JP2004005557A - 物品取次ロッカーシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のロッカー1と、利用者が物品の取次サービス等を選択指定する操作、及び業者側要員が取次サービスのために物品の回収及び納品を行うことを告知する操作を実行するとともに、それらの操作に伴って必要となる表示を行うための操作画面6と、取次サービスに必要な帳票類を印刷するためのプリンター7と、帳票等の記載内容を装置正面側から読み取るためのコード読取機8と、コイン及び紙幣入り口を有する金銭領収機9と、取次ぎサービスにおいて必要な時に該当するロッカーの解錠及び施錠を個々に制御する施解錠制御手段14と、を備えたものである。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はDPEサービス、衣類のクリーニング等の取次に用いる物品取次用ロッカーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、利用者によりロッカーに預け入れられた撮影済フィルムを、業者が回収して現像、焼付けプリント等を行ってから当該ロッカーに納品し、利用者がこれを受け取ることができるようにしたロッカー装置として、下記の特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−27280号公報
【0004】
この特許文献1により公知のロッカー装置においては、まず利用者がロッカー配列に近接設置された正面扉パネル上の操作画面表示部により本人特定情報と注文内容を入力すると、指定したロッカーの番号をバーコードで記録した注文書が発行されるとともに、当該ロッカーが解錠される。これにより利用者は撮影済フィルムと、注文書を透明袋に入れて当該ロッカーに預け、確認操作によりロッカーが施錠されるとともに預かり票が発行される。これを業者が回収するときは、鍵等を挿入して扉状正面パネルを開け、内部のキー操作部で業者モードにセットし、更に操作画面表示部で回収モードにセットして、フィルム等回収待ちのロッカーを指定されると同時に解錠された当該ロッカーからフィルム等を取り出し、添付の注文書を扉内のスキャナーで読み取ることにより当該ロッカーを施錠して貸し切り状態に戻す。
【0005】
次に、現像済のフィルムと焼付けプリント等は、現像所等で発行したロッカー番号を特定する伝票とセットにして納品作業に付される。業者は再び正面パネルを開け、内部のキー操作部で業者モードにセットした後、更に操作画面表示部で納品モードにセットし、持参したフロッピー(登録商標)ディスク等をセットし操作画面表示部上で確認操作を行うと同時に、納品待ちロッカー番号と対応する設定料金を知らされる。そこで納品袋に付した伝票を扉内のスキャナーで読み取ることにより当該ロッカーが解錠され、且つ操作画面表示部上の当該ロッカー番号が点滅等の解錠表示となり、そのロッカー内に納品後、次の納品用伝票をスキャニングするか納品完了の操作を行うことにより当該ロッカーが施錠される。
【0006】
最後に、利用者が納品物を受け取るときは、操作画面表示部において受取モードを選択し、預かり証に印字された受け付け番号を画面内テンキーで入力する。預けた物品に現像等の処理が成され納品されておれば代金が表示され、その表示代金を金銭領収機に投入すると、当該ロッカー番号が点滅等の解錠表示となり、利用者は仕上がり物品をそのロッカーから持ち帰ることができる。
【0007】
以上のような、従来の物品取次用ロッカー装置における定常的動作フローにおいては、業者のみが回収/納品等を行えるようにするため、それらのモード選択は正面パネルを開けて行い、更にその状態で内蔵スキャナーにより注文書や伝票の読み取りを行わなければならず手間が係ることや、装置前の通路を塞ぐ等の不都合を生じる。また利用者が、印字された注文書を預けるべき物品に添付することを忘れると、業者がサービスすべき内容は不明となり、更に利用者が預かり証に記載されたロッカー番号に対応する受付番号を画面上のテンキーを打ち間違えること等による時間ロスも無視できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記のような、従来の物品取次用ロッカー装置における種々の不都合を排除し、定常的動作フローにおいては、正面パネルを開けることなく且つ利用者に余分な操作を要求することなく、物品取次サービスを行うことができるシステムを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するため、本発明は基本的に、物品の処理等に関する取次サービスに用いるための複数のロッカーと、
利用者が物品の取次サービスを選択指定する操作、及び取次サービス後の物品の受け取りを告知する操作、並びに業者側要員が取次サービスのために物品の回収を行うこと及び取次サービス処理後の物品を指定ロッカーに納品することを告知する操作を実行するとともに、それらの操作に伴って取次に用いるロッカー番号と、少なくとも取次サービスの受付金額及び取次処理後の物品受け取り代金を表示するために前記複数のロッカーに近接した装置正面の操作画面表示部と、
少なくとも、前記選択された取次サービスの内容と取次ロッカーに対応するコード等の預かり票、回収告知時に物品を回収すべきロッカー毎に対応する注文票、一回の納品完了時の納品リスト等の帳票を印刷するためのプリンターと、
帳票等の記載内容を装置正面側から読み取るためのコード読取機と、
コイン及び紙幣入り口を有する金銭領収機と、
物品取次ぎサービスが選択され前記金銭領収機により受付金が受領されて取次用ロッカーが指定されたとき、物品受け取りの告知時において預かり票が前記コード読取機で読取確認され且つ金銭領収機に前記受け取り代金が投入されたとき、物品回収の告知時において物品回収すべきロッカー毎に対応する注文票が前記コード読取機で読取確認されたとき、及び処理済納品の告知時において対応する注文票が前記コード読取機で読取確認されたとき、等の必要時において該当するロッカーの解錠及び施錠を個々に制御する施解錠制御手段と、を備えたことを特徴とする物品取次ロッカーシステム、を構成したものである。
【0010】
上記の基本構成において、前記業者側要員が取次サービスを受けるべき物品の回収を行うこと、及び処理済物品の指定ロッカーへの納品を行うことを告知するためには、業者側要員であることを証明する作業カードを、装置正面側から前記コード読取機に提示し、正常に認識されることを要件とすることができる。
【0011】
本発明の更なる態様においては、ロッカーシステムから離れた店内のカウンターにおいて、少なくとも受付番号と、氏姓、電話番号その他の利用者特定情報とを記入し且つ取次サービスを特定し、その取次サービスの対象物品を入れるための注文袋を用意し、業者側要員はこの対象物品に取次サービス処理を施した後、前記装置正面の操作画面表示部において、前記受付番号と前記利用者特定情報とを入力することにより、納品可能な空ロッカーの一つが開錠されるとともに画面上で指定されるのを参照し、その開錠期間内において当該空ロッカー中に当該物品を納入し、利用者は前記操作画面表示部の初期画面における「カウンター受付品お渡し」ボタンを押すことにより前記受付番号及び利用者特定情報を入力するキー配列画面と、受け取り代金表示画面とを提示され、これらのキー入力及び代金投入を満たしたとき、当該物品を納入したロッカー番号を表示され、同時に開錠される当該ロッカーから当該物品を受け取ることができるようにしたものである。
【0012】
本発明の更に別の態様においては、前記操作画面表示部において、操作説明ビデオ、お店紹介ビデオ等の「待機画面」をエンドレスに表示するとともに、その「待機画面」の周囲いずれかの個所に、待機画面ビデオを終了するタッチ操作の方法を明示し、これによって呼び出されるロッカー利用操作のための初期画面中に、前記待機画面への復帰を指示する旨のタッチ操作方法を明示したことを特徴とするものである。
【0013】
