JP7505742B2 - 取引状況監視装置 - Google Patents
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Description
このような商品販売データ処理システムにおいては、客が客端末装置を利用して商品登録が開始後において継続中の取引に関して、店舗側で状況把握できるようにすることが好ましい。
[ショッピングシステムの構成例]
図1は、本実施形態のショッピングシステム(商品販売データ処理システムの一例)の構成例を示している。同図のショッピンシステムは、例えば、客が購入対象の商品を商品棚から取り出しながら、取りだした商品の登録を、客端末装置50を用いて行い、登録された商品の精算についても、同じ客が精算装置40を用いて行うようにされた会計(客端末対応会計)に対応する。ここでの会計は、商品の登録と、登録された商品の精算とを含み、一取引に対応して行われる手順をいう。
本実施形態のショッピングシステムは、管理装置10、取引管理装置60、精算装置40、客端末装置50、取引状況監視装置80、及びクレジットカード決済サーバ70を含む。
なお、図1において、4台の精算装置40を図示したが、1店舗内の精算装置40の数については、特に限定されない。
図2は、精算装置40の設置例を示す図である。図2(A)は、精算装置40等を客側から見た斜視図である。図2(B)は、精算装置40等を店員側から見た斜視図である。図2(A)に示すように客側から見て精算装置40の右側にカウンタが置かれている。
図4は、精算装置40の構成例を示す図である。図3及び図4において、同一部分には同一符号を付している。
ROM402は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU401が利用する各種の情報を記憶する。
客側スキャナ部406は、客用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコードをスキャンし、商品コードを読み取る。また、客側スキャナ部406は、お会計券(登録商標)に印刷されているコード(バーコード、2次元コード等)をスキャンし、精算に必要な情報を読み取ってもよい。また、客側スキャナ部406は、客端末装置50の表示部に表示されるコード(2次元コード等)をスキャンし、精算に必要な情報を読み取ってもよい。
キー操作部411は、各種のキー(ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。
店員側スキャナ部412は、店員用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコードをスキャンし、商品コードを読み取る。また、店員側スキャナ部412は、店員の名札に付されたバーコード等をスキャンし、店員コードを読み取る。
通信部415は、他装置(他の精算装置40や管理装置10)との通信を実行する。
第1会計モードは、店員が精算装置40に対して商品登録操作と精算とに対応する操作とを行うようにされる稼働モードである。第2会計モードは、店員が精算装置40に対して商品登録操作を行い、客が同じ精算装置40に対して精算に対応する操作を行うようにされる稼働モードである。第3会計モードは、客が商品登録操作と精算に対応する操作とを精算装置40に対して行うようにされる稼働モードである。
これにより、本実施形態のショッピングシステムを導入した店舗では、複数の精算装置40のうちの一部について、客端末対応精算モードを設定することにより、客端末対応精算に対応し、他の精算装置40については、例えば第1会計モードもしくは第2会計モードを設定することにより、店員が客と応対して会計を行うようにすることができる。なお、他の精算装置40において第3会計モードが設定されたものが含まれていてもよい。
図5は、客端末装置50の構成例を示している。同図の客端末装置50は、CPU501、記憶部502、RAM503、表示部504、操作部505、撮像部506、及びネットワーク対応通信部507を備える。
CPU501は、中央演算処理装置であり、記憶部502に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、客端末装置50の動作を制御する。
記憶部502は、CPU501の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU501が利用する各種の情報を記憶する。
RAM503は、CPU501の主記憶装置である。
表示部504は、CPU501の表示制御に応じて画像を表示する。表示部504は、画面に対する操作が可能なタッチパネルとして構成されてよい。
操作部505は、客端末装置50に備えられる各種操作子や客端末装置50に接続される各種の入力デバイスなどを一括して示す。
撮像部506は、CPU401の制御に応じて撮像を行う。また、本実施形態の撮像部506は、2次元コードを処理するコードリーダにおいて2次元コードを読み取る部位としても機能させることができる。
ネットワーク対応通信部507は、無線によりネットワーク経由で通信を行う部位である。ネットワーク対応通信部507により、客端末装置50は、取引管理装置60と通信可能となる。
図6は、取引管理装置60の構成例を示している。同図の取引管理装置60は、CPU601、記憶部602、RAM603、及びネットワーク対応通信部604を備える。
