JPH09109678A - 自動車用ドアガラスのガラス一体化インナーシール構造 - Google Patents
自動車用ドアガラスのガラス一体化インナーシール構造Info
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- JPH09109678A JPH09109678A JP7291657A JP29165795A JPH09109678A JP H09109678 A JPH09109678 A JP H09109678A JP 7291657 A JP7291657 A JP 7291657A JP 29165795 A JP29165795 A JP 29165795A JP H09109678 A JPH09109678 A JP H09109678A
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- JP
- Japan
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- door
- door glass
- glass
- window
- seal structure
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/75—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J1/00—Windows; Windscreens; Accessories therefor
- B60J1/20—Accessories, e.g. wind deflectors, blinds
- B60J1/2097—Accessories, e.g. wind deflectors, blinds means to prevent rattling of vehicle windows
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/26—Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape
- B60J10/265—Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape the surface being primarily decorative
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のドアに対して昇降して窓を開閉する
ドアガラスの昇降中にはドアガラスの車内側面において
摺動接触が生じないで、窓を閉めたときは確実にドアガ
ラスとドアとの間をシールすることができるインナーシ
ール構造の提供。 【解決手段】 インナーシール構造４２は、ドアガラス
２３の車内側面２６に設けられた突条形状のシール部材
３０と、この車内側面３０に対向するドアライニング２
５に形成され且つドアガラス２３を上昇させて窓を閉め
たときシール部材３０が当接する被当接面３１とを有し
ている。シール部材３０は、窓を閉めたときのみ被接触
面に接触し、窓を開けたときは被接触面から離れる。従
って、インナーシール構造４２は、ドアガラスの昇降中
にドアガラスの車内側面に摺動接触することがなく、従
来生じていた摺動摩擦抵抗が発生しなくなりその分、ド
アガラスの昇降駆動力を小さくすることができる。
ドアガラスの昇降中にはドアガラスの車内側面において
摺動接触が生じないで、窓を閉めたときは確実にドアガ
ラスとドアとの間をシールすることができるインナーシ
ール構造の提供。 【解決手段】 インナーシール構造４２は、ドアガラス
２３の車内側面２６に設けられた突条形状のシール部材
３０と、この車内側面３０に対向するドアライニング２
５に形成され且つドアガラス２３を上昇させて窓を閉め
たときシール部材３０が当接する被当接面３１とを有し
ている。シール部材３０は、窓を閉めたときのみ被接触
面に接触し、窓を開けたときは被接触面から離れる。従
って、インナーシール構造４２は、ドアガラスの昇降中
にドアガラスの車内側面に摺動接触することがなく、従
来生じていた摺動摩擦抵抗が発生しなくなりその分、ド
アガラスの昇降駆動力を小さくすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアに対して
昇降して窓を開閉するドアガラスの車内側面とドアとの
間の隙間をシールするためのインナーシール構造に関す
る。
