JP7437017B2 - 商品販売データ処理システム、携帯端末装置、及びコンピュータ - Google Patents
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Description
[商品販売データ処理システム全体構成例]
図1は、本実施形態の商品販売データ処理システム1の全体的な構成例を示している。
同図の商品販売データ処理システム1は、管理装置10(例えば、ストアコントローラ)、取引管理装置20(クラウドサーバ)、登録精算装置30、精算装置40、監視装置50(例えば、パーソナルコンピュータ等)、携帯端末60を含む。
なお、登録精算装置30を図示したが、1店舗にて設置される登録精算装置30の数は2台以上であってもよい。なお、同図において、2台の精算装置40を図示したが、1店舗内の精算装置40の数は1台であってもよいし3台以上であってもよい。なお、図1において、1台の監視装置50を図示したが、1店舗内の監視装置50の数は2台以上であってもよい。なお、管理装置10は、1店舗に2台以上であってもよい。
同図の商品販売データ処理システム1は、種々の店舗等(スーパーマーケット、コンビニストア、ドラックストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。
また、同図の販売システムは、客が携帯端末60を使用して商品を登録し、同じく客が精算装置40を使用して精算を行うセルフ運用に対応可能とされる。以下の説明では、セルフ運用が行われる場合を例に挙げる。
図3を参照して、ショッピングカート70への携帯端末60のセットの態様例について説明する。図3(A)はショッピングカート70において携帯端末60がセットされる部位を側面方向から見た図である。図3(B)は、ショッピングカート70を上側から見た図である。
図4は、精算装置40について説明する図である。図4(A)は、精算装置40の外観例(顧客側から見た正面図)を示す図である。図4(B)は、精算装置40の構成例を示す図である。図4(A)及び図4(B)において、同一部分には同一符号を付している。
ROM402は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU401が利用する各種の情報を記憶する。
音声出力部414は、音声を出力する。例えば、音声出力部414は、音声ガイダンス等を出力する。
通信部415は、他装置(管理装置10、登録精算装置30、他の精算装置40、監視装置50等)との間において情報を送受信する。
また、登録精算装置30は、両側(店員側、顧客側)の夫々に表示部やスキャナ部を備えるとともに、一方側(顧客側)に決済部(カード決済部、現金決済部)を備える構成としてもよい。当該構成の登録精算装置30は、例えば稼働状況等に応じて、複数の動作態様(店員の操作によって登録処理を実行して顧客の操作によって精算処理を実行する態様、顧客の操作によって登録処理と精算処理とを実行する態様、店員及び顧客の操作によって登録処理を実行して顧客の操作によって精算処理を実行する態様等)のうちのいずれかの動作態様に切り替え可能な装置であってもよい。また、顧客の操作によって精算処理を実行する態様であれば、登録精算装置30をセルフ運用に利用可能である。すなわち、顧客は、登録処理を携帯端末60に実行させ、登録精算装置30に精算処理を実行させるようにして会計を行うことができる。
ただし、以下の説明では、精算装置40をセルフ運用に用いる場合を例に挙げる。
図5は、携帯端末60の構成例を示している。同図の携帯端末60は、CPU601、記憶部602、RAM603、表示部604、操作部605、撮像部606、及びネットワーク対応通信部607を備える。
記憶部602は、CPU601の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU601が利用する各種の情報を記憶する。
RAM603は、CPU601の主記憶装置である。
操作部605は、携帯端末60に備えられる各種操作子や携帯端末60に接続される各種の入力デバイスなどを一括して示す。
図6は、取引管理装置20の構成例を示している。同図の取引管理装置20は、CPU201、記憶部202、RAM203、及びネットワーク対応通信部204を備える。
CPU201は、中央演算処理装置であり、記憶部202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取引管理装置20の動作を制御する。
記憶部202は、CPU201の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、CPU201の主記憶装置である。
ネットワーク対応通信部204は、ネットワーク経由で通信を行う部位である。
