JP2011204049A - 2画面入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2画面入力装置におけるオペレータの作業効率を向上する。
【解決手段】2画面入力装置であって、第1の入力機能付表示器101と、前記第1の入力機能付表示器の操作者が観察可能な第1の方向と、前記第1の方向とは異なる所定の第2の方向とを含む複数の方向に向きを変えることが可能な第2の入力機能付表示器102と、前記第2の入力機能付表示器の向きを検知する検知装置107と、制御部106と、を備え、前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器の向きが前記第2の方向を向いており、かつ、前記第1の入力機能付表示器に対して行われた入力が予め定められた条件を満たした場合に、前記第2の入力機能付表示器への入力を、入力が禁止された状態から入力が可能な状態に切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、2画面入力装置に関し、特に駅窓口や銀行窓口で用いられる窓口端末等で使用される2画面入力装置に関する。
窓口端末としては、オペレータ(店員)側と顧客側にそれぞれタッチパネル付表示器を備え、オペレータだけでなく、顧客が直接商品を選択するPOS端末が知られている(例えば特許文献1)。また、表示器を回転させることによりオペレータ側だけでなく顧客側にも向けることが出来るPOS端末が知られている(例えば特許文献2)。
特開2001−338345号公報 特開平11−39125号公報
しかし、従来のPOS端末では、オペレータが操作中に顧客が操作すると、オペレータの操作が妨げられ、オペレータの作業効率が下がる場合があった。これは、表示器を有する端末に共通する問題であった。さらに、駅の窓口端末で行われる切符の販売においては、料金体系や乗り継ぎ方法が複雑であり、オペレータ側から、オペレータが使用するタッチパネル付表示器とは別に、操作マニュアルを表示する表示器が要望されていた。そうすると、タッチパネル付表示器と、顧客用のタッチパネル付表示器と、操作マニュアルを表示する表示器の3つの表示器が必要となり、設置面積が大きくなるという問題もあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、2画面入力装置の設置面積を大きくすることなく、2画面入力装置におけるオペレータの作業効率を向上すること目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
2画面入力装置であって、第1の入力機能付表示器と、前記第1の入力機能付表示器の操作者が観察可能な第1の方向と、前記第1の方向とは異なる所定の第2の方向とを含む複数の方向に向きを変えることが可能な第2の入力機能付表示器と、前記第2の入力機能付表示器の向きを検知する検知装置と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器の向きが前記第2の方向を向いており、かつ、前記第1の入力機能付表示器に対して行われた入力が予め定められた条件を満たした場合に、前記第2の入力機能付表示器への入力を、入力が禁止された状態から入力が可能な状態に切り換える、2画面入力装置。
この適用例によれば、第1の入力機能付表示器に対する入力が予め定められた条件を満たさないと第2の入力機能付表示器への入力ができないので、第1の入力機能付表示器を利用する利用者(オペレータ)の作業効率を向上させることが可能となる。
[適用例2]
適用例1に記載の2画面入力装置において、前記第2の入力機能付表示器が前記第2の方向を向いている場合には、前記制御部は、前記第1の入力機能付表示器に、前記第1の入力機能付表示器の操作者のための操作画面に加えて前記第2の入力機能付表示器に表示されている表示内容を表示する、2画面入力装置。
この適用例によれば、第1の入力機能付表示器に第2の入力機能付表示器の表示内容と、第1の入力機能付表示器が表示する内容とを表示するので、オペレータの作業効率を向上させることが可能となる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の2画面入力装置において、前記予め定められた条件は、前記第1の入力機能付表示器になされた最も時間的に近い入力後の、予め定められた時間の経過である、2画面入力装置。
この適用例によれば、第1の入力機能付表示器への接触が非接触になってから一定期間は、第2の入力機能付表示器への入力が抑制されるので、第1の入力機能付表示器を利用する利用者(オペレータ)の作業効率を向上させることが可能となる。
[適用例4]
適用例1または適用例2のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器の向きが前記第2の方向を向いている場合において、前記第1の入力機能付表示器の所定の入力キーへの接触が検知されてから、前記接触が非接触となって前記第1の入力機能付表示器への入力が確定するまでの間は、前記第2の入力機能付表示器への入力を無視する、2画面入力装置。