昇降して窓を開閉するドアガラスの車内側面とドアとの
間の隙間をシールするためのインナーシール構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ドアガラスとドアとの間の隙間を
シールして車内への騒音、塵埃等の侵入を防止するシー
ル構造は、図５に示すように、ドア１１の車外側である
アウターパネル１２に取付けられた弾性を有するアウタ
ーウエザーストリップ１３と、ドア１１の車内側である
インナーパネル１４に取付けられた弾性を有するインナ
ーウエザーストリップ１５とをドアガラス１６に圧接さ
せた構造になっている。
シールして車内への騒音、塵埃等の侵入を防止するシー
ル構造は、図５に示すように、ドア１１の車外側である
アウターパネル１２に取付けられた弾性を有するアウタ
ーウエザーストリップ１３と、ドア１１の車内側である
インナーパネル１４に取付けられた弾性を有するインナ
ーウエザーストリップ１５とをドアガラス１６に圧接さ
せた構造になっている。
【０００３】そして、ドアガラス１６の車外側面１７に
接触しているアウターウエザーストリップ１３はアウタ
ーシール構造１０を形成している。又、ドアガラス１６
の車内側面１８に接触しているインナーウエザーストリ
ップ１５はインナーシール構造１９を形成している。
接触しているアウターウエザーストリップ１３はアウタ
ーシール構造１０を形成している。又、ドアガラス１６
の車内側面１８に接触しているインナーウエザーストリ
ップ１５はインナーシール構造１９を形成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
インナーシール構造１９はインナーウエザーストリップ
１５がドアガラス１６に常時接触しているため、次の問
題点を有している。 (1) ドアガラス１６の昇降に伴うインナーウエザースト
リップ１５とドアガラス１６との間の摺動摩擦抵抗によ
り、ドアガラス１６の昇降に大きな駆動力を必要とす
る。 (2) インナーウエザーストリップ１５とドアガラス１６
との間に塵埃を挟み込み、ドアガラス１６の昇降にとも
なってドアガラス１６の車内側面１８に傷を付ける恐れ
がある。
インナーシール構造１９はインナーウエザーストリップ
１５がドアガラス１６に常時接触しているため、次の問
題点を有している。 (1) ドアガラス１６の昇降に伴うインナーウエザースト
リップ１５とドアガラス１６との間の摺動摩擦抵抗によ
り、ドアガラス１６の昇降に大きな駆動力を必要とす
る。 (2) インナーウエザーストリップ１５とドアガラス１６
との間に塵埃を挟み込み、ドアガラス１６の昇降にとも
なってドアガラス１６の車内側面１８に傷を付ける恐れ
がある。
【０００５】
【発明の目的】ところで、アウターシール構造１０は、
騒音、塵埃の侵入を防止する他に、雨水がドアガラス１
６とドア１１との間の隙間からドア内に侵入しないよう
にする必要がある。しかし、インナーシール構造１９は
車内側をシールするためのものであるから、雨水の侵入
を防止する必要はない。しかも、窓を開けたときは、騒
音、塵埃等は車内に当然侵入する。従って、インナーシ
ール構造１９はドアガラス１６が窓を閉めたときのみ、
ドアガラス１６とドア１１との間をシールして騒音、塵
埃等の侵入を防止すればよいことが分かる。すなわち、
アウターウエザーストリップ１３はドアガラス１６に常
時接触していなければならないが、インナーウエザース
トリップ１５は窓が閉められたときのみドアガラス１６
に接触していればよいことが分かる。
騒音、塵埃の侵入を防止する他に、雨水がドアガラス１
６とドア１１との間の隙間からドア内に侵入しないよう
にする必要がある。しかし、インナーシール構造１９は
車内側をシールするためのものであるから、雨水の侵入
を防止する必要はない。しかも、窓を開けたときは、騒
音、塵埃等は車内に当然侵入する。従って、インナーシ
ール構造１９はドアガラス１６が窓を閉めたときのみ、
ドアガラス１６とドア１１との間をシールして騒音、塵
埃等の侵入を防止すればよいことが分かる。すなわち、
アウターウエザーストリップ１３はドアガラス１６に常
時接触していなければならないが、インナーウエザース
トリップ１５は窓が閉められたときのみドアガラス１６
に接触していればよいことが分かる。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記知見に基づ
き、ドアガラスの昇降中にはドアガラスの車内側面にお
いて摺動接触が生じないで、窓を閉めたときは確実にシ
ールをすることができるインナーシール構造を提供する
