
かかる構成によれば、入場を確認したときに予め登録されたメールアドレスに入場時刻通知メールを送信するので、所有する携帯端末のメールアドレスを予め登録しておけば、無線通信システムを利用して駐車場入口をノンストップで通過可能な車載器搭載車で入場した利用者でも、駐車場入場後に入場時刻を知ることができる。また、共通の駐車管理装置9で、車載器搭載車と車載器非搭載車を識別してその入出場を管理する構成としたので、車載器搭載車と車載器非搭載車をそれぞれ独立した管理システムで管理する場合に比べて設備が簡素化でき設備コストを軽減できる。また、決済方法を予め登録することで、車載器搭載車は駐車場の入場及び出場をノンストップでできる。
次に、本発明の駐車場管理装置の第2実施形態を説明する。
図5は、第2実施形態の全体構成を示すブロック図である。尚、第1実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の駐車場管理装置は、会員登録者にWCNを記録した登録カードとしての会員カードを発行する構成であり、店舗の駐車場に好適な例である。
図5に示す第2実施形態の全体構成は、図1に示す第1実施形態の構成に、事前精算機21及び店舗のPOSシステム22を付加し、事前精算機21及びPOSシステム22を駐車管理装置9に接続する構成である。そして、会員登録者の登録記録としては、第1実施形態と同様で、車載器のWCN、携帯端末(例えば携帯電話)のメールアドレス及びクレジットカード番号や銀行口座番号等の駐車料金の決済に関連する情報であり、駐車管理装置9で記録管理する。
前記事前精算機21は、挿入された駐車券の記録情報に基づいて料金精算機6と同様に入場時刻と現在時刻から駐車時間を算出して駐車料金を算出して駐車料金の精算処理を行い、精算完了後に精算済みを示す情報を記録して返却する。また、WCNを記録した会員カードが挿入され精算が選択されたときは、WCNを読込み、駐車管理装置9に読込んだWCNと対応付けられて記録されている入場時刻情報を検索し、その入場時刻と現在時刻から駐車時間を算出して駐車料金を算出して駐車料金の精算処理を行い、会員カードを返却すると共に、その精算済み情報を駐車管理装置9に送信する。更に、事前精算機21は、入場時刻の通知機能を備える。例えば、事前精算機21の操作部で利用者が入場時刻通知を選択することにより、入場時刻を印字したレシートを発行する。また、書換え可能な表示機能を備えた表示部を有する会員カードを使用した場合には、会員カードの表示部に入場時刻を書き込むようにすることも可能である。
POSシステム22は、会員カードから読込んだWCNと対応付けて店舗での買物金額情報を駐車管理装置9に送信する。
尚、本実施形態の料金精算機6は、前述した料金精算機能に加えて出場判定機能も備えるもので、駐車券が挿入されたときに当該駐車券の記録情報に基づいて精算済みか否かを判定し、精算済みであれば精算済み情報を駐車管理装置10に送信する。
次に、本実施形態の駐車場管理装置による車両の入出場処理動作について説明する。尚、車両入場時の処理動作は、図3に示す第1実施形態と同様であるので説明を省略し、ここでは、図6のフローチャートを参照しながら車両出場時の処理動作について説明する。
ステップ41,42は、図3のステップ1,2と同様であり、ステップ42で、判定がYESであれば車載器搭載車と判断してステップ43に進み車載器搭載車用出場処理を実行し、判定がNOであれば車載器非搭載車と判断して後述のステップ53に進み車載器非搭載車用出場処理を実行する。
車載器搭載車用出場処理では、ステップ43で、受信したWCNは精算済みか否かを判定する。事前精算機9で事前精算されていれば、駐車管理装置9の精算済み記録に基づいてYESと判定されステップ44に進む。尚、事前精算機における精算処理において、利用者が店舗で買物していれば、会員カードの提示によりその買物金額情報がPOSシステム22から駐車管理装置9に送信されているので、その買物金額に応じて駐車料金を割引く。また、決済方法が登録されていれば登録された決済方法で駐車料金を精算し、決済方法が登録されていなければ現金により駐車料金を精算する。精算済みでなければNOと判定しステップ47に進む。
ステップ44に進んだ場合は、図4のステップ31〜33と同様に、ステップ44で出場ゲート7を開制御して出場を許可し、ステップ45で、車両が出場したか否かを判定し、YESと判定すればステップ46で出場ゲート7を閉制御し処理を終了する。