CPU601は、中央演算処理装置であり、記憶部602に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取引管理装置60の動作を制御する。
記憶部602は、CPU601の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU501が利用する各種の情報を記憶する。
RAM603は、CPU601の主記憶装置である。
ネットワーク対応通信部604は、ネットワーク経由で通信を行う部位である。
図7は、取引状況監視装置80の構成例を示している。同図の取引状況監視装置80は、CPU801、記憶部802、RAM803、店舗内対応通信部804、ネットワーク対応通信部805、表示部806、及び操作部807を備える。
CPU801は、中央演算処理装置であり、記憶部802に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取引状況監視装置80の動作を制御する。
記憶部602は、CPU801の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU801が利用する各種の情報を記憶する。
RAM803は、CPU801の主記憶装置である。
店舗内対応通信部804は、LAN19を経由して店舗内の精算装置40や管理装置10等の端末と通信を行う。
ネットワーク対応通信部805は、ネットワーク経由で外部と通信を行う部位である。取引状況監視装置80の場合、ネットワーク対応通信部805は、クラウド上の取引管理装置60と通信を行うことができる。
表示部806は、CPU801の制御に応じて画像を表示する。表示部806は、タッチパネルとして構成されてもよい。
操作部807は、取引状況監視装置80が備える操作子や取引状況監視装置80に接続された入力デバイスを一括して示すものである。
記憶部602が記憶する顧客情報は、個々の顧客を管理するための情報である。取引管理装置60は、顧客登録時に顧客情報を生成する(ある顧客の顧客情報が記憶されることを以って当該顧客の顧客登録がなされたと解してもよい)。また、取引管理装置60は、カート情報等に基づいて、顧客情報を適宜更新する。取引管理装置60は、例えば毎日所定時刻にカート情報を参照し、顧客情報を更新してもよい。
顧客識別情報は、顧客を一意に識別する識別情報である。
なお、顧客識別情報は、例えば本実施形態のショッピングアプリケーションがインストールされる際に、インストールされたショッピングアプリケーションごとに固有に割り当てられるアプリケーション識別情報であってもよい。アプリケーション識別情報は、例えばインストールされたショッピングアプリケーションごとに固有に(例えば、シーケンシャルに)付される番号であってよい。あるいは、アプリケーション識別情報は、ショッピングアプリケーションがインストールされた客端末装置50に固有の端末識別情報であってもよい。端末識別情報は、例えば客端末装置50のユーザである客に割り当てられた電話番号や、MAC(Media Access Control)アドレス等のように客端末装置50のハードウェアに固有となるように付されるハードウェア識別情報であってよい。
顧客名は、顧客の氏名やニックネームなどである。顧客登録日は、顧客登録した日時である。キャンセル情報は、登録後における登録商品のキャンセルに関する情報である。顧客ランクは、顧客の購入実績に応じたランクである。なお、新規の顧客の顧客情報の生成時には、顧客識別情報、顧客名、顧客登録日は生成されるが、実際の取引(商品登録)の開始前であるため、他の情報(キャンセル情報等)は生成されない。
店舗識別情報は、店舗を一意に識別する識別情報である。図8(B)に示した店舗識別情報は、店(屋号)もしくは企業のコードと、支店のコードとから構成される。
店舗名は、店舗の名称である。図8(B)に示した店舗名は、店(屋号)もしくは企業と、支店名とから構成される。
店舗特定情報1は、取引する店舗(商品の売買が行われる店舗)を特定するための2次元コード(QRコード(登録商標)等)の情報である。
店舗特定情報2は、取引する店舗を特定するための店舗の位置情報(GPS情報)である。
なお、図8(B)に示した例では、店舗識別情報と店舗特定情報1とは異なるが、店舗識別情報と店舗特定情報1とは同一であってもよい。
同図のカート情報は、カート識別情報、取引開始日時、取引終了日時、顧客識別情報、登録商品情報、保留商品情報、キャンセル情報等を含む。
取引開始日時は、取引の開始日時である。取引開始日時は、例えば、当該カート情報の生成日時であってよい。なお、取引開始日時は、1品目の商品の登録日時(図8(C)中の登録商品情報(登録商品1)を記憶した日時)としてもよい。カート情報の生成日時と1品目の商品の登録日時とを別々に両方記憶してもよい。
保留商品は、所定の要因により正常に登録されなかったことで、一時的に保留扱いの状態で登録された商品である。
保留商品情報(計)は、保留商品の品数(商品数)、保留商品のうちのNO-FILEの品数、保留商品のうちの読取NG(要不正操作確認)の品数等を含む。
例えば、パッケージのシワ等、バーコード印字のカスレや汚れ、透明フィルムにバーコードが印刷されていること等の原因で、顧客がバーコードを読み取らせる操作を行ったにもかかわらず、正しくバーコードを取得(認識)できない場合に読取NGと判断される。
分類番号1の保留商品の分類は、図8にて説明の「NO-FILE」である。
