JP6657471B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に原動機を覆う原動機カバーを備えた建設機械に関する。
建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の前側に設けられたフロント装置とにより大略構成されている。上部旋回体を構成する旋回フレームの後側には、フロント装置との重量バランスをとるカウンタウエイトが設けられている。
旋回フレームのうちカウンタウエイトよりも前側には、原動機、油圧ポンプ、熱交換装置等の搭載機器が搭載され、これらの搭載機器は、原動機カバーや外装カバーによって覆われている。
従来技術によるカウンタウエイトとして、左,右方向の中央部にU字型の凹部が設けられたものが知られている。U字型の凹部は、原動機に対する点検作業を行うための点検開口となっている。このカウンタウエイトは、左,右方向の左側に位置する左ウエイト部と、右側に位置する右ウエイト部と、左,右のウエイト部の下側を連結する下ウエイト部とにより構成されている。これら左,右のウエイト部と下ウエイト部によって囲まれたU字型の凹部(点検開口)は、ボンネットによって開,閉可能に覆われる構成となっている(特許文献1参照)。
特開2013−189765号公報
ここで、上述した従来技術によるカウンタウエイトは、左ウエイト部の上端から前方に張出す左取付部と、右ウエイト部の上端から前方に張出す右取付部とを有している。これら左,右の取付部には左,右方向に延びるボンネットステーが取付けられ、このボンネットステーには、ヒンジを介してボンネットが回動可能に取付けられている。
しかし、従来技術によるカウンタウエイトは、左,右のウエイト部の上端から前方に張出す左,右の取付部を有している。このため、カウンタウエイトの重心が、左,右の取付部の分だけ前側に移動してしまい、車体の安定性が損なわれるという問題がある。
さらに、従来技術によるボンネットは、カウンタウエイトの左,右のウエイト部間に取付けられたボンネットステーにヒンジを介して取付けられている。このため、左,右の取付部にボンネットステーが取付けられることにより、原動機を点検するための点検開口がボンネットステーによって狭められ、点検作業の作業性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、カウンタウエイトの重心が前方に移動するのを抑え、かつ点検開口を大きく確保することができる建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、自走可能な車体を構成する車体フレームと、前記車体フレームの前側に設けられたフロント装置とからなり、前記車体フレームには、前記フロント装置との重量バランスをとるために前記車体フレームの後側に設けられたカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に搭載された原動機とを備え、前記カウンタウエイトは、左,右方向の左側に位置し前記車体フレームから上方に立上がった左ウエイト部と、左,右方向の右側に位置し前記車体フレームから上方に立上がった右ウエイト部と、前記左ウエイト部および前記右ウエイト部の下側を連結した下ウエイト部と、前記左ウエイト部、前記右ウエイト部および前記下ウエイト部によって囲まれた前記原動機を点検するための点検開口とにより構成された建設機械に適用される。
本発明の特徴は、前記カウンタウエイトを構成する前記左ウエイト部と前記右ウエイト部の上側には、前記左ウエイト部と前記右ウエイト部との間を連結するカバー取付ブラケットが設けられ、前記カバー取付ブラケットは、前記左ウエイト部の上側から前方に張出す左張出し部材と、前記右ウエイト部の上側から前方に張出す右張出し部材と、前記左張出し部材の前側と前記右張出し部材の前側とに連結されて左,右方向に延びる連結部材とにより枠体として形成され、前記カバー取付ブラケットの前記連結部材には、前記カウンタウエイトの前記点検開口を開,閉可能に覆う原動機カバーが回動部材を介して取付けられていることにある。
本発明によれば、原動機カバーは、左ウエイト部および右ウエイト部から前方に張出したカバー取付ブラケットの連結部材に取付けられる。このため、例えばカウンタウエイトの一部を前方に張出させて原動機カバーを取付ける場合に比較して、カウンタウエイトの重心が前方に移動するのを抑えることができる。しかも、カバー取付ブラケットは、左,右のウエイト部から前方に張出す左,右の張出し部材と、左,右の張出し部材の前側を連結する連結部材とを有する枠体として形成されている。従って、カウンタウエイトの点検開口の上側に大きな作業スペースを確保することができ、点検作業の作業性を高めることができる。
本発明の実施の形態による建設機械としての油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを、原動機カバーを閉じた状態で右後方から見た斜視図である。 油圧ショベルを、原動機カバーを開いた状態で右後方から見た斜視図である。 外装カバー、原動機、カウンタウエイト、カバー取付ブラケット等を、原動機カバーを取外した状態で上方から見た平面図である。 カウンタウエイト、カバー取付ブラケット、原動機カバー等をカウンタウエイトの後方から見た斜視図である。 カウンタウエイト、カバー取付ブラケット、シール材等をカウンタウエイトの後方から見た分解斜視図である。 カウンタウエイト、カバー取付ブラケット、排水パイプ、排水溝等をカウンタウエイトの前方から見た斜視図である。 カバー取付ブラケット、原動機カバー、ばね部材、ストッパ等を示す斜視図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図において、油圧ショベル1の車体は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより構成されている。上部旋回体3の前部中央には、スイング式のフロント装置4が俯仰動可能に設けられている。フロント装置4の基端側にはスイングポスト4Aが設けられ、スイングポスト4Aは、後述のスイングブラケット5Aに左,右方向に揺動可能に支持されている。従って、フロント装置4は、上部旋回体3に対して左,右方向に揺動可能に、かつ上,下方向に俯仰動可能に取付けられ、土砂等の掘削作業を行う構成となっている。
