JP6690255B2 - 情報入力装置及び窓口端末装置 - Google Patents

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本発明は、鉄道の駅等の窓口に配置される窓口端末装置及び情報入力装置に関するものである。
鉄道の駅等において切符等の券類を発行する窓口には、係員等の操作者が顧客と対面しながら操作する窓口端末装置が設置されている。
この窓口端末装置は、操作者が情報入力装置によって、顧客から預かった切符又はクレジットカード等の媒体から媒体情報を読み取るとともに、券発行取引に必要な取引情報を入力し、これらの情報に基づいて所望とする券を発行できるようになっている(例えば、特開2011−204049号公報(特許文献1)参照)。
図16は、従来の窓口端末装置の斜視図である。図16に示すように、従来の窓口端末装置101は、情報入力装置110及び発行装置120から構成される。そして、情報入力装置110には、操作者への操作ガイダンス等の表示或いは更に入力を行う操作表示部111、媒体を挿入し媒体情報を読み取って排出する媒体挿入排出口114、拡張操作部112としてキーボード入力を行うキーボード入力部115を備える。また、発行装置120には、発行される券を出力する券発行口121、発行されるレシートを出力するレシート発行口122が配置された構成となっている。
特開2011−204049号公報
しかしながら、上記の構成の情報入力装置110を備える窓口端末装置101では、以下の問題があった。即ち、顧客から預かったクレジットカード等の媒体を用いて新券を発行する場合では、当該媒体の媒体情報を読み取った後に、当該媒体をテーブル上に置いたまま次の操作を行うので、当該媒体を紛失したり顧客への返却を忘れたりする問題があった。また、当該媒体が、操作者と対面している顧客の視野から外れて見えなくなることがあり、操作者による不正行為の誘発、その虞に対する顧客の不安の発生などの問題もあった。
また、既発行の切符等の媒体、即ち旧券の内容を変更又は解約する場合では、当該媒体の内容を入力するときに、操作者が当該媒体を手で持ちながら又はテーブル上に置いた状態で入力するために操作者の目線の移動が大きく生じるので、操作者の誤入力を誘発するという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、顧客から預かった媒体を用いて操作者が取引を行う情報入力装置において、当該媒体の紛失を防止するとともに当該媒体の返却忘れを防止する情報入力装置を提供することを目的とする。同時に、操作者による不正行為を抑制して顧客の不安を解消するとともに、操作者の誤入力をも防止できる情報入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に関する情報入力装置は、顧客から預かった媒体を用いて取引を行う情報入力装置において、前記取引のガイド情報を表示する情報表示部と、前記情報表示部に隣接して設けられ、前記取引の取引情報を入力する情報入力部と、前記情報入力部に隣接して設けられ、前記媒体の媒体情報を読取る媒体情報読取部と、前記媒体情報読取部とは異なる位置でかつ前記情報入力部の上側隣接する位置に設けられ、前記取引中前記媒体を載置した状態で媒体の表面を視認でき、前記取引終了後は前記媒体を取り上げることができる媒体載置部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、媒体を用いた取引のガイド情報を表示する情報表示部と、前記情報表示部に隣接して設けられ、前記取引の取引情報を入力する情報入力部と、前記情報入力部に隣接して設けられ、前記媒体の媒体情報を読取る媒体情報読取部と、前記情報入力部の上側に隣接して設けられ、前記取引中には前記媒体を載置し、前記取引終了後は取り上げることができる媒体載置部を有する構成とした。従って、顧客から預かった媒体を用いて取引を行う情報入力装置において、顧客から預かった媒体の紛失を防止するとともに前記媒体の返却忘れを防止することができる。同時に、操作者による不正行為を抑制して顧客の不安を解消するとともに、操作者の目線の移動を少なくして操作者の誤入力をも防止することができるという効果を有する。
第1の実施の形態に関する窓口端末装置の斜視図である。 第1の実施の形態に関する情報入力装置の拡張操作部の側面図である。 第1の実施の形態に関する窓口端末装置の斜視図である。 第2の実施の形態に関する窓口端末装置の機能ブロック図である。 第2の実施の形態に関する窓口端末装置の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態に関する窓口端末装置の取引選択画面を示す説明図である。 第2の実施の形態に関する窓口端末装置の媒体操作ガイド画面を示す説明図である。 第3の実施の形態に関する窓口端末装置の拡張操作部の斜視図である。 第3の実施の形態に関する窓口端末装置の拡張操作部の側面図である。 第3の実施の形態に関する窓口端末装置の機能ブロック図である。 第3の実施の形態に関する窓口端末装置の動作を説明するフローチャートである。 第3の実施の形態に関する窓口端末装置の媒体操作ガイド画面を示す説明図である。 第4の実施の形態に関する窓口端末装置の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態の変形例に関する媒体載置部の側面図である。 実施の形態の他の変形例に関する媒体載置部の説明図である。 従来の窓口端末装置の斜視図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。先ず、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成を説明する。図1は第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の斜視図である。窓口端末装置1は、鉄道の駅等に設置され、係員等の操作者が顧客と対面しながら切符等の券類としての新券を発行する。窓口端末装置1は、窓口において操作者が座ったまま操作可能なように卓上に置かれる。図1に示すように、窓口端末装置1は、操作者が入力操作を行う情報入力装置10及び当該情報入力装置10の下側に設けられ、券類としての新券の発行を行う発行装置20から構成される。
上側の情報入力装置10は、情報表示部としての操作表示部11と、操作表示部11に隣接して設けられた拡張操作部12を有する。そして、後述するように拡張操作部12は、媒体載置部13、媒体情報読取部14及び取引情報を入力する情報入力部としてのキーボード入力部15から構成されている。
一方、下側の発行装置20は、券類としての新券の出力口として券発行口21a及び発行されるレシートの出力口として発行口22aを備える。また、顧客から預かる媒体としてのカードを挿入する挿入排出口14−2を有する。
