JP2002178748A - ドアガラスのシール構造 - Google Patents
ドアガラスのシール構造Info
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- JP2002178748A JP2002178748A JP2000404078A JP2000404078A JP2002178748A JP 2002178748 A JP2002178748 A JP 2002178748A JP 2000404078 A JP2000404078 A JP 2000404078A JP 2000404078 A JP2000404078 A JP 2000404078A JP 2002178748 A JP2002178748 A JP 2002178748A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- door
- door glass
- belt line
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/75—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアガラスの全閉時に生じるベルトライン部
分のグラスラン近傍のスキを、確実かつ安価に無くし得
るようにしたドアガラスのシール構造を提供することを
目的とする。 【構成】 自動車ドアのベルトライン部分BLにおける
ドアガラスのシール構造において、ドアガラス1の側端
縁をガイドするグラスラン2に近接したガラス内面に、
シール部材5が貼り付けられ、該シール部材5の貼り付
け位置が、ドアガラス1が上昇した全閉時、ドアトリム
4に取付けられたベルトラインインナーウエザーストリ
ップ3のリップ3b下端に、該シール部材55が弾接す
るように設定されているものである。
分のグラスラン近傍のスキを、確実かつ安価に無くし得
るようにしたドアガラスのシール構造を提供することを
目的とする。 【構成】 自動車ドアのベルトライン部分BLにおける
ドアガラスのシール構造において、ドアガラス1の側端
縁をガイドするグラスラン2に近接したガラス内面に、
シール部材5が貼り付けられ、該シール部材5の貼り付
け位置が、ドアガラス1が上昇した全閉時、ドアトリム
4に取付けられたベルトラインインナーウエザーストリ
ップ3のリップ3b下端に、該シール部材55が弾接す
るように設定されているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアガラスの
シール構造に関するものである。
シール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、自動車ドアDのドアガ
ラス1のベルトライン部分BLにおけるグラスラン2の
近傍a、b、c、dでは、図5に示す如くドアガラス1
の内面に摺接するベルトラインインナーウエザーストリ
ップ3が、ドアトリム4に取付けられている。
ラス1のベルトライン部分BLにおけるグラスラン2の
近傍a、b、c、dでは、図5に示す如くドアガラス1
の内面に摺接するベルトラインインナーウエザーストリ
ップ3が、ドアトリム4に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般にグラ
スラン2とベルトラインインナーウエザーストリップ3
は別体であるため、ドアガラス1と上記グラスラン2と
の摺接部分では、スキSが形成されやすくホコリや騒音
が進入し易い。そのため、ベルトライン部分BLに高発
泡の連泡スポンジ材を貼ったり、ベルトラインアウター
ウエザーストリップとグラスラン2とを金型で接合して
スキを無くす等の対応がなされている。しかしながら、
上記の如くグラスラン2を組み付けた後ドアトリム4を
組むため、高発泡の連泡スポンジ材が貼られて部厚くな
ると、グラスラン2と干渉し組み付けが難くなり、遮音
効果を得るのに十分なボリュームが得られなかった。ま
た上記金型接合の場合は、スキは無くなるがコストが著
しく高くなるという問題があった。そこで、本発明はか
かる従来の課題に鑑みて、ドアガラスの全閉時に生じる
ベルトライン部分のグラスラン近傍のスキを、確実かつ
安価に無くし得るようにしたドアガラスのシール構造を
提供することを目的とする。
スラン2とベルトラインインナーウエザーストリップ3
は別体であるため、ドアガラス1と上記グラスラン2と
の摺接部分では、スキSが形成されやすくホコリや騒音
が進入し易い。そのため、ベルトライン部分BLに高発
泡の連泡スポンジ材を貼ったり、ベルトラインアウター
ウエザーストリップとグラスラン2とを金型で接合して
スキを無くす等の対応がなされている。しかしながら、
上記の如くグラスラン2を組み付けた後ドアトリム4を
組むため、高発泡の連泡スポンジ材が貼られて部厚くな
ると、グラスラン2と干渉し組み付けが難くなり、遮音
効果を得るのに十分なボリュームが得られなかった。ま
た上記金型接合の場合は、スキは無くなるがコストが著
しく高くなるという問題があった。そこで、本発明はか
かる従来の課題に鑑みて、ドアガラスの全閉時に生じる