分類番号2の保留商品の分類は、図8にて説明の「読取NG」である。
また、「疑似スキャン投入」には、商品を撮像部506の撮像範囲に入れるようにはしたものの、コードの無い部分を撮像させたとの状況が該当する。
また、「疑似スキャン投入」には、コードの部分が指などにより隠された状態で、商品を撮像部506の撮像範囲に入れるようにしたとの状況が該当する。
また、「疑似スキャン投入」には、商品のコードを撮像部506に撮像させたものの、客端末装置50がコードを読み取ることができない速さで商品を撮像部506の撮像範囲に通したといったような状況が該当する。
この非スキャン投入は、例えば、客端末装置50がショッピングカートに固定的に取り付けられて、ショッピングカートに載せられた買い物カゴの中を撮像可能なようにされた態様である場合において生じ得る。例えば、客端末装置50は、撮像画像に基づいて、商品のコードスキャンが行われていないのにも関わらず、ショッピングカートに商品が入れられた状況となったことを判定すると、非スキャン投入が行われたと判定することができる。
図10のシーケンス図は、客端末装置50、精算装置40、及び取引管理装置60が、セルフ運用における一取引の会計に対応して実行する処理手順例を示している。具体的に、同図の処理は、客が、店舗に陳列されている商品のうちから購入対象とする商品を登録し、登録した商品についての精算が完了するまでにおける、客端末装置50、精算装置40、及び取引管理装置60の処理の一例を示したものである。
客は、買い物のために商品登録を開始させる場合には、起動画面において配置される取引開始指示ボタンBT10を操作する。
取引開始指示ボタンBT10が操作されたことに応じて、客端末装置50は、取得された店舗特定情報と顧客識別情報とを含む取引開始要求を取引管理装置60に送信する。取引開始要求は、上記のように客端末装置50に対する客の操作に応じて送信されてもよいし、特に操作を受け付けることなく、店舗特定情報が取得されたことに応じて送信が実行されるようにしてもよい。
顧客識別情報については、顧客登録の際(客端末装置50にショッピングアプリケーションをダウンロードまたはインストールする際)に、客端末装置50を用いて登録フォームの氏名欄に入力された情報が取引管理装置60の顧客情報に記憶されてよいが、取引管理装置60に加え、客端末装置50の記憶部にも記憶しておいてもよい。なお、店舗が特定された場合には(後述する商品登録初期画面を取得したときには)、当該店舗の店舗名や実施中のサービス(その日に配布されているチラシ情報)、利用可能なクーポン情報を画面(商品登録初期画面または商品登録初期画面とは別の画面)に表示してもよい。なお、サービスやクーポンの情報は、例えば画面情報として取引管理装置60から取得してもよい。
これにより、不適切な商品登録(例えば、他の店舗等において生成されたカートに対する商品登録等)を防止することができる。
これにより、不適切な精算(例えば、他の店舗等において商品登録された商品の精算等)を防止することができる。
本実施形態において、取引状況監視装置80は、店舗における継続中取引の監視に用いられる。
継続中取引とは、1の客が客端末装置50を利用して商品登録を開始させて以降において、精算装置40にて精算が完了するまでの期間のうちの所定段階までの状態にある取引である。具体的に、継続中取引は、例えば一取引における商品登録の開始から精算完了までとされてもよいし、一取引における商品登録の開始から精算移行指示操作が行われたことに応じて商品登録が完了したとされる段階までとされてもよい。以降の説明においては、一取引における商品登録の開始から精算完了までを継続中取引とした場合を例に挙げる。
また、非正常取引は、客端末装置50を利用した商品登録に際して客による不正が行われている可能性があると判定された取引(注意取引)を含んでよい。注意取引は、例えば、疑似スキャン投入や非スキャン投入による保留商品の登録回数が一定以上となった取引を含んでよい。また、注意取引は、例えば過去に不正を行った、あるいは不正を行った可能性があることで、要注意人物であるとして指定された会員による取引を含んでよい。
非正常取引一覧画面は、全ての継続中取引のうち非正常取引の一覧を示す画面である。全取引一覧画面は、全ての継続中取引の一覧を示す画面である。正常取引一覧画面は、継続中取引のうちの正常取引の一覧を示す画面である。
取引数エリアAR30-1は、全ての継続中取引の数を示す。
取引数エリアAR30-2は、全ての継続中取引のうちの非正常継続中取引の数を示す。
取引数エリアAR30-3は、全ての継続中取引のうちの正常継続中取引の数を示す。
また、この場合の取引数エリアAR30-2は、所定の態様(同図では太枠とした態様)で強調表示されることで、取引一覧エリアAR40において非正常継続中取引の一覧が表示されていることを示す。
表示指示ボタンBT30-1は、全取引一覧画面の表示への切り替えを指示する操作が行われるボタンである。
表示指示ボタンBT30-2は、非正常取引一覧画面の表示への切り替えを指示する操作が行われるボタンである。この場合に表示されているのは、非正常取引一覧画面であることから、表示指示ボタンBT30-2は、例えばグレーダウン等の態様により操作が不可の状態であることが示される。
表示指示ボタンBT30-3は、正常取引一覧画面の表示への切り替えを指示する操作が行われるボタンである。