上部旋回体3は、車体フレームとしての旋回フレーム5を有している。旋回フレーム5は、旋回装置6を介して下部走行体2上に旋回可能に取付けられている。旋回フレーム5の前端側には円筒状のスイングブラケット5Aが設けられ、スイングブラケット5Aは、フロント装置4のスイングポスト4Aを左,右方向に揺動可能に支持している。旋回フレーム5の左前側には、運転室を画成するキャブ7が設けられている。
旋回フレーム5の後端側には、フロント装置4との重量バランスをとる後述のカウンタウエイト10が設けられている。また、旋回フレーム5のうちカウンタウエイト10よりも前側には、原動機としてのエンジン8が左,右方向に延びる横置き状態で搭載されている。図4に示すように、エンジン8の上部位置には給油口8Aが設けられている。エンジン8に対する点検作業時には、給油口8Aを通じてエンジン8に潤滑油(エンジンオイル)が供給される。
さらに、上部旋回体3には、旋回フレーム5上に配置されたエンジン8を後方および上方から覆う後述の原動機カバー28と、エンジン8を含む油圧ポンプ、熱交換装置等(いずれも図示せず)の搭載機器を覆う外装カバー9が設けられている。外装カバー9は、エンジン8等の搭載機器を左側方から覆う左側面カバー9Aと、搭載機器を右側方から覆う右側面カバー9Bと、原動機カバー28の上面板29を取囲むように配置され搭載機器を上方から覆う上面カバー9Cとにより構成されている。上面カバー9Cは、原動機カバー28を構成する後述の上面板29の左側に隣接して配置された左上面カバー9Dと、上面板29の右側に隣接して配置された右上面カバー9Eとを有している。
次に、本実施の形態に用いられるカウンタウエイト10について、図5ないし図7を参照しつつ説明する。
カウンタウエイト10は、旋回フレーム5の後端側に設けられ、フロント装置4との重量バランスをとるものである。ここで、カウンタウエイト10は、後述の左ウエイト部11と、右ウエイト部12と、下ウエイト部14と、点検開口15とを含んで構成され、円弧状に湾曲しつつ左,右方向に延びる重量物として一体形成されている。
カウンタウエイト10の左ウエイト部11は、カウンタウエイト10の左,右方向の左側に配置され、旋回フレーム5から上方に立上がっている。左ウエイト部11の後面11Aは、円弧状に湾曲した湾曲面となり、外装カバー9を構成する左側面カバー9Aの外側面に滑らかに連続している。左ウエイト部11の右側には、当該後面11Aから内側(エンジン8側)に凹んだ凹陥面11Bが設けられている。左ウエイト部11の後面11Aと凹陥面11Bとの間には、原動機カバー28を構成する後述の後面板30を収容する段差が形成されている。これにより、原動機カバー28を図2に示す閉位置としたときに、原動機カバー28の後面板30と左ウエイト部11の後面11Aとが滑らかに連続する構成となっている。
左ウエイト部11の上端は平坦な上端面11Cとなっている。上端面11Cの右側には、当該上端面11Cから下側に凹んだブラケット取付面11Dが隣接して設けられている。このブラケット取付面11Dは、後述するカバー取付ブラケット16の左張出し部材17が取付けられる。ここで、上端面11Cとブラケット取付面11Dとの間には、左張出し部材17の高さ寸法に対応する上,下方向の段差が形成されている。これにより、原動機カバー28を閉位置としたときに、原動機カバー28の上面板29と左ウエイト部11の上端面11Cとが同一平面を形成する構成となっている。
カウンタウエイト10の右ウエイト部12は、カウンタウエイト10の左,右方向の右側に配置され、旋回フレーム5から上方に立上がっている。右ウエイト部12の後面12Aは、円弧状に湾曲した湾曲面となり、外装カバー9を構成する右側面カバー9Bの外側面に滑らかに連続している。右ウエイト部12の左側には、後面12Aから内側に凹んだ凹陥面12Bが設けられている。右ウエイト部12の後面12Aと凹陥面12Bとの間には、原動機カバー28の後面板30を収容する段差が形成されている。これにより、原動機カバー28を図2に示す閉位置としたときに、原動機カバー28の後面板30と右ウエイト部12の後面12Aとが滑らかに連続する構成となっている。
右ウエイト部12の上端は平坦な上端面12Cとなっている。上端面12Cの左側には、当該上端面12Cから下側に凹んだブラケット取付面12Dが隣接して設けられている。このブラケット取付面12Dは、後述するカバー取付ブラケット16の右張出し部材18が取付けられるものである。ここで、上端面12Cとブラケット取付面12Dとの間には、右張出し部材18の高さ寸法に対応する上,下方向の段差が形成されている。これにより、原動機カバー28を閉位置としたときに、原動機カバー28の上面板29と右ウエイト部12の上端面12Cとが同一平面を形成する構成となっている。
排水溝13は、右ウエイト部12のうちエンジン8と対面する内側面12Eに設けられている。図7に示すように、排水溝13は、右ウエイト部12の内側面12Eを上,下方向に切欠くことにより、右ウエイト部12に沿って直線状に形成されている。排水溝13の上端側には、排水パイプ26の他端26Bが接続され、排水溝13の下端はカウンタウエイト10の下端10Aに開口している。即ち、排水溝13は、排水パイプ26の他端26Bが接続された部位から下方に切欠かれている。
カウンタウエイト10の下ウエイト部14は、カウンタウエイト10の下側に配置され、左ウエイト部11および右ウエイト部12の下側を連結している。下ウエイト部14の左端部14Aは、左ウエイト部11の左端縁よりも左側に張出し、下ウエイト部14の右端部14Bは、右ウエイト部12の右端縁よりも右側に張出している。下ウエイト部14の後面14Cは、円弧状に湾曲した湾曲面となり、外装カバー9を構成する左側面カバー9Aおよび右側面カバー9Bの外側面に滑らかに連続している。
