JP2017129934A - 電子機器、および動作制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が他の人に携帯端末装置のタッチパネルの表示面を見せながらの作業を効率よく行うことができる。【解決手段】第1の動作モードではタッチパネル101による画面表示が有効であり、タッチ操作に応じた処理が有効である。第2の動作モードでは、タッチパネル101による画面表示が有効であり、タッチ操作に応じたタッチパネル101による画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である。制御部303は、第1の動作モードと第2の動作モードとのいずれかの動作モードの時に電子機器100からタッチパネル101の表示方向に使用者usまでの距離が閾値の範囲内でない場合、第2の動作モードにする。制御部303は、第1の動作モードまたは第2の動作モードの時に当該距離が閾値の範囲内である場合に、第1の動作モードにする。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、および動作制御プログラムに関する。
近年、スマートフォンやPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末装置には、タッチパネルなどが搭載される。例えば、携帯端末装置では、タッチパネルに対するタッチ操作が一定時間ない場合などに、タッチパネルの画面バックライトを消灯させる技術がある。また、例えば、携帯端末装置では、画面バックライトが点灯している場合、タッチパネルに対する操作を有効にし、画面バックライトが消灯している場合、タッチパネルに対する操作を無効にする技術がある。
先行技術としては、例えば、電子ペーパーや携帯端末装置などの表示媒体に対する人の接触時間に応じてコンテンツの閲覧度合いを判別する技術がある(例えば、以下特許文献1参照。)。また、例えば、物体が表示部に対して近接状態になっていると判定された場合に、特定された物体の位置を中心にして、検出された表示部と物体との距離に応じた物理量に応じて画像を拡大または縮小して表示させる技術がある(例えば、以下特許文献2参照。)。
特開2009−176197号公報 特開2012−238177号公報
しかしながら、従来、例えば、使用者が、携帯端末装置を用いてプレゼンテーションなどを行っているときに、タッチパネルのバックライトを消灯させないようにタッチ操作すると、画面が切り替わるなどの誤操作となる問題点がある。一方、例えば、使用者が、タッチパネルに対して誤操作と認識されないようタッチパネルを操作しないと、タッチパネルのバックライトが消灯してしまうという問題点がある。
1つの側面では、本発明は、利用者が他の人に携帯端末装置のタッチパネルの表示面を見せながらの作業を効率よく行うことができる。
本発明の一側面によれば、自機器から、自機器のタッチパネル式のディスプレイの表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な測定部と、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に前記測定部によって測定された距離を格納する記憶部と、前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離に基づき閾値の範囲を決定し、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が有効である第1の動作モードと、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた前記ディスプレイによる画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である第2の動作モードと、のうちのいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする制御部と、を有することを特徴とする電子機器、および動作制御プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、利用者が他の人に携帯端末装置のタッチパネルの表示面を見せながらの作業を効率よく行うことができる。
図1は、電子機器によるモードの切り替え例を示す説明図である。 図2は、電子機器のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、電子機器の機能的構成例を示すブロック図である。 図4は、動作モードの一覧例を示す説明図である。 図5は、動作モードの遷移例を示す説明図である。 図6は、プレゼンモードから低消費電力モードに切り替わる例を示す説明図である。 図7は、低消費電力モードから通常モードに切り替わる例を示す説明図である。 図8は、低消費電力モードからプレゼンモードに切り替わる例を示す説明図である。 図9は、測定と測定結果の格納例を示す説明図である。 図10は、距離の分布と閾値の範囲の決定例を示す説明図である。 図11は、低消費電力モード時における電子機器が行う処理手順例を示すフローチャートである。 図12は、プレゼンモード時における電子機器が行う無操作期間計測処理手順例を示すフローチャートである。 図13は、プレゼンモード時における電子機器が行う使用者検出処理手順例を示すフローチャートである。 図14は、通常モード時における電子機器が行う無操作期間計測処理手順例を示すフローチャートである。 図15は、通常モード時における電子機器が行う使用者検出処理手順例を示すフローチャートである。 図16は、電子機器が行う決定処理手順例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる電子機器、および動作制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、電子機器によるモードの切り替え例を示す説明図である。電子機器100は、タッチパネル式のディスプレイを有するコンピュータである。タッチパネル式のディスプレイを、単に、「タッチパネル」と呼ぶ。電子機器100は、例えば、スマートフォンやPDAなどのタブレット型の端末装置である。
従来、電子機器100は、例えば、電子機器100を操作する使用者usによって、説明を受ける者にタッチパネル101を示しながら、説明を受ける者にタッチパネル101に表示された内容の説明をする作業に用いられる。説明を受ける者は使用者usと他の人cuであるため、以下他の人cuとも称する。例えば、説明をする作業とは、例えば、電子機器100を用いたデモンストレーションなどのプレゼンテーションが挙げられる。
しかしながら、従来、例えば、使用者usが、携帯端末装置を用いてプレゼンテーションなどを行っているときに、タッチパネル101のバックライトを消灯させないようにタッチ操作すると、画面が切り替わるなどの誤操作となる問題点がある。一方、例えば、使用者usが、タッチパネル101に対して誤操作と認識されないようタッチパネル101を操作しないと、タッチパネル101のバックライトが消灯してしまう問題点がある。