ことにある。
き、ドアガラスの昇降中にはドアガラスの車内側面にお
いて摺動接触が生じないで、窓を閉めたときは確実にシ
ールをすることができるインナーシール構造を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のドア
に対して昇降して窓を開閉するドアガラスの車内側面に
設けられた突条形状のシール部材と、前記車内側面に対
向するドアライニングに形成され且つ前記ドアガラスを
上昇させて前記窓を閉めたとき前記シール部材に当接す
る被当接面とを具えたことを特徴とする自動車用ドアガ
ラスとドアとの間のインナーシール構造により、前記の
課題を解決した。
に対して昇降して窓を開閉するドアガラスの車内側面に
設けられた突条形状のシール部材と、前記車内側面に対
向するドアライニングに形成され且つ前記ドアガラスを
上昇させて前記窓を閉めたとき前記シール部材に当接す
る被当接面とを具えたことを特徴とする自動車用ドアガ
ラスとドアとの間のインナーシール構造により、前記の
課題を解決した。
【０００８】
【作用】ドアガラスはドアに対して昇降させられて窓を
開閉する。ドアガラスを上昇させて窓を閉めたとき、ド
アガラスと一体に上昇したシール部材は、ドアライニン
グの被当接面に当接して、ドアガラスの車内側面とドア
との間の隙間をシールする。従って、車外からの騒音、
塵埃等の侵入が防止される。
開閉する。ドアガラスを上昇させて窓を閉めたとき、ド
アガラスと一体に上昇したシール部材は、ドアライニン
グの被当接面に当接して、ドアガラスの車内側面とドア
との間の隙間をシールする。従って、車外からの騒音、
塵埃等の侵入が防止される。
【０００９】ドアガラスを下降させて窓を開けたとき、
シール部材は、ドアガラスと一体に下降してドアライニ
ングの被当接面から離れ、ドアガラスとドアとの間のシ
ールを解除する。窓を開けときには、当然、車外から騒
音、塵埃等が侵入するため、ドアガラスの車内側面とド
アとの間のシールを行う必要はない。
シール部材は、ドアガラスと一体に下降してドアライニ
ングの被当接面から離れ、ドアガラスとドアとの間のシ
ールを解除する。窓を開けときには、当然、車外から騒
音、塵埃等が侵入するため、ドアガラスの車内側面とド
アとの間のシールを行う必要はない。
【００１０】このように、本発明のガラス一体化インナ
ーシール構造によれば、窓を閉めたときのみドアライニ
ングの被接触面にシール部材が接触してドアガラスの車
内側面とドアとの間をシールする。また、本発明のイン
ナーシール構造によれば、ドアガラスの昇降中に、ドア
ガラスの車内側面において摺動接触は生じない。
ーシール構造によれば、窓を閉めたときのみドアライニ
ングの被接触面にシール部材が接触してドアガラスの車
内側面とドアとの間をシールする。また、本発明のイン
ナーシール構造によれば、ドアガラスの昇降中に、ドア
ガラスの車内側面において摺動接触は生じない。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図４に基づ
いて説明する。アウターシール構造４１は、ドア２２の
車外側のドアスキン２４に図示しないクリップ等によっ
て取付けられたアウターウエザーストリップ４３を有
し、ドアガラス２１の車外側面２８とドア２２との間を
シールするようになっている。このアウターウエザース
トリップ４３は、ドアガラス２１に、常時、弾性接触し
ている。
いて説明する。アウターシール構造４１は、ドア２２の
車外側のドアスキン２４に図示しないクリップ等によっ
て取付けられたアウターウエザーストリップ４３を有
し、ドアガラス２１の車外側面２８とドア２２との間を
シールするようになっている。このアウターウエザース
トリップ４３は、ドアガラス２１に、常時、弾性接触し
ている。
【００１２】一方、インナーシール構造４２は、シール
部材３０と、車内側のドアライニング２５の被当接面３
１とによって構成され、ドアガラス２１によって窓を閉
めたときのみ、ドアガラス２１の車内側面２６とドア２
２との間をシールするようになっている。
部材３０と、車内側のドアライニング２５の被当接面３
１とによって構成され、ドアガラス２１によって窓を閉
めたときのみ、ドアガラス２１の車内側面２６とドア２
２との間をシールするようになっている。
【００１３】ドアガラス２１は、ドア２２のドアガラス
収納部２３に昇降可能に収納されている。ドアガラス２
１の昇降は、公知の動力式装置或いは手動によって行わ
れる。ドアガラス収納部２３は、車外側のドアスキン２
