JP5547545B2 - ロッカーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば駅構内に設置され、複数の利用者にロッカーボックスを利用可能としたロッカーシステムに関する。
従来、駅構内等に配置される貸しロッカーとして、ICカード等により電子マネーで利用できるものが、例えば特開2010−20733号公報(特許文献1)に開示されている。また、この特許文献1のものは、一つのロケーションのロッカー装置で、他のロケーションのロッカー装置の位置やそのロッカー装置の空きロッカーの状況を表示し、利用者にとっての利便性を高めるようにしている。
また、特開2003−109112号公報には、ロッカーの利用効率を高めるために、ロッカー装置において店のクーポン等の広告情報を提供するとともに、クーポンを発行するようにしたシステムが開示されている。
特開2010−20733号公報 特開2003−109112号公報
特許文献2のようにクーポンの広告情報をロッカー装置において提供する(例えば表示する)にしても、そのロッカー装置のロケーションにあった広告情報を提供するには、サーバ等で各ロッカー装置に対する広告情報の管理を行わなければならず、特に複数のロケーションにおいて任意に広告の変更等が発生すると情報管理や情報の更新等に手間を要し、ロッカーシステム本来の運用上問題があり、改良の余地がある。
本発明は、一つの駅構内等に複数のロッカー装置を設けたロッカーシステムにおいて、空きロッカーの情報とクーポンの情報を利用者に表示することにより利用者にとっての利便性とロッカーの利用効率を高めるとともに、クーポン情報の変更に対して容易に対応できるようにすることを課題とする。
請求項1のロッカーシステムは、利用料金の支払いによりロッカーボックスの利用を可能にしたロッカー装置が複数のロケーションにそれぞれ配置され、該複数のロッカー装置をネットワークで接続したロッカーシステムであって、前記各ロッカー装置は、複数のロッカーボックスを管理する制御手段と、該制御手段に接続された操作ディスプレイと、前記ネットワークを介して他のロッカー装置との間で情報の通信を行う通信手段と、店舗のクーポンに関するクーポン情報を入力設定する入力手段とを備え、前記各ロッカー装置が、当該ロッカー装置の前記操作ディスプレイの操作により、該操作ディスプレイに、各ロケーションのロッカー装置の位置と前記店舗の位置とを地図表示するとともに、該操作ディスプレイに、ロッカー装置の空きロッカー情報と共に該ロッカー装置に入力設定されているクーポン情報とを案内表示するよう構成され、さらに、前記各ロッカー装置で入力設定されたクーポン情報は、前記ネットワークで接続された全てのロッカー装置で表示可能であることを特徴とする。
請求項2のロッカーシステムは、請求項1に記載のロッカーシステムであって、前記クーポン情報を携帯型記憶装置に記憶しておき、前記入力手段により該携帯型記憶装置からクーポン情報を入力設定するようにしたことを特徴とする。
請求項3のロッカーシステムは、請求項1または2に記載のロッカーシステムであって、レシートを発行するレシート発行手段を備え、ロッカーボックスの利用開始時に前記レシート発行手段により、ロッカーボックスの利用情報と前記入力設定されたクーポン情報に対応するクーポン券とを印字したレシートを発行するようにしたことを特徴とする。
請求項4のロッカーシステムは、請求項3に記載のロッカーシステムであって、前記ロッカー装置は、入力設定されたクーポン情報に対応するクーポン券を発行可能に構成され、ロッカーボックスの利用開始時に前記クーポン券の発行の有無を選択できるようにしたことを特徴とする。
請求項5のロッカーシステムは、請求項3または4に記載のロッカーシステムであって、前記ロッカー装置に複数のクーポン情報が入力設定されるとともに、前記ロッカー装置は、入力設定された複数のクーポン情報に対応する複数のクーポン券を発行可能に構成され、ロッカーボックスの利用開始時に前記複数のクーポン券のうち発行希望のクーポン券を選択可能にしたことを特徴とする。
請求項1のロッカーシステムによれば、ロッカー装置の操作ディスプレイを操作することにより、例えば他のロッカー装置における空きロッカー情報とそのロッカー装置に入力設定されている店舗のクーポンに関するクーポン情報とが案内表示されるので、利用者は空きロッカーの位置を知ることができるとともに、クーポンの利用が可能であることを知ることになり、利用効率も高まる。また、他のロッカー装置に入力設定されているクーポンに関するクーポン情報を確認できる。