本発明の更に別の態様においては、利用者が物品の取次サービス依頼に必要な操作画面への入力操作及び入金処理を行うと、これに応答して前記操作画面表示部にすべての空ロッカーを明示したロッカー配置図を表示し、利用者は自らが希望する位置の空ロッカーボタンを選択できるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のシステムを適用する装置実施例の正面を示している。図1において、A1及びA2はロッカー配列であり、各ロッカー1において、2は扉、3は把手、4はロッカー番号表示、そして5は扉ランプである。ロッカー配列A1、A2間には操作部Bが設置され、この操作部Bの上部には画面表示及びタッチ操作のための操作画面表示部6が配置されるとともに、帳票類発行部7、読み取り部8aを有するコード読取機8、コイン投入口9a、紙幣投入口9b、及び返却レバー9cを有する金銭領収機9、パネル鍵操作部10を有する正面パネル11が装備される。なお、操作部Bの最下部には釣り銭等返却口12が配置され、コード読取機8の面内には預かり証模写図8bが表示されている。
【0015】
図2は、図1の装置が具備する物品取次ロッカーシステムのブロック構成を示している。図2に示すように、操作画面表示部6、帳票類発行部(プリンタ)7、コード読取機8、及び金銭領収機9は、本発明装置のすべての機能を統括するCPU13により制御される。またAで総括するロッカー配列中の各ロッカー1は同じくCPU13に制御される施解錠制御装置14により個々に施解錠制御されるようになっている。各ブロックの機能は次の通りである。
【0016】
まず、操作画面表示部6は、適当な選択ボタン等を表示することにより、利用者が物品の取次サービスを選択指定する操作、及び取次サービス後の物品の受け取りを告知する操作、並びに業者側要員が取次サービスのために物品の回収を行うこと及び取次サービス処理後の物品を指定ロッカーに納品することを告知する操作を実行できるようにし、且つそれらの操作に伴って取次に用いるロッカー番号と、少なくとも取次サービスを受けた当該物品の受け取りに必要な金額等を表示するものである。
【0017】
帳票類発行部としてのプリンター7は、少なくとも、前記選択された取次サービスの内容と取次ロッカーに対応するコード等の預かり票、回収告知時に物品回収すべきロッカー毎に対応する注文票、一回の納品完了時の納品リスト等の帳票を印刷し、利用者等が受け取りやすい位置に排出するものである。これらの帳票類、及び後述する作業カード等の記載内容、望ましくはバーコードは、コード読取機8により装置正面から読み取られる。また、金銭領収機9は、自動販売機等に用いられる周知構造のものを採用することができる。
【0018】
CPU13は、上述した各部の動作と、施解錠制御装置14の動作を統括的に制御する。これにより、施解錠制御装置14は少なくとも(1)物品取次ぎサービスが選択されて金銭領収機9により受付金が領収され取次用ロッカー1が指定されたとき、(2)物品受け取りの告知時において預かり票がコード読取機8で読取確認され且つ金銭領収機9に受け取り代金が投入されたとき、(3)物品回収の告知時において物品回収すべきロッカー毎に対応する注文票がコード読取機8で読取確認されたとき、及び(4)処理済納品の告知時において対応する注文票がコード読取機8で読取確認されたとき、該当するロッカーの解錠及び施錠を個々に制御するものである。
【0019】
【実施例】
以上のような装置システム構成において、本発明の種々の動作モードは次のように実施される。
【0020】
・預かりフロー
図3及び図4に示す「預かりフロー」動作において、操作画面表示部6に初期表示される処理選択画面(1)には、「商品販売」ボタン15と、「取次サービス」ボタン16が表示され、「商品販売」ボタン15がタッチされると、操作画面表示部6は自動販売機モードとなり、種々の商品群又は商品が表示され、利用者は画面の案内に従って、金銭投入及び商品選択タッチを行うことにより、商品取り出し口(図示せず)より、所望の商品を取り出すことができる。
【0021】
一方、「取次サービス」ボタン16がタッチされると、操作画面表示部6は取次選択画面(2)となり、「お預かり」ボタン17と、「お渡し」ボタン18が表示される。更に、画面右下部には「中止」ボタン19も表示され、利用者がこのボタン19を押すか又は、一定時間(例えば1分間:以下同じ)内どのボタンも押さなければ、処理選択画面(1)にもどる。(なお、本システムにおいて、商品販売機能を含まず、取次機能のみ実施するとき、この「中止」ボタン19は表示されない。以下、同じ)
【0022】
取次選択画面(2)で「お預かり」ボタン17がタッチされると、操作画面表示部6は、お預かりメニュー画面(4)となるが、空きロッカーが無い場合、又はプリンターエラーにより「お預かり票」等が発行できないときは、お預かりエラー画面(3)となり、画面上には、例えば「申し訳ありませんが、ロッカーが満杯です。次回のご利用をお待ちしております。」等のメッセージが表示され、下部のOKボタンがタッチされるか、又は一定時間の経過後、処理選択画面(1)に戻る。(本システムにおいて、商品販売機能を含まず、取次機能のみ実施するときは、取次選択画面(2)に戻ることになる。)
【0023】
お預かりメニュー画面(4)には、この場合、4個の受付ボタン20A、20B、20C、20Dが表示され、例えばDPEの現像サービスの場合、受付A「即日仕上げ」、受付B「翌日仕上げ」、受付C「中一日仕上げ」、受付D「中二日仕上げ」等のボタン表示が設定される。画面の左下部には投入金額欄21があり、例えば前金額として定められた500円以上が投入されたのち、何れかの選択ボタンが押された場合には、図4に示すお預かり画面(6)へジャンプする。また金銭投入なしに選択ボタンが押された場合には、同じく図4の前金画面(5)に移り、この画面の上覧には「仕上がり予定、02年4月1日12時30分」等の仕上がり予定日時が、主画面には、例えば「前金“500円”を投入してください。」等のメッセージが表示され、これを見た利用者が500円以上を投入すると、ここでお預かり画面(6)に移る。
【0024】
お預かり画面(6)では、主画面表示のみ変化し、例えば、「ロッカーNo.“16番”にご依頼品を入れてください。」等のメッセージと、メッセージ下方においてロックボタン22が表示される。ここで、16番ロッカーが施錠されているときは、解除され、当該ロッカーの表示ランプが(図1の5)点滅し、その所在を知らせる。利用者は、撮影済フィルム等の依頼品をこのロッカーに入れ、扉を閉じロックボタン22をタッチすると、当該ロッカーが施錠され、画面はお預かり票印刷画面(7)に移る。一定時間ロックボタン22がタッチされない場合も同様である。(なお、中止ボタン19がタッチされた場合において、前金投入されているときは終了画面(8)へ、前金投入なしならば、処理選択画面(1)に戻る。また、本システムにおいて、取次機能のみ実施するときは、取次選択画面(2)に戻ることになる:以下同じ)
【0025】
預かり票印刷画面(7)が表示されている間には、「お渡しNo.」を記入した預かり票23が印刷され、利用者は、主画面の1行目「お預かり票をお受け取りください。」、2行目「ご注意:お渡し時に必ずご持参ください。」の表示を見て、預かり票を受領し、画面は終了画面(8)に移る。なお、プリンターエラー発生時は「プリンターエラー発生」を告げ、且つ再発行手続きの方法(後述)等を表示した上、同じく終了画面(8)に移る。終了画面(8)では、取引明細、例えば「投入金額 500円、前金 500円、おつり 0円」等の取引明細が表示され、釣り銭又は返却金がある時は、返却口12(図1)より当該金銭を払い出し、一定時間が経過すると、処理選択画面(1)に戻る。
【0026】
・回収フロー
回収フロー(図5〜7)の初期画面(11)は、図3及び4に示した預かりフローの初期画面(1)と同じ処理選択画面(11)である。回収に来た業者側の作業員が「取次サービス」ボタン16をタッチすると、画面はやはり預かりモードの場合の(2)と同じ取次選択画面(12)となり、ここで作業員は「お渡し」ボタン18をタッチして、お渡しNo.読取り画面(13)を表示させる。お渡しNo.読取り画面(13)は客への「お渡し」と業者による「物品回収」の両方に共用される画面であるため、客中心のメッセージ及びボタンが表示される。すなわち、上端縁には、例えば「お渡しNo.読取り部にバーコードを当てる。」と表示され、主画面には、装置正面のバーコード読み取り機8における水平スロット窓状の読み取り部8aと預かり票23に擬した画像8a’及び23’と共に、後者23’から前者8a’に掛かる矢印を表示し、更に後者23’(預かり票の画像)の横に「バーコード部分を当ててください」とのメッセージを表示している。
