JPWO2013183443A1 - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

メインフレーム(6)の左縦板(8)、右縦板(9)の後端に左ウエイト取付部位(16)、右ウエイト取付部位(17)を設け、この左ウエイト取付部位(16)と右ウエイト取付部位(17)との間には、バッテリ(29)を載置するための載置板(24)を設ける。カウンタウエイト(25)には、載置板(24)と上,下方向で対向する部位を前,後方向に切欠くことにより収容溝(25G)を設ける。この載置板(24)と収容溝(25G)とによって形成された空間(26A)をバッテリ(29)を収容する物品収容室(26)として構成することができる。

Description

本発明は、例えば、車体フレームの後端にカウンタウエイトが取付けられた油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載され上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって構成されている。
上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、作業装置との重量バランスをとるために該旋回フレームの後端に取付けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載されたエンジンとを含んで構成されている。
油圧ショベルは、旋回時の動作範囲を小さくできるように全体が小型に形成されている。この場合、上部旋回体が小型化されることになるから、上部旋回体に搭載される各種の物品、例えばエンジンを始動するときに用いられるバッテリ、作業装置の掘削爪、その他の消耗品を載置するスペースを確保するのが困難になる。同様に、エンジン等を点検、整備するときの作業スペースを確保するのも難しく、メンテナンス作業の作業性が低下してしまう。
そこで、油圧ショベルには、カウンタウエイトの上側部位を部分的に切欠くことによって凹部空間部を設け、該凹部空間部を作業スペースとして用いることにより、メンテナンス作業を容易に行えるようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開2010−270586号公報
ところで、上述した特許文献1によるものでは、カウンタウエイトの上側部位に凹部空間部を設けているから、この凹部空間部を物品の収容室として利用することもできる。しかし、凹部空間部は、カウンタウエイトの上側に設けられているから、例えばバッテリのように電線で接続されているものを収容した場合には、カウンタウエイトを脱着するときに、バッテリに繋がる電線を切り離さなくてはならず、カウンタウエイトの脱着作業に手間を要するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、物品収容室に物品を収容した状態でも、カウンタウエイトを容易に脱着できるようにした建設機械を提供することにある。
(1).本発明による建設機械は、車体の支持構造体を形成し前側に作業装置が取付けられると共に原動機が取付けられた車体フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるために該車体フレームの後端に取付けられるカウンタウエイトとを備え、前記車体フレームは、底板と該底板上に立設された左,右の縦板とにより形成されたメインフレームと、該メインフレームの左,右両側に位置して前,後方向に延びた左,右のサイドフレームと、該左,右のサイドフレームと前記メインフレームとの間を接続するために前,後方向に間隔をもって左,右方向に延びた複数本の張出しビームと、前記メインフレームの左,右の縦板の後端に設けられ前記カウンタウエイトを取付ける左,右のウエイト取付部位とにより構成している。
上述した課題を解決するために、本発明が採用する構成の特徴は、前記左ウエイト取付部位と右ウエイト取付部位との間には、物品を載置するための載置部材を設け、前記カウンタウエイトには、前記載置部材と上,下方向で対向する部位を前,後方向に切欠くことにより収容溝を設け、前記載置部材と前記カウンタウエイトの収容溝とによって形成された空間を前記物品を収容する物品収容室として構成したことにある。
この構成によれば、載置部材とカウンタウエイトの収容溝とによって形成された空間を物品収容室とすることができる。従って、各種の物品は、載置部材上に載置することにより、カウンタウエイトを物品収容室として利用することができる。
この結果、各種の物品は、車体フレーム側となる載置部材上に載置することができるから、車体フレームに対してカウンタウエイトを取外し、または取付ける場合には、物品を載置部材に載置したままの状態でカウンタウエイトだけを脱着することができる。即ち、載置された物品が車体フレーム側に電線や管体で繋がれている場合でも、この電線や配管を切り離したり、途中にジョイントを設けたりする必要がないから、カウンタウエイトの脱着作業を容易に行うことができる。
(2).本発明によると、前記載置部材は、前記左,右のウエイト取付部位の下部に配置する構成としたことにある。これにより、載置部材が車体フレームの下側に突出するのを防止でき、物品収容室の内部容積を確保しつつ、外観上の見栄えを良好にすることができる。
(3).本発明によると、前記左,右のウエイト取付部位は、前記左,右の縦板から連続して延びた左,右の後縦板と、前記左,右の縦板の上フランジから連続して延びた左,右の上フランジと、前記左,右の縦板の下フランジから連続して延びた左,右の下フランジとにより断面I字状に形成し、前記載置部材は、前記左,右の下フランジ間に設ける構成としたことにある。この構成によれば、左,右の縦板と一体的に形成された左,右のウエイト取付部位を利用して載置部材を取付けることができる。
(4).本発明によると、前記物品収容室の前側には、前記原動機が収容される機械室との間を仕切る仕切部材を設ける構成としたことにある。これにより、機械室と物品収容室とを仕切部材を用いて仕切ることができ、原動機による熱、潤滑用の油液から物品収容室に収容した物品を保護することができる。
(5).本発明によると、前記カウンタウエイトの後面側には、前記物品収容室の後側を開閉可能に閉塞する蓋体を設ける構成としたことにある。これにより、蓋体を閉じた状態では、物品収容室に収容した物品を外部の雨水、塵埃等から保護することができる。一方、蓋体を開いた状態では、物品収容室に収容した物品を出し入れしたり、メンテナンス作業を施すことができる。
(6).本発明によると、前記左,右のウエイト取付部位の前側には、左,右方向に延びる後部横板を立設し、該後部横板は、前記物品収容室の前側を仕切る仕切部材を兼ねる構成としたことにある。
この構成によれば、左,右のウエイト取付部位の前側に設けた後部横板は、車体フレームの構造体として機能しつつ、仕切部材として物品収容室の前側を仕切ることができる。これにより、別途仕切部材を設けることなく、物品収容室と機械室との間を仕切ることができる。
