JP6657699B2 - 計時装置及び計時方法、並びに、電子機器 - Google Patents

計時装置及び計時方法、並びに、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、クロック信号を用いて計時動作を行うことによって計時情報を生成する計時装置及び計時方法に関する。さらに、本発明は、そのような計時装置を用いた電子機器等に関する。
例えば、海外旅行先における日時設定の煩雑さを解消するために、海外旅行先の地名を選択することによって、海外旅行先における時刻を表示することができる時計が開発されている。そのような時計においては、海外旅行に出発する前に現在地において設定された時刻を基準時間として、この基準時間と選択された地域における時差とに基づいて、選択された地域における時刻が算出される。
関連する技術として、特許文献1には、複数の外国への旅行においても、その国に応じた現在時刻の設定を簡単に、かつ、適切なタイミングで行うことができる世界時計が開示されている。この世界時計は、基準時間を計時する計時手段と、この基準時間に対する時差を設定する時差設定手段と、基準時間、及び、基準時間に時差を加算又は減算して算出した時差時間のいずれか一方を現在時刻として適用する現在時刻適用手段と、時差時間が現在時刻として適用されるタイミングである適用時刻を、基準時間を用いて設定する適用時刻設定手段と、時差と適用時刻とを関連付けて記憶する記憶手段と、基準時間が適用時刻に達したときに時差時間を算出し、現在時刻適用手段に時差時間を現在時刻として適用させる制御手段とから構成されている。
特許文献1によれば、旅行の前に時差を設定することにより、旅行中の日程に合せて自動的に時差に合せた現在時刻が適用されるので、旅行先に到着してから時間を設定する手間を省くことができ、時間設定を忘れたり間違えたりすることを防止することができる。
特開2006−170855号公報(段落0016、図6)
一般に、現在地における基準時間と海外旅行先における時差時間との関係には、日付を跨ぐ場合や、うるう年が絡む場合がある。従って、現在地における基準時間に基づいて海外旅行先における時差時間をソフトウェアによる演算によって算出する場合には、CPUの十分な処理能力が必要となる。しかしながら、時計のような低消費電力のアプリケーションにおいては、CPUの十分な処理能力を確保することが難しい。CPUに十分な処理能力がない場合には、実用的な時間内に計時情報を生成することができない。
一方、複数の地域に対応して複数チャンネルのリアルタイムクロック(RTC)を設けることも考えられるが、リアルタイムクロックにおいては、原振クロック信号を分周する分周回路や秒単位の時刻をカウントするカウンターの消費電流が大きく、消費電流がチャンネル数に比例して増加するという問題がある。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる計時装置及び計時方法を提供することである。また、本発明の第2の目的は、そのような計時装置を用いた電子機器等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第1の観点に係る計時装置は、原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成する分周回路と、分周回路によって生成される分周クロック信号に同期してカウント動作を行うことにより、秒単位の時刻を表すカウント値を生成する下位カウンターと、第1群のカウント初期値に基づいて、下位カウンターのカウント動作に同期してカウント動作を行うことにより、分単位以上の時刻を表す第1群のカウント値をそれぞれ生成する第1群の上位カウンターと、第2群のカウント初期値に基づいて、下位カウンターのカウント動作に同期してカウント動作を行うことにより、分単位以上の時刻を表す第2群のカウント値をそれぞれ生成する第2群の上位カウンターと、地域指定信号に従って、複数群の上位カウンターによってそれぞれ生成される複数群のカウント値の内から一群のカウント値を選択するセレクターと、セレクターによって選択される一群のカウント値によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成する比較回路と、セレクターによって選択される一群のカウント値の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、比較回路によって生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定する設定回路と、複数の割込みフラグ及びアラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力する論理回路とを備える。
本発明の第1の観点によれば、1つの分周回路が分周クロック信号を生成し、1つの下位カウンターが分周クロック信号に同期して秒単位のカウント動作を行い、その下位カウンターのカウント動作に同期して、第1群及び第2群の上位カウンターがそれぞれのカウント初期値に基づいてカウント動作を行うので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。さらに、指定された地域の計時情報が変化したり、又は、指定された地域の計測時刻と設定時刻とが一致したときに、出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力することにより、所望の地域の計測時刻に対応して時報音の発生やアラーム動作等を行うことが可能になる。
ここで、各群の上位カウンターが、分単位の時刻を表す第2のカウント値を生成する第2のカウンターと、時単位の時刻を表す第3のカウント値を生成する第3のカウンターと、日単位の時刻を表す第4のカウント値を生成する第4のカウンターと、月単位の時刻を表す第5のカウント値を生成する第5のカウンターと、年単位の時刻を表す第6のカウント値を生成する第6のカウンターとを含み、第4のカウンターが、第4のカウント値を第5及び第6のカウント値に基づいて設定されたカウント上限値と比較することにより、第5及び第6のカウンターのカウント動作を制御すると共に第4のカウント値をリセットするようにしても良い。それにより、各群の上位カウンターは、月の末日の処理やうるう年の管理を地域毎に独立して行うことができる。
その場合に、第1群の上位カウンターにおいて、第3のカウンターが、第4のカウンターのカウント動作を進める制御を行う間隔を一定に保ち、第2群の上位カウンターにおいて、第3のカウンターが、第4及び第5のカウント値に基づいて、第4のカウンターのカウント動作を進める制御を行う間隔を変化させるようにしても良い。それにより、第2群の上位カウンターは、サマータイムによる1日の長さの変化に追従して計時情報を生成することができる。
また、計時装置が、発振動作によって原振クロック信号を生成する発振回路、分周回路、下位カウンター、及び、第1群及び第2群の上位カウンターに電源電圧を供給するバックアップ電源をさらに備えるようにしても良い。それにより、外部からの電源供給が停止されても、計時動作を継続することができる。
本発明の第2の観点に係る電子機器は、上記いずれかの計時装置と、第1の地域について設定された時刻に基づいて、第1群の上位カウンターに第1群のカウント初期値を設定すると共に、第1の地域について設定された時刻と第2の地域における時差とに基づいて、第2群の上位カウンターに第2群のカウント初期値を設定する制御部とを備える。それにより、第1の地域における現在時刻を設定すれば、第2の地域における現在時刻も設定することができる。
