JP2819573B2 - 世界時計 - Google Patents

世界時計

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JP2819573B2
JP2819573B2 JP63304220A JP30422088A JP2819573B2 JP 2819573 B2 JP2819573 B2 JP 2819573B2 JP 63304220 A JP63304220 A JP 63304220A JP 30422088 A JP30422088 A JP 30422088A JP 2819573 B2 JP2819573 B2 JP 2819573B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は世界時計に関する。
[発明の背景] 従来、世界の主要都市における現地時間を容易に知得
できる世界時計は、各方面で便利なものとして広く利用
されてきている。ところで、この種のものは、予め、時
間帯すなわち、タイムゾーン毎に複数の主要都市と、そ
れらの時差を固定的に記憶しておき、それらの都市のい
れかが選択されたときに、その都市の時差等に基づき、
その都市の現地時間を算出して表示するものであった。
従って、その世界時計に予め、固定的に記憶されている
主要都市の現地時間のみが知得でき、使用者において特
に知得を望むその他の都市の現地時間は知得できなかっ
た。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
予め、固定的に記憶されている都市以外の都市の現地時
間をも知得できる世界時計の提供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は、上記目的を達成するために、複数の時間帯
を順次選択指定する時間帯選択スイッチと、複数の時間
帯に対応して時間帯に属する都市名を固定的に記憶する
第1の記憶手段と、外部からプリセットされた都市名を
時間帯に対応して記憶する第2の記憶手段と、同一の時
間帯に対応して第1、2の記憶手段に都市名が記憶され
ている複数の都市のうち1つの都市を選択する都市選択
手段と、この都市選択手段で選択された都市を時間帯に
対応して記憶する選択都市記憶手段と、時間帯選択スイ
ツチにより時間帯が変更された際に、新たに選択された
時間帯の時刻を表示すると共に、選択都市記憶手段に新
たに選択された時間帯に対応して記憶されている都市の
都市名を表示する表示制御手段と、を備えたことを要旨
とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本発明を具体的に
説明する。
構 成 第1図は、本実施例の回路構成を示す図である。すな
わち、CPU1を中心に他の回路部がこれに接続する構成と
なっており、CPU1は接続する回路部とデータの授受を行
なうと共に、制御信号を送り、システム全体を制御する
回路部である。発振回路2は一定の周波数、例えば32KH
zの信号を、常時、出力している回路部で、分周回路3
は発振回路2からの上記信号を分周して1分毎の信号す
なわち1分信号を計時計数回路4および駆動回路5に送
出する回路である。計時計数回路4は、上記1分信号を
計数してグリニッチ標準時刻を得て、これをCPU1に与え
る回路である。また、駆動回路5は上記1分信号を得
て、その都度、所定角度だけステップモータ6を回転せ
しめると共に、CPU1からの修正パルス信号SPを得てステ
ップモータ6を早送りで回転せしめる回路である。ステ
ップモータ6は、駆動回路5により回転駆動されて、ト
ルクを輪列機構7を介して指針8に与え、これを運針す
る。なお、本実施例においては、指針8は常にホームタ
イムを示す。
スイッチ部9は、多数のスイッチを備え、操作された
スイッチに対応するスイッチ入力をCPU1に送出する回路
部である。表示部10は後述の液晶表示パネルを備えCPU1
から与えられたデータをこれに表示する回路部である。
ROM11はタイムゾーンすなわち時差と対応づけ世界の主
要都市を固定的に記憶している記憶回路部である。RAM1
2は、各種レジスタが配されている記憶回路部である。
第2図は、前記ROM11の構成を詳細に示すものであ
る。すなわちROM11は都市数記憶部Kと都市名記憶部L