下ウエイト部14には、当該下ウエイト部14を前,後方向に貫通する複数(例えば3個)のボルト挿通孔14Dが形成されている。これら各ボルト挿通孔14Dは、カウンタウエイト10を旋回フレーム5に固定するためのボルト(図示せず)が挿通されるものである。左ウエイト部11と右ウエイト部12との間に位置する下ウエイト部14の上端面14Eには、後述する施錠機構36のフック部材36Aが設けられている。カウンタウエイト10の下端10Aから下ウエイト部14の上端面14Eまでの高さ寸法は、カウンタウエイト10の下端10Aから左ウエイト部11の上端面11Cまでの高さ寸法、および右ウエイト部12の上端面12Cまでの高さ寸法よりも小さく設定されている。これにより、下ウエイト部14の上端面14Eよりも上側には、後述の点検開口15が形成されている。
点検開口15は、左ウエイト部11、右ウエイト部12および下ウエイト部14によって囲まれた範囲に設けられている。即ち、点検開口15は、カウンタウエイト10の左,右方向の中央部に形成された矩形の開口からなり、図2および図3に示すように、原動機カバー28によって開,閉されるものである。従って、原動機カバー28を図3に示す開位置に移動させたときには、カウンタウエイト10の点検開口15を通じて、エンジン8等の搭載機器に対する点検作業を行うことができる構成となっている。
次に、本実施の形態に適用されるカバー取付ブラケット16について説明する。
カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10を構成する左ウエイト部11と右ウエイト部12の上側に設けられている。カバー取付ブラケット16は、左張出し部材17と、右張出し部材18と、連結部材19とにより、平面視でカウンタウエイト10側が開いたU字型の枠体として形成されている。カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10の前方に張出し、カウンタウエイト10に設けられた点検開口15の前側で原動機カバー28を開,閉可能に支持するものである。また、カバー取付ブラケット16は、原動機カバー28の外周縁から落下した雨水、洗浄水等を受取り、この雨水等をカウンタウエイト10側に排出するものである。
左張出し部材17は、左ウエイト部11の上側から前方(エンジン8側)に張出している。即ち、左張出し部材17の後端17Aは、左ウエイト部11のブラケット取付面11Dにボルト20を用いて取付けられ、左張出し部材17の前端17Bは、ブラケット取付面11Dから前方に張出している。
左張出し部材17は、前,後方向に延びる底板17Cと、底板17Cの左端から上方に折曲げられた左側板17Dと、底板17Cの右端から上方に折曲げられた右側板17Eとにより構成されている。左側板17Dと右側板17Eとは、一定の間隔をもって対面している。従って、左張出し部材17は、上側が開口した有底の樋状体として形成されている。左張出し部材17の底板17Cは、前端17B側(連結部材19側)が高く、後端17A側(カウンタウエイト10側)が低くなっている。即ち、底板17Cは、後方に向けて下り勾配となる傾斜底面を形成している。これにより、雨水等が左張出し部材17内に落下した場合には、この雨水等は、底板17Cの傾斜によって左ウエイト部11に導かれ、左ウエイト部11に沿ってカウンタウエイト10の下端10Aへと排出される。
右張出し部材18は、右ウエイト部12の上側から前方に張出している。即ち、右張出し部材18の後端18Aは、右ウエイト部12のブラケット取付面12Dにボルト20を用いて取付けられ、右張出し部材18の前端18Bは、ブラケット取付面12Dから前方に張出している。
右張出し部材18は、前,後方向に延びる底板18Cと、底板18Cの左端から上方に折曲げられた左側板18Dと、底板18Cの右端から上方に折曲げられた右側板18Eとにより構成されている。左側板18Dと右側板18Eとは、一定の間隔をもって対面している。従って、右張出し部材18は、上側が開口した有底の樋状体として形成されている。右張出し部材18の底板18Cは、前端18B側(連結部材19側)が高く、後端18A側(カウンタウエイト10側)が低くなっている。即ち、底板18Cは、後方に向けて下り勾配となる傾斜底面を形成している。これにより、雨水等が右張出し部材18内に落下した場合には、この雨水等は、底板18Cの傾斜によって右ウエイト部12に導かれ、右ウエイト部12に沿ってカウンタウエイト10の下端10Aへと排出される。
連結部材19は、左張出し部材17の前端17Bと右張出し部材18の前端18Bとの間を連結し、左,右方向に延びている。即ち、連結部材19の左端19Aは、左張出し部材17の前端17Bに連結され、連結部材19の右端19Bは、右張出し部材18の前端18Bに連結されている。これにより、カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10側(後側)が開いた平面視がU字型となる枠体として形成されている。
連結部材19は、左,右方向に延びる底板19Cと、底板19Cの前端から上方に折曲げられた前側板19Dと、底板19Cの後端から上方に折曲げられた後側板19Eとにより構成されている。前側板19Dと後側板19Eとは一定の間隔をもって対面している。これにより、連結部材19は、上側が開口した有底の樋状体として形成されている。後側板19Eの左,右方向の中央部には、後側板19Eから後方に向けてブラケット側ばね支持板19Fが突設されている。このブラケット側ばね支持板19Fは、後述するばね部材32の一端32Aが取付けられるものである(図8参照)。
ここで、連結部材19の前側板19Dの上端は、左張出し部材17の左側板17Dおよび右張出し部材18の右側板18Eの上端と同一平面上に配置されている。これら前側板19D、左側板17D、右側板18Eの上端には、平面視でU字型に屈曲した前側シール材21が取付けられている。また、連結部材19の後側板19Eの上端は、左張出し部材17の右側板17Eおよび右張出し部材18の左側板18Dの上端と同一平面上に配置されている。これら後側板19E、右側板17E、左側板18Dの上端には、平面視でU字型に屈曲した後側シール材22が取付けられている。これら前側シール材21および後側シール材22は、原動機カバー28が閉位置を保持しているときに、上面板29の内側面に当接し、上面板29とカバー取付ブラケット16との間を液密にシールするものである。
