JP6664979B2 - 廃熱回収用オイルパン構造及び廃熱回収装置 - Google Patents

廃熱回収用オイルパン構造及び廃熱回収装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンオイルから廃熱を回収するための廃熱回収用オイルパン構造及び廃熱回収装置に関する。
特許文献1には、エンジンの廃熱を回収する廃熱回収装置が記載されている。この廃熱回収装置では、熱交換器をオイルパンの内部又は外部に配置し、オイルパンに貯留されているエンジンオイルと作動媒体とで熱交換を行わせている。
特開2010−285892号公報
オイルパンに貯留されているエンジンオイルは、オイルポンプに接続されたオイルストレーナにより吸い上げられ、エンジンの各部位に供給される。過給機付きのエンジンであれば、過給機にもエンジンオイルが供給される。
具体的には、オイルストレーナから吸い上げられたエンジンオイルの一部は、ピストンヘッド及びクランクシャフトの冷却を行うために、クーリングジェットによりピストンスカートに噴射される。そして、ピストンスカートに噴射されたエンジンオイルは、ピストンスカートからクランクシャフトに伝わり、クランクシャフトから直接的にオイルパンに落下する。このとき、ピストンスカートに噴射されたエンジンオイルは、ピストンスカート及びクランクシャフトから熱を奪うことで、高温のエンジンオイルになる。
また、オイルストレーナから吸い上げられたエンジンオイルの一部は、ピストンヘッド及びクランクシャフト以外のエンジンの可動部分の潤滑、緩衝、清浄、気密、防錆等を行うために、当該可動部分に供給される。ピストンヘッド及びクランクシャフト以外のエンジンの可動部分を、特に潤滑可動部分という。潤滑可動部分としては、例えば、カムシャフト、ロッカアーム、エアコンプレッサ、アイドルギヤ、コンロッドブッシュ等がある。そして、潤滑可動部分に供給されたエンジンオイルは、ピストンスカート及びクランクシャフトに噴射されたエンジンオイルに比べて低温のエンジンオイルとなって、エンジンブロック及びオイルパンの側壁を伝ってオイルパンの底部まで下りてくる。
また、オイルストレーナから吸い上げられたエンジンオイルの一部は、過給機に供給される。そして、過給機に供給されたエンジンオイルは、ピストンスカート及びクランクシャフトに噴射されたエンジンオイルに比べて低温のエンジンオイルとなって、エンジンブロックに形成されたリターンホールからオイルパンに直接的に落下し、又はリターンホールからエンジンブロック及びオイルパンの側壁を伝ってオイルパンの底部まで下りてくる。
そして、このようにしてオイルパンに戻ってきたエンジンオイルは、オイルパンにおいて混ざり合う。このため、ピストンスカート及びクランクシャフトから戻ってきた高温のエンジンオイルは、潤滑可動部分や過給機から戻ってきた低温のエンジンオイルと混ざり合うことで、降温する。更に、オイルパンは、車両の走行風による空冷されるため、潤滑可動部分や過給機から戻ってくるエンジンオイルは、オイルパンの側壁を伝うことで、降温が促進される。しかも、ピストンスカート及びクランクシャフトから戻ってきたエンジンオイルも、空冷されるオイルパンに貯留されることで、降温が促進される。
このため、特許文献1に記載された廃熱回収装置では、熱効率が十分でないという問題がある。
そこで、本発明は、廃熱回収効率の高い廃熱回収用オイルパン構造及び廃熱回収装置を提供することを目的とする。
本発明に係る廃熱回収用オイルパン構造は、エンジンオイルを貯留するオイルパンと、オイルパンに貯留されているエンジンオイルを吸い上げてエンジンの各部位に供給するオイル循環部と、オイルパンの内側に配置されてオイルパンに戻されるエンジンオイルの一部を集油する集油部と、を備え、集油部は、クランクシャフトの車両上下方向下方に配置されるとともに、少なくとも一部がオイルパンから離間している。