操作表示部11は、画面が操作者側に向かっており、若干傾斜して設けられる。操作表示部11は、媒体を用いた取引のガイド情報として操作者への操作ガイダンス等の表示又は入力を行うものである。即ち、操作表示部11は、液晶表示装置の上に透明タッチパネルを積層して構成し、操作者への操作ガイダンスの表示及び操作者が所望の入力を行えるようになっている。この入力は、操作者の指でタッチし又はスライドさせることにより、選択等の入力又は操作画面のスライドなどを行うことができる。
次に、拡張操作部12の構成を説明する。拡張操作部12は、操作表示部11の右側に隣接して設けられ、操作面は操作表示部11の画面の延長面上に形成される。即ち、操作面は操作者側に向かっており、操作表示部11と同じ傾斜角で若干傾斜して設けられる。
拡張操作部12の媒体載置部13については後述する。拡張操作部12の媒体情報読取部14は、次に説明するキーボード入力部15の右側に隣接して設けられる。媒体情報読取部14は顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1に具備された磁気ストライプに記録された媒体情報としてのクレジットカード番号を読み取るものである。媒体情報読取部14は、クレジットカードM1を挿入し矢印A方向に、即ち上から下へスライドさせるスリット14−1を備え、このスリット14−1に沿って情報読取ヘッドが配置された構成となっている。なお、媒体情報読取部14は、クレジットカードM1の磁気ストライプに媒体情報を書き込む機能を備えたものであってもよい。
拡張操作部12のキーボード入力部15は、操作表示部11の右側に隣接して設けられる。キーボード入力部15は、操作表示部11に表示されるガイド情報に従って取引情報を入力するものである。キーボード入力部15は、「0」〜「9」からなるテンキー、記号キー及びカーソル移動キーなどが配置される。
図2は、第1の実施の形態に関する情報入力装置10の拡張操作部12の側面図である。図2(a)に示す情報入力装置10の拡張操作部12は図1の矢印X方向から見た図である。図2(b)に示す媒体載置部13は図2(a)に示す拡張操作部12の一部拡大図である。
拡張操作部12の媒体載置部13は、傾斜した拡張操作部12のキーボード入力部15の上側に隣接して設けられる。媒体載置部13は、操作者が、顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1を取引中に一時的に載置し、取引終了後は取り上げることができるものである。
媒体載置部13は、拡張操作部12の筐体に設けられ、クレジットカードM1を載置する平面としての載置面131と、クレジットカードM1を載置面131から滑落するのを係止する係止部132からなる。更に、係止部132は、載置面131から垂直に伸びる垂直部133及び垂直部133から載置面131に平行に伸びる平行部134からなるL字形状となしている。図2(b)に示すように、媒体載置部13に媒体としてのクレジットカードM1が載置されている状態では、クレジットカードM1は載置面131及び係止部132の垂直部133の両方に接して載置されていることになる。このように係止部132は、媒体としてのクレジットカードM1を載置できるように拡張操作部12に固定されるものである。
媒体載置部13の係止部132は、拡張操作部12の筐体の一部としてモールドによって形成してもよいし、L字形状に形成した金具又は合成樹脂材を拡張操作部12にネジ等にて固定するようにしてもよい。
媒体載置部13の係止部132は、金属等の不透明な材料で構成する場合は、クレジットカードM1に印刷等された情報が操作者から見えるように、平行部134の高さLhは3mm〜5mm程度とするのがよい。一方、媒体載置部13の係止部132の垂直部133の厚さ方向の隙間Ltは、クレジットカードM1を挟持又は載置できるように0.6mm〜1mm程度とするのがよい。
また、媒体載置部13の係止部132は、一部又は全部をプラスティック等の透明な合成樹脂材にて形成することもできる。この場合、係止部132の平行部134の高さLhについてもクレジットカードM1に印刷等された情報を操作者から見ることができる。従って、平行部134の高さLhは5mm以上とすることができる。また、係止部132の平行部134を凸形状のレンズ形状としてクレジットカードM1に印刷等された情報などを拡大できるようにしてもよい。
以上のように、情報入力装置10は、情報表示部としての操作表示部11の右側に隣接して情報入力部としてのキーボード入力部15を配置する。更に、キーボード入力部15の右側に隣接して媒体情報読取部14を配置し、キーボード入力部15の上側に隣接して媒体載置部13を配置した構成となっている。
このような構成とすることにより、媒体としてのクレジットカードM1を用いて新券21bを発行する場合では、媒体載置部13が媒体情報読取部14の近くに配置されているので、媒体情報を読み取った後にクレジットカードM1を直ちに媒体載置部13に載置することができる。
また、媒体載置部13は、キーボード入力部15の上側に隣接して設けられるので、媒体載置部13に載置した媒体としてのクレジットカードM1が操作者の視野に常に入るようにすることができ、操作者の目線の移動を少なくして操作者の誤入力をも防止することができる。
更に、媒体載置部13はキーボード入力部15の上側に隣接して配置されているため、載置したクレジットカードM1が操作者と対面、又は近接している顧客の視野からも外れることがなく、操作者による不正を抑制できると同時に顧客を安心させることもできる。
更に、媒体としての旧券M2の内容を変更又は解約する場合では、旧券M2を媒体載置部13に置き、旧券M2に印刷された媒体情報を確認しながら、媒体載置部13の下側にあるキーボード入力部15で取引情報を入力することができる。これにより、操作者の目線の移動を少なくして操作者の誤入力をも防止することができる。
次に、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1における操作を説明する。図3は、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の斜視図である。先ず、新券21bを発行する場合では、操作者は、顧客から所望とする新券21bの内容を聞き、操作表示部11及びキーボード入力部15を操作し、乗車日、乗車区間、人数等の取引情報を入力する。
次に、顧客から媒体としてのクレジットカードM1を預かり、媒体情報読取部14のスリット14−1に挿入し、図3に示す矢印A方向に、即ち上から下に向けてスライドさせてクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取らせる。そして、クレジットカードM1を矢印B方向から媒体載置部13に置いた後、操作表示部11及びキーボード入力部15を操作して顧客が所望とする新券21bの発行及びその決済処理を行う。
次に、操作者は、券発行口21aから出力された新券21b及びレシート発行口22aから出力されたレシート22bを抜き取るとともに、媒体載置部13に置いたクレジットカードM1を取り上げ、新券21b及びレシート22bとともに顧客に渡す。
