JP6662205B2 - 自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス - Google Patents

自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス Download PDF

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Description

本発明は、自動車のベルトライン部遮音構造および該遮音構造に用いる自動車用ドアガラスに関する。
従来、自動車の車内の遮音性を高める方法のひとつとして、自動車のベルトラインに沿って遮音構造を設ける方法がとられている。このような遮音構造として、例えば、特許文献1には、ドアガラスの閉時に、ドアパネルに取付けられたアウターシール部およびインナーシール部の下端部と、ドアガラスの下端部に対応する部分との一方に、遮音材を設けると共に、他方に該遮音材に弾接する突起を設けてなる遮音構造が開示されている。
特許文献1に記載された遮音構造では、ドアガラスの閉時に、ドアパネル、具体的にはドアパネルに設けられたシール部材とドアガラスの間の間隙を塞ぐことで車外からの音の侵入を阻止しようとしたものであり、相応の遮音効果が得られている。しかしながら、自動車車内の騒音には、車外から空気伝搬により侵入する音のほかに、ドアガラスを含む各種部材が振動することで発生する音が含まれる。特にドアガラスの振動を抑えることで車内の遮音性が高められることが期待されるが、特許文献1の遮音構造ではドアガラスの振動への対応が考慮されておらず、高いレベルの遮音性能が得られていない。
特開2001−219738号公報
本発明は、上記観点からなされたものであって、ベルトライン部を介した車外からの音の侵入およびドアガラス自体の振動による音の発生を抑制することで、ドアガラスの閉時における自動車内の遮音状態を高いレベルに向上可能な自動車のベルトライン部遮音構造および該遮音構造に用いる自動車用ドアガラスの提供を目的とする。
本発明の自動車のベルトライン部遮音構造は、自動車のベルトラインに沿って、ドアパネルとドアガラスとの間を遮音する遮音構造であって、
前記ドアパネルは互いに対向する2枚のパネル板を備え、前記ドアガラスは前記2枚のパネル板の間に昇降可能に配設されることで開閉自在であり、
前記パネル板はそれぞれ対向面の前記ベルトラインに沿った領域に前記ドアパネルと前記ドアガラスの間をシールするシール部材を有し、
前記ドアガラスはドアガラス本体とその一方の主面の下方部に、前記ドアガラス本体の前記一方の主面側に位置する前記シール部材よりヤング率の低い第1の粘弾性部材を備えるとともに、
前記一方の主面側に位置する前記シール部材は前記ドアガラス側に少なくとも2つのリップ部を有し、
前記ドアガラスの閉時に、前記第1の粘弾性部材は、前記一方の主面側に位置する前記シール部材の少なくとも一部に当接しながら前記2つのリップ部の間に位置することを特徴とする。
本発明は、上記自動車のベルトライン部遮音構造に用いる粘弾性部材付きガラス板からなる自動車用ドアガラスを提供する。
本発明の自動車のベルトライン部遮音構造は、ベルトライン部を介して車外から侵入する音の量を抑制するとともにドアガラス自体の振動による音の発生を抑制するという高い遮音性能を有する。これにより、本発明の自動車のベルトライン部遮音構造を用いれば、ドアガラス閉時の自動車内において高いレベルの遮音状態が達成できる。
本発明の自動車用ドアガラスは、自動車に装着された際に、ドアガラス閉時の自動車内において高いレベルの遮音状態を達成できる本発明の自動車のベルトライン部遮音構造を構築可能である。
本発明のベルトライン部遮音構造を有する自動車の側面図である。 本発明のベルトライン部遮音構造の一例において、ドアガラス閉時の状態を概略的に示す図1A−A’線断面図である。 本発明のベルトライン部遮音構造の一例において、ドアガラス全開時の状態を概略的に示す図1A−A"線断面図である。
以下に、本発明のベルトライン部遮音構造(以下、単に「遮音構造」ともいう。)および自動車用ドアガラス(以下、単に「ドアガラス」ともいう。)の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態を、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、変更または変形することができる。
図1は、図2Aおよび図2Bに示す実施形態の一例であるベルトライン部遮音構造を有する自動車の側面図を示す。図1に示す自動車10において、前後のサイドドアSは、それぞれドアパネル2とドアパネル2に昇降可能に配設されたドアガラス1からなり、図1はドアガラス1が閉じた状態の自動車10を示している。