【0027】
従って、作業員はこの実施例においては、自らが物品の「回収」に来たことを証明するため、作業カード(図示せず)のバーコード部分を、装置正面のコード読み取り部8aに当てる。これにより、画面は回収/納品作業確認画面(14)に移る。この画面(14)の上端には回収/納品作業確認の日時が表示されるとともに、「パスワードを入力してください。」とのメッセージと、対応するパスワードマスク(********)欄、及びテンキーと、「訂正」ボタン24、「OK」ボタン25、並びに「販売に戻る」ボタン26が表示される。
【0028】
作業員が正規のパスワードをテンキー入力し(パスワード合致)、「OK」ボタン25をタッチすると、画面は納品/回収作業選択画面(15)に移る。パスワードのテンキー入力中の誤動作を訂正するためには、「訂正」ボタン24を押すと、直前入力の1文字が削除される。パスワードが合致しない場合には「パスワードが違います」という表示を一定時間出した後、初期(処理選択)画面(11)に戻る。「販売に戻る」ボタン26を押した場合も同様である。
【0029】
納品/回収作業選択画面(15)では、「納品作業」ボタン27及び「回収作業」ボタン28が表示され、「回収作業」ボタン28がタッチされると、画面は図6に示す回収作業選択画面(25)に移る。この画面(25)には選択ボタンとして「お預かり品回収作業」ボタン29、「滞留品回収作業」ボタン30、及び「各種帳票再発行」ボタン31が表示され、更に右下に「納品/回収作業選択に戻る」ボタン32が表示される。「お預かり品回収作業」ボタン29は、回収待ちロッカーがあった場合に緑色、なければ黄色となり、緑色の時このボタン29をタッチすると、画面はお預かり品回収作業(注文票印刷)画面(16)に移る。
【0030】
この回収作業(注文表印刷)画面(16)においては、まずロッカー一覧表を背景として印刷メッセージ、例えば「注文票を印刷しています。」が表示され、その間、回収待ち状態の各ロッカーに対応する注文票がロッカー番号の若い順に各2枚ずつ印刷され、この印刷が完了すると、画面はお預かり品回収作業(注文票読取り)画面(17)に移る。
【0031】
お預かり品回収作業(注文票読取り)画面(17)において、ロッカー一覧表の上方には、メッセージ、例えば「注文票のバーコードをスキャナーに読み込ませてください。」等が表示され、作業員はバーコード読取り機に対してその読取りを実行し、読み込まれたバーコードが回収待ちロッカーに関するお渡しNo.であれば、該当ロッカーは解錠され、画面はお預かり品回収作業(回収待ち)画面(19)に移る。一方、プリンター異常で注文票が発行されないまま、注文票読取り画面(17)に移っていたり、注文票があっても、この画面(17)の際にスキャナー異常でバーコードが読取れないとき、作業員は画面下部の「お渡しNo.表示」ボタン33をタッチし、画面をお預かり品回収作業(お渡しNo.表示)画面(18)に移行させる。作業員はこの画面(18)で回収待ちロッカーに関するお渡しNo.を確認し又はメモをとってから「OK」ボタン34をタッチし、これによって該当ロッカーは解錠され、画面はお預かり品回収作業(回収待ち)画面(19)に移る。
【0032】
お預かり品回収作業(回収待ち)画面(19)では、ロッカー一覧表の上方に、例えば「ロッカーNo.**の依頼品を取り出し、『OK』を押してください。」というメッセージが表示され、該当ロッカーの有する扉開検知機能が働き、画面は次のお預かり品回収作業(OKボタン待ち)画面(20)に移る。この画面(20)においても、ロッカー一覧表の上方に、同様な特定No.ロッカーに関する取り出し指示メッセージが表示され、作業員がメッセージ通りの取り出し作業を行い、OKボタン35を押すと、未回収ロッカーが有る場合、画面は回収作業(注文表印刷)画面(16)に戻り、次の回収作業について再び画面(20)に至る上述のフローが繰り返される。なお、回収作業(注文票読取り)画面(17)と回収作業(回収待ち)画面(19)、及び回収作業(OKボタン待ち)画面(20)の各表示段階において、作業者が作業を一時中止するために中止ボタン36を押した場合も同様に、画面は回収作業(注文表印刷)画面(16)に戻る。
【0033】
回収作業(OKボタン待ち)画面(20)において、OKボタン35を押した時点で未回収ロッカーがなければ(画面のロッカー一覧表において、当初未回収ロッカーとして、黄色又は回収中の赤色で表示された「回収待ち」ロッカーのコマが全て緑色になり)、画面は図7に示すお預かり品回収作業(回収完了)画面(21)に移る。この画面(21)では、当該回収作業が当該月日において、1回目であれば、OKボタン35を1回押し、2回目であれば2回押すことにより、お預かり品回収作業(回収作業内容選択)画面(22)を呼び出し、各回回収品の仕上がり日時を確認して、中央の「OK」ボタン34を押すと、画面はお預かり品回収作業(回収リスト印刷)画面(23)に移る。
【0034】
画面(23)には、回収リスト印刷中ウィンドーが表示され、ここで回収リスト37の印刷が完了すると、画面はお預かり品回収作業(回収リスト印刷完了)画面(24)に移る。ここでは、回収リスト印刷完了ウィンドーが表示され、同時に「再印刷」ボタン38、及び「OK」ボタン39が表示される。従って、回収リストが不鮮明等であれば「再印刷」ボタン38を押し、回収リスト印刷が確認できれば、「OK」ボタン39を押すことにより、画面は前述した回収作業選択画面(25)に移り、ここでは「お預かり品回収作業」ボタン29、「滞留品回収作業」ボタン30、及び「各種帳票再発行」ボタン31のいずれも選択せず、画面右下の「納品/回収作業選択に戻る」ボタン32を押し、納品/回収作業選択画面(15)に戻り、更にこの選択画面(15)中の「販売に戻る」ボタン26を押して初期画面(11)に戻ることができる。
【0035】
・納品作業フロー
作業員が図8に示す処理選択画面(31)から、取次選択画面(32)、お渡しNo.読取り画面(33)、回収/納品作業確認画面(34)、納品/回収作業選択画面(35)を順次呼び出していく手順は、回収作業フローにおける処理選択画面(11)から、各画面(12)〜(15)を呼び出していく手順と同じであり、説明を省略する。納品/回収作業選択画面(35)において、作業員が「納品作業」ボタン27を押すと、画面は図9に示した納品作業選択画面(45)に移る。この画面(45)においても、「納品作業」ボタン27’が表示されると共に、「納品金額訂正」ボタン38と、「各種帳票再発行」ボタン39が表示される。
【0036】
ここで本発明のロッカー配列中で納品待ちロッカーがある場合、納品作業選択画面(45)中の「納品作業」ボタン27’は緑色(なければ黄色)であり、作業員がこの「納品作業」ボタン27’を押すと、画面は納品作業(バーコード読取り)画面(36)に移る。この画面(36)のメッセージ欄には、例えば「注文票/滞留品回収票のバーコードをスキャナーに読み込ませてください。」と表示される。作業員が納品予定物に付した注文票のバーコードを読み込ませ、お渡しNo.が確認されると、画面は図10に示す納品作業(代金入力)画面(39)に移る。また、お渡しNo.がバーコード読取り不良で確認できない場合、画面(36)下部の「お渡しNo.入力」ボタン40を押すと画面は納品作業(お渡しNo.入力)画面(37)に移り、お渡しNo.入力ウィンドーが表示され、このウィンドー内のテンキーによりお渡しNo.を入力し、納品待ちのお渡しNo.として確認されれば、画面はここで納品作業(代金入力)画面(39)に移る。
【0037】
