JP7154152B2 - 橋梁点検装置 - Google Patents

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Description

本発明は、橋桁の下面及び側面並びに床版の下面等の橋梁の下部を下方から点検するための橋梁点検装置に関する。
橋梁の下面などは直接目視して点検することが困難であるため、カメラ等の撮像装置により橋梁の下面を撮影できるようにした点検装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の橋梁点検装置は、橋梁の高欄上を走行する上部支持台によって水平方向の第1のアームを、長手方向を軸として回転するように支承し、第1のアームによって、略垂直方向に延びる第2のアームを、長手方向を軸として回転するように支承し、第2のアームによって、長手方向に多段に伸縮自在に構成された第3のアームを片持ち状態で支承し、第3のアームの先端にカメラを回転駆動可能に取り付けている。この橋梁点検装置では、上部支持台が高欄に直交するように跨って高欄上を滑走する棒状ローラーを備えることで、上部支持台を高欄に沿って移動させながら撮影することができる。
特許文献2に記載の橋梁点検装置は、橋軸方向の移動が可能な移動用車両と、移動用車両に接続された伸縮可能な第1アーム、鉛直方向に伸縮可能な第2アーム(鉛直アーム)及び水平方向に伸縮可能な第3アーム(水平アーム)から構成される多関節可動アームと、第3アームの先端に接続される飛翔体とを備えている。飛翔体は、遠隔操作で浮上・空中静止可能な機能を有し、カメラと撮影用機器とを搭載している。飛翔体がカメラ及び撮影用機器の重量を担うため、最伸長時の多関節可動アームにかかる最大負担が軽減し、アームの軽量化が容易になる。
特開2007-77653号公報 特開2015-7362号公報
しかしながら、特許文献2に記載の橋梁点検装置では、カメラ等の撮像装置が飛翔体に搭載されているため、風等を受けて水平アームや飛翔体が揺れると、飛翔体と共にカメラが揺れ、鮮明な画像や映像を撮影することができない。
本発明は、このような背景に鑑み、水平アームの軽量化が可能であり、且つ撮像装置の揺れを抑制できる橋梁点検装置を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明のある態様は、橋梁(1)の下部を下方から点検するための橋梁点検装置(10)であって、前記橋梁の左右の高欄(6)の一方(6A)に取り付けられる支持装置(15)と、前記支持装置によって前記橋梁の外側に支持され、前記支持装置から略鉛直に下方に延びる鉛直アーム(20)と、前記鉛直アームの下端部に結合され、前記鉛直アームから前記橋梁の下方を略水平に延びる伸縮可能な水平アーム(21)と、前記水平アームの先端部に取り付けられ、少なくとも1つの揚力発生装置(38、138)を有する飛翔体(40、140)と、前記橋梁を下方から撮像する撮像装置(26)を有し、前記水平アームに長手方向に移動可能に設けられた移動体(25)と、前記揚力発生装置の揚力及び前記移動体の移動を制御する制御装置(12)とを備える。
この構成によれば、水平アームの先端部に揚力発生装置を有する飛翔体が取り付けられているため、重みによる水平アームの撓みを抑制できるため、水平アームの軽量化が可能である。また、撮像装置が水平アームを移動する移動体に設けられるため、水平アームの先端部に取り付けられる飛翔体に設けられる場合に比べ、撮像装置の揺れを抑制することができる。
また、上記構成において、前記飛翔体(40)が、複数の前記揚力発生装置(38)を有し、姿勢制御可能なドローン(40)であり、且つ前記水平アーム(21)の前記先端部に姿勢変化可能に取り付けられており、前記制御装置(12)が前記ドローンの姿勢を制御可能に構成されているとよい。
この構成によれば、制御装置がドローンの姿勢を制御することにより、揚力だけでなくドローンの水平方向への推進力を水平アームの先端に作用させることができる。これにより、水平アームを伸縮させることや、鉛直アームからの水平アームの延出方向を変化させることができる。
また、上記構成において、前記飛翔体(140)が、前記水平アーム(21)の伸縮方向の推力を発生する推力発生装置(139)を更に有し、前記制御装置(12)が前記推力発生装置の推力を制御可能に構成されているとよい。
