JP6188513B2 - 建物ユニット製造・輸送用治具および建物ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、建物ユニット製造・輸送用治具および建物ユニットに関するものである。
住宅などの建物を構築するのに、ユニット工法が用いられている。このユニット工法は、予め工場で製造した複数の建物ユニットを建築現場へ輸送して、建築現場で組立てることにより、短期間のうちに建物(ユニット建物)を構築し得るようにしたものである。
上記した建物ユニットは、複数本のユニット柱の上端部間を複数本の天井梁で連結すると共に、上記した複数本のユニット柱の下端部間を複数本の床梁で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体(ユニットフレーム)を有するものとされる。
そして、建物の内部には、浴室設備が設けられる。上記したユニット建物の場合、上記浴室設備は、ユニット建物を構成する複数の建物ユニットのうちの1つに、バスユニットを取付けることによって設置される。
この際、バスユニットの洗い場床面と建物床面との高低差をなくしてバリアフリー化を図るために、バスユニットの底部を、ユニット枠体の床梁よりも低い位置に支持させるようにしている。その結果、バスユニットの底部が建物ユニットの床梁よりも下方へ張出してしまうことになる。
すると、バスユニットの底部が建物ユニットの床梁よりも下方へ張出すことによって、工場の生産ライン上で建物ユニットを製造するのが困難になったり、建物ユニットの輸送や、積み下しや、建築現場への設置などの際に、下方へ張出したバスユニットの底部が損傷を受け易くなったりする。
このような事態に対処するため、製造時や輸送時に上記した建物ユニットの下部を、支持具によって支持させて、バスユニットの底部を保護させるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−326162号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された支持具は、上下のフランジ部とウェブ部とを有するCチャンネル材を、ユニット枠体の底面形状と同じ形状に組合わせて一体化して成る大型の矩形枠体であるため、ユニット枠体に対する着脱や輸送や保管などの様々な面で取扱性が良くなかった。また、重い建物ユニットを支持するのに、Cチャンネル材のみで支持具を構成するのは、強度的にも不利であった。
また、上記した支持具は、ユニット柱の下端部に対し、ボルトを用いて締結固定するようになっているが、ユニット枠体を上下に組合せて連結する際における、上下のユニット柱間の当接部分は、(構造が複雑となり、また、作業性が悪くなるため)ボルト締結構造となってはおらず、(ピン穴とピンとの嵌合による)ピン連結構造となっているので、上記したように支持具をユニット柱にボルト締結させるようにするのは、構造的に無駄があった。
そこで、本発明は、上記した各問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
複数本のユニット柱の上端部間を複数本の天井梁で連結すると共に、前記複数本のユニット柱の下端部間を複数本の床梁で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体を有する建物ユニットを、工場で製造する際、または、建築現場へ輸送する際に用いる建物ユニット製造・輸送用治具において、
前記ユニット枠体の上部または下部に設置可能な枠状治具本体を備え、
該枠状治具本体が、2本の一辺側治具片、および、該2本の一辺側治具片の両端部間を連結する2本の他辺側の梁状部を備え、
前記一辺側治具片が、前記天井梁の上面側または前記床梁の下面側に配置される梁状部の両端部に、前記ユニット枠体の各ユニット柱の端部に連接される2本の短柱部を有すると共に、2本の短柱部から前記2本の他辺側の梁状部の端部へ向けて直角に延びる連結部材を有するものとされ、
前記枠状治具本体が、前記一辺側治具片の連結部材と前記他辺側の梁状部の端部との間に、前記他辺側の梁状部の長手方向を締結方向として分解組立可能な分解組立部を有し、
前記枠状治具本体が、前記ユニット枠体に対して固定可能なユニット固定部を有し、