スキャナーでの読み込み、又は画面(37)におけるテンキー入力によって、該当のお渡しNo.が存在しないことが確認されると、画面は納品作業(お渡しNo.異常)画面(38)に移り、お渡しNo.異常ウィンドーが表示され、このウィンドー内の「OK」ボタン41を押すことにより、画面は納品作業(バーコード読取り)画面(36)に戻り、次のバーコード読取り作業に移る。一方、この納品モードにおいて、作業員がすでに回収された滞留品(指定通りロッカーに納品したが所定期間内に引き取られず回収した物)を誤って持参し、それに付された滞留品回収票のバーコードをスキャナーに読み込ませるか、又は読取り不良のため画面(37)におけるテンキー入力によって、滞留品であることが認識されると、画面は納品作業(空きロッカーなし)画面(46)となって、空きロッカーなしウィンドーが表示され、そのウィンドー内の「OK」ボタン41を押すことにより、画面は同じく納品作業(バーコード読取り)画面(36)に戻る。
【0038】
前述のとおりにして、納品待ちのお渡しNo.が確認され、納品作業(代金入力)画面(39)に移ると、代金入力ウィンドーが表示され、作業員はウィンドー内のテンキーで、納品物に対応する代金を入力する。テンキーの上方には「中止」、「訂正」、「OK」の各ボタン42、43、44が表示され、正確な打ち込み後「OK」ボタン44を押すと、画面は納品作業(代金確認)画面(40)に移るが、「中止」ボタン42を押すと、画面は納品作業(バーコード読取り)画面(36)に戻る。
【0039】
納品作業(代金確認)画面(40)では、代金確認ウィンドーが表示され、作業員がウィンドー内の「OK」ボタン45を押すと、該当ロッカーの施錠が解かれ、画面は納品作業(納品待ち)画面(41)に移るが、「再入力」ボタン46を押せば再び納品作業(代金入力)画面(39)に戻る。納品作業(納品待ち)画面(41)に移ったものとして、ロッカー一覧表の上のメッセージ欄には、例えば「ロッカーNo.**に納品し、『OK』を押してください。」と表示され、該当ロッカーの扉開状態がセンサーにより検知されると、納品作業(OKボタン待ち)画面(42)に移る。また、ロッカー一覧表下の「中止」ボタン47が押されると再び納品作業(バーコード読取り)画面(36)に戻り、該当ロッカーは施錠され、納品待ち状態のままとなる。
【0040】
納品作業(OKボタン待ち)画面(42)では、ロッカー一覧表の上のメッセージ欄に、例えば「注文票/滞留品回収票のバーコードをスキャナーに読み込ませてください。」と表示され、作業員が納品作業を終えてロッカー一覧表下の「OK」ボタン48を押すと、納品作業(バーコード読取り)画面(36)に戻り、該当ロッカーは施錠され、納品待ち状態のままとなる。「中止」ボタン47が押されても同様である。
【0041】
全ての納品が終わり、納品作業(バーコード読取り)画面(36)において、中止ボタン49を押すと、画面は図11に示す納品作業(納品リスト印刷)画面(43)に移り、納品リスト50が印刷される。画面(43)には納品リスト印刷中ウィンドーが表示され、印刷が完了すると、画面は納品作業(納品リスト印刷完了)画面(44)に移り、作業員が印刷された納品リストを確認して「OK」ボタン51を押すと、更に図9においても示した納品作業選択画面(45)に移る。納品リストの印刷に不備がある場合に作業員が「再印刷」ボタン52を押すと、納品作業(納品リスト印刷)画面(43)に戻り、最終的には納品作業選択画面(45)に移る。ここで画面右下の「納品/回収作業選択」ボタン53が押されると、画面は納品作業選択画面(35)に戻り、更にその画面(35)中の「販売に戻る」ボタン26が押されると、初期画面(31)に復帰する。
【0042】
・納品金額訂正フロー
作業員が金額の打ち間違いに気づいた場合のほか、種々の理由により納品金額を訂正したい場合がある。特殊な例としては、受取日時を超過しても利用者が引き取りに来ないため、一定の猶予期間を設定し、代わりに料金を増額する場合がある。このように納品引き取りの金額を訂正する手続きは、「納品金額訂正」フローとして図12〜14に示すごとく実施される。この場合も処理選択用の初期画面(51)から納品/回収作業選択画面(55)に至るまでのフローは、図5に示した回収作業フローにおける処理選択画面(11)から、各画面(12)〜(15)を順次呼び出していく手順、及び図8に示した納品作業フローにおける処理選択画面(31)から、各画面(32)〜(35)を順次呼び出していく手順と同じであり、更に納品/回収作業選択画面(55)から納品作業選択画面(63)に至る態様も、納品作業フローにおける納品/回収作業選択画面(35)から納品作業選択画面(45)に至る態様と同じである。
【0043】
図13の納品作業選択画面(63)において、中段に表示された納品金額訂正ボタン54を押すと、画面は納品金額訂正(ロッカー選択)画面(56)に移り、この画面(56)のメッセージ欄には、例えば「納品金額を訂正するロッカーを選択してください。」と表示される。メッセージ欄下のロッカー一覧表において、納品済/お渡し待ちのロッカー番号コマは緑色となり「納品済」又は「お渡し待ち」と表示されており、作業員が金額訂正すべきロッカー番号コマをタッチすると、画面は納品金額訂正(現在内容表示)画面(57)に移る。「中止」ボタン55をタッチすると、図14の納品金額訂正(納品リスト印刷)画面(61)にジャンプし、「前頁」ボタン56、「次頁」ボタン57が有効であれば、それらをタッチして前頁又は次頁を表示させることができる。
【0044】
現在内容表示画面(57)において、作業員が「はい」ボタン58を押すと、画面は納品金額訂正(代金入力)画面(58)に移るが、「いいえ」ボタン59を押すと、納品金額訂正(ロッカー選択)画面(56)に戻る。
【0045】
代金入力画面(58)においては、代金入力ウィンドーが表示され、作業員はそのウィンドー内のテンキーにより新たな代金を入力し、「OK」ボタン60のタッチで、画面を納品金額訂正(確認)画面(59)に移す。画面(59)には前金受領額と新規又は訂正請求額、及び合計額等の金額明細が表示され、作業員が「はい」ボタン58を押すと、画面は納品金額訂正(訂正完了)画面(60)に移るが、「いいえ」ボタン59を押すと、納品金額訂正(代金入力)画面(58)に戻る。
【0046】
訂正完了画面(60)では、金額訂正を完了したロッカーの緑色コマに「訂正済」が表示され、訂正作業が完了すると「中止」ボタン61のタッチにより、画面は納品金額訂正(納品リスト印刷)画面(61)に移るが、金額訂正が終わっていないロッカー(黄色表示)があれば納品金額訂正(ロッカー選択)画面(56)に戻る。納品リスト印刷画面(61)では、納品リスト印刷中ウィンドーが表示され、納品リスト50の印刷が完了すると、画面は納品金額訂正(納品リスト印刷完了)画面(62)に移る。
【0047】
納品リスト印刷完了画面(62)では、作業者が印刷された納品リストを確認して「OK」ボタン62を押すと、画面は納品作業選択画面(63)に移るが、「再印刷」ボタン63を押すと納品リスト印刷画面(61)に戻る。納品作業選択画面(63)から、初期画面に戻る手順は既に述べたとおりである。
【0048】
・お渡し画面フロー
預かり票を持参した客は、図15及び16に示す諸手続きを経て仕上がった品物を受け取ることができる。初期画面は処理選択画面(71)であり、客が「取次サービス」ボタンを押すと取次選択画面(72)となり、更に「お渡し選択」ボタンを押すとお渡しNo.読取り画面(73)となる。前述した通り、この画面(73)の上端縁には、例えば「お渡しNo.読取り部にバーコードを当てる。」と表示され、主画面には、装置正面のバーコード読み取り機8における水平スロット窓状の読み取り部8aと預かり票23に擬した画像8a’及び23’と共に、後者23’から前者8a’に掛かる矢印を表示し、更に後者23’(預かり票の画像)の横に、「バーコード部分を当ててください」とのメッセージを表示している。
【0049】
客が、バーコードリーダで預かり票の読取りを行わせ、読み取られた預かり票のお渡しNo.が、いずれかのロッカー納品物と一致すれば、画面は代金投入画面(77)に移る。また、そのNo.が処理可能な取次品には該当するがロッカー未納状態である場合には、未納品画面(74)に移る。未納品画面(74)において、客が未納品メッセージ(業者により適宜設定される。)を見て了承し「OK」ボタン64を押すか、又は一定時間が経過すると画面は処理選択画面(71)に戻る。更に、依頼品の処理に公序良俗違反や、違法性がある場合、画面は未仕上げ画面(82)に移る。この未仕上げ画面(82)においては、客が未仕上げメッセージ(業者により適宜設定される。)を見て了承し「OK」ボタン64を押すか、又は一定時間が経過すると画面はお渡し画面(79)に移る。
