JP2009080528A - 貸しロッカーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】貸しロッカーシステムにおいて広告画像を表示し、利用者に広告へのアクセスを可能にして広告効果を高める。
【解決手段】集中制御装置1の操作ディスプレイ11上に広告を常時表示しておき、その広告画像に重畳して該広告画像の手前にロッカーを利用するための操作スイッチ画像を表示する。広告主が発行するQRコードを印刷したレシートあら、QR読取り部12でQRコードを読み取り、ロッカーボックス2の無償による利用を可能にする。また、先払い利用の場合に、広告主のお店等で発行されたQRコードに配送フラグを記録しておき、QRコードでロッカーボックス2に荷物を預ける。宅配業者が管理モードでQRコードを入力してロッカーボックス2を解錠して、荷物を配送する。利用者が操作ディスプレイ11上の広告にアクセスすると、地域地図の表示やお店のサービスクーポンコード(QRコード)の表示等を行う。
【選択図】図1
【解決手段】集中制御装置1の操作ディスプレイ11上に広告を常時表示しておき、その広告画像に重畳して該広告画像の手前にロッカーを利用するための操作スイッチ画像を表示する。広告主が発行するQRコードを印刷したレシートあら、QR読取り部12でQRコードを読み取り、ロッカーボックス2の無償による利用を可能にする。また、先払い利用の場合に、広告主のお店等で発行されたQRコードに配送フラグを記録しておき、QRコードでロッカーボックス2に荷物を預ける。宅配業者が管理モードでQRコードを入力してロッカーボックス2を解錠して、荷物を配送する。利用者が操作ディスプレイ11上の広告にアクセスすると、地域地図の表示やお店のサービスクーポンコード(QRコード)の表示等を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば駅構内等に設置され、複数の利用者にロッカーボックスを利用可能とした貸しロッカーシステムに関する。
従来、駅構内等にはコインロッカーが普及しているが、近年、ICカードによる交通系電子マネーの普及によりコインロッカーもICカード対応型のものが増えており、利便性が向上している。例えば特許文献1にはICカード、携帯電話等を用いて利用する貸しロッカーシステムが開示されている。また、貸しロッカーの表示画面に広告を表示する技術が特許文献2に開示されている。
特開2005−163263号公報
特開2003−109112号公報
特許文献1の貸しロッカーシステムの操作部には液晶の操作画面を備えているが、この操作画面は広告の表示には利用されていない。また、特許文献2のものでは、操作パネルに広告を表示しているが、ロッカーの操作を始めると広告が途切れてしまい、広告効果が薄れてしまうという問題がある。
本発明は、貸しロッカーシステムの操作ディスプレイを利用して広告を表示するとともに、広告効果が高く、かつロッカーの操作を容易にすることを課題とする。
請求項1の貸しロッカーシステムは、複数のロッカーボックスと、ロッカーボックスの施解錠を制御する制御ユニットと、該制御ユニットに接続されたタッチパネル付きの操作ディスプレイとを備え、該操作ディスプレイのタッチパネルを操作することでロッカーボックスの利用を可能にした貸しロッカーシステムにおいて、前記操作ディスプレイに、提携された広告主の広告を表示するとともに、前記タッチパネルの操作をガイドするための操作スイッチ画像を前記広告に重畳して該広告の手前に表示し、前記操作スイッチ画像の位置を操作することによりロッカーボックスの利用モードとなり、該操作スイッチ画像以外の前記広告の位置を操作することにより該広告に関する情報へのアクセスを可能としたことを特徴とする。
請求項2の貸しロッカーシステムは、請求項1に記載の貸しロッカーシステムであって、前記制御ユニットに接続され、2次元コードを読み取って該制御ユニットに該2次元コードを入力する2次元コード読取り部を備え、前記制御ユニットは、前記操作ディスプレイに表示される前記広告の広告主が発行したロッカークーポンコードを記憶するとともに、前記2次元コード読取り部から入力される2次元コードと記憶しているロッカークーポンコードとを照合して前記ロッカーボックスの利用を可能にしたことを特徴とする。
請求項3の貸しロッカーシステムは、請求項1に記載の貸しロッカーシステムであって、前記操作ディスプレイに表示された広告へのアクセスによって、該広告の広告主が発行したサービスクーポンコードを前記操作ディスプレイに表示することを特徴とする。