本発明の第3の観点に係る計時装置は、原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成する分周回路と、分周回路によって生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成する下位計時部と、下位計時部によって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する第1の上位計時部と、下位計時部によって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する第2の上位計時部と、地域指定信号に従って、複数の上位計時部によってそれぞれ生成される複数の計時情報の内から1つの計時情報を選択するセレクターと、セレクターによって選択される計時情報によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成する比較回路と、セレクターによって選択される計時情報の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、比較回路によって生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定する設定回路と、複数の割込みフラグ及びアラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力する論理回路とを備える。
本発明の第3の観点によれば、1つの分周回路が分周クロック信号を生成し、1つの下位計時部が分周クロック信号を用いて秒単位の計時動作を行い、その下位計時部によって生成される計時情報を用いて、第1及び第2の上位計時部がそれぞれの地域における計時情報を生成するので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。さらに、指定された地域の計時情報が変化したり、又は、指定された地域の計測時刻と設定時刻とが一致したときに、出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力することにより、所望の地域の計測時刻に対応して時報音の発生やアラーム動作等を行うことが可能になる。
本発明の第4の観点に係る電子機器は、上記いずれかの計時装置を備える。本発明の第4の観点によれば、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができるので、処理能力が低いCPUを用いた低消費電力の電子機器であっても、複数の地域における計時情報を容易に生成することが可能となる。
本発明の第5の観点に係る計時方法は、原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成するステップ(a)と、ステップ(a)において生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成するステップ(b)と、ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成するステップ(c)と、ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成するステップ(d)と、地域指定信号に従って、複数の上位計時部によってそれぞれ生成される複数の計時情報の内から1つの計時情報を選択するステップ(e)と、ステップ(e)において選択される計時情報によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成するステップ(f)と、ステップ(e)において選択される計時情報の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、ステップ(f)において生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定するステップ(g)と、複数の割込みフラグ及びアラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力するステップ(h)とを備える。
本発明の第5の観点によれば、ステップ(a)において分周クロック信号を生成し、ステップ(b)において分周クロック信号を用いて秒単位の計時動作を行い、それによって生成される計時情報を用いて、ステップ(c)及び(d)においてそれぞれの地域における計時情報を生成するので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。さらに、指定された地域の計時情報が変化したり、又は、指定された地域の計測時刻と設定時刻とが一致したときに、出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力することにより、所望の地域の計測時刻に対応して時報音の発生やアラーム動作等を行うことが可能になる。

本発明の第1の実施形態に係る計時装置の構成例を示すブロック図。 図1に示す発振回路の構成例を示す回路図。 図1に示す分周回路の構成例を示す回路図。 図1に示す下位カウンターの構成例を示す回路図。 図1に示す第4のカウンターの構成例を示す回路図。 第2群の上位カウンターにおける第3のカウンターの構成例を示す回路図。 図1に示す割込み回路の構成例を示す回路図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る計時装置の構成例を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
<計時装置>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る計時装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、計時装置110は、発振回路10と、分周回路20と、下位カウンター30と、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・とを含んでおり、リアルタイムクロック(RTC)の機能を有している。さらに、計時装置110は、割込み回路70と、バスインターフェース80と、バックアップ電源90とを含んでも良い。
発振回路10は、発振動作を行うことにより、例えば、32,768Hzの周波数を有する原振クロック信号CL0を生成する。発振回路10としては、例えば、水晶振動子を用いた水晶発振回路が用いられる。
図2は、図1に示す発振回路の構成例を示す回路図である。図2に示すように、発振回路10は、NPNバイポーラトランジスターQ1と、キャパシターC1〜C4と、抵抗R0〜R4と、水晶振動体100と、バッファーアンプ101と、制御回路102とを含んでいる。
電源端子P1には、電源電位VCCが供給され、電源端子P4には、基準電位VEEが供給される。抵抗R1及びR2は、水晶振動体100の2つの電極の間に直列に接続されている。抵抗R0は、抵抗R1及びR2の接続点と制御回路102との間に接続されている。