左張出し部材17の後端17Aは、左ウエイト部11のブラケット取付面11Dに取付けられ、右張出し部材18の後端18Aは、右ウエイト部12のブラケット取付面12Dに取付けられている。これにより、カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10の前方に張出して取付けられている。この状態で、左張出し部材17の前端17Bと右張出し部材18の前端18Bとの間を連結する連結部材19は、カウンタウエイト10の前側に配置されたエンジン8の上方に配置される。
ここで、カバー取付ブラケット16の連結部材19は、エンジン8の上部位置に設けられた給油口8Aよりも前側(キャブ7側)となる位置で、左張出し部材17と右張出し部材18との間を連結している。これにより、エンジン8の給油口8Aに潤滑油を供給する作業が連結部材19によって妨げられることがない。しかも、カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10側が開いたU字型に形成され、カウンタウエイト10の上側から前方に張出している。このため、カウンタウエイト10の点検開口15の上方には、大きな作業スペースが形成される。
カバー取付ブラケット16の連結部材19には、後述のヒンジ31を介して原動機カバー28が上,下方向に回動可能に取付けられる。このとき、図4に示すように、カバー取付ブラケット16は、外装カバー9の上面カバー9Cと原動機カバー28との境界部23を下方から覆う位置に配置されている。これにより、雨水等が、上面カバー9Cと原動機カバー28との境界部23に形成された隙間に浸入したとしても、この雨水等は、樋状をなすカバー取付ブラケット16内に収容される。カバー取付ブラケット16内に収容された雨水等は、傾斜底面となった左,右の張出し部材17,18の底板17C,18Cに沿ってカウンタウエイト10側へと排出される。このように、カバー取付ブラケット16は、点検開口15の前側で原動機カバー28を開,閉可能に支持する機能と、原動機カバー28から落下した雨水等をカウンタウエイト10側に排出する機能とを有している。
左水抜き孔24は、連結部材19を構成する底板19Cの左端19A側に設けられ、底板19Cを上,下方向に貫通している。右水抜き孔25は、底板19Cの右端19B側に設けられ、底板19Cを上,下方向に貫通している。ここで、油圧ショベル1の車体が、前側(フロント装置4側)が低くなるように傾斜した姿勢(前傾姿勢)となることがある。油圧ショベル1の車体が前傾姿勢となったときには、カバー取付ブラケット16内に落下した雨水等が連結部材19内に滞留するようになる。左,右の水抜き孔24,25は、連結部材19内に滞留した雨水等を水抜きするためのものである。
パイプ体としての排水パイプ26は、カバー取付ブラケット16の連結部材19に形成された右水抜き孔25とカウンタウエイト10との間に設けられている。排水パイプ26は、右水抜き孔25を通じて連結部材19から排出された雨水等を、カウンタウエイト10へと導くものである。図7に示すように、排水パイプ26は、L字型に折曲げられた金属製のパイプによって形成されている。排水パイプ26の一端26Aは、連結部材19を構成する底板19Cの下面に溶接等の手段を用いて固着され、右水抜き孔25に接続されている。
一方、排水パイプ26の他端26Bには平板状のフランジ板26Cが固着されている。フランジ板26Cは、ボルト26Dを用いて右ウエイト部12の内側面12Eに取付けられている。ここで、右ウエイト部12の内側面12Eには、上,下方向に延びる排水溝13が形成されている。排水パイプ26の他端26Bは、一端26Aよりも低い位置で排水溝13の上端側に接続されている。
補助排水パイプ27は、カバー取付ブラケット16の連結部材19に形成された左水抜き孔24と排水パイプ26との間に設けられている。補助排水パイプ27は、左水抜き孔24を通じて連結部材19から排出された雨水等を排水パイプ26へと導くものである。補助排水パイプ27は、例えば排水パイプ26よりも小径な金属製のパイプによって直線状に形成されている。補助排水パイプ27の一端27Aは、連結部材19を構成する底板19Cの下面に溶接等の手段を用いて固着され、左水抜き孔24に接続されている。一方、補助排水パイプ27の他端27Bは、排水パイプ26の途中部位に接続されている。
従って、油圧ショベル1の車体が前傾姿勢となり、カバー取付ブラケット16の連結部材19内に雨水等が滞留した場合には、雨水等は、左水抜き孔24および右水抜き孔25を通じて連結部材19から排出される。右水抜き孔25から排出された雨水等は、排水パイプ26に流入し、左水抜き孔24から排出された雨水等は、補助排水パイプ27を通じて排水パイプ26に流入する。排水パイプ26に流入した雨水等は、排水パイプ26の他端26Bを通じてカウンタウエイト10(右ウエイト部12)の排水溝13に導かれ、排水溝13に沿ってカウンタウエイト10の下端10Aへと排出される。
ここで、排水パイプ26は、カバー取付ブラケット16の連結部材19を下方から支える強度部材を兼ねている。これにより、カウンタウエイト10の前方に張出したカバー取付ブラケット16のカウンタウエイト10に対する取付強度を高めることができる。従って、原動機カバー28は、カバー取付ブラケット16によって安定して支持される。
次に、本実施の形態に適用される原動機カバー28について説明する。
原動機カバー28は、カバー取付ブラケット16に取付けられ、カウンタウエイト10の点検開口15を開,閉可能に覆っている。即ち、原動機カバー28は、カバー取付ブラケット16の連結部材19に後述のヒンジ31を介して取付けられている。原動機カバー28は、点検開口15を開く開位置(図3の位置)と、点検開口15を閉じる閉位置(図2の位置)との間で上,下方向に回動(移動)する。ここで、原動機カバー28は、点検開口15を上方から覆う上面板29と、点検開口15を後方から覆う後面板30とを有している。
原動機カバー28の上面板29は、外装カバー9の左上面カバー9Dと右上面カバー9Eとの間を左,右方向に延びる平板状に形成されている。上面板29は、原動機カバー28を閉位置としたときに、左上面カバー9D、右上面カバー9E、左ウエイト部11の上端面11C、右ウエイト部12の上端面12Cと同一平面を形成する。
図8に示すように、上面板29のうちエンジン8と対面する内側面には、前,後方向に延びる補強板29Aが設けられている。補強板29Aの長さ方向の途中部位には、カバー側ばね支持板29Bが突設されている。このカバー側ばね支持板29Bには、後述するばね部材32の他端32Bが取付けられている。