サイドドアSにおいて、ドアパネル2は互いに対向する2枚のパネル板(図示せず)を備え、ドアガラス1は2枚のパネル板の間に昇降可能に配設されることで開閉自在である。なお、ドアガラス1が開閉自在であるとは、ドアガラス1が昇降することでサイドドアSの上方に位置する窓開口部Wの開閉が自在であることを意味する。すなわち、ドアガラス1の閉時には窓開口部Wはドアガラス1により閉じられ、ドアガラス1の開時には窓開口部Wは開かれた状態となる。本明細書においては、ドアパネルが有する2枚のパネル板のうち車内側に位置するパネル板をインナーパネル、車外側に位置するパネル板をアウターパネルという。
自動車10において、ベルトラインLは前後のドアパネル2の上端を結ぶラインである。本発明において、ベルトラインLに沿ってドアパネル2の上端から下方に所定の幅を有する領域をベルトライン部といい、図1にLsで示す。自動車10のサイドドアSは、ドアガラス1閉時においてベルトライン部Lsに遮音のための構造が得られる構成である。
図2Aは、本発明のベルトライン部遮音構造の一例において、ドアガラス閉時の状態を概略的に示す図1A−A’線断面図である。図2Bは本発明のベルトライン部遮音構造の一例において、ドアガラス全開時の状態を概略的に示す図1A−A"線断面図である。なお、図1のドアパネル2に示す点線は、ドアガラス1が最も下に降ろされ、窓開口部Wが全開したときのドアガラス1の下端の位置を示している。図2Bが示す図1A−A"線断面図には、ドアガラス1全体の断面図が含まれる。
図2Aに示すベルトライン部Lsの遮音構造(以下、遮音構造(1)ということもある。)について説明する。ドアパネル2は互いに対向する2枚のパネル板としてインナーパネル21およびアウターパネル22を備え、ドアガラス1はインナーパネル21およびアウターパネル22の間に昇降可能に配設されている。インナーパネル21およびアウターパネル22はそれぞれ対向面のベルトラインに沿った領域であるベルトライン部にこれらとドアガラス1の間をシールするインナーシール部材41およびアウターシール部材42を有する。
インナーシール部材41は、ドアガラス1側に上下に2個のリップ部、すなわち上部インナーリップ411および下部インナーリップ412を有し、アウターシール部材42は同様にドアガラス1側に上部アウターリップ421および下部アウターリップ422を有する。
ドアガラス1は、図2Bにその全体断面図が示されるように、ドアガラス本体11と、その車内側主面11aの下方部にドアガラス本体11の車内側主面11a側に位置するインナーシール部材41よりヤング率の低い第1の粘弾性部材31を備える。さらに、ドアガラス1は、ドアガラス本体11の車外側主面11bの下方部にドアガラス本体11の車外側主面11b側に位置するアウターシール部材42よりヤング率の低い第2の粘弾性部材32を備える。
図2Aが示すとおり、ドアガラス1の閉時において、ドアガラス1が有する第1の粘弾性部材31はインナーシール部材41の上部インナーリップ411および下部インナーリップ412の間に位置し、さらに、第1の粘弾性部材31の外周面がインナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の略全面に接している。また、同様に、ドアガラス1が有する第2の粘弾性部材32はアウターシール部材42の上部アウターリップ421および下部アウターリップ422の間に位置し、さらに、第2の粘弾性部材32の外周面がアウターシール部材42のドアガラス1側の内周面の略全面に接している。
図2Aに示す構成の遮音構造(1)によれば、第1の粘弾性部材31がインナーシール部材41と隙間なく接し、さらに、第2の粘弾性部材32がアウターシール部材42と隙間なく接することで、ドアガラス1とドアパネル2との隙間を密閉している。そのため、ドアガラスの閉時においてベルトライン部を介して車内に侵入する音の量を充分に抑制することができる。
図2Aに示す構成の遮音構造(1)によれば、さらに、第1の粘弾性部材31が、ドアガラス本体11と、インナーシール部材41およびインナーパネル21とで拘束されることで、拘束型の制振構造を形成し、さらには、第2の粘弾性部材32が、ドアガラス本体11と、アウターシール部材42およびアウターパネル22とで拘束されることで、拘束型の制振構造を形成している。これにより、ドアガラス本体11の振動を充分に抑制し、ドアガラスの閉時の車内における高い遮音効果が実現できる。なお、ドアガラスの振動の原因としては、ドアパネルからドアガラスへのロードノイズの伝搬、エンジンノイズの伝播等が挙げられる。本発明のベルトライン部遮音構造によれば、いずれの原因におけるドアガラスの振動も充分に抑制可能である。