該ユニット固定部が、上下に配置されたユニット枠体の前記天井梁と前記床梁との間を締結固定するための締結部を利用してユニット枠体への固定を行うものであることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、ユニット柱と天井梁と床梁とを有するユニット枠体に対して、工場での製造時や、建築現場への輸送時に建物ユニット製造・輸送用治具を取付けることにより、ユニット枠体から張出す部分を有する建物ユニットを容易に製造することができると共に、ユニット枠体から張出した部分に損傷を与えることなく安全に建物ユニットを輸送することができる。
建物ユニット製造・輸送用治具は、枠状治具本体をユニット枠体の上部または下部に設置することによって取付けられる。
そして、枠状治具本体を、短柱部と梁状部と連結部材とによって構成された2本の一辺側治具片、および、2本の他辺側の梁状部を有するものとすることにより、十分な強度を確保しつつ、ユニット枠体から張出した部分の廻りを完全に取囲んで、有効かつ確実に保護することができる。また、枠状治具本体が、一辺側治具片の連結部材と他辺側の梁状部の端部との間に、他辺側の梁状部の長手方向を締結方向として分解組立可能な分解組立部を有することにより、枠状治具本体の輸送や保管を容易にして取扱性を良くすることができる。
また、枠状治具本体が、天井梁または床梁に対して固定可能なユニット固定部を有することにより、建物ユニットに対し、建物ユニット製造・輸送用治具を容易に取付けたり取外したりすることが可能となる。
しかも、ユニット固定部を、上下に配置されたユニット枠体の天井梁と床梁との間を締結固定するための締結部を利用して、ユニット枠体への固定を行うものとした。これにより、ユニット固定部を、ユニット枠体のどうしの締結部と同じ構造にすることができると共に、締結部によるユニット枠体のどうしの締結と同様の作業で固定することができる。よって、ユニット固定部を構造が簡易で、作業性の良いものとすることができる。しかも、枠状治具本体の固定に、ユニット柱を使用していないので、構造的な無駄がない。
本発明の実施例にかかる下部に建物ユニット製造・輸送用治具を取付けた建物ユニットの側面図である。 図1の建物ユニットを輸送する状態を示す側面図である。 図1の建物ユニットを有するユニット建物の側面図である。 図1の建物ユニットを構成するユニット枠体の斜視図である。 建物ユニットに取付けられる建物ユニット製造・輸送用治具を示す図である。このうち、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は左端面図、(d)は右端面図である。 図5の部分拡大図である。 建物ユニットに取付けられるバスユニット支持用梁部の斜視図である。 建物ユニットの床構造、および、下方張出部の構造を示す図である。このうち、(a)は下方張出部周辺を示す斜視図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は(a)の部分拡大図である。 建物ユニットの下部に対して建物ユニット製造・輸送用治具を取付ける状態を示す作動図である。 図9に続く作動図である。
以下、本実施の形態、および、それを具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図10は、この実施の形態の実施例およびその変形例を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
住宅などの建物を構築するのに、ユニット工法を用いる。このユニット工法は、図1に示すように、予め工場で製造した複数の建物ユニット1を、図2に示すように、トラックなどの輸送機器2で建築現場へ輸送して、図3に示すように、建築現場で組立てることにより、短期間のうちに建物(ユニット建物3)を構築し得るようにしたものである。
上記した建物ユニット1は、図4に示すように、複数本のユニット柱5の上端部間を複数本の天井梁6で連結すると共に、上記した複数本のユニット柱5の下端部間を複数本の床梁7で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体8(ユニットフレーム)を有するものとされる。
そして、図3に示すように、建物の内部には、例えば、浴室設備が設けられる。上記したユニット建物3の場合、上記浴室設備は、ユニット建物3を構成する複数の建物ユニット1のうちの1つに、バスユニット11を取付けることによって設置される。
この際、バスユニット11の洗い場床面と建物床面との高低差をなくしてバリアフリー化を図るために、バスユニット11の底部を、ユニット枠体8の床梁7よりも低い位置に支持させるようにしている。その結果、バスユニット11の底部が建物ユニット1の床梁7よりも下方へ張出してしまうことになる。
