JP2017020252A - 橋梁点検装置 - Google Patents

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Gosuke Hayashi
吾介 林
宙史 野口
Hiroshi Noguchi
宙史 野口
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Rei Sasaki
礼 佐々木
幹一郎 米山
Kanichiro Yoneyama
幹一郎 米山
佐々木 了
Satoru Sasaki
了 佐々木
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Abstract

【課題】橋梁の点検作業をより容易に精度よく行うことができる橋梁点検装置を提供する。
【解決手段】橋梁2に沿って走行可能な一対の支持台車11と、入れ子構造により上下方向に伸縮可能に構成され、一対の支持台車11に取り付けられて橋梁2の側方に配置される一対の吊り下げ支持体31と、入れ子構造により水平方向に伸縮可能に構成され、一方の吊り下げ支持体31の下端に取り付けられて橋梁2の下側に向けて水平に延びるとともに先端が他方の吊り下げ支持体31に支持されるビーム体41と、ビーム体41に配置され、ビーム体41に沿って走行可能な点検用機器51と、一対の走行用駆動部及び点検用機器51に接続され、一対の走行用駆動部及び点検用機器51の作動を制御する制御部とを有し、橋梁2の点検を自動的に行う橋梁点検装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、橋梁の下面や該橋梁の下面に設けられた添架設備などを点検する橋梁点検装置に関する。
従来から、橋梁の点検に際し、橋梁の下面や該橋梁の下面に設けられた管路等の添架設備など、直接作業者が目視で点検することが困難な部位の点検には橋梁点検装置が用いられてきた。
例えば特許文献1には、橋梁上を該橋梁に沿って走行可能な点検台車に上下動可能に垂直ロッドを設け、この垂直ロッドを橋梁の側方にオーバーハングさせた状態で該橋梁の下方に向けて配置するとともに、この垂直ロッドの下端に橋梁の下側に向けて延びる水平アームを固定し、この水平アーム上を走行する搬送台車に設けたカメラにより橋梁を下方側から撮影して点検用の画像を得るようにした橋梁点検装置が記載されている。
特開2009−275385号公報
しかしながら、上記従来の橋梁点検装置は、水平アームを垂直ロッドにより片持ちで支持する構成となっているので、搬送台車の走行に伴って水平アームに揺れが生じるなどカメラを安定的に支持することができず、当該カメラの撮影映像が不鮮明になって点検精度が低下するとの問題があった。また、上記従来の橋梁点検装置では、カメラを安定的に支持するためには水平アームをあまり長くすることができないので、ある程度幅の広い橋梁に対しては当該橋梁の一方の側方に沿って点検作業を行った後、点検台車を橋梁の他方の側方に移動させて当該他方の側方に沿って点検を行う必要があり、しかも、当該点検作業に際して、作業者が点検台車や搬送台車の操作を行う必要があった。そのため、この橋梁点検装置を用いた橋梁の点検作業は煩雑であり、より容易に精度よく点検作業を行うことができる橋梁点検装置が求められていた。
本発明の目的は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、橋梁の点検作業をより容易に精度よく行うことができる橋梁点検装置を提供することにある。
本発明の橋梁点検装置は、第1走行用駆動部を備え、橋梁上に配置されて該橋梁に沿って走行可能な第1支持台車と、第2走行用駆動部を備え、前記橋梁上に配置されて該橋梁に沿って前記第1支持台車とともに走行可能な第2支持台車と、入れ子構造により上下方向に伸縮可能に構成され、前記第1支持台車に取り付けられて前記橋梁の一方の側方に配置される第1吊り下げ支持体と、入れ子構造により上下方向に伸縮可能に構成され、前記第2支持台車に取り付けられて前記橋梁の他方の側方に配置される第2吊り下げ支持体と、入れ子構造により水平方向に伸縮可能に構成され、前記第1吊り下げ支持体の下端に取り付けられて前記橋梁の下側に向けて水平に延びるとともに先端が前記第2吊り下げ支持体に支持されるビーム体と、前記ビーム体に配置され、該ビーム体に沿って走行可能な点検用機器と、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器に接続され、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器の作動を制御する制御部とを有し、前記橋梁の点検を自動的に行うことを特徴とする。