そこで、本実施の形態では、電子機器100は、画面表示中に測定した電子機器100から使用者までの距離により使用者usが表示方向d1にいないと判定した場合、画面表示させ、無操作期間のタイマリセット処理以外のタッチ操作に応じた処理を無効にする。これにより、例えば、他の人cuに携帯端末装置のタッチパネル101の表示面を見せているときのタッチパネル101に対する誤操作を抑制することができる。また、使用者usが他の人cuに携帯端末装置のタッチパネル101の表示面を見せているときに無操作期間経過による表示停止を抑制することができる。したがって、使用者usが、他の人cuに携帯端末装置のタッチパネル101の表示面を見せながらの作業を効率よく行うことができる。タッチパネル101の表示面を見せながらの作業とは、例えば、プレゼンテーションなどが挙げられる。
電子機器100は、例えば、タッチパネル101と、測定部301と、記憶部302と、制御部303と、を有する。電子機器100の機能ブロック図の詳細については図3を用いて後述する。
測定部301は、自機器から、タッチパネル101の表示方向d1と同一方向に存在する対象物までの距離を測定する。ここでの対象物とは、例えば、電子機器100の使用者usである。電子機器100の使用者usとは、上述したように、電子機器100を操作して、電子機器100を用いて説明を行うものである。記憶部302は、タッチパネル101に対するタッチ操作時に測定部301によって測定された距離を格納する。
制御部303は、記憶部302を参照して、タッチパネル101に対するタッチ操作時に測定された距離に基づき閾値の範囲を決定する。閾値の範囲は、例えば、20[cm]〜22[cm]などの幅をもったものであってもよいし、20[cm]などのように閾値そのものであってもよい。
制御部303は、第1の動作モードと第2の動作モードとのいずれかの動作モードの時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、第2の動作モードにする。第1の動作モードでは、例えば、図1の上側に示すように、タッチパネル101による画面表示が有効であり、かつタッチパネル101に対するタッチ操作に応じた処理が有効である。第2の動作モードでは、タッチパネル101による画面表示が有効であり、かつタッチパネル101に対するタッチ操作に応じたタッチパネル101による画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である。
ここで、例えば、いずれかの動作モードの時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、制御部303は、図1の下側に示すように使用者usがタッチパネル101の表示方向d1にいないと判断できる。一方、例えば、いずれかの動作モードの時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内である場合、制御部303は、図1の上側に示すように使用者usが表示方向d1にいてタッチパネル101の表示画面を見ながら操作していると判断できる。
このため、制御部303は、距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、第2の動作モードにする。このように、図1の下側に示すように使用者usが表示方向d1にいない場合や電子機器100から離れている場合が検出できる。そして、使用者usが他の人cuに電子機器100を用いて説明を行っている場合などに、タッチ操作に応じて無操作期間を計測するタイマのリセット処理以外の処理が無効となる。このため、プレゼンテーション時に誤操作を抑制することができる。また、プレゼンテーション時に画面表示を有効にし、かつ無操作期間を計測するタイマのリセットは有効であるため、タッチ操作により画面表示はされるため、無操作期間経過による表示停止を抑制することができる。したがって、プレゼンテーションなどの作業を効率よく行うことができる。効率よく行うとは、例えば、電子機器100などにより中断されることなくプレゼンテーションを行うことである。
また、制御部303は、第1の動作モードまたは第2の動作モードの時に距離が決定した閾値の範囲内である場合に、第1の動作モードにする。これにより、使用者usがタッチパネル101の表示方向d1にいるような、例えば、使用者usがタッチパネル101へのタッチ操作に応じて実行中のアプリケーションなどの動作を変更したい場合などに、タッチ操作をすべて有効とできる。
このように、使用者の利用状態に応じてモードを切り替えることができ、使用者の使い勝手がよくなる。また、使用者は、タッチパネル101の表示面を自身に向けるか否かだけの簡単な取り扱いで、モードを切り替えることができる。
(電子機器100のハードウェア構成例)
図2は、電子機器のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、電子機器100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、不揮発メモリ204と、タッチパネル101と、インカメラ205と、を有する。また、電子機器100は、赤外線通信回路206と、指紋認証デバイス207と、オーディオI/F208と、無線通信回路209と、WiFiモジュール211と、電池制御モジュール213と、電池214と、を有する。また、各部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、電子機器100の全体の制御を司る。CPU201は、例えば、アプリケーションプロセッサ221と、ベースバンドプロセッサ222と、を有する。アプリケーションプロセッサ221は、例えば、ROM202からオーディオI/F208、電池制御モジュール213までの各部の制御を行う。ベースバンドプロセッサ222は、無線通信回路209やWiFiモジュール211などの制御を行う。
ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。不揮発メモリ204は、書き込み可能なメモリであって、所定のデータを保持する。例えば、書き込み可能な不揮発メモリ204としては、フラッシュメモリが挙げられる。不揮発メモリ204は、例えば、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリなどの取り外し可能な外部ストレージであってもよい。
タッチパネル101は、表示の機能と操作入力を受け付ける機能との2つの機能を有するタッチパネル101型のディスプレイである。タッチパネル101は、コンピュータなどの外部から受けた画像情報をディスプレイなどで表示する。ディスプレイとしては、例えば、TFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイなどを採用することができる。
タッチパネル101は、ディスプレイなどの画面に表示された絵やピクトグラムなどの点または領域に使用者usが手や指で触れることによって、触れられた画面位置の情報を感知してCPU201などへ情報信号として出力する。具体的に、タッチパネル101は、タッチパネル101の画面を複数に区切った領域ごとに接触を検出し、検出結果として接触情報を出力する。ここで、タッチパネル101は、タッチパネル101に指で触れると発生する微弱な電流、つまり静電容量(電荷)の変化をセンサで感知し、タッチした位置を把握する。例えば、正の数が大きい領域ほど、微弱な電流の量が多い領域であることを示す。