記憶部202が記憶する顧客情報は、個々の顧客を管理するための情報である。取引管理装置20は、顧客登録時に顧客情報を生成する(ある顧客の顧客情報が記憶されることを以って当該顧客の顧客登録がなされたと解してもよい)。また、取引管理装置20は、カート情報等に基づいて、顧客情報を適宜更新する。取引管理装置20は、例えば毎日所定時刻にカート情報を参照し、顧客情報を更新してもよい。
顧客識別情報は、顧客を一意に識別する識別情報である。
なお、顧客識別情報は、例えば本実施形態のショッピングアプリケーションがインストールされる際に、インストールされたショッピングアプリケーションごとに固有に割り当てられるアプリケーション識別情報であってもよい。アプリケーション識別情報は、例えばインストールされたショッピングアプリケーションごとに固有に(例えば、シーケンシャルに)付される番号であってよい。あるいは、アプリケーション識別情報は、ショッピングアプリケーションがインストールされた携帯端末60に固有の端末識別情報であってもよい。端末識別情報は、例えば携帯端末60のユーザである客に割り当てられた電話番号や、MAC(Media Access Control)アドレス等のように携帯端末60のハードウェアに固有となるように付されるハードウェア識別情報であってよい。
顧客名は、顧客の氏名やニックネームなどである。顧客登録日は、顧客登録した日時である。キャンセル情報は、登録後における登録商品のキャンセルに関する情報である。顧客ランクは、顧客の購入実績に応じたランクである。なお、新規の顧客の顧客情報の生成時には、顧客識別情報、顧客名、顧客登録日は生成されるが、実際の取引(商品登録)の開始前であるため、他の情報(キャンセル情報等)は生成されない。
店舗識別情報は、店舗を一意に識別する識別情報である。図7(B)に示した店舗識別情報は、店(屋号)もしくは企業のコードと、支店のコードとから構成される。
店舗名は、店舗の名称である。図7(B)に示した店舗名は、店(屋号)もしくは企業と、支店名とから構成される。
店舗特定情報1は、取引する店舗(商品の売買が行われる店舗)を特定するための2次元コード(QRコード(登録商標)等)の情報である。
店舗特定情報2は、取引する店舗を特定するための店舗の位置情報(GPS情報)である。
なお、図7(B)に示した例では、店舗識別情報と店舗特定情報1とは異なるが、店舗識別情報と店舗特定情報1とは同一であってもよい。
同図のカート情報は、カート識別情報、取引開始日時、取引終了日時、顧客識別情報、登録商品情報、保留商品情報、キャンセル情報等を含む。
取引開始日時は、取引の開始日時である。取引開始日時は、例えば、当該カート情報の生成日時であってよい。なお、取引開始日時は、1品目の商品の登録日時(図7(C)中の登録商品情報(登録商品1)を記憶した日時)としてもよい。カート情報の生成日時と1品目の商品の登録日時とを別々に両方記憶してもよい。
例えば、パッケージのシワ等、バーコード印字のカスレや汚れ、透明フィルムにバーコードが印刷されていること等の原因で、顧客がバーコードを読み取らせる操作を行ったにもかかわらず、正しくバーコードを取得(認識)できない場合に読取NGと判断される。
分類番号1の保留商品の分類は、図7にて説明の「NO-FILE」である。
分類番号2の保留商品の分類は、図7にて説明の「読取NG」である。
また、「擬似的スキャン」には、商品を撮像部606の撮像範囲に入れるようにはしたものの、コードの無い部分を撮像させたとの状況が該当する。
また、「擬似的スキャン」には、コードの部分が指などにより隠された状態で、商品を撮像部606の撮像範囲に入れるようにはしたとの状況が該当する。
また、「擬似的スキャン」には、商品のコードを撮像部606に撮像させたものの、携帯端末60がコードを読み取ることができない速さで商品を撮像部606の撮像範囲に通したといったような状況が該当する。
図9のシーケンス図は、携帯端末60、精算装置40、及び取引管理装置20が、セルフ運用における一取引の会計に対応して実行する処理手順例を示している。具体的に、同図の処理は、客が、店舗に陳列されている商品のうちから購入対象とする商品を登録し、登録した商品についての精算が完了するまでにおける、携帯端末60、精算装置40、及び取引管理装置20の処理の一例を示したものである。
客は、買い物のために商品登録を開始させる場合には、起動画面において配置される取引開始指示ボタンBT10を操作する。
取引開始指示ボタンBT10が操作されたことに応じて、携帯端末60は、取得された店舗特定情報と顧客識別情報とを含む取引開始要求を取引管理装置20に送信する。取引開始要求は、上記のように携帯端末60に対する客の操作に応じて送信されてもよいし、特に操作を受け付けることなく、店舗特定情報が取得されたことに応じて送信が実行されるようにしてもよい。