４と、車内側のドアライニング２５とによってドア２２
の厚みの範囲内に形成された空間である。ドアライニン
グ２５は、ドア２２に対して固定されている部材であ
り、インナーパネル自体或いはインナーパネルに設けら
れた長尺の部材の何れであってもよい。ドアライニング
２５の上端は、ドアガラス側に突出傾斜して、ドアガラ
ス収納部２３内をカバーしている。
収納部２３に昇降可能に収納されている。ドアガラス２
１の昇降は、公知の動力式装置或いは手動によって行わ
れる。ドアガラス収納部２３は、車外側のドアスキン２
４と、車内側のドアライニング２５とによってドア２２
の厚みの範囲内に形成された空間である。ドアライニン
グ２５は、ドア２２に対して固定されている部材であ
り、インナーパネル自体或いはインナーパネルに設けら
れた長尺の部材の何れであってもよい。ドアライニング
２５の上端は、ドアガラス側に突出傾斜して、ドアガラ
ス収納部２３内をカバーしている。
【００１４】ドアガラス２１の下端近くの車内側面２６
には、図３に示すように、弾性を有する突条形状のシー
ル部材３０がほぼ水平に且つ直線的に設けられている。
シール部材３０は熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラ
ストマー等の軟質材料からなる。シール部材３０は、中
空状に形成されているが、中空状の場合より軟らかいス
ポンジ状の材料によって中実状に形成されていてもよ
い。また、シール部材３０は、ドアガラス２１に対して
押出成形、射出成形、或いは接着剤による接着等によっ
て一体的に設けられる。押出成形による一体化は、ダイ
に対してガラスを移動させること（例えば、特開平６−
７１７２２号公報参照。）によって実施することができ
る。
には、図３に示すように、弾性を有する突条形状のシー
ル部材３０がほぼ水平に且つ直線的に設けられている。
シール部材３０は熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラ
ストマー等の軟質材料からなる。シール部材３０は、中
空状に形成されているが、中空状の場合より軟らかいス
ポンジ状の材料によって中実状に形成されていてもよ
い。また、シール部材３０は、ドアガラス２１に対して
押出成形、射出成形、或いは接着剤による接着等によっ
て一体的に設けられる。押出成形による一体化は、ダイ
に対してガラスを移動させること（例えば、特開平６−
７１７２２号公報参照。）によって実施することができ
る。
【００１５】ドアガラス２１に対向するドアライニング
２５の内面の上端近くには、ドアガラス２１を上昇させ
て窓を閉めたときシール部材３０に当接する被当接面３
１が形成されている。
２５の内面の上端近くには、ドアガラス２１を上昇させ
て窓を閉めたときシール部材３０に当接する被当接面３
１が形成されている。
【００１６】被当接面３１は、樹脂製のドアトリム３５
と鉄板を折り曲げて形成されたインナーパネル３６とで
構成されたドアライニング２５のドアトリム３５に形成
されている。被当接面３１は、図２に示すように、ドア
ライニング１２５のインナーパネル１３６に形成されて
いてもよい。このドアライニング１２５は板状の樹脂か
らなるドアトリム１３５と、鉄板を折り曲げて形成され
たインナーパネル１３６とで構成されている。
と鉄板を折り曲げて形成されたインナーパネル３６とで
構成されたドアライニング２５のドアトリム３５に形成
されている。被当接面３１は、図２に示すように、ドア
ライニング１２５のインナーパネル１３６に形成されて
いてもよい。このドアライニング１２５は板状の樹脂か
らなるドアトリム１３５と、鉄板を折り曲げて形成され
たインナーパネル１３６とで構成されている。
【００１７】被当接面３１は、図１、図２に示すよう
に、上昇してくるシール部材３０を受け止められるよう
に斜めに形成されている。この被当接面３１は、ドア２
２の車外側或いは車内側から見て、ほぼ水平方向に、且
つ、直線的に形成されている。なお、被当接面３１が、
ドア２２の車外側或いは車内側から見て、傾斜して形成
されている場合には、シール部材３０も、その傾斜に合
わせてドアガラス２１に取付けられる。なお、シール部
材３０の形状は、長手方向に一定の場合に限定されるこ
とはなく、長手方向に徐々に変化することも当然あり得
る。
に、上昇してくるシール部材３０を受け止められるよう
に斜めに形成されている。この被当接面３１は、ドア２
２の車外側或いは車内側から見て、ほぼ水平方向に、且
つ、直線的に形成されている。なお、被当接面３１が、