【0050】
読み取られた預かり票のお渡しNo.が、所定期間内の引き取りがないとして既に業者側に回収したものに対応する場合、又はいずれの預かり品のお渡しNo.とも一致しない場合、画面は滞留品回収済画面(75)、又はお渡しNo.なし画面(76)に移る。客がこれらの画面のメッセージ(業者により適宜設定される。)を見て了承し「OK」ボタン64を押すか、又は一定時間が経過すると画面は処理選択画面(71)に戻る。これら、納品引き取りの不能を表す画面(74)、(75)、(76)、及び(82)のメッセージには、問い合わせ先の電話番号も併記され、特に回収された滞留品の引き取り方法等の質問に答えられるようになっている。
【0051】
お渡しNo.が、いずれかのロッカー納品物と一致した場合の代金投入画面(77)には、料金明細が表示される。客が装置正面の金銭領収機9(図1)におけるコイン投入口9a、又は紙幣投入口9bより、請求金額以上の金銭を投入すると、画面には「領収証発行」ボタン65、及び「領収証不要」ボタン66が有効表示され、客が「領収証発行」ボタン65を押すと、画面は領収証発行画面(78)に移り、ここで領収証67が発行されると、更にお渡し画面(79)に移る。また、客が「領収証不要」ボタン66を押すか、又はプリンターエラーの場合、画面はやはりお渡し画面(79)に移る。
【0052】
お渡し画面(79)では、該当ロッカー番号が表示されるとともに、該当ロッカーの施錠が解かれる。客はこのロッカーから仕上がり品(又は処理不能とされた未仕上げ品)等を取り出すことができる。該当ロッカーの解錠状態はそのまま維持されるが、客の取り出し動作で扉が開かれてから閉じられたことをセンサーで検知した後、一定時間が経過すると終了画面(80)に移る。また、一定時間内に扉の開閉が行われなかった場合も、同様に終了画面(80)に移る。但し、後者(無開閉終了)の場合、他の種々の動作モードにおいて、ロッカー一覧表が表示されたとき、該当ロッカーの状態は使用不可と明示される。
【0053】
終了画面(80)では、取引明細が表示されるとともに、返却金又は釣り銭がある時は該当金銭が払い出され、それらの処理終了後、画面は処理選択画面(71)に戻る。なお、納品の受け取りにきた客が、処理選択画面(71)からお渡しNo.読取り画面(73)まで操作したが、お渡し票のバーコード読取りがスキャナーの故障等で難渋した場合、装置設置店舗等の係員に申し出ることにより、手入力画面(81)を表示させ、暗証番号と、お渡しNo.を画面中のテンキーにより入力し、お渡しNo.読取り画面(73)の機能を代行させることができる。一旦、手入力画面(81)を表示させたが、その画面中の中止ボタンを押すか又は一定時間内にテンキー入力がなければ、画面は処理選択画面(71)に戻る。
【0054】
・滞留品回収作業フロー
所定の引き取り日時(又は猶予期間の終了日時)を過ぎても、依頼客が納品物を引き取りに来ないときは、図17〜19に示す操作手順により、滞留品としてこれらの物を回収する。この場合も処理選択用の初期画面(91)から納品/回収作業選択画面(95)に至るまでのフローは、図5に示した回収作業フローにおける処理選択画面(11)から、各画面(12)〜(15)を順次呼び出していく手順、図8に示した納品作業フローにおける処理選択画面(31)から、各画面(32)〜(35)を順次呼び出していく手順、及び図12に示した処理選択用の初期画面(51)から納品/回収作業選択画面(55)に至るまでの手順と同じである。
【0055】
図17に示す納品/回収作業選択画面(95)において「回収作業」ボタンが押されると、画面は図18に示す回収作業選択画面(104)に移るが、画面右下の「販売に戻る」ボタン68が押されると、処理選択画面(91)に戻る。回収作業選択画面(104)においては、「滞留品回収作業」ボタンを押して滞留品回収票印刷画面(96)に移る。この時点でロッカー滞留品がない場合、「滞留品回収作業」ボタンは表示されない。画面(104)右下の「納品/回収作業選択」ボタン(69)を押すと、納品/回収作業選択画面(95)に戻る。
【0056】
滞留品回収票印刷画面(96)においては、滞留品回収票印刷ウィンドーが表示され、同時に滞留品回収票70が、それらの注文票の印刷部数だけ印刷される。この印刷は、回収待ち状態の若いロッカー番号の順に開始され、1ロッカー分の印刷が完了すると、画面は滞留品回収票読取り画面(97)に移る。この画面(97)のメッセージ欄には、例えば「滞留品回収票のバーコードをスキャナーに読み込ませてください。」と表示され、これによって作業員が読み込ませたバーコードが被回収ロッカーのお渡しNo.であるときは、該当ロッカーの施錠を解き、回収待ち画面(99)に移る。
【0057】
滞留品回収票読取り画面(97)において、「印刷」ボタン71が押されると、再び滞留品回収票70が、それらの注文票の印刷部数だけ印刷される。また、「中止」ボタン72が押されると、再び滞留品回収票印刷画面(96)に戻る。更にプリンター異常又はスキャナー異常でバーコードの読取りが不可能な場合には、「お渡しNo.表示」ボタン73を押して、お渡しNo.表示画面(98)を表示させ、そのウィンドーに表示されたお渡しNo.を確認し、下部中央の「OK」ボタン74を押すことにより該当ロッカーの施錠を解き、回収待ち画面(99)に移行させる。
【0058】
滞留品回収票作業(回収待ち)画面(99)では、メッセージ欄に、例えば「ロッカーNo.**の滞留品を取り出し、『OK』を押してください」と表示され、作業員はこの指示に従うが、センサーによる該当ロッカーの扉開検知により、画面はOKボタン待ち画面(100)に移る。また回収待ち画面(99)における「印刷」ボタン71、「中止」ボタン72、及び「お渡しNo.表示」ボタン73の機能は、前述した滞留品回収票読取り画面(97)におけるボタン71、72、及び73の機能と同様である。
【0059】
OKボタン待ち画面(100)では、メッセージ欄に、画面(99)と同様、「ロッカーNo.**の滞留品を取り出し、『OK』を押してください」等の内容が表示され、作業員はこの作業を終えて「OK」ボタン74又は「中止」ボタン72を押す。このとき、全滞留品の回収が終わっておれば、滞留品回収票作業(回収完了)画面(101)に移るが、終わっていなければ、滞留品回収票印刷画面(96)に戻る。またOKボタン待ち画面(100)における「印刷」ボタン71、及び「お渡しNo.表示」ボタン73の機能は、前述した滞留品回収票読取り画面(97)及び滞留品回収待ち画面(99)におけるボタン71、及び73の機能と同様である。
【0060】
滞留品回収票作業(回収完了)画面(101)においては、メッセージ欄に、例えば「全ての回収が完了しました。『OK』を押してください」等の内容が表示され、作業員が「OK」ボタン74を押すと、画面は滞留品回収リスト印刷画面(102)に移る。このリスト印刷画面(102)では、滞留品回収リスト印刷中ウィンドーが表示され、滞留品回収リスト75が印刷されると、滞留品回収リスト印刷完了画面(103)に移る。
【0061】
滞留品回収リスト印刷完了画面(103)では、滞留品回収リスト印刷完了ウィンドーが表示されるが、再印刷が必要な場合にはウィンドー内の「再印刷」ボタン76を押すことにより、画面は滞留品回収リスト印刷画面(102)に戻る。作業員が回収リスト印刷完了を確認したときはウィンドー内の「OK」ボタン77を押すことにより、画面は回収作業選択画面(104)に移る。作業員はこの画面(104)右下の「納品/回収選択画面に戻る」ボタン69等、順次「戻る」ボタンを押して、初期の処理選択画面に戻すことができる。
【0062】
・各種帳票再発行作業フロー
前述した種々の作業フロー中において、あるいは作業員がいきなり各種帳票を再発行したい場合には、図20〜25に示す作業フローが次のように実施される。このフローの初期画面は、納品作業フロー又は金額訂正フローにおける実質的な開始画面として図9、11及び13にそれぞれ示した納品作業選択画面(45)及び(63)、又は図6及び7に示した回収作業選択画面(25)から開始する。
【0063】