顧客識別情報については、顧客登録の際(携帯端末60にショッピングアプリケーションをダウンロード又はインストールする際)に、携帯端末60を用いて登録フォームの氏名欄に入力された情報が取引管理装置20の顧客情報に記憶されてよいが、取引管理装置20に加え、携帯端末60の記憶部にも記憶しておいてもよい。なお、店舗が特定された場合には(後述する商品登録初期画面を取得したときには)、当該店舗の店舗名や実施中のサービス(その日に配布されているチラシ情報)、利用可能なクーポン情報を画面(商品登録初期画面又は商品登録初期画面とは別の画面)に表示してもよい。なお、サービスやクーポンの情報は、例えば画面情報として取引管理装置20から取得してもよい。
ここで、図9では、ステップS5にて商品コードの読み取りが成功する場合に対応した処理が示されている。しかしながら、ステップS5に対応する商品コードの読み取り処理の段階にて、携帯端末60が、図8の分類番号2~4のいずれかの登録不全に該当する状況(登録不全状況)が発生したと判定する場合がある。
同図の案内画像WD2は、商品登録画面上に重畳するように表示された態様である。同図の案内画像WD2においては、確認ボタンBT3が配置されている。この場合、案内画像WD2は、確認ボタンBT3に対する操作が行われることに応じて消去される。あるいは、案内画像WD2は、表示の開始から一定時間経過したことに応じて消去されてもよい。案内画像WD2が消去された後は、例えば図10(B)または図10(C)の商品登録画面に戻るようにされてよい。
ステップS101:携帯端末60は、商品登録画面を表示させた状態のもとで、商品コードの読み取りが正常に完了したか否かについて判定している。
ステップS103:携帯端末60は、ステップS102による商品登録情報の送信に応じて取引管理装置20から送信された登録完了通知の受信に応じて、例えば図10(C)に例示したように、商品登録画面を更新する。
まず、携帯端末60は、撮像画像において商品のバーコードの全体が撮像されていることが認識された状態でありながら、バーコードの読み取りが正常に完了(成功)せずに一定時間を経過した場合に、読取NGに分類される登録不全状況が発生したと判定する。
あるいは、携帯端末60は、図11(B)に例示したように、撮像画像において商品のバーコードの一部しか認識できないためにバーコードの読み取りが正常に完了しなかった場合にも、擬似的スキャンに分類される登録不全状況が発生したと判定する。
あるいは、携帯端末60は、撮像画像において商品のバーコードは認識できたものの、商品の移動が速すぎるために、バーコードの読み取りが正常に完了しなかった場合にも、擬似的スキャンに分類される登録不全状況が発生したと判定する。
このような擬似的スキャンに分類される登録不全状況は、客が商品のバーコードを読み取らせる操作を行っているふりをしただけで商品を買い物カゴ80に入れてしまうような不正が行われている可能性がある。
なお、例えば客が、買い物カゴ80の中身を整理するためにすでに登録された商品を買い物カゴ80内で移動させる場合がある。携帯端末60は、撮像画像に基づいて、このような商品の移動と、非スキャン投入としての登録不全状況に対応する新規の商品の追加的投入とをそれぞれ識別できるようにされてよい。
このような非スキャン投入に分類される登録不全状況の発生は、客が、商品のバーコードを携帯端末60に読み取らせることなく、そのまま買い物カゴ80に入れてしまうような不正が行われている可能性がある。
精算移行指示操作を受け付けていない場合、ステップS101に処理が戻される。
ステップS201:取引管理装置20は、ステップS102により携帯端末60から送信される商品登録情報が受信されたか否かを判定する。
ステップS203:取引管理装置20は、ステップS202により特定されたカート情報を更新する。つまり、取引管理装置20は、ステップS201に対応して受信された商品登録情報に含まれる商品コードに基づく登録商品情報を、特定されたカート情報に追加する。これにより、カート情報にて1商品が登録される。
ステップS207:取引管理装置20は、ステップS206により特定されたカート情報を更新する。この場合、取引管理装置20は、ステップS205に対応して受信された登録不全情報に含まれる分類番号を含む登録商品情報を、特定されたカート情報に追加する。これにより、カート情報にて登録不全状況の発生に対応する1の保留商品(登録不全商品)が登録される。
精算装置40は、精算情報を受信すると、受信された精算情報の内容が反映された精算画面を表示部405に表示させる。
同図の精算画面においては、登録商品リストエリアAR3が配置されている。登録商品リストエリアAR3は、携帯端末60により登録された商品のリストを提示するエリアである。
なお、精算装置40は、顧客モニタエリアAR32での表示に用いられる画像を記憶(保存)するようにされてよい。
店員呼出に応じて精算装置40に赴いた店員は、表示されている精算画面の保留商品リストエリアAR31において示されるリスト項目ごとに対応して、保留商品を処理する操作を行うようにされる。