この構成によれば、飛翔体の推力によって水平アームを伸縮させることができる。
また、上記構成において、前記鉛直アーム(20)に取り付けられ、前記飛翔体(40、140)を撮影する撮影装置(57)を更に備え、前記制御装置(12)が前記撮影装置により撮影された映像を表示する表示装置(55)を含むとよい。
この構成によれば、操作者は、表示装置を見ながら制御装置を介して飛翔体を操作することができる。そのため、水平アームの撓みを効果的に抑制でき、これにより撮像装置の揺れも抑制できる。
また、上記構成において、前記飛翔体(40、140)の上部に設けられ、前記飛翔体の前記橋梁(1)の下面への衝突を防止するストッパ(46)を更に備えるとよい。
この構成によれば、橋梁の下面への衝突によって飛翔体が破損することを抑制できる。
また、上記構成において、前記ストッパ(46)が前記橋梁(1)の下面を前記水平アーム(21)の伸縮方向に走行可能な車輪(47)を含むとよい。
この構成によれば、ストッパが橋梁の下面に当接した状態で水平アームを伸縮させることができる。
また、上記構成において、左右の前記高欄(6)の他方(6B)に取り付けられるサブ支持装置(65)と、前記サブ支持装置によって前記橋梁(1)の外側に支持され、前記サブ支持装置から略鉛直に下方に延びるサブ鉛直アーム(70)と、前記サブ鉛直アームの下端部に設けられ、前記水平アーム(21)の先端を着脱可能に支持する支持部(71)とを更に備えるとよい。
この構成によれば、水平アームが鉛直アームとサブ鉛直アームとによって両持ち状態で支持されるため、水平アームの揺れ及び撮像装置の揺れを効果的に抑制できる。また、水平アームが両持ち状態で支持されている間は飛翔体に揚力を発生させる必要がないため、飛翔体による電力消費を抑制できる。
また、上記構成において、前記支持装置(15)及び前記サブ支持装置(65)のそれぞれが、対応する前記高欄(6)に沿って移動可能な走行部(16、66)を有するとよい。
この構成によれば、橋梁点検装置を高欄に沿って橋軸方向に移動させることができるため、橋梁点検装置を橋軸方向へ移動させるために水平アームを伸縮させる必要がない。よって、橋軸方向の広い範囲にわたって容易に橋梁を点検できる。
また、上記構成において、前記水平アーム(21)が、前記水平アームの延在方向及び前記鉛直アーム(70)の延在方向に直交する方向の回動軸回りに回動可能に前記鉛直アームに結合されているとよい。
この構成によれば、飛翔体の揚力によって水平アームを上下に回動させることができる。そのため、橋梁点検装置を橋梁に設置する作業及び橋梁点検装置を橋梁から撤去する作業を容易にすることができる。
このように本発明によれば、水平アームの軽量化が可能であり、且つ撮像装置の揺れを抑制できる橋梁点検装置を提供することができる。
第1実施形態に係る橋梁点検装置の設置状態(片持ち支持状態)の側面図 図1中のII-II断面図 図1に示される橋梁点検装置の設置状態(両持ち支持状態)の側面図 図1に示される制御装置の機能ブロック図 第2実施形態に係る橋梁点検装置の取付状態を示す側面図 図5に示される制御装置の機能ブロック図
以下、図面を参照して、橋梁1の下部を下方から点検するための本発明に係る橋梁点検装置10の実施形態について詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
まず、図1~図4を参照して第1実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係る橋梁点検装置10の取付状態(片持ち支持状態)の側面図である。橋梁点検装置10は、橋梁1の下部を下方から点検するためものであり、橋梁1に設置される。以下、図1に示す橋梁1の断面を基準にして左右を定める。
橋梁1は、略水平に延在する下床版2と、下床版2の橋軸に直交する方向(橋幅方向)の両端部から立ち上がる1対のウェブ3と、1対のウェブ3の上端に連結して略水平に延在する上床版4とから構成される鉄筋コンクリートからなる単一箱桁橋である。上床版4は、1対のウェブ3の上端同士を連結して下床版2と協働して箱形断面を形成する。また、上床版4は、ウェブ3のそれぞれから側方に張り出す左右の張出部5を有しており、これにより橋梁1の幅員を増大させている。左右の張出部5の張り出し端には、上方に突出する鉄筋コンクリートからなる左右の高欄6(左高欄6A、右高欄6B)が設けられている。