キャパシターC1及びC2は、水晶振動体100の2つの電極と基準電位VEEの配線との間にそれぞれ接続されている。また、キャパシターC3は、水晶振動体100の一方の電極とトランジスターQ1のコレクターとの間に直列に接続されており、キャパシターC4は、水晶振動体100の他方の電極とトランジスターQ1のベースとの間に接続されている。
トランジスターQ1のコレクターは、抵抗R3を介して電源電位VCCの配線に接続されており、エミッターは、基準電位VEEの配線に接続されている。抵抗R4は、トランジスターQ1のコレクターとベースとの間に接続されている。バッファーアンプ101は、トランジスターQ1のコレクターに生成される発振信号をバッファーして、出力端子P2からクロック信号CL0を出力する。
トランジスターQ1は反転増幅動作を行い、コレクターに生成される発振信号が、水晶振動体100等を介してベースにフィードバックされる。その際に、水晶振動体100は、トランジスターQ1によって印加される交流電圧によって振動する。その振動は固有の共振周波数において大きく励起されて、水晶振動体100が負性抵抗として動作する。その結果、発振回路10は、主に水晶振動体100の共振周波数によって決定される発振周波数で発振する。
ただし、キャパシターC1又はC2の容量値を変更することによって、発振回路10の発振周波数を微調整することができる。そこで、図2に示す例においては、キャパシターC1及びC2が、例えば、制御電圧に従って容量値が変化する可変容量ダイオード(バラクタダイオード)で構成される。可変容量ダイオードは、カソードとアノードとの間に印加される逆バイアス電圧に従って容量値を変化させる。
制御端子P3には、発振回路10の発振周波数を制御する制御信号が入力される。制御回路102は、不揮発性メモリー等のメモリーを含んでおり、例えば、入力される制御信号に従って、発振回路10の発振周波数を制御するデータをメモリーに設定する。また、制御回路102は、メモリーに格納されているデータに基づいて、キャパシターC1及びC2の容量値を制御する制御電圧を生成し、抵抗R0〜R2を介してキャパシターC1及びC2に供給する。それにより、発振回路10の発振周波数を外部から制御することができる。
図1に示す発振回路10としては、水晶発振回路以外にも、圧電素子、SAW(表面弾性波)共振子、又は、静電容量タイプのレゾネーター等を用いた発振回路を使用することができる。あるいは、発振回路10を省略して、外部の回路からバスインターフェース80等を介して分周回路20に原振クロック信号CL0が供給されるようにしても良い。
分周回路20は、原振クロック信号CL0を分周することにより、1Hzの周波数を有する分周クロック信号CL1を生成する。分周回路20は、例えば、Dフリップフロップを用いた1/2分周回路を複数連結することによって構成される。
図3は、図1に示す分周回路の構成例を示す回路図である。図3に示すように、分周回路20は、複数のDフリップフロップ21、22、・・・、23を含んでいる。各々のフリップフロップは、反転出力端子Qバーから出力される反転出力信号をデータ入力端子Dに入力することにより、クロック信号入力端子Cに入力されるクロック信号を1/2分周する。
それにより、Dフリップフロップ21、22、・・・、23からそれぞれ出力される分周クロック信号の周波数は、例えば、16,384Hz、8,192Hz、・・・、1Hzとなる。一般に、原振クロック信号CL0の周波数が2(Nは、自然数)である場合に、N個のDフリップフロップを含む分周回路20を用いて原振クロック信号CL0を1/2分周することにより、1Hzの周波数を有する分周クロック信号CL1を得ることができる。
再び図1を参照すると、第1のカウンターである下位カウンター30は、分周回路20によって生成される分周クロック信号CL1に同期してカウント動作を行うことにより、秒単位の時刻を表す第1のカウント値を生成する。例えば、下位カウンター30は、分周クロック信号CL1の立ち上がりエッジに同期して、「0」〜「59」を表す第1のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。また、下位カウンター30は、第1のカウント値を所定の値と比較することにより、キャリー信号CA1を出力する。
図4は、図1に示す下位カウンターの構成例を示す回路図である。図4に示すように、下位カウンター30は、60進カウンター31と、比較回路32と、Dフリップフロップ33とを含んでいる。60進カウンター31は、カウント初期値が設定可能となっており、分周クロック信号CL1の立ち上がりエッジに同期して第1のカウント値を1ずつインクリメントする。
比較回路32は、例えば、AND回路で構成され、60進カウンター31から出力される第1のカウント値が所定の値「59」と等しくなったときにキャリー信号CA1をハイレベルに活性化する。Dフリップフロップ33は、次の分周クロック信号CL1の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA1を出力する。従って、第1のカウント値が「59」から次の「0」に移行する際に、キャリー信号CA1が出力される。比較回路32は、第1のカウント値が「0」に移行した後に、キャリー信号CA1をローレベルに非活性化する。
再び図1を参照すると、本実施形態においては、複数の地域における時刻に関する計時情報を生成するために、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・が設けられている。ただし、それらの上位カウンター40、50、60、・・・は、60秒以上の周期を有するキャリー信号に同期してカウント動作を行うので、分周回路20や下位カウンター30と比較して極めて少ない消費電力で動作する。
第1群の上位カウンター40は、例えば、東京について設定される時刻を表す第1群のカウント初期値に基づいて、下位カウンター30のカウント動作に同期してカウント動作を行う。また、第2群の上位カウンター50は、例えば、ニューヨークについて設定される時刻を表す第2群のカウント初期値に基づいて、下位カウンター30のカウント動作に同期してカウント動作を行う。
さらに、第3群の上位カウンター60は、例えば、パリについて設定される時刻を表す第3群のカウント初期値に基づいて、下位カウンター30のカウント動作に同期してカウント動作を行う。それにより、第1群の上位カウンター40〜第3群の上位カウンター60は、分単位以上の時刻を表す第1群〜第3群のカウント値をそれぞれ生成する。
第1の実施形態によれば、1つの分周回路20が分周クロック信号CL1を生成し、1つの下位カウンター30が分周クロック信号CL1に同期して秒単位のカウント動作を行い、その下位カウンター30のカウント動作に同期して、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・がそれぞれのカウント初期値に基づいてカウント動作を行うので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。
例えば、第1群の上位カウンター40は、分単位の時刻を表す第2のカウント値を生成する第2のカウンター42と、時単位の時刻を表す第3のカウント値を生成する第3のカウンター43とを含んでいる。同様に、第2群の上位カウンター50は、第2のカウンター52と、第3のカウンター53とを含んでおり、第3群の上位カウンター60は、第2のカウンター62と、第3のカウンター63とを含んでいる。