インカメラ205は、画像や動画を撮影可能であり、照度を検出可能である。インカメラ205は、例えば、タッチパネル101の上側、つまり筐体の表面に設けられる。このため、タッチパネル101の画面の表示方向に使用者usの顔があれば、インカメラ205は使用者usの顔を撮影可能である。
本実施の形態で用いる使用者usと電子機器100との間の距離は、インカメラ205を用いて測定することが可能である。インカメラ205が、例えば、使用者usの顔を撮影する。そして、CPU201が、撮影された画像内の顔のサイズに基づいて使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。例えば、電子機器100に、顔を近づけると、顔のサイズが大きく写り、顔を遠ざけると、顔のサイズが小さく写る。このため、例えば予め基準となる距離における顔のサイズなどを登録しておき、CPU201は、基準となる顔のサイズと、インカメラ205が撮影した画像内の顔のサイズとに基づいて使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。
また、インカメラ205が、例えば、使用者usの両目の位置を検出する。そして、CPU201が、検出された目の位置から得られる目と目の間の距離に基づいて使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。例えば、電子機器100に、顔を近づけると、右目と左目との間の距離が大きくなり、顔を遠ざけると右目と左目との間の距離が小さくなる。このため、例えば、予め基準となる距離における顔のサイズなどを登録しておく。そして、基準となる目と目の間の距離と、インカメラ205が測定した両目の位置に基づく目と目の間の距離に基づいて、使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。
また、赤外線通信回路206は、赤外線の送受信部である。赤外線通信回路206は、タッチパネル101の上側、つまり筐体の表面に設けられる。赤外線通信回路206は、例えば、インカメラ205と併用して虹彩を利用した生体認証などに用いることができる。
指紋認証デバイス207は、指紋情報を用いて生体認証を行う。具体的に、指紋認証デバイス207は、例えば、指紋像を採取して、採取した指紋像と、予め登録された指紋像と、を比較することにより生体認証を行う。
オーディオI/F208は、例えば、マイクやスピーカなどが挙げられる。マイクは、音を電気信号に変換する機能を有する。スピーカは、電気信号を物理振動に変えて、音楽や音声などの音を生み出す機能を有する。例えば、CPU201は、マイクとスピーカとを利用して通話の機能を実現する。
本実施の形態で用いる使用者usと電子機器100との間の距離は、赤外線通信回路206を用いて測定することが可能である。赤外線通信回路206は、例えば、使用者usに向けて赤外線を照射し、反射して戻ってくる赤外線を受信することにより、照射開始から受信までの時間差から使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。
アンテナ210は、他の装置と無線通信する電波を送受信する。無線通信回路209は、ベースバンドプロセッサ222からの指示に応じて、アンテナ210を介して受信した無線電波を受信信号として出力し、送信信号を無線電波としてアンテナ210を介して送信する。
アンテナ212は、他の装置と無線通信する電波を送受信する。WiFiモジュール211は、ベースバンドプロセッサ222からの指示に応じて、WiFi規格によりアンテナ212を介して無線通信する。
電池214は、例えば、充電式電池である。電池214は、例えば、リチウムイオン電池などが挙げられる。電池制御モジュール213は、電池214に蓄えられた電力を、電子機器100の各部に駆動電源として供給する制御を行う。また、電池制御モジュール213は、後述する各モードに応じて電子機器100の各部に電力を供給するか否かの制御を行う。
(電子機器100の機能的構成例)
図3は、電子機器の機能的構成例を示すブロック図である。電子機器100は、タッチパネル101と、測定部301と、制御部303と、記憶部302と、を有する。
記憶部302は、例えば、RAM203、不揮発メモリ204などによって実現される。記憶部302は、例えば、図9を用いて後述する距離DB(DataBase)などが記憶される。
タッチパネル101は、例えば、表示部311と、受け付け部312と、を有する。表示部311は、例えば、各種情報を出力する。受け付け部312は、タッチ操作を受け付ける。そして、受け付け部312は、タッチ操作を受け付けたことを、制御部303などに通知する。
測定部301は、例えば、自機器のタッチパネル101から、タッチパネル101の表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な機能を有する。対象物は、例えば、電子機器100の操作を行う使用者usである。測定部301は、例えば、赤外線通信回路206またはインカメラ205などを用いて距離の測定を行う。
測定部301として赤外線通信回路206を用いる場合、測定部301は、赤外線の照射から反射波受信までの時間差を用いて自機器と対象物との距離を測定する。具体的に、上述したように、測定部301は、例えば、使用者usに向けて赤外線を照射し、反射して戻ってくる赤外線を受信することにより、照射開始から受信までの時間差から使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。使用者usの基準となる目と目の間の距離と、使用者usから対象物までの距離と、を対応付けた対応情報に基づいて自機器と対象物との距離に変換する。対応情報は、例えば、ROM202、RAM203、不揮発メモリ204などに予め格納しておく。または、例えば、左目と右目との間の距離と、使用者usから対象物までの距離との比率を、予め用意してROM202、RAM203、不揮発メモリ204などに記憶しておく。そして、測定部301は、今回測定された左目と右目との間の距離と、当該比率とに基づいて、現在の使用者usから対象物までの距離を測定してもよい。
測定部301としてインカメラ205を用いる場合、測定部301は、使用者usの顔を撮影して、顔のサイズを測定する。顔のサイズは、例えば、画像におけるX軸方向の長さとY軸方向の長さとによって表される。そして、測定部301は、測定した顔のサイズを、自機器と対象物との距離に変換する。具体的に、上述したように、測定部301は、例えば、使用者usの基準となる顔のサイズと、使用者usから対象物までの距離と、を対応付けた対応情報に基づいて、自機器と対象物との距離に変換する。対応情報は、例えば、ROM202、RAM203、不揮発メモリ204などに予め格納しておく。または、例えば、顔のサイズと、使用者usから対象物までの距離との比率を、予め用意してROM202、RAM203、不揮発メモリ204などに記憶しておく。そして、測定部301は、今回測定された顔のサイズと、当該比率とに基づいて、現在の使用者usから対象物までの距離を測定してもよい。