図2Bは、図2Aにドアガラス閉時の状態を示す遮音構造(1)の、ドアガラス全開時における状態を概略的に示す図1A−A"線断面図である。ただし、図2Bにおいてドアパネル2については、ベルトライン部Lsのみ、すなわち図1A−A’線断面のみを示しそれより下部については図示を省略した。図2Aに示すドアガラス1は、矢印P1方向に下降可能であり、下降しきった時の状態が図2Bに示される。図2Bにおいてドアガラス1は矢印P2方向に上昇可能であり上昇しきった状態が、図2Aに示される。
図2Bに示すドアガラス全開時において、ドアガラス1は、ドアガラス本体11の上端が、インナーシール部材41およびアウターシール部材42の上部インナーリップ411および上部アウターリップ421より若干上に突出して存在している。ただし、ドアガラス本体11の上端の位置はこれに限定されず、自動車のサイドドアの設計により、適宜変更される。図2Bに示すドアガラス全開時において、インナーシール部材41およびアウターシール部材42については、それぞれ下部インナーリップ412および下部アウターリップ422が下方向にその先端部を向けている以外は、図2Aに示すドアガラス閉時の状態と同様である。
図2Bに示す下部インナーリップ412および下部アウターリップ422の先端部は、ドアガラス1がP2方向に上昇する際に、例えば、粘弾性部材31および粘弾性部材32がインナーシール部材41およびアウターシール部材42の2つのリップ間にそれぞれ挿入されるのに伴って、それぞれ部材の近傍に示す矢印の方向に向きを変え、最終的に図2Aに示すドアガラス閉時の状態となる。ドアガラス1が有する第1の粘弾性部材31および第2の粘弾性部材32は、図2Aに示すドアガラス閉時において、それぞれが上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間および上部アウターリップ421と下部アウターリップ422の間に位置するように、ドアガラス本体11の車内側主面11a下方部および車外側主面11b下方部のそれぞれ所定の位置に配設されている。
ここで、図2Aおよび図2Bに示される遮音構造(1)は本発明の遮音構造の一例であって、本発明の範囲内において構成の変更は可能である。例えば、遮音構造(1)においては、ドアガラス1は、ドアガラス本体11の車内側主面11a下方部および車外側主面11b下方部のそれぞれに第1の粘弾性部材31および第2の粘弾性部材32を有する構成であるが、本発明の遮音構造は必ずしも第1の粘弾性部材31および第2の粘弾性部材32の両方を有する構成でなくてもよく、いずれか一方に粘弾性部材を有すればよい。その場合、粘弾性部材を有する側は、車内側であっても車外側であってもよく、好ましくは車内側である。より好ましくは、車内側および車外側の両側に粘弾性部材を有する構成である。
以下、図2Aおよび図2Bに示される遮音構造(1)を例に、本発明の遮音構造の各構成要素について説明する。なお、以下の説明においてドアガラス1を中心として遮音構造(1)の車内側のみの構成を説明するが、車外側の構成も同様とできる。また、遮音構造(1)において、車内側の構成と車外側の構成は全く同じである必要はなく、各要素については、例えば、各要素の形状や材質等は、以下に説明する本発明の範囲においてそれぞれ適宜選択可能である。さらに、以下の遮音構造(1)の車内側の構成は、本発明の遮音構造において、車内側のみまたは車外側のみに粘弾性部材を有する構成とした場合にも適用可能である。
<ドアガラス1>
ドアガラス1が有するドアガラス本体11は、通常、車両窓用として用いられる透明な板状体であれば特に制限されない。形状としては、平板状、湾曲状のものが挙げられる。主面の形状は、搭載される車両の窓開口部に適合する形状とされる。板状体は、汎用の板ガラス、強化ガラス、複層ガラス、合わせガラス、金属線入りガラスであってよい。板状体の材質としては、透明なガラス、樹脂(いわゆる有機ガラス)等が挙げられる。板状体の厚みは、車両の種類によるが、概ね2.8〜5.0mm程度である。
ガラスとして、具体的には、通常のソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、無アルカリガラス、石英ガラス等が挙げられる。ガラスとしては、紫外線や赤外線を吸収するガラスを用いることも可能である。また、樹脂としては、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂やポリフェニレンカーボネートなどの芳香族ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられる。