また、媒体としての旧券M2の内容を変更又は解約する場合では、操作者は、顧客から旧券M2を預かり、旧券M2を媒体載置部13に矢印B方向から載置する。そして、媒体載置部13に置いた旧券M2の券面を確認しながら、操作表示部11及びキーボード入力部15を用いて、旧券M2の内容の変更又は解約の操作を行う。最後に、操作者は旧券M2を媒体載置部13から取り上げて回収する。
その際、払戻金の返金又は払戻し手数料の徴収等の決済処理において、顧客より媒体としてのクレジットカードM1を預かる場合は、前述と同様に行う。即ち、クレジットカードM1を媒体情報読取部14のスリット14−1に挿入し、クレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取らせる。そして、媒体載置部13が媒体情報読取部14の近くに設けられているため、媒体情報を読み取ったクレジットカードM1を直ちに媒体載置部13に載置することができる。そして、クレジットカードM1を媒体載置部13に置いた後、操作表示部11及びキーボード入力部15を操作して決済処理を行う。
以上のように、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の情報入力装置10によれば、操作表示部11の右側に隣接してキーボード入力部15を配置し、キーボード入力部15の右側に隣接して媒体情報読取部14を配置し、キーボード入力部15の上側に隣接して媒体載置部13を配置する構成としたので、媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2の紛失を防止するとともにクレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。同時に、操作者による不正行為を抑制して、顧客の不安を解消するとともに、操作者の誤入力をも防止することができる。更に、旧券変更処理の場合においては、旧券M2は返却する必要がないが、旧券M2の紛失が防止できるので、旧券変更処理が終了したとき、確実に回収することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成を説明する。第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成は、図1及び図2を用いて説明した第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の制御系の構成を説明する。図4は、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の機能ブロック図である。
制御部40は、CPU40a及びメモリ40bから構成される。CPU40aは、情報入力装置10を構成する操作表示部11、媒体情報読取部14及びキーボード入力部15、更に発行装置20を構成する発券部21及びレシート発行部22等の制御を行う。メモリ40bは、券発行及びレシート発行等を行うためのプログラム及び制御パラメータ並びにプログラム実行時に発生するデータ等を記憶する。
操作表示部11は、制御部40の制御に基づいて、取引に関する情報として操作者への操作ガイダンスの表示を行い、操作者の入力を受付ける。拡張操作部12の媒体情報読取部14は、制御部40の制御に基づいて、媒体がクレジットカードM1であった場合に、磁気ストライプに記録された媒体情報を読み取る。拡張操作部12のキーボード入力部15は、操作表示部11に表示されるガイド情報に従って、操作者によって入力された取引情報を受付け、制御部40に送出する。
発券部21は、操作者が入力した取引情報に基づいて顧客が所望とする切符等を発行し、券発行口21aより出力する。レシート発行部22は、取引履歴を印字したレシート22bを発行し、レシート発行口22aより出力する。
次に、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明する。図5は、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明するフローチャートである。顧客が新券の発行又は旧券の変更等のために窓口に来ると、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1は、操作者の操作によって以下の動作を開始する。
ステップS101:最初に、制御部40は、操作表示部11によって、顧客が所望とする取引を選択可能とする取引選択画面を表示する。図6は、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の取引選択画面101を示す説明図である。制御部40は、図6に示すように、取引選択ボタンとして新券発行ボタン101a及び旧券変更ボタン101bを取引選択画面101に表示する。そして、操作者によって、この取引選択画面101が参照され、顧客が所望とする取引が選択される。
(新券発行処理の場合)
ステップS102:そして、操作者によって新券発行ボタン101aが選択された場合では、制御部40は、媒体情報読取部14によって、操作者が顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取らせる。このときの操作者の操作は、図3を用いて説明した第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の操作と同様である。そして、制御部40は、媒体情報読取部14によって、読取が行われたかどうか監視する。読取が行われると、次のステップへ移行する。
ステップS103:次に、制御部40は、操作表示部11によって、クレジットカードM1を媒体載置部13に載置することを促すガイダンスを表示させる。図7は、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の媒体操作ガイド画面102を示す説明図である。
図7に示すように、制御部40は、操作表示部11によって、媒体操作ガイド画面102としてクレジットカードM1を媒体載置部13に載置するように促す媒体操作ガイダンス102aを表示する。媒体操作ガイダンス102aは、例えば、「カードを媒体載置部に置いてください。」と表示する。このとき、媒体載置部13の位置を明らかにするイラスト102bを表示するのがよい。
ステップS104:そして、制御部40は、選択された取引を実行する。このときは、制御部40は、操作表示部11によって、媒体操作ガイド画面102を非表示とする。操作者によって新券発行ボタン101aが選択された場合では、制御部40は、操作表示部11及び拡張操作部12のキーボード入力部15によって入力された顧客が所望する乗車日、乗車区間、人数等の取引情報に基づいて券発行処理を実行する。