図20に示す納品作業選択画面(45)もしくは(63)、又は回収作業選択画面(25)において、作業員が「帳票再発行」ボタン39、又は31を押すと、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に移る。この画面には6個の選択ボタンとして、A.「お預かり票再発行」、B.「注文票再発行」、C.「滞留品回収票再発行」、D.「回収リスト再発行」、E.「滞留品回収リスト再発行」及びF.「納品リスト再発行」の各選択ボタンが表示されている。まず「お預かり票再発行」ボタンが押されると、画面はお預かり票再発行(お預かり票ロッカー選択)画面(113)に移る。また、画面(112)において他のボタンが押された場合には、それぞれ節点B、C、D、E、Fを経て図21〜25の各々に示したフローに移行する。
【0064】
図20に示すお預かり票再発行(お預かり票ロッカー選択)画面(113)では、ロッカー一覧表が表示され、その上欄外に、例えば「お預かり票を再発行するロッカーを選択してください。」というメッセージが表示される。該当ロッカー欄がタッチされると、そのロッカーに関するお預かり票再発行(現在内容表示)画面(114)に移り、「中止」ボタン55のタッチで帳票選択画面(112)に戻る。また、「前頁」ボタン56又は「次頁」ボタン57をタッチした場合に、これらの頁が表示可能であれば表示される。
【0065】
現在内容表示画面(114)では、該当ロッカーの預かり日時、納品日時、金額等と、例えば「このロッカーのお預かり票を再発行しますか?」との質問が表示され、「はい」ボタンを押すと、お預かり票再発行画面(115)に移り、「いいえ」ボタンを押すとお預かり票再発行(お預かり票ロッカー選択)画面(113)に戻る。
【0066】
お預かり票再発行画面(115)では、お預かり票再発行中ウィンドーが表示され、印刷が完了すると、お預かり票再発行完了画面(116)に移り、ここではお預かり票再発行完了ウィンドーが表示され、作業員が更なるお預かり票再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、お預かり票の再発行が確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0067】
帳票選択画面(112)において、「注文票再発行」ボタンが押されると、画面は図21に示す注文票再発行(注文票ロッカー選択)画面(121)に移る。この画面(121)のメッセージ欄には、例えば「注文票を再発行するロッカーを選択してください。」とのメッセージが表示される。該当ロッカー欄がタッチされると、そのロッカーに関する注文票再発行(現在内容表示)画面(122)に移るが、同画面(121)内の「中止」ボタン55をタッチすると帳票選択画面(112)に戻る。また、「前頁」ボタン56又は「次頁」ボタン57をタッチした場合に、これらの頁が表示可能であれば表示される。
【0068】
現在内容表示画面(122)では、該当ロッカーの預かり日時、納品日時、金額等と、例えば「このロッカーの注文票を再発行しますか?」との質問が表示され、「はい」ボタンを押すと、注文票再発行画面(123)に移り、「いいえ」ボタンを押すと注文票再発行(注文票ロッカー選択)画面(121)に戻る。
【0069】
注文票再発行画面(123)では、注文票再発行中ウィンドーが表示され、印刷が完了すると、注文票再発行完了画面(124)に移り、ここでは注文票再発行完了ウィンドーが表示され、作業員が更なる注文票再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、注文票の再発行が確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0070】
帳票選択画面(112)において、「滞留品回収票再発行」ボタンが押されると、画面は図22に示す滞留品回収票再発行(滞留品選択)画面(125)に移る。この画面(125)のメッセージ欄には、例えば「滞留品回収票を再発行するロッカーを選択してください。」とのメッセージが表示される。例えば、各行にお渡しNo.、納品日、回収日を記入した滞留品一覧表の該当項目がタッチされると、その滞留品に関する滞留品回収票再発行(現在内容表示)画面(126)に移るが、同画面(125)内の「中止」ボタン55をタッチすると帳票選択画面(112)に戻る。また、「前頁」ボタン56又は「次頁」ボタン57をタッチした場合に、これらの頁が表示可能であれば表示される。
【0071】
滞留品回収票再発行(現在内容表示)画面(126)には、滞留品のお渡しNo.、納品日時、回収日時、金額等と、例えば、「この滞留品の回収票を再発行しますか?」との質問が表示され、「はい」ボタンを押すと、回収票再発行画面(127)に移り、「いいえ」ボタンを押すと滞留品選択画面(125)に戻る。
【0072】
滞留品回収票再発行画面(127)では、滞留品回収票再発行中ウィンドーが表示され、印刷が完了すると、滞留品回収票再発行完了画面(128)に移り、ここでは滞留品回収票再発行完了ウィンドーが表示され、作業員が更なる滞留品回収票再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、滞留品回収票の再発行が確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0073】
帳票選択画面(112)において、「回収リスト再発行」ボタンが押されると、画面は図23に示すように、実質上前記画面(112)の上に重ねて、「回収リスト再発行中」ウィンドーを表示した回収リスト再発行画面(129)に移り、ここで回収リストの再印刷が完了すると、画面はやはり前記画面(112)の上に重ねて、「回収リストの再発行完了」ウィンドーを表示した回収リスト再発行完了画面(130)に移る。作業員は更なる回収リスト再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、回収リストの再発行が確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0074】
帳票選択画面(112)において、「滞留品回収リスト再発行」ボタンが押されると、画面は図24に示すように、実質上前記画面(112)の上に重ねて、「滞留品回収リスト再発行中」ウィンドーを表示した滞留品回収リスト再発行画面(131)に移り、ここで滞留品回収リストの再印刷が完了すると、画面はやはり前記画面(112)の上に重ねて、「滞留品回収リストの再発行完了」ウィンドーを表示した滞留品回収リスト再発行完了画面(132)に移る。作業員は更なる滞留品回収リストの再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、再発行された滞留品回収リストが確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0075】
帳票選択画面(112)において、「納品リスト再発行」ボタンが押されると、画面は図25に示すように、実質上前記画面(112)の上に重ねて「納品リスト再発行中」ウィンドーを表示した納品リスト再発行画面(133)に移り、ここで納品リストの再印刷が完了すると、画面はやはり前記画面(112)の上に重ねて、「納品リストの再発行完了」ウィンドーを表示した納品リスト再発行完了画面(134)に移る。作業員は更なる納品リストの再発行を求めるときは「再印刷」ボタン76を押し、再発行された納品リストが確認できれば「OK」ボタン77を押すことにより、画面は各種帳票再発行(帳票選択)画面(112)に戻る。
【0076】
本発明の更なる実施態様においては、ロッカーシステムから離れた店内のカウンターにおいて、店員が客(利用者)から取次サービスを求められた対象物品を直接預かり、客はロッカー受け取りを指定しておけば、閉店又は無人サービス時間中においても、所定のロッカーから処理済又は仕上がり物品を取出すことができるようにしている。
【0077】