橋梁1の下面は、特別な足場等を用いないと人が目視で点検することができない。そこで、橋梁1の下面を撮影するために橋梁点検装置10が用いられる。以下、橋梁点検装置10について説明する。
橋梁点検装置10は、橋梁1に取り付けられる点検ユニット11と、点検ユニット11を操作、制御するための制御装置である制御ユニット12とにより構成される。点検ユニット11は、左高欄6Aに取り付けられる点検ユニット主部13と、右高欄6Bに取り付けられる点検ユニット補助部14とを有している。点検ユニット11は、点検作業者によって橋梁1に取り付けられ、制御ユニット12を介して操作者によって操作され、点検終了後に点検作業者によって橋梁1から取り外される。操作者は、通常は上床版4上で制御ユニット12を介して点検ユニット11を操作する。これに限らず、操作者は上床版4上以外の位置で制御ユニット12を介して点検ユニット11を操作してもよい。
点検ユニット主部13は、左高欄6Aに取り付けられる支持装置15を有している。支持装置15は、左高欄6Aを左右方向(橋幅方向)に跨ぐように左高欄6Aの上部に取り付けられる逆U字状の台車16と、台車16に取り付けられるアーム保持具17とを有している。
台車16は、左高欄6Aの上端面に対向する部分に走行輪18を有し、前後方向(橋軸方向)に移動可能とされており、支持装置15の走行部をなす。台車16はモータ等の駆動源を備えており、高欄6上を自走可能とされている。また、台車16は、左高欄6Aに固定するための図示しない固定手段を備えている。固定手段は、走行輪18を固定するブレーキであってもよく、左高欄6Aを挟持するように設けられた固定具であってもよい。台車16の左端にはアーム保持具17を前後方向の軸線回りに回動可能に支持する枢支部19が形成されている。
アーム保持具17は、鉛直アーム20をスライド可能に且つ回転可能に保持する。鉛直アーム20は、アーム保持具17によって橋梁1の外側に支持され、アーム保持具17から略鉛直に下方に延びている。鉛直アーム20は下端が下床版2の下面よりも所定寸法以上下方に位置する長さを有している。鉛直アーム20は、図示されるような伸縮しない構成であってもよく、継ぎ足し式や多段式に伸縮する構成であってもよい。
鉛直アーム20の下端には、橋幅方向に概ね水平に延在する水平アーム21が設けられている。水平アーム21は、断面寸法が異なる複数の筒部材22(22A、22B、22C、22D)によって構成され、テレスコピックにより長手方向に多段に伸縮可能とされている。断面寸法が最も大きい第1筒部材22Aは、その長手方向の中間部に設けられたヒンジ軸23によって前後方向(橋軸方向)の回動軸回りに回動可能に鉛直アーム20に結合されている。第1筒部材22Aの左端にはカウンタウェイト24が設けられている。水平アーム21は、水平に延在して鉛直アーム20に対して直交する図示される展開位置と、右側の先端を上にして鉛直に延在し、鉛直アーム20に沿う折り畳み位置との間の90度の角度範囲を回動する。
水平アーム21は、第1筒部材22A以外の筒部材22(22B、22C、22D)が第1筒部材22Aに対して左右にスライドすることによって橋梁1の下方を橋幅方向に伸縮する。水平アーム21は、最も伸長した状態において、先端が橋梁1の右縁(右高欄6B)よりも右方に至る長さを有している(図3参照)。水平アーム21のヒンジ軸23よりも右側の部分には、水平アーム21の長手方向に移動可能な移動体25が取り付けられている。
移動体25には、橋梁1を下方から点検するために橋梁1の下面を撮影する撮像装置である点検カメラ26が搭載されている。点検カメラ26は、遠隔操作によって撮影方向(アングル)や撮影倍率の変更、撮像(シャッター操作)、或いは撮影開始や撮影停止を操作できるように構成されている。