そして、制御部40は、ステップS102において媒体情報読取部14によって読み取ったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報に基づいて決済処理を行う。そして、発券部21にて新券21bを発行し、券発行口21aから出力し、レシート発行部22によって取引履歴等を印字したレシート22bを発行し、レシート発行口22aから出力する。
すると、操作者によって、媒体載置部13に載置されたクレジットカードM1が取り上げられ、新券21b及びレシート22bとともに顧客に渡され、新券21bの発行取引が終了する。
(旧券変更処理の場合)
次に、旧券変更処理の場合を説明する。ステップS101において、操作者によって図6に示す旧券変更ボタン101bが選択された場合では、以下のように動作する。まず、操作者は顧客から媒体としての旧券M2を預かり、そして決済が必要な場合には媒体としてのクレジットカードM1も預かる。
ステップS102:操作者によって旧券変更ボタン101bが選択された場合では、操作者によって、旧券M2に印刷等された媒体情報に基づいて取引情報がキーボード入力部15によって入力される。制御部40は、入力された取引情報を取得する。
一方、旧券変更処理のうち方向変更又は払戻しのときは、決済処理のために媒体としてのクレジットカードM1が必要となるので、以下の動作となる。即ち、制御部40は、媒体情報読取部14によって、操作者が顧客から預かったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取らせる。このときの操作者の操作は、図3を用いて説明した第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の操作と同様である。そして、制御部40は、媒体情報読取部14によって、読取が行われたかどうか監視する。読取が行われると、次のステップへ移行する。
ステップS103:次に、制御部40は、操作表示部11によって、クレジットカードM1及び旧券M2を媒体載置部13に載置することを促すガイダンスを表示させる。
図7に示した媒体操作ガイド画面102の媒体操作ガイダンス102aには、この場合は、「カード及び旧券を媒体載置部に置いてください。」と表示する。このとき、媒体載置部13の位置を明らかにするイラスト102bを表示するのがよい。
ステップS104:そして、制御部40は、選択された取引を実行する。このときは、制御部40は、操作表示部11によって、媒体操作ガイド画面102を非表示とする。操作者によって旧券変更ボタン101bが選択された場合なので、制御部40は、操作表示部11及び拡張操作部12のキーボード入力部15によって入力された顧客が所望する乗車日、乗車区間、人数等の取引情報に基づいて旧券変更処理を実行する。
そして、制御部40は、ステップS102において媒体情報読取部14によって読み取ったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報に基づいて決済処理を行う。そして、発券部21にて新券21bを発行し、券発行口21aから出力し、レシート発行部22によって取引履歴等を印字したレシート22bを発行し、レシート発行口22aから出力する。
すると、操作者によって、媒体載置部13に載置されたクレジットカードM1が取り上げられ、新券21b及びレシート22bとともに顧客に渡さる。最後に、操作者は旧券M2を媒体載置部13から取り上げて回収することにより、旧券変更処理が終了する。
以上のように、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の情報入力装置10によれば、媒体情報読取部14によって媒体としてのクレジットカードM1の媒体情報を読み取った後に、クレジットカードM1を常に視野に入る媒体載置部13に載置するように促すガイダンスを操作表示部11に表示するようにしたので、媒体載置部13にクレジットカードM1を載置させてクレジットカードM1を返却し忘れないようにすることができる。更に、旧券変更処理の場合においては、旧券M2は返却する必要がないが、旧券M2の紛失が防止できるので、旧券変更処理が終了したとき、旧券M2を確実に回収することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成を説明する。図8は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の拡張操作部12の斜視図である。第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の媒体載置部13は、媒体としてのクレジットカードM1の載置の有無を検出する媒体検出センサ16を備えるものである。
第3の実施の形態に関する窓口端末装置1は、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1と同様に、情報入力装置10及び発行装置20から構成される。第3の実施の形態に関する情報入力装置10は、第1の実施の形態に関する情報入力装置10と同様に、情報表示部としての操作表示部11と、操作表示部11の右側に隣接して設けられた拡張操作部12を有する。そして、拡張操作部12は、媒体載置部13、媒体情報読取部14及び取引情報を入力する情報入力部としてのキーボード入力部15から構成されている。
拡張操作部12の媒体情報読取部14は、キーボード入力部15の右側に隣接して設けられる。媒体情報読取部14は顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1に具備された磁気ストライプに記録された媒体情報としてのクレジットカード番号を読み取るものである。媒体情報読取部14は、クレジットカードM1を挿入し矢印A方向にスライドさせるスリット14−1を備え、このスリット14−1に沿って情報読取ヘッドが配置された構成となっている。
拡張操作部12のキーボード入力部15は、操作表示部11の右側に隣接して設けられる。キーボード入力部15は、操作表示部11に表示されるガイド情報に従って取引情報を入力するものである。キーボード入力部15は、「0」〜「9」からなるテンキー、記号キー及びカーソル移動キーなどが配置される。
図9は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の拡張操作部12の側面図である。図9に示す拡張操作部12は図8に示す矢印X方向から見た図である。拡張操作部12の媒体載置部13は、傾斜した拡張操作部12のキーボード入力部15の上側に隣接して設けられる。媒体載置部13は、操作者が、顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1を取引中に一時的に載置し、取引終了後は取り上げることができるものである。
