JP6696814B2 - 輸送用接続部材及びユニット建物の構築方法 - Google Patents

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本発明は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部が仮梁である場合の溶接用接続部材、輸送用接続部材及びユニット建物の構築方法に関するものである。
工場で製作された複数の建物ユニットを、水平方向及び垂直方向に連結して構築するユニット建物が知られている。また、建物ユニットの一部の梁を仮梁にして、輸送後に仮梁を撤去するユニット建物の構築方法が知られている(特許文献1−3参照)。
通常仮梁は、柱の側面などに対してメタルタッチ(面接触)で取り付けられる。すなわち仮梁は、輸送中の建物ユニットの変形を防ぐために、きっちりと柱間に組み込まれている。
特開2009−155986号公報 特開平10−102591号公報 特開平7−18746号公報
しかしながら、長尺状の仮梁がメタルタッチで介在されると、構造体を撓ませるなどしなければ簡単に撤去することができない。特に、梁材と柱材とを溶接によって剛接合させるラーメン構造の建物ユニットにおいては、仮梁が固く組み込まれてしまう。
そこで、本発明は、梁材と柱材とを溶接によって剛接合させる建物ユニットの製造が容易なうえに、輸送後に簡単に仮梁を撤去することが可能な溶接用接続部材、輸送用接続部材及びユニット建物の構築方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の溶接用接続部材は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部を仮梁にして溶接する際に、前記仮梁の端部に取り付けられる溶接用接続部材であって、前記仮梁の軸方向の端面に接触させる第1端面を有する仮梁側部と、前記柱材の前記仮梁に対向される側面に接触させる第2端面を有する柱側部とを備え、前記柱側部の内空に前記仮梁側部の端部が収容可能に形成されているとともに、前記第1端面及び前記第2端面にはボルト穴がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
また、輸送用接続部材の発明は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部を仮梁にして輸送させる際に、前記仮梁の端部に取り付けられる輸送用接続部材であって、前記仮梁及び前記柱材に対向させる端面が両端に形成された本体部と、前記本体部の上面から前記仮梁側に張り出される第1片部と、前記本体部の上面から前記柱材側に張り出される第2片部とを備え、前記本体部の前記仮梁側の端面にはボルト穴が設けられているとともに、前記第2片部には前記柱材の上端面との接続用のボルト穴が設けられていることを特徴とする。ここで、前記本体部の前記柱材側の端面には、間隔を置いて複数のスペーサが設けられている構成とすることができる。
さらに、ユニット建物の構築方法の発明は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部を仮梁にして製造し、輸送後に前記仮梁を取り外して行われるユニット建物の構築方法であって、前記柱材の側面に上記の溶接用接続部材の前記柱側部をボルトによって取り付ける工程と、前記仮梁にボルトによって取り付けられた前記仮梁側部を、前記柱側部の内空に収容させて溶接を行う工程と、前記溶接用接続部材を前記仮梁及び柱材からボルトによる締結を解除することで取り外す工程と、前記仮梁と前記柱材との間に上記の輸送用接続部材を介在させて、両端をボルトによって固定する工程と、前記建物ユニットを輸送して所定の場所に設置後に、前記仮梁を前記輸送用接続部材と共に取り外す工程とを備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の溶接用接続部材は、仮梁の端面に接触させる第1端面を有する仮梁側部と、柱材の側面に接触させる第2端面を有する柱側部とを備えている。そして、柱側部は、その内空に仮梁側部の端部が収容可能に形成されているとともに、第1端面及び第2端面にはボルト穴がそれぞれ設けられている。
このため、仮梁に仮梁側部を取り付け、柱材に柱側部を取り付けておくことによって、仮梁が介在されない他の梁材の箇所と同様に容易に溶接作業を行うことができる。また、溶接作業終了後は、ボルトを外すことで簡単に溶接用接続部材を取り外すことができる。
また、仮梁及び柱材に対向させる端面が両端に形成された本体部の上面から仮梁側に張り出される第1片部と、柱材側に張り出される第2片部とを備えた輸送用接続部材は、第2片部に柱材の上端面との接続用の穴が設けられている。
このため、柱材の上端面に載せた第2片部のボルトを外すことで、輸送後に簡単に仮梁を撤去することができるようになる。特に、本体部の柱材側の端面に間隔を置いて複数のスペーサを設けておくことで、端面と柱材の側面とがメタルタッチにならず、簡単に仮梁を外すことができる。