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記ビーム体を水平方向に伸縮させる伸縮用駆動部と、前記ビーム体の先端の、前記第2吊り下げ支持体に対する位置を検出する少なくとも1つの位置検出センサとをさらに有し、前記制御部によって、前記位置検出センサの検出データに基づいて、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記伸縮用駆動部の作動を制御することにより、前記ビーム体の先端の前記第2吊り下げ支持体への連結作業を自動的に行うのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記制御部が、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器に無線通信により接続されるのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記制御部が、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部、前記点検用機器、前記伸縮用駆動部及び前記位置検出センサに無線通信により接続されるのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記無線通信が、ウェブソケットの技術を用いた双方向通信であるのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記制御部が、通信モジュールを介して操作端末に接続されているのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記ビーム体が、複数の円筒状の炭素繊維強化プラスチック製のロッドを入れ子構造に組み合わせて構成されているのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記第1吊り下げ支持体及び前記第2吊り下げ支持体が、それぞれ断面が多角形形状の筒状に構成された複数の柱状筒体を入れ子構造に組み合わせて構成されているのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記第1吊り下げ支持体が、前記第1支持台車に該第1吊り下げ支持体の軸心に平行な軸を中心として回動可能に取り付けられ、前記第2吊り下げ支持体が、前記第2支持台車に該第2吊り下げ支持体の軸心に平行な軸を中心として回動可能に取り付けられているのが好ましい。
本発明の橋梁点検装置は、上記構成において、前記第1支持台車及び前記第2支持台車が、それぞれ前記橋梁に設置された欄干に装着されて該欄干に沿って走行可能であるのが好ましい。
本発明によれば、点検用機器が走行するビーム体を一対の吊り下げ支持体の間で橋梁の下方に安定的に支持することができるので、ビーム体を走行する点検用機器に揺れが生じることを防止して、当該点検用機器により橋梁の下面等を精度よく点検することができる。また、第1支持台車を走行させる第1走行用駆動部、第2支持台車を走行させる第2走行用駆動部及び点検用機器の作動を制御部によって制御することにより、橋梁の点検を自動的に行うことができる。したがって、本発明の橋梁点検装置により、橋梁の点検作業をより容易に精度よく行うことができるようになる。
このように、本発明によれば、橋梁の点検作業をより容易に精度よく行うことができる橋梁点検装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態である橋梁点検装置を橋梁に設置した状態で示す図である。 図1に示す橋梁点検装置の一方の支持台車の詳細を示す側面図である。 図1に示す橋梁点検装置の一方の支持台車の詳細を示す正面図である。 図1に示す橋梁点検装置の一方の支持台車の詳細を示す平面図である。 (a)図1に示す吊り下げ支持体の一部をビーム体とともに模式的に示す図であり、(b)は同図(a)におけるA−A線に沿う断面図である。 (a)図1に示すビーム体の一部を模式的に示す図であり、(b)は同図(a)におけるB−B線に沿う断面図である。 ビーム体の先端の支持部への連結構造を示す図である。 ビーム体への点検用機器の配置を示す図である。 図1に示す橋梁点検装置を橋梁に設置するために、一対の支持台車を橋梁に配置した状態を示す図である。 図9に示す状態から一対の吊り下げ支持体を下方に向けて伸ばした状態を示す図である。 図10に示す状態から一対の吊り下げ支持体を90度回動させた状態を示す図である。 図11に示す状態からビーム体を伸ばしてその先端を支持部に連結した状態を示す図である。 図1に示す橋梁点検装置の制御体系を示すブロック図である。 図1に示す橋梁点検装置により橋梁を自動的に点検する様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に例示説明する。