本発明に係る廃熱回収用オイルパン構造では、オイルパンに貯留されているエンジンオイルは、オイル循環部により吸い上げられてエンジンの各部位に供給され、再びオイルパンに戻される。そして、オイルパンの内側に、オイルパンに戻されるエンジンオイルの一部を集油する集油部が配置されており、この集油部は、クランクシャフトの車両上下方向下方に配置されるとともに、少なくとも一部がオイルパンから離間している。このため、エンジンのピストンヘッド及びクランクシャフトから戻ってくる高温のエンジンオイルは、集油部により集油されるが、潤滑可動部分から戻ってくる低温のエンジンオイルの少なくとも一部は、集油部により集油されない。このため、集油部により集油されたエンジンオイルを用いて熱交換を行うことで、オイルパンに貯留されているエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合や、オイルパンに戻ってくる全てのエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合に比べて、廃熱回収効率を向上することができる。
上記廃熱回収用オイルパン構造において、集油部は、クランクシャフトの回転軸線方向における少なくとも一方の端部において、オイルパンから離間していてもよい。通常、過給機に供給されたエンジンオイルをオイルパンに戻すためのリターンホールは、クランクシャフトの回転軸線方向における少なくとも一方の端部に形成されている。この廃熱回収用オイルパン構造では、集油部は、クランクシャフトの回転軸線方向における少なくとも一方の端部において、オイルパンから離間しているため、過給機から戻ってくる低温のエンジンオイルの少なくとも一部は、集油部により集油されない。これにより、過給機からオイルパンに戻ってくる全てのエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合に比べて、廃熱回収効率を向上することができる。
また、上記廃熱回収用オイルパン構造において、集油部は、クランクシャフトの回転軸線方向に延びる溝部が形成されているとともに、傾斜して配置されていてもよい。この廃熱回収用オイルパン構造では、傾斜して配置されている集油部に、クランクシャフトの回転軸線方向に延びる溝部が形成されているため、集油部に落下してきたエンジンオイルを効率的に一カ所に集めることができる。これにより、集油部により集油されたエンジンオイルを用いて熱交換を行い易くなる。
本発明に係る廃熱回収装置は、上記の何れかの廃熱回収用オイルパン構造を備えた廃熱回収装置であって、集油部で集油されたエンジンオイルと作動媒体との熱交換を行う第一熱交換器を備える。
本発明に係る廃熱回収装置では、第一熱交換器は、上述した廃熱回収用オイルパン構造の集油部で集油された高温のエンジンオイルと作動媒体との間で熱交換を行うため、廃熱回収効率を向上することができる。
また、上記廃熱回収装置において、第一熱交換器よりも作動媒体の上流側に配置されて、オイル循環部で吸い上げられたエンジンオイルと作動媒体との熱交換を行う第二熱交換器を更に備えてもよい。この廃熱回収装置では、第一熱交換器よりも作動媒体の上流側に、オイル循環部で吸い上げられたエンジンオイルと作動媒体との熱交換を行う第二熱交換器が配置されている。このため、作動媒体は、まず、第二熱交換器において低温のエンジンオイルと熱交換され、次に、第一熱交換器において高温のエンジンオイルと熱交換される。これにより、作動媒体の熱交換効率を向上することができる。
本発明によれば、廃熱回収効率を高めることができる。
第一実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造の概略断面図である。 図1に示すII−II線における断面図である。 廃熱回収用オイルパン構造の主要部分の平面図である。 廃熱回収用オイルパン構造の主要部分の分解斜視図である。 エンジンオイルの流れを説明するための図であり、(a)は車両が水平状態にある場合、(b)は車両が前傾した状態にある場合、(c)は車両が後傾した状態にある場合、をそれぞれ示している。 第二実施形態に係る廃熱回収装置のブロック構成図である。 第二実施形態に係る廃熱回収装置のブロック構成図である。