また、測定部301がインカメラ205を利用して使用者usの両目の位置を検出する。CPU201が、検出された目の位置から得られる目と目の間の距離に基づいて使用者usと電子機器100との間の距離を測定する。例えば、電子機器100に、顔を近づけると、右目と左目との間の距離が大きくなり、顔を遠ざけると右目と左目との間の距離が小さくなる。このため、例えば、予め基準となる距離における顔のサイズなどを登録しておき、基準となる目と目の間の距離と、インカメラ205が測定した両目の位置に基づく目と目の間の距離に基づいて、使用者usと電子機器100との間の距離を測定してもよい。
制御部303の処理は、例えば、図2に示すCPU201がアクセス可能なROM202、RAM203、不揮発メモリ204などの記憶装置に記憶されたプログラムにコーディングされている。そして、CPU201が記憶装置から該プログラムを読み出して、プログラムにコーディングされている処理を実行する。これにより、CPU201が制御部303として動作する。また、制御部303の処理結果は、例えば、ROM202、RAM203、不揮発メモリ204などの記憶装置に記憶される。
制御部303は、使用者usを検出したか否かの判定時の閾値の範囲を決定し、決定結果に応じた動作モードを制御する。制御部303は、例えば、動作モード制御部322と、決定部321と、を有する。動作モード制御部322は、第1の動作モードと、第2の動作モードと、第3の動作モードとを切り替える。決定部321は、使用者usを検出したか否かの判定時の閾値の範囲を決定する。ここでは、まず、動作モード制御部322による処理の説明を行い、決定部321による処理の説明を行う。
<動作モード制御>
動作モード制御部322は、例えば、記憶部302を参照して、第1の動作モードと、第2の動作モードと、第3の動作モードとを切り替える。
図4は、動作モードの一覧例を示す説明図である。図4のテーブル400には、動作モードごとの、タッチパネル101へのタッチ操作の有効/無効、タッチパネル101のバックライトの点灯/消灯について示す。
第1の動作モードは、通常モードとも称する。通常モードは、例えば、タッチパネル101による画面表示が有効であり、かつタッチパネル101に対するタッチ操作に応じた処理が有効である。通常モードは、使用者usが操作する意思を持って電子機器100を操作していると判断された状態の動作モードである。通常モードでは、タッチパネル101の操作が有効である。また、通常モードでは、タッチパネル101のバックライトは点灯し、タッチ操作により点灯が継続する。
第2の動作モードは、プレゼンテーションモードとも称する。プレゼンテーションモードは省略してプレゼンモードとも称する。プレゼンモードは、例えば、タッチパネル101による画面表示が有効であり、かつタッチパネル101に対するタッチ操作に応じたタッチパネル101による画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である。プレゼンモードは、例えば、使用者usが操作範囲内にいない状態の動作モードである。プレゼンモードでは、例えば、受け付け部312によってタッチパネル101に対するタッチ操作を受け付けるが、タッチ操作に応じたタッチパネル101による画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の処理が無効となる。プレゼンモードでは、例えば、タッチパネル101のバックライトを点灯させ、タッチ操作により点灯を継続させる。
具体的に、制御部303は、プレゼンモード時にタッチ操作を受け付けると、アプリケーションプロセッサ221が実行するモード切り替えタイマによる規定時間の経過の計測をリセットする処理を行い、当該処理以外のタッチ操作に応じた処理を行わない。制御部303は、当該処理以外のタッチ操作に応じた処理を行わないために、OS(Operation System)が実行するアプリケーションやスライド操作などに応じた画面スライドなどの処理にタッチ操作に応じた処理を受け渡さない。これにより、実行中のアプリケーションなどにタッチ操作などの操作情報が反映されなくなり、使用者usには、タッチ操作に応じた処理が無効となっているように見える。
第3の動作モードは、例えば、低消費電力モードとも称する。低消費電力モードは、例えば、使用者usが電子機器100を利用していないと判断された状態の動作モードである。低消費電力モードでは、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作が無効となる。すなわち、低消費電力モードでは、プレゼンモードと異なり、制御部303がタッチ操作に応じた処理すべてを行わないか、受け付け部312がタッチ操作自体を受け付けない。低消費電力モードでは、例えば、タッチパネル101のバックライトを消灯させる。
ここで、低消費電力モード時における電源制御については特に限定しない。例えば、制御部303は、低消費電力モードになると、電池制御モジュール213に低消費電力モードに応じた各部への電源を制御するように指示してもよい。電池制御モジュール213は、例えば、低消費電力モードと、通常モードおよびプレゼンモードと、によって各部への電源制御を変更させる。電池制御モジュール213は、例えば、低消費電力モード時に、タッチパネル101のバックライトへの電源供給を行わないように制御してもよい。
図5は、動作モードの遷移例を示す説明図である。ここで、動作モード制御部322による動作モードの遷移について説明する。
動作モード制御部322は、例えば、通常モードs1とプレゼンモードs2とのうちのいずれかの動作モードの時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。ここで、例えば、測定部301については所定時間ごとに距離が測定される。例えば、所定時間は1[秒]程度であってもよい。ここで、測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合とは、例えば、測定部301によって距離が測定できなかった場合も含まれる。
動作モード制御部322は、例えば、通常モードs1の時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。これにより、図5に示すように使用者usが未検出の場合に、動作モードがプレゼンモードs2に遷移する。
また、動作モード制御部322は、例えば、通常モードs1の時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内である場合に、通常モードs1のままにする。
また、動作モード制御部322は、通常モードs1の時にタッチパネル101の未操作期間が規定時間経過した場合に、低消費電力モードs3にする。また、動作モード制御部322は、通常モードs1の時に電子機器100に対する使用者usの所定の操作により低消費電力モードs3に移行する。ここでの所定の操作とは、例えば、電子機器100の電源ボタンの押下操作である。
また、動作モード制御部322は、例えば、プレゼンモードs2の時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、プレゼンモードs2のままにする。これにより、使用者usが未検出の場合に、使用者usがプレゼンテーションなどを行うと判断でき、タッチ操作に応じたタイマのリセット処理以外の処理を無効とする。