この適用例によれば、第1の入力機能付表示器に入力が実行されている間は、第2の入力機能付表示器への入力が抑制されるので、第1の入力機能付表示器を利用する利用者(オペレータ)の作業効率を向上させることが可能となる。
[適用例5]
適用例1から適用例4のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、前記2画面入力装置は、乗車券の販売用の装置に用いられ、前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器が、前記第2の方向を向いている場合には、前記第2の入力機能付表示器に、経路を選択または確認させるための経路選択確認画面を表示する、2画面入力装置。
[適用例6]
適用例1から適用例5のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、前記2画面入力装置は、乗車券の販売用の装置に用いられ、前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器が、前記第2の方向を向いている場合には、前記第2の入力機能付表示器に、座席を選択または確認させるための座席選択確認画面を表示する、2画面入力装置。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、2画面入力装置の他、駅の窓口端末装置等、様々な形態で実現することができる。
第1の実施例に係る駅の窓口端末装置を示す説明図である。 窓口端末装置のブロック図である。 窓口端末装置の動作フローチャートの一例である。 窓口端末装置の動作フローチャートの一例である。 メインディスプレイに表示される操作画面の一例である。 入力監視サブルーチンの動作フローチャートの一例である。 列車選択時に各ディスプレイに表示される画像の一例である。 座席確認、選択時に各ディスプレイに表示される画像の一例である。 第2の実施例における入力監視サブルーチンの動作フローチャートの一例である。 変形例に係る駅の窓口端末装置を示す説明図である。
第1の実施例:
図1は、第1の実施例に係る駅の窓口端末装置を示す説明図である。図2は、窓口装置のブロック図である。窓口端末装置10は、駅窓口などに設置されている。オペレータ(駅員)は、窓口端末装置10を操作し、顧客が希望する切符の情報の入力や切符の発券を行う。窓口端末装置10はオペレータ用表示器101(第1の入力機能付表示器、以下、「メインディスプレイ101」とも呼ぶ。)と、オペレータ兼顧客用表示器102(第2の入力機能付表示器、以下、「サブディスプレイ102」とも呼ぶ。)と、垂直軸103、カード機構部104と、キーボード105と、制御部106(図では表示せず)と、センサー107と、発券機構部20と、レシート機構部30と、を備える。
メインディスプレイ101は、タッチ入力検知機能をもっている。メインディスプレイ101は、オペレータに対してメッセージや入力操作の誘導画面を表示するとともに、オペレータの操作やキー入力を受け付ける。これらの操作やキー入力は、例えば指で接触、あるいは指で押し下げされることにより実行される。
サブディスプレイ102は、メインディスプレイ101と同様のタッチ入力検知機能をもっている。サブディスプレイ102は、垂直軸103を中心に回転可能に配置されている。サブディスプレイ102は、オペレータの方を向いている場合には、オペレータに対して、例えば、操作マニュアルを表示する。また、サブディスプレイ102は、顧客の方を向いている場合には、例えば、列車や路線の選択や、座席を選択させるための選択画面を表示すると共に、顧客が列車や路線、座席を選択するときの選択入力装置として機能する。
垂直軸103は、前記表示器102を回転する機構であり、前記表示器102の位置をオペレータ側に向ける位置と顧客側に向ける位置のいずれかに選択的に決定する。サブディスプレイ102がオペレータの方を向いているか、あるいは、顧客の方を向いているかは、センサー107により検知することが可能である。
カード機構部104は、カードの挿入または排出機能、及びカードの磁気ストライプやICチップのリードまたはライト機能などを有しており、挿入されたカードに書き込まれているデータを読み取り、あるいは、挿入されたカードに対してデータの書き込みを行う。キーボード105は、オペレータが使用する頻度が高い機能等、特定の機能をハードキーに割り当てたものであり、例えば、0から9まで数字キーや、メニューを呼び出すための機能キーなどを有する。キーボード105のキーと、メインディスプレイ101に表示されるキーは、重複があってもよい。
発券機構部20は、オペレータが窓口端末装置10に入力した切符の情報に基づいて、切符を発券する機能を有する。レシート機構部30はオペレータが行った取引の内容をレシートに印字する機能を有する。