以下、実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造及び廃熱回収装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明では、車両前後方向における前及び後を単に前及び後ともいい、車両上下方向における上及び下を単に上及び下ともいう。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造の概略断面図である。図2は、図1に示すII−II線における断面図である。図3は、廃熱回収用オイルパン構造の主要部分の平面図である。図4は、廃熱回収用オイルパン構造の主要部分の分解斜視図である。図1〜図4に示すように、本実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造1は、エンジンオイルから廃熱を回収するための構造である。廃熱回収用オイルパン構造1は、主に、オイルパン2と、オイル循環部3と、集油部4と、第一熱交換器11と、を備える。
オイルパン2は、エンジンオイルを貯留する部材であり、エンジンブロック5の下端面に締結されている。
エンジンブロック5は、シリンダー51内で往復運動するピストンヘッド52と、ピストンヘッド52の往復運動を回転運動に変換するクランクシャフト53と、ピストンヘッド52とクランクシャフト53とを連結するコネクティングロッド54と、を備える。なお、本実施形態では、複数の気筒が車両前後方向に1列に配列されたものとして説明する。また、エンジンブロック5には、過給機(不図示)に供給されたエンジンオイルをエンジンブロック5内に戻すリターンホール55が形成されている。なお、本実施形態では、リターンホール55は、エンジンブロック5の後側の壁に形成されているものとして説明する。
ピストンヘッド52は、シリンダー51内で燃焼する燃焼空間Aを形成するピストン頂部521と、シリンダー51の内周面に沿ってピストン頂部521からクランクシャフト53側に向けて延びるピストンスカート522と、を備える。
クランクシャフト53は、エンジンブロック5に回転自在に支持されるクランクジャーナル531と、コネクティングロッド54に連結されるクランクピン532と、クランクジャーナル531とクランクピン532とを連結するクランクアーム533と、クランクアーム533からクランクシャフト53の回転軸線に対するクランクアーム533の反対側に延びるバランスウェイト534と、を備える。
オイルパン2は、前側壁部21と、後側壁部22と、右側壁部23と、左側壁部24と、底壁部25と、フランジ部26を備えている。前側壁部21は、クランクシャフト53の回転軸線方向における前側に位置する。後側壁部22は、クランクシャフト53の回転軸線方向における後側に位置する。右側壁部23は、クランクシャフト53の回転軸線に対して右側に位置する。左側壁部24は、クランクシャフト53の回転軸線に対して左側に位置する。底壁部25は、エンジンブロック5及びクランクシャフト53の下方に位置する。フランジ部26は、オイルパン2をエンジンブロック5に締結するための部位であって、前側壁部21、後側壁部22、右側壁部23及び左側壁部24の上端に形成されている。
底壁部25は、貯留するエンジンオイルを一箇所に集めるために、車両前後方向に対して傾斜している。具体的には、底壁部25は、後側に対して前側が低くなるように傾斜している。つまり、底壁部25は、後側壁部22から前側壁部21に向けて低くなるように傾斜している。底壁部25の前側部分(前側壁部21側部分)は、大きく窪んだ凹部25aとなっている。
オイル循環部3は、エンジンオイルを濾過するオイルストレーナ31と、エンジンオイルを送り出すオイルポンプ(不図示)が接続されたオイルパイプ32と、を備える。オイルストレーナ31は、常にエンジンオイルに浸かるように、オイルパン2の凹部25aに配置されている。オイルパイプ32は、オイルストレーナ31に接続されて、オイルストレーナ31で濾過されたエンジンオイルを流通させる管状の部材である。オイルパイプ32は、複数に分岐されており、その各分岐先が、エンジンの各部位及び過給機まで延びている。オイルパイプ32は、ピストンスカート522に向けてエンジンオイルを噴射するクーリングジェット33と、エンジンにおけるピストンヘッド52及びクランクシャフト53以外のエンジンの可動部分である潤滑可動部分(不図示)にエンジンオイルを供給するオイルホール(不図示)と、過給機にエンジンオイルを供給する過給機用オイルパイプ(不図示)と、を備える。
