JP6653016B2 - 異物除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異物除去装置、特に、搬送される基板等の平板状部材表面の異物を除去する異物除去装置の構造に関する。
IC等の電子部品の製造工程では、ウェーハから切り出した半導体ダイを基板に接着するダイボンディング装置、基板に接着された半導体ダイの電極と基板の電極とをワイヤで接合するワイヤボンディング装置、半導体ダイの電極の上にバンプを形成しておき、半導体ダイを反転させて基板に固定すると共に半導体ダイの電極と基板の電極とを接続するフリップチップ実装装置等の多くの装置が用いられている。また、最近では、ウェーハの半導体ダイの上に半導体ダイを積層接合するボンディング装置も用いられている。
このようなボンディング装置では、基板等を搬送装置で一方向に搬送しながら、基板の所定の位置に半導体ダイをボンディングしたり、表面に半導体ダイが固定された基板を搬送して所定の位置で半導体ダイの電極と基板の電極とをワイヤで接続したりしている。
このような装置において、基板等の表面にゴミ等に異物が付着していると、接着剤の接着力が低下する場合がある。また、基板の電極や半導体ダイの電極の表面にゴミが付着していると、半導体ダイにクラック等が生じることがある。
このため、基板に対して空気を吹き付けて基板に付着している異物を吹き飛ばし、吹き飛んだ異物を吸引回収して異物の除去を行う装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−199458号公報
ところで、特許文献1に記載された異物除去装置は、搬送方向に移動する基板の上を基板の搬送方向と直交する方向にクリーニングノズルを移動させて基板の表面の異物を除去するものである。つまり、異物の付着している基板がクリーニングノズルの移動領域を通過した際に基板の表面の異物を除去し、クリーニングノズルの搬送方向下流側では基板の表面がクリーンな状態とするものである。
しかし、特許文献1に記載された従来技術のクリーニングノズルでは、搬送方向に一列に配置されている空気吹き出し口の内、一番搬送方向下流側の空気吹き出し口から噴出した空気が基板に付着した異物を搬送方向下流側に吹き飛ばしてしまう場合がある。この場合、一度、清浄な状態にした搬送方向下流側の基板の上に異物が再付着してしまい、基板表面を十分に清浄な状態とすることができない場合があった。
そこで、本発明は、搬送される平板状部材表面の清浄度を向上させることを目的とする。
本発明の異物除去装置は、水平方向に搬送される平板状部材の表面に帯状に空気を噴射する噴射口と、前記噴射口に隣接して配置される長方形状の吸引口と、を含む直方体状のクリーニングヘッドと、前記クリーニングヘッドを前記平板状部材の表面に沿って搬送方向と直交方向に移動させる駆動部と、を備え、前記平板状部材の表面の異物を除去する異物除去装置であって、前記クリーニングヘッドの長手方向の吸引口側端面が、搬送方向と直交方向から搬送方向と反対方向に向かって傾斜し、前記吸引口は、前記平板状部材の前記表面に向かう方向に開口し、前記噴射口は、搬送方向側に位置する長手方向の吸引口側端面のみに隣接して配置され、前記平板状部材の前記表面に対して前記吸引口に向かう方向に傾斜していること、を特徴とする。
本発明の異物除去装置において、噴射口は、直線状のスリットとしても好
本発明の異物除去装置において、噴射口は、直線状に配置された孔列であることとしても好適である。
本発明の異物除去装置において、吸引口の長手方向長さは、噴射口の長手方向長さよりも長いこととしても好適である。
本発明の異物除去装置において、駆動部は、クリーニングヘッドを平板状部材の搬送方向と直交方向の幅に応じて設定された長さだけ移動させることとしても好適である。
本発明は、搬送される平板状部材表面の清浄度を向上させることができる。
本発明の実施形態における異物除去装置を示す斜視図である。 図1に示す異物除去装置のクリーニングヘッドの断面図である。 図1に示す異物除去装置のクリーニングヘッドの本体と蓋の構造と、蓋の本体への組み付けを示す説明斜視図である。 図1に示すクリーニングヘッドの吸引口とスリットとが配置されている下面を上方向から見た図で、本発明の実施形態の異物除去装置の動作を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の異物除去装置のクリーニングヘッドの断面図である。 図5に示すクリーニングヘッドの吸引口と噴射孔とが配置されている下面を上方向から見た図で、本発明の他の実施形態の異物除去装置の動作を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の異物除去装置のクリーニングヘッドの断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態の異物除去装置100について説明する。図1に示すように、異物除去装置100は、クリーニングヘッド20と、クリーニングヘッド20を搬送方向と直交方向に移動させる駆動部30とを備えている。図1において、ガイドレール11、12によってガイドされて水平方向に搬送される平板状部材である基板13の搬送方向がX方向であり、X方向と同一面でX方向と直交する方向をY方向、XY面に鉛直な方向をZ方向として説明する。