図2は、図1中のII-II断面図である。図2に示されるように、移動体25は、ハウジング31と、ハウジング31に回転可能に支持された複数の回転体32と、回転体32の少なくとも1つを回転駆動する走行用モータ33とを備えている。ハウジング31は、環状の断面を有し、水平アーム21を取り囲むように水平アーム21の外周に配置される。点検カメラ26はハウジング31の上部に上方を撮影できるように上向きに取り付けられている。走行用モータ33はハウジング31の下部に取り付けられている。走行用モータ33の電源をなす移動用バッテリ34もハウジング31の下部に取り付けられている。移動体25は、走行用モータ33や移動用バッテリ34といった重量物が下部に設けられることによって水平アーム21の下方に重心を有しており、水平アーム21の軸回りに回転しない。
本実施形態では、走行用モータ33は水平アーム21の下方に配置された回転体32を駆動する。複数の回転体32は、水平アーム21の外周の周方向に異なる複数個所に、また水平アーム21の延在方向に異なる複数列に設けられている。回転体32のそれぞれは、径方向に移動可能に設けられ、且つ圧縮コイルばねや板ばね等の付勢手段35に内方へ付勢されている。これにより、断面寸法が互いに異なる複数の筒部材22を移動体25が移動する時に、回転体32のそれぞれが筒部材22の外周面に当接する。
図1に示されるように、水平アーム21の先端部(第4筒部材22D)には、モータ及び回転翼からなる複数(本実施形態では4つ)の揚力発生装置38を有する飛翔体であるドローン40が取り付けられている。ドローン40は、水平アーム21から鉛直上方向に延びる剛性を有する連結部材41に剛結合されている。連結部材41の下端はユニバーサルジョイント42を介して水平アーム21に連結されており、連結部材41は水平アーム21に対して鉛直軸を中心にして周方向の全方向に所定の角度範囲にわたって傾動可能とされている。これにより、ドローン40は姿勢変化可能に水平アーム21の先端部に取り付けられている。複数の揚力発生装置38に揚力差をつけることによって姿勢を変化させることができる。
ドローン40は、橋梁1上に移動可能に設けられたバッテリや発電機などの電力源44と電力線45によって接続されており、電力源44から有線で電力供給を受け、遠隔操作によって飛行を制御されるように構成されている。ドローン40は全ての揚力発生装置38の揚力を静止飛行に対応する所定の値に制御されることによって水平アーム21に何らの力も作用させない。また、ドローン40は全ての揚力発生装置38の揚力を所定の値よりも大きく制御されることによって上向きの力を水平アーム21に作用させ、所定の値よりも小さく制御されることによって下向きの力を水平アーム21に作用させる。更にドローン40は、複数の揚力発生装置38の揚力差によって姿勢を変化させることにより、水平方向の推力を発生し、水平アーム21に水平方向の力を作用させる。
ドローン40が水平アーム21の長手方向の推力を水平アーム21の先端部に作用させることにより、水平アーム21は伸縮する。また、ドローン40が上向きの力を水平アーム21の先端部に作用させることにより、鉛直アーム20によって片持ち支持されている水平アーム21の撓みが抑制される。
ドローン40の上部には、ドローン40が橋梁1の下面に衝突することを防止するためのストッパ46が設けられている。ストッパ46は、橋軸方向の回転軸回りに回転可能な少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の車輪47を含んでいる。車輪47は、ゴム等の弾性部材によって形成されており、橋梁1の下面を水平アーム21の伸縮方向に転動する。これにより、車輪47は橋梁1の下面を水平アーム21の伸縮方向に走行可能である。なお、図示例では、2つの車輪47が水平アーム21の伸縮方向に並んで示されているが、2つの車輪47は水平アーム21の伸縮方向と直交する方向に並べられるのが好ましい。これにより、水平アーム21を伸縮させる推力を発生させる際のドローン40の姿勢変化が容易になる。
ドローン40の揚力及び推力、移動体25の移動並びに点検カメラ26の動作は、制御ユニット12によって制御される。制御ユニット12は、操作者の操作に応じてドローン40の揚力及び推力(すなわち、ドローン40の飛行)を制御する操作装置51と、操作者の操作に応じて移動体25の移動を制御するコンピュータ端末52とから構成されている。コンピュータ端末52は、操作者の操作に応じて点検カメラ26の動作も制御する。操作装置51は、ドローン40の飛行を操作するための操作部53を備えており、ドローン40と無線通信可能に構成されている。コンピュータ端末52は、移動体25及び点検カメラ26の操作を入力するための入力部54と、表示装置としてのディスプレイ55とを備えており、移動体25及び点検カメラ26と無線通信可能に構成されている。コンピュータ端末52は、ディスプレイ55が入力部54を兼ねるタブレットタイプであってもよい。