クーリングジェット33は、ピストンヘッド52の裏側(ピストンスカート522側)においてエンジンブロック5から突出している。なお、クーリングジェット33は、クランクシャフト53にもエンジンオイルを噴射してもよい。そして、クーリングジェット33から噴射されたエンジンオイルの多くは、ピストンスカート522からクランクシャフト53に伝わり、クランクシャフト53から直接的にオイルパン2に落下する。つまり、このエンジンオイルの多くは、エンジンブロック5及びオイルパン2の側壁を伝うことなく、オイルパン2に落下する。そして、ピストンスカート522及びクランクシャフト53は、燃焼空間Aにより発生した熱により高温になるため、クーリングジェット33からピストンスカート522に噴射されたエンジンオイルは、ピストンスカート522及びクランクシャフト53から熱を奪うことで、高温のエンジンオイルになる。
オイルホールは、潤滑可動部分の上方に形成された穴であり、オイルホールからエンジンオイルが落下することで、潤滑可動部分にエンジンオイルが供給される。潤滑可動部分に供給されたエンジンオイルは、潤滑可動部分の潤滑、緩衝、清浄、気密、防錆等を行う。そして、このオイルは、ピストンスカート522に噴射されたエンジンオイルに比べて低温のエンジンオイルとなって、エンジンブロック5及びオイルパン2の側壁を伝ってオイルパンの底部まで下りてくる。
過給機用オイルパイプは、エンジンブロック5から過給機に向けて延びて、過給機のタービンや熱交換器等に供給される。過給機に供給されたエンジンオイルは、過給機の冷却、潤滑、緩衝、清浄、気密、防錆等を行い、リターンホール55からエンジンブロック5内に戻される。そして、このエンジンオイルは、ピストンスカート522に噴射されたエンジンオイルに比べて低温のエンジンオイルとなって、リターンホール55からオイルパン2に直接的に落下し、又はリターンホール55からエンジンブロック5及びオイルパン2の側壁を伝ってオイルパン2の底部まで下りてくる。
集油部4は、オイルパン2の内側に配置されてオイルパン2に戻されるエンジンオイルの一部を集油する部材である。集油部4は、クランクシャフト53の下方に配置されている。そして、集油部4は、クランクシャフト53の回転軸線方向における少なくとも一方の端部において、オイルパン2から離間している。
具体的には、集油部4は、平面視において、クランクシャフト53の軸線方向に長い矩形状に形成されている。つまり、集油部4は、平面視において、前側壁部21と後側壁部22との対向方向である長さ方向(前後方向)に延びているとともに、右側壁部23と左側壁部24との対向方向である幅方向(左右方向)に延びている。平面視において、集油部4長さは、前側壁部21及び後側壁部22の内寸よりも小さく、集油部4の幅は、右側壁部23及び左側壁部24の内寸よりも小さい。そして、集油部4は、右側壁部23及び左側壁部24に取り付けられたL字状の固定部材27により、前側壁部21、後側壁部22、右側壁部23及び左側壁部24から離間するように、支持固定されている。これにより、集油部4と前側壁部21、後側壁部22、右側壁部23及び左側壁部24との間には、前側壁部21、後側壁部22、右側壁部23及び左側壁部24を伝うエンジンオイルを通過させる隙間が形成されている。特に、集油部4と後側壁部22との離間距離は、集油部4と前側壁部21、右側壁部23及び左側壁部24との離間距離よりも大きくなっている。
また、集油部4は、集油部4に落下してきたエンジンオイルを一箇所に集めるために、車両前後方向に対して傾斜して配置されている。具体的には、集油部4は、後端部4aに対して前端部4bが低くなるように傾斜している。なお、オイルパン2の底壁部25の傾斜方向は、集油部4の傾斜方向と同じであることが好ましいが、異なっていてもよい。
また、集油部4は、一対の固定板部41,41と、溝部42と、堰部43と、を備える。
固定板部41,41は、前側壁部21及び後側壁部22に固定される部位であり、集油部4の幅方向両側に位置する。
溝部42は、集油部4に落下してきたエンジンオイルを幅方向中央部に誘導して、更に、このエンジンオイルを前端部4bに誘導する部位である。溝部42は、幅方向中央部において、クランクシャフト53の回転軸線方向に延びている。溝部42は、一対の溝側部42a,42aと、溝底部42bと、を備える。