図1に示す橋梁点検装置1は、橋梁2の下面(下側)や該橋梁2の下面に設けられた管路等の添架設備(不図示)などを点検するために用いられるものである。この橋梁点検装置1は、好ましくは、幅員が10m程度までの小規模の橋梁2であって、その両側部にそれぞれ橋梁2に沿って連続して延びる欄干(手摺)3が設置された桁橋を対象とした点検に用いられる。橋梁点検装置1は、分解された状態で橋梁2にまで運び込まれ、当該橋梁2において組み立てられて設置される。
橋梁点検装置1は、一対の支持台車11を有している。これらの支持台車11は、左右対称であるが基本的に同一の構成となっており、一方の支持台車(第1支持台車)11は橋梁2上の幅方向の一方側に配置され、他方の支持台車(第2支持台車)11は橋梁2上の幅方向の他方側に配置される。また、一対の支持台車11は、それぞれ橋梁2の長手方向つまり橋梁2が延びる方向に沿って走行可能に構成される。本実施の形態においては、一対の支持台車11は、それぞれ橋梁2の対応する側の欄干3に装着されて、当該欄干3に沿って走行するように構成されている。
より具体的には、図2〜図4に示すように、支持台車11は欄干3の上に配置される台車本体12を備えており、この台車本体12に設けられた走行用の車輪13によって欄干3上を走行することができるように構成されている。台車本体12の両側部には、それぞれガイドローラ14が設けられ、これらのガイドローラ14が欄干3の両側部に当接して当該欄干3を挟むことにより、支持台車11はガイドローラ14に案内されて欄干3に沿って走行することができるようになっている。
台車本体12の側部には欄干3の外側に沿って台車本体12から下方に向けて延びる支持フレーム15が固定されている。支持フレーム15の下端側には支持ローラ16が設けられており、この支持ローラ16が欄干3の基部(基礎)3aの外面に当接している。
一対の台車本体12には、それぞれ走行用駆動部としての電動モータ17が設けられている。電動モータ17の出力軸17aには出力側プーリー18が固定されており、この出力側プーリー18に掛け渡されたベルト19が走行用の車輪13に接続された入力用プーリー20に掛け渡されている。また、前後の車輪13に接続された入力用プーリー20の間にもベルト19が掛け渡されている。つまり、台車本体12に設けられた一対の車輪13は、それぞれ電動モータ17により駆動される駆動輪となっている。このような構成により、電動モータ17が作動し、車輪13が電動モータ17によって回転駆動されることにより、支持台車11は欄干3に沿って自動的に走行することができる。後述するように、橋梁2の両側に配置される一対の支持台車11は、互いに橋梁2の長手方向位置を一致させて並走するように、それぞれの電動モータ17の作動が制御される。なお、各支持台車11には、電動モータ17の電源となるバッテリ21が搭載されている。
なお、本実施の形態においては、支持台車11は、橋梁2の欄干3に装着されて当該欄干3に沿って走行する構成とされているが、これに限らず、例えば、橋梁2上にレールを布設し、このレールに沿って走行する構成としたり、レールを用いることなく橋梁2上を直接車輪で走行する構成としたりするなど、橋梁2に沿って走行することができる構成であれば、その構成は種々変更可能である。
図1に示すように、一対の支持台車11の支持フレーム15には、それぞれ吊り下げ支持体31が取り付けられている。一方(図1中右側)の支持台車11の支持フレーム15に取り付けられた吊り下げ支持体(第1吊り下げ支持体)31は橋梁2の一方の側方(欄干3の外側)に配置され、他方(図1中左側)の支持台車11の支持フレーム15に取り付けられた吊り下げ支持体(第2吊り下げ支持体)31は橋梁2の他方の側方(欄干3の外側)に配置される。これらの吊り下げ支持体31は、それぞれ入れ子構造により上下に伸縮可能に構成されており、下方に向けて伸ばすことにより、その下端が橋梁2の下面よりも下方に位置するようになっている。
図5に示すように、本実施の形態においては、それぞれの吊り下げ支持体31は、3本の柱状筒体31a〜31cを入れ子構造に組み合わせて構成されている。これらの柱状筒体31a〜31cは、それぞれガラス繊維強化プラスチック(グラスファイバー)により断面が六角形形状となる筒状に形成されており、互いに軸方向に摺動自在となって組み合わされている。なお、3本の柱状筒体31a〜31cは、六角形形状の筒状に限らず、多角形形状の筒状であれば他の形状に形成することもできる。このように、柱状筒体31a〜31cを多角形形状の筒状に形成することにより、吊り下げ支持体31は柱状筒体31a〜31cが互いに回転方向へ相対回転しない構成とされている。
吊り下げ支持体31を構成する柱状筒体31a〜31cは3本に限らず、複数本であれば橋梁2の幅等に応じて任意の数だけ設けることができる。