さらに、第1群の上位カウンター40は、日単位の時刻を表す第4のカウント値を生成する第4のカウンター44と、月単位の時刻を表す第5のカウント値を生成する第5のカウンター45と、年単位の時刻を表す第6のカウント値を生成する第6のカウンター46とを含んでも良い。同様に、第2群の上位カウンター50は、第4のカウンター54〜第6のカウンター56を含んでも良く、第3群の上位カウンター60は、第4のカウンター64〜第6のカウンター66を含んでも良い。
以下においては、それらの代表として、第1群の上位カウンター40について主に説明する。第1群の上位カウンター40に含まれている第2のカウンター42は、第1のカウンターである下位カウンター30から出力されるキャリー信号CA1に同期してカウント動作を行うことにより、分単位の時刻を表す第2のカウント値を生成する。例えば、第2のカウンター42は、下位カウンター30と同様に構成され、キャリー信号CA1の立ち上がりエッジに同期して、「0」〜「59」を表す第2のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。
また、第2のカウンター42は、第2のカウント値を所定の値と比較することにより、キャリー信号CA2を出力する。例えば、第2のカウンター42は、第2のカウント値が所定の値「59」と等しくなったときにキャリー信号CA2をハイレベルに活性化し、次のキャリー信号CA1の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA2を出力する。従って、第2のカウント値が「59」から次の「0」に移行する際に、キャリー信号CA2が出力される。第2のカウンター42は、第2のカウント値が「0」に移行した後に、キャリー信号CA2をローレベルに非活性化する。
第3のカウンター43は、第2のカウンター42から出力されるキャリー信号CA2に同期してカウント動作を行うことにより、時単位の時刻を表す第3のカウント値を生成する。例えば、第3のカウンター43は、24進カウンターを含み、キャリー信号CA2の立ち上がりエッジに同期して、「0」〜「23」を表す第3のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。
また、第3のカウンター43は、第3のカウント値を所定の値と比較することにより、キャリー信号CA3を出力する。例えば、第3のカウンター43は、第3のカウント値が所定の値「23」と等しくなったときにキャリー信号CA3をハイレベルに活性化し、次のキャリー信号CA2の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA3を出力する。従って、第3のカウント値が「23」から次の「0」に移行する際に、キャリー信号CA3が出力される。第3のカウンター43は、第3のカウント値が「0」に移行した後に、キャリー信号CA3をローレベルに非活性化する。
第4のカウンター44は、第3のカウンター43から出力されるキャリー信号CA3に同期してカウント動作を行うことにより、日単位の時刻を表す第4のカウント値を生成する。例えば、第4のカウンター44は、キャリー信号CA3の立ち上がりエッジに同期して、「1」〜「31」を表す第4のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。
ただし、月によっては、月の最後の日を「28」又は「30」とする必要があり、うるう年の2月の場合には、月の最後の日を「29」とする必要がある。そこで、第4のカウンター44は、第4のカウント値を第5及び第6のカウント値に基づいて設定されたカウント上限値と比較することにより、第5のカウンター45及び第6のカウンター46のカウント動作を制御すると共に第4のカウント値をリセットする。
図5は、図1に示す第4のカウンターの構成例を示す回路図である。図5に示すように、第4のカウンター44は、32進カウンター441と、設定回路442と、比較回路443と、Dフリップフロップ444とを含んでいる。設定回路442及び比較回路443は、例えば、組み合わせ回路又は順序回路を含む論理回路等で構成される。
32進カウンター441は、カウント初期値が設定可能となっており、キャリー信号CA3の立ち上がりエッジに同期して第4のカウント値を1ずつインクリメントする。設定回路442は、図1に示す第5のカウンター45から出力される第5のカウント値と第6のカウンター46から出力される第6のカウント値とに基づいて、カウント上限値を設定する。
例えば、設定回路442は、第5のカウント値によって表される月が1月、3月、5月、7月、8月、10月、又は、12月である場合に、カウント上限値を「31」に設定する。また、設定回路442は、第5のカウント値によって表される月が4月、6月、9月、又は、11月である場合に、カウント上限値を「30」に設定する。
第5のカウント値によって表される月が2月である場合に、設定回路442は、第6のカウント値によって表される年がうるう年であるか否かを判定する。第6のカウント値によって表される年(西暦年号)が、4で割り切れる年であり、かつ、100で割り切れて400で割り切れない年でない場合には、第6のカウント値によって表される年がうるう年であると判定される。
それにより、設定回路442は、第5のカウント値によって表される月が2月であり、第6のカウント値によって表される年がうるう年である場合に、カウント上限値を「29」に設定する。一方、設定回路442は、第5のカウント値によって表される月が2月であり、第6のカウント値によって表される年がうるう年でない場合に、カウント上限値を「28」に設定する。
比較回路443は、32進カウンター441から出力される第4のカウント値が、設定回路442によって設定されたカウント上限値と等しくなったときに、キャリー信号CA4をハイレベルに活性化する。Dフリップフロップ444は、次のキャリー信号CA3の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA4を出力する。Dフリップフロップ444から出力されるキャリー信号CA4は、32進カウンター441のリセット端子にも供給される。
例えば、第5のカウント値によって表される月が1月である場合には、第4のカウント値が「31」と等しくなったときにキャリー信号CA4がハイレベルに活性化され、次のキャリー信号CA3の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA4が出力される。それにより、第4のカウント値が「31」から「1」に移行する。比較回路443は、第4のカウント値が「1」に移行した後に、キャリー信号CA4をローレベルに非活性化する。このように、各群の上位カウンターは、月の末日の処理やうるう年の管理を地域毎に独立して行うことができる。
再び図1を参照すると、第5のカウンター45は、第4のカウンター44から出力されるキャリー信号CA4に同期してカウント動作を行うことにより、月単位の時刻を表す第5のカウント値を生成する。第5のカウンター45は、例えば、12進カウンターを含み、キャリー信号CA4の立ち上がりエッジに同期して、「1」〜「12」を表す第5のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。