とからなり、都市名記憶部Lは行アドレス0〜23の24行
からなり、各行は24に分けられている世界の各タイムゾ
ーンにそれぞれ対応し、時差エリアDA、第1都市エリア
C1A、第2都市エリアC2A、第3都市エリアC3Aおよび第
4都市エリアC4Aから構成されている。そして時差エリ
アDAには、対応するタイムゾーンにおける時差が固定的
に記憶され、第1都市エリアC1A〜第4都市エリアC4Aの
各々又は一部にはそのタイムゾーンに属する主要都市を
示す都市コードが記憶されている(すなわち、各タイム
ゾーンに対し0〜4個の範囲で都市が記憶されてい
る。)同図において、例えば、行アドレス1の行の時差
エリアDAには時差1時間、第1都市エリアC1Aにはパリ
を示すPAR、第2都市エリアC2Aにはアムステルダムを示
すAMS、第3都市エリアC3Aにはブリュセルを示すBRU、
第4都市エリアC4Aには、ハンブルグを示すHAMがそれぞ
れ固定的に記憶されている。
また、都市数記憶部KはメモリK0〜K23の24個のメモ
リからなり、各メモリは、都市名記憶部Lの各行すなわ
ちタイムゾーンに対応しており(例えばメモリK1は、都
市名記憶部Lの行アドレス1の行すなわちタイムゾーン
ナンバー1のタイムゾーンに対応している)、対応する
都市名記憶部Lの行に都市が、幾つ記憶されているかが
固定的に、書込まれている。
第3図は、RAM12の構成を詳細に示すものである。モ
ードレジスタNはモードを指定するレジスタで、その値
が0のときは、ホームタイムを表示部10に表示するホー
ムタイムモード、1のときは世界の主要都市の現地時間
を、スイッチ操作により、順次、切換えて表示する際の
世界時計モード、そそして、2のときは、ROM11の都市
名記憶部Lに記憶されていない都市を後述の追加設定都
市記憶部Mに記憶する場合、或るいは、既に追加設定都
市記憶部Mに記憶されている都市を変更・修正する場合
の都市変更モードを指定する。セット桁ポインタAは上
記都市変更モードにおいてセットアンドセレクト方式で
都市を入力する際にセットすべき桁を指定するポインタ
である。セット状態フラグFSは上記都市変更モードにお
いて、入力可能状態になったときに立てられるフラグで
ある。タイムゾーンポインタTZは、タイムゾーンナンバ
ーがセットされ、そのタイムゾーンナンバーに係るタイ
ムゾーンを指定するポインタである。シティポインタCT
は、その時点のタイムゾーンポインタTZで指定されるタ
イムゾーン内の1つの都市を指定するポインタであり、
その値が0のときは、後述の追加設定都市記憶部Mにセ
ットされている都市、1〜4のときはそれぞれ都市名記
憶部Lの第1都市エリアC1A、第2都市エリアC2A、第3
都市エリアC3A、第4都市エリアC4Aに記憶されている都
市をそれぞれ指定する。ホームタイムゾーンレジスタBT
ZおよびホームタイムシティレジスタBCTはそれぞれホー
ムタイムに係るタイムゾーンおよび都市がセットされる
レジスタである。
追加設定都市記憶部MはメモリM0〜M23の24個のメモ
リからなりそれぞれ24個のタイムゾーンに対応しており
(例えばメモリM1はタイムゾーンナンバー1のタイムゾ
ーンに対応している)、そのタイムゾーンの都市の都市
名が、キー操作により、設定される。前回表示都市記憶
部JはメモリJ0〜J23の24個のメモリからなり、それぞ
れ24個のタイムゾーンに対応しており(例えば、メモリ
J1はタイムゾーンナンバー1のタイムゾーンに対応して
いる)、他のタイムゾーンの時間を表示部10に切換表示
する際に、それまで表示部10にその現地時間等を表示し
ていた都市の都市コードがセットされる。
第4図は、表示部10の表示体配列状態を示すものであ
る。すなわち、表示部10はタイムゾーン表示部13と時間
表示部14からなり、タイムゾーン表示部13には、半円状
の世界地図が印刷表示されており、該世界地図上には、
世界の主要都市をタイムゾーン毎に結ぶ線を表示する液
晶表示体すなわちゾーン表示体が24本、配設されてい
る。また、上記半円状世界地図の周辺部には、上記各ゾ
ーン表示体に係るタイムゾーンにおける時差が印刷表示
されている。なお、前記タイムゾーンナンバーは、上記
時差が0〜12時間時間の間では時差と一致したナンバー
が与えられており、それ以上のタイムゾーンナンバーに