判定がNOとなってステップ47に進んだ場合は、受信したWCNの登録記録があるか否か、即ち、決済方法が登録されているか否かを判定し、判定がYESであればステップ48に進み、判定がNOであればステップ55に進む。
ステップ48に進んだ場合は、以後、図4の第1実施形態におけるステップ24〜28の動作と同様で、ステップ48で出場ゲート7を開制御して出場を許可し、ステップ49で、車両が出場したか否かを判定し、判定がYESになればステップ50で出場ゲート7を閉制御し、ステップ51で、登録された決済方法で駐車料金を徴収し、ステップ52で、携帯端末のメールアドレスが登録されていれば、料金徴収の通知メールを送信し、駐車料金を徴収したことを利用者に知らせて処理を終了する。
ステップ55に進んだ場合は、駐車管理装置9に入場時に記録した入場時刻と現在時刻から駐車時間を算出し、駐車料金を算出し、ステップ56で精算が完了したか否かを判定し、完了すれば判定がYESとなって前述したステップ44〜46の動作となり処理を終了する。
一方、ステップ42の判定がNOとなった場合の車載器非搭載車用出場処理では、ステップ53で、駐車券が挿入されたか否かを判定し、判定がYESになれば、ステップ54で、駐車券の記録情報に基づいて精算済みか否かを判定し、精算済みであればステップ44に進む。また精算済みでなければ、ステップ55に進み駐車料金を算出し、ステップ56で精算完了か否かを判定し、完了すれば判定がYESとなってステップ44〜46の動作となり処理を終了する。
かかる第2実施形態の構成によれば、予め会員登録して会員カードを取得しておけば、携帯端末のメールアドレスを登録しなくとも入場後に会員カードを利用して事前精算機21等を使用して入場時刻を知ることができる。また、決済方法を登録しなくとも、会員カードにより事前精算すれば、車載器搭載車はノンストップで出場することができる。
上述の第1及び第2実施形態では、車載器搭載車と車載器非搭載車の両方が混在して利用可能な駐車場の場合について説明したが、本発明は、無線通信システムによる入出場管理機能だけを備える駐車場にも同様に適用できることは言うまでもない。
無線通信システムによる入出場管理機能だけを備え車載器搭載車だけを対象とした駐車場の場合は、図2及び図5の構成において、駐車券発行機2及び車両検知器4,8の少なくともゲートバー手前側のループコイル4a,8aを除いた構成とすればよい。
入出場管理動作については、図3、図4及び図6のフローチャートにおいて駐車券利用の車載器非搭載車に関する処理動作が不要となり、その他は同じである。
例えば、図3の入場管理動作においては、ステップ1、ステップ8〜12の動作が不要となり、WCNが受信されるまで待機し、WCNが受信されるとステップ3〜7と同様の動作を実行し処理を終了する。
図4の出場管理動作においては、ステップ21、ステップ34の動作が不要となり、WCNが受信されるまで待機し、WCNが受信されるとステップ23に進み、ステップ23でYESと判定されればステップ24〜28の動作を実行し処理を終了し、ステップ23でNOと判定されればステップ29〜33の動作を実行し処理を終了する。
図6の出場管理動作においては、ステップ41、ステップ53,54の動作が不要となり、WCNが受信されるまで待機し、WCNが受信されるとステップ43に進み、ステップ43でYESと判定されればステップ44〜46の動作を実行し処理を終了する。ステップ43でNOと判定されればステップ47に進み、ステップ47で判定がYESの場合はステップ48〜52の動作を実行し処理を終了する。また、ステップ47で判定がNOの場合はステップ55,56,44〜46の動作を実行し処理を終了する。
尚、入場ゲート及び出場ゲートの閉制御は、ループコイル4b,8bの出力状態により制御する構成の他、ループコイル4b,8bを設けず、路側器1,5の通信領域から車両が抜けて路側器1,5が車載器と通信できなくなったことを確認して閉制御する構成でもよい。
上述した第1及び第2実施形態の駐車場や車載器搭載車のみ対象とした駐車場の場合に、例えばWEBサーバ等を設置し、インターネットを介して携帯端末からアクセス可能な構成とするとよい。この場合、利用者は携帯端末で駐車場管理装置のWEBサーバにアクセスし、車載器のWCN、決済情報及びメールアドレス等を含む登録情報を送信する。WEBサーバが受信した登録情報は駐車管理装置9に記録される。ここで、駐車管理装置9とWEBサーバで登録手段を構成する。