なお、処理対象の保留商品のリスト項目全体がタッチ操作可能なようにされていてもよい。
保留商品処理画面AR4においては、商品情報エリアAR41、入力操作エリアAR42、登録ボタンBT41、取消ボタンBT42が配置される。
取消ボタンBT42は、登録が保留状態にある商品について、登録の取り消しを指示する操作が行われるボタンである。
このように登録された商品の情報は、取引管理装置20に送信される。取引管理装置20は、カート情報における対応の商品の登録商品情報について、商品情報エリアAR41に入力された情報が反映されるように、「NO-FILE」の状態から更新するようにして、カート情報の同期を行う。
登録不全商品に対応する保留商品処理画面AR4の初期表示状態では、まだ商品に関する情報は取得されていないことから、商品情報エリアAR41には、図示するように商品に関する情報は提示されていない。
追加投入された商品の特定とフレームFLの配置は、携帯端末60と精算装置40とのいずれによって行われてもよい。
撮像画像拡大操作が行われたことに応じて、精算装置40は、図16に示されるように、保留商品処理画面AR4上に、拡大撮像画像エリアAR431を配置させる。拡大撮像画像エリアAR431は所定の操作に応じて消去する(閉じる)ことができる。
同図の撮像画像エリアAR43においては、1枚の撮像画像が表示されている。このように表示された撮像画像エリアAR43の撮像画像によっては、登録不全状況の発生に際して、指によってバーコードの一部が隠された状態で撮像されていたことが示されている。このような撮像画像エリアAR43の撮像画像を見ることで、店員は、処理対象の登録不全商品が、擬似的スキャンに分類されるものであることを把握できる。
なお、本実施形態の場合、取引管理装置20から送信される精算情報に含まれる登録商品情報に撮像画像が含まれる保留商品は、登録不全商品に限定される。そこで、当該ステップS302の処理として、精算装置40は、保留商品指定操作により指定された商品の登録商品情報に撮像画像が含まれているか否かを判定してもよい。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態においては、保留商品が登録不全商品である場合に表示される撮像画像エリアAR43においては、1つもしくは2つの撮像画像(図15、図17)が提示される例を挙げた。しかしながら、撮像画像エリアAR43において提示される撮像画像の数は、3以上であってよい。
1番目の撮像画像G11は、処理対象の登録不全商品が追加投入される前の買い物カゴ80の中を撮像したときのものである。2番目の撮像画像G12は、撮像画像G11が次の3番目の撮像画像G13に変化する過程を撮像したときのものである。3番目の撮像画像G13は、処理対象の登録不全商品が買い物カゴ80に追加投入された状態を撮像したときのものである。
なお、2番目の撮像画像G12は、例えば投入されようとする商品が含まれる撮像画像のうちから抽出されてもよいし、撮像画像G11、G13が撮像された時刻間において、例えばちょうど中間の時刻というように定められたタイミングでの時刻の撮像画像であってもよい。
また、撮像画像G13においても、買い物カゴ80に追加投入された商品の部分にフレームFLが配置される。
上記実施形態において、精算装置40の表示部405の表示面については、横長である場合を例に挙げた。しかしながら、精算装置40の表示部405の表示面は、縦長であってよい。
図21(A)は、本変形例に対応する縦長の表示面の表示部405にて表示される精算画面の一例を示している。同図において、図13と同一となる部分については同一符号を付している。同図と図13とを比較して分かるように、精算画面として提示される情報は同様であるが、表示面のサイズが縦長とされたことに応じて、精算画面において提示される情報のレイアウトが異なるようにされている。
ただし、図21(A)の精算画面においても、登録商品リストエリアAR3において、左上に保留商品のリスト項目を含む保留商品リストエリアAR31が形成され、保留商品以外のリスト項目と背景色等が異なるようにされている点は、図13の精算画面と同様である。
また、例えば、精算装置40における表示部405の配置位置によっては、表示部405の位置が高くなり、特に表示部405の表示面が縦長である場合には、表示部405の表示面の上側に対する操作がしにくくなるような場合がある。そこで、図21(B)の例では、表示面における下側に拡大保留商品リストエリアAR311を配置するようにしている。これにより、店員が拡大保留商品リストエリアAR311に対する操作を行いやすくなる。
呼出ボタンBT31が操作されたことに応じて、図21(C)に示されるように、拡大保留商品リストエリアAR311に代えて、保留商品処理画面AR4を表示させる。このように表示された保留商品処理画面AR4は、操作された呼出ボタンBT31のリスト項目により示される保留商品を処理対象とするものである。