原動機カバー28の後面板30は、上面板29の後端29Cから下方に延びている。後面板30は、左,右のウエイト部11,12の後面11A,12Aおよび下ウエイト部14の後面14Cと同様の湾曲形状を有している。これにより、後面板30は、原動機カバー28を閉位置としたときに、左,右のウエイト部11,12の後面11A,12Aおよび下ウエイト部14の後面14Cに滑らかに連続する。
回動部材としてのヒンジ31は、原動機カバー28の上面板29の前端29Dと連結部材19の底板19Cとの間に左,右方向に離間して2個設けられている。即ち、上面板29の前端29Dの左,右両側は、それぞれヒンジ31を介して連結部材19に支持されている。これにより、原動機カバー28は、ヒンジ31を中心として点検開口15を開く開位置(図3の位置)と、点検開口15を閉じる閉位置(図2の位置)との間で上,下方向に回動することができる。
このように、原動機カバー28は、カウンタウエイト10の前方に張出したカバー取付ブラケット16の連結部材19に、ヒンジ31を介して回動可能に支持されている。このため、カウンタウエイト10は、例えば従来技術によるカウンタウエイトのように、左,右のウエイト部の上端から前方に張出す左,右の取付部を設ける必要がない。従って、カウンタウエイト10の重心は後側に保たれている。
ばね部材32は、カバー取付ブラケット16と原動機カバー28との間に設けられている。図8に示すように、ばね部材32は、例えばガススプリングによって構成されている。ばね部材32の一端32Aは、カバー取付ブラケット16の連結部材19に設けられたブラケット側ばね支持板19Fに取付けられている。ばね部材32の他端32Bは、原動機カバー28の上面板29に設けられたカバー側ばね支持板29Bに取付けられている。ばね部材32は、ヒンジ31を中心とした原動機カバー28の開,閉動作に伴って伸縮し、原動機カバー28の動作をアシストする。
ストッパ33は、カバー取付ブラケット16と原動機カバー28との間に設けられている。ストッパ33は、カバー取付ブラケット16の左張出し部材17に設けられたガイド板34と、ガイド板34と原動機カバー28との間に設けられた棒状体35とによって構成されている。原動機カバー28は、ばね部材32のアシストによって開位置に移動した後、ストッパ33によって開位置に保持される。
ストッパ33のガイド板34は、左張出し部材17の右側板17Eと対面しつつ前,後方向に延びている。ガイド板34は、長さ方向の両側が右側板17Eに向けて屈曲したU字型に形成されている。ガイド板34の長さ方向の両端は、溶接等の手段を用いて右側板17Eに固着されている。ガイド板34には、後方に向けて斜め上向きに傾斜しつつ前,後方向に延びる直線状のガイド孔34Aが形成されている。ガイド孔34Aは、棒状体35が摺動可能に係合するものである。ガイド孔34Aの前端は閉位置係合部34Bとなり、ガイド孔34Aの後端は開位置係合部34Cとなっている。
ストッパ33の棒状体35は、原動機カバー28とガイド板34のガイド孔34Aとの間に設けられている。棒状体35の一端(図示せず)は、原動機カバー28のうちエンジン8と対面する内側面に前,後方向に回動可能に取付けられている。棒状体35の他端35Aは、前,後方向に移動可能な自由端となってガイド孔34A内に摺動可能に係合している。棒状体35の他端35Aは、原動機カバー28の開,閉動作に伴ってガイド孔34A内を摺動する。原動機カバー28が閉位置に移動したときには、棒状体35の他端35Aは、ガイド孔34Aの閉位置係合部34Bに係合する。一方、原動機カバー28が開位置に移動したときには、棒状体35の他端35Aは、ガイド孔34Aの開位置係合部34Cに係合する(図8参照)。これにより、開位置に移動した原動機カバー28を棒状体35によって支え、原動機カバー28を開位置に保持することができる。
施錠機構36は、カウンタウエイト10と原動機カバー28の後面板30との間に設けられている。即ち、施錠機構36は、下ウエイト部14の上端面14Eに立設された逆U字型のフック部材36Aと、後面板30の下端30A側に設けられたキャッチ部材36Bとにより構成されている。キャッチ部材36Bのうちフック部材36Aに対応する部位には、フック部材36Aに対して係合、離脱可能な係合爪(図示せず)が設けられている。原動機カバー28は、キャッチ部材36Bの係合爪がフック部材36Aに係合することにより、閉位置に保持される。
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業現場まで自走し、フロント装置4を用いて土砂等の掘削作業を行う。
ここで、油圧ショベル1に搭載されたエンジン8等に対する点検作業について説明する。点検作業を行う場合には、作業者が、原動機カバー28に設けられた施錠機構36を操作し、キャッチ部材36Bとフック部材36Aとの係合を解除する。この状態で、作業者は原動機カバー28の下端を上方に持上げる。これにより、原動機カバー28は、ヒンジ31を中心として上方に回動(開動作)する。このとき、カバー取付ブラケット16と原動機カバー28との間に設けられたばね部材32が伸長し、ヒンジ31を中心とした原動機カバー28の開動作がアシストされる。
これにより、作業者は、原動機カバー28を容易に閉位置から開位置へと移動させることができ、カウンタウエイト10の点検開口15を迅速に開放することができる。原動機カバー28が開位置に移動したときには、図8に示すように、ストッパ33を構成する棒状体35の他端35Aが、ガイド板34に形成されたガイド孔34Aの開位置係合部34Cに係合する。従って、開位置に移動した原動機カバー28を、棒状体35によって支えた状態で開位置に保持しておくことができる。
原動機カバー28が開位置に保持された状態で、作業者は、カウンタウエイト10の点検開口15を通じて、エンジン8等に対する点検作業を行う。この場合、カバー取付ブラケット16の連結部材19は、エンジン8の上部位置に設けられた給油口8Aよりも前側(キャブ7側)に配置されている。このため、エンジン8の給油口8Aに潤滑油を供給する作業が、カバー取付ブラケット16によって妨げられることがない。従って、給油作業の作業性を高めることができる。