媒体載置部13は、拡張操作部12の筐体のうちクレジットカードM1を載置する平面としての載置面131と、クレジットカードM1を載置面131からすべり落ちるのを係止する係止部132からなる。更に、係止部132は、載置面131から垂直に伸びる垂直部133及び垂直部133から載置面131に平行に伸びる平行部134からなるL字形状となしている。このように係止部132は、媒体としてのクレジットカードM1を載置できるように拡張操作部12に固定したものである。
媒体載置部13の媒体検出センサ16は、透過型光学センサであり、発光部16aと受光部16bからなる。発光部16aは媒体載置部13の平行部134に埋め込まれ、受光部16bは拡張操作部12の筐体のうちの載置面131に埋め込まれている。この媒体検出センサ16は、媒体としてのクレジットカードM1が媒体載置部13に載置されると、発光部16aからの光が遮断されて受光部16bの出力が変化する。なお、発光部16aと受光部16bは、入れ替えて配置する構成としてもよい。また、媒体検出センサ16は、反射型光学センサとしてもよい。この場合、媒体検出センサ16は、媒体載置部13に載置されるクレジットカードM1に対向する位置であれば載置面131又は平行部134のいずれの位置に配置してもよい。
その他の構成は第1の実施の形態に関する窓口端末装置1と同様であるので簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の制御系の構成を説明する。図10は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の機能ブロック図である。図10に示すように、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の制御系の構成は、第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の制御系の構成において、媒体検出部17を備えたものである。媒体検出部17は媒体検出センサ16によってクレジットカードM1の載置の有無を検出する。媒体検出部17は、上記受光部16bの出力の変化を検出することによって、クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されているか否かを検出するものである。その他の構成は第2の実施の形態に関する窓口端末装置1の制御系の構成と同様であるので簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明する。図11は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明するフローチャートである。顧客が新券の発行又は旧券の変更等のために窓口に来ると、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1は、操作者の操作によって以下の動作を開始する。
ステップS201:最初に、制御部40は、操作表示部11によって、図6に示した第2の実施の形態に関する窓口端末装置1と同様に、顧客が所望とする取引を選択可能とする取引選択画面101を表示する。即ち、制御部40は、取引選択ボタンとしての新券発行ボタン101a及び旧券変更ボタン101bを取引選択画面101に表示する。そして、操作者によって、この取引選択画面101が参照され、顧客が所望とする取引が選択される。
(新券発行処理の場合)
ステップS202:そして、操作者によって新券発行ボタン101aが選択された場合では、制御部40は、媒体情報読取部14によって、操作者によって顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1の媒体情報を読み取る。このときの媒体としてのクレジットカードM1の操作は、図3に示した第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の操作と同様である。そして、制御部40は、媒体情報読取部14によって、読取が行われたかどうか監視する。読取が行われると、次のステップへ移行する。
ステップS203:次に、制御部40は、操作表示部11によって、図7に示した第2の実施の形態に関する窓口端末装置1と同様に、媒体操作ガイド画面102として媒体としてのクレジットカードM1を媒体載置部13に載置することを促す媒体操作ガイダンス102aを表示する。
媒体操作ガイダンス102aは、例えば、「カードを媒体載置部に置いてください。」と表示する。このとき、媒体載置部13の位置を明らかにするイラスト102bも表示するのがよい。
ステップS204:そして、制御部40は、選択された取引を実行する。このときは、制御部40は、操作表示部11によって、媒体操作ガイド画面102を非表示とする。即ち、操作者によって新券発行ボタン101aが選択された場合では、制御部40は、操作表示部11及び拡張操作部12のキーボード入力部15によって入力された顧客が所望する乗車日、乗車区間、人数等の取引情報に基づいて券発行処理を実行する。
そして、制御部40は、ステップS202において媒体情報読取部14によって読み取ったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報に基づいて決済処理を行う。そして、発券部21にて新券21bを発行し券発行口21aから出力し、レシート発行部22によって取引履歴等を印字したレシート22bを発行してレシート発行口22aから出力する。
ステップS205:次に、制御部40は、操作表示部11又はキーボード入力部15によって操作者が取引終了を選択するまでウェイト状態とする。通常、この間に、操作者によって、媒体載置部13に載置されたクレジットカードM1が取り上げられ、新券21b及びレシート22bとともに顧客に渡される。
ステップS206:取引終了が選択されると、制御部40は、媒体検出部17によって、クレジットカードM1が媒体載置部13から取り上げられたかどうかを検出する。そして、制御部40は、媒体検出部17によって、クレジットカードM1が媒体載置部13から取り上げられたことを検出したときは、本取引を終了し、次の取引に移行する。
一方、制御部40は、媒体検出部17によって、クレジットカードM1が媒体載置部13から取り上げられていないことを検出したときは、ステップS207に進む。
ステップS207:クレジットカードM1が媒体載置部13から取り上げられていないことを検出したときは、制御部40は、操作表示部11によって、クレジットカードM1を取り上げて顧客に返却するように促すガイダンスを表示する。更に、クレジットカードM1が媒体載置部13から取り上げられるまで、次の処理に移行しない。
図12は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の媒体操作ガイド画面201を示す説明図である。図12に示すように、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の操作表示部11には、媒体操作ガイド画面201として、操作者にクレジットカードM1を媒体載置部13から取り上げて顧客に返却するように促す媒体操作ガイダンス201aを表示する。