そして、上述した溶接用接続部材と輸送用接続部材とを使用することで、溶接によって接合される建物ユニットを容易に製造することができるうえに、輸送後に建物ユニットを設置した後も、簡単に仮梁を撤去してユニット建物を構築することができる。
本実施の形態で説明する仮梁付きユニットの全体構成を示した説明図である。 仮梁付きユニットの製造方法を説明する斜視図である。 溶接用接続部材と柱との接合箇所を拡大して示した斜視図である。 輸送用接続部材と柱との接合箇所を拡大して示した斜視図である。 溶接用接続部材から輸送用接続部材に付け替える工程を示した説明図である。 仮梁を撤去する工程を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態で説明する建物ユニットとしての仮梁付きユニット1の構成を説明する斜視図である。
ここで、ユニット建物は、工場で製作される複数の建物ユニットを現地で連結することによって構築される。一般的な建物ユニットは、4本の鋼製の柱材と、柱材の上端部間及び下端部間をそれぞれ繋ぐ鋼製の梁材とによって直方体状に形成される。特に、梁材と柱材とが溶接によって剛接合された建物ユニットは、ラーメン構造体となる。
そして、本実施の形態で説明するユニット建物は、少なくとも一つの建物ユニットが、仮梁付きユニット1となる。この仮梁付きユニット1は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部が仮梁2,2となる。
詳細には、仮梁付きユニット1は、四隅に配置される柱材としての柱11,・・・と、その柱11,・・・の下端間に差し渡される梁材としての床梁12,12A,・・・と、柱11,・・・の上端間に配置される梁材としての天井梁13,13A,・・・及び仮梁2,2とによってボックス形の骨組構造体に形成される。
ここで、柱11は角形鋼管、床梁12,12A及び天井梁13,13Aは断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成されている。また、柱11と床梁12(12A)及び天井梁13(13A)は、接合枠材14(14A)を介して溶接接合(剛接合)される。また、床梁12,12間には、床板17が張り付けられる。
仮梁付きユニット1では、天井梁13が対向する床梁12よりも短く形成されており、天井梁13と柱11との間に生じる間隙に、着脱可能な仮梁2が介在される。
この仮梁2は、仮梁付きユニット1の製造時及び輸送中には取り付けられた状態となり、建築現場の所定の位置に設置された後に撤去される。また、天井梁13の開放端(柱11に接合枠材14を介して接合される端部とは反対側の端部)は、長束材24によって仮支持される。
さらに、仮梁2は、軸方向の一端となる梁側端部22が天井梁13の開放端に接続され、他端となる接続端部21は柱11の側面11aに向けられる。
そして、接続端部21と柱11の側面11aとの間に、溶接用接続部材3又は輸送用接続部材4が介在される。溶接用接続部材3は、仮梁付きユニット1に対して溶接作業を行う際に使用される。
溶接用接続部材3は、図1,3,5に示すように、仮梁2の接続端部21の端面211に接触させる第1端面311を有する仮梁側部31と、柱11の仮梁2に対向される側面11aに接触させる第2端面321を有する柱側部32とによって主に構成される。
仮梁側部31は、図3に示すように、断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成され、仮梁2側の開放部が第1端面311によって塞がれている。この第1端面311には、2つのボルト穴311a,311aが鉛直方向に間隔を置いて穿孔されている。
また、柱側部32は、仮梁側部31の端部が収容可能な内空となる断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成され、柱11側の開放部が第2端面321によって塞がれている。
この第2端面321には、ボルト322を通すためのボルト穴321a(図1又は図5参照)が鉛直方向に間隔を置いて2つ穿孔されている。また、図5に示すように、柱11の側面11aの内空側には、ボルト322,322をねじ込むための固定ナット323,323が接合されている。
一方、輸送用接続部材4は、工場での仮梁付きユニット1の製造後に、トラックなどで輸送して建築現場に設置されるまでの間、使用される。輸送用接続部材4は、図1,4,5に示すように、本体部40と、本体部40の上面から仮梁2側に張り出される第1片部41と、本体部40の上面から柱11側に張り出される第2片部42とによって主に構成される。
本体部40は、図4に示すように、断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成され、仮梁2に対向させる端面401と柱11に対向させる端面402が形成される。