なお、非正常取引の数が11以上である場合には、取引一覧エリアAR40に対するスクロールやページ送り等の操作によって、12番目以降のリスト項目が表示されるようにしてよい。
また、同図の場合のような非正常取引のリスト項目においては、対応の取引が非正常取引として扱われる要因を示す情報(要因情報)が提示される。同図では、要因情報がアイコンによって示されている。
具体的に、1番目のリスト項目においては、「保」と示されたアイコンと、「年」と示されたアイコンが表示されている。例えば「保」と示されたアイコンは、例えば「NO-FILE」と「読取NG」とのいずれかの分類による保留商品の登録があることを示す。「年」と表示されたアイコンは、これまでの商品の登録において、「年齢確認商品」の分類による保留商品の登録があることを示す。つまり、アイコンによっては、登録された保留商品の分類が示される。
なお、アイコンの態様と保留商品の分類との組み合わせについては特に限定されない。例えば保留商品の分類ごとに異なる態様のアイコンが用意されてもよいし、1つの或る態様のアイコンに複数の所定の保留商品の分類が対応付けられてもよい。
要注意人物としての会員は、例えば以前に不正行為を行ったことがある、あるいは不正行為を行った可能性がある会員、あるいは不正行為を行ってはいないが、買い物のたびに客端末装置50や精算装置40の操作に手間取ることが分かっている会員が該当する。
このような要注意人物としての会員については、例えば店員が継続中取引の経過を監視できるようにすることが好ましい。そこで、本実施形態では、保留商品の登録を含む取引だけではなく、要注意人物としての会員の継続中取引を、非正常取引に含めて扱うようにされている。
なお、取引詳細画面の表示は、非正常取引一覧画面だけではなく、全取引一覧画面、正常取引一覧画面のいずれにおいても同様の操作によって可能とされてよい。
また、同図では、「お酒」の商品のリスト項目について、「年齢確認商品」としての保留商品に分類されたことに応じて、強調表示EHが付与されている。
全取引一覧画面は、例えば、図13と同様に、取引数エリアAR30、表示指示ボタンBT30、取引一覧エリアSR40が配置された態様であってよい。そのうえで、全取引一覧画面における取引一覧エリアSR40には、全ての継続中取引のうちで一画面に表示可能な数の継続中取引の一覧が表示される。この場合にも、店員は、取引一覧エリアSR40のスクロールやページ送りの操作により、残りの継続中取引のリスト項目を表示させることができる。
全取引一覧画面が表示された状態のもとで表示指示ボタンBT30-2が操作された場合には、非正常取引一覧画面に表示が遷移する。また、全取引一覧画面が表示された状態のもとで表示指示ボタンBT30-3が操作された場合には、正常取引一覧画面に表示が遷移する。
正常取引一覧画面が表示された状態のもとで表示指示ボタンBT30-1が操作された場合には、全取引一覧画面に表示が遷移する。また、正常取引一覧画面が表示された状態のもとで表示指示ボタンBT30-2が操作された場合には、非正常取引一覧画面に表示が遷移する。
継続中取引一覧画面(非正常取引一覧画面、全取引一覧画面、正常取引一覧画面)の取引一覧エリアAR40において提示される取引の内容も、上記のような時間経過に応じた状況変化が反映されるようにして変化する。
例えば、或る継続中取引について2つ目の商品までは保留商品の登録がなかったが3つ目の商品について保留商品としての登録が行われた場合には、3つ目の商品が保留商品として登録されたことに応じて、当該継続中取引が正常取引から非正常取引に変更される。このとき、非正常取引一覧画面が表示されていた場合には、取引一覧エリアAR40において、非正常取引に変更された継続中取引のリスト項目が追加されるようにして表示される。
また、継続中取引一覧画面の取引一覧エリアAR40に表示されているリスト項目は、対応の継続中取引についての精算装置40での精算が完了したことに応じて削除されてよい。
また、継続中取引一覧画面の取引一覧エリアAR40に表示されているリスト項目は、対応の継続中取引が商品登録段階を終了したことで精算段階に移行したことに応じて、精算段階に移行したことを示すようにて更新されてよい。あるいは、商品登録段階までが継続中取引であるとして扱われる場合には、取引一覧エリアAR40に表示されているリスト項目は、商品登録段階が完了したことに応じて削除されてよい。
また、例えば客による客端末装置50に対する操作によって継続中取引が中断された場合にも、取引一覧エリアAR40における対応のリスト項目が削除されてよい。
また、取引の精算について、精算装置40を利用することなく客端末装置50で完結して行えるようにされてよい。この場合、客端末装置50により精算が完了した場合にも、取引一覧エリアAR40における対応のリスト項目が削除されてよい。
さらに、取引一覧エリアAR40においてリスト項目等として表示された取引に関する情報については、取引状況監視装置80または取引管理装置60等においてバッファリング(記憶)しておくことで、一度削除されたリスト項目の情報も含めて、過去の履歴として表示可能なようにされてよい。
本実施形態のショッピングシステムでは、登録された商品のうちに保留商品が含まれる場合には、図12(C)による説明のように、商品登録が完了して取引が精算に移行した段階のはじめにて、店員が保留商品の保留を解除する操作を行うことができる。このような精算に移行した段階での保留商品の保留解除は、精算移行指示操作が行われたことで商品登録が完了した後の段階で行われるものとなる。