吊り下げ支持体31は、それぞれ支持台車11の支持フレーム15に、当該吊り下げ支持体31の軸心に平行な軸を中心として回動可能に取り付けられている。図示する場合では、吊り下げ支持体31は、支持フレーム15にヒンジ32によって回動自在に装着された支持片33に固定されて支持台車11に対して90度の角度範囲で回動自在となっている。
図1に示すように、一方(図1中右側)の吊り下げ支持体(第1吊り下げ支持体)31の下端にはビーム体41が取り付けられている。このビーム体41は、入れ子構造により水平方向に伸縮可能に構成されており、橋梁2の下方に向けて水平方向に延びている。図示する場合では、ビーム体41は、主ビーム42と、この主ビーム42に対して下方側に間隔を空けて並べて配置される副ビーム43とを備えた2段構造となっており、吊り下げ支持体31の下端に水平な姿勢で取り付けられている。
図6に示すように、主ビーム42は、4本の主ロッド42a〜42dを入れ子構造に組み合わせて構成されている。これらの主ロッド42a〜42dは、それぞれ炭素繊維強化プラスチック(カーボンファイバー)により長手方向に沿って断面が略一様な円筒状に形成されている。
同様に、副ビーム43は、4本の副ロッド43a〜43dを入れ子構造に組み合わせて構成されている。これらの副ロッド43a〜43dは、それぞれ炭素繊維強化プラスチックにより長手方向の各部における直径が一定の円筒状に形成されている。副ロッド43a〜43cは、それぞれ対応する主ロッド42a〜42cに対して一回り小径に形成されている。
副ビーム43を構成する4本の副ロッド43a〜43dは、それぞれ主ビーム42の対応する主ロッド42a〜42dにそれぞれブラケット44によって連結され、これにより、主ビーム42と副ビーム43とが一体的に伸縮可能となっている。このように、ビーム体41を、主ビーム42の下方に副ビーム43を備えた構成とすることにより、ビーム体41の上下方向への曲げに対する剛性を高めることができる。
なお、ビーム体41は、主ビーム42及び副ビーム43が、それぞれ主ロッド42a〜42d及び副ロッド43a〜43dを4本組み合わせた構成とされるに限らず、橋梁2の幅等に応じて、主ロッド42a〜42d及び副ロッド43a〜43dを任意の数だけ組み合わせた構成とすることもできる。また、図1に示すように、ビーム体41の後端部分と吊り下げ支持体31との間にビーム体41の荷重を支持するワイヤを掛け渡すようにしてもよい。
なお、ビーム体41は、主ビーム42の最外側の主ロッド42aの長手方向の中間部分において、その長手方向が吊り下げ支持体31の長手方向に対して直交する姿勢つまり水平な姿勢で吊り下げ支持体31の下端に固定された状態で取り付けられている。したがって、吊り下げ支持体31がヒンジ32を中心として回動すると、ビーム体41も吊り下げ支持体31とともに回動する。
図1に示すように、他方(図1中左側)の吊り下げ支持体(第2吊り下げ支持体)31の下端には支持部45が設けられている。図7に示すように、ビーム体41は、一方の吊り下げ支持体31から橋梁2の下方側に向けて水平に伸ばされ、その先端が支持部45に連結されて当該支持部45に支持されている。これにより、ビーム体41は、橋梁2の両側方に配置される一対の吊り下げ支持体31の間に両端支持されて、橋梁2の下方に安定した梁を構成している。
ビーム体41の支持部45への連結構造としては種々の構造を採用することができる。特に、この連結構造としては、ビーム体41の先端が下向きの荷重によって支持部45に対して下方にずれを生じることがないように、当該下向きの荷重を支持可能な構成を採用するのが好ましい。例えば、図7に示す場合では、ビーム体41の先端を、支持部45の支持台45aの上に搭載した状態とし、この状態で主ロッド42dの先端に設けられた切欠き溝42eにアクチュエータ45bによって上下に駆動される係止体45cを係止させることで当該支持部45に連結するように構成されている。
ビーム体41は、当該ビーム体41を自動的に水平方向に伸縮させる伸縮機構46を備えた構成とすることができる。この伸縮機構46としては、例えば伸縮用駆動部としての電動モータ47を備え、この電動モータ47により駆動されるケーブルを、各主ロッド42a〜42d及び/又は副ロッド43b〜43dの先端と基端とに設けた滑車(不図示)に掛け渡したケーブル式の構成を採用することができる。このような伸縮機構46を設けることにより、ビーム体41を最短の長さにまで縮めた状態で吊り下げ支持体31とともにビーム体41を橋梁2の下方に設置し、この状態から自動的にビーム体41を伸ばして支持部45に連結させることができる。したがって、この橋梁点検装置1の橋梁2への設置作業を容易にすることができる。なお、伸縮機構46には、電動モータ47の電源となるバッテリ(不図示)が内蔵されている。