動作モード制御部322は、例えば、プレゼンモードs2の時に測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内である場合に、通常モードs1にする。これにより、使用者usが検出された場合に、使用者usが通常のタッチ操作を行うと判断でき、使用者usが操作したい際にはすぐに操作が可能となる。
図6は、プレゼンモードから低消費電力モードに切り替わる例を示す説明図である。動作モード制御部322は、例えば、プレゼンモードs2の時にタッチパネル101の無操作期間が規定時間経過した場合に、低消費電力モードs3にする。図6に示すように、プレゼンモードs2時に最後のタッチ操作から規定時間が経過すると、電子機器100を用いていないような状態が考えられる。このため、プレゼンモードs2時から低消費電力モードs3に移行させることにより、バックライトの電源を切ることができ、低消費電力化を図ることができる。
また、図5の説明に戻って、動作モード制御部322は、プレゼンモードs2の時に電子機器100に対する使用者usの所定の操作により低消費電力モードs3に移行する。ここでの所定の操作とは、例えば、電子機器100の電源ボタンの押下操作である。
動作モード制御部322は、例えば、低消費電力モードs3の時に電子機器100に対する使用者usの所定の操作によりレジュームした場合に、測定部301に対象物との距離を測定させる。また、測定部301は、例えば、低消費電力モードs3の時に電子機器100に対する使用者usの所定の操作によりレジュームしたことを動作モード制御部322によって受け付けると、対象物と電子機器100との距離を測定する。レジュームとは、サスペンド状態の電子機器100に電源を投入して元の状態に復帰させることにより電子機器100の動作を再開させることである。ここでの電源を投入するとは、単に電源ボタンの押下操作が行われることを示す。例えば、電子機器100は、低消費電力モードs3の際に電源ボタンの押下操作を受け付けると、レジュームする。サスペンド状態とは、低消費電力モードs3になる際に電子機器100の作業状態をRAM203や不揮発メモリ204などに保存した状態である。
図7は、低消費電力モードから通常モードに切り替わる例を示す説明図である。レジューム時に使用者usが、タッチ操作を行うために、タッチパネル101の表示方向と使用者usの向きとが対向するようにタッチパネル101の向きを変えると、測定部301は、使用者usと電子機器100との距離を測定できる。このため、使用者usが検出される。そして、動作モード制御部322は、例えば、該レジュームした場合に、測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内である場合に、通常モードs1にする。
図8は、低消費電力モードからプレゼンモードに切り替わる例を示す説明図である。レジューム時に使用者usが電子機器100を用いたプレゼンテーションを続けるために、例えば、タッチパネル101の表示方向と使用者usの向きとが同じであると、測定部301は、使用者usと電子機器100との距離を検出できない。このため、使用者usが未検出となる。動作モード制御部322は、例えば、該レジュームした場合に、測定部301によって測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。
このように、通常モードs1と低消費電力モードs3の他に、プレゼンモードs2を追加することにより、プレゼンテーション時の誤操作を抑制することができる。
<閾値の範囲の決定>
つぎに、決定部321による閾値の範囲の決定例について説明する。測定部301は、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を受け付けると、自機器から、タッチパネル101の表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定する。そして、測定部301は、測定された距離を記憶部302に格納させる。
図9は、測定と測定結果の格納例を示す説明図である。図9に示すように、測定部301は、例えば、受け付け部312によってタッチ操作を受け付けると、自機器から、タッチパネル101の表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定する。ここで、インカメラ205や赤外線通信回路206などの測定部301は、タッチパネル101の上部分などにタッチパネル101の表示方向と同じ向きで設けられる。
測定部301としてインカメラ205を用いる場合、図9(a)に示すように、測定部301は、使用者usの目と目の間の距離を測定する。そして、測定部301は、測定した目と目の間の距離を、自機器と対象物との距離に変換する。
測定部301としてインカメラ205を用いる場合、図9(b)に示すように、測定部301は、使用者usの顔を撮影して、撮影によって得た画像picから得られる顔のサイズを測定する。図9(b)の例では、測定部301は、X方向のサイズとY方向のサイズとを測定する。そして、測定部301は、測定した顔のサイズを、自機器と対象物との距離に変換する。
図9の例では、使用者usと電子機器100との距離が18[cm]である。そして、測定部301は、記憶部302に記憶された距離DB900に測定した距離を格納する。
図9の例では、距離だけを格納しているが、これに限らない。例えば、測定部301は、距離と測定時刻とを対応付けて格納してもよいし、距離と格納順の番号とを対応付けて格納してもよい。測定部301は、距離だけを格納する際に、測定順に格納してもよい。このように、測定時刻や格納順の番号などを格納したり、測定順に格納しておくことにより、数日前、1か月前、数か月前などのように一定期間経過したような過去の古いデータについては定期的に削除するようにしてもよい。これにより、最新のデータにより閾値の範囲を決定することが可能となる。
つぎに、決定部321は、距離DB900に格納された距離に基づき閾値の範囲を決定する。具体的に、決定部321は、例えば、距離DB900に格納された距離の分布の統計量を算出する。ここで、距離の分布の統計量は、例えば、距離の分布の中心を表す基本統計量である。例えば、距離の分布の平均値や中央値、最頻値などの中心値が挙げられる。
図10は、距離の分布と閾値の範囲の決定例を示す説明図である。決定部321は、上述したように、距離DB900に格納された距離ごとの頻度を計数することにより距離の分布を求める。テーブル1000は、例えば、0.5[cm]単位の距離別に使用頻度を求めた例である。使用頻度とは測定された回数である。グラフ1001は、理解の容易化のために、求めた分布をグラフ化した例である。グラフ1001の横軸方向は、電子機器100からの距離を表し、グラフ1001の縦軸方向は、使用頻度を表す。グラフ1001では、基本統計量である中心値が20[cm]であるため、決定部321は、閾値の範囲の基準値を20[cm]とする。
そして、決定部321は、基準値からの誤差を閾値の範囲とするために、距離の分布の統計量として分散を求めてもよい。決定部321は、分散と平均値とに基づいて閾値の範囲を決定してもよい。