すると、バスユニット11の底部が建物ユニット1の床梁7よりも下方へ張出すことによって、工場の生産ライン上で建物ユニット1を製造するのが困難になったり、また、建物ユニット1の輸送や、積み下しや、建築現場への設置などの際に、下方へ張出したバスユニット11の底部が損傷を受け易くなったりする。
このような事態に対処するため、図1や図2に示すように、製造時や輸送時に上記した建物ユニット1の上部や下部に、この実施例の建物ユニット製造・輸送用治具21を取付けて、張出した部分を保護させるようにする。
(補足説明)
ここで、上記についての補足説明を行う。なお、補足説明については、必要に応じて参照すれば良い。
上記した「建物ユニット1」は、ユニット建物3を構築する際の構成単位となるものであり、箱状のものなどとされる。建物ユニット1には、鉄骨系ユニットと木質系ユニットとが存在するが、この場合には、鉄骨系ユニットを想定している。
上記した「ユニット柱5」は、例えば、矩形断面を有する金属製の中空柱材が使用される。ユニット柱5は、通常、4本を1セットとして用いられる。ユニット柱5の上端部および下端部には、上下に連接されるユニット柱5どうしを位置決め保持するための図示しないピン(位置決めピン)およびピン穴が設けられる。また、ユニット柱5の上端側の側部には、天井梁6を連結するためのジョイントピース9aが溶接固定される。また、ユニット柱5の下端側の側部には、床梁7を連結するためのジョイントピース9bが溶接固定される。
上記した「天井梁6」は、例えば、C字状断面を有する金属製の梁材(Cチャンネル材)が使用される。天井梁6は、通常、矩形状の天井枠部を構成し得るように4本を1セットとして用いられる。天井梁6の両端部は、ユニット柱5の上端側に固定されたジョイントピース9aに対して溶接固定される。ジョイントピース9aの上部または天井梁6の上部には、上方に設置される床梁7に対して締結固定を行わせるための締結部が適宜設けられる。この締結部は、ボルト締結用の穴部(ボルト穴)などとされる。
上記した「床梁7」は、例えば、C字状断面を有する金属製の梁材が使用される。床梁7は、通常、矩形状の床枠部を構成し得るように4本を1セットとして用いられる。床梁7の両端部は、ユニット柱5の下端側に固定されたジョイントピース9bに対して溶接固定される。ジョイントピース9bの下部または床梁7の下部には、下方に設置される基礎や天井梁6に対して締結固定を行わせるための締結部23b(図8参照)が適宜設けられる。この締結部23bは、ボルト締結用の穴部(ボルト穴)などとされる。
上記した「ユニット枠体8」は、箱状をした建物ユニット1の骨格部分を構成するものであり、通常は、上記した金属製のユニット柱5や、天井梁6や、床梁7からなる直方体枠状のものなどとされる。
上記した「バスユニット11」は、ユニット化された浴室設備であり、設備メーカーにより製造されて、住宅メーカーなどへ販売されるものである。バスユニット11は、その内部に洗い場部分と浴槽部分とを有している。なお、ユニット枠体8に対するバスユニット11の取付け方については後述する。
上記した「建物ユニット製造・輸送用治具21」は文字通り、工場での製造や、輸送機器2による輸送の際に、建物ユニット1に取付けられる治具のことである。
以上が、本実施例において基本となる構成である。そして、上記した構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えている。
(構成1)
そして、図5、図6に示すように、上記した建物ユニット製造・輸送用治具21が、上記ユニット枠体8の上部または下部に設置可能な枠状治具本体25を備えるものとされる。
この枠状治具本体25が、上記ユニット枠体8の各ユニット柱5の端部に連接される複数本の短柱部26と、
上記天井梁6の上面側または上記床梁7の下面側に配置されると共に、上記複数本の短柱部26間を連結する梁状部27と、を備える。
上記枠状治具本体25が、上記ユニット枠体8に対して固定可能なユニット固定部28を有する。
このユニット固定部28が、上下に配置されたユニット枠体8の上記天井梁6と上記床梁7との間を締結固定するための締結部23bを利用してユニット枠体8への固定を行うものとされる。
(補足説明1)