ビーム体41の伸縮機構46としては、上記したケーブル式に限らず、例えば、それぞれの主ロッド42b〜42d及び/又は副ロッド43b〜43dを電動モータ等の伸縮用駆動部によって直接駆動する方式とするなど、種々の構成を採用することができる。
副ビーム43の最外側の副ロッド43aの吊り下げ支持体31との連結部分よりも後端側(図1中右側)の部分にはカウンターウエイト48が下向きに装着されている。このカウンターウエイト48は、副ロッド43aに沿って吊り下げ支持体31に接近、離反する方向に移動可能となっており、ビーム体41が最短の長さにまで縮められた状態のときには吊り下げ支持体31に隣接する位置に配置されて吊り下げ支持体31を中心としたビーム体41のモーメントを相殺する。また、カウンターウエイト48は、ビーム体41が伸びるに従って吊り下げ支持体31から離れる方向に向けて移動し、ビーム体41が伸びることにより生じる吊り下げ支持体31を中心としたビーム体41のモーメントを相殺する。したがって、カウンターウエイト48により、ビーム体41の伸縮に拘わらず吊り下げ支持体31を中心としたビーム体41のモーメントを相殺して当該ビーム体41を吊り下げ支持体31によって安定的に支持することができる。
なお、詳細は図示しないが、カウンターウエイト48は、ビーム体41の伸縮機構46により駆動されてビーム体41の伸縮に伴って副ロッド43a上を移動する構成とすることができる。また、カウンターウエイト48は、ビーム体41の伸縮機構46とは別の駆動機構により駆動されて副ロッド43a上を移動する構成とすることもできる。さらに、カウンターウエイト48は、ビーム体41の主ロッド42aや、主ロッド42aと副ロッド43aの両方に移動自在に装着される構成とすることもできる。
図8に示すように、ビーム体41には点検用機器51が装着されている。点検用機器51は、ビーム体41に装着されてビーム体41に沿って走行可能な搬送台車部52と搬送台車部52に装着された点検部53とを有している。
搬送台車部52は、ビーム体41を覆う角筒状のフレーム52aの内部に、主ビーム42の上面に当接する走行用車輪52b、主ビーム42及び副ビーム43の両側面に当接可能な4つのガイドローラ52c及び副ビーム43の下面にバネにより付勢された状態で当接する支持車輪52dが設けられた構成となっている。走行用車輪52bは電動モータ52eに接続され、この電動モータ52eにより回転駆動されるようになっている。これにより、搬送台車部52つまり点検用機器51は、ビーム体41に沿って自動的に走行することができるようになっている。
点検部53は、例えば静止画像や動画像を撮影可能なカメラで構成することができる。点検部53は、搬送台車部52に対して、伸縮自在のアームにより上下方向に移動自在であるとともに回転、首振りが可能に装着されて、その撮影方向をあらゆる向きに変更可能な機能を備えた構成とすることができる。
なお、点検用機器51には電動モータ52e及び点検部53の電源となるバッテリ(不図示)が搭載されている。
搬送台車部52に搭載される点検部53としては、上記したようなカメラに限らず、例えば各種のセンサ等の他機器に交換することもできる。また、センサ等の他の点検部53を備えた点検用機器51をビーム体41に配置することもできる。このようにして、橋梁2の下面に対して種々の点検作業を行うことができる。
次に、橋梁点検装置1の橋梁2への設置手順について図9〜図12を参照しつつ説明する。
まず、図9に示すように、橋梁2の両側部にある一対の欄干3に支持台車11を装着し、これらの支持台車11の支持フレーム15に吊り下げ支持体31を取り付ける。このとき、一方(図9中右側)の吊り下げ支持体31の下端に最短に縮めた状態のビーム体41を予め取り付けておき、このビーム体41が橋梁2の長手方向に沿って橋梁2の側方に設置されるように吊り下げ支持体31を支持フレーム15に固定する。同様に、他方(図9中左側)の吊り下げ支持体31の下端に支持部45を予め取り付けておき、この支持部45が橋梁2の長手方向に沿って橋梁2の側方に設置されるように吊り下げ支持体31を支持フレーム15に固定する。
次に、図10に示すように、それぞれの吊り下げ支持体31を下方に向けて伸ばし、ビーム体41及び支持部45を橋梁2の下面よりも下方に配置する。このように、ビーム体41及び支持部45を橋梁2の長手方向に沿った姿勢としておくことにより、ビーム体41及び支持部45を橋梁2に干渉させることなく橋梁2の下方にまで移動させることができる。
なお、吊り下げ支持体31を下方に向けて伸ばす作業は手作業で行うことができるが、吊り下げ支持体31を電動モータ等の駆動源により自動的に伸縮させる構成として当該作業を自動的に行わせることもできる。また、予め吊り下げ支持体31を伸ばした状態で支持フレーム15に取り付けるようにしてもよい。