ベルトライン部分のグラスラン近傍のスキを、確実かつ
安価に無くし得るようにしたドアガラスのシール構造を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】かかる目的を達成する
ために本発明の構成は、図1〜図4に示すように、自動
車ドアのベルトライン部分BLにおけるドアガラスのシ
ール構造において、ドアガラス1の側端縁をガイドする
グラスラン2に近接したガラス内面に、シール部材5が
貼り付けられ、該シール部材5の貼り付け位置が、ドア
ガラス1が上昇した全閉時、ドアトリム4に取付けられ
たベルトラインインナーウエザーストリップ3のリップ
3b下端に、該シール部材5が弾接するように設定され
ているものである。
ために本発明の構成は、図1〜図4に示すように、自動
車ドアのベルトライン部分BLにおけるドアガラスのシ
ール構造において、ドアガラス1の側端縁をガイドする
グラスラン2に近接したガラス内面に、シール部材5が
貼り付けられ、該シール部材5の貼り付け位置が、ドア
ガラス1が上昇した全閉時、ドアトリム4に取付けられ
たベルトラインインナーウエザーストリップ3のリップ
3b下端に、該シール部材5が弾接するように設定され
ているものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は図4に示すベルトライン部分BLのグ
ラスラン近傍a、b、c、dの断面図であり、1はドア
ガラス、2はドアガラス1の側端縁をガイドするグラス
ラン、3はベルトラインインナーウエザーストリップ
で、図2に示す如くドアトリム4に基部3aを挿入して
取付けられ複数のリップ3bを突設している。
説明する。図1は図4に示すベルトライン部分BLのグ
ラスラン近傍a、b、c、dの断面図であり、1はドア
ガラス、2はドアガラス1の側端縁をガイドするグラス
ラン、3はベルトラインインナーウエザーストリップ
で、図2に示す如くドアトリム4に基部3aを挿入して
取付けられ複数のリップ3bを突設している。
【0006】5はスポンジ製のシール部材で、図3に示
す如く直方体を成しその貼り付け面5aをドアガラス1
の内面に貼り付けられる。該シール部材5の貼り付け位
置は、上昇したドアガラス1の全閉時に、ベルトライン
インナーウエザーストリップ3の下端のリップ3bに、
該シール部材5が弾接する位置に貼り付けられる。
す如く直方体を成しその貼り付け面5aをドアガラス1
の内面に貼り付けられる。該シール部材5の貼り付け位
置は、上昇したドアガラス1の全閉時に、ベルトライン
インナーウエザーストリップ3の下端のリップ3bに、
該シール部材5が弾接する位置に貼り付けられる。
【0007】上記シール部材5は図1に示す如くグラス
ラン2のリップ2aにスキが小さくなるように弾接する
湾曲した摺接面5bを形成し、該摺接面5bに摺動材5
cを設けている。該シール部材5の材料はスポンジ材が
望ましいがソリッドゴム材や軟質樹脂材でもよい。6は
ベルトラインアウターウエザーストリップである。ここ
で、図2ではリップが2本の場合を示したが、1本でも
よく、また中空リップでもよい。従って、上昇したドア
ガラス1の全閉時に上記シール部材5がベルトラインイ
ンナーウエザーストリップ3のリップ3bの下面に当た
り、かつシール部材5の摺接面5bがグラスラン2のリ
ップ2aにスキが小さくなるように弾接し、従来のよう
にスキによるホコリや騒音の進入が防止される。
ラン2のリップ2aにスキが小さくなるように弾接する
湾曲した摺接面5bを形成し、該摺接面5bに摺動材5
cを設けている。該シール部材5の材料はスポンジ材が
望ましいがソリッドゴム材や軟質樹脂材でもよい。6は
ベルトラインアウターウエザーストリップである。ここ
で、図2ではリップが2本の場合を示したが、1本でも
よく、また中空リップでもよい。従って、上昇したドア
ガラス1の全閉時に上記シール部材5がベルトラインイ
ンナーウエザーストリップ3のリップ3bの下面に当た
り、かつシール部材5の摺接面5bがグラスラン2のリ
ップ2aにスキが小さくなるように弾接し、従来のよう
にスキによるホコリや騒音の進入が防止される。
【0008】
【発明の効果】本発明のドアガラスのシール構造は、ド
アガラスの内面にシール部材が貼り付けられ、全閉時に
該シール部材がグラスランに弾接しスキが小さくなるた
め、従来のような大きいスキからホコリや騒音が進入す
るのを防止でき、またドアガラスにシール部材を貼り付
けるだけの工数で済みコストが安価となるという特長が
ある。
アガラスの内面にシール部材が貼り付けられ、全閉時に
該シール部材がグラスランに弾接しスキが小さくなるた
め、従来のような大きいスキからホコリや騒音が進入す
るのを防止でき、またドアガラスにシール部材を貼り付
けるだけの工数で済みコストが安価となるという特長が
ある。
【図1】本発明の自動車ドアのベルトライン部分のグラ
スラン近傍におけるドアガラスのシール構造の平断面図
である。
スラン近傍におけるドアガラスのシール構造の平断面図
である。
【図2】同上ドアガラスのシール構造の縦断面図であ
る。
る。
【図3】同上のシール部材を示す斜視図である。