おいては、時差が−11時間のタイムゾーンでは13、−10
時間のタイムゾーンでは12という具合になっていき、−
1時間のタイムゾーンでは23となる。
時間表示部14は日付部14a、都市コード部14b、時刻部
14cからなり、日付部14aには、日付表示用の7セグメン
ト表示体等が配設されており、都市コード部14bには都
市コード表示用のドット表示体が3文字分だけ設けられ
ており、時刻部14cには、時刻表示用の7セグメント表
示体等が配されている。
なお、第8図(a)に示すように本実施例において
は、時計ケース正面に、上記表示部10は配され、その下
方および時計ケース側面にはスイッチSA、SB、スイッチ
S1〜S3が配されている。スイッチSA、SBは都市の追加設
定等に用いられ、スイッチS1は指針8の表示変更に用い
られ、スイッチS2、S3は状態或るいはモードの切換に用
いられる。
動 作 次に、上記の如く構成された本実施例の動作について
説明する。
第5図は動作の概要を示すジェネラルフローチャート
である。すなわちステップS1ではスイッチ入力があった
かを判断し、スイッチ入力があったときは、対応するス
イッチ処理(ステップS2)を実行した後、ステップS3に
進むが、スイッチ入力がなかったときは、ステップS1か
ら、直接、ステップS3に進む。そして、ステップS3で
は、その時点に表示すべく指示されているデータを表示
部10に表示する表示処理が行なわれ、その後、ステップ
S1に戻る。
第6図は上記スイッチ処理(ステップS2)を詳細に示
すフローチャートで、第7図は上記表示処理を詳細に示
すフローチャートである。また第8図および第9図は、
各種スイッチ処理に伴なう表示部10の表示の変遷を示す
ものである。以下、上記表示の変遷に沿っての動作を上
記各フローチャートを参照しながら説明していく。
(イ)ホームタイムモードでの動作 例えば、いま、表示部10に第8図(a)の如き表示が
なされ、ホームタイムモードになっているとすると、ジ
ェネラルフローチャート(第5図)のステップS1からス
テップS3の表示処理すなわち第7図のフローチャートに
進む度にホームタイムモードになっていることを確認し
(ステップS70)、ホームタイムゾーンレジスタBTZにタ
イムゾーンナンバーがセットされているタイムゾーンの
現在時刻および日付を計時計数回路4からのグリニッジ
標準時刻とROM11の都市名記憶部Lの対応する時差エリ
アDAに記憶されている時差とから算出し(ステップS7
1)、それらを表示部10に表示する(ステップS72)。次
いで、ホームタイムシティレジスタBCTの値が0になっ
ているかを判断し(ステップS73)、0になっていると
きは、上記タイムゾーンに属する都市として、追加設定
都市記憶部Mに使用者により追加セットされた都市の都
市コードを表示部10に表示するが(ステップS74)、他
方、ホームタイムシティレジスタBCTの値が0になって
いないときは、ホームタイムゾーンレジスタBTZで指定
されるタイムゾーンの都市のうち、ホームタイムシティ
レジスタBCTにより指定される都市の都市コードを表示
部10に表示する(ステップS76)。そして、上記ステッ
プS74、又はS76の処理が終了したときは、ステップS75
に進みホームタイムゾーンレジスタBTZで指定されるタ
イムゾーンを示す前記ゾーン表示体を点灯表示する。
(ロ)世界時計モードでの動作 ホームタイムモードから世界時計モードに切換えるに
は、スイッチS3を操作する(第8図参照)。このとき該
操作をステップS10で検出し、未だセット状態フラグFS
が立てられないことを確認し(ステップS11)、モード
レジスタNの値を0から1として世界時計モードとし
(ステップS12)、ステップS13を経て表示処理に進む。
そして、表示処理においては、既にモードレジスタNの
値が0でなくなっていることを確認し(ステップS7
0)、その時点のタイムゾーンポインタTZの値で指定さ
れるタイムゾーンの時刻、日付を計時計数回路4からの
グリニッジ標準時刻と都市名記憶部Lの時差とから算出
し(ステップS80)、それを表示部10に表示する(ステ
ップS81)。次いでシティポインタCTの値が0になって
いるかを判断し(ステップS82)、0になっているとき
は追加設定都市記憶部Mのメモリ中タイムゾーンポイン
タTZで指定されるメモリに記憶されている都市コード
