JP6660058B2 - 橋梁検査装置 - Google Patents
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Description
前記走行台車は,前記検査車を前記ガイドレールに吊り下げるための複数対のガイドホイール,前記ガイドレールに摩擦接触して前記ガイドレールに沿って前記検査車を移動させる一対の走行車輪,及び前記走行車輪をそれぞれ作動する第1駆動装置を備え,
前記フレーム構造体には,前記伸縮アームを伸縮作動する第2駆動装置を備えており,前記第1駆動装置によって前記走行台車を駆動して前記検査車を前記橋長手方向の所定の位置へ移動させると共に,前記第2駆動装置によって前記伸縮アームを作動して前記伸縮アームを前記橋幅方向に所定の位置まで伸縮させて,前記カメラを通じて前記橋梁の下面を点検する制御装置を備えており,
一対の前記走行台車は, 前記フレーム構造体に固定された一方の前記ガイドレールを走行する主動走行台車と,前記主動走行台車の移動に追従するため前記フレーム構造体に偏倚吸収体を介して前記フレーム構造体に取り付けられた他方の前記ガイドレールを走行する従動走行台車とから構成されいることから成る橋梁検査装置に関する。
この発明による橋梁検査装置は,図1に示すように,橋梁1の下面16に常設の作業用パネル通路2を設けたものについて,橋梁1及び作業用パネル通路2の底面即ち下面を点検検査するため,作業用パネル通路2を構成する複数のパネル部材3の下面15に互いに平行に橋長手方向Xに延びる2列即ち一対のガイドレール5を設け,ガイドレール5に吊り下げた検査車6をガイドレール5に沿って移動させ,検査車6によって橋梁1の下面16及び作業用パネル通路2の下面15を点検をする自走式に構成されているものである。複数の主桁である桁30は,フランジ部27を備えたI形に形成されている。作業用パネル通路2は,橋梁1の下方に設けられており,例えば,桁30のフランジ部27を利用して構成することができ,隣接する桁30のフランジ部27に掛け渡されたパネル部材3が橋長手方向に順次配設されて形成されている。この橋梁検査装置は,概して,橋梁1の下方の橋長手方向Xに延びる作業用パネル通路2を構成する複数のパネル部材3,パネル部材3の下面15に橋幅方向Zに所定の間隔で隔置してそれぞれ固定された一対のレール部4,パネル部材3が橋長手方向Xに順次配設されてそれぞれのレール部4が連接して形成される橋長手方向Xに延びる一対のガイドレール5,及びガイドレール5に沿って橋長手方向Xに移動可能に構成された橋梁1と作業用パネル通路2との下面15,16を点検する検査車6を有している。一対のガイドレール5は,複数のレール部4が隣接するレール部4間に隙間32を存して一列に橋長手方向に延びて即ち連接してパネル部材3の下面にそれぞれ形成されている。橋梁1は,その上面が舗装31されており,橋梁1に所定間隔で設けられた下方に延びる桁30によって支持された橋長手方向Xに連接する複数のパネル部材3によって作業用パネル通路2が形成されている。図1では,作業用パネル通路2は,橋梁1の下面の橋長手方向Xに3列に複数のパネル部材3が連接して3区画に形成されており,中央の作業用パネル通路2に一対のガイドレール5が隔置して橋長手方向Xにそれぞれ延びて設けられている。橋梁1の橋幅方向Zの両側に位置する作業用パネル通路2には,その両側部に立設して橋梁1下面に固定された桁30が設けられ,橋幅方向の両側のパネル部材3には,桁30から橋幅方向Zに延び出したフランジ部27が張り出している。また,中央に位置する作業用パネル通路2は,例えば,両側の作業用パネル通路2に設けられたフランジ部27に載置されて固定部材52で固定した状態で作業用パネル通路2が構成されている。
2 作業用パネル通路
3 パネル部材
4,4L,4S レール部
5 ガイドレール
5G 軌道溝
5S 側面
6 検査車
7 走行台車
7M 主動走行台車
7F 従動走行台車
8 フレーム構造体
8F フレーム
9 カメラ(検出装置)
10 伸縮アーム
11 ガイドホイール
12 走行車輪
12D 駆動輪
12F 従動輪
13 駆動装置
13R モータ(第1駆動装置)
13A モータ(第2駆動装置)
14 制御装置
15,16 下面
17 偏倚吸収体
18 上下誤差吸収用プレート
19,50 ばね
20 直動案内ユニット(第1直動案内ユニット)
21 端部
22,22F 直動案内ユニット(第2直動案内ユニット)
23 旋回軸受
24 回転方向偏倚吸収部
25 水平方向偏倚吸収部
26 直動案内ユニット(第3直動案内ユニット)
27 フランジ部(パネル部材)
28 ベース(伸縮アーム)
29 移動アーム部材
30 桁
32 隙間