溝側部42a,42aは、主に集油部4に落下してきたエンジンオイルを幅方向中央部に誘導する部位である。溝側部42a,42aは、固定板部41,41の幅方向内側端縁から幅方向中心側に傾斜しながら下方に延びている。溝底部42bは、主に溝側部42a,42aに誘導されたエンジンオイルを前端部4bに誘導する部位である。溝底部42bは、溝側部42a,42aの下側端縁に接続されている。溝側部42a,42aの左右方向における幅は、後端部4aから前端部4bに向かうに従い狭まっている。溝底部42bの車幅方向における幅は、後端部4aから前端部4bに向かうに従い、溝側部42a,42aよりも大きく狭まっている。
堰部43は、車両が後傾した際に、集油したエンジンオイルが集油部4から漏れるのを抑制するための部位である。堰部43は、後端部4aにおいて、溝部42を塞ぐように、車両上下方向上方に延びている。なお、後端部4aは、集油部4の車両前後方向における両端部のうち、車両上下方向上側に位置する上側端部である。堰部43の高さは、溝部42の深さと同じとすることが好ましい。
第一熱交換器11は、集油部4で集油されたエンジンオイルと内部を流通する各種媒体との間で熱交換を行う熱交換器である。第一熱交換器11としては、特に限定されるものではないが、例えば、ランキンサイクルにおける、蒸発器(不図示)に流入する作動媒体を加熱する熱交換器を適用することができる。
第一熱交換器11は、第一熱交換器ユニット12に設けられている。第一熱交換器ユニット12は、第一熱交換器11と、第一筐体13と、を備える。
第一筐体13は、第一熱交換器11を内部に収容する筐体(ケース)である。第一筐体13は、集油部4の前端部4bの下方に配置されている。第一筐体13には、流入口14と、流出口15と、が形成されている。流入口14は、集油部4で集油されたエンジンオイルを第一筐体13内に流入させる開口であり、第一筐体13の上面側に形成されている。流出口15は、第一筐体13からエンジンオイルを流出させる開口であり、第一筐体13の側面又は底面に形成されている。
次に、図5も参照して、エンジンオイルの流れについて説明する。図5は、エンジンオイルの流れを説明するための図であり、図5の(a)は車両が水平状態にある場合、図5の(b)は車両が前傾した状態にある場合、図5の(c)は車両が後傾した状態にある場合、をそれぞれ示している。
図5の(a)に示すように、オイルパン2は、通常、後傾した状態でエンジンブロック5に締結されている。この場合、ピストンヘッド52及びクランクシャフト53から落下してきた高温のエンジンオイルは、集油部4により集油される。集油部4に集油されたエンジンオイルは、集油部4の傾斜及び溝部42に案内されて、集油部4の前端部4bから第一熱交換器ユニット12に落下(降下)する。第一熱交換器ユニット12に落下(降下)したエンジンオイルは、流入口14から第一筐体13の内部に流入する。第一筐体13の内部に流入したエンジンオイルは、第一熱交換器11を通過することで、第一熱交換器11の内部を流通する各種媒体と熱交換を行う。つまり、第一熱交換器11の内部を流通する各種媒体は、第一筐体13の内部に流入したエンジンオイルにより加熱され、第一筐体13の内部に流入したエンジンオイルは、第一熱交換器11の内部を流通する各種媒体により冷却される。第一熱交換器11を通過したエンジンオイルは、流出口15から第一筐体13の外部に流出することで、オイルパン2に貯留されているエンジンオイルと混ざり合う。
図5の(b)に示すように、車両が前傾した場合、つまり、車両が下り勾配のある坂道に位置する場合、オイルパン2も、車両と共に前傾する。この場合も、図5の(a)に示す場合と同様に、ピストンヘッド52及びクランクシャフト53から落下してきた高温のエンジンオイルは、集油部4により集油され、集油部4の前端部4bから第一熱交換器ユニット12に落下(降下)し、流入口14から第一筐体13の内部に流入し、第一熱交換器11を通過し、流出口15から第一筐体13の外部に流出する。