なお、同図では撮像画像エリアAR43において1つの撮像が表示された例を挙げている。しかしながら、このように縦長の画面の場合においても、撮像画像エリアAR43において、図15、図20のように、登録不全商品(登録不全状況)の分類に応じて、所定の複数の撮像画像が表示されてよい。
これにより、撮像画像エリアAR43は、保留商品処理画面AR4内に配置される場合よりも大きいサイズに拡大して配置することができるので、撮像画像が見やすくなる。また、図21(C)に示すように、縦長の表示面において、撮像画像エリアAR43が上側に配置され、保留商品処理画面AR4が下側に配置される。これにより、店員が保留商品処理画面AR4に対する操作を行いやすい。
上記実施形態においては、保留商品のうち登録不全商品を処理対象とする保留商品処理画面に撮像画像エリアAR43が配置され、登録不全商品ではない保留商品の保留商品処理画面においては、撮像画像エリアAR43が配置されない例を挙げた。
しかしながら、本変形例としては、登録不全商品ではない保留商品の保留商品処理画面においても、撮像画像エリアAR43が配置されるようにしてよい。この場合、携帯端末60は、バーコードの読み取りが成功した登録商品についても撮像画像を含めた商品登録情報を送信するようにされてよい。
撮像画像エリアAR43は、例えば店員の精算装置40に対する操作等に応じて、保留商品処理画面とは異なる独立した画面として表示されてよい。
なお、携帯端末60は、例えば図10(A)の起動画面に配置される取引開始指示ボタンBT10が操作されて商品登録を開始するにあたり、例えば、「商品登録時の画像を精算装置で表示させる場合がある」旨を事前に顧客に伝える警告画面を表示させてよい。このような警告画面を表示させることで、例えば不正に商品登録を行うことの抑止が図られる。あるいは、携帯端末は、警告画面に代えて、「商品登録時の画像を精算装置で表示させる場合がある」ことについての同意を顧客に確認する同意画面を表示させてもよい。同意画面においては、例えば「はい」ボタン、「いいえ」ボタンにより、意思確認の操作を受け付けるボタンが配置される。そのうえで、「はい」ボタンが操作された場合には、不正を行わない客として扱って、例えば取消商品などについては保留商品として登録せずに、そのまま取り消しが確定されるようにしてもよい。
上記実施形態では、バーコードの読み取りが行われない登録不全状況を商品登録エラーとして扱っているといえる。本変形例としては、登録不全状況に加えて、例えばバーコードの読み取りは成功したが、対象の商品が買い物カゴ80に入れられなかったという状況も、商品登録エラーの1つであるとして判定するようにされてよい。なお、例えば一定重量以上の米や6本単位の缶飲料等は、カートの下部に置かれることが多い。そこで、このような商品については、買い物カゴ80に入れられないことが検出されたとしても、商品登録エラーではないと判定してよい。
例えば通信エラーや携帯端末60に設定された通信速度制限などによって、例えば図12のステップS107にて登録不全情報を送信した際に、撮像画像を取引管理装置20に送信できない可能性がある。このような場合、取引管理装置20は、撮像画像は含まないものの、登録不全状況の分類を示す登録不全情報については受信できているので、登録不全状況の分類を示す登録商品情報をカート情報に登録できる。
これにより、精算装置40は、カート情報に基づく精算情報を利用することで、例えば撮像画像エリアAR43に撮像画像は表示されないが、図15等のような登録不全商品についての保留商品処理画面を表示することができる。この場合、保留商品処理画面において撮像画像エリアAR43が表示されることなく空白となった領域に、「スキャン忘れの商品はございませんか」等のように、登録不全商品であることを店員向けに伝えることのできる内容のメッセージを表示させてもよい。
登録不全状況が発生したことが、例えば監視装置50等の精算装置40以外で店舗にて稼働する端末(店舗稼働端末)で表示されるようにしてもよい。
例えば店舗稼働端末の1つである監視装置50は、例えば取引管理装置20と通信を行うことで、店舗における取引ごとの状況を監視可能である。そこで、監視装置50は、保留商品の登録が発生した場合には、対象の保留商品が対応する顧客を特定する情報や、保留商品の登録発生タイミングで、対象商品の商品情報、金額の情報等を取得し、取得した情報を表示するようにされてよい。そのうえで、例えば監視装置50により監視業務を行う店員が、表示された商品について問題がないことを確認した場合には、例えば、保留商品としての登録を解除し、通常商品として登録しなおすような操作を行えるようにされてもよい。
なお、商品登録に対応して使用する撮像装置は、商品のバーコードの読み取りが可能で、買い物カゴ80等の中身が撮像可能に設けられるものであって、携帯端末60等に撮像画像を出力可能な者であれば特に限定されない。このような撮像装置は、例えば店舗側が提供する買い物カゴ80ではなく、顧客が持参したマイバッグの中を撮像可能なようにされたものであってもよい。