(すなわちタイムゾーンポインタTZで指定されるタイム
ゾーンに属する都市で、使用者により、追加設定された
都市の都市コード)を表示部10に表示し(ステップS8
7)、他方0になっていないときは、タイムゾーンポイ
ンタTZにより設定される都市名記憶部Lの行に記憶され
ている都市のうちシティポインタCTにより指定される都
市の都市コードを表示部10に表示する(ステップS8
3)。然る後、タイムゾーンポインタTZで指定されてい
るタイムゾーンを示すゾーン表示体を点灯表示し(ステ
ップS84)、更に、世界時計モードであることを確認し
(ステップS85)、ホームタイムゾーンレジスタBTZによ
り指定されているタイムゾーンすなわちホームタイムに
係るタイムゾーンを示すゾーン表示体を点灯表示する。
このようにして、表示部10の表示は、第8図(b)の如
くになる。なお、前述の如く、この世界時計モードにお
いても指針8はホームタイムを示している。
また、上記第8図(b)の状態から、他のタイムゾー
ンにおける現在時刻を確認すべく、それらを順に表示部
10に表示するには、第9図に示すようにスイッチSBを操
作していく。このとき、スイッチSBが操作される度に、
それをステップS35で検出し、セット状態フラグFSが未
だ立てられていないことを確認し(ステップS36)、世
界時計モードになっていることを確認し(ステップS3
7)、次のステップS38に進む。ステップS38ではその時
点のシティポインタCTの値をタイムゾーンポインタTZの
値で指定される前回表示都市記憶部J中のメモリに移し
て記憶し(ステップS38)、それまで表示されている都
市を次にこのタイムゾーンが指定されたときに最初に表
示されるようにしておく。次いで、タイムゾーンポイン
タTZに+1するインクリメント処理を実行して(ステッ
プS39)、タイムゾーンナンバーが1だけ大きいイムゾ
ーンを指定するがこのインクリメント処理でタイムゾー
ンポインタTZの値が最後のタイムゾーンナンバーである
23を越えて24に到ったときは、それをステップS40で検
出し、タイムゾーンポインタTZの値を0に戻す(ステッ
プS41)。然る後、新たに指定したタイムゾーンに属す
る都市のうち、先に当該タイムゾーンに係る表示をした
ときに表示した都市を表示すべく、タイムゾーンポイン
タTZの新たな値で指定される前回表示都市記憶部J中の
メモリの値をシティポインタCTに移してセットする(ス
テップS42)。次いで表示処理に入り、ステップS70を経
て、ステップS80で、前記同様にしてタイムゾーンポイ
ンタTZにより指定されているタイムゾーンの現在時刻お
よび日付を算出し、これらを表示部10に表示する(ステ
ップS81)。その後、前記同様にシティポインタCTによ
り、指定されている都市が都市名記憶部Lに予め記憶さ
れているものか、追加設定都市記憶部Mに追加設定され
ているものかを判断して、指定されている都市を表示部
10に表示する(ステップS82、S83、S87)。更にタイム
ゾーンポインタTZにより新たに指定されたタイムゾーン
を示すべく、そのタイムゾーンに係るゾーン表示体を点
灯表示すると共に、世界時計モードであることを確認の
上、ホームタイムに係るタイムゾーンを示すゾーン表示
体をも点灯表示する(ステップS84〜S86)。このように
して、第9図に示す如く、スイッチSBが操作される度
に、順次、各タイムゾーンにおける現在時刻等が表示部
10に表示されていく。
ところで、上記の如くして、スイッチSBを操作して各
タイムゾーンの現在時刻等を表示部10に表示していく場
合、表示される都市は前回表示都市記憶部Jのメモリの
値で指定されているものだけであるが、これを変更する
には、第9図に示すようにスイッチSAを操作していく。
この場合、スイッチSAが操作される度に、ステップS35
からステップS55に進み、セット状態フラグFSが未だ立
てられていないことを確認し、世界時計モードであるこ
とを確認し(ステップS56)、シティポインタCTに+1
するインクリメント処理を実行するが、その結果、シテ
ィポインタCTの値がタイムゾーンポインタTZで指定され
る都市数記憶部Kのメモリの値、すなわち、そのタイム
ゾーンの都市として都市名記憶部Lに記憶されている都
市の個数を超えるに到ったときはシティポインタCTの値