ここで、登録された商品のうちに保留商品が含まれている場合、客端末装置50は、上記のカウンタ等のように、店舗にて保留解除に応対する場所への案内を行う情報を表示してもよい。例えば、店内のどこの場所に行けばよいのかを案内する表示が行われてもよい。また、例えば取引状況監視装置80が携帯可能な装置とされ、店舗にて店員が所持しながら作業しているような場合には、客は、店舗において見つけた店員に保留解除を依頼することができる。
以下の説明では、店員が対象の非正常取引の取引詳細画面WD20(図14)を表示させたうえで、表示された取引詳細画面WD20に対する操作により、登録段階保留解除が可能なようにされた場合を例に挙げる。この場合、店員は、特定(または検索)された取引(非正常取引)の取引詳細画面WD20を表示させる操作を行う。
同図の取引詳細画面WD20の例では、保留解除が可能な保留商品は4つ存在する。4つのうちの2つは、強調表示EHが施された「NO-FILE」と「お酒」との2つの保留商品である。4つのうちの残る2つは、登録状況表示TRにより提示される2つの保留商品である。
上記のように商品コードを入力すると、店員は、登録ボタンBT41を操作することで、「NO-FILE」として登録された商品を、通常の商品として改めて登録することができる。これにより、「NO-FILE」として登録された保留商品の保留が解除され、正常に登録された商品として扱われる。
また、同図の保留解除画面においては、取消ボタンBT42が配置されている。店員は、保留商品の保留解除として、保留商品の登録を取り消す場合がある。この場合、店員は、取消ボタンBT42を操作することで、保留商品の登録を取り消すことができる。
店員が上記のようにして「NO-FILE」の保留商品の保留解除の操作を行ったことに応じて、「NO-FILE」の保留商品のリスト項目は、図15(B)に示すようにして、改めて登録された商品についての情報(商品名、個数、価格)が表示される状態に変化する。さらに、保留解除された商品のリスト項目においては、図示するように、例えば「保留解除」のように、保留解除された商品であることを示す表示が行われる。つまり、客端末装置50にて、保留商品について保留解除されたことが報知される。
同図の保留解除画面においては、例えば「お客様の年齢確認ができましたらボタンを押してください。」のように、店員に向けて客の年齢の確認と確認操作とを促すメッセージが表示されている。また、同図の保留解除画面においては、確認ボタンBT50が配置されている。
店員は、客が未成年でないことが確認できたのであれば、年齢確認ができたことの確認操作として、確認ボタンBT50に対する操作を行う。これにより、「お酒」の商品について保留が解除され、正常に登録された商品として扱われる。
同図の保留解除画面においては、登録状況画像エリアAR60が配置される。登録状況画像エリアAR60においては、例えば登録状況表示TRにおいて表示されていた登録状況画像picに対応する画像を拡大した拡大登録状況画像epc(epc1~epc3)が表示されている。同図の例では、3つの拡大登録状況画像epc1~epc3が配置された例が示されている。拡大登録状況画像epc1~epc3は、対象の保留商品の登録操作に際して一定時間おきに客端末装置50が撮像した3つの画像である。例えば、登録状況表示TRにおいて表示されていた登録状況画像picを拡大したものが拡大登録状況画像epc2として、登録状況画像picの前に撮像された画像が拡大登録状況画像epc1として、登録状況画像picの後に撮像された画像が拡大登録状況画像epc3として配置されている。このような拡大登録状況画像epc1~epc3を見ることで、店員は、例えば登録状況画像picが1枚配置される場合よりも、対象の保留商品について客がどのようにして商品コードの読み取りの操作を行っていたのかを、的確に把握することが可能になる。
なお、登録状況画像エリアAR60において配置される拡大登録状況画像epcの数は1以上であれば特に限定されない。また、拡大登録状況画像epcは動画として表示されてもよい。
一方、客が対象商品を購入しないことを確認した場合、店員は、取り消しボタンBT62を操作して対象商品の保留商品としての登録を取り消す。
このようにして、疑似スキャン投入または非スキャン投入による分類の保留商品の保留解除が行われる。
図17のフローチャートを参照して、取引管理装置60と取引状況監視装置80とが、継続中取引一覧画面の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:取引状況監視装置80を用いた監視を担当する店員は、継続中取引一覧画面を表示させるにあたり、操作部807に対して所定の表示指示操作を行う。取引状況監視装置80は、店員により行われた表示指示操作を受け付ける。
非正常取引一覧画面切替操作が受け付けられた場合にはステップS102に処理が戻され、ステップS102、S103の処理が実行されることで、非正常取引一覧画面への表示の切り替えが行われる。
継続中取引一覧画面の表示が終了されないと判定された場合には、ステップS104に処理が戻される。継続中取引一覧画面の表示が終了されたと判定された場合には、同図の処理が終了される。
ステップS201:取引管理装置60は、ステップS102、S105、S108のいずれかにより送信された継続中取引一覧画面(非正常取引一覧画面、全取引一覧画面、正常取引一覧画面のいずれか)の要求が受信されたか否かを判定する。