ここで、カバー取付ブラケット16は、カウンタウエイト10を構成する左,右のウエイト部11,12の上側から前方に張出している。原動機カバー28は、カウンタウエイト10の点検開口15の前方に配置された連結部材19に、ヒンジ31を介して回動可能に支持されている。このため、左,右のウエイト部11,12間に形成された点検開口15の上側には、大きな作業スペースが確保される。この結果、点検開口15を通じてエンジン8等の点検作業を行うときの作業性を高めることができる。
また、原動機カバー28は、カウンタウエイト10の前方に張出したカバー取付ブラケット16に支持されている。このため、カウンタウエイト10は、従来技術によるカウンタウエイトのように、左,右のウエイト部の上端から前方に張出す左,右の取付部を設ける必要がない。この結果、本実施の形態による油圧ショベル1は、カウンタウエイト10の重心が前側に移動することがない。この結果、カウンタウエイト10の重心を後側に保つことができ、車体の安定性を確保することができる。
一方、カバー取付ブラケット16は、外装カバー9の上面カバー9Cと原動機カバー28との境界部23を下方から覆う位置に設けられている。このカバー取付ブラケット16を構成する左張出し部材17、右張出し部材18、連結部材19は、それぞれ上側が開口した有底の樋状体により形成されている。このため、雨水等が、閉位置となった原動機カバー28と上面カバー9Cとの境界部23に形成された隙間に浸入したとしても、この雨水等は、カバー取付ブラケット16内に収容される。一方、原動機カバー28が閉位置から開位置に移動するときに、原動機カバー28から雨水等が落下したとしても、この雨水等はカバー取付ブラケット16内に収容される。カバー取付ブラケット16内に収容された雨水等は、傾斜底面となった左,右の張出し部材17,18の底板17C,18Cに沿ってカウンタウエイト10側へと排出することができる。
さらに、カバー取付ブラケット16を構成する左張出し部材17の左側板17D、右張出し部材18の右側板18E、連結部材19の前側板19Dの上端には、前側シール材21が取付けられている。左張出し部材17の右側板17E、右張出し部材18の左側板18D、連結部材19の後側板19Eの上端には、後側シール材22が取付けられている。これら前側シール材21および後側シール材22は、原動機カバー28が閉位置を保持しているときに、上面板29の内側面に当接する。これにより、上面板29とカバー取付ブラケット16との間は、前側シール材21および後側シール材22によって液密にシールされる。この結果、雨水、洗浄水等が、油圧ショベル1の稼働時にカバー取付ブラケット16の外部に飛び出し、エンジン8等の搭載機器やセンサ類に付着するのを抑えることができる。
一方、油圧ショベル1の車体が前傾姿勢となると、カバー取付ブラケット16を構成する左,右の張出し部材17,18の前端17B,18Bの高さ位置が、後端17A,18Aの高さ位置よりも低くなる。従って、カバー取付ブラケット16内に落下した雨水等は、連結部材19内に滞留する。この場合には、連結部材19内の雨水等は、左水抜き孔24および右水抜き孔25を通じて連結部材19の外部に排出される。右水抜き孔25から排出された雨水等は、排水パイプ26に流入し、左水抜き孔24から排出された雨水等は、補助排水パイプ27を通じて排水パイプ26に流入する。排水パイプ26に流入した雨水等は、排水パイプ26の他端26Bを通じてカウンタウエイト10の排水溝13に導かれ、排水溝13に沿ってカウンタウエイト10の下端10Aへと排出される。この結果、排水パイプ26からカウンタウエイト10に導かれた雨水等を、排水溝13に沿って1箇所から排出することができる。この結果、雨水等がカウンタウエイト10に沿って排出される範囲を狭めることができる。
しかも、金属性のパイプを用いて形成された排水パイプ26は、カバー取付ブラケット16の連結部材19を下方から支える強度部材を兼ねている。この結果、カウンタウエイト10の前方に張出したカバー取付ブラケット16の取付強度を高めることができる。この結果、カバー取付ブラケット16は、原動機カバー28を安定して支持することができる。
かくして、実施の形態によれば、カウンタウエイト10を構成する左ウエイト部11と右ウエイト部12の上側には、左ウエイト部11と右ウエイト部12との間を連結するカバー取付ブラケット16が設けられている。カバー取付ブラケット16は、左ウエイト部11の上側から前方に張出す左張出し部材17と、右ウエイト部12の上側から前方に張出す右張出し部材18と、左張出し部材17の前側と右張出し部材18の前側とに連結されて左,右方向に延びる連結部材19とにより枠体として形成されている。カバー取付ブラケット16の連結部材19には、カウンタウエイト10の点検開口15を開,閉可能に覆う原動機カバー28が回動部材を介して取付けられている。
このため、例えばカウンタウエイトの一部を前方に張出させて原動機カバーを取付ける必要がない。従って、カウンタウエイト10の重心が前方に移動するのを抑え、重心を後側に保つことができるので、油圧ショベル1の車体の安定性を確保することができる。また、カバー取付ブラケット16は、左,右のウエイト部11,12から前方に張出す左,右の張出し部材17,18と、左,右の張出し部材17,18の前側を連結する連結部材19とにより枠体として形成されている。従って、カウンタウエイト10の点検開口15の上側に大きな作業スペースを確保することができる。この結果、点検開口15を通じてエンジン8等の点検作業を行うときの作業性を高めることができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16は、左張出し部材17、右張出し部材18および連結部材19によりカウンタウエイト10側が開いたU字型の枠体として形成されている。従って、カウンタウエイト10の左,右のウエイト部11,12に左,右の張出し部材17,18を取付けることにより、連結部材19を点検開口15の前方に配置することができる。この結果、点検開口15の上方に大きな作業スペースを確保することができる。