(7).本発明によると、前記載置部材の上側には、前側が閉塞され後側が開口した箱体を設け、該箱体の後側には、開閉可能に閉塞する蓋体を設ける構成としたことにある。これにより、箱体と蓋体は、1つのユニットとして載置部材に容易に取付けることができる。蓋体を閉じた状態では、物品収容室に収容した物品を外部の雨水、塵埃から保護することができる。
本発明の第1の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。 上部旋回体を建屋カバーの一部を省略した状態で示す平面図である。 載置板が取付けられた旋回フレームを示す平面図である。 旋回フレームのウエイト取付部位間に載置板を取付けた状態を示す要部拡大の斜視図である。 旋回フレームのウエイト取付部位から載置板を取外した状態を示す要部拡大の分解斜視図である。 油圧ショベルの後部を拡大して示す斜視図である。 単体のカウンタウエイトを左下側から見た斜視図である。 物品収容室にバッテリを収容している状態を図6中の矢示VIII−VIII方向から見た要部拡大の断面図である。 本発明の第2の実施の形態による旋回フレーム、載置板、箱体、蓋体等を示す要部拡大の斜視図である。 物品収容室にバッテリを収容している状態を図8と同様位置から見た要部拡大の断面図である。 本発明の第3の実施の形態による旋回フレームのウエイト取付部位間に載置板を取付けた状態を示す要部拡大の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態による旋回フレームのウエイト取付部位間に載置枠を取付けた状態を示す要部拡大の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態による物品収容室にバッテリを収容している状態を図8と同様位置から見た要部拡大の断面図である。 本発明の第6の実施の形態によるカウンタウエイトに蓋体を取付けた状態を示す正面図である。 図14中のカウンタウエイトから蓋体を取外した状態を示す要部拡大の分解図である。 本発明の第7の実施の形態による物品収容室にバッテリを収容している状態を図8と同様位置から見た要部拡大の断面図である。 本発明の変形例による物品収容室にバッテリを収容している状態を図8と同様位置から見た要部拡大の断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として、クローラ式の油圧ショベルを例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図1ないし図8は本発明に係る建設機械の第1の実施の形態を示している。
図1において、1は土砂の掘削作業等に用いられる建設機械としての油圧ショベルである。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され該下部走行体2と共に車体をなす上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより構成されている。
作業装置4は、ブーム4A、アーム4B、バケット4Cを備え、これらはブームシリンダ4D、アームシリンダ4E、バケットシリンダ4Fによって回動される。ブーム4Aは、その基端が後述する旋回フレーム5の左,右の縦板8,9のブーム取付部8A,9Aに回動可能に連結されている。
上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、エンジン18、キャブ21、カウンタウエイト25、物品収容室26、バッテリ29を含んで構成されている。
5は上部旋回体3の支持構造体をなす車体フレームとしての旋回フレームを示している。図3に示すように、この旋回フレーム5は、後述のメインフレーム6、左,右のサイドフレーム12,13、各張出しビーム14を含んで構成されている。
メインフレーム6は、旋回フレーム5の中央部分を構成し、該メインフレーム6は、下部走行体2に対して旋回可能に取付けられるものである。このメインフレーム6は、後述の底板7、左縦板8、右縦板9を含んで構成されている。
底板7は、メインフレーム6のベースとなるもので、該底板7は、旋回フレーム5の左,右方向の中間部を前,後方向に延びて設けられている。この底板7は、前側に位置して厚肉な鋼板を用いて平板状に形成された前底板部7Aと、該前底板部7Aの後部から後側に延び、該前底板部7Aよりも薄肉な鋼板を用いて平板状に形成された後底板部7Bとにより構成されている。前底板部7Aは、後述の各縦板8,9よりも左,右方向に広幅な長方形状に形成されている。一方、後底板部7Bは、各縦板8,9間のスペースに収まるように前,後方向に長尺な長方形状に形成されている。図8に示すように、後底板部7Bは、各縦板8,9を形成する下フランジ8C,9Cの高さ位置に配置されている。
左縦板8は、底板7上の左寄り位置を前,後方向に延びて立設されている。一方、右縦板9は、底板7上の右寄り位置を前,後方向に延びて立設されている。これら左,右の縦板8,9は、左,右方向で一定の間隔を保った状態で平行に配置されている。
なお、左,右の縦板8,9は、長さ方向(前,後方向)で連続した1枚の板体から形成した場合を例示している。しかし、製造するときの作業性を考慮し、各縦板8,9を長さ方向で分割した複数の板体、例えば前縦板と後縦板に分割し溶接手段を用いて一体的に固着する構成としてもよい。この場合には、前述した底板7の前底板部7Aと後底板部7Bとの境界位置で前縦板と後縦板とを繋ぎ合わされる構成が一般的である。このように、メインフレーム6の後側で分割されたフレームは、テールフレームと呼ばれている。
ここで、左縦板8の前側は、山形状に隆起したブーム取付部8Aとなり、右縦板9の前側は、山形状に隆起したブーム取付部9Aとなっている。これら左,右のブーム取付部8A,9Aには、作業装置4のブーム4Aの基端が回動可能にピン結合されている。一方、左縦板8の後側は、上フランジ8Bと下フランジ8Cに挟まれた断面I字状(Iフランジ構造)をなして後方に延び、右縦板9の後側は、上フランジ9Bと下フランジ9Cに挟まれた断面I字状をなして後方に延びている。これらの下フランジ8C,9Cは、各縦板8,9の下部をなすもので、該各下フランジ8C,9Cの高さ位置と同じ高さ位置となるように底板7の後底板部7Bが配置されている。さらに、各縦板8,9の後側には、後述するウエイト取付部位16,17が設けられている。
連結板10は、各縦板8,9の前,後方向の中間部に位置して左,右方向に延びて立設されている。この連結板10は、横長な長方形状の板体からなり、底板7の後底板部7B、左,右の縦板8,9に一体的に固着されている。
11A,11B,11Cは後述する左,右のウエイト取付部位16,17の前側に位置して左,右方向に延びて立設された3枚の後部横板を示している(以下、全体として後部横板11という)。中央後部横板11Aは、各ウエイト取付部位16,17間に配置され、左後部横板11Bは、左ウエイト取付部位16と左サイドフレーム12との間に配置され、右後部横板11Cは、右ウエイト取付部位17と右サイドフレーム13との間に配置されている。中央後部横板11Aは、横長な長方形状の板体からなり、メインフレーム6と各ウエイト取付部位16,17との境界位置、即ち、後述する物品収容室26の前側で立上っている。これにより、中央後部横板11Aは、後述する物品収容室26と機械室31との間を仕切る仕切部材としても機能することができる。