請求項2のロッカーシステムによれば、請求項1の効果に加えて、さらに、クーポン情報は各ロケーションのロッカー装置において個別に携帯型記憶装置から入力設定することができるので、当該ロッカーシステムとは関わりなく、携帯型記憶装置にクーポン情報を予め記憶しておき、この携帯型記憶装置を用いてロッカー装置の入力手段からクーポン情報を入力設定するだけでよいので、各ロッカー装置のそれぞれにおいてクーポン情報の変更に対して容易に対応できる。
請求項3のロッカーシステムによれば、請求項1または2の効果に加えて、通常ロッカーボックスの利用情報を印字するレシート発行手段を利用してクーポン券を同時に発行できるので、構成が簡単になる。
請求項4のロッカーシステムによれば、請求項3の効果に加えて、クーポン券の発行の有無を選択できるので、利用者にとって不要なクーポン券が発行されるのを防止できる。また、レシート用紙の節約にもなる。
請求項5のロッカーシステムによれば、請求項3または4の効果に加えて、クーポンを実施している複数の店舗の複数のクーポン券のうち発行希望のクーポン券を選択できるので、さらに利用効率が高まるとともに、利用者にとって必要なクーポン券だけを発行することができる。また、レシート用紙の節約にもなる。
本発明の実施形態のロッカーシステムの構成例を示すブロック図である。 実施形態のロッカーシステムにおけるロッカー装置の外観正面図である。 実施形態における待機状態の画面を示す図である。 実施形態における案内図画面を示す図である。 実施形態におけるクーポン券付きレシートの例を示す図である。 実施形態におけるクーポン情報設定入力処理のフローチャートである。 実施形態におけるメイン処理のフローチャートである。 実施形態における預け入れ処理のフローチャートである。 実施形態におけるレシート発行処理のフローチャートである。
次に、本発明のロッカーシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態のロッカーシステムの構成例を示すブロック図、図2は実施形態のロッカーシステムにおけるロッカー装置1の外観正面図である。このロッカーシステムは、複数のロケーションにそれぞれ配置された複数のロッカー装置1,1,…、無線LANシステム2及び管理サーバ3とで構成されている。
図2に示すように、ロッカー装置1はICカードCdによりロッカーを利用できる電子マネー対応機であり、コンピュータ等からなる制御ユニット10(図1)を内蔵した集中制御装置11を有しており、その両側及び下側にそれぞれ複数のロッカーボックス12が配置されている。また、ロッカー装置1の上部には通信手段としてのLANコンバータ13が配設されている。制御ユニット11内には、利用者に情報を表示するLCDとタッチパネルからなる操作ディスプレイ11a、ICカードCdからの電波を受信してICカードCdに対してデータの読み書きを行うカードリーダ/ライター11bを備えており、この集中制御装置11の前面には操作ディスプレイ11aの表示画面11a1、ICカードCdをタッチするカード操作部11b1が配設されている。また、硬貨を投入するための硬貨投入口111、レシート発行手段としてのプリンタ11dによりロッカーの利用情報とクーポン情報をプリントしたレシートを排出するためのレシート出口112等が配設されている。各ロッカーボックス12は、ロッカー扉121の内部に制御ユニット11からの制御信号に基づいてロッカー扉121を施解錠する錠装置12a等を備えている。
図1に示すように、ロッカー装置1において、制御ユニット10には、操作ディスプレイ11a、カードリーダ/ライター11b、USBポート11c、プリンタ11d、LANコンバータ13、各ロッカーボックス12の各錠装置12aがそれぞれ接続されている。制御ユニット10は、操作ディスプレイ11aへの表示データの出力と、この操作ディスプレイ11aのタッチパネルの操作状態の検出を行う。また、制御ユニット10は、カードリーダ/ライター11bからのデータの入力及び出力を行う。また、制御ユニット10は、錠装置12aの施解錠の制御を行う。さらに、制御ユニット10は、LANコンバータ13を介して無線LANシステム2を介して無線通信を行い管理サーバ3との間で各種のデータの授受を行う。そして、制御ユニット10は後述の制御プログラムに基づいてロッカー装置1の制御を行う。制御ユニット10は、ロッカーボックスの利用期間を確認するための時計機能を有している。