かかる構成によれば、入場直前に登録情報を送信することにより、入出場時にノンストップで通過できると共に、入場後に入場時刻を知ることができるようになる。また、第3実施形態の場合には、駐車場入場後、直ちに会員カードを受け取ることができる。更に、入場後に登録情報を送信して登録することも可能で、この場合、出場時もノンストップで通過できるようになる。
尚、入場時刻の通知方法として、入場時に車載器との無線通信を利用して車両側に入場時刻情報を送信し、ディスプレイ装置を備えた車両であれば、そのディスプレイ装置に入場時刻が表示されるようにして入場時刻を通知してもよい。
本発明の第1実施形態の駐車場出入口の構成図 第1実施形態の全体構成を示すブロック図 第1実施形態の入場処理動作を説明するフローチャート 第1実施形態の出場処理動作を説明するフローチャート 第2実施形態の全体構成を示すブロック図 第2実施形態の出場処理動作を説明するフローチャート
符号の説明
1,5 路側器
2 駐車券発行機
3 入場ゲート
4,8 車両検知器
6 料金精算機
7 出場ゲート
8 駐車管理装置
10 車載器
21 事前精算機
22 POSシステム

Claims (7)

  1. 車両の入出場時に、車両に搭載した車載器から無線通信により送信される前記車載器の固有情報を受信し、車両が入場するときは、前記受信した固有情報に関連付けて入場時刻を記録して車両の入場を管理し、車両が出場するときは、前記記録された入場時刻に基づいて算出された駐車料金の精算情報と前記受信した固有情報とに基づいて車両の出場を管理する入出場管理手段を備える駐車場管理装置において、
    入場の際に記録した前記入場時刻を、前記記録した固有情報に基づいて利用者に通知可能な入場時刻情報通知手段を備える構成としたことを特徴とする駐車場管理装置。
  2. 前記入場時刻情報通知手段は、前記固有情報と共に予め登録された携帯端末のメールアドレスに対して、前記記録した入場時刻情報をメール送信する構成である請求項1に記載の駐車場管理装置。
  3. 前記入場時刻情報通知手段は、前記固有情報を登録した登録者に対して予め発行した登録カードが挿入されると前記固有情報を読込み、車両が入場するときに車載器の固有情報と関連付けて記録した入場時刻情報を、読込んだ前記固有情報に基づいて検索して通知する構成である請求項1に記載の駐車場管理装置。
  4. 登録カード挿入者に入場時刻情報を印字したレシートを発行する構成である請求項3に記載の駐車場管理装置。
  5. 前記登録カードが視認情報の書換えが可能な表示部を備える構成であるとき、登録カードの前記表示部に、入場時刻情報を書き込む構成である請求項3に記載の駐車場管理装置。
  6. 登録希望者の携帯端末からのアクセスをインターネットを介して受付けて、前記携帯端末から送信される車載器の固有情報を含む登録情報を登録可能な登録手段を備える請求項2〜5のいずれか1つに記載の駐車場管理装置。
  7. 前記入出場管理手段は、車両が入場するときに、前記車載器の固有情報を受信せず駐車場入口の車両検知器が車両を検知したとき入場時刻を記録したチケットを発行して車両の入場を管理し、車両が出場するときに、前記車載器の固有情報を受信せず駐車場出口の車両検知器が車両を検知したとき前記チケットに記録された入場時刻に基づいて算出された駐車料金の精算情報により車両の出場を管理する車載器非搭載車用入出場管理機能を備える請求項1〜6のいずれか1つに記載の駐車場管理装置。
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JP2008217099A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nec Corp Etc車載器利用システム
JP7375146B2 (ja) 2018-08-31 2023-11-07 豊田通商株式会社 管理サーバ、プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008217099A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nec Corp Etc車載器利用システム
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