一方、左後部横板11Bは、左サイドフレーム12を支持する張出しビームとしても機能している。さらに、右後部横板11Cは、右サイドフレーム13を支持する張出しビームとしても機能している。
左サイドフレーム12は、底板7、左縦板8の左側に間隔をもって配置されている。右サイドフレーム13は、底板7、右縦板9の右側に間隔をもって配置されている。各サイドフレーム12,13は、例えば断面D字状の筒体からなるD型フレームを用いて形成され、各縦板8,9に沿って前,後方向に延びている。
左張出しビーム14A,14B,14Cは、底板7と左縦板8から左,右方向の左側に延び、該各左張出しビーム14A,14B,14Cは、旋回フレーム5の前,後方向に間隔をもって複数本、例えば3本配設されている。各左張出しビーム14A,14B,14Cは、底板7、左縦板8から離間した左位置に左サイドフレーム12を配置するものである。
一方、右張出しビーム14D,14E,14Fは、底板7と右縦板9から左,右方向の右側に延び、該各右張出しビーム14D,14E,14Fは、前述した各左張出しビーム14A,14B,14Cと同様に、旋回フレーム5の前,後方向に間隔をもって複数本、例えば3本配設されている。各右張出しビーム14D,14E,14Fは、底板7、右縦板9から離間した右位置に右サイドフレーム13を配置するものである。
左,右に位置する前エンジンブラケット15A,15Bは、連結板10の後側に設けられ、左,右に位置する後エンジンブラケット15C,15Dは、中央後部横板11Aの前側に設けられている。これらのエンジンブラケット15A〜15Dは、後述のエンジン18を支持するものである。
16はメインフレーム6の左縦板8の後端に設けられた左ウエイト取付部位である。図4、図5に示すように、この左ウエイト取付部位16は、中央後部横板11Aと左後部横板11Bとの間から後方に突出するように設けられている。具体的には、左ウエイト取付部位16は、左縦板8に連続して後側に延びた後縦板16Aと、上フランジ8Bに連続して後側に延びた上フランジ16Bと、下フランジ8Cに連続して後側に延びた下フランジ16Cとにより断面I字状(Iフランジ構造)に形成されている。さらに、上フランジ16Bと下フランジ16Cとの間には、前,後方向に離間した2箇所に支柱16Dが設けられ、該各支柱16Dには、上,下方向に貫通してボルト挿通孔16D1が設けられている。このボルト挿通孔16D1には、左ウエイト取付部位16上に後述のカウンタウエイト25を固定するためのボルト(図示せず)が挿通される。
17はメインフレーム6の右縦板9の後端に設けられた右ウエイト取付部位である。この右ウエイト取付部位17は、前述した左ウエイト取付部位16と同様に、中央後部横板11Aと右後部横板11Cとの間から後方に突出するように設けられ、後縦板17A、上フランジ17Bおよび下フランジ17Cによって断面I字状(Iフランジ構造)に形成されている。さらに、上フランジ17Bと下フランジ17Cとの間には、前,後方向に離間した2箇所に支柱17Dが設けられ、該各支柱17Dには、上,下方向に貫通してボルト挿通孔17D1が設けられている。このボルト挿通孔17D1には、右ウエイト取付部位17上にカウンタウエイト25を固定するためのボルト(図示せず)が挿通される。
ここで、左ウエイト取付部位16、右ウエイト取付部位17は、底板7を構成する後底板部7Bの左,右方向の幅寸法と同等の離間寸法をもって配置され、これらのウエイト取付部位16,17間には後述の載置板24が取付けられる。そこで、各ウエイト取付部位16,17には、下部を構成する下フランジ16C,17Cから互いに対向するように複数個、例えば2個の取付ブラケット16E,17Eが内向きに突出して設けられている。
18は旋回フレーム5の後側に設けられた原動機としてのエンジン(図2参照)である。このエンジン18は、後述するカウンタウエイト25の前側に画成される機械室31に配置され、左,右方向に延在する横置き状態でメインフレーム6の各エンジンブラケット15A〜15Dに防振状態で取付けられている。エンジン18の右側には、作動油を圧油として吐出するための油圧ポンプ19が取付けられている。一方、エンジン18の左側には、ラジエータ、オイルクーラを含んで形成された熱交換装置20が配設されている。
キャブ21は、旋回フレーム5の左前側に設けられ、このキャブ21は、油圧ショベル1を運転するためにオペレータが搭乗するものである。キャブ21の内部には、オペレータが着座する運転席、各種操作を行うレバー、ペダル(いずれも図示せず)が配設されている。
作動油タンク22は、エンジン18の前側に位置して旋回フレーム5の右側に設けられ、該作動油タンク22は、内部に作動油を貯えるものである。燃料タンク23は、作動油タンク22の前側に隣接するように旋回フレーム5の右側に設けられ、該燃料タンク23は、内部に燃料を貯えるものである。
次に、後述のバッテリ29を収容するための物品収容室26を形成する載置板24とカウンタウエイト25の収容溝25Gとの構成について述べる。
24は左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に設けられた本発明による載置部材としての載置板を示している。この載置板24は、後述のバッテリ29が載置される台板を構成している。図5に示すように、載置板24は、例えば左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間の距離寸法に収まる幅寸法をもった長方形状の板体として形成されている。一方、図8に示すように、載置板24の前,後方向の長さ寸法は、その後端が後述するカウンタウエイト25の後面25Bよりも前側に位置するように設定されている。これにより、旋回動作時に載置板24が周囲の障害物に干渉しないようにすることができる。
ここで、載置板24は、左,右方向の両側部位を左,右のウエイト取付部位16,17の各取付ブラケット16E,17E上に載せ、この状態でボルト24Aを各取付ブラケット16E,17Eに螺着することにより、各ウエイト取付部位16,17間に取付けることができる。これにより、載置板24は、各ウエイト取付部位16,17の下部となる下フランジ16C,17Cに配置することができる。
25は旋回フレーム5の後端に取付けられたカウンタウエイトを示している。このカウンタウエイト25は、作業装置4との重量バランスをとるものである。図2、図7に示すように、カウンタウエイト25は、エンジン18および後エンジンブラケット15C,15Dと前,後方向で対面するように左,右方向にほぼ平坦に延びた前面25Aと、該前面25Aの両端から左,右方向の中央部が後側に突出するように凸円弧状に延びた後面25Bと、前記前面25Aと後面25Bの上部に形成された上面25Cと、前記前面25Aと後面25Bの下部に形成された下面25Dとにより構成されている。