制御部106は、CPU106a、メモリ106bと、プログラム106cと、データ106dと、を備え、各種処理、取引を制御する。データ106dは、例えば、路線データ、時刻表データ、料金データ、座席予約データ等を含んでいる。プログラム106cは、例えば、路線検索プログラム、座席検索プログラム、発券プログラム等、様々なプログラムを含んでいる。例えば、路線検索プログラムは、例えば、路線データ、時刻表データ及び、オペレータが入力する顧客の希望する条件を用いて、列車を検索する。
図3、図4は、窓口端末装置の動作フローチャートの一例である。ここでは、オペレータが窓口端末装置10を操作し、新幹線の路線、乗車駅、降車駅、利用人数までを入力し、続いて、顧客がサブディスプレイ102に表示される空席情報を確認し、顧客自ら空席を選択して、新幹線の切符を購入する場合を例にとり説明する。
サブディスプレイ102は、最初、オペレータの方を向いているものとする。なお、オペレータは、いつでもサブディスプレイ102の向きを、オペレータ側向き、顧客側向きどちらにでも変えることができる。ステップS300では、制御部106(図2)は、メインディスプレイ101に、操作画面を表示する。図5は、メインディスプレイに表示される操作画面の一例である。オペレータは、操作画面に対して入力を行う。操作画面には、例えば、カレンダ日付入力キー101aと、列車番号入力キー101bと、駅選択入力キー101cと、大人小人入力キー101dと、禁煙喫煙入力キー101eと、テンキー101fと、入力結果表示101gと、が表示される。
ステップS305では、制御部106は、サブディスプレイ102に、オペレータへの操作を促すメッセージや列車の運行状況、消耗品の残量などの補助ガイダンスを表示する。制御部106は、例えば、「切符の種類を入力してください」などのオペレータに対して入力操作を促すメッセージを表示し、列車の運行状況(主に遅延など)を表示する。オペレータは、これらのガイダンスを参照しながら、以下に説明する各ステップにおいて、入力キー101a〜101fを用いて顧客の希望を入力する。制御部106は、入力結果を、入力結果表示101gに表示する。
ステップS310では、制御部106は、サブディスプレイ102の向きを検知する。上述したように、オペレータは、いつでもサブディスプレイ102の向きを変えることができるからである。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS315に移行する。ステップS315においては、制御部106は、サブディスプレイ102に様々なメッセージを表示するとともに、顧客からの入力を監視する。なお、表示されるメッセージや、顧客の入力項目は、オペレータが顧客の希望をどの程度窓口端末装置10に入力したか、その入力状況により異なる。また、オペレータは、サブディスプレイ102に表示するメッセージや、顧客の入力項目を選択することが可能である。
図6は、入力監視サブルーチンの動作フローチャートの一例である。ステップS600では、制御部106は、サブディスプレイ102の向きを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS610に移行する。ステップS610においては、制御部106は、サブディスプレイ102に様々なメッセージを表示する。図3に示すステップS300〜S310の間において、オペレータが窓口端末装置10に何も入力していない場合には、「いらっしゃいませ」などのメッセージを表示する。また、制御部106は、現在の列車の運行状況や、座席予約の状況を表示してもよい。
ステップS620において、制御部106は、サブディスプレイ102のタッチ入力機能を有効にする。これにより、顧客がサブディスプレイ102への入力をすることが、可能となる。なお、オペレータによる窓口端末装置10への顧客の希望の入力の状態によっては、顧客から何も入力することがない状態もあり得る。かかる場合には、制御部106は、サブディスプレイ102へのタッチ入力機能を有効にしなくてもよい。
ステップS630では、制御部106は、メインディスプレイ101へのオペレータの接触(タッチ)が現在あるか否かを検知する。オペレータがメインディスプレイ101に接触していない場合には、制御部106は、処理をステップS632に移行し、顧客によるサブディスプレイ102への入力を受け付ける。制御部106は、顧客の入力が完了すると、処理をステップS634に移行し、サブディスプレイ102へのタッチ入力機能を無効にする。
ステップS630において、オペレータが、メインディスプレイ101に接触している場合には、制御部106は、処理をステップS640に移行する。ステップS640では、制御部106は、サブディスプレイ102への顧客の入力があるか否かを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102への顧客の入力があっても、次のステップS650の処理において、顧客の入力を無視し、処理をステップS660に移行する。ステップS660では、オペレータが、メインディスプレイ101への接触を非接触にしたか否かを判断する。オペレータがメインディスプレイ101への接触を非接触にした場合には、制御部106は、処理をステップS670に移行し、メインディスプレイ101への入力を確定する。そして、ステップS680において、制御部106は、サブディスプレイ102へのタッチ入力機能を無効にする。オペレータがメインディスプレイ101への接触を持続している場合には、制御部106は、処理をステップS640に移行する。