鉛直アーム20の下部には、ドローン40の飛行状態を監視するべくドローン40を撮影する撮影装置である監視カメラ57が取り付けられている。監視カメラ57及びコンピュータ端末52は互いに無線通信可能に構成されている。監視カメラ57は撮影した映像をコンピュータ端末52に送信し、コンピュータ端末52は監視カメラ57により撮影された映像をディスプレイ55に表示する。これにより、操作者は表示装置を見ながら操作装置51を介してドローン40を操作することができる。
点検ユニット補助部14は、右高欄6Bに取り付けられるサブ支持装置65を有している。サブ支持装置65は、右高欄6Bを左右方向(橋幅方向)に跨ぐように右高欄6Bの上部に取り付けられる逆U字状のサブ台車66と、サブ台車66に取り付けられるサブアーム保持具67とを有している。サブ台車66及びサブアーム保持具67は、点検ユニット主部13の台車16及びアーム保持具17と左右対称の同様の構成とされている。サブ台車66は点検ユニット補助部14の走行部をなす。
サブアーム保持具67は、サブ鉛直アーム70をスライド可能に且つ回転可能に保持する。サブ鉛直アーム70は、サブアーム保持具67によって橋梁1の外側に支持され、サブアーム保持具67から略鉛直に下方に延びている。サブ鉛直アーム70は下端が下床版2の下面よりも所定寸法以上下方に位置する長さを有している。サブ鉛直アーム70は、図示されるように伸縮しない構成であってもよく、継ぎ足し式や多段式に伸縮する構成であってもよい。
サブ鉛直アーム70の下端には、水平アーム21の先端を着脱可能に支持する支持部71が設けられている。支持部71は、ドローン40の推力によって伸長する水平アーム21の先端を受容して載置できる構成になっている。また、支持部71は、ドローン40の推力によって短縮する水平アーム21の先端を放出できる構成になっている。
図3は図1に示される橋梁点検装置10の設置状態(両持ち支持状態)の側面図である。点検ユニット補助部14の支持部71が水平アーム21の先端を支持することにより、水平アーム21が鉛直アーム20とサブ鉛直アーム70とによって両持ち状態で支持される。
台車16及びサブ台車66は、遠隔操作によって走行を制御されるように構成されている。台車16及びサブ台車66とコンピュータ端末52とは、互いに無線通信可能に構成されており、台車16及びサブ台車66の移動はコンピュータ端末52によって制御される。コンピュータ端末52は、水平アーム21が鉛直アーム20とサブ鉛直アーム70とによって両持ち支持された状態で、台車16及びサブ台車66を同期して走行させる。これにより、点検ユニット11は、水平アーム21を橋幅方向に略水平に延在させた状態を保って橋軸方向に移動する。
図4は、制御ユニット12の機能ブロック図である。コンピュータ端末52は、上記の入力部54及びディスプレイ55と、端末制御部81と、入力インターフェース82及び出力インターフェース83とを備えている。入力インターフェース82及び出力インターフェース83はコンピュータ端末52が備える無線通信部の機能部である。端末制御部81には、入力部54において作業者が行った入力に対応する入力信号が入力される。また、端末制御部81には、監視カメラ57から送信された映像信号が入力インターフェース82を介して入力される。
端末制御部81は、移動体25の移動を制御する移動制御部84と、点検カメラ26の撮影動作を制御する撮影制御部85と、台車16及びサブ台車66の走行を制御する走行制御部86と、ディスプレイ55の表示を制御する表示制御部87とを備えている。移動制御部84は、入力信号に応じ、移動体25の移動を制御するための移動制御信号を生成し、生成した移動制御信号を、出力インターフェース83を介して移動体25へ無線送信する。撮影制御部85は、入力信号に応じ、点検カメラ26の撮影動作を制御するための撮影制御信号を生成し、生成した撮影制御信号を、出力インターフェース83を介して点検カメラ26へ無線送信する。走行制御部86は、入力信号に応じ、台車16及びサブ台車66の走行を制御するための走行制御信号を生成し、生成した走行制御信号を、出力インターフェース83を介して台車16及びサブ台車66へ無線送信する。表示制御部87は、監視カメラ57からの映像信号を処理し、監視カメラ57が撮影した映像をディスプレイ55に表示する。