カウンタウエイト25の下部中央寄り位置には、下面25Dに開口しつつ前面25Aから後面25Bの近傍まで延びた凹溝状の左取付溝部25Eと右取付溝部25Fとが設けられている。この左,右の取付溝部25E,25Fは、左,右のウエイト取付部位16,17が嵌合されるもので、該各ウエイト取付部位16,17間の離間寸法に対応して配置されている。左,右の取付溝部25E,25Fに左,右のウエイト取付部位16,17を嵌合した状態では、左,右の取付溝部25E,25Fに左,右のウエイト取付部位16,17がほぼ収まるようになっている。
さらに、カウンタウエイト25には、載置板24と上,下方向で対向する部位、即ち、左,右の取付溝部25E,25F間を前,後方向に切欠くことにより収容溝25Gが設けられている。この収容溝25Gは、各取付溝部25E,25Fの内側部位から立上って前,後方向に延びた左,右の側面部25G1,25G2と、該各側面部25G1,25G2の上端を接続するように水平状態で前,後方向に延びた天面部25G3とにより角溝状に形成されている。収容溝25Gは、前面25Aから後面25Bまで前,後方向に貫通している。
ここで、収容溝25Gは、その左,右方向の幅寸法が左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間の離間寸法と同等に設定されている。これにより、収容溝25Gの幅寸法と載置板24の幅寸法とを同等にすることができるから、載置板24上の収容スペースを大きくすることができる。
図8に示すように、収容溝25Gの天面部25G3には、上部旋回体3の外部に開口する後側寄りに位置してねじ座25Hが設けられている。このねじ座25Hには、後述の蓋体28を開閉可能(回動可能)に支持するヒンジ28Aが取付けられる。一方、収容溝25Gの左側面部25G1には、蓋体28を閉じたときに該蓋体28に設けられたロック装置28Bと連結される連結具(図示せず)が設けられている。
このように構成されたカウンタウエイト25は、左,右の取付溝部25E,25Fを旋回フレーム5の左,右のウエイト取付部位16,17に嵌合させ、左,右の支柱16D,17Dのボルト挿通孔16D1,17D1にボルト(図示せず)を挿通し、このボルトを締着する。これにより、カウンタウエイト25は、このウエイト取付部位16,17に一体的に取付けることができる。一方、前記ボルトを緩めて外すことにより、ウエイト取付部位16,17からカウンタウエイト25を取外すことができる。
左,右のウエイト取付部位16,17にカウンタウエイト25を取付けた状態では、載置板24とカウンタウエイト25の収容溝25Gとの間に後述の物品収容室26を画成することができる。
即ち、26は左,右のウエイト取付部位16,17間の載置板24とカウンタウエイト25の収容溝25Gとによって形成された物品収容室を示している。この物品収容室26の内部は、載置板24の上方を収容溝25Gによって覆うことにより形成された直方体状の空間26Aとなっている。物品収容室26には、後述のバッテリ29、バケット4Cに取付けられる掘削爪、その他の消耗品(いずれも図示せず)を収容することができるが、本実施の形態では、バッテリ29を収容した場合を例示している。
ここで、物品収容室26は、バッテリ29を載置板24に載置する構造としているから、このバッテリ29は旋回フレーム5側に取付けた状態とすることができる。従って、旋回フレーム5からカウンタウエイト25を取外す場合には、バッテリ29を載置板24に載置したままの状態でカウンタウエイト25だけを取外すことができる。
27は物品収容室26の前側に設けられた仕切部材である。この仕切部材27は、カウンタウエイト25の収容溝25Gが上部旋回体3の内部、即ち、後述の機械室31に開口した前側開口を閉塞することにより、物品収容室26と機械室31との間を仕切ることができる。仕切部材27は、収容溝25Gの各側面部25G1,25G2と天面部25G3の前端に亘って延びた長方形状の平板として形成され、例えば溶接、ボルト止めを含む固着手段を用いてカウンタウエイト25に取付けられている。これにより、仕切部材27は、物品収容室26と機械室31との間を仕切って隔絶することにより、例えばエンジン18が発生する熱、潤滑用の油液から物品収容室26に収容したバッテリ29を保護することができる。
28はカウンタウエイト25の後面25B側となる物品収容室26の後側に設けられた蓋体で、該蓋体28は、物品収容室26の後側開口を開閉可能に閉塞するものである。この蓋体28は、カウンタウエイト25の収容溝25Gの幅寸法とほぼ等しい幅寸法をもった板体からなり、その下側はカウンタウエイト25に合わせて円弧状に湾曲している。図8に示すように、蓋体28は、上端がヒンジ28Aを介してカウンタウエイト25のねじ座25Hにボルト止めされている。ここで、蓋体28は、物品収容室26の後側開口を閉塞した状態で、カウンタウエイト25の後面25Bと同一面となるように、または後面25Bよりも奥まった位置となるように配置されている。これにより、旋回動作時に蓋体28が周囲の障害物等に接触して損傷するのを防止している。
さらに、蓋体28には、左,右方向の一側、例えば左側位置にロック装置28Bが設けられている。このロック装置28Bは、蓋体28を閉じたときに、カウンタウエイト25の左側面部25G1に設けた連結具に連結することにより、蓋体28を閉じた状態に保持するものである。一方、ロック装置28Bを操作して連結を解除することにより、蓋体28を開くことができる。ロック装置28Bには、例えばエンジンキーによって施錠、解錠することができるシリンダ錠(いずれも図示せず)が設けられ、このシリンダ錠を施錠することにより、物品収容室26に収容したバッテリ29の盗難、いたずら等を防ぐことができる。
バッテリ29は、物品収容室26に収容された各種の物品の1つを構成している。このバッテリ29は、載置板24上に前,後方向に並べて2個設けられている。各バッテリ29は、エンジン18を始動したり、各種電気部品を動作させるための電荷を貯えるものである。各バッテリ29は、図示しない固定具を用いて載置板24に固定され、端子から延びた電線が旋回フレーム5または該旋回フレーム5に搭載された電気部品(いずれも図示せず)に接続されている。
このように、各バッテリ29は旋回フレーム5に対して電気的に、構造的に取付けられている。しかし、仕切部材27、蓋体28は、カウンタウエイト25側に設けられているから、バッテリ29を載置板24に載置したままの状態で、仕切部材27、蓋体28と一緒にカウンタウエイト25を取外すことができる。
図1に示すように、建屋カバー30は、キャブ21とカウンタウエイト25との間に位置して旋回フレーム5上に設けられている。図2に示すように、この建屋カバー30は、カウンタウエイト25の前側に、エンジン18、油圧ポンプ19、熱交換装置20等を収容する機械室31を形成している。
第1の実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