また、決定部321は、誤差を含めるために、中心値−所定値の最小値と、中心値+1[cm]の最大値と、の間の範囲を閾値の範囲としてもよい。所定値は電子機器100の開発者や使用者usなどによって定められ、ROM202、RAM203、不揮発メモリ204などに予め記憶される。図10の例では、決定部321は、所定値を1[cm]とし、20[cm]−1[cm]の19[cm]から、20[cm]+1[cm]の21[cm]までの範囲を閾値の範囲として決定する。
ここでは、分布の統計量として、分布の中心値を例に挙げたが、これに限らず、分布の最大値や最小値などであってもよく特に限定しない。
そして、上述したように、動作モード制御部322は、決定部321によって決定された閾値の範囲に基づいて動作モードを制御する。これにより、使用者usの意に反して画面が消灯するのを回避、使用者usの意に反してタッチパネル101が無効になるのを回避することができる。
(電子機器100が行う処理手順例)
図11は、低消費電力モード時における電子機器が行う処理手順例を示すフローチャートである。電子機器100は、例えば、低消費電力モードs3時において、レジュームしたか否かを判断する(ステップS1101)。レジュームしていないと判断された場合(ステップS1101:No)、電子機器100は、例えば、ステップS1101へ戻る。
レジュームしたと判断された場合(ステップS1101:Yes)、電子機器100は、例えば、使用者usと自機器との間の距離を測定する(ステップS1102)。ステップS1102では、自機器から、タッチパネル101の表示方向に使用者usまでの距離を測定するものである。
電子機器100は、例えば、測定した距離が閾値の範囲内であるか否かを判断する(ステップS1103)。測定した距離が閾値の範囲内であると判断された場合(ステップS1103:Yes)、電子機器100は、例えば、低消費電力モードs3から通常モードs1へ切り替え(ステップS1104)、一連の処理を終了する。測定した距離が閾値の範囲内でないと判断された場合(ステップS1103:No)、電子機器100は、例えば、低消費電力モードs3からプレゼンモードs2へ切り替え(ステップS1105)、一連の処理を終了する。
図12は、プレゼンモード時における電子機器が行う無操作期間計測処理手順例を示すフローチャートである。電子機器100は、例えば、モード切り替えタイマによる規定時間の計測をスタートさせる(ステップS1201)。電子機器100は、例えば、規定時間経過したか否かを判断する(ステップS1202)。規定時間経過していないと判断された場合(ステップS1202:No)、電子機器100は、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出したか否かを判断する(ステップS1203)。
タッチ操作を検出したと判断された場合(ステップS1203:Yes)、電子機器100は、例えば、モード切り替えタイマによる規定時間の計測をリスタートさせ(ステップS1204)、ステップS1202へ戻る。これにより、プレゼンモードs2時にタッチ操作により画面表示が有効となる期間を延長することができる。ここで、電子機器100は、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出した場合に、アプリケーションや画面制御などの処理を制御するOSなどにタッチ操作に関する情報を通知しない。
一方、タッチ操作を検出していないと判断された場合(ステップS1203:No)、電子機器100は、ステップS1202へ戻る。
つぎに、例えば、規定時間経過したと判断された場合(ステップS1202:Yes)電子機器100は、プレゼンモードs2から低消費電力モードs3へ切り替え(ステップS1205)、一連の処理を終了する。
図13は、プレゼンモード時における電子機器が行う使用者検出処理手順例を示すフローチャートである。電子機器100は、例えば、所定時間経過したか否かを判断する(ステップS1301)。ここでの所定時間は、0.1〜1[秒]程度の短い時間であり、使用者usと自機器との間の距離を測定するための時間間隔である。例えば、所定時間経過していないと判断された場合(ステップS1301:No)、電子機器100は、例えば、ステップS1301へ戻る。
つぎに、例えば、所定時間経過したと判断された場合(ステップS1301:Yes)、電子機器100は、例えば、使用者usと自機器との間の距離を測定する(ステップS1302)。電子機器100は、例えば、距離が閾値の範囲内であるか否かを判断する(ステップS1303)。距離が閾値の範囲内でないと判断された場合(ステップS1303:No)、電子機器100は、ステップS1301へ戻る。これにより、プレゼンモードs2のままになる。
距離が閾値の範囲内であると判断された場合(ステップS1303:Yes)、電子機器100は、プレゼンモードs2から通常モードs1へ切り替え(ステップS1304)、一連の処理を終了する。
図14は、通常モード時における電子機器が行う無操作期間計測処理手順例を示すフローチャートである。まず、電子機器100は、モード切り替えタイマによる規定時間の計測をスタートさせる(ステップS1401)。電子機器100は、例えば、規定時間経過したか否かを判断する(ステップS1402)。規定時間経過していないと判断された場合(ステップS1402:No)、電子機器100は、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出したか否かを判断する(ステップS1403)。タッチ操作を検出していないと判断された場合(ステップS1403:No)、電子機器100は、ステップS1402へ戻る。タッチ操作を検出したと判断された場合(ステップS1403:Yes)、電子機器100は、モード切り替えタイマによる規定時間の計測をリスタートさせ(ステップS1404)、ステップS1402へ戻る。
規定時間経過したと判断された場合(ステップS1402:Yes)、電子機器100は、例えば、通常モードs1から低消費電力モードs3へ切り替え(ステップS1405)、一連の処理を終了する。
図15は、通常モード時における電子機器が行う使用者検出処理手順例を示すフローチャートである。電子機器100は、例えば、所定時間経過したか否かを判断する(ステップS1501)。例えば、所定時間経過していないと判断された場合(ステップS1501:No)、電子機器100は、例えば、ステップS1501へ戻る。
つぎに、例えば、所定時間経過したと判断された場合(ステップS1501:Yes)、電子機器100は、例えば、使用者usと自機器との間の距離を測定する(ステップS1502)。電子機器100は、例えば、距離が閾値の範囲内であるか否かを判断する(ステップS1503)。距離が閾値の範囲内であると判断された場合(ステップS1503:Yes)、電子機器100は、ステップS1501へ戻る。これにより、動作モードが通常モードs1のままになる。
距離が閾値の範囲内でないと判断された場合(ステップS1503:No)、電子機器100は、通常モードs1からプレゼンモードs2へ切り替え(ステップS1504)、一連の処理を終了する。