次に、図11に示すように、それぞれの吊り下げ支持体31をヒンジ32により90度回動させてビーム体41を橋梁2の下方に向けて水平に延びる姿勢とするとともに、支持部45を橋梁2の下方に向けて突出する姿勢とする。このとき、それぞれの吊り下げ支持体31は、各柱状筒体31a〜31cの断面形状が六角形形状に形成されているので、ヒンジ32により90度回動される際に柱状筒体31a〜31cが互いに回転方向にずれを生じることなく、ビーム体41を正確に橋梁2の下方に向けた姿勢に設定することができる。
次に、図12に示すように、ビーム体41を支持部45の側に向けて伸ばし、その先端を支持部45に連結させることで橋梁点検装置1が橋梁2に設置される。このとき、ビーム体41が伸びるのに伴ってカウンターウエイト48が図中矢印の方向に移動し、ビーム体41のバランスが保たれる。
このように、本発明の橋梁点検装置1は、大型クレーン等の重機等を用いることなく、簡単な作業で橋梁2に設置することができる。また、本発明の橋梁点検装置1では、橋梁2の一方の側方に配置される一方の吊り下げ支持体31と、橋梁2の他方の側方に配置される他方の吊り下げ支持体31との間でビーム体41を両端支持して、橋梁2の下方にビーム体41からなる安定した梁を構築することができるので、吊り下げ支持体31やビーム体41として簡素で軽量な構成のものを用いて当該橋梁点検装置1を軽量化することができる。特に、吊り下げ支持体31としてガラス繊維強化ブラスチック製のものを用い、ビーム体41として炭素繊維強化プラスチック製のものを用いることにより、当該橋梁点検装置1をより軽量化することができる。例えば、図示する場合では、橋梁点検装置1の合計重量は25kgである。
図13に示すように、橋梁点検装置1は、橋梁2の点検を自動的に行うための制御体系を有している。より具体的には、この橋梁点検装置1は、一方の支持台車11に制御部60を備えており、この制御部60により、当該支持台車11に設けられる電動モータ17、他方の支持台車11に設けられる電動モータ17及び点検用機器51の電動モータ52eや点検部53の作動を制御して橋梁2の点検を自動的に行うことができるようになっている。
制御部60は例えばCPU(中央演算処理装置)やメモリ等の記憶手段を備えたマイクロコンピュータにより構成され、それぞれの支持台車11に設けられる電動モータ17や点検用機器51の作動を統合的に制御することができる。
本実施の形態においては、制御部60を、それぞれの支持台車11に設けられる電動モータ17及び点検用機器51に対して無線通信により接続するようにしている。すなわち、制御部60には無線通信部61が接続され、他方の支持台車11には無線通信部61と無線通信が可能な無線通信部62が設けられ、この無線通信部62に電動モータ17が接続されている。また、点検用機器51には無線通信部61と無線通信が可能な無線通信部63が設けられ、この無線通信部63に電動モータ52e及び点検部53が接続されている。なお、制御部60が設けられる支持台車11の電動モータ17は、制御部60に有線で接続することができるが、当該電動モータ17に対しても無線通信により制御部60を接続することもできる。
無線通信部61と無線通信部62、63との間の無線通信としては、例えばWi-Fi等の無線LANを採用することができる。また、この場合、無線通信として、コンピュータネットワーク用の通信規格であるウェブソケットの技術を用いた双方向通信を採用することができる。
支持台車11や点検用機器51は、その移動速度や位置情報、点検部53の撮影方向等を制御部60にフィードバックする機能を備えた構成とすることができる。このような構成とした場合には、制御部60により支持台車11や点検用機器51の作動をより正確に制御することができる。また、このようなフィードバック機能を有する構成とした場合には、無線通信としてウェブソケットを採用することにより、当該通信の効率を高めてより迅速かつ精度よく制御を行うことが可能となる。
制御部60が設けられる支持台車11には、3GやLTE等の通信規格による無線通信が可能な通信モジュール64が設けられ、制御部60は、この通信モジュール64により最寄りの基地局及びクラウドサーバー等のサーバー65を介して操作端末66に接続可能に構成されている。
操作端末66は、例えばパソコン等により構成することができる。操作端末66は、橋梁点検装置1が自動的に点検を行う際の自動制御の設定、点検用機器51の遠隔操作、点検用機器51が撮影した写真等の点検結果のデータの受信、当該点検結果に基づく報告書の自動作成などの機能を有する。