キャブ21に搭乗したオペレータは、エンジン18を始動して油圧ポンプ19を駆動する。この状態で、走行用のレバー等を操作することにより、下部走行体2を前進または後進させることができる。一方、作業用のレバーを操作することにより、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、左,右のウエイト取付部位16,17間には、バッテリ29を載置するための載置板24が設けられている。カウンタウエイト25には、載置板24と上,下方向で対向する部位を前,後方向に切欠くことにより収容溝25Gが設けられている。これにより、載置板24と収容溝25Gとによって形成された空間26Aを、バッテリ29を収容する物品収容室26として構成することができる。
従って、2個のバッテリ29は、載置板24に載置することにより、カウンタウエイト25の収容溝25Gによって形成された物品収容室26に収容することができ、カウンタウエイト25の一部に各バッテリ29を収めることができる。
この結果、各バッテリ29は、旋回フレーム5側となる載置板24に載置することができるから、旋回フレーム5に対してカウンタウエイト25を脱着する場合には、各バッテリ29を載置板24に載置したままの状態でカウンタウエイト25だけを脱着することができる。即ち、各バッテリ29が旋回フレーム5側に電線で繋がれている場合でも、この電線を切り離したり、途中にジョイントを設けたりする必要がないから、カウンタウエイト25の脱着作業を容易に行うことができる。
物品収容室26の前側には、エンジン18が収容される機械室31との間を仕切る仕切部材27を設けているから、この仕切部材27は機械室31と物品収容室26とを隔絶することができる。これにより、エンジン18が発生する熱、潤滑用の油液等から物品収容室26内の各バッテリ29を保護することができる。
カウンタウエイト25の後面25B側には、物品収容室26の後側を開閉可能に閉塞する蓋体28が設けられている。これにより、蓋体28を閉じた状態では、物品収容室26に収容したバッテリ29を外部の雨水、塵埃等から保護することができる。一方、蓋体28を開いた状態では、物品収容室26に収容したバッテリ29を出し入れしたり、メンテナンス作業を施すことができる。
しかも、蓋体28は、ヒンジ28Aをカウンタウエイト25の収容溝25Gの天面部25G3に取付け、ロック装置28Bは、カウンタウエイト25の左側面部25G1に設けた連結具に連結する構成としている。従って、蓋体28を取付けるときの位置合せ作業を容易に行うことができる上に、蓋体28を取付けたままの状態でカウンタウエイト25を取外すことができる。
さらに、載置板24は、左,右のウエイト取付部位16,17の下部となる下フランジ16C,17Cに配置しているから、この載置板24が旋回フレーム5の下側に突出するのを防止できる。これにより、物品収容室26の内部容積を確保しつつ、外観上の見栄えを良好にすることができる。
次に、図9および図10は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、載置部材の上側には、前側が閉塞され後側が開口した箱体を設け、該箱体の後側には、開閉可能に閉塞する蓋体を設ける構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図9、図10に示すように、41は左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に設けられた第2の実施の形態に適用される載置部材としての載置板である。この載置板41は、第1の実施の形態による載置板24とほぼ同様に、各ウエイト取付部位16,17間に収まる幅寸法をもった長方形状の板体として形成されている。しかし、第2の実施の形態による載置板41は、左,右方向の両側に前,後方向に間隔をもって複数個のねじ穴(いずれも図示せず)が形成されている点で、第1の実施の形態による載置板24と相違している。
42は旋回フレーム5の後端に取付けられた第2の実施の形態によるカウンタウエイトである。このカウンタウエイト42は、第1の実施の形態によるカウンタウエイト25とほぼ同様に、前面42A、後面42B、上面42C、下面42Dからなり、下部中央寄り位置には左,右の取付溝部(いずれも図示せず)が設けられている。カウンタウエイト42には、載置板41と上,下方向で対向する部位に収容溝42Eが設けられ、この収容溝42Eは、左側面部(図示せず)、右側面部42E2および天面部42E3により角溝状に形成されている。しかし、第2の実施の形態によるカウンタウエイト42は、天面部42E3にねじ座が設けられていない点で、第1の実施の形態によるカウンタウエイト25と相違している。
43は載置板41とカウンタウエイト42の収容溝42Eとによって形成された第2の実施の形態による物品収容室を示している。この物品収容室43は、第1の実施の形態による物品収容室26とほぼ同様に、直方体状の空間43Aとなっている。物品収容室43には、後述の箱体44と共にバッテリ29が収容されている。
44は物品収容室26内に位置して載置板41上に取付けられた箱体である。この箱体44は、左,右方向に間隔をもって立設された左,右の側板部44A,44Bと、この左,右の側板部44A,44Bの上端を接続するように水平方向に延びた天板部44Cと、前記各側板部44A,44Bおよび天板部44Cの前端を閉塞した前板部44Dとにより構成されている。箱体44は、例えば左,右の側板部44A,44Bの下端を載置板41にボルト止めすることにより、前側が閉塞され後側が開口した箱構造をなしている。なお、箱体44は、載置板41に溶接手段によって固着する構成としてもよい。
ここで、箱体44は、物品収容室26よりも僅かに小さな外形寸法をもって該物品収容室26内に収められている。これにより、前板部44Dは、物品収容室43と機械室31との間を仕切る仕切部材として機能し、エンジン18が発生する熱、潤滑用の油液からバッテリ29を保護することができる。
45はカウンタウエイト42の後面42B側となる物品収容室43の後側、即ち、箱体44の後側に設けられた蓋体を示している。この蓋体45は、カウンタウエイト42の後面側となる物品収容室43の後側部位、具体的には、箱体44の後側開口を開閉可能に閉塞するものである。蓋体45は、カウンタウエイト42の収容溝42Eの幅寸法とほぼ等しい幅寸法をもった板体からなり、その上端がヒンジ45Aを介して箱体44の天板部44Cの後端にボルト止めされている。さらに、蓋体45には、第1の実施の形態による蓋体28と同様に、左,右方向の一側、例えば左側位置にシリンダ錠付のロック装置45Bが設けられている。このロック装置45Bは、蓋体45を閉じたときに箱体44の左側板部44Aに設けた連結具(図示せず)に連結することにより、蓋体45を閉じた状態に保持するものである。一方、ロック装置45Bを操作して連結を解除することにより、蓋体45を開くことができる。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、第2の実施の形態によれば、カウンタウエイト42には、収容溝42Eが設けられているだけで、仕切部材を構成する箱体44の前板部44D、蓋体45は、旋回フレーム5側に設ける構成としている。これにより、箱体44、蓋体45は、1つのユニットとして載置板41に対して簡単な作業で取付けることができる。