請求項1の貸しロッカーシステムによれば、ロッカーの操作をするための操作スイッチ画像と広告とが重畳して表示されるので、広告を途切れなく表示することができるので降格効果がたかまり、また、操作スイッチ画像が常に表示されるのでロッカーの操作も容易になる。また、広告の位置を操作することで広告の情報へのアクセスが可能となるので、利用者参加型の広告配信を行うことができ、利用者がほしい情報を手に入れることができるとともに、さらに広告効果が高まり、貸しロッカーシステムの設置場所の周辺の商業施設等の活性化に貢献する。また、広告が途切れなく表示できるので、広告のインパクトが高くなるので高い広告収入が可能となり、当該貸しロッカーシステムの導入が容易になる。
請求項2の貸しロッカーシステムによれば、請求項1の効果に加えて、操作ディスプレイに表示される広告の広告主が2次元コード(QRコード)によりロッカークーポンコードを発行し、利用者がこのロッカークーポンコードを2次元コード読取り部で読み取らせることにより、制御ユニットが照合してロッカーボックスの利用を可能とするので、利用者は無償でロッカーを利用することもできる。この場合、利用者が広告主(商店)から購入した物品をロッカークーポンコードを使用してロッカーに預け入れておき、運送業者が同じロッカークーポンコードでロッカーの解錠を可能にすることにより、宅配等もサービスも容易に行うことができる。
請求項3の貸しロッカーシステムによれば、請求項1の効果に加えて、広告へのアクセスによって該広告の広告主が発行したサービスクーポンコードが操作ディスプレイに表示されるので、例えばカメラ付き携帯電話機でサービスクーポンコードを取得し、広告主のお店でサービスクーポンコードによるサービスの提供を受けることが可能となる。
次に、本発明の貸しロッカーシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る貸しロッカーシステムの外観正面図である。この貸しロッカーシステムは集中制御装置1を有し、その両側及び下側にそれぞれ複数のロッカボックス2を配置したものである。集中制御装置1には、利用者に情報を表示するタッチパネル付きの操作ディスプレイ11、「ロッカークーポンコード」としてのQRコードを印刷したレシートからQRコード(2次元コード)を読み取るためのQR読取り部(2次元コード読取り部)12、ICカードから電波を受信してデータを読み取るカードリーダ13、レシートを発行するためのプリンタ14、硬貨で利用するときの硬貨投入口15等が配設されている。ロッカーボックス2は、ロッカー扉21と、ロッカー扉21を施解錠するための錠装置22を備えている。
図2は集中制御装置1の要部ブロック図である。集中制御装置1はコンピュータで構成された制御ユニット10を備えている。制御ユニット10には外部記憶装置10Aを備えるとともに、この制御ユニット10には、操作ディスプレイ11、QR読取り部12、カードリーダ13、プリンタ14、硬貨投入口15及び各ロッカーボックス2の錠装置22等が接続されている。制御ユニット10は、操作ディスプレイ11とのデータの授受を行い、表示データの出力とタッチパネルの操作状態の検出を行う。また、制御ユニット10は、カードリーダ13からのデータの入力や、プリンタ14への印字データの出力を行う。さらに、制御ユニット10は錠装置22の施解錠の制御を行う。そして、制御ユニット10は後述の制御プログラムに基づいてロッカーシステムの制御を行う。
制御ユニット10は、公衆パケット回線を介してインターネット等のネットワークに接続することができ、サーバ100に接続して、予め提携している店舗、会社、ホテル、旅館等の各種の広告主の広告情報をダウンロードする。そして、このダウンロードした広告情報を外部記憶装置10Aに記憶しておく。サーバ100は広告コンテンツサーバ等であり、このダウンロードされる広告情報は、広告の静止画や動画のデータ、ロッカークーポンコード、サービスクーポンコード、施設の地図データ、住所や電話番号やURL等の文字データ、施設(広告主)に特定のIDコード、日時時刻等の時間に応じて表示すべき広告を示すタイムテーブルのデータなど、各種のデータで構成されている。
そして、制御ユニット10はこの外部記憶装置10Aのデータに基づいて操作ディスプレイ11に広告を表示するとともに、操作ディスプレイ11におけるタッチパネルの操作をガイドするための操作スイッチ画像を表示する。このとき、操作スイッチ画像は広告の画像に重畳し、その広告の画像の手前となるように表示する。