また、第5のカウンター45は、第5のカウント値を所定の値と比較することにより、キャリー信号CA5を出力する。例えば、第5のカウンター45は、第5のカウント値が所定の値「12」と等しくなったときにキャリー信号CA5をハイレベルに活性化し、次のキャリー信号CA4の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA5を出力する。従って、第1のカウント値が「12」から次の「1」に移行する際に、キャリー信号CA5が出力される。第5のカウンター45は、第5のカウント値が「1」に移行した後に、キャリー信号CA5をローレベルに非活性化する。
第6のカウンター46は、第5のカウンター45から出力されるキャリー信号CA5に同期してカウント動作を行うことにより、年単位の時刻を表す第6のカウント値を生成する。例えば、第6のカウンター46は、キャリー信号CA5の立ち上がりエッジに同期して、西暦年号の場合に、「2015」、「2016」、「2017」・・・を表す第6のカウント値(バイナリー値)を順次生成する。
ところで、サマータイム(デイライト・セービング・タイムともいう)を実施している地域については、サマータイムに対応する時刻を計測する必要がある。図1に示す例において、第1群の上位カウンター40は、サマータイムを実施していない地域のために設けられている。従って、第1群の上位カウンター40において、第3のカウンター43は、第4のカウンター44のカウント動作を進める制御を行う間隔を一定に保つ。
一方、第2群の上位カウンター50は、サマータイムを実施している地域のために設けられている。従って、第2群の上位カウンター50において、第3のカウンター53は、第4のカウンター54から出力される第4のカウント値と、第5のカウンター55から出力される第5のカウント値とに基づいて、第4のカウンター44のカウント動作を進める制御を行う間隔を変化させる。
即ち、第3のカウンター53は、サマータイムの開始日及び終了日以外においては、第2のカウンター52から出力されるキャリー信号CA2に同期してカウント動作を行うことにより、時単位の時刻を表す第3のカウント値を生成する。一方、第3のカウンター53は、第4及び第5のカウント値に基づいて、サマータイムの開始日におけるカウント回数を増加させ、サマータイムの終了日におけるカウント回数を減少させる。
図6は、図1に示す第2群の上位カウンターに含まれている第3のカウンターの構成例を示す回路図である。図6に示すように、第3のカウンター53は、24進カウンター531と、保持回路532〜534と、比較回路535〜538と、カウント値変更回路539と、Dフリップフロップ540とを含んでいる。保持回路532〜534は、例えば、メモリー又はレジスター等で構成される。比較回路535〜537及びカウント値変更回路539は、例えば、組み合わせ回路又は順序回路を含む論理回路等で構成される。比較回路538は、例えば、AND回路で構成される。
24進カウンター531は、カウント初期値が設定可能となっており、カウント値変更回路539の出力信号の立ち上がりエッジに同期して第3のカウント値を1ずつインクリメントする。保持回路532は、サマータイムが開始又は終了する時単位の時刻(以下においては、2時とする)を表すサマータイム時間データを保持している。また、保持回路533は、サマータイムが開始する月日を表すサマータイム開始月日データを保持しており、保持回路534は、サマータイムが終了する月日を表すサマータイム終了月日データを保持している。
比較回路535は、24進カウンター531から出力される第3のカウント値によって表される時単位の時刻がサマータイム時間データによって表される時刻(2時)と等しいときに、出力信号を活性化する。また、比較回路536及び537には、図1に示す第4のカウンター54から第4のカウント値が供給されると共に、第5のカウンター55から第5のカウント値が供給される。比較回路536は、第4及び第5のカウント値によって表される月日がサマータイム開始月日と等しいときに、出力信号を活性化する。比較回路536は、第4及び第5のカウント値によって表される月日がサマータイム終了月日と等しいときに、出力信号を活性化する。
カウント値変更回路539は、比較回路535及び536の出力信号が活性化されているとき、及び、比較回路535及び537の出力信号が活性化されているときを除き、図1に示す第2のカウンター52から供給されるキャリー信号CA2と同じレベルを有する出力信号を24進カウンター531に出力する。その場合に、24進カウンター531は、キャリー信号CA2に同期して第3のカウント値をインクリメントする。
サマータイムの開始日に第3のカウント値が「2」になると、比較回路535及び536の出力信号が活性化される。その場合に、カウント値変更回路539は、キャリー信号CA2に従ってハイレベルに活性化されている出力信号を一旦ローレベルに変化させてから再びハイレベルに戻す。それにより、24進カウンター531が第3のカウント値をインクリメントして「3」にするので、第3のカウント値によって表される時刻が1時間進む。また、比較回路535は、第3のカウント値が「3」になると、出力信号をローレベルに非活性化する。
サマータイムの終了日に第3のカウント値が「2」になると、比較回路535及び537の出力信号が活性化される。その場合に、カウント値変更回路539は、次にキャリー信号CA2がハイレベルに活性化されても出力信号をローレベルに維持し、その次にキャリー信号CA2がハイレベルに活性化されたときに出力信号をハイレベルに活性化する。それにより、通常よりもキャリー信号CA2の1周期分だけ遅れて24進カウンター531が第3のカウント値をインクリメントして「3」にするので、第3のカウント値によって表される時刻が1時間遅れる。また、比較回路535は、第3のカウント値が「3」になると、出力信号をローレベルに非活性化する。
比較回路538は、24進カウンター531から出力される第3のカウント値が所定の値「23」と等しくなったときにキャリー信号CA3をハイレベルに活性化する。Dフリップフロップ540は、次のキャリー信号CA2の立ち上がりエッジに同期してキャリー信号CA3を出力する。このように、第2群の上位カウンター50は、サマータイムによる1日の長さの変化に追従して計時情報を生成することができる。
図7は、図1に示す割込み回路の構成例を示す回路図である。図7に示すように、割込み回路70は、セレクター71と、設定時刻レジスター72と、比較回路73と、割込み信号設定回路74と、出力制御レジスター75と、複数のAND回路76と、OR回路77とを含んでいる。
比較回路73及び割込み信号設定回路74は、例えば、組み合わせ回路又は順序回路を含む論理回路等で構成される。割込み回路70は、下位カウンター30、又は、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・の内の少なくとも1つから出力されるカウント値の変化に応答して、割込み信号(割込みフラグ)を出力する。
そのために、下位カウンター30から出力される第1のカウント値が、割込み信号設定回路74に供給される。また、セレクター71が、外部のCPU等からバスインターフェース80を介して供給される地域指定信号に従って、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・の内の1つから出力される第2〜第6のカウント値を選択して、割込み信号設定回路74に供給する。