継続中取引一覧画面の要求として、非正常取引一覧画面の要求を受信した場合、取引管理装置60は、カート情報のうちから、登録された商品のうちに保留商品を含むカート情報を抽出する。保留商品を含むカート情報が非正常取引に該当する。取引管理装置60は、抽出したカート情報を利用して、取引一覧エリアAR40において非正常取引のリストが示される非正常取引一覧画面を生成する。
継続中取引一覧画面の要求として、全取引一覧画面の要求を受信した場合、取引管理装置60は、現在において記憶されている全てのカート情報を利用して、取引一覧エリアAR40において継続中取引のリストが示される全取引一覧画面を生成する。
継続中取引一覧画面の要求として、正常取引一覧画面の要求を受信した場合、取引管理装置60は、カート情報のうちから、登録された商品のうちに保留商品を含まないカート情報を抽出する。保留商品を含まないカート情報が正常取引に該当する。取引管理装置60は、抽出したカート情報を利用して、取引一覧エリアAR40において正常取引のリストが示される正常取引一覧画面を生成する。
取引管理装置60は、ステップS203の処理の後、あるいはステップS201にて継続中取引一覧画面の要求が受信されないと判定された場合、現在において取引状況監視装置80にて表示中の継続中取引一覧画面が提示対象とする継続中取引に該当するカート情報の更新があったか否かを判定する。
具体的に、取引管理装置60は、取引状況監視装置80にて継続中取引一覧画面として非正常取引一覧画面が表示中である場合には、これまでに保留商品を含んでいたカート情報における商品の追加、取り消し等が行われると、該当するカート情報の更新があったと判定する。また、取引管理装置60は、これまで登録商品に保留商品を含んでいなかったカート情報が保留商品を含むように変更された場合に、該当するカート情報の更新があったと判定する。また、取引管理装置60は、これまで登録商品に含まれていた保留商品のうちの少なくとも1つについて保留解除となった場合に、該当するカート情報の更新があったと判定する。また、取引管理装置60は、これまで登録商品に保留商品を含んでいたカート情報について取引終了となった場合に、該当するカート情報の更新があったと判定する。
また、取引管理装置60は、継続中取引一覧画面として全取引一覧画面が表示中である場合には、現在において取引継続中のカート情報のいずれかについて商品の追加、取り消し等があった場合、あるいは新規取引の開始に応じてカート情報が新規に生成された場合、あるいは、記憶されたいずれかのカート情報について取引終了となった場合に、該当するカート情報の更新があったと判定する。
また、取引管理装置60は、継続中取引一覧画面として正常取引一覧画面が表示中である場合には、現在において保留商品を含まないカート情報のいずれかについて商品の追加、取り消し等があった場合、あるいは新規取引の開始に応じてカート情報が新規に生成された場合、あるいは、保留商品を含まないカート情報について取引終了となった場合に、該当するカート情報の更新があったと判定する。
カート情報が更新されないことが判定された場合には、ステップS201に処理が戻される。
ステップS301:取引状況監視装置80は、取引詳細画面D20を表示させている状態において、店員により行われる保留解除の対象商品を指定する操作(対象商品指定操作)を受け付ける。対象商品指定操作は、取引詳細画面D20において表示される登録商品のリスト項目のうちの強調表示EHのリスト項目または登録状況表示TRのリスト項目を選択する操作である。つまり、対象商品指定操作は、保留商品のリスト項目を選択する操作である。
ステップS401:取引管理装置60は、ステップS304により取引状況監視装置80から送信された保留解除通知を受信する。
ステップS402:受信された保留解除通知には、対応の取引を示すカート識別情報と、保留解除された保留商品の保留商品情報を特定する情報(商品特定情報)とを含む。取引管理装置60は、記憶されているカート情報のうち、保留解除通知に含まれているのと同じカート識別情報により示されるカート情報について、商品特定情報により特定される保留商品情報を登録商品情報に変更するようにして更新する。
このような更新結果は、図17のステップS204~S206、S111、S112の処理によって、取引状況監視装置80にて表示されている非正常取引一覧画面に反映される。
ステップS501:客端末装置50は、ステップS403により取引管理装置60から送信された更新商品登録画面を受信する。
ステップS502:客端末装置50は、受信された更新商品登録画面により、表示部504に表示させている商品登録画面を変更する。これにより、例えば図15(A)から図15(B)への遷移として示すようにして、保留商品であることが示されていたリスト項目において保留解除されたことを報知する状態に変化する。
図19は、精算装置40にて表示される登録商品リスト画面の一例を示している。同図の登録商品リストにおいては、保留商品であった「○○チョコレート」のリスト項目において、「保留解除」との表示が付加されている。この「保留解除」の表示は、「○○チョコレート」の商品が登録段階保留解除により改めて商品登録されたものであることを示す。
また、同図の登録商品リストにおいては、「チューハイ」の商品のリスト項目において二重線による取り消し線が付加されている。このような表示は、保留商品として登録された「チューハイ」の商品について、登録段階保留解除として取り消しが行われたものであることを示す。