図16は、電子機器が行う決定処理手順例を示すフローチャートである。電子機器100は、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出したか否かを判断する(ステップS1601)。そして、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出していないと判断された場合(ステップS1601:No)、電子機器100は、例えば、ステップS1601へ戻る。
そして、例えば、タッチパネル101に対するタッチ操作を検出したと判断された場合(ステップS1601:Yes)、電子機器100は、例えば、使用者usと自機器との間の距離を測定する(ステップS1602)。電子機器100は、例えば、測定した距離を距離DB900に格納する(ステップS1603)。電子機器100は、例えば、距離DB900に格納された距離ごとの使用頻度をカウントする(ステップS1604)。
そして、電子機器は、距離ごとの使用頻度の分布の中心値に基づき閾値の範囲を決定し(ステップS1605)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、電子機器100は、画面表示中に測定した利用者と自機器との間の距離でタッチパネル101の表示方向に該利用者がいないと判定した場合、画面表示しつつ、無操作期間の延長以外のタッチ操作に応じた処理を無効にする。具体的に、また、電子機器100は、通常モードs1の時に測定された距離が範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。また、電子機器100は、プレゼンモードs2の時に測定された距離が範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。これにより、誤操作を抑制しつつ、無操作期間の経過による表示停止を抑制することができる。
電子機器100は、通常モードs1と、プレゼンモードs2と、のいずれかの動作モードの時に測定された距離が決定した閾値の範囲内である場合に、通常モードs1にする。これにより、使用者が画面操作したい時に、使用者が意識することなく操作可能なように即座に動作モードを切り替えることができる。また、使用者がタッチパネル101の表示面を自身に向けるか否かの簡単な取り扱いだけで、動作モードを切り替えることができるため、使い勝手がよくなる。
電子機器100は、通常モードs1とプレゼンモードs2とのいずれかの動作モードの時にタッチ操作がない時間が一定時間経過した場合に、画面表示が無効であり、タッチ操作に応じた処理が無効である低消費電力モードs3にする。これにより、プレゼン時や操作時において使用者が電子機器を長時間使用しない場合には、低消費電力モードs3にでき、低消費電力化を図ることができる。
電子機器100は、低消費電力モードs3からレジュームされた際に測定された距離が決定した前記範囲内である場合に、通常モードs1にする。一方、電子機器100は、低消費電力モードs3からレジュームされた際に測定された距離が決定した閾値の範囲内でない場合に、プレゼンモードs2にする。レジューム時に使用者がタッチパネル101の表示面を自身に向けるか否かの簡単な取り扱いだけで、動作モードを切り替えることができるため、使い勝手がよくなる。
電子機器100は、タッチ操作時に測定された距離の分布の統計量を算出し、算出した統計量に基づいて前記閾値の範囲を決定する。距離の分布の統計量は、タッチ操作時に測定された距離の分布の中心を表す基本統計量である。これにより、使用者がタッチ操作している際の使用者と電子機器100との距離を学習することができ、使用者が画面を操作したいか否かの判断の精度の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した動作制御方法は、予め用意された動作制御プログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本動作制御プログラムは、磁気ディスク、光ディスク、USBフラッシュメモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、動作制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
また、本実施の形態で説明した電子機器100は、スタンダードセルやストラクチャードASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けIC(以下、単に「ASIC」と称す。)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのPLD(Programmable Logic Device)によっても実現することができる。具体的には、例えば、上述した電子機器の制御部303や記憶部302の機能をHDL(Hardware Description Language)記述によって機能定義し、そのHDL記述を論理合成してASICやPLDに与えることにより、電子機器100を製造することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自機器から、自機器のタッチパネル式のディスプレイの表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な測定部と、
前記ディスプレイに対するタッチ操作時に前記測定部によって測定された距離を格納する記憶部と、
前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離に基づき閾値の範囲を決定し、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が有効である第1の動作モードと、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた前記ディスプレイによる画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である第2の動作モードと、のうちのいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする制御部と、
を有することを特徴とする電子機器。
(付記2)前記制御部は、
前記第1の動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
ことを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記3)前記制御部は、
前記第2の動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
ことを特徴とする付記1または2に記載の電子機器。
(付記4)前記制御部は、
前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードと、のいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにする、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記5)前記制御部は、
前記第1の動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにする、
ことを特徴とする付記4に記載の電子機器。
(付記6)前記制御部は、