また、仮梁2に対向させる端面401には、2つのボルト穴401a,401aが鉛直方向に間隔を置いて穿孔されている。
また、第1片部41は、長方形の鋼板によって形成され、本体部40の上面に一端が溶接によって接合される。第1片部41の仮梁2側に張り出された下面は、図5,6に示すように、接続端部21の上面に載せられる。
これに対して第2片部42は、図5に示すように、側面視略L字形の鋼材によって形成され、その一辺によって本体部40の端面402が形成される。第2片部42の柱11側に張り出された下面は、柱11の上端面111に載せられる。
この第2片部42には、ボルトとしての吊りボルト44を通すためのボルト穴421が穿孔される。一方、柱11の上端面111にもボルト穴が穿孔されるとともに、内空側には吊りボルト44をねじ込むための固定ナット422が接合される。
また、端面402の柱11の側面11a側には、鉛直方向に間隔を置いてスペーサ403,403が取り付けられる。このスペーサ403は、四角柱状又はサイコロ状の直方体に形成される。
次に、溶接用接続部材3と輸送用接続部材4を使った仮梁付きユニット1の製造方法、及び仮梁付きユニット1によるユニット建物の構築方法、並びにこれらの作用について説明する。
まず、図2に示すように、柱11,11が組み込まれた柱フレーム110,110Aと、床梁12が組み込まれた床フレーム120とを製作する。
柱フレーム110は、一対の柱11,11と床梁12A及び天井梁13Aを、接合枠材14A,・・・を介して溶接接合することによって製作される。また、柱11の下端には、床梁12に向けて接合枠材14を溶接接合し、柱11の上端には、天井梁13に向けて接合枠材14を溶接接合する。
一方、柱フレーム110Aも、一対の柱11,11と床梁12A及び天井梁13Aを、接合枠材14A,・・・を介して溶接接合することによって製作される。
そして、柱11の下端には、床梁12に向けて接合枠材14を溶接接合することになるが、柱11の上端には、仮梁2に向けて溶接用接続部材3の柱側部32を取り付ける。
詳細には、図5の左図で参照できるように、柱側部32の第2端面321を柱11の側面11aに接触させ、ボルト322,322を柱11内部の固定ナット323,323にねじ込むことによって柱側部32を柱11に固定する。なお、図5は、溶接用接続部材3の撤去時の状況を示しているので、仮梁側部31と柱側部32とが一体になっているが、この段階では別部材となっている。
また、図2に示すように、天井梁13に接続された仮梁2の接続端部21に、溶接用接続部材3の仮梁側部31を取り付ける。ここでも、図5の左図を参照しながら説明すると、仮梁側部31の第1端面311を接続端部21の端面211に接触させ、ボルト312,312とナット313,313によって仮梁側部31を仮梁2に固定する。
すなわち溶接作業前の状態では、図2に示すように、溶接用接続部材3の仮梁側部31は仮梁2に取り付けられ、柱側部32は、柱フレーム110Aの柱11に取り付けられている。
このように仮梁2の先端を天井梁13の先端や床梁12の先端と同様の形状にし、柱11の側面には、接合枠材14と同様の形状の柱側部32を取り付けておくことによって、すべての溶接個所を、同じ作業で溶接することができるようになる。
要するに、一般的な建物ユニットと同じ設備、同じ工程によって、仮梁付きユニット1の溶接作業を行うことができる。また、溶接作業を行うと、溶接ひずみなどが生じることになるが、仮梁付きユニット1のすべての隅角部で同様のひずみが発生するため、ゆがみなどを生じさせることがない。
そして、仮梁付きユニット1のラーメン構造が完成した後に、図1に示すように、仮梁2と柱11との間から溶接用接続部材3を撤去する。詳細には図5の左図に示すように、第1端面311側のボルト312,312を緩めるとともに、第2端面321側のボルト322,322を緩めることで、締結を解除する。
仮梁2の端面211と第1端面311及び柱11の側面11aと第2端面321とは、メタルタッチで接触しているが、短い溶接用接続部材3であれば簡単に取り外すことができる。
そして、溶接用接続部材3の撤去後の仮梁2と柱11との間隙には、図5の右図に示すように、輸送用接続部材4を取り付ける。詳細には、輸送用接続部材4を上方から降ろして、仮梁2の端面211と柱11の側面11aとの間に介在させる。
このとき、第1片部41は仮梁2の上面に載り、第2片部42は柱11の上端面111に載って安定した状態になる。また、輸送用接続部材4の端面401は接続端部21の端面211に接触されるので、ボルト43,43とナット431,431によって両者を接合させる。
一方、輸送用接続部材4の端面402と柱11の側面11aとの間には、間隔を置いてスペーサ403,403が介在されるだけで、両面が密着した状態(メタルタッチ)にはならない。