なお、本実施形態の構成は、携帯端末60ショッピングカート70にセットされることなく顧客が手に持って商品登録を行うようにされた場合にも、適用可能な範囲で適用されてよい。このような場合には、例えば携帯端末60は、登録不全状況として、読取NG、擬似的スキャンについて検出し、検出された登録不全状況に対応する撮像画像を出力することができる。
なお、上記実施形態において携帯端末60が実行する処理の一部を、携帯端末60と通信経由で接続される取引管理装置20等の上位装置が実行するようにされてよい。また、上記実施形態において精算装置40が実行する処理の一部を、精算装置40と通信経由で接続される取引管理装置20等の上位装置が実行するようにされてよい。
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理システムに関する。
[背景技術]
カメラを搭載した携帯端末を用いて顧客自ら商品を登録するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2018-147252号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかし、携帯端末を用いて顧客自らが商品を登録するため、商品のバーコードを読み取ったつもりであっても実際には読み取れなかったり、悪意により意図的にバーコードを読み取らせることなく商品を買物カゴに投入したりするなどの問題が生じる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、顧客自らが商品を登録する場合に生じる問題に適切に対応できるようにすることを目的とする。
(1)上述した課題を解決する本実施形態の一態様は、携帯端末装置(例えば、携帯端末60)により商品を登録し、前記携帯端末装置により登録された商品に対応する精算処理を精算装置(40)が行う商品販売データ処理システム(1)であって、客による商品の登録に関する状況を撮像可能に設けられる撮像手段(例えば、撮像部606)と、一取引に応じた商品の登録が行われる間において、商品の登録が不全とされる所定の登録不全状況を検出する検出手段と、前記精算装置にて前記一取引に応じて登録された商品の精算が行われる際に、前記撮像手段により得られる撮像画像に基づき、前記検出手段により検出された登録不全状況に対応する撮像画像(例えば、撮像画像エリアAR43内の撮像画像)を表示させる表示制御手段とを備える商品販売データ処理システムである。
Claims (6)
- 携帯端末装置により商品を登録し、前記携帯端末装置により登録された商品に対応する精算処理を精算装置が行う商品販売データ処理システムであって、
客による商品の登録に関する状況を撮像可能に設けられる撮像手段と、
一取引に応じた商品の登録が行われる間において、商品の登録が不全とされる所定の登録不全状況を検出する検出手段と、
前記精算装置にて前記一取引に応じて登録された商品の精算が行われる際に、前記撮像手段により得られる撮像画像に基づき、前記検出手段により検出された登録不全状況に対応する撮像画像を表示させる表示制御手段と
を備える商品販売データ処理システム。 - 前記表示制御手段は、商品の情報が読み取られることなく当該商品が商品投入部に投入されたとの分類による登録不全状況である場合、前記商品投入部に当該商品が投入される前後の所定期間に対応する複数の撮像画像を表示させる
請求項1に記載の商品販売データ処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記複数の撮像画像のうちの所定の撮像画像において他の撮像画像と相違する部分を示す表示を行う
請求項2に記載の商品販売データ処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出された登録不全状況の分類に応じて撮像対象が異なる撮像画像を表示させる
請求項1から3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理システム。 - 前記表示制御手段は、商品の情報の読取が成功しなかったとの分類による登録不全状況である場合、商品の情報を読み取らせる操作が行われていたときの撮像画像を表示させる
請求項1から4のいずれか一項に記載の商品販売データ処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記精算装置にて登録不全商品としての保留商品を処理する画面とともに、当該登録不全商品に対応して撮像された撮像画像を表示させる
請求項1から5のいずれか一項に記載の商品販売データ処理システム。
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