33 伸縮アーム格納部
37 アクチュエータ
38 滑車
39 ワイヤ
41 フォロア軸受
47 直動案内ユニット(第4直動案内ユニット)
51 テーパ部
X 橋長手方向
Y 上下方向
Z 橋幅方向
Claims (7)
- 橋梁の下方の橋長手方向に延びる作業用パネル通路を構成する複数のパネル部材,前記パネル部材の下面に橋幅方向に所定の間隔で隔置してそれぞれ固定された一対のレール部,前記パネル部材が前記橋長手方向に順次配設されてそれぞれの前記レール部が連接して形成される前記橋長手方向に延びる一対のガイドレール,及び前記ガイドレールに沿って前記橋長手方向に移動可能に構成された前記橋梁の下面を点検する検査車を有し,
前記検査車は,前記橋長手方向に前記ガイドレールのそれぞれに沿って移動可能な一対の走行台車,一対の前記走行台車に取り付けられたフレーム構造体,及び前記フレーム構造体に取り付けられ且つ前記橋梁の下面を点検するカメラを備えた前記橋幅方向に伸縮可能な一対の伸縮アームを備えており,
前記走行台車は,前記検査車を前記ガイドレールに吊り下げるための複数対のガイドホイール,前記ガイドレールに摩擦接触して前記ガイドレールに沿って前記検査車を移動させる一対の走行車輪,及び前記走行車輪をそれぞれ作動する第1駆動装置を備え,
前記フレーム構造体には,前記伸縮アームを伸縮作動する第2駆動装置を備えており,前記第1駆動装置によって前記走行台車を駆動して前記検査車を前記橋長手方向の所定の位置へ移動させると共に,前記第2駆動装置によって前記伸縮アームを作動して前記伸縮アームを前記橋幅方向に所定の位置まで伸縮させて,前記カメラを通じて前記橋梁の下面を点検する制御装置を備えており,
一対の前記走行台車は, 前記フレーム構造体に固定された一方の前記ガイドレールを走行する主動走行台車と,前記主動走行台車の移動に追従するため前記フレーム構造体に偏倚吸収体を介して前記フレーム構造体に取り付けられた他方の前記ガイドレールを走行する従動走行台車とから構成されいることから成る橋梁検査装置。 - 前記走行台車に設けられた各対の前記ガイドホイールは,上下誤差吸収用プレート上にばねを介して弾性的に支持されると共に第1直動案内ユニットを介して前記上下誤差吸収用プレートに対して上下方向に移動可能に取り付けられ,前記走行台車に設けられた前記走行車輪は,前記上下誤差吸収用プレートの端部に第2直動案内ユニットを介して前記橋幅方向に移動可能に取り付けられていることから成る請求項1に記載の橋梁検査装置。
- 前記従動走行台車を前記フレーム構造体に取り付ける前記偏倚吸収体は,前記上下誤差吸収用プレートと前記フレーム構造体との間に介在された旋回軸受を備えた回転方向偏倚吸収部と第3直動案内ユニットを備えた水平方向偏倚吸収部とから構成されていることから成る請求項2に記載の橋梁検査装置。
- 前記走行車輪は, 前記ガイドレールの一側面に接して前記ガイドレールに沿って走行し且つ前記第1駆動装置のモータによって回転駆動される駆動輪と, 前記ガイドレールの他側面に接して前記駆動輪に追従して走行する従動輪から構成されていることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の橋梁検査装置。
- 前記伸縮アームは,前記フレーム構造体のベースから延び出すことができる複数の移動アーム部材から構成されていることから成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の橋梁検査装置。
- 前記ガイドレールの両側面には前記橋長手方向に延びる軌道溝が形成されており,複数対の前記ガイドホイールがそれぞれの前記軌道溝に嵌合して前記ガイドレールを挟持し,前記走行台車を前記ガイドレールにそれぞれ吊り下げていることから成る請求項1〜5のいずれか1項に記載の橋梁検査装置。
- 一対の前記走行台車に設けられた各対の前記ガイドホイールは,各対毎に回転自在に固定部品に固定された4対から構成され,両端のそれぞれの前記固定部品が前記上下誤差吸収用プレート上にばねを介して弾性的に支持されると共に,前記第1直動案内ユニットを介して前記上下誤差吸収用プレートに対して前記上下方向に移動可能に取り付けられ,中央の2対のそれぞれの前記固定部品が第4直動案内ユニットを介して前記橋幅方向に移動可能に中間プレートに取り付けられ,前記中間プレートが前記上下誤差吸収用プレート上にばねを介して弾性的に支持されると共に,前記第1直動案内ユニットを介して前記上下誤差吸収用プレートに対して前記上下方向に移動可能に取り付けられていることから成る請求項2〜6のいずれか1項に記載の橋梁検査装置。
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