図5の(c)に示すように、車両が後傾した場合、つまり、車両が登り勾配のある坂道に位置する場合、オイルパン2も、車両と共に後傾する。この場合、オイルストレーナ31は、オイルパン2の凹部25aに配置されているため、オイル循環部3によりオイルパン2に貯留されているエンジンオイルを吸い上げることができる。また、集油部4に集油されたエンジンオイルは、堰部43により後方への移動が制限されることで、溝部42に溜まる。そして、溝部42に溜まったエンジンオイルの一部は、集油部4の前端部4bから第一熱交換器ユニット12に落下(降下)し、流入口14から第一筐体13の内部に流入し、第一熱交換器11を通過し、流出口15から第一筐体13の外部に流出する。
このように、本実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造1では、オイルパン2に貯留されているエンジンオイルは、オイル循環部3により吸い上げられてエンジンの各部位に供給され、再びオイルパン2に戻される。そして、オイルパン2の内側に、オイルパン2に戻されるエンジンオイルの一部を集油する集油部4が配置されており、この集油部4は、クランクシャフト53の車両上下方向下方に配置されるとともに、少なくとも一部がオイルパン2から離間している。このため、エンジンのピストンヘッド52及びクランクシャフト53から戻ってくる高温のエンジンオイルは、集油部4により集油されるが、潤滑可動部分から戻ってくる低温のエンジンオイルの少なくとも一部は、集油部4により集油されない。このため、集油部4により集油されたエンジンオイルを用いて熱交換を行うことで、オイルパン2に貯留されているエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合や、オイルパン2に戻ってくる全てのエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合に比べて、廃熱回収効率を向上することができる。
また、リターンホール55がエンジンブロック5の後側の壁に形成され、集油部4は、オイルパン2の後側壁部22から離間している。しかも、集油部4と後側壁部22との離間距離は、集油部4と前側壁部21、右側壁部23及び左側壁部24との離間距離よりも大きくなっている。このため、過給機から戻ってくる低温のエンジンオイルの少なくとも一部は、集油部4により集油されない。これにより、過給機からオイルパン2に戻ってくる全てのエンジンオイルを用いて熱交換を行う場合に比べて、廃熱回収効率を向上することができる。
また、傾斜して配置されている集油部4に、クランクシャフト53の回転軸線方向に延びる溝部42が形成されているため、集油部4に落下してきたエンジンオイルを効率的に一カ所に集めることができる。これにより、集油部4により集油されたエンジンオイルを用いて熱交換を行い易くなる。
また、集油部4が車両前後方向に対して傾斜しているため(集油部4が後傾しているため)、車両が集油部4の傾斜方向と反対側に傾斜した場合に(車両が前傾した場合に)、集油したエンジンオイルが集油部4から漏れるのを抑制することができる。
また、集油部4の上端部に堰部43が設けられるため、車両が集油部4の傾斜方向と反対側に傾斜した場合に(車両が後傾した場合に)、集油したエンジンオイルが集油部4から漏れるのを抑制することができる。
また、第一熱交換器11は、集油部4で集油された高温のエンジンオイルと、内部を流通する各種媒体と、の間で熱交換を行うため、廃熱回収効率を向上することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態に係る廃熱回収装置について説明する。第二実施形態は、第一実施形態に係る廃熱回収用オイルパン構造を利用した廃熱回収装置である。なお、第二実施形態では、廃熱回収装置として、ランキンサイクルシステムを一例として説明するが、第二実施形態に係る廃熱回収装置はランキンサイクルシステムに限定されるものではない。
図6は、第二実施形態に係る廃熱回収装置のブロック構成図である。図6に示すように、本実施形態に係るに廃熱回収装置100は、車両(不図示)に搭載されて、蒸発器101、膨張機102、レキュペレータ103、凝縮器104、ポンプ105、レキュペレータ103、クーラー106、第一熱交換器11の順に作動媒体を循環させるランキンサイクルシステムである。