ここで、上記した「枠状治具本体25」は、枠状をした治具の本体部分のことである。この場合、枠状治具本体25は、建物ユニット1とほぼ同じ平面形状または底面形状を有するものとされる。枠状治具本体25は、例えば、矩形状の4つの頂点の位置に配置された4本の短柱部26の側面間を4本の梁状部27で連結した矩形枠状のものとされる。4本の短柱部26の側面と、4本の梁状部27の端部との間には、それぞれ連結部材29が設けられる。
上記した「短柱部26」は、文字通り、短かい柱材のことである。
上記した「梁状部27」は、文字通り、梁状の部材のことである。
上記した「ユニット固定部28」は、建物ユニット製造・輸送用治具21を建物ユニット1に対して固定する部分のことである。
上記した「締結部23b」は、上記したようにボルト穴のことである。よって、ユニット固定部28も、締結部23bと連通合致するボルト穴とされる。この場合、ユニット固定部28は、上記した連結部材29の位置(の上面または下面)に設けられる。
(構成2)
上記枠状治具本体25が、分解組立可能に構成される。
(補足説明2)
ここで、上記した「分解組立可能」は、枠状治具本体25が、分解組立部31を有することである。この場合、枠状治具本体25は、上記した連結部材29の位置で、分解組立可能とされる。より具体的には、枠状治具本体25は、2本の短柱部26と短辺側(例えば、妻側)の1本の梁状部27とを連結部材29で一体化してなる一対の一辺側治具片32と、一対の長辺側(桁側)の梁状部27とに分解可能なものとされている。なお、短辺と長辺とは反対であっても良い。
そして、一対の一辺側治具片32の両端部に位置する連結部材29と、一対の長辺側の梁状部27の両端部との間に上記分解組立部31が設けられている。この分解組立部31は、締結面に対してボルト・ナットなどの締結部材による締結固定が可能な締結固定部とされている。
この締結固定部は、ボルト穴とされている。締結部材の締結方向は、長辺側の梁状部27の長手方向とされている。長辺側の梁状部27の端部や連結部材29には、締結面として、長辺側の梁状部27の長手方向と直交する面が形成されている。長辺側の梁状部27は、締結固定作業を行い易いようにするために、C字状の開口部を外側へ向けるようになっている。
また、長辺側の梁状部27の端部や連結部材29には、締結固定作業を行うための作業穴27aや作業穴29aを設けるようにしても良い(図6参照)。
(構成3)
上記短柱部26が、上記ユニット柱5と同一断面形状および同一材質のものとされる。
また、上記梁状部27が、上記天井梁6または上記床梁7と同一断面形状および同一材質のものとされる。
(補足説明3)
ここで、上記した「同一断面形状および同一材質」は、短柱部26や梁状部27に、ユニット柱5や天井梁6または床梁7と同じもの、または、これらと同等の部材を用いることである。なお、短柱部26の上端部および下端部に対し、上下に連接されるユニット柱5を位置決めするための図示しないピン(位置決めピン)やピン穴35などを設けるようにしても良い。
(構成4)
上記短柱部26が、上記ユニット枠体8に設けられた、上記天井梁6よりも上方へ張出す上方張出部、または、上記床梁7よりも下方へ張出す下方張出部42(図1参照)の、上方または下方への張出量と同じかそれよりも長い高さ寸法を有ものとされる。
(補足説明4)
ここで、上記した「上方張出部」は、文字通り、ユニット枠体8に対して、天井梁6よりも上方へ張出すように設けられるものであり、例えば、図示しない階段や、階段室をユニット化してなる階段ユニットなどが考えられる。
上記した「下方張出部42」は、文字通り、ユニット枠体8に対して、床梁7よりも下方へ張出すように設けられるものであり、例えば、上記したバスユニット11などが考えられる。
(構成5)
以下、建物ユニット1について説明する。
この建物ユニット1は、上記したように、複数本のユニット柱5の上端部間を複数本の天井梁6で連結すると共に、上記複数本のユニット柱5の下端部間を複数本の床梁7で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体8を有して、工場で製造され、建築現場へ輸送されるものである。
そして、上記ユニット枠体8が、工場で予め取付けられた、上記天井梁6よりも上方へ張出す上方張出部、または、上記床梁7よりも下方へ張出す下方張出部42、の少なくとも1つを有するものとされる。
更に、このような建物ユニット1に対し、上記した建物ユニット製造・輸送用治具21が、上記上方張出部、または、下方張出部42を取囲んで覆うように、上記ユニット枠体8の上部または下部に対して取付けられるようにする。
(補足説明5)