ドアガラス本体11の車内側主面11a下方部に配設される第1の粘弾性部材(以下、単に「粘弾性部材」ともいう。)31は、後述のインナーシール部材41を構成する材料に比べてヤング率の低い粘弾性体からなり、遮音性と制振性を有する。粘弾性部材31の配設位置は、図2Aに示すドアガラス閉時においてインナーシール部材41の上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間に位置するための、所定の位置である。
粘弾性部材31の外周面の形状は、インナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の形状による。遮音構造(1)では、図2Aに示すドアガラス閉時において、粘弾性部材31はその外周面がインナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の略全面に接する形状である。ただし、本発明の遮音構造においては、必ずしも、粘弾性部材31の外周面がインナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の全面に接する必要はなく、粘弾性部材31はドアガラス閉時において2つのインナーリップの間に位置し粘弾性部材31がインナーシール部材41の少なくとも一部に当接すればよい。この構成により、本発明の遮音構造においては、ドアガラスとドアパネルの間の隙間の閉塞とドアガラスに対する拘束型の制振構造が同時に得られる。なお、該隙間の閉塞とドアガラスの制振による高い遮音性能が得られることから、図2Aに示されるように、粘弾性部材31の外周面がインナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の全面と接する構成が好ましい。
ここで、遮音構造(1)では、第1の粘弾性部材31はその外周面がドアガラス本体11の車内側主面11aに略平行する面31aを有し、インナーシール部材41は上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間にドアガラス本体11の車内側主面11aに対向する略平行な面41aを有し、ドアガラス閉時に、第1の粘弾性部材31の面31aが、インナーシール部材41の面41aと略全体が一致するように接している。また、同様に第2の粘弾性部材32はその外周面がドアガラス本体11の車外側主面11bに略平行する面32aを有し、アウターシール部材42は上部アウターリップ421と下部アウターリップ422の間にドアガラス本体11の車外側主面11bに対向する略平行な面42aを有し、ドアガラス閉時に、第2の粘弾性部材32の面32aが、アウターシール部材42の面42aと略全体が一致するように接している。
ドアガラスに対する拘束型の制振構造においては、このようにドアガラス本体の主面と該主面に対して平行する面(だだし、該面は挟持される粘弾性部材よりヤング率の高い部材で構成される)との間に粘弾性部材を挟持させる構成が好ましい。このような観点から、本発明の遮音構造において、上記のようにドアガラス閉時に粘弾性部材31がインナーシール部材41の少なくとも一部に当接する構成として、インナーシール部材41はドアガラス閉時に粘弾性部材31を挟み込む2つのリップ部、図2Aでは、上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間にドアガラス本体11の車内側主面11aに対向する略平行な面41aを有し、ドアガラス閉時に、粘弾性部材31が少なくともインナーシール部材41の面41aの略全面と接する構成が好ましい。
この場合、例えば、インナーシール部材が有するドアガラス本体の車内側主面に対向する略平行な面の略全面と粘弾性部材が接すれば、上部インナーリップ部の下辺や下部インナーリップリップ部の上辺が必ずしも粘弾性部材と接していなくともよいが、より好ましくは図2Aに示される構成である。
なお、粘弾性部材31の断面形状はドアガラス閉時とドアガラス開時において必ずしも一致する必要はない。粘弾性部材31はドアガラス閉時において2つのインナーリップの間に位置し粘弾性部材31がインナーシール部材41の少なくとも一部に当接する形状であればよい。例えば、粘弾性部材31は弾性変形可能であり、粘弾性部材31の厚さはドアガラスの開時に比べて閉時において減少される構成であってもよく、該構成であることが、ドアガラスと、ドアパネル、具体的にはドアパネルが有するシール部との間の隙間の閉塞を確実に行う観点から好ましい。