前記第2の動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにする、
ことを特徴とする付記4または5に記載の電子機器。
(付記7)前記制御部は、
前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードと、のいずれかの動作モードの時に前記ディスプレイに対するタッチ操作がない時間が一定時間経過した場合に、前記ディスプレイによる画面表示が無効であり、前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が無効である第3の動作モードにする、
ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記8)前記制御部は、
前記第3の動作モードからレジュームされた際に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにし、
前記第3の動作モードからレジュームされた際に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
ことを特徴とする付記7に記載の電子機器。
(付記9)前記制御部は、
前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離の分布の統計量を算出し、
算出した前記統計量に基づいて前記閾値の範囲を決定する、
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記10)前記距離の分布の統計量は、前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離の分布の中心を表す基本統計量であることを特徴とする付記9に記載の電子機器。
(付記11)コンピュータに、
自機器から、自機器のタッチパネル式のディスプレイの表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な測定部によって前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された距離を格納する記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離に基づき閾値の範囲を決定し、
前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が有効である第1の動作モードと、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた前記ディスプレイによる画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である第2の動作モードと、のうちのいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
処理を実行させることを特徴とする動作制御プログラム。
100 電子機器
101 タッチパネル
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 不揮発メモリ
205 インカメラ
206 赤外線通信回路
301 測定部
302 記憶部
303 制御部
311 表示部
312 受け付け部
321 決定部
322 動作モード制御部
900 距離DB
1000 テーブル
1001 グラフ
d1 表示方向
s1 通常モード
s2 プレゼンモード
s3 低消費電力モード

Claims (6)

  1. 自機器から、自機器のタッチパネル式のディスプレイの表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な測定部と、
    前記ディスプレイに対するタッチ操作時に前記測定部によって測定された距離を格納する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離に基づき閾値の範囲を決定し、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が有効である第1の動作モードと、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた前記ディスプレイによる画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である第2の動作モードと、のうちのいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする制御部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードと、のいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードと、のいずれかの動作モードの時に前記ディスプレイに対するタッチ操作がない時間が一定時間経過した場合に、前記ディスプレイによる画面表示が無効であり、前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が無効である第3の動作モードにする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、
    前記第3の動作モードからレジュームされた際に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内である場合に、前記第1の動作モードにし、
    前記第3の動作モードからレジュームされた際に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、
    前記記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離の分布の統計量を算出し、
    算出した前記統計量に基づいて前記閾値の範囲を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. コンピュータに、
    自機器から、自機器のタッチパネル式のディスプレイの表示方向と同一方向に存在する対象物までの距離を測定可能な測定部によって前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された距離を格納する記憶部を参照して、前記ディスプレイに対するタッチ操作時に測定された前記距離に基づき閾値の範囲を決定し、
    前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた処理が有効である第1の動作モードと、前記ディスプレイによる画面表示が有効であり、かつ前記ディスプレイに対するタッチ操作に応じた前記ディスプレイによる画面表示が有効となる期間を延長する処理以外の当該タッチ操作に応じた処理が無効である第2の動作モードと、のうちのいずれかの動作モードの時に前記測定部によって測定された距離が決定した前記閾値の範囲内でない場合に、前記第2の動作モードにする、
    処理を実行させることを特徴とする動作制御プログラム。
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