この店内カウンター受付モードにおいて、店員は客からDPE等の取次サービスを依頼されると、図26に示すような依頼袋80の客用控え80a(最初は依頼袋80の上部における店用控え80b上に重なった複写原紙となっている)上に原則としては客の氏名,住所及び電話番号その他の利用者特定情報を記入する。更に、この場合は控え80aの左上部に定められた受付番号欄の記入(図では「555555」として明示)も必須事項であるが、これはあらかじめ印刷されているか,その場でのスタンプ印や筆記具による記入のいずれによってもよい。次に仕上がり予定日、受け取り場所をカウンターかロッカーのいずれにするか等の選択がチェック記入される。これらの記入内容は店用控え80bにも転写され、客用控え80aは、上端の剥離接着帯81から剥がされ、客に手渡される。
【0078】
対象物品は注文袋に入れられ、作業員又は業者側要員 (ここでは集配業者)はこの注文袋を店から回収してサービス処理業者に託し、処理後の物品は同じ注文袋に入れて再び集配業者が店に持参する。注文袋において、受け取り場所が「ロッカー」と指定されている場合、集配業者は装置正面の操作画面表示部において、納品作業フロー (図8)に従った操作により、納品/回収選択画面35に到達し、「納品作業」ボタン27をタッチする。この実施例において、納品/回収選択画面35はここで、節点A’のルートで納品作業選択画面に移る。
【0079】
図27に示す通り、納品作業選択画面(135)には「カウンター受付品の納品作業」ボタン82があり、作業員がこのボタン82をタッチすると,画面は受付番号/電話番号入力画面(136)に移る。この画面(136)ではテンキーボタンにより、前記受付番号を入力し且つ「OK」ボタンで確認し、利用者特定情報、ここでは典型的に電話番号を、同様にテンキー入力及びOK確認することにより、再確認用の確認画面(137)が呼び出される。この確認画面(137)では受付No.と電話番号とが同時表示され、どちらか一方でも間違っておれば,「再入力」ボタンを押して再び受付番号/電話番号入力画面(136)を呼び出して訂正し、合っておれば、「OK」ボタンを押すことにより、代金入力画面が現れる。
【0080】
図28に示す代金入力画面(138)では、納品すべき仕上がり品のサービス料金をテンキー入力し、「OK」ボタンを押すことにより、代金確認画面(139)を呼び出す。この確認画面(139)では入力代金が表示され、これが間違っておれば,「再入力」ボタンを押すことにより前画面に戻って訂正し、合っておれば、「OK」ボタンを押すことにより、納品作業 (カウンター受付)画面(140)を呼び出す。画面(140)には、空ロッカーのうち、所定の順序で一つのロッカーが指定され、当該ロッカーは所定時間内だけ開錠される。
【0081】
作業員は当該開錠された空ロッカー中に当該物品を納入するとともに「OK」ボタンを押し、時間経過による施錠後においてロッカー配列画面中の当該ロッカー位置は「引取待ち」表示となる。作業員は手持ちの処理袋について、すべての納品操作を終えると「次頁」操作により画面は受付番号/電話番号入力画面(136)に戻り、「終了」ボタンにタッチすることにより納品リストが印刷される。この間の手順は前述した通りである。
【0082】
サービス処理をカウンターで依頼し,処理済み物品をロッカーから受け取ることにした利用者は、納品予定日時以後において次のような手順を実行する。まず図29に示す初期画面(141)における「カウンター受付・処理品お渡し」ボタンを押すことにより、受付番号/電話番号入力画面(142)を呼び出す。この画面において、利用者がキー入力した受付番号及び電話番号が合っておれば、画面は図16に関して先に説明した「お渡し画面フロー」の代金投入画面(77),領収証発行画面(78)を経て、当該ロッカーの開錠を伴うお渡し画面(79)及び当該ロッカーの施錠を伴う終了画面(80)へと移行し,更に初期画面に戻ることとなる。
【0083】
上記の実施態様においては、店内のカウンターにおいて、店員が客(利用者)から取次サービスを求められた対象物品を直接預かり、客はロッカー受け取りを指定し、所定のロッカーから処理済又は仕上がり物品を取出すことができるようにしたものであるが、この逆の態様で実施できるモードを設定することも可能である。すなわち、このロッカー預け入れ/カウンター受け取りモードでは,客は操作画面を用いて自ら開錠したロッカーに対象物品を預け入れ、処理後の物品についてはカウンターで受け取るものであり,例えば、修理に出し、戻ってきた物品の補修状況を店員から口頭で説明を受けること等に利用することができる。
【0084】
本発明の更に別の実施態様においては,前記操作画面表示部で、操作説明ビデオ、お店紹介ビデオ等の「待機画面」をエンドレスに表示するとともに、利用者が待機画面ビデオを終了するタッチ操作の方法を明示し、これによって呼び出されるロッカー利用操作のための初期画面中に、前記待機画面への復帰を指示する旨のタッチ操作方法を明示したことにより、ロッカー利用者の便宜及び当該店舗等の宣伝等に寄与させるものである。
【0085】
図30に示す待機画面モードにおいて、待機画面(143)は操作説明ビデオの初期フレームであり、ここではロッカー利用に関する一連の説明が必要フレーム数だけエンドレスに表示される。全フレームを通じ、待機画面(143)内の一部分(この場合は下縁部)には、この画面を終了してロッカー利用操作に移るためのタッチ個所(例えば、画面全域)等の指示が入っている。なお、待機画面としては、操作説明ビデオの他,PR用のお店紹介ビデオ等を放映してもよい。また、必要な待機画面はCD等に収録しておき、店舗又は管理センターからのコンピュータ指令によりせんたくされる。
【0086】
待機画面(143)を終了すると、ロッカー利用操作の初期画面(144)に移る。初期画面(144)の中央には女子マーク83と、その話声囲み84を表示し、話声として「私は操作方法のガイダンス要求ボタンです」等、自身が「操作説明ビデオ要求」ボタンであることを表示している。したがって、利用者がこのボタン(女子マーク83)を押すと、画面は待機画面(143)、すなわち、操作方法説明ビデオ画面の初期フレームに戻る。なお、待機画面(143)として、お店紹介ビデオ等を放映する場合には,話声囲み84内のメッセージ内容も、その旨変更する。
【0087】
本発明の更に別の態様においては、利用者が物品の取次サービス依頼に必要な操作画面への入力操作及び入金処理を行うと、前記操作画面表示部にすべての空ロッカーを明示したロッカー配置図を表示し、利用者は自らが希望する位置の空ロッカーボタンを選択できるようにしたものである。
【0088】
上記の、いわゆる空ロッカー選択モードの実施例において、利用者は図3に示した初期画面(1)から始まる預かりフローに従った操作により,図31に示した前金画面(5)に至る。(この画面は図4に示した預かりフロー後半の前金画面(1)と同じである。)ここで前金が投入されると、画面はロッカー選択画面(145)となり、すべての空ロッカーを明示したロッカー配置図が表示される。空ロッカー、例えば,第一列目では1番、5〜8番ロッカーが空きとして緑色で表示され、利用者は現実のロッカー配置との対比において自らの身長に応じた高さのロッカーや、重量物の場合には低い位置の空ロッカー(ボタン)を選択することができる。
【0089】
空ロッカーが選択されると、通常の預かりフロー後半における利用ロッカーを指定したお預かり画面(6)に移り、前述の通りの預かり及びサービス処理が行われる。
【0090】
【発明の効果】
本発明は以上述べた通りに構成されたので、従来の物品取次用ロッカー装置の定常的動作フローにおいて、業者が回収/納品等のモード選択を行うのに正面パネルを開け、その状態で内蔵ハンドスキャナーにより注文書や伝票の読み取りを行うという煩雑さや、その際に装置前の通路を塞ぐ等の不都合をなくし、また利用者が、預かり証に記載されたロッカー番号に対応する受付番号を画面上のテンキーで打ち込む手間をなくし、利用者の要求に応じた使い勝手のよい、多目的な物品取次サービスを行うことができる物品取次用ロッカーシステムを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを実施するための装置構成例の正面図である。
【図2】図1の装置が備える主要な機能配列を示すブロック線図である。
【図3】本発明のシステムにおいて実施される物品預かりモードのフローチャート前半部である。