粘弾性部材31は、ドアガラス本体11の車内側主面11a下方部の所定位置に設けられる。粘弾性部材31は、水平方向にはドアガラス本体11の左右両端間に水平に、すなわちベルトラインLと平行して延在していることが好ましいが、連続的に延在している必要は必ずしも無い。ドアガラスとドアパネルの間の隙間の閉塞とドアガラスに対する拘束型の制振構造による遮音効果を高いレベルで得る観点からは、粘弾性部材31はドアガラス本体11の車内側主面11aの上下方向における所定位置に、左右両端間にわたって連続して設けられることが好ましい。
なお、図2Aに示すようにドアガラス本体11の車外側主面11b下方部の所定位置に第2の粘弾性部材32が設けられる場合には、遮音効果を高いレベルで得る観点からは、第2の粘弾性部材32はドアガラス本体11の車外側主面11aの上下方向における所定位置に、左右両端間にわたって連続して設けられることが好ましい。しかしながら、ドアガラス1の車外側においてはドアガラス本体11とアウターシール部材42の間には雨水等が侵入する。そのため、雨水等の良好な排水を考慮すれば、粘弾性部材が車外側に設けられる場合は、該粘弾性部材は水平方向において、部分的に切れ目を有していてもよい。
粘弾性部材31は、後述のインナーシール部材41を構成する材料に比べてヤング率が低い、粘弾性を有する材料(以下、「粘弾性材料」ともいう)で構成される限り、材質は特に制限されない。なお、本明細書におけるヤング率は、特に断りのない限り20℃で測定されるヤング率(N/m)である。なお、粘弾性部材31を構成する粘弾性材料のヤング率は、インナーシール部材41を構成する材料に比べてヤング率が低いという条件を満たす必要がある。
粘弾性部材31を構成する粘弾性材料としては、共に用いるインナーシール部材41を構成する材料にもよるが、具体的には、エチレン・プロピレンゴム(EPDMゴム)などの合成ゴム、ポリオレフィン系エラストマーなどの熱可塑性エラストマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。
また、粘弾性部材31は、発泡体からなる粘弾性材料で構成されていてもよい。粘弾性部材31が発泡体で構成される場合、粘弾性部材31は、例えば、上記粘弾性材料を常法により発泡させて形成することができる。これにより、粘弾性部材31のヤング率や損失係数を所望の値に調節することができる。
また、粘弾性部材31を構成する材料は、上記樹脂からなる粘弾性材料に、有機充填材、鉱質充填材等の充填材を添加した粘弾性材料であってもよい。有機充填材として、例えば架橋ポリエステル、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体樹脂、または尿素樹脂等の樹脂から形成された樹脂粒子、合成繊維、天然繊維が用いられる。鉱質充填材としては、例えば、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化バリウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、ろう石クレー、カオリンクレーおよび焼成クレー等のクレー、マイカ、ケイソウ土、カーボンブラック、シリカ、ガラス繊維、カーボン繊維、繊維状フィラー、ガラスバルーン等の無機フィラー等が用いられる。このような、樹脂からなる粘弾性材料に充填剤が添加された粘弾性材料を用いることで、粘弾性部材31のヤング率や損失係数を所望の値に調節することができる。
また、粘弾性部材31は、20℃におけるヤング率E(N/m)と、20℃、振動数4000Hzにおける損失係数tanδが、下記式(1)を満たすことが好ましい。以下、特に断りのない限り、損失係数は、20℃、振動数4000Hzにおける値を示すものとする。
Figure 0006662205
上記において、ヤング率Eは、粘弾性部材31の硬さを計る指標であり、損失係数tanδは、粘弾性部材31の粘性を計る指標である。ヤング率Eと損失係数tanδが上記式(1)を満たす範囲であることで、粘弾性部材31は、上記のような拘束型の制振構造においてドアガラス1に対する制振効果を充分に発揮できる。
粘弾性部材31は、上記損失係数tanδが、下記式(2)を満たすことがより好ましい。
Figure 0006662205
上記式(1)および式(2)の関係を満たす粘弾性部材31としては、例えば早川ゴム株式会社製、商品名:MTS−20が挙げられるが、これに限定されない。
ドアガラス本体11の車内側主面11aへの粘弾性部材31の配設は、接着により行う。接着方法としては、ドアガラス1の開閉により粘弾性部材31がインナーシール部材41の2つのリップ間、すなわち上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間に挿入されたり、該リップ間から外れたりする際に生じる粘弾性部材31を引き剥がそうとする力に耐えうる接着強度を有する方法であれば特に制限されない。具体的には、公知の両面テープ、接着剤等により接着できる。