図1に示すように、クリーニングヘッド20は、本体21の後面21bに蓋22が取り付けられた直方体形状で、上部に異物除去用の圧縮空気が供給される空気入口25と、図示しない真空装置に接続される吸引接続管26とが取り付けられている。クリーニングヘッド20の下面には、基板13の表面に帯状に空気を噴射する噴射口であるスリット23と、スリット23と隣接して配置される長方形状の吸引口24とが設けられている。なお、以下の説明では、本体21の長手方向の面で吸引口24のある側が本体21の前面21aであり、本体21の前面21aに垂直な方向をP方向、P方向と直角の水平方向をQ方向、PQ面に鉛直な方向をZ方向として説明する。Q方向は、平面視で、本体21の表面に平行な方向である。また、前面21aの対向面を後面21b、短辺方向の面は側面として説明する。
図1に示すように、クリーニングヘッド20の一方の側面は、楔形の接続部材27を介してアーム28に接続されている。アーム28は、駆動部30によってY方向に往復移動する。図2に示すように、基板13の表面とクリーニングヘッド20の下面との間には隙間dが開いており、クリーニングヘッド20の下面は基板13の上側を基板13の表面に沿って移動する。図1に示すように、接続部材27は、角度θ1の傾斜を有しており、一方の面に直方体のクリーニングヘッド20の側面が固定され、反対側の面にY方向に延びるアーム28の面が固定されている。このため、図1に示すように、クリーニングヘッド20の前面21aは、Y方向から搬送方向と反対方向に角度θ1だけ傾斜している。ここで、角度θ1は、例えば、10〜15度程度でもよいし、15〜45度程度でもよい。角度θ1は具体的には、10,11,12,13,14,15度であり、これら数値のいずれか2つの間の範囲であってもよい。さらに、角度θ1は具体的には、15から45までの正の整数の範囲であり、これらの数値のいずれか2つの間の範囲内であってもよい。
次に、図2、図3(a)、図3(b)を参照しながら、本実施形態の異物除去装置100のクリーニングヘッド20の構造について説明する。図2、図3(a)、図3(b)に示すように、クリーニングヘッド20は、本体21と、本体21の後面21bに固定される蓋22とによって構成される。
図3(a)に示すように、本体21の下面には、長方形の吸引口24が掘り込まれている。また、本体21の後面21bには、後で説明する噴射ヘッダ29を構成する凹部29aが形成されている。凹部29aの下側は、吸引口24に向かって傾斜する傾斜面29bとなっている。
図3(b)に示すように、蓋22は、本体21の後面21bの凹部29a以外の平面部に密着するフランジ22aと、本体21の傾斜面29bと平行な楔状の傾斜部22bとを備えている。図3(b)に示すように、蓋22の傾斜部22bを本体の傾斜面29bに合わせてフランジ22aを後面21bにねじ止めすると、図2に示すように、本体21の凹部29aと蓋22のフランジ22aとの間にQ方向に直線状に延びる噴射ヘッダ29が形成される。そして、本体21の傾斜面29bと蓋22の傾斜部22bとの間には、基板13の表面に向かって帯状に空気を噴射する噴射口であるスリット23が形成される。図2に示すように、スリット23は基板13の表面に対して角度θ2だけ傾斜している。また、図4に示すように、吸引口24のQ方向の長さは、スリット23のQ方向の長さよりも長く、スリット23よりもクリーニングヘッド20の両側面の近傍まで延びている。なお、図4は、クリーニングヘッド20の吸引口24とスリット23とが配置されている下面を上方向から見た図である。
以上のように構成された異物除去装置100の動作について図2、図4を参照しながら説明する。図2に示す空気入口25から流入した圧縮空気は、噴射ヘッダ29の中に入り、噴射ヘッダ29からスリット23を通って吸引口24の方向に向かって斜め下向きに基板13の表面に向かって帯状に噴出する。
スリット23から基板13の表面に向かって斜め下向きに噴射された空気は、図4の矢印91に示すように、スリット23から搬送方向と反対方向に傾いたP方向に向かって基板13の表面に衝突する。そして、基板13の表面に付着している異物をP方向に向かって吹き飛ばす。吹き飛ばされた異物は、スリット23のP方向側に隣接した長方形の吸引口24に吸い込まれて図示しない真空装置に排出される。駆動部30が、クリーニングヘッド20を基板13の幅分だけY方向に往復動させると、クリーニングヘッド20が通過した図4に示す基板13の領域Bの異物が除去される。なお、図4に示す領域Bの搬送方向下流側の領域Aは、基板13の表面の異物除去が終了した領域であり、領域Bの搬送方向上流側の領域Cは、基板13の表面の異物除去を行っていない領域である。