また、第2片部42のボルト穴421には吊りボルト44の先端が通され、柱11内部に取り付けられた固定ナット422にねじ込まれる。この結果、仮梁2と柱11とが接続されたことになる。
このようにして輸送用接続部材4が仮梁2と柱11との間に介在された状態で、仮梁付きユニット1は、工場からトラックに積載されて建築現場まで輸送される。
建築現場では、吊りボルト44にワイヤを引っ掛けて、クレーンによって吊り上げられ、所定の場所に設置される。図6では、仮梁付きユニット1の両側又は前後の建物ユニットの図示が省略されているが、隣接する建物ユニットに連結させるなどして、仮梁2,2が撤去できるような構造的に安定した状態にする。
この図6では、仮梁2,2を撤去する前の仮梁付きユニット1には、長束材24と短束材25とが仮支持材として配置されているうえに、上床部51、階段部52及び踊場部53が設けられた状態になっている。
そして、仮梁付きユニット1が構造的に安定していることを確認した後に、吊りボルト44を外して、仮梁2を輸送用接続部材4と共に取り外す。吊りボルト44は、輸送用接続部材4と柱11とを共締めしているので、吊りボルト44を外すだけで仮梁2を撤去することができる。
この撤去作業において、輸送用接続部材4の端面402には、スペーサ403,403が設けられており、端面402と柱11の側面11aとはメタルタッチ(面接触)していないので、仮梁2を簡単に撤去することができる。
そして、溶接用接続部材3と輸送用接続部材4とを使用することで、溶接によって接合される仮梁付きユニット1を容易に製造することができるうえに、輸送後に仮梁付きユニット1を設置した後も、簡単に仮梁2を撤去してユニット建物を構築することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、廻り階段となる階段部52が設けられる仮梁付きユニット1について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、直階段やL型階段が設けられる仮梁付きの建物ユニットであってもよい。
また、前記実施の形態では、天井梁13と仮梁2とを接続させる構成について説明したが、これに限定されるものではなく、床梁の一部を仮梁にした建物ユニットにも適用することができる。
1 仮梁付きユニット(建物ユニット)
11 柱(柱材)
12,12A 床梁(梁材)
13,13A 天井梁(梁材)
2 仮梁
3 溶接用接続部材
31 仮梁側部
311 第1端面
311a ボルト穴
312 ボルト
32 柱側部
321 第2端面
321a ボルト穴
322 ボルト
4 輸送用接続部材
40 本体部
401 端面
401a ボルト穴
403 スペーサ
41 第1片部
42 第2片部
421 ボルト穴
43 ボルト
44 吊りボルト(ボルト)

Claims (3)

  1. 梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部を仮梁にして輸送させる際に、前記仮梁の端部に取り付けられる輸送用接続部材であって、
    前記仮梁及び前記柱材に対向させる端面が両端に形成された本体部と、
    前記本体部の上面から前記仮梁側に張り出される第1片部と、
    前記本体部の上面から前記柱材側に張り出される第2片部とを備え、
    前記本体部の前記仮梁側の端面にはボルト穴が設けられているとともに、前記第2片部には前記柱材の上端面との接続用のボルト穴が設けられていることを特徴とする輸送用接続部材。
  2. 前記本体部の前記柱材側の端面には、間隔を置いて複数のスペーサが設けられていることを特徴とする請求項に記載の輸送用接続部材。
  3. 梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの一部を仮梁にして製造し、輸送後に前記仮梁を取り外して行われるユニット建物の構築方法であって、
    前記仮梁の軸方向の端面に接触させる第1端面を有する仮梁側部と、前記柱材の前記仮梁に対向される側面に接触させる第2端面を有する柱側部とを備え、前記柱側部の内空に前記仮梁側部の端部が収容可能に形成されているとともに、前記第1端面及び前記第2端面にはボルト穴がそれぞれ設けられている溶接用接続部材の前記柱側部を、前記柱材の側面にボルトによって取り付ける工程と、
    前記仮梁にボルトによって取り付けられた前記仮梁側部を、前記柱側部の内空に収容させて溶接を行う工程と、
    前記溶接用接続部材を前記仮梁及び柱材からボルトによる締結を解除することで取り外す工程と、
    前記仮梁と前記柱材との間に請求項又はに記載の輸送用接続部材を介在させて、両端をボルトによって固定する工程と、
    前記建物ユニットを輸送して所定の場所に設置後に、前記仮梁を前記輸送用接続部材と共に取り外す工程とを備えたことを特徴とするユニット建物の構築方法。
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