を0に戻しておく(ステップS57〜S59)、然る後、表示
処理に進み、ステップS70を経て、ステップS80でタイム
ゾーンポインタTZにより指定されているタイムゾーンの
現在時刻および日付を算出して、その結果を表示部10に
表示する(ステップS81)。次いで、シティポインタCT
の値が0になっているかを調べ(ステップS82)、0に
なっている場合は、ステップS87に進みタイムゾーンポ
インタTZにより指定されている追加設定都市記憶部Mの
中のメモリに記憶されている都市、すなわち使用者が追
加設定した都市を表示部10に表示し(第9図(e)参
照。同図中のリスボンを示すLISの文字は、第2図の都
市名記憶部Lの行アドレス0の都市エリアには記憶され
ていない)、他方0になっていない場合は、ステップS8
3に進み、タイムゾーンポインタTZで指定される都市名
記憶部L中の都市エリアに記憶されている都市のうちシ
ティポインタCTにより指定されているものを表示部10に
表示する(第9図(a)〜(d)参照)。然る後、タイ
ムゾーンポインタTZで指定されるタイムゾーンを示すゾ
ーン表示体を点灯し、更にホームタイムに係るタイムゾ
ーンを示すゾーン表示体を点灯する(ステップS84〜S8
6)。
次に、ホームタイムに係るタイムゾーン、およびホー
ムタイムを表示部10に表示する際に合わせて表示する都
市を変更する場合の動作を説明する。この場合は、第8
図に示す如く、世界時計モードにし、ホームタイムにし
ようとするタイムゾーンに係る現在時刻等を表示部10に
表示せしめた上で、スイッチS2を操作する。このとき該
操作をステップS20で検出し、ステップS21で世界時計モ
ードになっていることを確認し、ホームタイムゾーンレ
ジスタBTZの値とタイムゾーンポインタTZの値を交換し
てその時点に表示部10に表示しているタイムゾーンに係
るタイムゾーンナンバーをホームタイムに係るタイムゾ
ーンのタイムゾーンナンバーとし(ステップS22)、更
にホームタイムシティレジスタBCTの値とシティポイン
タCTの値を交換して、その時点に表示部10に表示してい
る都市をホームタイムシティレジスタBCTで指定するよ
うにする(ステップS23)。然る後、ホームタイムゾー
ンレジスタBTZとタイムゾーンポインタTZにより指定さ
れている都市名記憶部Lの2つの行の時差エリアDAの時
差から新旧のホームタイム間の時間差を算出し(ステッ
プS24)、それに基づき指針8を早送りし、この指針8
により新たなホームタイムを表示する(ステップS2
5)。以上の後、表示処理に入り、それまでのホームタ
イムに係るタイムゾーンの現在時刻等が表示部10に表示
される(ステップS70、ステップS80〜S86)。
(ハ)都市変更モードにおける動作 既に追加設定都市記憶部Mに設定してある都市を変更
等する場合は、第8図に示すように世界時計モードにし
ておきスイッチS3を操作して都市変更モードに切換え
る。このときステップS3の操作をステップS10で検出
し、未だセット状態フラグFSが立てられないことを確認
し(ステップS11)、モードレジスタNの値を2にして
都市変更モードに切換え(ステップS12)、ステップS13
を経て表示処理に進む。そして、表示処理では、タイム
ゾーンポインタTZおよびシティポインタCTにより指定さ
れたタイムゾーンの現在時刻、および都市等を表示部10
に表示する(ステップS70、S80〜S85)。
次いで変更しようとする都市を表示部10に表示させる
が、このときは、上記世界時計モードにおいてと同様に
スイッチSBを操作して、その都市が属するタイムゾーン
を指定し(ステップS35〜S42)、スイッチSAを操作して
その都市を指定して(ステップS55〜S59)、これにより
変更対象の都市を表示部10に表示せしめる。
以上の後、第8図に示すように、スイッチS2を操作し
て入力可能状態とするが、このときスイッチS2の操作を
ステップS20で検出し、ステップS21を経てステップS26
で既に都市変更モードになっていることを確認し、更
に、未だセット状態フラグFSが立てられていないことを
確認し(ステップS27)、その上でセット状態フラグFS
を立て入力可能状態とする(ステップS28)。然る後、
セット桁ポインタAに1をセットして、3つの文字から
なる都市コードのうちの最初の文字を指定し(ステップ