建物ユニット製造・輸送用治具21は、工場での製造時や、建築現場への輸送時などに、建物ユニット1に対して取付けられるようにする。そして、建築現場でのユニット建物3の構築時に取外されるようにする。
(構成6)
図7に示すように、上記下方張出部42が、上記ユニット枠体8の内部に浴室設備を設置するためのバスユニット11の底部を、床梁7よりも低い位置に支持するためのバスユニット支持用梁部45とされる。
この場合に、上記建物ユニット製造・輸送用治具21が、ユニット枠体8の下部に対して着脱可能に取付けられるようにする。
(補足説明6)
上記した「バスユニット支持用梁部45」は、バスユニット11の底部を支持するための梁部材のことである。このバスユニット支持用梁部45は、上下方向へ延びる一対の立下部45aと、一対の立下部45aの下端部間を連結する水平な底面部45bと、を一体に有して下方へ迂回する側面視ほぼU字状のものとされている。一対の立下部45aの上端部には、水平方向や上下方向などへ延びる取付面部45c,45dが一体に形成されている。
より具体的な構造について説明する。図8〜図10に示すように、ユニット建物3の床構造は、上記した矩形状の床枠部に対し、対向する一対の床梁7間(例えば、長辺側の桁梁間)に複数本の床小梁51を所要の間隔を有して(床梁7とほぼ同じ高さとなるように)架設し、その上部に、床小梁51と直交するように複数本の床根太52を取付け、床根太52の上部に、上記矩形状の床枠部全面に亘って床面材53を張設したものなどとされている。なお、上記と同様に短辺と長辺とは反対であっても良い。また、床小梁51は、矩形断面を有する金属製の中空梁材などとされる。床小梁51は、その両端部が床梁7に対して溶接固定される。
建物ユニット1に対してバスユニット11を設ける場合には、バスユニット11を設ける位置の床小梁51を取付けないようにして、対向する一対の床梁7間(例えば、長辺側の桁梁間)、および、これと直交する床梁7(短辺側の妻梁)と床小梁51との間(または一対の床小梁51間)にバスユニット設置空間を形成し、このバスユニット設置空間へバスユニット11の底部が、挿入され得るようにする。
そして、バスユニット設置空間を構成する床梁7(例えば、短辺側の妻梁)や床小梁51に対し、互いに対向するように複数対の支持梁受材55,56を取付けて、対向する支持梁受材55,56間に上記したバスユニット支持用梁部45を架設し、支持梁受材55,56とバスユニット支持用梁部45の取付面部45c,45dとの間を締結固定させるようにする。
なお、床梁7に取付けられる支持梁受材55は、例えば、側面視ほぼL字状をして、C字状断面の床梁7を部分的に閉断面にするものなどとされる。また、床小梁51に取付けられる支持梁受材56は、例えば、上方へ迂回する逆U字状をしたものなどとされる。これらの支持梁受材55,56は、床梁7や床小梁51に対して直接溶接固定される。
そして、上記したバスユニット支持用梁部45を、上記床梁7の支持梁受材55に対し、側方から取付面部45cを当接させた状態で、ボルト・ナットなどの締結具によって水平方向に締結固定させるようにする。また、バスユニット支持用梁部45を、上記床小梁51の支持梁受材56に対し、上方から取付面部45dを当接係止させた状態で、ボルト・ナットなどの締結具により上下方向に締結固定させるようにする。
(構成7)
特に図示しないが、上記上方張出部を、上記ユニット枠体8の内部に階段室を設置するための階段ユニットとしても良い。
この場合には、上記建物ユニット製造・輸送用治具21が、ユニット枠体8の上部に対して着脱可能に取付けられるようにする。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
例えば、工場で建物ユニット1にバスユニット11を設置する場合、まず、複数本のユニット柱5の上端部間を複数本の天井梁6で連結すると共に、上記した複数本のユニット柱5の下端部間を複数本の床梁7で連結して、ボックスラーメン構造のユニット枠体8を形成する。
この際、ユニット枠体8を構成する矩形状の床梁7に対し、バスユニット11を設置する部分を除いて、対向する一対の床梁7間(例えば、長辺側の桁梁間)に複数本の床小梁51を(床梁7と同じ高さとなるように)架設し、床小梁51を設置しなかった部分に、バスユニット設置空間を形成する。同様に、矩形状の天井梁6に対し、対向する一対の天井梁6間(例えば、長辺側の桁梁間)に複数本の天井小梁を(天井梁6と同じ高さとなるように)架設するなどして、ユニット枠体8の他の部分を完成させる。