ドア２２の車外側或いは車内側から見て、傾斜して形成
されている場合には、シール部材３０も、その傾斜に合
わせてドアガラス２１に取付けられる。なお、シール部
材３０の形状は、長手方向に一定の場合に限定されるこ
とはなく、長手方向に徐々に変化することも当然あり得
る。
【００１８】次に、インナーシール構造４２の作用を説
明する。ドアガラス２１はドアガラス収納部２３に対し
て出没昇降させられて窓を開閉する。ドアガラス２１を
上昇させて窓を閉めたとき、ドアガラス２１と一体に上
昇したシール部材３０は、図１、図２に示すように、ド
アライニング２５，１２５の被当接面３１に当接して、
ドアガラス２１の車内側面２６とドア２２との間の隙間
をシールする。このようにして、車外からの騒音、塵埃
等の侵入が防止される。
明する。ドアガラス２１はドアガラス収納部２３に対し
て出没昇降させられて窓を開閉する。ドアガラス２１を
上昇させて窓を閉めたとき、ドアガラス２１と一体に上
昇したシール部材３０は、図１、図２に示すように、ド
アライニング２５，１２５の被当接面３１に当接して、
ドアガラス２１の車内側面２６とドア２２との間の隙間
をシールする。このようにして、車外からの騒音、塵埃
等の侵入が防止される。
【００１９】ドアガラス２１を下降させて窓を開けると
きは、シール部材３０は、図４に示すように、ドアガラ
ス２１と一体に下降してドアライニング２５の被当接面
３１から離れ、ドアガラス２１とドア２２との間のシー
ルを解除する。窓が開けられたときには、当然、車外か
ら騒音、塵埃等が侵入するから、ドアガラス２１とドア
２２との間のシールを行う必要はない。
きは、シール部材３０は、図４に示すように、ドアガラ
ス２１と一体に下降してドアライニング２５の被当接面
３１から離れ、ドアガラス２１とドア２２との間のシー
ルを解除する。窓が開けられたときには、当然、車外か
ら騒音、塵埃等が侵入するから、ドアガラス２１とドア
２２との間のシールを行う必要はない。
【００２０】このように、シール部材３０は、ドアガラ
ス２１が窓を閉めたときのみ、ドアライニング２５に接
触してドアガラス２１とドア２２との間をシールし、窓
の開閉中にはどこにも接触しないようになっている。
ス２１が窓を閉めたときのみ、ドアライニング２５に接
触してドアガラス２１とドア２２との間をシールし、窓
の開閉中にはどこにも接触しないようになっている。
【００２１】一方、アウターシール構造４１のアウター
ウエザーストリップ４３は、ドアガラス２１の車外側面
２８に常時接触して、騒音、塵埃の侵入を防止するとと
もに、ドアガラス２１の車外側面２８とドアスキン２４
との間の隙間からドアガラス収納部２３内への雨水の侵
入を防止する。
ウエザーストリップ４３は、ドアガラス２１の車外側面
２８に常時接触して、騒音、塵埃の侵入を防止するとと
もに、ドアガラス２１の車外側面２８とドアスキン２４
との間の隙間からドアガラス収納部２３内への雨水の侵
入を防止する。
【００２２】
【発明の効果】本発明のガラス一体化インナーシール構
造は、窓を閉めたときのみドアライニングの被接触面に
シール部材が接触し、窓を開けたときは被接触面からシ
ール部材が離れるようになっているため、次の効果を奏
する。 (1) ドアガラスの昇降中にドアガラスの車内側面におい
て摺動接触が生じないので、従来生じていた摺動摩擦抵
抗が発生しなくなり、その分、ドアガラスの昇降駆動力
を小さくすることができる。 (2) ドアガラスの車内側面に傷を付ける恐れがなくな
る。
造は、窓を閉めたときのみドアライニングの被接触面に
シール部材が接触し、窓を開けたときは被接触面からシ
ール部材が離れるようになっているため、次の効果を奏
する。 (1) ドアガラスの昇降中にドアガラスの車内側面におい
て摺動接触が生じないので、従来生じていた摺動摩擦抵
抗が発生しなくなり、その分、ドアガラスの昇降駆動力
を小さくすることができる。 (2) ドアガラスの車内側面に傷を付ける恐れがなくな
る。
【図１】 本発明の実施例のインナーシール構造を具え
たドアの横断面図。
たドアの横断面図。
【図２】 本発明の他の実施例のインナーシール構造を
具えたドアの横断面図。
具えたドアの横断面図。
【図３】 本発明のシール部材を具えたドアガラスの正
面図。
面図。
【図４】 図１の状態からガラスドアを下降させて窓を
開けた状態の横断面図。
開けた状態の横断面図。
【図５】 従来のインナーシール構造を具えたドアの横
断面図。
断面図。
２１ ドアガラス ２５ ドアライニング ２６
ドアガラスの車内側面 ３０ シール部材 ３１ 被当接面 ４２