このような構成により、本発明の橋梁点検装置1は、橋梁2に設置された後、橋梁2の点検を自動的に行うことができる。つまり、制御部60によって一対の支持台車11及び点検用機器51の作動を制御することにより、図14に示すように、搬送台車部52をビーム体41の一方の吊り下げ支持体31の側から他方の吊り下げ支持体31の側にまで移動させつつ点検部53により橋梁2の下方を順次撮影し、次いで、一対の支持台車11を、それぞれの電動モータ17を同期制御することによって橋梁2の長手方向に沿って並走させて所定の距離だけ移動させ、再度、搬送台車部52をビーム体41の一方の吊り下げ支持体31の側から他方の吊り下げ支持体31の側にまで移動させつつ点検部53により橋梁2の下方を順次撮影し、以後、同様の手順を繰り返すことにより、橋梁2の下方の点検を自動的に行うことができる。当該点検により、橋梁2の下方の画像を面状に得ることができ、当該画像のデータは制御部60から通信モジュール64を介して操作端末66に送信され、当該操作端末66において点検結果が確認される。
なお、操作端末66を制御部60に有線により接続して、当該橋梁2上にて操作端末66を操作する構成とすることもできる。
このように本発明の橋梁点検装置1によれば、点検用機器51が走行するビーム体41を一対の吊り下げ支持体31の間で橋梁2の下方に安定的に支持することができるので、ビーム体41を走行する点検用機器51に揺れが生じることを防止して、当該点検用機器51により橋梁2の下面等を精度よく点検することができる。また、支持台車11を走行させる電動モータ17及び点検用機器51の作動を制御部60によって制御することにより、橋梁2の点検を自動的に行うことができるようにしたので、橋梁2の点検作業をより容易に精度よく行うことができる。
また、橋梁2の長手方向に沿って移動しながら点検作業を繰り返すことにより、橋梁点検装置1が橋梁2の橋脚部分に達したときには、ビーム体41を橋脚部分に干渉しない長さにまで縮め、あるいは吊り下げ支持体31を90度回動させてビーム体41を橋梁2に沿う方向に向けることにより、橋梁点検装置1を容易に、橋脚を超えて移動させることができる。したがって、橋脚部分を超える際に、吊り下げ支持体31やビーム体41を支持台車11から取り外す等の大掛かりな作業を不要として、この橋梁点検装置1による橋梁2の点検作業を容易にすることができる。
本発明の橋梁点検装置1は、ビーム体41の先端を支持部45に連結させる連結作業を自動的に行う構成とすることもできる。この場合、図13に示すように、支持部45には、無線通信部61と無線通信可能な無線通信部71と、支持部45に連結されるビーム体41の先端の当該支持部45に対する位置を検出する少なくとも1つの位置検出センサ72とが設けられ、この位置検出センサ72とアクチュエータ45bが無線通信部71に接続される。また、ビーム体41の伸縮機構46には、無線通信部61と無線通信可能な無線通信部73が設けられ、この無線通信部73が電動モータ47に接続される。
このような構成により、図11に示すように、欄干3に装着された支持台車11に支持される吊り下げ支持体31をヒンジ32により90度回動させ、ビーム体41を橋梁2の下方に向けて水平に延びる姿勢とするとともに、支持部45を橋梁2の下方に向けて突出する姿勢とした後、ビーム体41を自動的に支持部45に連結させることができる。つまり、制御部60の指令により電動モータ47が作動してビーム体41が自動的に伸ばされ、その先端が支持部45に向けて接近すると、位置検出センサ72により支持部45に対するビーム体41の先端位置が検出され、当該検出データが制御部60に送られる。そして、制御部60は、位置検出センサ72の検出データに基づいて一対の支持台車11の位置を微調整するように当該支持台車11の作動を制御して、ビーム体41の先端を支持部45の所定位置に案内する。そして、ビーム体41の先端が支持部45に配置されると、制御部60によるアクチュエータ45bが起動され、係止体45cによりビーム体41の先端が支持部45に係止されて連結作業が完了する。このように、ビーム体41を支持部45に自動的に連結する構成とすることにより、本発明の橋梁点検装置1の橋梁2への設置作業をより容易に行うことができる。
なお、位置検出センサ72としては、ビーム体41の先端の支持部45に対する位置を検出することができるものであれば、種々の構成のものを用いることができる。また、位置検出センサ72は、支持部45ではなくビーム体41の側に設けることもできる。さらに、位置検出センサ72は、少なくとも1つ設けられていればよいが複数設けることもできる。この場合、位置検出センサ72を支持部45の側とビーム体41の側の両方に設けることもできる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、吊り下げ支持体31をガラス繊維強化プラスチック製とし、ビーム体41を炭素繊維強化プラスチック製としているが、これに限らず、これらを例えばアルミ合金などの他の材質で形成することもできる。また、吊り下げ支持体31及びビーム体41は、ロッド形状に限らず、例えば角パイプをトラス状ないし梯子状に組んだ形状とするなど、その形状は種々変更可能である。