次に、バスユニット設置空間に臨む床梁7(短辺側の妻梁)や床小梁51に対し、互いに対向するように複数対の支持梁受材55,56を溶接などによって取付ける。
その後、ユニット枠体8をジャッキJやクレーンなどで所要量リフトアップし、一対の妻側の床梁7の下部に、一対の一辺側治具片32を設置する。すると、ユニット枠体8は、一対の一辺側治具片32にて下部を支持された状態となるので、この状態(即ち、建物ユニット製造・輸送用治具21を完全に組立てる前の状態)でジャッキJを取外したり、クレーンによるリフトアップを解除したりすることができる。しかも、一辺側治具片32を、ユニット枠体8の下部に片側ずつ挿入するようにすれば、小型のジャッキJを1つだけ用いて、ユニット建物3の製造ライン内にて、簡単に一辺側治具片32を設置することができる。これにより、ユニット建物3の製造ラインに、ユニット枠体8を持上げるための大掛かりなジャッキJやクレーンなどを設ける必要をなくすことができる。
次に、一対の一辺側治具片32の両端部に位置する連結部材29と、一対の長辺側の梁状部27の両端部との間を、分解組立部31にて連結し、ユニット枠体8の下部に、ユニット枠体8の底面形状と等しい矩形枠状の建物ユニット製造・輸送用治具21を構築する。更に、建物ユニット製造・輸送用治具21を、固定部を利用してユニット枠体8に固定する。
その後、対向する支持梁受材55,56間に、U字状をしたバスユニット支持用梁部45を架設し、支持梁受材55,56とバスユニット支持用梁部45の取付面部45c,45dとの間を締結固定させるようにする。
こうして、ユニット枠体8にバスユニット支持用梁部45が設置されたら、必要に応じて、上記したバスユニット支持用梁部45の上側に対してバスユニット11支持用床部(不図示)を設置する。バスユニット11支持用床部の下面側や周囲には、断熱材を施工することができる。
最後に、こうして設置された、バスユニット支持用梁部45、または、バスユニット11支持用床部の上側にバスユニット11を設置し、建物ユニット1を完成する。このバスユニット11の底部(やバスユニット支持用梁部45、バスユニット11支持用床部など)は、建物ユニット1のユニット枠体8に対して、床梁7よりも下方へ張出す下方張出部42となる。
そして、工場にて、底部が下方へ張出した状態でバスユニット11が組込まれた建物ユニット1は、建物ユニット製造・輸送用治具21ごと、トラックで、建築現場へ搬送される。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)
ユニット柱5と天井梁6と床梁7とを有するユニット枠体8に対して、工場での製造時や、建築現場への輸送時に建物ユニット製造・輸送用治具21を取付けることにより、ユニット枠体8から張出す部分を有する建物ユニット1を容易に製造することができると共に、ユニット枠体8から張出した部分に損傷を与えることなく安全に建物ユニット1を輸送することができる。
建物ユニット製造・輸送用治具21は、枠状治具本体25をユニット枠体8の上部または下部に設置することによって取付けられる。
そして、枠状治具本体25を、短柱部26と梁状部27とを有するものとすることにより、十分な強度を確保しつつ、ユニット枠体8から張出した部分の廻りを完全に取囲んで、有効かつ確実に保護することができる。
また、枠状治具本体25が、天井梁6または床梁7に対して固定可能なユニット固定部28を有することにより、建物ユニット1に対し、建物ユニット製造・輸送用治具21を容易に取付けたり取外したりすることが可能となる。
しかも、ユニット固定部28を、上下に配置されたユニット枠体8の天井梁6と床梁7との間を締結固定するための締結部を利用して、ユニット枠体8への固定を行うものとした。これにより、ユニット固定部28を、ユニット枠体8どうしの締結部と同じ構造にすることができると共に、締結部によるユニット枠体8どうしの締結と同様の作業で固定することができる。よって、ユニット固定部28を構造が簡易で、作業性の良いものとすることができる。しかも、枠状治具本体25の固定に、ユニット柱5を使用していないので、構造的な無駄がない。
(作用効果2)
上記構成によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、枠状治具本体25を分解組立可能とした。これにより、枠状治具本体25を組立てながらユニット枠体8に取付けたり、枠状治具本体25を分解しながらユニット枠体8から取外たりすることで、ユニット枠体8に対する枠状治具本体25の着脱を容易且つ安全に行うことができるようになる。また、枠状治具本体25を分解した状態にすることにより、枠状治具本体25の輸送や保管を容易化することができるようになる。よって、枠状治具本体25の取扱性を良くすることができる。