設定時刻レジスター72は、外部のCPU等からバスインターフェース80を介して供給される設定時刻データを格納する。比較回路73は、セレクター71によって選択された所定数のカウント値によって表される計測時刻と設定時刻レジスター72に格納されている設定時刻データによって表される設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を出力する。
割込み信号設定回路74は、下位カウンター30から供給される第1のカウント値の変化に応答して、秒割込みフラグF1を「1」(ハイレベル)に設定する。また、割込み信号設定回路74は、セレクター71によって選択された第2〜第6のカウント値の変化にそれぞれ応答して、分割込みフラグF2、時割込みフラグF3、日割込みフラグF4、月割込みフラグF5、及び、年割込みフラグF6を「1」に設定する。さらに、割込み信号設定回路74は、比較回路73の出力信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときに、アラームフラグF7を「1」に設定する。
出力制御レジスター75は、外部のCPU等からバスインターフェース80を介して供給される出力制御信号S1〜S7を格納する。複数のAND回路76は、割込みフラグF1〜F7と出力制御信号S1〜S7との論理積をそれぞれ求め、それらの論理積を表す複数の割込み信号をOR回路77に出力する。OR回路77は、ハイレベルとなっている割込み信号をバスインターフェース80に出力する。
バスインターフェース80は、下位カウンター30から出力される第1のカウント値、及び、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・から出力される第2〜第6のカウント値と共に、割込み回路70から出力される割込み信号を外部のCPU等に出力する。それにより、所望の地域における時刻に対応してアラーム動作等を行うことができる。なお、セレクター71を省略して、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・から出力される全てのカウント値に対応する割込み信号設定回路74及び出力制御レジスター75等を設けるようにしても良い。
再び図1を参照すると、外部からAC電源が供給されて動作するパーソナルコンピューター等において計時装置110が用いられる場合には、外部からの電源供給が停止された際に、バックアップ電源90が、発振回路10、分周回路20、下位カウンター30、及び、複数群の上位カウンター40、50、60、・・・に電源電圧を供給する。それにより、外部からの電源供給が停止されても、計時動作を継続することができる。
<電子機器>
次に、本発明の第1の実施形態に係る計時装置を用いた電子機器について、図1及び図8を参照しながら説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、この電子機器は、計時装置110と、制御部120と、操作部130と、通信部140と、表示部150と、音声出力部160とを含んでいる。なお、図8に示す構成要素の一部を省略又は変更しても良いし、あるいは、図8に示す構成要素に他の構成要素を付加しても良い。
制御部120は、CPU(中央演算装置)121と、格納部122とを含んでいる。CPU121は、格納部122の記録媒体に記録されているソフトウェア(計時プログラム)に基づいて動作する。記録媒体としては、ハードディスク、フレキシブルディスク、MO、MT、各種のメモリー、CD−ROM、又は、DVD−ROM等を用いることができる。
操作部130は、例えば、操作キーやボタンスイッチ等を含む入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU121に出力する。通信部140は、例えば、アナログ回路及びデジタル回路で構成され、CPU121と外部装置との間のデータ通信を行う。表示部150は、例えば、LCD(液晶表示装置)等を含み、CPU121から供給される画像信号に基づいて各種の情報を表示する。音声出力部160は、例えば、スピーカー等を含み、CPU121から供給される音声信号に基づいて音声を発生する。
この電子機器は、世界の複数の地域における時刻を表示部150に表示することが可能である。そのために、計時装置110の複数群の上位カウンター40、50、60、・・・が、世界の複数の地域に割り当てられている。また、格納部122は、世界の複数の地域について、第1の地域(例えば、東京)に対する第2の地域(例えば、ニューヨーク)における時差に関する情報を格納している。
操作部130は、所望の地域を指定できるように構成されている。ユーザーが操作部130を操作して所望の地域を指定すると、その地域を特定する地域指定信号がCPU121に出力される。さらに、ユーザーが操作部130を操作して第1の地域における現在時刻の設定を行うと、CPU121は、第1の地域について設定された時刻に基づいて、第1の地域に割り当てられた1群の上位カウンターに1群のカウント初期値を設定する。
例えば、CPU121は、第1の地域について設定された時刻(分〜年)を表す第1群のカウント初期値を第1群の上位カウンター40に設定し、第1の地域について設定された時刻(秒)を表すカウント初期値を下位カウンター30に設定する。それにより、下位カウンター30及び第1群の上位カウンター40における第1〜第6のカウント値が、第1の地域における現在時刻を表すようになる。
また、CPU121は、第1の地域以外の複数の地域を順次選択し、第1の地域について設定された時刻と、選択された第2の地域における時差とに基づいて、第2の地域における時刻を算出し、第2の地域に割り当てられた1群の上位カウンターに1群のカウント初期値を設定する。
例えば、CPU121は、第2の地域について算出された時刻(分〜年)を表す第2群のカウント初期値を第2群の上位カウンター50に設定する。それにより、下位カウンター30及び第2群の上位カウンター50における第1〜第6のカウント値が、第2の地域における現在時刻を表すようになる。
このように、第1の地域における現在時刻を設定すれば、第2の地域における現在時刻も設定することができる。あるいは、ユーザーが操作部130を操作して世界の複数の地域における現在時刻の設定を行うようにしても良い。
その後、ユーザーが操作部130を操作して所望の地域を指定すると、CPU121は、下位カウンター30から出力される第1のカウント値、及び、指定された地域に割り当てられた1群の上位カウンターから出力される第2〜第6のカウント値に基づいて、指定された地域における時刻を表す画像信号を生成して表示部150に出力する。それにより、指定された地域における時刻が表示部150に表示される。
また、CPU121が地域指定信号をセレクター71(図7)に供給することにより、計時装置110が、指定された地域における時刻に対応して割込み動作を行うようにしても良い。そのために、CPU121は、操作部130を用いるユーザーの操作に従って、設定時刻レジスター72(図7)に設定時刻データを供給したり、出力制御レジスター75(図7)に出力制御信号S1〜S7を供給したりする。
例えば、「1」を表す出力制御信号S3が出力制御レジスター75に格納されている場合には、割込み信号設定回路74に格納されている時割込みフラグF3がCPU121に出力される。CPU121は、「1」を表す時割込みフラグF3に応答して、時報音を発生するための音声信号を生成すると共に、時割込みフラグF3を「0」にリセットする。音声出力部160は、CPU121から1時間毎に音声信号を受信して、時報音を発生する。