S9)、シティポインタCTに0をセットして追加設定都市
記憶部M中のメモリを指定する。以上の動作の結果、表
示部10の表示は第8図(e)の如くになり、変更対象と
なっている都市の都市コードの最初の文字が点滅表示さ
れることになる。
次に、上記最初の文字を書替えるには、目的とする文
字が表示されるまでスイッチSA又はスイッチSBを操作す
るが、このとき、スイッチSA又はスイッチSBの操作の度
に、都市コードの最初の文字が指定されていることを確
認し(ステップS45又はステップS60)、その上で、タイ
ムゾーンポインタTZによって指定されている追加設定都
市記憶部M中のメモリの1桁目すなわち変更対象となっ
ている都市の都市コードの最初の文字を、順次、アルフ
ァベット順又はアルファベットの逆の順序で、順次、他
の文字に書替えていく(ステップS46又はステップS6
1)。そして表示処理では、時刻・日付表示の後、上記
処理で最初の文字が変更された都市コードが表示部10に
表示されていく(ステップS70、ステップS80〜S85)。
以上の如くして、上記最初の文字の書替えを終えた後
には、次の書替対象を都市コードの2番目の文字とすべ
く、第8図に示す如く、スイッチS3を操作する。このと
き、スイッチS3の操作をステップS10で検出し、セット
状態フラグFSが立てられていることを確認し(ステップ
S11)、セット桁ポインタAの値を2として書替対象を
上記2番目の文字とし(ステップS15)、未だセット桁
ポインタAの値が4に到っていないことを確認して(ス
テップS16)、表示処理に進み、一連の処理がなされ、
表示部10には第8図(f)の如き表示がなされる。
また、上記2番目の文字を書替えるには、最初の文字
の場合と同様に、スイッチSA又はスイッチSBにより行な
うが、このときスイッチSA又はスイッチSBが操作される
度に上記2番目の文字が書替対象になっていることを確
認し(ステップS47又はステップS62)、上記2番目の文
字に係る記憶部を、順次、他の文字で書替えていく(ス
テップS48又はステップS63)。然る後、表示処理では一
連の処理の後、上記処理で2番目の文字が変更された都
市コードが、表示部10に表示されていく(ステップS7
0、S80〜S85)。
また、上記2番目の文字の書替えを終えた後には、次
の書替対象として都市コードの3番目の文字とすべく、
上記2番目の文字の場合と同様、スイッチS3を操作す
る。このときスイッチS3の操作をステップS10に検出
し、ステップS11を経て、ステップS15でセット桁ポイン
タAの値を3とし上記3番目の文字を書替対象とし、ス
テップS16を経て表示処理に進み表示部10には第8図
(g)の如き表示がなされる。そして、上記3番目の文
字の書替えは、上記場合と同様に、スイッチSA又はスイ
ッチSBにより行なうが、これにより、上記場合と概ね同
様の動作が行なわれる(ステップS49、S50又はステップ
S64、S65)。
また、上記の如くして、都市コードの3番目の文字を
書替えた後、再度、最初の文字を書替えるべく、これを
書替対象とするときは、更に、スイッチS3を操作する
が、このとき、該操作をステップS10で検出し、ステッ
プS11、S15、S16を経てステップS17でセット桁ポインタ
Aに1をセットして上記最初の文字を書替対象とする。
以上のようにして、追加設定都市記憶部Mに設定して
ある都市の変更を終えた後には、前記入力状態から都市
変更モードの通常状態に戻すが、これは、第8図に示す
ようにスイッチS2を操作して行なう。このとき該操作を
ステップS20で検出し、ステップS21、S26を経てステッ
プS27で未だセット状態フラグFSが降ろされていないこ
とを確認した上で、該セット状態フラグFSを降ろし(ス
テップS31)、上記通常状態に戻す。
また、都市変更モードからホームタイムモードに戻す
には、第8図に示すように、スイッチS3を操作するが、
このとき、該操作をステップS10で検出し、既にセット
状態フラグFSは降ろされていることを確認し(ステップ
S11)、ステップS12、S13を経てステップS14でモードレ
ジスタNに0をセットしてホームタイムモードとする。
そして表示処理ではホームタイムおよびホームタイムに
係る都市等が表示部10に表示される(ステップS70〜S7
5)。
なお以上は、追加設定都市記憶部Mに既に追加設定さ