なお、本発明の遮音構造に用いられる上記構成のドアガラスは、単体として本発明の自動車用のドアガラスとして使用できる。
<ドアパネル2>
ドアパネル2が有するインナーパネル21およびアウターパネル22は、通常、自動車サイドドアのドアパネルを構成するパネル板であれば、材質および形状は特に制限されない。インナーパネル21およびアウターパネル22がそれぞれ対向面のベルトラインLに沿った領域に有する、ドアパネル2とドアガラス1の間をシールするためのインナーシール部材41およびアウターシール部材42について、上記同様、車内側のインナーシール部材41についてのみ説明する。
遮音構造(1)においてインナーシール部材41は、粘弾性部材31を構成する材料よりヤング率が高い材料、ただし、通常ベルトライン部に用いられるシール部材と同様に機能する適度なヤング率を有する材料で構成され、ドアガラス1側に上下に2個のリップ部、すなわち上部インナーリップ411および下部インナーリップ412を有する。本発明の遮音構造においては、インナーシール部材41は、ドアガラス閉時において、粘弾性部材31の少なくとも一部に当接しながら、粘弾性部材31を挟み込むように位置する少なくとも2個のリップ部を有すればよい。インナーシール部材41が有するリップ部の数は2個以上であれば特に制限されないが、粘弾性部材31を挟み込む空間の体積を大きく確保できる点、および製造コスト等の点から2個が好ましい。
インナーシール部材41は、ドアガラス1側に上下に2個有するリップ部、すなわち上部インナーリップ411および下部インナーリップ412により、ドアガラス閉時に、インナーパネル21およびドアガラス1の間をシールできる形状であれば特に制限されない。上部インナーリップ411および下部インナーリップ412の形状は、ドアガラス閉時に、インナーパネル21およびドアガラス1の間をシールするとともに、上部インナーリップ411および下部インナーリップ412の間に、粘弾性部材31を挟持できる形状である。
上に説明したとおり、遮音構造(1)では、図2Aに示すドアガラス閉時において、粘弾性部材31はその外周面がインナーシール部材41のドアガラス1側の内周面の略全面に接する形状である。ここで、インナーシール部材41のドアガラス1側の内周面は、上部インナーリップ411の下辺、下部インナーリップ412の上辺、および上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間に位置するドアガラス本体11の車内側主面11aに対向する略平行な面41aで構成されている。
このように、インナーシール部材41はその内周面が粘弾性部材31の外周面と一致する形状であることが好ましい。また、上部インナーリップ411と下部インナーリップ412の間にドアガラス本体11の車内側主面11aに対向する略平行な面41aを有することが好ましい。このような構成をとることで、ドアガラス閉時にドアガラス1とドアパネル2との間の隙間、具体的にはドアガラス本体11とインナーシール部材41の間の隙間も充分に閉塞されるとともに、ドアガラス本体11とインナーシール部材41とが粘弾性部材31を拘束したドアガラス本体11に対する制振構造を構築することができる。
ここで、図2Bに示すドアガラス全開時において、インナーシール部材41およびアウターシール部材42については、それぞれ下部インナーリップ412および下部アウターリップ422が下方向にその先端部を向けている。そして、図2Bに示す下部インナーリップ412および下部アウターリップ422の先端部は、ドアガラス1がP2方向に上昇する際にそれぞれ部材の近傍に示す矢印の方向に向きを変え、最終的に図2Aに示すドアガラス閉時の状態となる。
インナーシール部材41およびアウターシール部材42が有するリップ部は、例えば、このようにドアガラス1の昇降に合わせて先端部の方向が変更可能な形状である、および/または材料で形成されることが好ましい。
このような観点から、インナーシール部材41、アウターシール部材42は、EPDMゴム等の合成ゴムやポリオレフィン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー等で形成できる。ただし、第1の粘弾性部材31の構成材料および第2の粘弾性部材32の構成材料はインナーシール部材41、アウターシール部材42の構成材料に比べてそれぞれヤング率が低い材料であることが必須である。さらに第1の粘弾性部材31の構成材料および第2の粘弾性部材32の構成材料は(1)式を満たすことがより好ましい。