【図4】本発明のシステムにおいて実施される物品預かりモードのフローチャート後半部である。
【図5】本発明のシステムにおいて実施される物品回収モードのフローチャート序盤部である。
【図6】本発明のシステムにおいて実施される物品回収モードのフローチャート中盤部である。
【図7】本発明のシステムにおいて実施される物品預かりモードのフローチャート終盤部である。
【図8】本発明のシステムにおいて実施される納品作業モードのフローチャート序盤部である。
【図9】本発明のシステムにおいて実施される納品作業モードのフローチャート前中盤部である。
【図10】本発明のシステムにおいて実施される納品作業モードのフローチャート後中盤部である。
【図11】本発明のシステムにおいて実施される納品作業りモードのフローチャート終盤部である。
【図12】本発明のシステムにおいて実施される納品金額訂正モードのフローチャート序盤部である。
【図13】本発明のシステムにおいて実施される納品金額訂正モードのフローチャート中盤部である。
【図14】本発明のシステムにおいて実施される納品金額訂正モードのフローチャート終盤部である。
【図15】本発明のシステムにおいて実施される納品お渡しモードのフローチャート前半部である。
【図16】本発明のシステムにおいて実施される納品お渡しモードのフローチャート後半部である。
【図17】本発明のシステムにおいて実施される滞留品回収作業モードのフローチャート序盤部である。
【図18】本発明のシステムにおいて実施される滞留品回収作業モードのフローチャート中盤部である。
【図19】本発明のシステムにおいて実施される滞留品回収作業モードのフローチャート終盤部である。
【図20】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、お預かり票再発行を行う場合のフローチャートである。
【図21】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、注文票再発行を行う場合のフローチャートである。
【図22】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、滞留品回収票再発行を行う場合のフローチャートである。
【図23】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、回収リスト再発行を行う場合のフローチャートである。
【図24】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、滞留品回収リスト再発行を行う場合のフローチャートである。
【図25】本発明のシステムにおいて実施される各種帳票再発行モードで、納品リスト再発行を行う場合のフローチャートである。
【図26】本発明のシステムにおいて実施されるカウンター預かり/ロッカー受け取りモードで用いられる注文袋を示す平面図であり、(a)は客用控え、(b)は客用控えを剥がしたために店用控えが露出することとなった袋本体を示している。
【図27】本発明のシステムにおいて実施されるカウンター預かり/ロッカー受け取りモード中で、サービス仕上り物品をロッカーに納入するカウンター預かり品納入フローの前半を示すフローチャートである。
【図28】本発明のシステムにおいて実施されるカウンター預かり/ロッカー受け取りモード中で、サービス仕上り物品をロッカーに納入するカウンター預かり品納入フローの後半を示すフローチャートである。
【図29】本発明のシステムにおいて実施されるカウンター預かり/ロッカー受け取りモード中で、ロッカーに納入されたサービス仕上り物品を客が取出すためのカウンター預かり品お渡しフローを示すフローチャートである。
【図30】本発明のシステムにおいて実施される待機画面/操作画面融通モードを示すフローチャートである。
【図31】本発明のシステムにおいて実施されるロッカー任意選択モードを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ロッカー
6 操作画面
7 帳票類発行部
8 コード読取り機
9 金銭領収機
13 CPU
14 施解錠制御装置
80 注文袋
Claims (5)
- 物品の処理等に関する取次サービスに用いるための複数のロッカーと、
利用者が物品の取次サービスを選択指定する操作、及び取次サービス後の物品の受け取りを告知する操作、並びに業者側要員が取次サービスのために物品の回収を行うこと及び取次サービス処理後の物品を指定ロッカーに納品することを告知する操作を実行するとともに、それらの操作に伴って取次に用いるロッカー番号と、少なくとも取次サービスの受付金額及び取次処理後の物品受け取り代金を表示するために前記複数のロッカーに近接して配置された装置正面の操作画面表示部と、
少なくとも、前記選択された取次サービスの内容と取次ロッカーに対応するコード等の預かり票、回収告知時に物品回収すべきロッカー毎に対応する注文票、及び一回の納品完了時の納品リスト等の帳票を印刷するためのプリンターと、
帳票等の記載内容を装置正面側から読み取るためのコード読取機と、
コイン及び紙幣入り口を有する金銭領収機と、
物品取次ぎサービスが選択され前記金銭領収機により受付金が受領されて取次用ロッカーが指定されたとき、物品受け取りの告知時において預かり票が前記コード読取機で読取確認され且つ金銭領収機に前記受け取り代金が投入されたとき、物品回収の告知時において物品回収すべきロッカー毎に対応する注文票が前記コード読取機で読取確認されたとき、及び処理済納品の告知時において対応する注文票が前記コード読取機で読取確認されたとき、等の必要時において該当するロッカーの解錠及び施錠を個々に制御する施解錠制御手段と、を備えたことを特徴とする物品取次ロッカーシステム。 - 前記業者側要員が取次サービスを受けるべき物品の回収を行うこと、及び処理済物品の指定ロッカーへの納品を行うことを告知するために、業者側要員であることを証明する作業カードを、前記コード読取機に装置正面側から提示し、正常に認識されることを要件とした請求項1記載のシステム。
- ロッカーシステムから離れた店内のカウンターにおいて、少なくとも受付番号と、氏姓、電話番号その他の利用者特定情報とを記入し且つ取次サービスを特定して、その取次サービスの対象物品を入れるための注文袋を用意し、業者側要員はこの対象物品に取次サービス処理を施した後、前記装置正面の操作画面表示部において、前記受付番号と前記利用者特定情報とを入力することにより、納品可能な空ロッカーの一つが開錠されるとともに画面上で指定されるのを参照し、その開錠期間内において当該空ロッカー中に当該物品を納入し、利用者は前記操作画面表示部の初期画面における「カウンター受付品お渡し」ボタンを押すことにより前記受付番号及び利用者特定情報を入力するキー配列画面と、受け取り代金表示画面とを提示され、これらのキー入力及び代金投入を満たしたとき、当該物品を納入したロッカー番号を表示され、同時に開錠される当該ロッカーから当該物品を受け取ることができるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 操作画面表示部において、操作説明ビデオ、お店紹介ビデオ等の「待機画面」をエンドレスに表示するとともに、その「待機画面」の周囲いずれかの個所に、待機画面ビデオを終了するタッチ操作の方法を明示し、これによって呼び出されるロッカー利用操作のための初期画面中に、前記待機画面への復帰を指示する旨のタッチ操作方法を明示したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
- 利用者が物品の取次サービス依頼に必要な操作画面への入力操作及び入金処理を行うと、これに応答して前記操作画面表示部にすべての空ロッカーを明示したロッカー配置図を表示し、利用者は自らが希望する位置の空ロッカーボタンを選択できるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2003-04-04 JP JP2003102006A patent/JP2004005557A/ja active Pending
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