操作装置51は、上記の操作部53と、ドローン制御部91と、出力インターフェース93とを備えている。出力インターフェース93は操作装置51が備える無線通信部の機能部である。ドローン制御部91には、操作部53において作業者が行った操作に対応する操作信号が入力される。
ドローン制御部91は、ドローン40の姿勢を決定することによって姿勢制御を行う姿勢制御部94と、決定された姿勢を実現するための4つの揚力発生装置38の揚力を制御する揚力制御部95とを備えている。姿勢制御部94は、操作信号に応じ、ドローン40の姿勢(すなわち、ドローン40の揚力及び推力の組合せ)を算出する。揚力制御部95は、算出された姿勢をドローン40に実現させる(すなわち、揚力及び推力の組合せをドローン40に発揮させる)ために4つの揚力発生装置38のそれぞれに発生させるべき揚力を算出する。また、揚力制御部95は、算出した揚力に応じて揚力制御信号を生成し、生成した揚力制御信号を、出力インターフェース93を介して対応する揚力発生装置38へ無線送信する。
コンピュータ端末52及び操作装置51がこのように構成されていることにより、移動体25、点検カメラ26、台車16及びサブ台車66及び4つの揚力発生装置38が、操作者が入力又は操作した動作を行うように制御ユニット12によって制御される。
以下、このように構成された橋梁点検装置10の作用効果について説明する。
図1に示されるように、橋梁点検装置10では、伸縮可能な水平アーム21の先端部に少なくとも1つの揚力発生装置38を有するドローン40が取り付けられ、点検カメラ26を有する移動体25が、水平アーム21に長手方向に移動可能に設けられている。このように水平アーム21の先端部に揚力発生装置38を有するドローン40が取り付けられることによって、重みによる水平アーム21の撓みを抑制できるため、水平アーム21の軽量化が可能である。また、点検カメラ26が移動体25に設けられるため、水平アーム21の先端部に取り付けられるドローン40に点検カメラ26が設けられる場合に比べ、点検カメラ26の揺れを抑制することができる。
ドローン40は、複数の揚力発生装置38を有することで姿勢制御可能であり、且つ水平アーム21の先端部に姿勢変化可能に取り付けられている。そのため、制御ユニット12がドローン40の姿勢を制御することにより、揚力だけでなくドローン40の水平方向への推進力を水平アーム21の先端に作用させることができる。これにより、水平アーム21を伸縮させることや、鉛直アーム20からの水平アーム21の延出方向を変化させることができる。
上記のように、鉛直アーム20に監視カメラ57が取り付けられ、コンピュータ端末52が監視カメラ57により撮影された映像をディスプレイ55に表示する。そのため、操作者がディスプレイ55でドローン40の飛行状態を見ながら操作装置51を介してドローン40を操作できる。これにより、操作者は水平アーム21の撓みを効果的に抑制することができ、点検カメラ26の揺れを抑制することもできる。
上記のように、ドローン40の上部には橋梁1の下面へ衝突することを防止するためのストッパ46が設けられているため、橋梁1の下面への衝突によってドローン40が破損することが抑制できる。
また、ストッパ46が橋梁1の下面を水平アーム21の伸縮方向に走行可能な車輪47を含むため、ストッパ46が橋梁1の下面に当接した状態で水平アーム21を伸縮させることができる。
支持装置15が取り付けられた右高欄6Bとは反対側の左高欄6Aにサブ支持装置65が取り付けられ、サブ支持装置65によって支持されたサブ鉛直アーム70の下端部に、水平アーム21の先端を着脱可能に支持する支持部71が設けられている。これにより、水平アーム21が鉛直アーム20とサブ鉛直アーム70とによって両持ち状態で支持されるため、水平アーム21の揺れ及び点検カメラ26の揺れが効果的に抑制できる。また、水平アーム21が両持ち状態で支持されている間はドローン40に揚力を発生させる必要がないため、ドローン40による電力消費を抑制できる。