図3〜図7は操作ディスプレイ11における表示例を示す図である。図3は初期状態の待機中画面の表示例であり、広告画像CMが表示され、この広告画像CMに重畳して「ロッカーご利用」と記した操作スイッチ画像SW1が表示されている。また、広告画像CMとともにとともに「地域地図」と記した画面スイッチCM2が表示されている。なお、この画面スイッチCM2は広告画像の一部である。
図4はロッカー操作画面(1)の表示例であり、図3の「ロッカーご利用」の操作スイッチ画像SW1の位置を操作すると(指を触れると)、このロッカー操作画面(1)に表示が更新される。このロッカー操作画面(1)でも広告画像CMと「地域地図」の画面スイッチCM2が表示されている。そして、この広告画像CMに重畳して「ロッカー操作」と記したウインドウW1が表示されるとともに、その中に「預け入れ」と記した操作スイッチ画像SW2と、「取り出し」と記した操作スイッチ画像SW3が表示されている。
図5はロッカー操作画面(2)の表示例であり、図4の「ロッカーご利用」の操作スイッチ画像SW2または操作スイッチSW3の位置を操作すると、このロッカー操作画面(2)に表示が更新される。このロッカー操作画面(2)でも、広告画像CMと「地域地図」の画面スイッチCM2が表示され、この広告画像CMに重畳して「ロッカー操作」と記したウインドウW2が表示されている。そして、このウインドウW2の中に「100円」の料金表示D1と、預け入れまたは取り出しのロッカーボックスを示すロッカーレイアウト図D2が表示されている。なお、後述の料金後払いで「預け入れ」の操作スイッチ画像SW2を操作した場合、料金先払いで「取り出し」の操作スイッチ画像SW3を操作した場合は料金表示D1は表示されない。
図6は緊急情報の表示例であり、図3と同様な待機中画面の広告画像CMに重畳してに「緊急情報−…」のように緊急情報D3が表示されている。この緊急情報D3はネットワークを介して情報が入力されたときに自動的に表示される。この場合も「ロッカーご利用」の操作スイッチ画像SW1が表示されている。
図7は地域地図情報の表示例であり、図3〜図5に示す「地域地図」の画面スイッチCM2を操作したときに表示される。この場合も、広告画像CMと、これに重畳して「ロッカーご利用」と記した操作スイッチ画像SW1が表示されている。「地域地図」の画面スイッチCM2を操作することは広告にアクセスすることであり、これにより、その広告の広告主の店等の所在を示す地図画像CM3が表示される。
なお、広告画像CMが示す広告にアクセスする方法は、「地域地図」の画面スイッチCM2だけでなく、その他の画面スイッチを表示して操作できるようにしてもよい。また、画面スイッチではまく、例えば広告画像CMの任意の位置9を操作するものでもよい。
図8〜図10は集中制御装置1の制御ユニット10における制御プログラムの要部フローチャートであり、図8はメイン処理のフローチャート、図9は預け入れ処理のサブルーチンのフローチャート、図10は取り出し処理のサブルーチンのフローチャートである。同フローチャートを参照しながら動作を説明する。
図8のメイン処理は集中制御装置1の電源投入時に起動され、まず、前記図3のような待機中画面を表示する。すなわち、ステップS1で操作ディスプレイ11に広告画像を表示し、ステップS2で操作ディスプレイ11に待機中画面に相当する操作スイッチ画像を表示し、ステップS3に進む。ここで、ステップS1で表示する広告はタイムテーブルのデータと現在時間によって選択して表示する。したがって、このステップS1ではタイムテーブルに基づいて表示する広告を更新することもある。
ステップS3では、操作ディスプレイ11のタッチパネルの状態により操作の有無を判定し、操作がなければステップS1に戻り、操作があれば、ステップS4でタッチパネルのどの位置で操作されたかを判定する。すなわち、操作スイッチ画像(例えば図3の「ロッカーご利用」)を表示している位置か、この操作スイッチ画以外の広告を表示している位置(例えば図3の「地域地図」)かを判定する。そして、広告の位置であればステップS5で後述の広告のコンテンツに関する処理を行う。例えば図7の地域地図情報を表示したりする。
操作されたのが操作スイッチ画像の位置であればロッカーの利用モードとし、例えば図4のロッカー操作画面(1)を表示する。そして、ステップS6で預け入れモードの選択か取り出しモードの選択かを判定する。預け入れモード(図4の「預け入れ」)の選択であれば、ステップS7で図9の預け入れ処理を行ってステップS1に戻り、取り出しモード(図4の「取り出し」)の選択であれば、ステップS8で図10の取り出し処理を行ってステップS1に戻る。