インナーシール構造
ドアガラスの車内側面 ３０ シール部材 ３１ 被当接面 ４２
インナーシール構造
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車のドアに対して昇降して窓を開閉
するドアガラスの車内側面に設けられた突条形状のシー
ル部材と、前記車内側面に対向するドアライニングに形
成され且つ前記ドアガラスを上昇させて前記窓を閉めた
とき前記シール部材に当接する被当接面とを具えたこと
を特徴とする、自動車用ドアガラスとドアとの間のイン
ナーシール構造。 - 【請求項２】 前記シール部材は熱可塑性エラストマ
ー、熱硬化性エラストマー等の軟質材料からなる、請求
項１の自動車用ドアガラスのインナーシール構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291657A JPH09109678A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車用ドアガラスのガラス一体化インナーシール構造 |
| EP96116561A EP0768201A1 (en) | 1995-10-16 | 1996-10-16 | Inner seal structure integrated with door glass for motor vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291657A JPH09109678A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車用ドアガラスのガラス一体化インナーシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109678A true JPH09109678A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17771780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7291657A Pending JPH09109678A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車用ドアガラスのガラス一体化インナーシール構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0768201A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09109678A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113500898A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-10-15 | 深圳市东方芯愿新能源有限公司 | 一种汽车驱动总成及控制方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1102509C (zh) * | 1998-03-06 | 2003-03-05 | 本田技研工业株式会社 | 门内挡风条及其制造方法 |
| FR2960837B1 (fr) * | 2010-06-03 | 2012-07-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Agencement d'isolation acoustique |
| EP3135517B2 (en) | 2015-07-31 | 2023-01-04 | AGC Inc. | Automobile beltline portion sound insulating structure and automobile door glass |
| GB2554095B (en) * | 2016-09-20 | 2019-10-02 | Jaguar Land Rover Ltd | A door, a vehicle, an apparatus, a window and a method |
| JP2018062292A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 西川ゴム工業株式会社 | ベルトラインのシール構造 |
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