支持装置15及びサブ鉛直アーム70のそれぞれが走行部を備え、対応する左高欄6A又は右高欄6Bに沿って移動可能とされている。そのため、橋梁点検装置10を高欄6に沿って橋軸方向に移動させることができる。したがって、橋梁点検装置10を橋軸方向へ移動させるために水平アーム21を伸縮させる必要がない。よって、橋軸方向の広い範囲にわたって容易に橋梁1を点検することできる。
上記のように、水平アーム21はヒンジ軸23によって橋軸方向の回動軸回りに回動可能に鉛直アーム20に結合されているため、ドローン40の揚力によって水平アーム21を上下に回動させることができる。そのため、橋梁点検装置10を橋梁1に設置する作業及び橋梁点検装置10を橋梁1から撤去する作業が容易である。
≪第2実施形態≫
次に、図5及び図6を参照して、第2実施形態を説明する。図5は、第2実施形態に係る橋梁点検装置10の取付状態を示す側面図であり、図1に対応している。図6は、図5に示される第1実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示されるように、本実施形態の橋梁点検装置10では、水平アーム21の先端部に設けられる飛翔体が第1実施形態のドローン40と異なっている。本実施形態の飛翔体をなす飛翔装置140は、水平アーム21の先端部に固定されている。飛翔装置140は、揚力を発生する少なくとも1つ(本実施形態では4つ)の揚力発生装置138と、推力を発生する少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の推力発生装置139をと別々に備えている。
図6に示されるように、制御ユニット12は、操作装置51がドローン制御部91を備える代わりに飛翔制御部191を備える点で第1実施形態と異なっている。飛翔制御部191は、揚力発生装置138の揚力を制御する揚力制御部195と、推力発生装置139の推力を制御する推力制御部196とを備えている。揚力制御部195は、操作部53からの操作信号に応じ、4つの揚力発生装置138のそれぞれに均等に発生させるべき揚力を算出し、算出した揚力に応じて生成した揚力制御信号を、出力インターフェース93を介して対応する揚力発生装置138へ無線送信する。推力制御部196は、操作部53からの操作信号に応じ、2つの推力発生装置139のそれぞれに均等に発生させるべき推力を算出し、算出した推力に応じて生成した推力制御信号を、出力インターフェース93を介して対応する推力発生装置139へ無線送信する。
このように、飛翔装置140が揚力発生装置138に加えて推力発生装置139を備えていても、飛翔装置140の推力によって水平アーム21を伸縮させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、一例として鉄筋コンクリートからなる単一箱桁橋に本発明に係る橋梁点検装置10を適用したが、他の構造の橋梁上部工にも広く適用することができる。また、上記実施形態では、制御ユニット12がコンピュータ端末52と操作装置51とを個別に有しているが、タブレットタイプのコンピュータ端末52がドローン40や飛翔装置140に対する操作及び制御を行って操作装置51を兼ねてもよい。また、上記実施形態の移動体25は移動手段として回転体32やモータを備えているが、電磁コイルの磁力を利用したリニアモータによって水平アーム21上を移動してもよい。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、角度など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 橋梁
6 高欄
6A 左高欄
6B 右高欄
10 橋梁点検装置
11 点検ユニット
12 制御ユニット(制御装置)
13 点検ユニット主部
14 点検ユニット補助部
15 支持装置
16 台車(走行部)
20 鉛直アーム
21 水平アーム
25 移動体
26 点検カメラ(撮像装置)
38 揚力発生装置
40 ドローン(飛翔体)
46 ストッパ
47 車輪
51 操作装置(制御装置)
52 コンピュータ端末(制御装置)
55 ディスプレイ(表示装置)
57 監視カメラ(撮影装置)
65 サブ支持装置
66 サブ台車(走行部)
70 サブ鉛直アーム
71 支持部