なお、インナーシール部材41において、リップ部のみを上記と異なる材料で構成することも可能であるが、経済性の点から、インナーシール部材41においてはリップ部を含む全体として同一材料で構成されることが好ましい。アウターシール部材42においても同様である。
なお、本発明の遮音構造において、ドアガラスがドアガラス本体の一方の主面にのみ粘弾性部材を有する構成の場合、ドアガラス本体の他方の主面側のシール部材においては、通常のシール部材と同様の構成をとることができる。通常のシール部材の構成においては、例えば、リップ部は少なくとも1個でよい。
10…自動車、L…ベルトライン、Ls…ベルトライン部、1…ドアガラス、2…ドアパネル、11…ドアガラス本体、11a…車内側主面、11b…車外側主面、31…第1の粘弾性部材、32…第2の粘弾性部材、21…インナーパネル、22…アウターパネル、41…インナーシール部材、42…アウターシール部材、411…上部インナーリップ、412…下部インナーリップ、421…上部アウターリップ、422…下部アウターリップ

Claims (8)

  1. 自動車のベルトラインに沿って、ドアパネルとドアガラスとの間を遮音する遮音構造であって、
    前記ドアパネルは互いに対向する2枚のパネル板を備え、前記ドアガラスは前記2枚のパネル板の間に昇降可能に配設されることで開閉自在であり、
    前記パネル板はそれぞれ対向面の前記ベルトラインに沿った領域に前記ドアパネルと前記ドアガラスの間をシールするシール部材を有し、
    前記ドアガラスはドアガラス本体とその一方の主面の下方部に、前記ドアガラス本体の前記一方の主面側に位置する前記シール部材よりヤング率の低い第1の粘弾性部材を備えるとともに、
    前記一方の主面側に位置する前記シール部材は前記ドアガラス側に少なくとも2つのリップ部を有し、
    前記ドアガラスの閉時に、前記第1の粘弾性部材は、前記一方の主面側に位置する前記シール部材の少なくとも一部に当接しながら前記2つのリップ部の間に位置することを特徴とする自動車のベルトライン部遮音構造。
  2. 前記ドアガラスの前記一方の主面側に位置する前記シール部材は、前記2つのリップ部の間に前記ドアガラス本体の前記一方の主面に対向する略平行な面を有し、前記ドアガラスの閉時に、前記第1の粘弾性部材が、前記一方の主面側に位置する前記シール部材の前記略平行な面の略全面に接する請求項1記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  3. 前記第1の粘弾性部材は弾性変形可能であり、前記第1の粘弾性部材の厚さは前記ドアガラスの開時に比べて閉時において減少される請求項1または2に記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  4. 前記ドアガラスの閉時に、前記第1の粘弾性部材の外周面は、前記ドアガラス本体の前記一方の主面側に位置する前記シール部材の前記2つのリップ部の対向面と前記ドアガラス本体の前記一方の主面に対向する面の略全面に接する請求項2または3に記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  5. 前記ドアガラス本体の前記一方の主面が車内側の主面である請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  6. さらに前記ドアガラスは前記ドアガラス本体の他方の主面の下方部に、前記ドアガラス本体の前記他方の主面側に位置する前記シール部材よりヤング率の低い第2の粘弾性部材を備えるとともに、
    前記他方の主面側に位置する前記シール部材は前記ドアガラス側に少なくとも2つのリップ部を有し、
    前記ドアガラスの閉時に、前記第2の粘弾性部材は、前記他方の主面側に位置する前記シール部材の少なくとも一部に当接しながら前記2つのリップ部の間に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  7. 前記ドアガラス本体の前記他方の主面側に位置する前記シール部材および前記第2の粘弾性部材は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の前記ドアガラス本体の前記一方の主面側に位置する前記シール部材および前記第1の粘弾性部材とそれぞれ同様である請求項6記載の自動車のベルトライン部遮音構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動車のベルトライン部遮音構造に用いる、粘弾性部材付きガラス板からなる自動車用ドアガラス。
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