しかも、建物ユニット1の工場での製造時や、建築現場への輸送時には、枠状治具本体25は、枠状の形態で使用されるので、確実にユニット枠体8から張出した部分を保護したり、建物ユニット1を支持したりすることができる。
(作用効果3)
短柱部26を、ユニット柱5と同一断面形状および同一材質のものとした。これにより、短柱部26にユニット柱5と同じ物理的強度やその他の特性を持たせることができる。また、ユニット柱5に対して短柱部26をセットした時の見栄えや納まりが良くなり、短柱部26を取扱性や適合性の良いものとすることができる。更に、短柱部26をユニット柱5の余剰材や廃材などを用いて作成することができるので、経済的である。
同様に、梁状部27を、天井梁6または床梁7と同一断面形状および同一材質のものとした。これにより、梁状部27に天井梁6または床梁7と同じ物理的強度やその他の特性を持たせることができる。また、天井梁6または床梁7に対して梁状部27をセットした時の見栄えや納まりが良くなり、梁状部27を取扱性や適合性の良いものとすることができる。更に、梁状部27を天井梁6または床梁7の余剰材や廃材などを用いて作成することができるので、経済的である。
(作用効果4)
上方張出部または下方張出部42を有する建物ユニット1は、これらを有さない通常の建物ユニット1と比べて、上方張出部または下方張出部42を有する分だけ、製造や輸送に困難を伴い、また、輸送中や、積み下し時や、建築現場での設置時などに上方張出部や下方張出部42が損傷を受けるおそれが高いものとなる。そこで、上記した建物ユニット製造・輸送用治具21を用いることにより、上方張出部または下方張出部42を有する建物ユニット1の製造および輸送の容易性や、上方張出部または下方張出部42に対する損傷防止性を得ることが可能となる。
そして、建物ユニット製造・輸送用治具21が、短柱部26と梁状部27とを有する枠状治具本体25であることにより、上記したように上方張出部または下方張出部42の廻りを完全に取囲んで、これらを有効かつ確実に保護することができる。
この際、短柱部26の高さ寸法を、上方張出部の上方または下方張出部42の下方への張出量とほぼ同じかそれよりも若干長くすることにより、上方張出部または下方張出部42の張出量に適した高さを有するものとすることができる。
(作用効果5)
ユニット枠体8に対して、天井梁6よりも上方へ張出す上方張出部、または、床梁7よりも下方へ張出す下方張出部42、の少なくとも1つを設けた。そして、この上方張出部、または、下方張出部42を、建築現場への輸送前の工場での製造時に、ユニット枠体8に対して予め設置されるもの(製造時設置部)とした。これにより、これまで、建築現場での後付けとせざるを得なかったような様々な部材や設備を、工場で予め先付けすることが可能となる。よって、工場で、より完成度の高い状態にまで建物ユニット1を作り込むことが可能となり、その分、現場作業を減らすことができ、建物ユニット1や建物の品質向上を図ると共に、建物の工期の短縮を図ることが可能となる。
また、上方張出部、または、下方張出部42を、製造時設置部とすることにより、これらを建築現場で後付けする場合と比べて、上方張出部、または、下方張出部42の構造の簡略化などを図ることができるようになるため、その分、コストダウンを図ることが可能となる。
そして、ユニット枠体8の上部または下部に対し、上方張出部、または、下方張出部42を取囲むように、上記した建物ユニット製造・輸送用治具21を着脱可能に取付けた。これにより、工場でユニット枠体8に上方張出部、または、下方張出部42を設けることができるようになると共に、安全に建築現場まで輸送することなどができる。
(作用効果6)
下方張出部42を、上記したようなバスユニット支持用梁部45とした。これにより、ユニット枠体8の内部に浴室設備を設置するためのバスユニット11の底部を、床梁7よりも低い位置に支持することが可能となる。よって、バスユニット11の洗い場床面と建物床面との高低差をなくしてバリアフリー化することができる。
そして、建物ユニット製造・輸送用治具21を、ユニット枠体8の下部に着脱可能に取付けた。これにより、工場で建物ユニット1にバスユニット11を容易に取付けることができるようになると共に、この建物ユニット1を安全に建築現場まで輸送することなどができる。
(作用効果7)
