JP6959860B2 - 建物用ユニット輸送治具 - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態の建物の一例としてのユニット建物10が示されている。ユニット建物10は、一例として、図示しない複数の建物ユニットと、屋根ユニット20とを含んで構成されており、これらが建設現場の図示しない基礎上で連結されることで構築されている。なお、屋根ユニット20は、図示しないクレーンで吊上げられ、ユニット建物10の一部に形成された開口部12を塞ぐように配設される。
次に、治具40について説明する。
載置部42は、一例として、Z方向から見た場合にX方向を長手方向としY方向を短手方向とする(Z方向を厚さ方向とする)矩形状に形成されている。つまり、載置部42は、X方向に延在されている。また、載置部42は、荷台18上にZ方向を厚さ方向として載置されている。載置部42のZ方向の上面及び下面は、X−Y面に沿った平面とされている。
第1立上部44は、載置部42におけるX方向の一端部(桁梁28が載置される側の端部)からZ方向に立上げられた部位である。また、第1立上部44は、一例として、板部52と、3つのリブ53とを有する。
第2立上部46は、載置部42におけるX方向の他端部(桁梁29側の端部)からZ方向に立上げられた板状部で構成されている。第1立上部46のZ方向の下端部には、一例として、3つの接触部58が設けられている。なお、第1立上部46に接触部58が設けられることとは、第1立上部46に対して別体の接触部58が固定されることと、第1立上部46に接触部58が一体で形成されることとを含む。
3つの接触部58は、一例として、第2立上部46のY方向の両端部と中央部にそれぞれ1箇所ずつ設けられている。具体的には、接触部58は、一例として、Y方向から見た場合に台形状でかつY方向を厚さ方向とする板状に形成されている。接触部58における台形の下底に相当する部位は、第2立上部46のX方向の外側面におけるZ方向の下端部に溶接されている。接触部58のZ方向の高さをH5とする。高さH5は、一例として、リブ53の高さH3と同程度の高さとされている。言い換えると、高さH5は、一例として、(H2)/2>H5となるように設定されている。また、接触部58は、傾斜面62と、規制面64とを有する。
引掛部48は、一例として、第2立上部46のZ方向の上端部に第2立上部46に連続して設けられている。具体的には、引掛部48は、上壁部49と、縦壁部51とを有する。また、引掛部48は、Y方向から見た場合の形状がL字状とされている。
図8(A)に示すように、屋根ユニット20の輸送において治具40(図3参照)を用いない構成を比較例とする。図8(A)、(B)では、小梁34上に面材26を配置した状態が示されているが、実際の輸送時には面材26は取外されている。屋根ユニット20の桁梁28は、荷台18上に載置されている。なお、図8(A)、(B)では、桁梁28側のみが示されているが、桁梁29(図3参照)側は同様の構成であるため、図示及び説明を省略する。
次に、本実施形態の治具40の作用について説明する。
図4(A)及び図6(A)に示すように、屋根ユニット20の桁梁28と桁梁29との間の空間部23に、治具40の第1立上部44及び載置部42が、第1立上部44、載置部42の順で挿入される。そして、第1立上部44は、桁梁28の下側に配置される。桁梁28及び桁梁29は、図示しない支持部材によって支持されることで、予め地面に対して上側に配置されている。また、治具40は、図示しないクレーンによって吊下げられている。なお、屋根ユニット20の輸送では、一例として、2つの治具40(図2参照)が用いられるが、2つの治具40は同様の構成である。このため、一方の治具40について説明し、他方の治具40の説明を省略する。
図7(B)に示す屋根ユニット20の輸送時(輸送途中)において、屋根ユニット20には、車両16の本体から荷台18を介してZ方向の振動が伝わる。このとき、既述の比較例のように、桁梁28の下部及び桁梁29の下部が、それぞれ外側に向けて移動(変位)する可能性がある。
図9には、第1変形例としての治具70と、屋根ユニット80とが示されている。なお、前記の実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記の実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。治具70は、建物用ユニット輸送治具の一例である。屋根ユニット80は、建物用ユニットの一例である。
図10には、第2変形例としての治具90と、屋根ユニット20とが示されている。なお、前記の実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記の実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。治具90は、建物用ユニット輸送治具の一例である。
桁梁28、29は、チャンネル鋼に限らず、H形鋼やI形鋼であってもよい。H形鋼やI形鋼の場合は、内側面、外側面として、下フランジ又は上フランジの端面を設定すればよい。
16 車両(輸送手段の一例)
18 荷台
20 屋根ユニット(建物用ユニットの一例)
28 桁梁(第1構成部材の一例)
28D 外側面(第1外側面の一例)
29 桁梁(第2構成部材の一例)
29D 外側面(第2外側面の一例)
29E 端面(内側面の一例)
34 小梁(架設部材の一例)
40 治具(建物用ユニット輸送治具の一例)
42 載置部
44 第1立上部
46 第2立上部
48 引掛部
56 接触面
58 接触部
62 傾斜面
70 治具(建物用ユニット輸送治具の一例)
80 屋根ユニット(建物用ユニットの一例)
90 治具(建物用ユニット輸送治具の一例)
Claims (4)
- それぞれ一方向に長尺とされ該一方向と交差する交差方向に間隔をあけて並ぶ第1構成部材及び第2構成部材と、前記一方向及び前記交差方向のそれぞれと直交する上下方向における前記第1構成部材の上部と前記第2構成部材の上部とに架設される架設部材と、を有する建物用ユニットを、輸送手段の荷台に載せて輸送するための建物用ユニット輸送治具であって、
前記交差方向に延在され、前記荷台に載置されると共に前記第1構成部材が載置される載置部と、
前記載置部における前記交差方向の一端部から立上げられ、前記第1構成部材の前記交差方向の第1外側面と対向する第1立上部と、
前記載置部の前記交差方向の他端部から立上げられ、前記第2構成部材の前記交差方向の内側面と対向する第2立上部と、
前記第2立上部に設けられ、前記第2構成部材に前記上下方向の上側から引掛けられることで前記第2構成部材の前記交差方向の第2外側面と対向する引掛部と、
を有する建物用ユニット輸送治具。 - 前記第2立上部には、前記第2構成部材に向けて張出され前記第2構成部材の前記内側面と接触する接触部が設けられている請求項1に記載の建物用ユニット輸送治具。
- 前記接触部は、前記上下方向の下側が上側よりも前記第2構成部材に近付くように傾斜された傾斜面を有する請求項2に記載の建物用ユニット輸送治具。
- 前記第1立上部は、前記上下方向の下側が上側よりも前記第1構成部材に近付くように傾斜され前記第1外側面と接触する接触面を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の建物用ユニット輸送治具。
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