1 橋梁点検装置
2 橋梁
3 欄干
3a 基部
11 支持台車
12 台車本体
13 車輪
14 ガイドローラ
15 支持フレーム
16 支持ローラ
17 電動モータ(走行用駆動部)
17a 出力軸
18 出力側プーリー
19 ベルト
20 入力用プーリー
21 バッテリ
31 吊り下げ支持体
31a〜31c 柱状筒体
32 ヒンジ
33 支持片
41 ビーム体
42 主ビーム
42a〜42d 主ロッド
42e 切欠き溝
43 副ビーム
43a〜43d 副ロッド
44 ブラケット
45 支持部
45a 支持台
45b アクチュエータ
45c 係止体
46 伸縮機構
47 電動モータ(伸縮用駆動部)
48 カウンターウエイト
51 点検用機器
52 搬送台車部
52a フレーム
52b 走行用車輪
52c ガイドローラ
52d 支持車輪
52e 電動モータ
53 点検部
60 制御部
61〜63 無線通信部
64 通信モジュール
65 サーバー
66 操作端末
71 無線通信部
72 位置検出センサ
73 無線通信部

Claims (10)

  1. 第1走行用駆動部を備え、橋梁上に配置されて該橋梁に沿って走行可能な第1支持台車と、
    第2走行用駆動部を備え、前記橋梁上に配置されて該橋梁に沿って前記第1支持台車とともに走行可能な第2支持台車と、
    入れ子構造により上下方向に伸縮可能に構成され、前記第1支持台車に取り付けられて前記橋梁の一方の側方に配置される第1吊り下げ支持体と、
    入れ子構造により上下方向に伸縮可能に構成され、前記第2支持台車に取り付けられて前記橋梁の他方の側方に配置される第2吊り下げ支持体と、
    入れ子構造により水平方向に伸縮可能に構成され、前記第1吊り下げ支持体の下端に取り付けられて前記橋梁の下側に向けて水平に延びるとともに先端が前記第2吊り下げ支持体に支持されるビーム体と、
    前記ビーム体に配置され、該ビーム体に沿って走行可能な点検用機器と、
    前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器に接続され、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器の作動を制御する制御部とを有し、
    前記橋梁の点検を自動的に行うことを特徴とする橋梁点検装置。
  2. 前記ビーム体を水平方向に伸縮させる伸縮用駆動部と、
    前記ビーム体の先端の、前記第2吊り下げ支持体に対する位置を検出する少なくとも1つの位置検出センサとをさらに有し、
    前記制御部によって、前記位置検出センサの検出データに基づいて、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記伸縮用駆動部の作動を制御することにより、前記ビーム体の先端の前記第2吊り下げ支持体への連結作業を自動的に行う、請求項1に記載の橋梁点検装置。
  3. 前記制御部が、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部及び前記点検用機器に無線通信により接続される、請求項1に記載の橋梁点検装置。
  4. 前記制御部が、前記第1走行用駆動部、前記第2走行用駆動部、前記点検用機器、前記伸縮用駆動部及び前記位置検出センサに無線通信により接続される、請求項2に記載の橋梁点検装置。
  5. 前記無線通信が、ウェブソケットの技術を用いた双方向通信である、請求項3または4に記載の橋梁点検装置。
  6. 前記制御部が、通信モジュールを介して操作端末に接続されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の橋梁点検装置。
  7. 前記ビーム体が、複数の円筒状の炭素繊維強化プラスチック製のロッドを入れ子構造に組み合わせて構成されている、請求項1〜6の何れか1項に記載の橋梁点検装置。
  8. 前記第1吊り下げ支持体及び前記第2吊り下げ支持体が、それぞれ断面が多角形形状の筒状に構成された複数の柱状筒体を入れ子構造に組み合わせて構成されている、請求項1〜7の何れか1項に記載の橋梁点検装置。
  9. 前記第1吊り下げ支持体が、前記第1支持台車に該第1吊り下げ支持体の軸心に平行な軸を中心として回動可能に取り付けられ、前記第2吊り下げ支持体が、前記第2支持台車に該第2吊り下げ支持体の軸心に平行な軸を中心として回動可能に取り付けられている、請求項1〜8の何れか1項に記載の橋梁点検装置。
  10. 前記第1支持台車及び前記第2支持台車が、それぞれ前記橋梁に設置された欄干に装着されて該欄干に沿って走行可能である、請求項1〜9の何れか1項に記載の橋梁点検装置。
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