媒体操作ガイダンス201aは、例えば、「媒体載置部のカードをお客様に返却してください」と表示する。このとき、媒体載置部13の位置を明らかにするイラスト201bを表示するのがよい。
このように取引を終了する時にステップS206において、媒体検出部17によって媒体としてのクレジットカードM1が置かれたままであることを検出したときは、クレジットカードM1を取り上げるように促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにする。従って、媒体としてのクレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。
すると、操作者によって、媒体載置部13に載置されたクレジットカードM1が取り上げられ、顧客に渡される。これにより新券21bの発行取引が終了する。
(旧券変更処理の場合)
次に、旧券変更処理の場合を説明する。
ステップS201:操作者によって図6に示す旧券変更ボタン101bが選択された場合では、以下のように動作する。まず、操作者は顧客から媒体としての旧券M2を預かり、そして決済が必要な場合にはクレジットカードM1も預かる。
ステップS202:操作者によって、旧券M2に印刷等された媒体情報に基づいて取引情報がキーボード入力部15によって入力される。制御部40は、入力された取引情報を取得する。
一方、旧券変更処理のうち方向変更又は払戻しのときは、媒体としてのクレジットカードM1による決済が必要となるので、以下の動作となる。即ち、制御部40は、媒体情報読取部14によって、操作者が顧客から預かったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取らせる。このときの操作者の操作は、図3を用いて説明した第1の実施の形態に関する窓口端末装置1の操作と同様である。そして、制御部40は、媒体情報読取部14によって、読取が行われたかどうか監視する。読取が行われると、次のステップへ移行する。
ステップS203:次に、制御部40は、操作表示部11によって、クレジットカードM1及び旧券M2を媒体載置部13に載置することを促すガイダンスを表示させる。
図7に示した媒体操作ガイド画面102の媒体操作ガイダンス102aには、この場合は、「カード及び旧券を媒体載置部に置いてください。」と表示する。このとき、媒体載置部13の位置を明らかにするイラスト102bを表示するのがよい。
ステップS204:そして、制御部40は、選択された取引を実行する。このときは、制御部40は、操作表示部11によって、媒体操作ガイド画面102を非表示とする。操作者によって旧券変更ボタン101bが選択された場合では、制御部40は、操作表示部11及び拡張操作部12のキーボード入力部15によって入力された顧客が所望する乗車日、乗車区間、人数等の取引情報に基づいて券発行処理を実行する。
そして、制御部40は、ステップS202において媒体情報読取部14によって読み取ったクレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報に基づいて決済処理を行う。そして、発券部21にて新券21bを発行し、券発行口21aから出力し、レシート発行部22によって取引履歴等を印字したレシート22bを発行し、レシート発行口22aから出力する。
ステップS205〜ステップS206:旧券M2の変更取引を実行すると、制御部40は、媒体載置部13に旧券M2が置かれたままかどうかを媒体検出部17によって監視する。
ステップS207:媒体としてのクレジットカードM1及び旧券M2が置かれたままのときは、制御部40は、媒体操作ガイダンス201aとして、操作表示部11にクレジットカードM1及び旧券M2を媒体載置部13から取り上げることを促すガイダンスを表示する。例えば、「媒体載置部の旧券及びカードを取ってください。」などのガイダンスを表示する。更に、媒体としてのクレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13から取り上げられるまで、次の処理に移行しない。
このように取引を終了する時にステップS206において、媒体検出部17によって媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2が置かれたままであることを検出したときは、クレジットカードM1及び旧券M2を取り上げるように促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにする。従って、媒体としてのクレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。
そして、制御部40は、媒体載置部13から旧券M2が取り上げられたことを媒体検出部17によって検出すると、旧券変更処理を終了する。このとき、操作者によって、新券21bがレシート22bとともに顧客に渡される。そして、最後に、操作者は旧券M2を媒体載置部13から取り上げて回収することにより、旧券変更処理が終了する。
以上のように、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の情報入力装置10によれば、媒体検出センサ16によって媒体載置部13の媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2の有無を検出する媒体検出部17を設ける。そして、取引を終了する時に媒体検出部17によってクレジットカードM1が載置されたままであることを検出したときは、クレジットカードM1を取り上げるように促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにしたので、クレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成および制御系の構成は、第3の実施の形態に関する窓口端末装置1の構成および制御系の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
第4の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明する。図13は、第4の実施の形態に関する窓口端末装置1の動作を説明するフローチャートである。顧客が新券の発行又は旧券の変更等のために窓口に来ると、第4の実施の形態に関する窓口端末装置1は、操作者の操作によって以下の動作を開始する。
(新券発行処理の場合)
ステップS301〜S303:前記ステップS201〜S203と同じである。
ステップS304:次に、制御部40は、媒体検出部17によって、クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されたかどうかを監視する。クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されたことが検出されないときは、操作者にクレジットカードM1を媒体載置部13に置かせる旨の媒体操作ガイダンス102aを表示したままとし、クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されたことを検出するまで取引を実行しない。