また、コンピュータ20は、店舗が実施するクーポンサービスに関するクーポン情報を作成するためのものであり、コンピュータ20上で作成した、店舗の店名、ロゴマーク、サービス内容、クーポン自体の発行期間及び発行クーポンの有効期限等のクーポン情報を携帯型記憶装置としてのUSBメモリ30に記憶する。なお、このクーポン情報のうち、店名やロゴマーク、サービス内容の図柄等は、例えばBMP(ビットマップ)形式のイメージデータとして記憶される。さらに、サービス内容のうちの有効期限の日時等のデータはテキストデータとして記憶される。発行クーポンの有効期限は、「ロッカー利用開始日から○○日後」として入力される。そして、このUSBメモリ30に記憶されたクーポン情報は、ロッカー装置1のUSBポート11cを介して制御ユニット10に入力設定される。
ロッカー装置1の制御ユニット10は、自機のロケーション番号を有している。そして、各ロッカーボックス12の利用状況(利用中、空き)を管理し、この利用状況の情報を記憶している。また、サーバ3に対して他のロッカー装置1の利用状況の情報及びクーポン情報を要求することにより、サーバ3が記憶している他のロッカー装置1の利用状況の情報及びクーポン情報を当該ロッカー装置1の制御ユニット10に送信する。これにより、他のロッカー装置1の利用状況を示す利用情報もそのロケーション番号と共に記憶する。また、自機の利用状況が変化すると、その変化した利用状況の情報をサーバ3に送信する。さらに、クーポン情報が入力設定されると、この入力設定されたクーポン情報もサーバ3に送信する。
ここで、ロッカー装置1において、ロッカーボックス12が空き状態のときは、該ロッカーボックス12の錠装置12aは解錠状態となっており、このロッカーボックス12に荷物を預け入れてロッカー扉121を閉めると、錠装置12aは仮施錠状態となる。そして、ICカードCdをカード操作部11b1にタッチしてそのIDコード(利用者IDコード)の認証と料金の引き落としが行われると、錠装置12aは本施錠される。
図3及び図4はロッカー装置1における操作ディスプレイ11aの画面の表示例を示す図であり、図3(A) は通常待機画面の例を示し、図3(B) はロッカーボックス12の空き無し状態の画面の例を示している。この待機画面では、「預け入れ」、「取り出し」、「残高照会」、「空きロッカー案内」、「ご利用案内」とそれぞれ記された画面ボタンB1、B2、B3、B4、B5が表示される。図3(B) のように空き無しの場合には、「預け入れ」のボタンB1には「空きなし」と表示され、このボタンB1の操作は無効となる。
図3の通常待機画面で、「空きロッカー案内」のボタンB4を操作すると、図4の案内図画面に切り替わる。この案内図画面には、当該ロッカーシステムが設置されている駅構内等の施設の案内地図MPが表示される。なお、この例では、当該表示を行っているロッカー装置1が施設の2階に配置されているので、この2階の案内地図MPが表示される。さらに、この案内地図MPには、現在地マークP、ロッカー装置1の位置を示すロッカーマークR1,R2,R3,R4,R5が表示される。そして、このロッカーマークR1,R2,R3,R4,R5の脇にそのロッカー装置の利用状況を示す「○」、「×」、「△」の利用状況マークRS1,RS2,RS3が表示される。この利用状況マークRS1の「○」は「充分空き有り」、利用状況マークRS2の「×」は「空き無し」、利用状況マークRS3の「△」は「少し空き有り」の各利用状況を示している。また、案内地図MPには、周辺の店舗を示すアイコンKがその店舗の位置に対応して表示される。本実施例において、周辺の店舗は、ロッカーシステムでクーポン発行が可能な店舗を指す。
現在操作しているロッカー装置1(図4の案内図画面上のロッカーマークR1)は充分空き有りの状態であり、現在地マークPと共に利用状況マークRS1により充分空き有りの状態で表示されている。ここで、空き無しであっても無くても、他のロッカー装置1のロッカーマークR2,R3,R4,R5の位置を選択的に指で触ると(タッチすると)そのロッカー装置1が選択される。