以下、本実施形態の変形例について説明する。以下に説明する変形例は、適宜、上記実施形態及び他の変形例と組み合わされてよい。
取引状況監視装置80は、店舗における精算装置40の稼働状況を表示可能とされてよい。
図20は、取引状況監視装置80における精算装置40の稼働状況の表示の態様例を示している。同図では、継続中取引一覧画面上に重畳して精算装置稼働状況画面WD30を表示させる態様により、精算装置40の稼働状況を示した例を挙げている。
同図の例では、精算機1、2、3との名称が付された3つの精算装置40ごとの稼働状況を示す稼働状況エリアAR50(AR50-1、AR50-2、AR50-3)が配置されている。同図では、稼働状況エリアAR50のそれぞれにより、稼働状況として、精算機1、2が稼働中であり、精算機3が停止中であることが示されている。
なお、客による不正行為は、商品登録段階だけではなく精算段階においても行われる可能性がある。つまり、客が精算装置40にて精算を行っているときに不正行為を行う可能性がある。そこで、本変形例としては、精算装置40にて客による不正行為が行われている可能性があると判定されたことに応じて、取引状況監視装置80にて客により不正が行われている可能性のある精算装置40に関する情報を表示するようにされてよい。
このような不正が行われたか可能性があるか否かについては、例えば取引管理装置60が、精算移行指示操作が行われた時刻と精算装置40に2次元コードを読み取らせた時刻との間隔が一定以上であるか否かにより判定することができる。
取引状況監視装置80は、不正発生通知を受信したことに応じて、受信された不正発生通知に基づく不正発生報知画面を表示させる。不正発生報知画面においては、不正が行われている可能性のある精算装置40がいずれであるのかが示される。さらに、不正発生報知画面においては、不正の内容、種別を示す内容が表示されてよい。
上記実施形態では、保留商品の保留解除は、取引状況監視装置80に対する操作によって行われていた。保留商品の保留解除は、取引状況監視装置80に対する操作による他、例えば客端末装置50の表示部に表示された画面に対して店員が電子スタンプを押すことによって保留商品の保留解除が行われるようにされてよい。
電子スタンプが押されたことに応じて、客端末装置50は、対象とされていた保留商品について保留解除されたことの通知(保留解除通知)を取引管理装置60に対して送信する。取引管理装置60は、保留解除通知により通知された保留商品の保留解除が反映されるようにカート情報を更新する。
1の客端末装置50を利用して行われた一取引の商品登録結果を、他の客端末装置50に引き継がせたうえで、客が、当該他の客端末装置50を利用して同じ一取引の商品登録を継続して行えるようにされてよい。
例えば、客が自分の所持する客端末装置50を利用して商品登録を行っていたときに、客端末装置50のバッテリの残量が少なくなってきたが、すぐに充電もできないために、商品登録をこのまま継続することが難しくなるような場合がある。また、客が客端末装置50を利用して商品登録を行っていたときに、客端末装置50の動作が不調となるような場合にも商品登録を継続することが難しくなる。
このような場合、客は、これまでに使用していた客端末装置50による商品登録結果をキャンセルして、例えば店舗が貸与する他の客端末装置50を利用して、はじめから商品登録をやり直すことは可能である。しかしながら、このような商品登録のやり直しは客にとって面倒であり、一取引における商品登録の進捗も効率的でない。
そこで、上記のようにして客端末装置50の商品登録結果を他の客端末装置50に引き継がせるようにすれば、客は、商品登録野操作をはじめからやり直すことなく、これまでの商品登録結果を維持したうえで、引き続き商品登録の操作を行っていくことができる。
客は、これまで商品登録に利用していた客端末装置50をこれ以上は利用できないと判断すると、例えば店舗のサービスカウンタの店員に、他の客端末装置50の引継ぎ利用を依頼する。依頼を受けた店員は、例えば客がこれまで利用していた引継ぎ元の客端末装置50に対する所定操作により、引継ぎ元の客端末装置50にて引継ぎ用のコードを表示させる。引継ぎ用のコードは、取引に対応付けられたカート識別情報を含む。
なお、引継ぎ用のコードを表示させる操作は客が行ってもよい。なお、精算移行指示操作により表示されたコードを引継ぎ用のコードとしても利用してよい。
店員は、例えば引き継ぎ用に用意していた貸与用の店端末としての引継ぎ先の客端末装置50に、引継ぎ元の客端末装置50に表示させたコードを読み取らせる。コードを読み取った引継ぎ先の客端末装置50は、取引管理装置60に引継ぎ要求を送信する。送信された引継ぎ要求には読み取ったコードが示すカート識別情報が含まれる。
引継ぎ要求を受信した取引管理装置60は、受信された引継ぎ要求に含まれるカート識別情報により特定されるカート情報の商品登録画面の情報を、引継ぎ先の客端末装置50に送信する。引継ぎ先の客端末装置50は、受信された商品登録画面の情報に基づいて商品登録画面を表示させ、以降の商品登録操作に応じた処理を実行可能な状態となる。つまり、引継ぎ先の客端末装置50は、引継ぎ元の客端末装置50による商品登録結果を引き継いだうえで、以降の商品登録に応じた処理を実行することが可能とされる。
店員は、上記のように商品登録結果を引き継いで商品登録が可能な状態の引継ぎ先の客端末装置50を客に手渡すようにされる。