基板13の領域Bの異物除去を行う際、スリット23から噴出する空気は、Y方向から搬送方向と反対方向に傾斜したP方向に吹き出される。つまり、領域Bから基板13の異物除去を行っていない領域Cの方向に向かって空気が吹き出される。このため、異物が噴射された空気によって異物除去の終了した領域Aの方向に吹き飛ばされることがなく、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
また、図4に示すように、吸引口24のQ方向の長さは、スリット23のQ方向の長さよりも長く、スリット23よりもクリーニングヘッド20の両側面の近傍まで延びている。このため、スリット23から噴出した空気によって異物がY方向からX方向に傾いた方向に向かって吹き飛ばされた場合でも、吹き飛ばされた異物を吸引口24によって確実に吸引することができる。このため、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
更に、スリット23から空気が吹き出す際に、空気は、クリーニングヘッド20の蓋22の側の空気を巻き込んで吸引口24の方向に向かって流れる。このため、領域Bに隣接する範囲にある異物除去の終了した領域Aの表面の空気を吸引口24に向かって吸込み、領域Bから領域Aに異物が飛散することを抑制することができる。これによって、更に、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
なお、クリーニングヘッド20のY方向の往復動は、基板13の搬送と同時に行っても良いし、基板13の搬送を一時的に停止してクリーニングヘッド20の往復動を行ってもよい。また、基板13のY方向の幅が変わる場合には、クリーニングヘッド20のY方向の往復動の長さを基板13のY方向の幅に応じて設定された長さとしても良い。これにより、本実施形態の異物除去装置100は、クリーニングヘッド20のY方向の往復動の長さを変化させるのみで、複数のY方向の幅の基板13の異物除去を行うことができる。
次に、図5、6を参照しながら、本発明の他の実施形態について説明する。先に図1〜図4を参照して説明したのと同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。図5、図6に示すように、本実施形態の異物除去装置200は、先に説明した異物除去装置100のクリーニングヘッド20のスリット23を直線状に配置された噴射孔42の列として構成したものである。
図5に示すように、本実施形態の異物除去装置200のクリーニングヘッド120の本体121は、下側から掘りこまれた吸引口24と、上側から掘り込まれた噴射ヘッダ41とを有している。吸引口24の上部には吸引接続管26が取り付けられ噴射ヘッダ41の上部には空気入口25が取り付けられている。本体121の下面の吸引口24に隣接する部分には、噴射ヘッダ41に貫通する噴射孔42が開けられている。噴射孔42は、基板13の表面に対する角度がθ2となるように傾斜して開けられている。図4に示すように、噴射孔42は、吸引口24に隣接してQ方向に一列に並んだ孔列を構成している。
図5に示す空気入口25から流入した圧縮空気は、噴射ヘッダ41の中に入り、噴射ヘッダ41から複数の噴射孔42を通って吸引口24の方向に向かって斜め下向きに基板13の表面に向かって帯状に噴出する。
噴射孔42から基板13の表面に向かって斜め下向きに噴射された空気は、図6の矢印92に示すように、噴射孔42から搬送方向と反対方向に傾いたP方向に向かって基板13の表面に衝突する。そして、基板13の表面に付着している異物をP方向に向かって吹き飛ばす。吹き飛ばされた異物は、噴射孔42のP方向側に隣接した長方形の吸引口24に吸い込まれて図示しない真空装置に排出される。駆動部30が、クリーニングヘッド20を基板13の幅分だけY方向に往復動させると、クリーニングヘッド20が通過した図6に示す基板13の領域Bの異物が除去される。なお、図6に示す領域Bの搬送方向下流側の領域Aは、基板13の表面の異物除去が終了した領域であり、領域Bの搬送方向上流側の領域Cは、基板13の表面の異物除去を行っていない領域である。
領域Bの基板13の表面の異物除去を行う際、噴射孔42から噴出する空気は、Y方向から搬送方向と反対方向に傾斜したP方向に吹き出される。つまり、領域Bから基板13の異物除去を行っていない領域Cの方向に向かって空気が吹き出される。このため、異物が噴射された空気によって異物除去の終了した領域Aの方向に吹き飛ばされることがなく、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
また、図6に示すように、吸引口24のQ方向の長さは、噴射孔42の孔列のQ方向の長さよりも長く、噴射孔42よりもクリーニングヘッド120の両側面の近傍まで延びている。このため、噴射孔42から噴出した空気によって異物がY方向からX方向に傾いた方向に向かって吹き飛ばされた場合でも、吹き飛ばされた異物を吸引口24によって確実に吸引することができる。これにより、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