一方、クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されたことが検出されたときは、ステップS305に移行する。
このようにステップS304において、媒体検出部17によってクレジットカードM1が媒体載置部13に載置されないことを検出したときは、取引を実行しないようにしたので、クレジットカードM1の返却忘れを防止できる。
ステップS305〜S308:前記ステップS204〜S207と同じである。
ステップS308によれば、このように取引を終了する時にステップS307において、媒体検出部17によって媒体としてのクレジットカードM1が置かれたままであることを検出したときは、クレジットカードM1を取り上げるように促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにする。従って、媒体としてのクレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。
(旧券変更処理の場合)
次に、旧券変更処理の場合を説明する。ステップS301において、操作者によって図6に示す旧券変更ボタン101bが選択された場合では、以下のように動作する。
ステップS302〜S303:前記旧券変更処理の場合のステップS202〜S203と同じである。
ステップS304:次に、制御部40は、媒体検出部17によって、クレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13に載置されたかどうかを監視する。クレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13に載置されたことが検出されないときは、操作者にクレジットカードM1及び旧券M2を媒体載置部13に置かせる旨の媒体操作ガイダンス102aを表示したままとし、クレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13に載置されたことを検出するまで次の動作に移行しない。
一方、クレジットカードM1が媒体載置部13に載置されたことが検出されたときは、ステップS305に移行する。
このようにステップS304において、媒体検出部17によってクレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13に載置されないことを検出したときは、取引を実行しないようにするので、クレジットカードM1又は旧券M2の返却忘れを防止できる。
ステップS305〜S306:前記旧券変更処理の場合のステップS204〜S205と同じである。
ステップS307: 旧券M2の変更取引を実行すると、制御部40は、媒体載置部13に媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2が置かれたままかどうかを媒体検出部17によって検出する。
ステップS308:媒体載置部13に媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2が置かれたままのときは、制御部40は、媒体操作ガイダンス201aとして、操作表示部11にクレジットカードM1及び旧券M2を媒体載置部13から取り上げることを促すガイダンスを表示する。例えば、「媒体載置部の旧券及びカードを取ってください。」などのガイダンスを表示する。更に、媒体としてのクレジットカードM1及び旧券M2が媒体載置部13から取り上げられるまで、次の処理に移行しない。
このように取引を終了する時にステップS308において、クレジットカードM1及び旧券M2の返却を促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにするので、媒体としてのクレジットカードM1の返却忘れを防止することができる。
そして、制御部40は、媒体載置部13からクレジットカードM1及び旧券M2が取り上げられたことを媒体検出部17によって検出すると旧券変更処理を終了する。このとき、操作者によって、新券21bがレシート22bとともに顧客に渡される。
以上のように、第4の実施の形態に関する窓口端末装置1の情報入力装置10によれば、媒体検出センサ16によって媒体載置部13の媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2の有無を検出する媒体検出部17を設ける。そして、クレジットカードM1又は旧券M2を媒体載置部13に載置することを促すガイダンスを操作表示部11に表示した後に、媒体検出部17によってクレジットカードM1又は旧券M2が媒体載置部13に載置されないことを検出したときは、取引を実行しないようにする。更に、取引を終了する時に媒体検出部17によって媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2が置かれたままであることを検出したときは、クレジットカードM1又は旧券M2を取り上げるように促すガイダンスを操作表示部11に表示するとともに、次の取引に移行できないようにする。従って、クレジットカードM1の返却忘れを防止できるうえ、顧客のクレジットカードM1を紛失することをも防止することができる。
以上の実施の形態に関する窓口端末装置1の説明では、鉄道の駅等の窓口に設置され係員等が操作する窓口端末装置1の情報入力装置10を例として説明したが、本発明の情報入力装置10は、店舗などに設置されるPOS端末(point of sale terminal)等にも適用することができる。
また、媒体の例として、磁気ストライプを備えたクレジットカードM1を例として説明したが、磁気ストライプを備えたキャッシュカード、プリペイドカード等のカードであってもよい。
また、クレジットカードM1は、磁気ストライプに替えて、ICチップを備えたクレジットカードM1であってもよい。図1に示した窓口端末装置1の発行装置の挿入排出口14−2より、ICチップを備えたクレジットカードM1を挿入し、ICチップの情報を読み取るようにしてもよい。
(実施形態の変形例1)
また、媒体情報読取部14は、次に説明するように情報入力装置10の拡張操作部12に設けた他の媒体情報読取部14−3であってもよい。図14は、実施の形態の変形例1に関する媒体載置部の側面図である。実施の形態の変形例1に関するクレジットカードM1は、クレジットカード番号等の媒体情報を格納するICチップを内蔵する。図14に示すように、実施形態の変形例1の情報入力装置10は、媒体載置部13の載置面131に、クレジットカードM1のクレジットカード番号等の媒体情報を読み取る媒体情報読取部14−3が埋め込まれている。