138 揚力発生装置
139 推力発生装置
140 飛翔装置(飛翔体)

Claims (8)

  1. 橋梁の下部を下方から点検するための橋梁点検装置であって、
    前記橋梁の左右の高欄の一方に取り付けられる支持装置と、
    前記支持装置によって前記橋梁の外側に支持され、前記支持装置から略鉛直に下方に延びる鉛直アームと、
    前記鉛直アームの下端部に結合され、前記鉛直アームから前記橋梁の下方を略水平に延びる伸縮可能な水平アームと、
    前記水平アームの先端部に取り付けられ、揚力を発生する少なくとも1つの揚力発生装置を有する飛翔体と、
    前記橋梁を下方から撮像する撮像装置を有し、前記水平アームに長手方向に移動可能に設けられた移動体と、
    前記揚力発生装置の揚力及び前記移動体の移動を制御する制御装置とを備え
    前記飛翔体が、前記水平アームの伸縮方向の推力を発生する推力発生装置を更に有し、
    前記制御装置が前記推力発生装置の推力を制御可能に構成されていることを特徴とする橋梁点検装置。
  2. 橋梁の下部を下方から点検するための橋梁点検装置であって、
    前記橋梁の左右の高欄の一方に取り付けられる支持装置と、
    前記支持装置によって前記橋梁の外側に支持され、前記支持装置から略鉛直に下方に延びる鉛直アームと、
    前記鉛直アームの下端部に結合され、前記鉛直アームから前記橋梁の下方を略水平に延びる伸縮可能な水平アームと、
    前記水平アームの先端部に取り付けられ、揚力を発生する少なくとも1つの揚力発生装置を有する飛翔体と、
    前記橋梁を下方から撮像する撮像装置を有し、前記水平アームに長手方向に移動可能に設けられた移動体と、
    前記揚力発生装置の揚力及び前記移動体の移動を制御する制御装置と
    前記鉛直アームに取り付けられ、前記飛翔体を撮影する撮影装置とを備え、
    前記制御装置が前記撮影装置により撮影された映像を表示する表示装置を含むことを特徴とする橋梁点検装置。
  3. 橋梁の下部を下方から点検するための橋梁点検装置であって、
    前記橋梁の左右の高欄の一方に取り付けられる支持装置と、
    前記支持装置によって前記橋梁の外側に支持され、前記支持装置から略鉛直に下方に延びる鉛直アームと、
    前記鉛直アームの下端部に結合され、前記鉛直アームから前記橋梁の下方を略水平に延びる伸縮可能な水平アームと、
    前記水平アームの先端部に取り付けられ、揚力を発生する少なくとも1つの揚力発生装置を有する飛翔体と、
    前記橋梁を下方から撮像する撮像装置を有し、前記水平アームに長手方向に移動可能に設けられた移動体と、
    前記揚力発生装置の揚力及び前記移動体の移動を制御する制御装置と
    前記飛翔体の上部に設けられ、前記飛翔体の前記橋梁の下面への衝突を防止するストッパとを備えることを特徴とする橋梁点検装置。
  4. 前記ストッパが前記橋梁の下面を前記水平アームの延在方向に走行可能な車輪を含むことを特徴とする請求項に記載の橋梁点検装置。
  5. 前記飛翔体が、複数の前記揚力発生装置を有し、姿勢制御可能なドローンであり、且つ前記水平アームの前記先端部に姿勢変化可能に取り付けられており、
    前記制御装置が前記ドローンの姿勢を制御可能に構成されていることを特徴とする請求項2~請求項4のいずれかに記載の橋梁点検装置。
  6. 左右の前記高欄の他方に取り付けられるサブ支持装置と、
    前記サブ支持装置によって前記橋梁の外側に支持され、前記サブ支持装置から略鉛直に下方に延びるサブ鉛直アームと、
    前記サブ鉛直アームの下端部に設けられ、前記水平アームの先端を着脱可能に支持する支持部とを更に備えることを特徴とする請求項1~請求項のいずれかに記載の橋梁点検装置。
  7. 前記支持装置及び前記サブ支持装置のそれぞれが、対応する前記高欄に沿って移動可能な走行部を有することを特徴とする請求項に記載の橋梁点検装置。
  8. 前記水平アームが、前記水平アームの延在方向及び前記鉛直アームの延在方向に直交する方向の回動軸回りに回動可能に前記鉛直アームに結合されていることを特徴とする請求項1~請求項のいずれかに記載の橋梁点検装置。
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