また、「1」を表す出力制御信号S7が出力制御レジスター75に格納されている場合には、割込み信号設定回路74に格納されているアラームフラグF7がCPU121に出力される。CPU121は、「1」を表すアラームフラグF7に応答して、アラーム音を発生するための音声信号を生成すると共に、アラームフラグF7を「0」にリセットする。音声出力部160は、CPU121から音声信号を受信して、アラーム音を発生する。あるいは、アラームフラグF7は、オン/オフ・タイマーを動作させるために用いられても良い。
電子機器としては、例えば、腕時計や置時計等の時計、デジタルスチルカメラ、デジタルムービー、携帯電話機等の移動端末、複合機、ロボット、車載装置(ナビゲーション装置等)、電卓、電子辞書、電子ゲーム機器、ヘッドマウント・ディスプレイ、パーソナルコンピューター、プリンター、ネットワーク機器、測定機器、及び、医療機器等が該当する。
本実施形態によれば、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができるので、処理能力が低いCPUを用いた低消費電力の電子機器であっても、複数の地域における計時情報を容易に生成することが可能となる。
<第2の実施形態>
図9は、本発明の第2の実施形態に係る計時装置の構成例を示すブロック図である。図9に示すように、計時装置110aは、発振回路10と、分周回路20と、下位計時部30aと、複数の上位計時部40a、50a、60a、・・・とを含んでおり、リアルタイムクロック(RTC)の機能を有している。
第2の実施形態に係る計時装置110aも、図1に示す第1の実施形態に係る計時装置110と同様に、図8に示す電子機器を構成するために用いることができる。なお、第1の実施形態と同様に、計時装置110aが、割込み回路70と、バスインターフェース80と、バックアップ電源90とをさらに含んでも良い。また、発振回路10を省略して、外部の回路から分周回路20に原振クロック信号が供給されるようにしても良い。
下位計時部30a及び複数の上位計時部40a、50a、60a、・・・は、例えば、組み合わせ回路又は順序回路を含む論理回路等で構成される。下位計時部30aは、分周回路20によって生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成する。下位計時部30aによって生成される計時情報は、例えば、秒単位の時刻を表す第1の計時信号と、秒単位の時刻に基づいて60秒毎に活性化される第1の桁上げ信号とを含んでいる。
第1の上位計時部40aは、下位計時部30aによって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域(例えば、東京)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。第2の上位計時部50aは、下位計時部30aによって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域(例えば、ニューヨーク)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。
第3の上位計時部60aは、下位計時部30aによって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第3の地域(例えば、パリ)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。上位計時部40a、50a、60a、・・・の各々によって生成される計時情報は、例えば、分単位の時刻、時単位の時刻、日単位の時刻、月単位の時刻、及び、年単位の時刻をそれぞれ表す第2〜第6の計時信号と、分単位の時刻、時単位の時刻、日単位の時刻、及び、月単位の時刻に基づいてそれぞれ活性化される第2〜第5の桁上げ信号とを含んでいる。
第2の実施形態によれば、1つの分周回路20が分周クロック信号を生成し、1つの下位計時部30aが分周クロック信号を用いて秒単位の計時動作を行い、その下位計時部30aによって生成される計時情報を用いて、複数の上位計時部40a、50a、60a、・・・がそれぞれの地域における計時情報を生成するので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。
<計時方法>
次に、本発明の一実施形態に係る計時方法について説明する。この計時方法は、例えば、図9に示す計時装置を用いて実施される。
ステップ(a)において、分周回路20が、発振回路10によって生成される原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成する。ステップ(b)において、下位計時部30aが、ステップ(a)において生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成する。
ステップ(c)において、第1の上位計時部40aが、ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域(例えば、東京)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。ステップ(d)において、第2の上位計時部50aが、ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域(例えば、ニューヨーク)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。ステップ(e)において、第3の上位計時部60aが、ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第3の地域(例えば、パリ)における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する。
本実施形態によれば、ステップ(a)において分周クロック信号を生成し、ステップ(b)において分周クロック信号を用いて秒単位の計時動作を行い、それによって生成される計時情報を用いて、ステップ(c)〜(e)においてそれぞれの地域における計時情報を生成するので、ソフトウェアを用いて複雑な計算を行うことなく、消費電流も殆ど増加させずに、複数の地域における計時情報を生成することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
10…発振回路、20…分周回路、21〜23…Dフリップフロップ、30…下位カウンター、30a…下位計時部、31…60進カウンター、32…比較回路、33…Dフリップフロップ、40…第1群の上位カウンター、40a…第1の上位計時部、42〜46…カウンター、441…32進カウンター、442…設定回路、443…比較回路、444…Dフリップフロップ、50…第2群の上位カウンター、50a…第2の上位計時部、52〜56…カウンター、531…24進カウンター、532〜534…保持回路、535〜538…比較回路、539…カウント値変更回路、540…Dフリップフロップ、60…第3群の上位カウンター、60a…第3の上位計時部、62〜66…カウンター、70…割込み回路、71…セレクター、72…設定時刻レジスター、73…比較回路、74…信号設定回路、75…出力制御レジスター、76…AND回路、77…OR回路、80…バスインターフェース、90…バックアップ電源、100…水晶振動体、101…バッファーアンプ、102…制御回路、110、110a…計時装置、120…制御部、121…CPU、122…格納部、130…操作部、140…通信部、150…表示部、160…音声出力部、Q1…トランジスター、C1〜C4…キャパシター、R0〜R3…抵抗