次に、図11は本発明の第3の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、載置部材を溶接手段を用いて旋回フレームの左,右のウエイト取付部位に取付ける構成としたことにある。なお、第3の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図11に示すように、51は左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に設けられた第3の実施の形態に適用される載置部材としての載置板である。この載置板51は、第1の実施の形態による載置板24とほぼ同様に、長方形状の板体として形成されている。しかし、第3の実施の形態による載置板51は、左,右方向の両端を溶接手段を用いて各ウエイト取付部位16,17の下フランジ16C,17Cに固着している点で、第1の実施の形態による載置板24と相違している。
かくして、このように構成された第3の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、第3の実施の形態によれば、載置板51は、溶接手段を用いて各ウエイト取付部位16,17に取付ける構成としているから、各ウエイト取付部位16,17の取付ブラケット16E,17Eと載置板51のボルト挿通孔を省略することができる。
次に、図12は本発明の第4の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、載置部材を溶接手段を用いて旋回フレームの左,右のウエイト取付部位に取付けると共に、載置部材をウエイト取付部位の下部よりも低い位置に配置する構成としたことにある。なお、第4の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図12に示すように、61は左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に設けられた第4の実施の形態に適用される載置部材としての載置枠である。この載置枠61は、各ウエイト取付部位16,17間に収まる幅寸法をもった長方形状の底板部61Aと、該底板部61Aの左,右方向の両端から立上った左,右の側板部61B,61Cとにより、全体として横断面がU字状の枠体として構成されている。各側板部61B,61Cの上端は、溶接手段を用いて各ウエイト取付部位16,17の下フランジ16C,17Cに固着されている。
ここで、載置枠61は、各側板部61B,61Cにより、底板部61Aを各ウエイト取付部位16,17の下部となる下フランジ16C,17Cよりも高さ寸法Hだけ低い位置に配置している。これにより、載置枠61は、高さ寸法Hの分だけ物品収容室26を上,下方向に広くすることができる。
かくして、このように構成された第4の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、第4の実施の形態によれば、載置枠61は、溶接手段を用いて各ウエイト取付部位16,17に取付ける構成としているから、各ウエイト取付部位16,17の取付ブラケット16E,17Eと載置枠61のボルト挿通孔を省略することができる。しかも、U字状の載置枠61は、底板部61Aを各ウエイト取付部位16,17の下フランジ16C,17Cよりも高さ寸法Hだけ低い位置に配置しているから、広げたスペースの分だけ、大きな物品を収容できる上に、物品の出し入れ作業、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。
次に、図13は本発明の第5の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、メインフレームの底板と載置部材とを1枚の板体として構成したことにある。なお、第5の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図13に示すように、71は左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に設けられた第5の実施の形態に適用される載置部材としての載置板である。この載置板71は、メインフレーム6の底板7を構成する後底板部7B′の後側に一体形成されている。具体的には、載置板71は、後底板部7B′を中央後部横板11Aを越える位置まで後方に延ばすことにより、各ウエイト取付部位16,17間に設けられた板体として形成されている。この載置板71は、溶接手段を用いてウエイト取付部位16,17の下フランジ16C,17Cに固着されている。
かくして、このように構成された第5の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、第5の実施の形態によれば、メインフレーム6の底板7の後底板部7B′と載置板71とを一体形成しているから、後底板部7B′を左,右の縦板8,9に溶接するときに、この溶接作業に連続して載置板71を左,右のウエイト取付部位16,17に溶接することができる。この結果、載置板71を設けるための製造コストを抑えることができる。
次に、図14および図15は本発明の第6の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、物品収容室の後側を閉塞する蓋体をボルトを用いてカウンタウエイトに取付ける構成としたことにある。なお、第6の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図14に示すように、81は第6の実施の形態によるカウンタウエイトである。このカウンタウエイト81は、第1の実施の形態によるカウンタウエイト25とほぼ同様に、前面(図示せず)、後面81A、上面81B、下面81C、左,右の取付溝部(図示せず)、収容溝81Dを備えている。しかし、第6の実施の形態によるカウンタウエイト81は、収容溝81Dの後側に複数個、例えば左,右に2個ずつ取付ブラケット81E(図15参照)が設けられている点で、第1の実施の形態によるカウンタウエイト25と相違している。
82は第6の実施の形態による蓋体である。この蓋体82は、第1の実施の形態による蓋体28とほぼ同様に、カウンタウエイト81の後面81A側となる物品収容室(図示せず)の後側に設けられ、この物品収容室の後側開口を開閉可能に閉塞するものである。しかし、第6の実施の形態による蓋体82は、ボルト83を用いてカウンタウエイト81に取外し、取付け可能(開閉可能)に取付けられている点で、第1の実施の形態による蓋体28と相違している。
即ち、蓋体82の左,右の両側には、カウンタウエイト81の各取付ブラケット81Eに対応して4個のボルト挿通孔82Aが形成されている。蓋体82は、各ボルト挿通孔82Aに挿通したボルト83を取付ブラケット81Eに螺着することにより、カウンタウエイト81に取付けることができる。一方、蓋体82は、各ボルト83を緩めることにより取外すこともできる。