れている都市を変更する場合についての説明であるが、
新たに追加設定都市記憶部Mに都市を設定する場合も概
ね同様である。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は、以上詳述したように、キー入力により任
意の都市名をその都市の属するタイムゾーンと対応づけ
てセットできるようにすると共に、その都市が選択され
たときは、その都市の属するタイムゾーンの時差に基づ
きその都市の現地時間を算出して表示するようにした世
界時計に係るものであるから、予め、固定的に記憶され
ている都市以外の年の現地時間をも知得できる世界時計
の提供を可能とする。また、任意の1つの時間帯(タイ
ムゾーン)に対応して、複数の都市名を記憶しておき、
その中から都市選択手段であるスイッチSAの操作によっ
て選択した1つの都市名を表示することができる。さら
に、選択された都市を時間帯に対応して記憶し、時間帯
選択スイッチであるスイッチSBの操作によって、時間帯
が変更された際には、その新たに選択された時間帯に対
応して前回選択した都市名を自動的に表示することがで
きる。すなわち、第1の記憶手段としてのROM11の都市
記憶部L、及び第2の記憶手段としてのRAM12の追加設
定都市記憶部M、並びに、選択都市記憶手段としてのRA
M12の前回表示都市記憶部Jの組合せによって、複数の
時間帯と複数の都市とがマトリックス記憶構造になって
おり、時間帯選択スイッチだけの操作で、各時間帯にお
ける利用頻度の高い都市の現在時刻を容易に検索して表
示することができると共に、都市選択手段の操作で、同
一の時間帯に属する都市を容易に検索して表示すること
ができる。したがって、優れた操作効率の世界時計を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す図、第2図
は第1図におけるROMの構成を示す図、第3図は第1図
におけるRAMの構成を示す図、第4図は第1図における
表示部の表示体配列を示す図、第5図は上記実施例の動
作の概要を示すジェネラルフローチャート、第6図は上
記ジェネラルフローチャート中のスイッチ処理を詳細に
示すフローチャート、第7図は上記ジェネラルフローチ
ャート中の表示処理を詳細に示すフローチャート、第8
図および第9図は各種スイッチ処理に伴なう表示部の表
示変遷を示す図である。 1……CPU、2……発振回路、2……分周回路、4……
計時計数回路、5……駆動回路、6……ステップモー
タ、7……輪列機構、8……指針、9……スイッチ部、
10……表示部、11……ROM、12……RAM、13……タイムゾ
ーン表示部、14……時間表示部、14a……日付部、14b
…都市コード部、14c……時刻部、K……都市数記憶
部、L……都市名記憶部、DA……時差エリア、N……モ
ードレジスタ、A……セット桁ポインタ、TZ……タイム
ゾーンポインタ、CT……シティポインタ、M……追加設
定都市記憶部、J……前回表示都市記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04G 1/00 313 G04C 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の時間帯を順次選択指定する時間帯選
    択スイッチと、 前記複数の時間帯に対応して時間帯に属する都市名を固
    定的に記憶する第1の記憶手段と、 外部からプリセットされた都市名を時間帯に対応して記
    憶する第2の記憶手段と、 同一の時間帯に対応して前記第1、2の記憶手段に都市
    名が記憶されている複数の都市のうち1つの都市を選択
    する都市選択手段と、 この都市選択手段で選択された都市を時間帯に対応して
    記憶する選択都市記憶手段と、 前記時間帯選択スイッチにより時間帯が変更された際
    に、新たに選択された時間帯の時刻を表示すると共に、
    前記選択都市記憶手段に前記新たに選択された時間帯に
    対応して記憶されている都市の都市名を表示する表示制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする世界時計。
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