なお、上記のように引継ぎ先の客端末装置50が商品登録結果を引き継いで商品登録が可能な状態となるようにするために、コードを読み取らせる操作を客も行えるようにしてよい。
図13に示したような取引一覧画面は、例えば取引状況監視装置80以外の装置で店舗にて設置される装置にて表示されてよい。即ち、取引一覧画面は、図1との対応では、管理装置10、精算装置40等にて表示されてもよい。また、例えば店員が業務にあたって所持する店員携帯端末にて表示されてもよい。また、例えば本部等に設けられて、複数店舗の取引状況を統合して管理可能な統合管理装置にて表示されてもよい。このような統合管理装置では、店舗単位の取引一覧画面と、複数店舗の取引状況を統合した状況が反映された取引一覧画面とのいずれも表示可能とされてよい。
上記実施形態の取引状況監視装置80にて継続中取引一覧画面を表示させるための制御は、例えば取引状況監視装置80、取引管理装置60、客端末装置50、管理装置10、さらには他のネットワーク上サーバのうちの所定の複数の装置のそれぞれが一部の処理を担いつつ、連携することで実現されてよい。また、本実施形態の取引状況監視装置80の機能を、例えば管理装置10等の同じ店舗内の他の装置が兼用するようにされてもよい。
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理システムに関する。
[背景技術]
複数のセルフチェックアウト端末を備えるセルフチェックアウトシステムにおいて、アテンダント端末が、セルフチェックアウト端末の稼働状況やエラー発生状況を表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2007-95026号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
店舗での買い物にて、客が自分のスマートフォンあるいは店舗から貸与された客端末装置を利用して商品の登録を行い、登録された商品の精算を店舗に設置された精算装置により客が行うようにされた商品販売データ処理システムが知られている。
このような商品販売データ処理システムにおいては、客が客端末装置を利用して商品登録が開始後において継続中の取引に関して、店舗側で監視できるようにすることが好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、客が客端末装置を用いて商品登録を行うとともに精算装置を利用して精算を行う商品販売データ処理システムにおいて、継続中の取引に関して店舗側で監視できるようにすることを目的とする。
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、客が取引単位に応じた商品登録を行うのに利用する客端末装置(50)と、取引についての監視に関する処理を行う取引状況監視装置(80)とを備える商品販売データ処理システムにおける取引状況監視装置であって、前記客端末装置により行われた取引単位の商品登録の結果が反映された取引情報に基づいて、前記客端末装置による商品登録の開始に応じて開始されてから継続中の取引に関する情報を提示する継続中取引情報(例えば、継続中取引一覧画面)を表示させる表示制御手段を備える取引状況監視装置である。
Claims (4)
- 客が取引単位に応じた商品登録を行うのに利用する客端末装置と、取引についての監視に関する処理を行う取引状況監視装置とを備える商品販売データ処理システムにおける取引状況監視装置であって、
前記客端末装置により行われた取引単位の商品登録の結果が反映された取引情報に基づいて、前記客端末装置による商品登録の開始に応じて開始されてから継続中の取引に関する情報を提示する継続中取引情報を表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記継続中取引情報の表示において、前記継続中の取引のうちで正常に行われなかった商品の登録を含む非正常取引の一覧の表示に切り替える操作が行われる画像操作子を含める
取引状況監視装置。 - 前記表示制御手段は、前記継続中取引情報の表示において、前記非正常取引の総数を示す表示を含める
請求項1に記載の取引状況監視装置。 - 前記表示制御手段は、前記継続中取引情報において提示する継続中取引ごとに、対応の商品登録に利用される客端末装置について、客が所持する第1の客端末装置と、店舗から客に貸与した第2の客端末装置とのいずれであるのかを示す表示を含める
請求項1または2に記載の取引状況監視装置。 - 客が取引単位に応じた商品登録を行うのに利用する客端末装置と、取引についての監視に関する処理を行う取引状況監視装置とを備える商品販売データ処理システムにおける取引状況監視装置としてのコンピュータを、
前記客端末装置により行われた取引単位の商品登録の結果が反映された取引情報に基づいて、前記客端末装置による商品登録の開始に応じて開始されてから継続中の取引に関する情報を提示する継続中取引情報を表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御手段は、前記継続中取引情報の表示において、前記継続中の取引のうちで正常に行われなかった商品の登録を含む非正常取引の一覧の表示に切り替える操作が行われる画像操作子を含める
プログラム。
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