かくして、このように構成された第6の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第6の実施の形態によれば、蓋体82は、各ボルト83による簡単な取付構造によってカウンタウエイト81に取付けることができる。
次に、図16は本発明の第7の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、載置部材と仕切部材とを1枚の板体によって形成したことにある。なお、第7の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図16に示すように、91は第7の実施の形態に適用される載置部材としての載置枠である。この載置枠91は、例えば1枚の長方形状の板体を長さ方向の中間部位で約90度に折曲げることによりL字状の枠体として形成されている。載置枠91は、左ウエイト取付部位16と右ウエイト取付部位17との間に収まる長方形状の載置板部91Aと、中央後部横板11Aの位置で該載置板部91Aの前端から立上った長方形状の仕切部材としての仕切板部91Bとにより構成されている。
ここで、載置板部91Aは、その左,右両側がボルト(図示せず)を用いて各ウエイト取付部位16,17の取付ブラケット16E,17Eに取付けられている。これにより、仕切板部91Bは、物品収容室26の前側を閉塞し、該物品収容室26と機械室31との間を仕切ることができる。
かくして、このように構成された第7の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第7の実施の形態によれば、1枚の載置枠91に、載置板部91Aと仕切板部91Bとを形成することができるから、これらを容易に設けることができ、また各ウエイト取付部位16,17に容易に組付けることができる。
なお、第1の実施の形態では、物品収容室26と機械室31との間を仕切るために物品収容室26の前側に設けた仕切部材27は、カウンタウエイト25の収容溝25Gの左,右の側面部25G1,25G2と天面部25G3の前端に亘って延びた長方形状の平板として形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、図17に示す変形例のように構成してもよい。即ち、図17に示すように、第1の実施の形態による仕切部材27を廃止し、仕切部材を兼ねる中央後部横板11Aによって物品収容室26と機械室31との間を仕切る構成としてもよい。この構成は、第3〜第6の実施の形態にも同様に適用できるものである。
第1の実施の形態では、蓋体28の上部にヒンジ28Aを設けることにより、蓋体28の下部を上側に持ち上げて上側に開く構造とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、蓋体の左,右方向の一方にヒンジを設けることにより、蓋体の他方を持って開く横開き構造としてもよい。さらに、蓋体の下部にヒンジを設けることにより、蓋体の上部を下側に開く構造としてもよい。これらの構成は、第6の実施の形態を除く、他の実施の形態にも同様に適用できるものである。
第1の実施の形態では、仕切部材27を長方形状の平板として形成し、溶接、ボルト止めの手段を用いてカウンタウエイト25に取付ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、収容溝をカウンタウエイトの前面に貫通しないように、該前面を残した状態で形成することにより、この前面の一部を仕切部材として用いる構成としてもよい。この構成は、第2、第7の実施の形態を除く、他の実施の形態にも同様に適用できるものである。
一方、第1の実施の形態では、載置板24を左,右のウエイト取付部位16,17間に収まる幅寸法をもった長方形状の板体として形成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、左,右のウエイト取付部位16,17間に前,後方向に間隔をもって複数本の棒状体を架け渡すことにより載置部材を簀子構造とする構成としてもよい。この簀子構造は、仕切部材27、蓋体28にも適用することができる。これらの構成は、他の実施の形態にも同様に適用できるものである。
各実施の形態では、旋回フレーム5上に原動機としてエンジン18を搭載した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、原動機として電動モータを用いてもよく、さらには、電動モータとエンジンとを併用したハイブリッド式原動機としてもよい。
さらに、各実施の形態では、建設機械として、クローラ式の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、ホイール式の油圧ショベルに適用してもよい。それ以外にも、油圧クレーン、ホイールローダ等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
4 作業装置
5 旋回フレーム
6 メインフレーム
7 底板
7A 前底板部
7B,7B′ 後底板部
8 左縦板
8B,9B,16B,17B 上フランジ
8C,9C 下フランジ
9 右縦板
11A,11B,11C 後部横板
12 左サイドフレーム
13 右サイドフレーム
14A〜14F 張出しビーム
16 左ウエイト取付部位
16A,17A 後縦板
16C,17C 下フランジ(下部)
17 右ウエイト取付部位
18 エンジン(原動機)
24,41,51,71 載置板(載置部材)
25,42,81 カウンタウエイト
25G,42E,81D 収容溝
26,43 物品収容室
26A,43A 空間
27 仕切部材
28,45,82 蓋体
29 バッテリ(物品)
31 機械室
44 箱体
44A 左側板部
44B 右側板部
44C 天板部
44D 前板部(仕切部材)
61,91 載置枠(載置部材)
91A 載置板部
91B 仕切板部(仕切部材)
発明による建設機械は、車体の支持構造体を形成し前側に作業装置が取付けられると共に原動機が取付けられた車体フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるために該車体フレームの後端に取付けられるカウンタウエイトとを備え、前記車体フレームは、底板と該底板上に立設された左,右の縦板とにより形成されたメインフレームと、該メインフレームの左,右両側に位置して前,後方向に延びた左,右のサイドフレームと、該左,右のサイドフレームと前記メインフレームとの間を接続するために前,後方向に間隔をもって左,右方向に延びた複数本の張出しビームと、前記メインフレームの左,右の縦板の後端に設けられ前記カウンタウエイトを取付ける左,右のウエイト取付部位とにより構成している。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記左,右のウエイト取付部位は、前記左,右の縦板から連続して延びた左,右の後縦板と、前記左,右の縦板の上フランジから連続して延びた左,右の上フランジと、前記左,右の縦板の下フランジから連続して延びた左,右の下フランジとにより断面I字状に形成し、前記左ウエイト取付部位と右ウエイト取付部位との間で、かつ前記左,右の下フランジ間には、物品を載置するための載置部材を設け、前記カウンタウエイトには、前記載置部材と上,下方向で対向する部位を前,後方向に切欠くことにより収容溝を設け、前記載置部材と前記カウンタウエイトの収容溝とによって形成された空間を前記物品を収容する物品収容室として構成したことにある。