ステップS690では、再びサブディスプレイ102の向きを検知する。サブディスプレイ102が、顧客側を向いている場合には、制御部106は、処理をステップS620に移行する。サブディスプレイ102が、顧客側を向いていない場合、すなわちオペレータ側を向いている場合には、制御部106は、処理をステップS700に移行し、サブディスプレイ102へのタッチ入力機能を有効にする。また、制御部106は、サブディスプレイ102の補助ガイダンスを表示する。このようにすれば、オペレータがメインディスプレイ101に対して入力処理を行っている間は、サブディスプレイ102への入力を受け付けないので、オペレータの入力処理が邪魔されることはなく、オペレータの作業効率を高めることが可能となる。なお、本実施例では、オペレータが、メインディスプレイ101に接触している間は、サブディスプレイ102への入力を無視しているが、メインディスプレイ101に接触している間は、サブディスプレイ102へのタッチ入力機能を無効にしてもよい。
図3のステップS320では、制御部106は、オペレータによるメインディスプレイ101への顧客の要求する利用日の入力を検知する。なお、制御部106は、ステップS315の入力監視サブルーチンの実行中であっても、また、サブディスプレイ102がいずれの方向を向いていても、処理をステップS320に移行することが可能である。
ステップS325では、サブディスプレイ102の向きを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS330に移行し、上述した図6に示す入力監視サブルーチンを実行する。なお、制御部106は、図6のステップS610では、入力された利用日を表示し、ステップS632では、利用日の確認結果の入力を受け付ける。なお、利用者は、口頭にて返事をし、オペレータが、これを聞いて、確認結果をメインディスプレイ101に入力してもよい。
ステップS335では、制御部106は、オペレータによるメインディスプレイ101への顧客の希望する区間、利用人数の入力を検知する。なお、制御部106は、ステップS315の入力監視サブルーチンの実行中であっても、また、サブディスプレイ102がいずれの方向を向いていても、処理をステップS335に移行することが可能である点は同様であり、以下の処理においても同様である。
ステップS340では、サブディスプレイ102の向きを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS345に移行し、上述した図6に示す入力監視サブルーチンを実行する。なお、制御部106は、図6のステップS610では、入力された顧客の希望する区間、利用人数の確認画面を表示し、ステップS632では、それらの確認結果の入力を受け付ける。
ステップS350では、制御部106は、オペレータによるメインディスプレイ101への顧客の希望する区間、利用人数の入力、及びデータ106d(例えば、路線データ、時刻表データ、座席予約データ等)に基づいて、利用可能な列車の候補を1つ、または複数求める。
ステップS355では、サブディスプレイ102の向きを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS360に移行し、上述した図6に示す入力監視サブルーチンを実行する。なお、制御部106は、図6のステップS610では、利用可能な列車の候補を1つ、あるいは複数示し、ステップS632では、その確認結果、あるいは、複数の候補の中からの選択結果、の入力を受け付ける。
図7は、列車選択時に各ディスプレイに表示される画像の一例である。図7(A)は、サブディスプレイ102に表示される画面であり、図7(B)は、メインディスプレイ101に表示される画面である。制御部106は、サブディスプレイ102に、列車の選択候補を表示する。本実施例では、2つの異なる経路が可能なため、異なる2つの経路を候補として示しているが、同じ経路しかない場合には、時刻が異なる複数の候補を示してもよい。また2以上の候補を表示してもよい。制御部106は、また、図7(A)に示すサブディスプレイ102の画面に表示内容と、図5に示すメインディスプレイ101の表示内容(カレンダ日付入力キー101a、列車番号入力キー101b、駅選択入力キー101c、大人小人入力キー101d、禁煙喫煙入力キー101e、テンキー101f、入力結果表示101g)を、メインディスプレイ101に表示する。これにより、顧客とオペレータは、サブディスプレイ102に表示される内容を共有できるため、オペレータの作業効率を向上させることができる。また、オペレータは、これらの入力キー101a〜101fを用いて、顧客の希望の修正が可能である。