図9の預け入れ処理では、ステップS11で、操作ディスプレイ11に表示されている画面を預け入れ用の画面に更新する。なお、この実施形態では、空いているロッカーボックス2はロッカー扉21を手で開けることができ、荷物を収納してロッカー扉21を閉めると仮施錠される。ステップS12では、ICカードによる利用の選択か、現金による利用の選択か、サービスによる利用の選択かを判定する。
ICカード利用の選択であれば、ステップS13でICカード処理を行う。このICカード処理は、カードリーダ13でICカードからIDコードを読み取り、IDコードの認証、料金の引き落とし等を行う。そして、ステップS14で錠装置22を本施錠し、ステップS15で利用状況などの処理状態のデータを保存して元のルーチンに復帰する。
現金による利用の選択であれば、ステップS16で所定料金(例えば100円)のコインの投入があるのを監視し、投入されたらステップS17で錠装置22を本施錠する。そして、ステップS18で解錠のための暗証番号をプリンタ14でレシートに印字して発行し、ステップS15でデータを保存して元のルーチンに復帰する。
サービスによる利用の選択であれば、ステップS19でQR読取り部12によりQRコードが読み取られるのを監視し、QRコードが読み取られたら、ステップS17で錠装置22を本施錠し、ステップS18で暗証番号のレシートを発行し、ステップS15でデータを保存して元のルーチンに復帰する。
上記ステップS15のデータの保存処理では、ICカードのIDコード、暗証番号、QRコード等のデータに対して、利用されたロッカーボックスのロッカー番号を対向付けて保存する。これにより、後述説明する荷物の配送を行うときにQRコード(ロッカークーポンコード)の配送フラグにより、荷物を配送用として預け入れられているロッカーボックスが判明する。
図10の取り出し処理では、ステップS21で、操作ディスプレイ11に表示されている画面を取り出し用の画面に更新する。次に、ステップS22で、ICカードによる取り出しの選択か、現金またはサービスに対応する取り出しの選択かを判定する。
ICカードによる取り出しの選択であれば、ステップS23でICカード処理を行い、カードリーダ13でICカードからIDコードを読み取り、IDコードの認証を行い、ステップS24でIDコードに対応するロッカーボックス2の錠装置22を解錠し、元のルーチンに復帰する。
現金またはサービスに対応する取り出しの選択であれば、ステップS25で暗証番号が入力されるのを監視し、暗証番号が入力されたら、ステップS26で暗証番号の認証がOKであるかを判定する。そして、認証がOKでなければそのまま元のルーチンに復帰し、認証がOKであれば、ステップS24で暗証番号に対応するロッカーボックス2の錠装置22を解錠し、元のルーチンに復帰する。
図11は実施形態の貸しロッカーシステムの利用例を示す図であり、利用者の動作及びロッカーシステムの動作の手順の流れを示している。図11(A) の例では、まず利用者がお広告主のお店等で買い物をし、そのお店が発行するQRコード(ロッカークーポンコード)を印刷したレシートを受け取る。利用者はそのレシートを持って貸しロッカーシステムで空きロッカーを選ぶ。そして荷物を入れてロッカー扉21を閉めると仮施錠される。操作ディスプレイ11上で、ICカード利用、現金またはサービス利用の何れかの支払い方法を選ぶ。この場合サービス利用を選び、お店から受け取ったレシートのQRコードをQR読取り部12で読み取らせる。これにより、本施錠されて、暗証番号を印刷したレシートが発行され、預け入れが完了する。なお、この例は利用料金の先払いの例であり、お店から受け取ったレシート(QRコード)により利用者はロッカーを無償で利用できる。なお、取り出しの操作は、前記図10フローチャートで説明したように、暗証番号により取り出すことができる。
また、この例の預け入れの場合、QRコードに配送フラグが有れば、利用者がお店から購入した物品をロッカーに預け入れておき、それを例えば宅配等で自宅まで配送することができる。すなわち、特定の宅配業者が同じQRコードをお店から受け取っておく。そして、図11(B)に示すように、宅配御者は特定のIDコードによりロッカーシステムをロッカー管理モードとし、そのQRコードをロッカーシステムのQR読取り部12で読み取らせる。これにより、ロッカーシステム(制御ユニット10)側では荷物を預け入れてあるロッカーボックスが判明するので、そのロッカーボックスを解錠する。そして宅配業者を荷物を取り出し、予め荷物に添付されている発送伝票等により配送する。