案内地図MPの下には、現在操作しているロッカー装置1の空きロッカー情報Aと、そのロッカー装置1に入力設定されているクーポンに関するクーポン情報Bが表示される。空きロッカー情報は、「小型」、「中型」及び「大型」のサイズとその個数(数字)によって表示される。ロッカーマークR2,R3,R4,R5により他のロッカー装置1を選択すると、そのロッカー装置1の空きロッカー情報と、該他のロッカー装置1に入力設定されているクーポンに関するクーポン情報が表示される。なお、図示は省略するが、店舗に対応するアイコンKを指で触ると、その店舗の店舗情報(営業時間など)とその店舗のクーポン情報の詳細、及び、そのクーポン券がどのロッカー装置を利用すれば取得可能かが画面上に表示される。また、図4の案内地図MPの下には、「終了」、「1F」、「2F」、「3F」とそれぞれ記された画面ボタンB6,B7,B8,B9が表示される。「終了」の画面ボタンB6が押下されると図3(A) の画面(待機状態)に戻り、「1F」の画面ボタンB7または「3F」の画面ボタンB9が押下されると、それぞれ1階または3階の案内図画面に切り替わる。
図5はロッカー利用開始時(預け入れ時)に発行されるレシートの一例であり、このレシートには、プリンタ11dによりロッカーの利用情報と、クーポン券とが印刷される。これはクーポン券付きレシートであり、利用者の選択によりクーポン券を必要としない場合には利用情報だけを印刷した通常のレシートが発行される。
次に図6乃至図9のフローチャートに基づいてロッカー装置1における制御ユニット10の制御動作を説明する。図6はクーポン情報設定入力処理のフローチャート、図7はメイン処理のフローチャート、図8は預け入れ処理のフローチャート、図9はレシート発行処理のフローチャートである。
図6のクーポン情報設定入力処理は、メイン処理(その他処理)において、例えば管理者用のICカードが認識されて管理者モードが選択され、その中で設定操作が実行された時に処理が開始される。まず、ステップS1でクーポン用のUSBメモリ30をUSBポート11cに接続する。なお、このステップS1の処理は人による処理である。次に、ステップS2でUSBメモリ30からクーポン情報を読み取り、ステップS3でそのクーポン情報がクーポン発行用として設定されているかを判定する。読み取ったクーポン情報がクーポン発行用として設定されていなければ、そのままステップS7に進む。読み取ったクーポン情報がクーポン発行用として設定されていれば、ステップS4で有効期限の設定入力があるかを判定する。有効期限の設定入力があれば、ステップS5で当該ロッカー装置に読み取ったクーポン情報を設定する。正常にクーポン情報が設定されたらステップS6で管理サーバ3に対して当該ロッカー装置のロケーション番号とともにこのロッカー装置に設定したクーポン情報を送信し、ステップS7に進む。ステップS7ではメイン処理に復帰し、処理を終了する。
以上の処理により、当該ロッカー装置の図示しない記憶装置にクーポン情報が入力設定されるとともに、このクーポン情報はサーバ3にも記憶される。
図7のメイン処理では、ステップS11で待機状態とする。この待機状態では図3(A)または図3(B) の画面を表示する。次に、ステップS12で、「空きロッカー案内」のボタンB4が押下されたか判定し、押下されなければ、ステップS13で空きロッカーが有るか否かを確認し、空きロッカーが無ければ、ステップS14で取り出しや利用情報の送信、前記管理者モードの処理等のその他の処理を行ってステップS11に戻る。空きロッカーが有る状態でステップS15の「預け入れ」のボタンB1が押下されると、ステップS16で図8の預け入れ処理を行ってステップS11に戻る。
ステップS12で、「空きロッカー案内」のボタンB4が押下されると、ステップS17で、例えば図4のような現在のフロアの案内地図と共に、ロッカーマークR1,…及び店舗のアイコンKにより、各ロッカー装置の位置とクーポンサービスを実施している店舗(クーポン実施店舗)の位置を表示し、さらに、ステップS18で当該ロッカー装置の空きロッカー情報とクーポン情報を表示し、ステップS19に進む。
以下、ステップS19、S20、S21は図4における画面操作に応じた処理であり、ステップS25、ステップS26の処理で所定時間内に「終了」のボタンB6が押下されまでは、上記ステップS19〜S21を繰り返し、所定時間内に何の操作もなければステップS11に戻る。