図4のステップS400では、制御部106は、選択された列車を確定し、ステップS405では、制御部106は、空き座席の確認を行う。一般に、窓口端末装置10は、複数の駅に配置され、同時に動作しているので、座席の予約は同時に行われている。したがって、空き座席数は刻一刻と変化する。
ステップS410では、サブディスプレイ102の向きを検知する。制御部106は、サブディスプレイ102が顧客側を向いている場合には、処理をステップS415に移行し、上述した図6に示す入力監視サブルーチンを実行する。なお、制御部106は、図6のステップS610では、オペレータが入力した、顧客の座席の確認画面を表示し、ステップS632では、それらの確認結果の入力を受け付ける。
図8は、座席確認、選択時に各ディスプレイに表示される画像の一例である。ここでは、制御部106は、空き席を空白、すでに予約されている席を塗り潰しで表示している。そして、制御部106は、オペレータが入力した座席(本実施例では、座席番号9E)を、点滅表示している。なお、座席の表示は、他の駅における予約状況をリアルタイムに表示してもよい。なお、この場合、制御部106は、オペレータが入力した座席はすでに予約されているとみなせばよい。制御部106は、ステップS632において、顧客より承認キーが選択された場合には、座席を確定し、変更キーが選択された場合には、顧客からの座席の変更の入力を受け付ける。なお、顧客による座席変更が行われたときは、オペレータが入力した座席の予約が破棄されたとみなせばよい。
ステップS420〜ステップS430においては、乗車区間を決定する。この決定においては、制御部106は、上述したステップと同様の処理を行うので、説明は省略する。ステップS435では、復路、他の切符について、同様にステップS320からステップS430の処理を実行する。なお、顧客が、復路や他の切符を希望しない場合には、ステップS435は省略可能である。
ステップS440では、制御部106は、サブディスプレイ102を顧客側に向ける。そして、ステップS445では、制御部106は、メインディスプレイ101及びサブディスプレイ102に、切符の内容(列車番号、時刻、座席等)及び切符の金額を表示し、顧客の最終確認を行う。ステップS450では、制御部106は、オペレータが顧客から受け取った入金額の入力を受け付け、精算処理を行う。ステップS455では、制御部106は、発券機構部20を用いて切符を発券するとともに、レシート機構部30を用いてレシートを印刷する。なお、このとき、制御部106は、切符に顧客が選択した列車の乗り継ぎ案内を印刷してもよい。
以上、本実施例によれば、制御部106は、サブディスプレイ102が、顧客の方を向いている場合には、メインディスプレイ101にオペレータが接触していない場合に入力が可能となり、オペレータの入力を邪魔しないので、オペレータの作業効率を向上させることができる。
サブディスプレイ102が顧客の方を向いている場合には、制御部106は、メインディスプレイ101に、図5に示す内容に加えて、サブディスプレイ102に表示する表示内容(例えば図7(A))を表示する(例えば図7(B))。したがって、顧客とオペレータとの意思疎通が容易となり、オペレータの作業効率を向上させることが可能となる。
第2の実施例:
図9は第2の実施例における入力監視サブルーチンの動作フローチャートの一例である。第1の実施例と第2の実施例とは、入力監視サブルーチンの動作が異なるだけであり、他の動作は同じである。
ステップS900では、制御部106(図2)は、サブディスプレイ102が顧客の方を向いているか否かを判断する。サブディスプレイ102が顧客の方を向いている場合には、制御部106は、処理をステップS910に移行する。
ステップS910では、制御部106は、メインディスプレイ101への入力が無かった時間を積算する。この積算時間が予め定められた値Ta以上になった場合には、制御部106は、処理をステップS920に移行し、サブディスプレイ102へのタッチ入力を可能にする。なお、この積算時間は、オペレータがメインディスプレイ101に触るたびにリセットされる。ステップS930において、制御部106は、サブディスプレイ102への入力を受け付ける。サブディスプレイ102への入力が完了すると、制御部106は、処理をステップS940に移行し、サブディスプレイ102への入力機能を無効にする。その後、制御部106は処理をステップS900に移行する。なお、ステップS910おいて、積算時間が予め定められた値Ta未満の場合には、制御部106は、処理をステップS940に移行する。以下の処理は、同様である。なお、値Taの長さは、窓口端末装置10の業務内容に合わせて任意に変更することが可能である。
以上、第2の実施例においても、顧客は、オペレータがメインディスプレイ101への接触をやめてからTaの時間が経過しないと、サブディスプレイ102への入力ができない。したがって、顧客入力動作によりオペレータの処理が妨げられることはなく、オペレータの作業効率を向上させることができる。