【図4】自動車ドアの側面図である。
【図5】従来の自動車ドアのベルトライン部分のグラス
ラン近傍におけるドアガラスのシール構造の平断面図で
ある。
ラン近傍におけるドアガラスのシール構造の平断面図で
ある。
1 ドアガラス 2 グラスラン 2a リップ 3 ベルトラインインナーウエザーストリッ
プ 3a 取付部 3b シールリップ部 4 ドアトリム 5 シール部材 5a 貼り付け面 5b 摺接面 5c 摺動材 BL ベルトライン部分
プ 3a 取付部 3b シールリップ部 4 ドアトリム 5 シール部材 5a 貼り付け面 5b 摺接面 5c 摺動材 BL ベルトライン部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D127 AA13 AA14 BB01 CB05 CC05 DE10 3D201 AA01 AA05 AA06 CA20 CA31 DA38
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車ドアのベルトライン部分における
ドアガラスのシール構造において、ドアガラスの側端縁
をガイドするグラスランに近接したガラス内面にシール
部材が貼り付けられ、該シール部材の貼り付け位置が、
ドアガラスが上昇した全閉時、ドアトリムに取付けられ
たベルトラインインナーウエザーストリップのリップ下
端に、該シール部材が弾接するように設定されているこ
とを特徴とするドアガラスのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404078A JP2002178748A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | ドアガラスのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404078A JP2002178748A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | ドアガラスのシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002178748A true JP2002178748A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18868093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000404078A Pending JP2002178748A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | ドアガラスのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002178748A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017030730A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 旭硝子株式会社 | 自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス |
JP2017030729A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 旭硝子株式会社 | 自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス |
EP3135517B1 (en) | 2015-07-31 | 2019-05-01 | AGC Inc. | Automobile beltline portion sound insulating structure and automobile door glass |
-
2000
- 2000-12-11 JP JP2000404078A patent/JP2002178748A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017030730A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 旭硝子株式会社 | 自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス |
JP2017030729A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 旭硝子株式会社 | 自動車のベルトライン部遮音構造および自動車用ドアガラス |
EP3135517B1 (en) | 2015-07-31 | 2019-05-01 | AGC Inc. | Automobile beltline portion sound insulating structure and automobile door glass |
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