蒸発器101は、エンジンを冷却するためのエンジン冷却水を熱源として作動媒体を蒸発させる。膨張機102は、蒸発器101で蒸発された作動媒体を膨張させて発電を行う。レキュペレータ103は、膨張機102と凝縮器104との間を流れる前記作動媒体と、ポンプ105とクーラー106との間を流れる作動媒体と、の間で熱交換を行う。レキュペレータ103は、膨張機102と凝縮器104との間における作動媒体の流路と、ポンプ105とクーラー106との間における作動媒体の流路と、に配置(接続)されている。凝縮器104は、走行風を冷熱源として、膨張機102において発電に利用された作動媒体を冷却して凝縮する。なお、凝縮器104における冷熱源は、サブラジエータにより冷却された冷却水等であってもよい。ポンプ105は、凝縮器104で凝縮された作動媒体を圧縮して、レキュペレータ103に送り出す。クーラー106は、過給機の圧縮により昇温した空気と、凝縮器104で冷却された空気、との間で熱交換を行う。クーラー106としては、インタークーラーやアフタークーラー等の熱交換器を用いることができる。
次に、廃熱回収装置100の動作について説明する。
ポンプ105から送り出された作動媒体は、レキュペレータ103で加熱され、クーラー106で加熱され、第一熱交換器11に供給される。第一熱交換器11に供給された作動媒体は、集油部4で集油されたエンジンオイルとの間の熱交換により加熱された後、蒸発器101に供給される。蒸発器101に供給された作動媒体は、エンジン冷却水等の熱源により加熱されて蒸発した後、膨張機102に供給される。膨張機102に供給された作動媒体は、膨張させて発電に利用された後、レキュペレータ103に供給される。レキュペレータ103に供給された作動媒体は、ポンプ105から送り出された作動媒体により冷却された後、凝縮器104に供給される。凝縮器104に供給された作動媒体は、走行風等により冷却されて、ポンプ105に供給される。
このように、本実施形態に係る廃熱回収装置100では、第一熱交換器11は、集油部4で集油された高温のエンジンオイルと作動媒体との間で熱交換を行うため、廃熱回収効率を向上することができる。
また、廃熱回収装置100では、第一熱交換器11をランキンサイクルにおける熱交換器として利用することで、ランキンサイクルの効率を向上することができる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態に係る廃熱回収装置について説明する。第三実施形態は、第二実施形態に係る廃熱回収装置と同じであり、第二熱交換器が追加された点のみ第二実施形態に係る廃熱回収装置と相違する。このため、以下の説明では、第二実施形態と相違する点のみを説明し、第二実施形態と同様の説明を省略する。
図7は、第三実施形態に係る廃熱回収装置のブロック構成図である。図7に示すように、本実施形態に係るに廃熱回収装置200は、車両(不図示)に搭載されて、蒸発器101、膨張機102、レキュペレータ103、凝縮器104、ポンプ105、レキュペレータ103、クーラー106、第二熱交換器16、第一熱交換器11の順に作動媒体を循環させるランキンサイクルシステムである。
第二熱交換器16は、オイル循環部3によりオイルパン2から吸い上げられたエンジンオイルと、内部を流通する作動媒体と、の間で熱交換を行う熱交換器である。第二熱交換器16は、オイルパイプ32の途中に接続されており、オイルパイプ32を流通するエンジンオイルを熱源としている。そして、オイルパイプ32内のエンジンオイルは、第二熱交換器16を通過することで、第二熱交換器16の内部を流通する作動媒体と熱交換を行う。つまり、第二熱交換器16の内部を流通する各種媒体は、オイルパイプ32を流通するエンジンオイルにより加熱され、オイルパイプ32を流通するエンジンオイルは、第二熱交換器16の内部を流通する各種媒体により冷却される。そして、第二熱交換器17を通過したエンジンオイルは、オイルパイプ32に戻される。
第二熱交換器16は、作動媒体の循環方向におけるクーラー106と第一熱交換器11との間に配置されている。つまり、第二熱交換器16は、作動媒体の循環方向における第一熱交換器11の上流側に配置される。そして、オイルパイプ32を流通するエンジンオイルは、集油部4で集油されたエンジンオイルより低温となる。このため、作動媒体は、第二熱交換器16により予熱されて、第一熱交換器11に供給される。