この結果、各種の物品は、車体フレーム側となる載置部材上に載置することができるから、車体フレームに対してカウンタウエイトを取外し、または取付ける場合には、物品を載置部材に載置したままの状態でカウンタウエイトだけを脱着することができる。即ち、載置された物品が車体フレーム側に電線や管体で繋がれている場合でも、この電線や配管を切り離したり、途中にジョイントを設けたりする必要がないから、カウンタウエイトの脱着作業を容易に行うことができる。また、左,右の縦板と一体的に形成された左,右のウエイト取付部位を利用して載置部材を取付けることができる。
請求項2の発明によると、前記物品収容室の前側には、前記原動機が収容される機械室との間を仕切る仕切部材を設ける構成としたことにある。これにより、機械室と物品収容室とを仕切部材を用いて仕切ることができ、原動機による熱、潤滑用の油液から物品収容室に収容した物品を保護することができる。
請求項3の発明によると、前記カウンタウエイトの後面側には、前記物品収容室の後側を開閉可能に閉塞する蓋体を設ける構成としたことにある。これにより、蓋体を閉じた状態では、物品収容室に収容した物品を外部の雨水、塵埃等から保護することができる。一方、蓋体を開いた状態では、物品収容室に収容した物品を出し入れしたり、メンテナンス作業を施すことができる。
請求項4の発明によると、前記左,右のウエイト取付部位の前側には、左,右方向に延びる後部横板を立設し、該後部横板は、前記物品収容室の前側を仕切る仕切部材を兼ねる構成としたことにある。
請求項5の発明によると、前記載置部材の上側には、前側が閉塞され後側が開口した箱体を設け、該箱体の後側には、開閉可能に閉塞する蓋体を設ける構成としたことにある。これにより、箱体と蓋体は、1つのユニットとして載置部材に容易に取付けることができる。蓋体を閉じた状態では、物品収容室に収容した物品を外部の雨水、塵埃から保護することができる。
44は物品収容室43内に位置して載置板41上に取付けられた箱体である。この箱体44は、左,右方向に間隔をもって立設された左,右の側板部44A,44Bと、この左,右の側板部44A,44Bの上端を接続するように水平方向に延びた天板部44Cと、前記各側板部44A,44Bおよび天板部44Cの前端を閉塞した前板部44Dとにより構成されている。箱体44は、例えば左,右の側板部44A,44Bの下端を載置板41にボルト止めすることにより、前側が閉塞され後側が開口した箱構造をなしている。なお、箱体44は、載置板41に溶接手段によって固着する構成としてもよい。
ここで、箱体44は、物品収容室43よりも僅かに小さな外形寸法をもって該物品収容室43内に収められている。これにより、前板部44Dは、物品収容室43と機械室31との間を仕切る仕切部材として機能し、エンジン18が発生する熱、潤滑用の油液からバッテリ29を保護することができる。

Claims (7)

  1. 車体(2,3)の支持構造体を形成し前側に作業装置(4)が取付けられると共に原動機(18)が取付けられた車体フレーム(5)と、前記作業装置(4)との重量バランスをとるために該車体フレーム(5)の後端に取付けられるカウンタウエイト(25,42,81)とを備え、
    前記車体フレーム(5)は、底板(7)と該底板(7)上に立設された左,右の縦板(8,9)とにより形成されたメインフレーム(6)と、該メインフレーム(6)の左,右両側に位置して前,後方向に延びた左,右のサイドフレーム(12,13)と、該左,右のサイドフレーム(12,13)と前記メインフレーム(6)との間を接続するために前,後方向に間隔をもって左,右方向に延びた複数本の張出しビーム(14A〜14F)と、前記メインフレーム(6)の左,右の縦板(8,9)の後端に設けられ前記カウンタウエイト(25,42,81)を取付ける左,右のウエイト取付部位(16,17)とにより構成してなる建設機械において、
    前記左ウエイト取付部位(16)と右ウエイト取付部位(17)との間には、物品(29)を載置するための載置部材(24,41,51,61,71,91)を設け、
    前記カウンタウエイト(25,42,81)には、前記載置部材(24,41,51,61,71,91)と上,下方向で対向する部位を前,後方向に切欠くことにより収容溝(25G,42E,81D)を設け、
    前記載置部材(24,41,51,61,71,91)と前記カウンタウエイト(25,42,81)の収容溝(25G,42E,81D)とによって形成された空間を前記物品(29)を収容する物品収容室(26,43)として構成したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記載置部材(24,41,51,61,71,91)は、前記左,右のウエイト取付部位(16,17)の下部(16C,17C)に配置する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記左,右のウエイト取付部位(16,17)は、前記左,右の縦板(8,9)から連続して延びた左,右の後縦板(16A,17A)と、前記左,右の縦板(8,9)の上フランジ(8B,9B)から連続して延びた左,右の上フランジ(16B,17B)と、前記左,右の縦板(8,9)の下フランジ(8C,9C)から連続して延びた左,右の下フランジ(16C,17C)とにより断面I字状に形成し、前記載置部材(24,41,51,61,71,91)は、前記左,右の下フランジ(16C,17C)間に設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記物品収容室(26,43)の前側には、前記原動機(18)が収容される機械室(31)との間を仕切る仕切部材(27,44D,91B)を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記カウンタウエイト(25,81)の後面側には、前記物品収容室(26)の後側を開閉可能に閉塞する蓋体(28,82)を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  6. 前記左,右のウエイト取付部位(16,17)の前側には、左,右方向に延びる後部横板(11A)を立設し、該後部横板(11A)は、前記物品収容室(26,43)の前側を仕切る仕切部材を兼ねる構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  7. 前記載置部材(41)の上側には、前側が閉塞され後側が開口した箱体(44)を設け、
    該箱体(44)の後側には、開閉可能に閉塞する蓋体(45)を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
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