実施の形態によれば、原動機カバー28は、カバー取付ブラケット16の連結部材19にヒンジ31を介して取付けられ、ヒンジ31を中心として点検開口15を開く開位置と点検開口15を閉じる閉位置との間で移動する。従って、ヒンジ31を中心として原動機カバー28を開位置と閉位置との間で移動させるだけで、容易に点検開口15を開,閉することができ、エンジン8等に対する点検作業の作業性を高めることができる。
実施の形態によれば、エンジン8の上部位置には潤滑油を供給するための給油口8Aが設けられ、カバー取付ブラケット16を構成する連結部材19は、エンジン8の給油口8Aよりも前側となる位置で左張出し部材17と右張出し部材18との間を連結している。これにより、エンジン8の給油口8Aに潤滑油を給油する作業が、連結部材19によって妨げられることがなく、給油作業の作業性を高めることができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16と原動機カバー28との間には、原動機カバー28が点検開口15を閉じる閉位置から点検開口15を開く開位置へと移動するときに原動機カバー28をアシストするばね部材32と、ばね部材32のアシストにより原動機カバー28が開いたときに原動機カバー28を開位置に保持するストッパ33とが設けられている。これにより、原動機カバー28を、容易に閉位置から開位置へと移動させることができ、カウンタウエイト10の点検開口15を迅速に開放することができる。また、原動機カバー28を、ストッパ33によって開位置に保持しておくことができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16の左張出し部材17、右張出し部材18および連結部材19は、それぞれ上側が開口した有底の樋状体により形成されている。これにより、雨水、洗浄水等をカバー取付ブラケット16内に収容することができる。
実施の形態によれば、車体には、エンジン8を含む搭載機器を原動機カバー28と共に覆う外装カバー9が設けられ、カバー取付ブラケット16は、外装カバー9の上面カバー9Cと原動機カバー28との境界部23を下方から覆う位置に設けられている。これにより、上面カバー9Cと原動機カバー28との境界部23に形成された隙間に浸入した雨水、原動機カバー28が閉位置から開位置に移動するときに原動機カバー28から落下した雨水等を、カバー取付ブラケット16内に収容することができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16の左張出し部材17および右張出し部材18は、連結部材19側が高くカウンタウエイト10側が低くなる下り勾配となった底板(傾斜底面)17C,18Cを有している。これにより、カバー取付ブラケット16内に収容された雨水等を、左,右の張出し部材17,18の底板17C,18Cに沿ってカウンタウエイト10側に排出することができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16の連結部材19には、カバー取付ブラケット16に溜まった水の水抜きを行う左,右の水抜き孔24,25が設けられている。これにより、車体が前傾姿勢となってカバー取付ブラケット16の連結部材19内に雨水等が滞留したとしても、連結部材19内の雨水等を、左水抜き孔24および右水抜き孔25を通じて連結部材19の外部に排出することができる。
実施の形態によれば、カバー取付ブラケット16の連結部材19の右水抜き孔25とカウンタウエイト10との間には中空な排水パイプ26が設けられている。これにより、連結部材19内の雨水等を、右水抜き孔25から排水パイプ26を介してカウンタウエイト10側に排出することができる。
実施の形態によれば、排水パイプ26は、その一端26Aがカバー取付ブラケット16の右水抜き孔25に接続されると共に、他端26Bがカウンタウエイト10のうちエンジン8と対面する内側面12Eに接続されている。一方、カウンタウエイト10の内側面12Eには、排水パイプ26の他端26Bが接続された部位から下方向に切欠かれた排水溝13が設けられている。これにより、排水パイプ26からカウンタウエイト10の内側面12Eに導かれた雨水等を、排水溝13に沿ってカウンタウエイト10の下端10Aへと排出することができる。
実施の形態によれば、排水パイプ26は、カバー取付ブラケット16の連結部材19を下方から支える強度部材を兼ねている。これにより、カウンタウエイト10の前方に張出したカバー取付ブラケット16の強度を高めることができ、カバー取付ブラケット16によって原動機カバー28を安定して支持することができる。
なお、実施の形態では、カバー取付ブラケット16の連結部材19に、左水抜き孔24と右水抜き孔25とからなる2個の水抜き孔を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば1個または3個以上の水抜き孔を設ける構成としてもよい。
また、実施の形態では、連結部材19に設けた左水抜き孔24に補助排水パイプ27の一端27Aを接続し、補助排水パイプ27の他端27Bを排水パイプ26の途中部位に接続した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば排水パイプ26と同様に形成された他の排水パイプを用意し、この他の排水パイプを、連結部材19の左水抜き孔24とカウンタウエイト10との間に設ける構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、クローラ式の油圧ショベル1に適用した場合を例示したが、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧ショベル等の他の建設機械にも適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
4 フロント装置
5 旋回フレーム(車体フレーム)
8 エンジン(原動機)
8A 給油口
9 外装カバー
9A 左側面カバー
9B 右側面カバー
9C 上面カバー
10 カウンタウエイト
11 左ウエイト部
12 右ウエイト部
12E 内側面
13 排水溝
14 下ウエイト部
15 点検開口
16 カバー取付ブラケット
17 左張出し部材
17C,18C 底板(傾斜底面)
18 右張出し部材
19 連結部材