図10は、変形例に係る駅の窓口端末装置を示す説明図である。変形例は、垂直軸103の代わりに水平軸110を備える。第1の実施例は、サブディスプレイ102が、重力の向き(鉛直方向)と平行な垂直軸103周りに回転するのに対し、変形例は、重力の向きと垂直方向(水平方向)な水平軸110周りに回転する。サブディスプレイ102の取り付け方は、このように様々な態様を採用することが可能である。
本実施例では、駅の窓口端末装置10を例に取り説明したが、本技術は、例えば、銀行の窓口端末等や、コンビニエンスストアのPOS端末等、様々な分野で利用可能である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…窓口端末装置
20…発券機構部
30…レシート機構部
101…メインディスプレイ(オペレータ用表示器)
101a…カレンダ日付入力キー
101b…列車番号入力キー
101c…駅選択入力キー
101d…大人小人入力キー
101e…禁煙喫煙入力キー
101f…テンキー
101g…入力結果表示
102…サブディスプレイ(オペレータ兼顧客用表示器)
103…垂直軸
104…カード機構部
105…キーボード
106…制御部
106a…CPU
106b…メモリ
106c…プログラム
106d…データ
107…センサー
110…水平軸

Claims (6)

  1. 2画面入力装置であって、
    第1の入力機能付表示器と、
    前記第1の入力機能付表示器の操作者が観察可能な第1の方向と、前記第1の方向とは異なる所定の第2の方向とを含む複数の方向に向きを変えることが可能な第2の入力機能付表示器と、
    前記第2の入力機能付表示器の向きを検知する検知装置と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の入力機能付表示器の向きが前記第2の方向を向いており、かつ、前記第1の入力機能付表示器に対して行われた入力が予め定められた条件を満たした場合に、前記第2の入力機能付表示器への入力を、入力が禁止された状態から入力が可能な状態に切り換える、
    2画面入力装置。
  2. 請求項1に記載の2画面入力装置において、
    前記第2の入力機能付表示器が前記第2の方向を向いている場合には、前記制御部は、前記第1の入力機能付表示器に、前記第1の入力機能付表示器の操作者のための操作画面に加えて前記第2の入力機能付表示器に表示されている表示内容を表示する、2画面入力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の2画面入力装置において、
    前記予め定められた条件は、前記第1の入力機能付表示器になされた最も時間的に近い入力後の、予め定められた時間の経過である、2画面入力装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、
    前記制御部は、
    前記第2の入力機能付表示器の向きが前記第2の方向を向いている場合において、前記第1の入力機能付表示器の所定の入力キーへの接触が検知されてから、前記接触が非接触となって前記第1の入力機能付表示器への入力が確定するまでの間は、前記第2の入力機能付表示器への入力を無視する、2画面入力装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、
    前記2画面入力装置は、乗車券の販売用の装置に用いられ、
    前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器が、前記第2の方向を向いている場合には、前記第2の入力機能付表示器に、経路を選択または確認させるための経路選択確認画面を表示する、2画面入力装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の2画面入力装置において、
    前記2画面入力装置は、乗車券の販売用の装置に用いられ、
    前記制御部は、前記第2の入力機能付表示器が前記第2の方向を向いている場合には、前記第2の入力機能付表示器に、座席を選択または確認させるための座席選択確認画面を表示する、2画面入力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015118515A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 三菱電機株式会社 セルフプリント端末
JP2017129934A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 富士通株式会社 電子機器、および動作制御プログラム
JP2017134452A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 沖電気工業株式会社 情報入力装置及び窓口端末装置

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