上方張出部を、上記したような階段ユニットとした。これにより、天井梁6よりも高い位置に張出す階段室を、予めユニット枠体8の内部に設置することが可能となる。
そして、建物ユニット製造・輸送用治具21を、ユニット枠体8の上部に着脱可能に取付けた。これにより、工場で建物ユニット1に階段ユニットを容易に取付けることができるようになると共に、この建物ユニット1を安全に建築現場まで輸送することなどができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 建物ユニット
5 ユニット柱
6 天井梁
7 床梁
8 ユニット枠体
11 バスユニット
21 建物ユニット製造・輸送用治具
25 枠状治具本体
26 短柱部
27 梁状部
28 ユニット固定部
42 下方張出部
45 バスユニット支持用梁部

Claims (6)

  1. 複数本のユニット柱の上端部間を複数本の天井梁で連結すると共に、前記複数本のユニット柱の下端部間を複数本の床梁で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体を有する建物ユニットを、工場で製造する際、または、建築現場へ輸送する際に用いる建物ユニット製造・輸送用治具において、
    前記ユニット枠体の上部または下部に設置可能な枠状治具本体を備え、
    該枠状治具本体が、2本の一辺側治具片、および、該2本の一辺側治具片の両端部間を連結する2本の他辺側の梁状部を備え、
    前記一辺側治具片が、前記天井梁の上面側または前記床梁の下面側に配置される梁状部の両端部に、前記ユニット枠体の各ユニット柱の端部に連接される2本の短柱部を有すると共に、2本の短柱部から前記2本の他辺側の梁状部の端部へ向けて直角に延びる連結部材を有するものとされ、
    前記枠状治具本体が、前記一辺側治具片の連結部材と前記他辺側の梁状部の端部との間に、前記他辺側の梁状部の長手方向を締結方向として分解組立可能な分解組立部を有し、
    前記枠状治具本体が、前記ユニット枠体に対して固定可能なユニット固定部を有し、
    該ユニット固定部が、上下に配置されたユニット枠体の前記天井梁と前記床梁との間を締結固定するための締結部を利用してユニット枠体への固定を行うものであることを特徴とする建物ユニット製造・輸送用治具。
  2. 前記短柱部が、前記ユニット柱と同一断面形状および同一材質のものとされ、
    前記梁状部が、前記天井梁または前記床梁と同一断面形状および同一材質のものとされたことを特徴とする請求項に記載の建物ユニット製造・輸送用治具。
  3. 前記短柱部が、前記ユニット枠体に設けられた、前記天井梁よりも上方へ張出す上方張出部、または、前記床梁よりも下方へ張出す下方張出部の、上方または下方への張出量と同じかそれよりも長い高さ寸法を有ものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建物ユニット製造・輸送用治具。
  4. 複数本のユニット柱の上端部間を複数本の天井梁で連結すると共に、前記複数本のユニット柱の下端部間を複数本の床梁で連結してなるボックスラーメン構造のユニット枠体を有して、工場で製造され、建築現場へ輸送される建物ユニットにおいて、
    前記ユニット枠体が、工場で予め取付けられた、前記天井梁よりも上方へ張出す上方張出部、または、前記床梁よりも下方へ張出す下方張出部、の少なくとも1つを有すると共に、
    請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の建物ユニット製造・輸送用治具が、前記上方張出部、または、下方張出部を取囲んで覆うように、前記ユニット枠体の上部または下部に対して取付けられたことを特徴とする建物ユニット。
  5. 前記下方張出部が、前記ユニット枠体の内部に浴室設備を設置するためのバスユニットの底部を、床梁よりも低い位置に支持するためのバスユニット支持用梁部であり、
    前記建物ユニット製造・輸送用治具が、ユニット枠体の下部に対して着脱可能に取付けられたことを特徴とする請求項に記載の建物ユニット。
  6. 前記上方張出部が、前記ユニット枠体の内部に階段室を設置するための階段ユニットであり、
    前記建物ユニット製造・輸送用治具が、ユニット枠体の上部に対して着脱可能に取付けられたことを特徴とする請求項に記載の建物ユニット。
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