23 境界部
24 左水抜き孔(水抜き孔)
25 右水抜き孔(水抜き孔)
26 排水パイプ(パイプ体)
28 原動機カバー
31 ヒンジ(回動部材)
32 ばね部材
33 ストッパ

Claims (12)

  1. 自走可能な車体を構成する車体フレームと、
    前記車体フレームの前側に設けられたフロント装置とからなり、
    前記車体フレームには、
    前記フロント装置との重量バランスをとるために前記車体フレームの後側に設けられたカウンタウエイトと、
    前記カウンタウエイトの前側に搭載された原動機とを備え、
    前記カウンタウエイトは、
    左,右方向の左側に位置し前記車体フレームから上方に立上がった左ウエイト部と、
    左,右方向の右側に位置し前記車体フレームから上方に立上がった右ウエイト部と、
    前記左ウエイト部および前記右ウエイト部の下側を連結した下ウエイト部と、前記左ウエイト部、前記右ウエイト部および前記下ウエイト部によって囲まれた前記原動機を点検するための点検開口とにより構成された建設機械において、
    前記カウンタウエイトを構成する前記左ウエイト部と前記右ウエイト部の上側には、前記左ウエイト部と前記右ウエイト部との間を連結するカバー取付ブラケットが設けられ、
    前記カバー取付ブラケットは、前記左ウエイト部の上側から前方に張出す左張出し部材と、前記右ウエイト部の上側から前方に張出す右張出し部材と、前記左張出し部材の前側と前記右張出し部材の前側とに連結されて左,右方向に延びる連結部材とにより枠体として形成され、
    前記カバー取付ブラケットの前記連結部材には、前記カウンタウエイトの前記点検開口を開,閉可能に覆う原動機カバーが回動部材を介して取付けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記カバー取付ブラケットは、前記左張出し部材、前記右張出し部材および前記連結部材により前記カウンタウエイト側が開いたU字型の枠体として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記回動部材は、前記連結部材に取付けられたヒンジであり、
    前記原動機カバーは前記ヒンジを中心として前記点検開口を開く開位置と前記点検開口を閉じる閉位置との間で移動することを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記原動機の上部位置には潤滑油を供給するための給油口が設けられ、
    前記カバー取付ブラケットを構成する前記連結部材は、前記原動機の前記給油口よりも前側となる位置で前記左張出し部材と前記右張出し部材との間を連結していることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記カバー取付ブラケットと前記原動機カバーとの間には、前記原動機カバーが前記点検開口を閉じる閉位置から前記点検開口を開く開位置へと移動するときに前記原動機カバーをアシストするばね部材と、前記ばね部材のアシストにより前記原動機カバーが開いたときに前記原動機カバーを前記開位置に保持するストッパとが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  6. 前記カバー取付ブラケットの前記左張出し部材、前記右張出し部材および前記連結部材は、それぞれ上側が開口した有底の樋状体により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  7. 前記車体には、前記原動機を含む搭載機器を前記原動機カバーと共に覆う外装カバーが設けられ、
    前記外装カバーは、前記搭載機器を左側方から覆う左側面カバーと、前記搭載機器を右側方から覆う右側面カバーと、前記原動機カバーを取囲むように配置され前記搭載機器を上方から覆う上面カバーとを備える構成とし、
    前記カバー取付ブラケットは、前記原動機カバーと前記上面カバーとの境界部を下方から覆う位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  8. 前記車体には、前記原動機を含む搭載機器を前記原動機カバーと共に覆う外装カバーが設けられ、
    前記外装カバーは、前記搭載機器を左側方から覆う左側面カバーと、前記搭載機器を右側方から覆う右側面カバーと、前記原動機カバーを取囲むように配置され前記搭載機器を上方から覆う上面カバーとを備え、
    前記カバー取付ブラケットは、前記原動機カバーと前記上面カバーとの境界部を下方から覆う位置に設けられ、
    前記カバー取付ブラケットの前記左張出し部材、前記右張出し部材および前記連結部材は、それぞれ上側が開口した有底の樋状体により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  9. 前記カバー取付ブラケットの前記左張出し部材および前記右張出し部材は、前記連結部材側が高く前記カウンタウエイト側が低くなる下り勾配となった傾斜底面を有していることを特徴とする請求項6に記載の建設機械。
  10. 前記カバー取付ブラケットの前記連結部材には、前記カバー取付ブラケットに溜まった水の水抜きを行う水抜き孔が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の建設機械。
  11. 前記カバー取付ブラケットの前記連結部材の前記水抜き孔と前記カウンタウエイトとの間には中空なパイプ体が設けられ、前記連結部材に溜まった水は前記水抜き孔から前記パイプ体を介して外部に排出されることを特徴とする請求項10に記載の建設機械。
  12. 前記パイプ体は、その一端が前記カバー取付ブラケットの前記水抜き孔に接続されると共に他端が前記カウンタウエイトのうち前記原動機と対面する内側面に接続され、
    前記カウンタウエイトの内側面には、前記パイプ体の他端が接続された部位から下方向に切欠かれた排水溝が設けられ、
    前記パイプ体に流入した水を前記排水溝を介して前記カウンタウエイトの下方へと導く構成としたことを特徴とする請求項11に記載の建設機械。
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