図11(C) は後払いの例であり、利用者は貸しロッカーシステムで空きロッカーを選ぶ。そして荷物を入れてロッカー扉21を閉めると、本施錠され、暗証番号を印刷したレシートが発行され、預け入れが完了する。そして、広告主のお店等で買い物をし、そのお店が発行するQRコードを印刷したレシートを受け取る。取り出し時には、預け入れ時のレシートに印刷されている暗証番号を操作ディスプレイ11で入力すると、操作ディスプレイ上に利用料金が表示される。次に、操作ディスプレイ11上で、ICカード利用、現金またはサービス利用の何れかの支払い方法を選ぶ。この場合サービス利用を選び、お店から受け取ったレシートのQRコードをQR読取り部12で読み取らせる。これにより、ロッカーシステム(制御ユニット10)側ではQRコード(ロッカークーポンコード)が提携している広告主のものかを認証し、認証されるとロッカーボックスを解錠する。このように、後払いの場合、ロッカーに荷物を預け入れた状態でお店で買い物等を行うことができる。
なお、QR読取り部12は、一度読み取ったQRコードを無効にするために、レシートのQRコードが印刷されている面に消印をおしたり、レシートにパンチを開けるなどの装置が組み込まれている。
なお、QRコードによるクーポンの利用においては、貸しロッカーシステムで表示している広告により店舗を利用した回数などにより、ロッカーの使用料金を割引にしたり、無料にするなどのサービスを行うようにしてもよい。
次に、広告コンテンツの例を示す。広告にアクセスした場合、広告主が発行する「サービスクーポンコード」としてのQRコードを操作ディスプレイ11に表示し、携帯電話機などで取り込んで、道案内をしたり、そのQRコードにより広告主の店舗等でクーポン利用などを可能にしてもよい。また、QRコードは表示だけでなく、プリンタ14で印刷発行してもよい。なお、このQRコードはお店で読みって認証すする。また、QRコードで広告主の店舗等のメールアドレスを入手し、電子メールを送ると、その返信メールによりクーポンを返送するようにしてもよい。
操作ディスプレイ11に表示する広告画像は、一つの地域にある複数の貸しロッカーシステムにおいて同時に同じ広告画像を表示したり、他の自動販売機などと同じ広告画像を表示し、広告効果を効果を高めるようにしてもよい。また、広告画像の操作により、行政サービス、災害情報の表示、証明書の発行などを行えるようにしてもよい。
1 集中制御装置
2 ロッカーボックス
10 制御ユニット
11 操作ディスプレイ
12 QR読取り部
CM 広告画像
SW1,SW2,SW3 操作スイッチ画像
2 ロッカーボックス
10 制御ユニット
11 操作ディスプレイ
12 QR読取り部
CM 広告画像
SW1,SW2,SW3 操作スイッチ画像
Claims (3)
- 複数のロッカーボックスと、ロッカーボックスの施解錠を制御する制御ユニットと、該制御ユニットに接続されたタッチパネル付きの操作ディスプレイとを備え、該操作ディスプレイのタッチパネルを操作することでロッカーボックスの利用を可能にした貸しロッカーシステムにおいて、
前記操作ディスプレイに、提携された広告主の広告を表示するとともに、前記タッチパネルの操作をガイドするための操作スイッチ画像を前記広告に重畳して該広告の手前に表示し、
前記操作スイッチ画像の位置を操作することによりロッカーボックスの利用モードとなり、該操作スイッチ画像以外の前記広告の位置を操作することにより該広告に関する情報へのアクセスを可能としたことを特徴とする貸しロッカーシステム。 - 前記制御ユニットに接続され、2次元コードを読み取って該制御ユニットに該2次元コードを入力する2次元コード読取り部を備え、
前記制御ユニットは、前記操作ディスプレイに表示される前記広告の広告主が発行したロッカークーポンコードを記憶するとともに、前記2次元コード読取り部から入力される2次元コードと記憶しているロッカークーポンコードとを照合して前記ロッカーボックスの利用を可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の貸しロッカーシステム。 - 前記操作ディスプレイに表示された広告へのアクセスによって、該広告の広告主が発行したサービスクーポンコードを前記操作ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1に記載の貸しロッカーシステム。
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