更に、噴射孔42から空気が吹き出す際に、空気は、クリーニングヘッド120の後面121b側の空気を巻き込んで吸引口24の方向に向かって流れる。このため、領域Bに隣接する範囲にある異物除去の終了した領域Aの表面の空気を吸引口24に向かって吸込み、領域Bから領域Aに異物が飛散することを抑制することができる。これによって、更に、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
次に、図7を参照しながら、本発明の他の実施形態について説明する。先に図1〜図6を参照して説明したのと同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。図7に示すように、本実施形態の異物除去装置300は、先に説明した異物除去装置200のクリーニングヘッド120の噴射孔42を鉛直な噴射孔43の列として構成したものである。
本実施形態の異物除去装置300も、先に説明した異物除去装置200と同様、噴射孔43から噴出する空気は、搬送方向と反対方向に傾斜したP方向に吹き出される。つまり、領域Bから基板13の異物除去を行っていない領域Cの方向に向かって空気が吹き出される。このため、異物が噴射された空気によって異物除去の終了した領域Aの方向に吹き飛ばされることがなく、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。また、吸引口24のQ方向の長さは、噴射孔43の孔列のQ方向の長さよりも長く、噴射孔43よりもクリーニングヘッド120の両側面の近傍まで延びている。このため、噴射孔43から噴出した空気によって異物がY方向からX方向に傾いた方向に向かって吹き飛ばされた場合でも、吹き飛ばされた異物を吸引口24によって確実に吸引することができる。これにより、異物除去の終了した領域Aの基板13の表面に異物が再付着することを抑制することができ、基板13の清浄度を向上させることができる。
以上説明した各実施形態では、基板13を搬送される平板状部材の例として説明したが、本実施形態の異物除去装置100、200、300は、例えば、半導体ウェーハや、基板上に半導体ダイが接合されたリードフレーム等を搬送する際にも適用することができる。また、各実施形態の異物除去装置100、200、300は、例えば、ダイボンディング装置、ワイヤボンディング装置、フリップチップ実装装置等の電子部品実装装置の内部に組み込むことも可能である。更に、本実施形態の異物除去装置100、200、300は、例えば、ガラス、フィルム等の平板状部材を搬送する際にその表面の異物を除去することにも適用することができる。
11,12 ガイドレール、13 基板、20,120 クリーニングヘッド、21,121 本体、21a,121a 前面、21b,121b 後面、22 蓋、22a フランジ、22b 傾斜部、23 スリット、24 吸引口、25 空気入口、26 吸引接続管、27 接続部材、28 アーム、29,41 噴射ヘッダ、29a 凹部、29b 傾斜面、30 駆動部、42,43 噴射孔、91,92 矢印、100,200,300 異物除去装置、A〜C 領域。

Claims (7)

  1. 水平方向に搬送される平板状部材の表面に帯状に空気を噴射する噴射口と、前記噴射口に隣接して配置される長方形状の吸引口と、を含む直方体状のクリーニングヘッドと、
    前記クリーニングヘッドを前記平板状部材の表面に沿って搬送方向と直交方向に移動させる駆動部と、を備え、前記平板状部材の表面の異物を除去する異物除去装置であって、
    前記クリーニングヘッドの長手方向の吸引口側端面が、搬送方向と直交方向から搬送方向と反対方向に向かって傾斜し、
    前記吸引口は、前記平板状部材の前記表面に向かう方向に開口し、
    前記噴射口は、搬送方向側に位置する長手方向の吸引口側端面のみに隣接して配置され、前記平板状部材の前記表面に対して前記吸引口に向かう方向に傾斜していること、
    を特徴とする異物除去装置。
  2. 請求項1に記載の異物除去装置であって、
    前記噴射口は、直線状のスリットである異物除去装置。
  3. 請求項1に記載の異物除去装置であって、
    前記噴射口は、直線状に配置された孔列である異物除去装置。
  4. 請求項1に記載の異物除去装置であって、
    前記吸引口の長手方向長さは、前記噴射口の長手方向長さよりも長い異物除去装置。
  5. 請求項に記載の異物除去装置であって、
    前記吸引口の長手方向長さは、前記噴射口の長手方向長さよりも長い異物除去装置。
  6. 請求項に記載の異物除去装置であって、
    前記吸引口の長手方向長さは、前記噴射口の長手方向長さよりも長い異物除去装置。
  7. 請求項1に記載の異物除去装置であって、
    前記駆動部は、前記クリーニングヘッドを前記平板状部材の搬送方向と直交方向の幅に応じて設定された長さだけ移動させる異物除去装置。
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