このように、本実施形態に係る廃熱回収装置200では、第一熱交換器11よりも作動媒体の上流側に、オイル循環部3で吸い上げられたエンジンオイルと作動媒体との熱交換を行う第二熱交換器16が配置されている。このため、作動媒体は、まず、第二熱交換器16において低温のエンジンオイルと熱交換され、次に、第一熱交換器11において高温のエンジンオイルと熱交換される。これにより、作動媒体の熱交換効率を向上することができる。
また、第二熱交換器16がオイルパイプ32に接続されているため、オイルストレーナ31がオイルパン2内のエンジンオイルに浸かっている限り、車両の傾斜度合いに関わらず常に第二熱交換器16にエンジンオイルを通過させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、廃熱回収装置としてランキンサイクルシステムを一例として説明したが、ランキンサイクルシステムは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、様々な構成を採用することができる。
1…廃熱回収用オイルパン構造、2…オイルパン、3…オイル循環部、4…集油部、4a…後端部、4b…前端部、5…エンジンブロック、11…第一熱交換器、12…第一熱交換器ユニット、13…第一筐体、14…流入口、15…流出口、16…第二熱交換器、17…第二熱交換器、21…前側壁部、22…後側壁部、23…右側壁部、24…左側壁部、25…底壁部、25a…凹部、26…フランジ部、27…固定部材、31…オイルストレーナ、32…オイルパイプ、33…クーリングジェット、41…固定板部、42…溝部、42a…溝側部、42b…溝底部、43…堰部、51…シリンダー、52…ピストンヘッド、53…クランクシャフト、54…コネクティングロッド、55…リターンホール、521…ピストン頂部、522…ピストンスカート、531…クランクジャーナル、532…クランクピン、533…クランクアーム、534…バランスウェイト、100,200…廃熱回収装置、101…蒸発器、102…膨張機、103…レキュペレータ、104…凝縮器、105…ポンプ、106…クーラー、A…燃焼空間。

Claims (6)

  1. エンジンオイルを貯留するオイルパンと、
    前記オイルパンに貯留されている前記エンジンオイルを吸い上げてエンジンの各部位に供給するオイル循環部と、
    前記オイルパンの内側に配置されて前記オイルパンに戻される前記エンジンオイルの一部を集油する集油部と、
    前記集油部で集油された前記エンジンオイルと作動媒体との熱交換を行う第一熱交換器と、
    前記第一熱交換器を収容する第一筐体と、を備え、
    前記集油部は、クランクシャフトの車両上下方向下方に配置されるとともに、少なくとも一部が前記オイルパンから離間しており
    前記第一筐体は、前記集油部で集油された前記エンジンオイルを前記第一筐体内に流入させる流入口を有する、
    廃熱回収装置
  2. 前記集油部は、前記クランクシャフトの回転軸線方向における少なくとも一方の端部において、前記オイルパンから離間している、
    請求項1に記載の廃熱回収装置
  3. 前記集油部は、前記クランクシャフトの回転軸線方向に延びる溝部が形成されているとともに、傾斜して配置されている、
    請求項1又は2に記載の廃熱回収装置
  4. 前記第一筐体は、前記第一筐体から前記エンジンオイルを流出させる流出口を有する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の廃熱回収装置。
  5. 前記第一熱交換器よりも前記作動媒体の上流側に配置されて、前記オイル循環部で吸い上げられた前記エンジンオイルと前記作動媒体との熱交換を行う第二熱交換器を更に備える、
    請求項4に記載の廃熱回収装置。
  6. 前記オイル循環部は、前記エンジンオイルを流通させるオイルパイプを有し、
    前記第二熱交換器は、前記オイルパイプに接続されている、
    請求項5に記載の廃熱回収装置。
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