Claims (8)

  1. 原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成する分周回路と、
    前記分周回路によって生成される分周クロック信号に同期してカウント動作を行うことにより、秒単位の時刻を表すカウント値を生成する下位カウンターと、
    第1群のカウント初期値に基づいて、前記下位カウンターのカウント動作に同期してカウント動作を行うことにより、分単位以上の時刻を表す第1群のカウント値をそれぞれ生成する第1群の上位カウンターと、
    第2群のカウント初期値に基づいて、前記下位カウンターのカウント動作に同期してカウント動作を行うことにより、分単位以上の時刻を表す第2群のカウント値をそれぞれ生成する第2群の上位カウンターと、
    地域指定信号に従って、複数群の上位カウンターによってそれぞれ生成される複数群のカウント値の内から一群のカウント値を選択するセレクターと、
    前記セレクターによって選択される一群のカウント値によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成する比較回路と、
    前記セレクターによって選択される一群のカウント値の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、前記比較回路によって生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定する設定回路と、
    前記複数の割込みフラグ及び前記アラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力する論理回路と、
    を備える計時装置。
  2. 各群の上位カウンターが、分単位の時刻を表す第2のカウント値を生成する第2のカウンターと、時単位の時刻を表す第3のカウント値を生成する第3のカウンターと、日単位の時刻を表す第4のカウント値を生成する第4のカウンターと、月単位の時刻を表す第5のカウント値を生成する第5のカウンターと、年単位の時刻を表す第6のカウント値を生成する第6のカウンターとを含み、
    前記第4のカウンターが、前記第4のカウント値を前記第5及び第6のカウント値に基づいて設定されたカウント上限値と比較することにより、前記第5及び第6のカウンターのカウント動作を制御すると共に前記第4のカウント値をリセットする、請求項1記載の計時装置。
  3. 前記第1群の上位カウンターにおいて、前記第3のカウンターが、前記第4のカウンターのカウント動作を進める制御を行う間隔を一定に保ち、
    前記第2群の上位カウンターにおいて、前記第3のカウンターが、前記第4及び第5のカウント値に基づいて、前記第4のカウンターのカウント動作を進める制御を行う間隔を変化させる、請求項2記載の計時装置。
  4. 発振動作によって前記原振クロック信号を生成する発振回路、前記分周回路、前記下位カウンター、及び、前記第1群及び第2群の上位カウンターに電源電圧を供給するバックアップ電源をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項記載の計時装置。
  5. 原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成する分周回路と、
    前記分周回路によって生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成する下位計時部と、
    前記下位計時部によって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する第1の上位計時部と、
    前記下位計時部によって生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を生成する第2の上位計時部と、
    地域指定信号に従って、複数の上位計時部によってそれぞれ生成される複数の計時情報の内から1つの計時情報を選択するセレクターと、
    前記セレクターによって選択される計時情報によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成する比較回路と、
    前記セレクターによって選択される計時情報の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、前記比較回路によって生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定する設定回路と、
    前記複数の割込みフラグ及び前記アラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力する論理回路と、
    を備える計時装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項記載の計時装置と、
    第1の地域について設定された時刻に基づいて、前記第1群の上位カウンターに前記第1群のカウント初期値を設定すると共に、前記第1の地域について設定された時刻と第2の地域における時差とに基づいて、前記第2群の上位カウンターに前記第2群のカウント初期値を設定する制御部と、
    を備える電子機器。
  7. 請求項1〜のいずれか1項記載の計時装置を備える電子機器。
  8. 原振クロック信号を分周することにより、分周クロック信号を生成するステップ(a)と、
    ステップ(a)において生成される分周クロック信号を用いて計時動作を行うことにより、秒単位の時刻に関する計時情報を生成するステップ(b)と、
    ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第1の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を第1の上位計時部によって生成するステップ(c)と、
    ステップ(b)において生成される計時情報を用いて計時動作を行うことにより、第2の地域における分単位以上の時刻に関する計時情報を第2の上位計時部によって生成するステップ(d)と、
    地域指定信号に従って、複数の上位計時部によってそれぞれ生成される複数の計時情報の内から1つの計時情報を選択するステップ(e)と、
    ステップ(e)において選択される計時情報によって表される計測時刻と設定時刻とを比較して、比較結果を表す信号を生成するステップ(f)と、
    ステップ(e)において選択される計時情報の変化に応答して複数の割込みフラグを所定のレベルに設定すると共に、ステップ(f)において生成される信号に従って、計測時刻と設定時刻とが一致したときにアラームフラグを所定のレベルに設定するステップ(g)と、
    前記複数の割込みフラグ及び前記アラームフラグの内から出力制御信号に従って選択されたフラグに基づいて割込み信号を出力するステップ(h)と、
    を備える計時方法。
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