媒体情報読取部14−3は、ICチップ内に記憶された媒体情報を非接触にて読取る非接触ICカードリーダで構成される。なお、媒体情報読取部14−3はICチップに媒体情報を書き込む機能を備えたものであってもよい。その他の構成は、第1の実施の形態に関する窓口端末装置1と同様である。
このように媒体載置部13を備え、更に媒体載置部13の載置面131の下部に媒体情報読取部14−3を設ければ、クレジットカードM1の紛失及び返却忘れを防止できるうえ、クレジットカードM1の媒体情報を読み取るスライド操作をも不要とすることができる。
(実施形態の変形例2)
また、拡張操作部12の媒体載置部13は、操作者が、顧客から預かった媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2を載置しておくためのものであるが、クレジットカードM1及び旧券M2を同時に載置してもよい。同時に載置するためには、重ねて載置してもよいが、クレジットカードM1及び旧券M2を横に並べて載置してもよい。横に並べて載置する場合は、L字形状の係止部132の幅は2倍程度広げて設ければよい。また、クレジットカードM1及び旧券M2を縦に並べて載置する場合は、複数の係止部132を縦に複数設ければよい。
(実施形態の変形例3)
更に、拡張操作部12の媒体載置部13は、以下に説明するように種々の変形例がある。図15は実施の形態の変形例に関する媒体載置部の説明図である。第1の実施の形態の説明において、媒体載置部13は係止部132と載置面131からなり、係止部132は、垂直部133及び平行部134からなることを説明した。変形例3は平行部134を省略する構成である。図15(a)は媒体載置部13の係止部132が垂直部133のみからなることを示す。このようにすれば、比較的簡単な構造で媒体載置部13を構成することができる。
(実施形態の変形例4)
第1の実施の形態の説明において、媒体載置部13の載置面131は、傾斜した拡張操作部12に設けられる。拡張操作部12の傾斜が緩い場合は、媒体載置部13に載置した媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2の券面の確認が困難なときもある。図15(b)は媒体載置部13の載置面131に更にスロープ12−2を設けたことを示す。このようにすれば、媒体載置部13に載置した媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2の券面の確認が容易となる。
(実施形態の変形例5)
図15(c)は媒体載置部13の内部に媒体把持手段としてのスプリング13−1及び把持部13−2を設けたものである。スプリング13−1は一端を係止部132の平行部134に固定され、他端を把持部13−2に固定されている。把持部13−2はスプリング13−1により矢印C方向に付勢されることにより、媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2を把持し、固定することができる。このように、媒体載置部13の内部に媒体把持手段を設けたので、媒体としてのクレジットカードM1又は旧券M2を媒体載置部13の内部に固定することができる。
以上の実施の形態に関する窓口端末装置1の説明では、窓口端末装置1として、情報入力装置10の下側に発行装置20が配置されることを説明したが、発行装置20は必ずしも情報入力装置10の下側に配置されなくてもよい。例えば、発行装置20は、情報入力装置10の横に配置するか、或いは情報入力装置10が配置されるテーブルの下側又は横であってもよい。
1 窓口端末装置
10 情報入力装置
11 操作表示部
12 拡張操作部
13 媒体載置部
132 係止部
14 媒体情報読取部
15 キーボード入力部
16 媒体検出センサ
21b 新券
22b レシート
M1 クレジットカード
M2 旧券

Claims (12)

  1. 顧客から預かった媒体を用いて取引を行う情報入力装置において、
    前記取引のガイド情報を表示する情報表示部と、
    前記情報表示部に隣接して設けられ、前記取引の取引情報を入力する情報入力部と、
    前記情報入力部に隣接して設けられ、前記媒体の媒体情報を読取る媒体情報読取部と、
    前記媒体情報読取部とは異なる位置でかつ前記情報入力部の上側隣接する位置に設けられ、前記取引中前記媒体を載置した状態で媒体の表面を視認でき、前記取引終了後は前記媒体を取り上げることができる媒体載置部を有することを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記媒体載置部は、前記情報入力部の筐体に設けた載置面と、前記載置面からの滑落を係止する係止部からなることを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 前記媒体載置部の前記係止部は、前記載置面から垂直に伸びる垂直部と、前記垂直部から前記載置面に平行に伸びる平行部とからなることを特徴とする請求項2記載の情報入力装置。
  4. 前記媒体載置部の前記係止部は、前記載置面から垂直に伸びる垂直部からなることを特徴とする請求項2記載の情報入力装置。
  5. 前記係止部は、一部又は全部を透明な材料で構成することを特徴とする請求項2記載の情報入力装置。
  6. 前記載置面には、更にスロープが設けられることを特徴とする請求項3記載の情報入力装置。
  7. 前記媒体載置部の前記係止部は、前記媒体を把持する媒体把持手段を有することを特徴とする請求項3記載の情報入力装置。
  8. 前記媒体は、前記媒体情報を記録した磁気ストライプを有し、
    前記媒体情報読取部は、前記磁気ストライプに記録された前記媒体情報を読み取ることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一記載の情報入力装置。
  9. 請求項1記載の情報入力装置において、
    前記媒体情報読取部によって前記媒体の前記媒体情報を読み取った後に、前記媒体を前記媒体載置部に載置することを促すガイダンスを前記情報表示部に表示させる制御部を備えることを特徴とする情報入力装置。
  10. 前記媒体が前記媒体載置部に載置されているか否かを検出する媒体検出部を備え、
    前記制御部は、前記取引を終了する時に前記媒体検出部によって前記媒体の載置を検出したときは、前記媒体を前記媒体載置部から取り上げることを促すガイダンスを前記情報表示部に表示させるとともに、次の取引に移行できないようにすることを特徴とする請求項9記載の情報入力装置。
  11. 前記制御部は、前記媒体を前記媒体載置部に載置することを促す前記ガイダンスを前記情報表示部に表示させた後、前記媒体検出部によって前記媒体の載置を検出しないときは次の動作に移行できないようにすることを特徴とする請求項10記載の情報入力装置。
  12. 請求項1乃至請求項11いずれか一記載の情報入力装置を備えることを特徴とする窓口端末装置。
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