ステップS19で、案内図画面上で希望ロッカーマーク(R1,R2,R3等)がタッチされると、ステップS22で、選択された希望ロッカー装置についての空きロッカー情報とクーポン情報を表示してステップS25に進む。ステップS20で店舗のアイコン(K、…)の押下があれば、ステップS23で選択されたアイコンの店舗の店舗情報、クーポンの詳細情報及びそのクーポンの発行が可能なロッカー装置を表示し、ステップS25に進む。また、ステップS21で他のフロアの選択(例えば「1F」のボタンB7、「3F」のボタンB9の押下)があれば、ステップS24で選択されたフロアの案内地図と共に、各ロッカー装置の位置とそのロッカー装置にてクーポン券を発行している店舗(クーポン実施店舗)の位置を表示し、ステップS25に進む。
図8の預け入れ処理は、メイン処理のステップS16の処理であり、「預け入れ」の画面ボタンB1が操作され、空きロッカーボックスがあり、所望のロッカーボックス12が選択された状態から起動される。まず、ステップS31、S32で扉121が閉められるのを監視し、扉121が閉められず、所定時間経過するとステップS32からメインルーチンに復帰する。扉121が閉められると、ステップS33で錠装置12aを仮施錠し、ステップS34で利用料金を表示してステップS35に進む。
ステップS35では、ICカードCdからデータの読み取りを行い、ICカードCdのIDコード、チャージデータの情報を読み取り、IDコードの確認とチャージデータの確認を行う。次に、ステップS36でチャージデータの金額(チャージ金額)が利用料金以上であるか否かを判定する。チャージ金額が利用料金以上でなければ、ステップS37でチャージ料金が不足していることを表示して元のルーチンに復帰し、チャージ金額が利用料金以上(同額も含む)であれば、ステップS38に進む。ステップS38では、IDコードを該当するロッカーボックス2に対応する情報として記憶し、ステップS39に進む。ステップS39では、利用料金をチャージデータから引き落とし、次に、ステップS40で図9のレシート発行処理を行う。そして、ステップS41で錠装置12aを本施錠してメインルーチンに復帰する。
図9のレシート発行処理では、ステップS51で、利用者によりクーポン券を発行をするかしないか(クーポン券の発行の有無)の選択入力を行う。次に、ステップS52でクーポン券発行の選択がなければ、ステップS53で通常のレシートを発行して処理を終了する。ステップS52でクーポン券発行の選択があれば、ステップS54で入力設定されているクーポン情報からクーポン券印刷用のデータを印刷メモリにセットし、ステップS55で、制御ユニットの時計機能により、入力設定された発行クーポンの有効期限のデータと、本日の日付を参考にして発行クーポンの有効日時を算出する。そして、ステップS56で図5のようなクーポン券付きレシートを発行し、処理を終了する。
以上のように、各ロッカー装置において個別にクーポン情報を入力設定できるので、例えば、パーソナルコンピュータ20において、例えば店舗運営者が、クーポン用の店舗の名称やロゴマークなどのイメージの読み込み、作成、編集等を自由に行うことができ、作成したクーポン情報をUSBメモリ30に記憶することができる。そして、このUSBメモリ30を管理者に渡して、管理者は簡単な操作でこのUSBメモリ30からクーポン情報を読み出してロッカー装置に入力設定できる。すなわち、例えば管理者がロッカー装置においてクーポン情報を作成するなどの手間を要せず、また、ロッカー装置の制御ユニットにおいて各種の作成、編集等の作業を行うには制御ユニットやその他の入力装置等の構成が複雑になるが、このようなことも回避できる。
また、各ロッカー装置に個別にクーポン情報を入力設定できるようになっているので、各ロッカー装置に入力設定するクーポン情報は、そのロッカー装置のロケーションの近傍のエリアにある店舗のクーポンに関するものとすることができる。これにより、利用者が空きロッカーを見つけてそのロッカーボックスの近所にある店舗のクーポン情報を知ることができるので、そのロッカーボックスに荷物を預けてその近くの店舗を利用する場合に好適となる。
以上の実施形態では、クーポン券の発行の有無を利用者が選択するようにしているが、常時、クーポン券を発行するような処理でもよい。
以上の実施形態では、1つのロッカー装置で1つの店舗のクーポン券を発行するようにしているが、他の実施形態として、1つのロッカー装置で複数のクーポン券(複数店舗のクーポン券)を発行するようにしてもよい。
この場合、まず、管理者は各ロッカー装置毎に複数のクーポン情報をパーソナルコンピュータでデータ管理し、任意のロッカー装置に対して、その複数のクーポン情報をUSBメモリに記憶する。そして、その複数のクーポン情報に対応するロッカー装置においてそのUSBメモリにより複数のクーポン情報を一括して入力設定する。また、ロッカー装置において複数のクーポン情報を一括削除もできるようにする。このようにすると、複数のクーポン情報をロッカー装置において入力設定する場合でも、作業が容易になる。また、ロッカー装置に対して設定した複数のクーポン情報は、管理者のパーソナルコンピュータにおいて管理できるので、ロッカー装置における現状の発行クーポン券に関する情報を直ぐに確認することができる。
また、複数のクーポン情報を入力設定したロッカー装置においては、例えば、前記図9のレシート発行処理におけるステップS51において、操作ディスプレイ11aの画面に各クーポン情報を表示し、画面操作により利用者が複数のクーポンから必要なクーポンを選択可能にする。この場合、利用者は全部のクーポンを選択してもよいし、何も選択しなくてもよい。したがって、レシート発行する場合に、利用者の利用希望分以外のクーポン券を排出する必要がなくなる。
以上の実施形態ではロッカー装置の周辺店舗は、クーポン券を発行している店舗(クーポン実施店舗)であるとしたが、案内図画面上に表示する店舗は、クーポン券を発行している店舗に限定しなくてもよい。その場合、クーポン券を発行している店舗か否かを、店舗のアイコンKの色分けなどにより、区別すれば利用者の利便性が向上する。
さらに、ロッカー装置と当該ロッカー装置でクーポン券を発行可能な店舗とをそのロッカーマークと店舗のアイコンとで同色にして対応付け、ロッカー装置とその対応する店舗からなるそれぞれの組を、色分けにより表示する。これにより、さらに利用者の利便性が向上する。
1 ロッカー装置
2 無線LANシステム
3 管理サーバ
Cd ICカード
10 制御ユニット(制御手段)
11a 操作ディスプレイ
11b カードリーダ/ライター
12 ロッカーボックス
12a 錠装置
13 LANコンバータ(通信手段)
30 USBメモリ(携帯型記憶装置)

Claims (5)

  1. 利用料金の支払いによりロッカーボックスの利用を可能にしたロッカー装置が複数のロケーションにそれぞれ配置され、該複数のロッカー装置をネットワークで接続したロッカーシステムであって、
    前記各ロッカー装置は、複数のロッカーボックスを管理する制御手段と、該制御手段に接続された操作ディスプレイと、前記ネットワークを介して他のロッカー装置との間で情報の通信を行う通信手段と、店舗のクーポンに関するクーポン情報を入力設定する入力手段とを備え、
    前記各ロッカー装置が、当該ロッカー装置の前記操作ディスプレイの操作により、該操作ディスプレイに、各ロケーションのロッカー装置の位置と前記店舗の位置とを地図表示するとともに、該操作ディスプレイに、ロッカー装置の空きロッカー情報と共に該ロッカー装置に入力設定されているクーポン情報とを案内表示するよう構成され、さらに、前記各ロッカー装置で入力設定されたクーポン情報は、前記ネットワークで接続された全てのロッカー装置で表示可能であることを特徴とするロッカーシステム。
  2. 請求項1に記載のロッカーシステムであって、
    前記クーポン情報を携帯型記憶装置に記憶しておき、前記入力手段により該携帯型記憶装置からクーポン情報を入力設定するようにしたことを特徴とするロッカーシステム。
  3. 請求項1または2に記載のロッカーシステムであって、
    レシートを発行するレシート発行手段を備え、
    ロッカーボックスの利用開始時に前記レシート発行手段により、ロッカーボックスの利用情報と前記入力設定されたクーポン情報に対応するクーポン券とを印字したレシートを発行するようにしたことを特徴とするロッカーシステム。
  4. 請求項3に記載のロッカーシステムであって、
    前記ロッカー装置は、入力設定されたクーポン情報に対応するクーポン券を発行可能に構成され、ロッカーボックスの利用開始時に前記クーポン券の発行の有無を選択できるようにしたことを特徴とするロッカーシステム。
  5. 請求項3または4に記載のロッカーシステムであって、
    前記ロッカー装置に複数のクーポン情報が入力設定されるとともに、前記ロッカー装置は、入力設定された複数のクーポン情報に対応する複数のクーポン券を発行可能に構成され、ロッカーボックスの利用開始時に前記複数のクーポン券のうち発行希望のクーポン券を選択可能にしたことを特徴とするロッカーシステム。
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